JP4086139B2 - 防犯システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は防犯システムに関し、特に、個人宅等の住居内に侵入する侵入者を検知するための防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マンション等の一人暮らしの女性を狙った犯罪が急増している。そればかりでなく、ピッキング等の被害が急増し、外出中や就寝時に侵入されるという種々の犯罪が起きている。このため、住居内への侵入者を検知するためのセンサを設置した防犯装置の必要性が高まりつつある。この種の防犯装置は、センサが侵入者を検知すると、警報が鳴るものや、あるいは、異常信号が警備会社などの通報先に通報されるように構成されているものが多い。また、センサだけでなく、監視カメラを併設してある防犯装置も近年開発されている。
【0003】
さらには、近年の携帯電話の普及により、異常信号や監視カメラが捉えた異常時の画像をユーザが自分の携帯電話に送信できるようにした防犯装置も考案されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
センサを備えた上述の従来の防犯装置においては、センサが動く物体を検知した場合には、全ての場合において“異常”として警備会社などの通報先に通報してしまうため、センサが誤検出した場合には不都合が生じてしまうという問題点があった。例を挙げれば、例えば、風によるカーテンの動きや猫などのペットの動き等が検出された場合は誤報となり、あるいは、自分の留守中に鍵を持っている親戚や友人などが来た時にも、防犯装置が解除されない限り、通報先に異常信号が通報されることになる。
【0005】
また、警備会社へ通報された場合には、それを受けた警備会社の人間が送信元のユーザの住居へ出向くことになるため、その度に料金がかかってしまい、防犯システムとして使用コストが高くなってしまうという問題点があった。
【0006】
また、ユーザの自分の携帯電話に異常信号や異常画像が送信されてくる防犯装置においては、ユーザは自宅に侵入者などがあったことを知ることは出来るものの、その異常に対する処理が行いにくいという問題点があった。すなわち、自分の居場所と自宅とが離れている場合には、110番(警察)通報するしか手段がなく、せっかくの画像情報も有効利用することができず、かつ、警察への電話による事情説明にも時間がかかり(どのような方法で異常を知ったかについて説明しなければならない)、結果的に迅速な対応は出来ないという問題点があった。
【0007】
この発明は係る問題点を解決するためになされたものであり、誤検出による誤報を防止するとともに、異常時の画像情報の有効利用を図ることが可能な防犯装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、監視対象場所に設置されている防犯装置本体と、前記防犯装置本体との通信を行う携帯端末とを備えた防犯システムであって、前記防犯装置本体が、前記監視対象場所の異常を検出する異常検出手段と、検出された異常に関する異常情報を送信する送信手段と、通常モード、外出モード又は就眠モードのいずれか1つを設定する設定手段とを備え、前記携帯端末が、送信された前記異常情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を表示する表示手段と、通報先として所定の警備機関を登録する登録手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を前記通報先に転送する転送手段とを備え、前記設定手段が通常モードに設定されているときは、前記異常検出手段は動作せず、前記設定手段が外出モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記携帯端末に送信し、前記設定手段が就眠モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記警備機関に送信する防犯システムである。
【0009】
また、前記携帯端末の前記登録手段に登録されている前記通報先は1以上であって、前記携帯端末は、1以上の前記通報先の中から選択された通報先へ前記異常情報を転送する。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の防犯システムの全体の構成を示した図である。図1において、1は監視対象場所としてのユーザの自宅、2はユーザ、3はユーザが所有する携帯端末としての携帯電話、4はユーザ2の自宅1の最寄りの交番である。ユーザの自宅1内には、監視カメラ11と、監視カメラ11に接続されたコンピュータ等から構成された制御装置12とからなる防犯装置本体が設けられている。交番4内には、ユーザ2の携帯電話3または防犯装置本体から送信されてくるデータを受信するとともに他の警察署等へのデータの送信などを行う送受信装置41と、コンピュータなどから構成された制御装置42と、制御装置42に接続され、登録されているユーザに関する情報が記録されたデータベース等を格納しているディスク装置等から構成された記録装置43とが設けられている。
【0012】
図2は、自宅1、携帯電話3および交番4の内部の詳細な構成を示したブロック図である。図において、図1と同じ構成については同一符号を付している。まず、自宅1の内部から説明する。11は監視カメラ、12は制御装置である。12aは設定手段であり、「就眠モード」、「外出モード」および「通常モード」のいずれかに設定するためのものである。12bは異常検出手段であり、監視カメラ11が設置された監視対象場所の異常を検出する手段である。異常検出手段12bは、監視カメラ11により撮影された画像を差分処理などにより処理して、侵入者を検出する。なお、当該異常検出手段12bは、「就眠モード」または「外出モード」に設定されているときに動作し、「通常モード」に設定されているときには動作しないこととする。12cは送信手段であり、検出された異常に関する異常情報を送信する。つまり、異常検出手段12bにより、侵入者が検出されたときに、その時の画像を異常情報として携帯電話3または交番4に送信する。すなわち、「外出モード」の場合は、携帯電話3に送信し、「就眠モード」の場合は、直接、登録先の交番4に送信する。12dは受信手段であり、携帯電話3からの異常確認信号を受信すると、登録先の交番4に画像を送信するように送信手段12cに送信指令信号を出力する。12eは登録手段であり、携帯電話3の電話番号や、登録先の交番4の専用電話番号などの送信先を登録しておく。12fは警報手段であり、受信手段12dが携帯電話3からの異常確認信号を受けると、異常警報を鳴らすとともに、「就眠モード」に設定されているときには画像の異常な動きを異常検出手段12bが検出すると、それを告知するためにユーザ2に対して一定時間「警告」を発する。
【0013】
次に、携帯電話3について説明する。携帯電話3は、防犯装置本体との通信、つまり、画像の送受信を行うための機能を有しており、送信手段12cから送信された異常情報を受信する受信手段を有し、監視カメラ11で撮影された異常時の画像を自宅1の送信手段12cから受信して表示するための液晶画面などから構成された画像表示手段31と、種々の操作を行うための複数のキーを備えた操作手段32とを備えている。ユーザ2が、画像表示手段31に表示された画像で異常を確認したときに、操作手段32により所定の「転送操作」を行うことにより、携帯電話3は、自宅1の受信手段12dに異常確認信号を送信するとともに、通報先としての所定の警備機関である交番4に当該画像を送信する。図示しないが、この携帯電話3には、交番の専用電話番号を登録する登録手段と、異常情報を通報先に転送する転送手段とを備えている。
【0014】
次に、交番4の内部について説明する。41は送受信装置、42は制御装置、43は記録手段としての記録装置である。記録装置43には、登録した携帯電話の所有者に関する情報(住所、氏名、電話番号など)が含まれるデータベースが記録されている。図において、41aは受信手段であり、携帯電話3または自宅1から異常時の画像を受信する。なお、このときには携帯電話3または自宅1の送信手段12dからの発呼のみを受ける専用の電話回線を用いることとする。これは、通常の電話回線とは別に専用の電話回線を設けることで、話し中でつながらないという事態を防ぐためである。41bは転送手段であり、一定時間の間に交番4の警察官による確認操作が行われないときに、警察官が交番4内に不在であると判断し、記録装置43(または転送手段41b内)に予め登録されている別の警察署(あるいは、消防車やパトロールカーでも可)に対して、受信手段41aが受信した画像を自動的に転送するためのものである。42aは表示手段であり、コンピュータ42bから構成された制御装置42のディスプレイから構成される。表示手段42aは、携帯電話3からの発呼を受けた場合に受信した携帯電話3の電話番号を用いて記録装置43内のデータベースからユーザ2(所有者)に関する情報(住所・氏名・電話番号等)を検索し、それらの情報と受信した異常時の画像とを同時に表示する。なお、この表示画面は即座に印刷される。このときに、住所だけでなく、地図を表示してユーザ2の自宅1の場所が即座にわかるようにすれば、さらに利便性が向上する。また、自宅1の送信手段12dから発呼を受けた場合にも、同様にユーザ2に関する情報の検索が行われる。
【0015】
次に、図1及び図2を用いて簡単に本発明の防犯システムの動作の概略について説明する。図3は、当該動作の流れを示した図である。まず、ユーザ2が、個人で小売店等の店舗で防犯用監視カメラ機器を購入する(ステップS1)。次に、最寄りの交番4で事前登録手続きを行う。登録情報としては、ユーザ2の住所、氏名、携帯電話番号、自宅の電話番号などである(ステップS2)。交番4に設置された制御装置42にこれらの登録情報を入力することにより、記録装置43内のデータベースに記録する(ステップS3)。交番4における事前登録が済んだユーザ2には、交番4の専用電話番号が、例えば警官から教えられる(ステップS4)。ユーザ2は、当該専用電話番号を自分の携帯電話3に登録する(ステップS5)。なお、この専用電話番号は、制御装置12の登録手段12eにも登録しておく。次に、ユーザ2は自宅1に、購入した監視カメラ11を設置する(ステップS6)。制御装置12の設定手段12aを操作して「就眠モード」または「外出モード」のいずれかに設定する(ステップS10、または、ステップS20)。なお、監視カメラ11を作動させたくない場合には、「通常モード」に設定する。
【0016】
制御装置12を就眠モードに設定した(ステップS10)場合には、就眠中に侵入者があった場合、画像の異常な動きを異常検出手段12bにより検出するとともに、警報手段12fにより警告(ユーザ2に対する呼びかけ)を行う(ステップS11)。当該警告に対して、一定時間経過するか(ステップS12)、監視カメラ11に衝撃が加えられるまたは電源断になるか(ステップS13)、あるいは、携帯電話3か制御装置12で確認操作が行われる(ステップS14)等の事態が発生すると、登録手段12eに事前に登録しておいた交番4に対して送信手段12cが画像を転送する(ステップS15)。これにより、自宅1においては異常と断定され、警報手段12fによる警報が鳴り続ける(ステップS16)。交番4は、転送された画像を受信手段41aにより受信し(ステップS30)、送信先の電話番号をもとにデータベースの中から転送してきたユーザ2の情報を検索し、制御装置42の表示手段42aの画面上に当該画像とユーザ2の住所、氏名、携帯電話番号などを表示するとともに、プリンタ(図示せず)で情報を印刷する。この間、制御装置42上で警察官による確認操作(ステップS31)が行われるまで、交番4内に警報が鳴り続ける。確認操作とは、交番4の警察官が当該画像の転送に気づき、制御装置42に対して所定の信号を入力することである。なお、一定時間、制御装置42の確認操作がなされなければ、転送手段41bにより事前に設定されている警察署等の転送先に画像が自動的に転送される(ステップS32)。
【0017】
一方、制御装置12を外出モードに設定した(ステップS20)場合には、ユーザ2の留守中に侵入者があったときに、画像の異常な動きが異常検出手段12bにより検出されると(ステップS21)、送信手段12cが、外出先のユーザ2の携帯電話3に監視カメラ11がとらえたその画像を転送する(ステップS22)。ユーザ2はこれを受信すると、外出先で、携帯電話3の画像表示手段31に画像を表示して、それにより侵入者であることを確認し(ステップS23)、携帯電話3に登録しておいた交番4に当該画像を転送し(ステップS24)、自宅1にも異常確認信号を送信する。自宅1においては、異常確認信号を受信手段12dが受信することにより、異常と断定され、警報手段12fによる警報が鳴り続ける(ステップS25)。交番4は転送された画像を受信手段41aにより受信し(ステップS30)、記録装置43内のデータベースの中から携帯電話番号をもとに転送してきたユーザ2の情報を検索し、制御装置42の画面上に当該画像とユーザ2の住所、氏名、携帯電話番号などを表示するとともに、プリンタ(図示せず)で情報を印刷する。この間、制御装置42上で警察官による確認操作(ステップS31)が行われるまで、交番4内に警報が鳴り続ける。なお、一定時間、制御装置42の確認操作がなされなければ、転送手段41bにより、事前に設定された警察署等に画像が自動的に転送される(ステップS32)。
【0018】
これにより、外出中において侵入者があった場合には、自分の携帯電話3で監視カメラ11により撮影された画像を確認してから、所定の警備機関である交番に通報することができるので、ペットやカーテンの動きによるセンサの誤報に伴う警備機関への通報を防止することができる。また、通報先として自宅の最寄りの交番が警備機関として登録手段に登録されているので、異常時には直ちに交番に通報でき、自宅の異常に速やかかに対処してもらうことができる。この際、警備機関には、犯人などが写っている画像が送られ、かつ、警備機関の装置には、携帯電話の所有者の住所や名前が、画像とともに表示されるので、交番4の警察官は、すぐさま現場に急行でき、かつ、画像により状況を前もって把握できるので、現場に急行しながら対策を練ることもでき、画像を有効利用して、犯人逮捕につながりやすくすることができる。
【0019】
一方、就眠中においては、ベランダ(または窓)や玄関からの侵入者があった場合には、画像の変化でそれを検出し、携帯電話3または制御装置12により所定の確認操作をするか、一定時間が経過するか、あるいは、装置が衝撃を受けるか電源断になったときに、携帯電話3には転送せずに、直接、事前に登録した交番4に監視カメラ11で撮影した画像を自動的に送信するようにしたので、犯人によりユーザ2が拘束されて外部への連絡が出来ない場合にも、直ちに交番4に通報することができる。また、この場合は、ペットやカーテンの動きによって異常検出手段12bが作動してしまった場合には、ユーザ2がシステムを一定時間内に解除すれば、警備機関への通報を防止することができるため、誤報を防止できるとともに、異常時には警備機関に直接画像を送信するので、画像を有効利用することができる。
【0020】
実施の形態2.
上述の実施の形態1における防犯システムにおいては、監視カメラ11が1台だけ設置されている例について説明したが、その場合に限らず、監視カメラ11は複数の監視カメラから構成してもよく、その場合には、例えば、玄関方向の撮影に1台、ベランダまたは窓方向の撮影に1台というように外部からの侵入が可能な箇所に少なくとも設置するようにする。これにより、さらにセキュリティ性が向上する。
【0021】
また、1台の監視カメラ11で同時に2方向の撮影が行えるように、図4に示すように、監視カメラ11に、2方向の撮影を行うための複数のカメラ111,112を備えさせるようにしてもよい。この場合も、片方のカメラ111により玄関方向の撮影を行い、他方のカメラ112によりベランダ方向(または窓方向)の撮影を行う。なお、2つのカメラが同時に作動した場合には、先に作動した方の画像を制御装置12に送信し、後から作動した方の画像は監視カメラ11に設けられたメモリ(バッファメモリ)に一時的に保存される。先に作動した方の画像が制御装置12により受信またはキャンセルされたら、メモリに保存されている、後から作動した方の画像が制御装置42に送信される。
【0022】
また、監視カメラ11は、図1に示すような壁掛けタイプのものでもよく、または、図4(a)および(b)に示すように置き型タイプのものでもよく、使い勝手に合わせて購入の際にユーザが適宜選択する。また、いずれのタイプの場合にも、カメラのレンズの向きは固定されたものでもよく、あるいは、可動式で所定のサイクルの首振り型にしてもよい。
【0023】
さらに、図4(a)に示すように、監視カメラ11に、時計113等を付けて、インテリア性を持たせるようにしてもよい。または、図4(b)に示すように、例えば、ロボット型等の人形型にして、侵入者に監視カメラであることを悟られにくくするようにしてもよい(悟られると破壊される恐れがあるため。)。図4(b)の場合は、ロボットの片方の目をカメラにし、頭の後ろ側にもう一方のカメラのための穴を設けるようにすればよい。
【0024】
実施の形態3.
ユーザの登録は、警察(交番)だけでなく、最寄りの消防署にも同様のシステムを設置して、ユーザを事前登録させておき、火災の早期検出時にも素早く対応できるようにする。警察と消防への通報の選択は、携帯電話等でユーザが異常を確認したときに、登録された転送先の中から選択する。但し、就眠中の自動転送先は、警察のみとする。この場合には、監視カメラ11に、火災を検知するための機能(赤やオレンジなどを検知する色検出機能)を付加するものとする。
【0025】
【発明の効果】
この発明は、監視対象場所に設置されている防犯装置本体と、前記防犯装置本体との通信を行う携帯端末とを備えた防犯システムであって、前記防犯装置本体が、前記監視対象場所の異常を検出する異常検出手段と、検出された異常に関する異常情報を送信する送信手段と、通常モード、外出モード又は就眠モードのいずれか1つを設定する設定手段とを備え、前記携帯端末が、送信された前記異常情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を表示する表示手段と、通報先として所定の警備機関を登録する登録手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を前記通報先に転送する転送手段とを備え、前記設定手段が通常モードに設定されているときは、前記異常検出手段は動作せず、前記設定手段が外出モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記携帯端末に送信し、前記設定手段が就眠モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記警備機関に送信する防犯システムであるので、外出モードに設定されているときは、携帯端末の所有者は、携帯端末により異常情報を受信して、当該異常情報の内容を確認した後に、登録先の警備機関に当該異常情報を転送して異常を通報するようにしたので、検出手段の誤検出による通報先への誤報を防止するとともに、警備機関の担当者が現場へ急行する前に画像を受信して、異常の状況を事前に把握できるので、迅速かつ適切な対応ができ、異常時の画像情報の有効利用を図ることができる。また、就眠モードに設定されているときは、異常情報を、直接、警備機関に送信するようにしたので、万一、犯人により拘束されて外部への連絡が出来ない場合にも、直ちに警備機関に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防犯システムの全体の構成を示した概略構成図である。
【図2】 本発明の防犯システムの詳細な内部構成を示したブロック図である。
【図3】 本発明の防犯システムの処理の流れを示した流れ図である。
【図4】 本発明の防犯システムで用いられる監視カメラの一例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 自宅、2 ユーザ、3 携帯電話、4 交番、11 監視カメラ、12 制御装置、12a 設定手段、12b 異常検出手段、12c 送信手段、12d 受信手段、12e 登録手段、12f 警報手段、31 画像表示手段、32 操作手段、41 送受信装置、41a 受信手段、41b 転送手段、42制御装置、42a 表示手段、43 記録装置、111,112 カメラ、113 時計。
Claims (2)
- 監視対象場所に設置されている防犯装置本体と、前記防犯装置本体との通信を行う携帯端末とを備えた防犯システムであって、
前記防犯装置本体が、
前記監視対象場所の異常を検出する異常検出手段と、検出された異常に関する異常情報を送信する送信手段と、通常モード、外出モード又は就眠モードのいずれか1つを設定する設定手段とを備え、
前記携帯端末が、
送信された前記異常情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を表示する表示手段と、通報先として所定の警備機関を登録する登録手段と、前記受信手段により受信した前記異常情報を前記通報先に転送する転送手段とを備え、
前記設定手段が通常モードに設定されているときは、前記異常検出手段は動作せず、前記設定手段が外出モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記携帯端末に送信し、前記設定手段が就眠モードに設定されているときは、前記送信手段が、前記異常情報を前記警備機関に送信する
ことを特徴とする防犯システム。 - 前記携帯端末の前記登録手段に登録されている前記通報先は1以上であって、
前記携帯端末は、1以上の前記通報先の中から選択された通報先へ前記異常情報を転送することを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
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