JP4085703B2 - 電源制御装置および電源制御プログラム - Google Patents

電源制御装置および電源制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話の電池余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができ、さらに電池余力を残した状態で電源をオンにした場合、その電池余力を使用するか否かをユーザが選択することができる携帯電話の電源制御装置および電源制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電池により駆動する携帯電話は、電池の消費が進み補充されないままであると、電池の放電特性により出力電圧が低下していくため、通話中に電池の容量不足により突然通話が中断されることがある。また、携帯電話のユーザが、電池の残量が少ないことや全くないことに気づかずにいて、いざ携帯電話で通信を行おうとした際、十分な通信が行うことができなかったり、全く通信を行うことができなかったりする事態に陥る場合がある。これは、従来の携帯電話が、電池の出力電圧がこれ以上動作を継続できないレベルに低下すると、予め設定された閾値により低電圧状態を検出し、自ら動作停止処理を行って電源をオフにするためである。
したがって、例えば、待ち合わせに遅れるとき等その旨を連絡するための通信を行う場合、電池の残量が十分になければ発呼することも着呼することもできず、どちらからも連絡をすることができなくなってしまう。また、人命に関わる事態等において緊急呼を行いたい場合は、さらに深刻な事態となってしまう。これは、携帯電話が動作を継続できないレベルまで電池を使用してしまうために起きる問題である。
【0003】
これを防止するため、電池電圧の限界値を定めておき、電池電圧が定められた限界値に至ったとき、アラーム等を作動させ、電池容量の減少によってもうすぐ通話が不能になることを報知するような技術や、特開平10−173742号公報記載の「携帯無線機の電源制御システムおよび電源制御方法」のように、ある一定の電池残量が残っているうちに携帯無線機の電源を遮断し、次に使用する時に電池残量が空になっていて使えないといった問題を回避することができる発明が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特開平10−173742号公報記載の発明と目的および効果において同様である。すなわち、携帯電話がある程度の通信を行うことができる余力を残して自ら電源をオフにし、最小の待機電流状態とすることができ、ユーザが必要なときに再度電源をオンし、最低限の通信を行うことが可能となるものであり、上記待ち合わせの例では、1回だけ通話を行うことができれば、用件の連絡と同時に、連絡方法の変更も講ずることができるものである。
本発明は、上記の目的および効果に加え、さらに携帯電話の使い勝手を向上させることを目的として、ユーザの使用状況、使用目的等により電池余力を残すか残さないかの設定を行うことができ、どの時点で携帯電話の動作を停止させるかをユーザが適宜選択することができる電源制御装置および電源制御プログラムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の電源制御装置は、携帯電話の電源制御装置において、携帯電話の動作継続ができないレベルの低電圧状態である第1の電圧を電池から検出する第1電圧検出手段と、第1の電圧よりも高い第2の電圧を電池から検出する第2電圧検出手段と、第1の電圧または第2の電圧が電池から検出された場合に携帯電話の電源をオフにする電源制御手段と、電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができる余力検出モード設定手段と、電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにする設定がなされた状態で、第2の電圧が検出されて電源がオフにされた後に、ユーザにより電源がオンされた場合に、電池に残された余力を使用するか否かをユーザに確認する確認手段と、を有することを特徴とするものである。
【0006】
本発明における第1電圧検出手段は、第1の電圧を検出するものであって、第1の電圧とは、携帯電話の動作を継続することが困難となる低電圧のことをいう。また、第2電圧検出手段は、第1の電圧よりも高い第2の電圧を検出するものであって、第2の電圧とは、携帯電話の動作にはまだ余力がある状態の電圧をいう。この第2の電圧は、その後の使用により第1の電圧に達するまでの数分間、通話を行うことができる程度の電圧を確保できればよく、ユーザの任意に設定することができる。電圧の設定は、ユーザが希望する時間に対して、使用する電池の放電特性から電圧を算出して設定を行えばよい。
【0007】
また、本発明における電源制御手段は、第1電圧検出手段において第1の電圧または第2電圧検出手段において第2の電圧が検出された場合に、携帯電話の電源をオフにするものである。
第1の電圧が検出されて電源がオフとなった場合には、すでに携帯電話を継続使用することができないレベルにまで電圧が低下しているため、その後の使用は全く不可能となり、電池を充電する必要が生じる。
一方、第2の電圧が検出されて電源がオフとなった場合には、電池余力を残しての電源断であるから、その後も数分間の使用は確保することができる。このとき、電源がオフになると携帯電話は最小の待機電流により電池余力を温存し、その後の電池余力の使用に備えることができる。
【0008】
また、本発明における余力検出モード設定手段は、携帯電話を余力検出モードとするか否かをユーザにより設定することができるものである。ここで、余力検出モードを設定した場合は、第2電圧検出手段が働いて携帯電話の動作継続ができない第1の電圧まで低下する前の第2の電圧に達すると自然電源断がなされ、次の使用時に数分間の通話を確保することができる。
逆に、余力検出モードを設定しなかった場合は、第2電圧検出手段は働かず、第1電圧検出手段のみが働き、電池の電圧が第1の電圧に達するまでは使用することができる。しかし、この場合は、第1電圧検出手段により第1の電圧が検出されると、同様に携帯電話の電源が断たれるが、次に使用をするためには、電池の充電を行って十分な電圧が確保されなければならない。
【0009】
本発明により、ユーザが携帯電話を使用する際、余力検出モードを設定し、携帯電話が使用不可能となる前に自然電源断を行うようにして、ユーザが緊急時等により携帯電話を使用したい場合の数分間の使用を確保するか、または余力検出モードを設定することなく、携帯電話を使用することができる電池余力がある限り使用を継続するかの選択を、ユーザが自己の使用状況、使用目的等により適宜行うことができ、携帯電話の使い勝手を向上させることができる。
【0010】
また、本発明においては、余力検出モード設定手段により電池残量に余力を残した状態で電源をオフにする余力検出モード設定がなされた状態で、第2電圧検出手段により第2の電圧が検出された場合に、電源制御手段が携帯電話の電源をオフにするものである。
本発明によれば、余力検出モード設定を行っていることをユーザが認識している場合は、この自然電源断により電池余力があとわずかであることを知ることができる。したがって、余力を使用して通話を行うのか、充電を行うのか、その後の携帯電話の使用予定を立てやすくすることができる。
【0011】
また、本発明における確認手段は、電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにする余力検出モード設定がなされた状態で、第2の電圧が検出されて電源がオフにされた後に、ユーザにより電源がオンされた場合に、電池に残された余力を使用するか否かをユーザに確認する。余力検出モードが設定されており、かつ、第2電圧検出手段により第2の電圧が検出されて携帯電話の電源がオフとなった状態で、ユーザが電源を入れる操作を行い電源がオンとなると、電池余力はあと少しであるから長時間の通話を行うことはできない。そこで、本発明は、上記状態で電源を入れた場合、この少しの電池余力を使用して通話を行うのか、使用を中止するのかを確認手段がユーザに確認するのである。
これにより使用時に、電池余力があと少しであることをユーザに再確認させることができ、数分間でも携帯電話を使用するのか、一旦充電を行うのか、その後の携帯電話の使用予定を立てやすくすることができる。
【0012】
請求項記載の電源制御装置は、前記電源制御手段が、第2の電圧が検出された場合に余力フラグを設定して電源をオフにすることを特徴とするものである。
【0013】
本発明においては、第2電圧検出手段により第2の電圧が検出された場合に、電源制御手段が余力フラグを設定して携帯電話の電源をオフにするものであるから、第2電圧検出手段が機能していることが前提である。そのため、余力検出モード設定手段は余力検出モードに設定されているものである。そして、この第2の電圧を検出した場合には無駄な使用を防ぐために電池余力を残した状態で携帯電話の電源をオフにするが、本発明においては、その際、電源制御手段が、余力フラグを設定するのである。
この余力フラグが設定されたときに、携帯電話においてその旨をユーザに通知することとすれば、ユーザは、携帯電話の電池余力があとわずかであることを知ることができる。この通知は、アラーム等の音声、待機状態でのLED点灯、画面への表示等により行うことができる。また、特に通知をしない場合でも、余力検出モード設定を行っていることをユーザが認識している場合は、自然電源断により電池余力があとわずかであることを知ることができる。したがって、余力を使用して通話を行うのか、充電を行うのか、その後の携帯電話の使用予定を立てやすくすることができる。
【0014】
請求項記載の電源制御装置は、確認手段が、余力フラグを設定している状態で電源がオンとなった場合電池余力を使用するか否かユーザに確認することを特徴とするものである。
【0015】
本発明において、余力フラグを設定している状態とは、余力検出モードが設定されている場合において、第2電圧検出手段により第2の電圧が検出され余力フラグを設定して携帯電話の電源がオフとなった後の状態をいう。この状態において、電源を入れる操作を行い電源がオンとなると、電池余力はあと少しであるから長時間の通話を行うことはできない。そこで、本発明は、この状態で電源を入れた場合、この少しの電池余力を使用して通話を行うのか、使用を中止するのかを確認手段がユーザに確認するのである。
これにより使用時に、電池余力があと少しであることをユーザに再確認させることができ、数分間でも携帯電話を使用するのか、一旦充電を行うのか、その後の携帯電話の使用予定を立てやすくすることができる。
【0016】
請求項記載の電源制御プログラムは、携帯電話の電源制御装置を、携帯電話の動作継続ができないレベルの低電圧状態である第1の電圧を電池から検出する第1電圧検出手段と、第1の電圧よりも高い第2の電圧を電池から検出する第2電圧検出手段と、第1の電圧または第2の電圧が電池から検出された場合に携帯電話の電源をオフにする電源制御手段と、電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができる余力検出モード設定手段と、電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにする設定がなされた状態で、第2の電圧が検出されて電源がオフにされた後に、ユーザにより電源がオンされた場合に、電池に残された余力を使用するか否かをユーザに確認する確認手段として機能させることを特徴とするものである。
【0018】
請求項記載の電源制御プログラムは、電源制御手段を、第2の電圧が検出された場合に余力フラグを設定して電源をオフにする手段としても機能させることを特徴とするものである。
【0019】
請求項記載の電源制御プログラムは、確認手段を、余力フラグが設定されている状態で電源がオンとなった場合、電池に残された余力を使用するか否かをユーザに確認する手段としても機能させることを特徴とするものである。
【0020】
請求項から記載の発明は、携帯電話の電源制御装置を、電池余力によりその電源を制御する手段として機能させるためのプログラムであって、それぞれ、請求項1からに対応する構成となっているものである。したがって、その効果についても対応する請求項と同様の効果を発揮するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の電源制御装置を用いた携帯電話の一例を示した図である。
図1において、携帯電話1は、電池2、主回路3および電源制御装置10で構成されている。また、電源制御装置10は、第1電圧検出手段11、第2電圧検出手段12、余力検出モード設定手段13、電源制御手段14、電源キー15および電源制御手段14の制御にしたがい主回路3の電源をオン/オフするスイッチ16で構成されている。
【0022】
次に、本発明の制御装置の動作について、図2および図3を参照しながら説明する。ここで、図2のC1は図1における電池2の使用時における放電特性を示したものである。また、図3は、本発明の電源制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0023】
まず、図2は、電池2について、横軸の使用時間に対して、縦軸の電池の出力電圧が徐々に減少していく様子を示している。Vt1は携帯電話1がこれ以上の継続動作を行うことができなくなる低電圧状態を示す第1の閾値電圧である。電池出力電圧がVt1を下回ると、第1電圧検出手段11により検出される。Vt2は本発明の特徴である第2の閾値電圧であり、Vt1に比べ少し高い電圧が設定される。電池出力電圧がVt2を下回ると、第2電圧検出手段12により検出される。放電特性C1により、継続動作が不可能となるVt1が検出される時刻はToff1、Vt2が検出される時刻はToff2となる。
【0024】
次に、図3のフローチャートに従って動作について説明する。
携帯電話1の電源がオフした状態において、ユーザにより、電源キー15が操作されたことを電源制御手段14が検出し、一連の電源オン処理が開始(S1)する。
【0025】
電源オン操作が行われると、まず、電池2が携帯電話1を動作させるに十分な出力電圧を有することを判定するため、第1電圧検出手段11によりVt1の検出を行う(S2)。この時点で既にVt1が検出された場合には電源制御手段14の判断により、すぐに電源オフ処理を行い(S12)、電源オフとなる(S13)。電源オフ状態(S13)ではスイッチ16を開状態にすることで携帯電話の主回路3の電源供給を絶ち、最小の待機電流とし、電池余力を温存する。
また、S2の時点で電池2が携帯電話1を動作させるに十分な出力電圧を有することが判ると、電源オン処理を継続し、次いで、余力フラグの状態を判断する(S3)。余力フラグとは、前回の電源オフの状態を示すフラグであり、Vt2検出による電池残量に余力を残した状態での電源オフの場合には有効に設定され、それ以外の電源オフの場合には無効となる。
S3で余力フラグが無効と判断すると、余力検出モード設定手段13に余力検出モードが設定されているか否か判断する(S4)。余力検出モードとは、本発明の特徴であるVt2の検出による電池残量に余力を残した状態で一旦電源オフするモードである。この、余力検出モードはユーザ設定により使用、不使用を選択することもできる。
【0026】
余力検出モードが設定されない場合、従来の継続動作不可能な低電圧状態Vt1検出による電源オフと同じ電源制御方法となる。S4で余力検出モードが設定されていないと判断すると、電源オン処理を完了し(S9)、Vt1監視を行いながら、通常動作状態となる(S10)。このとき、スイッチ16は閉状態となり、主回路3に電力供給が行われ携帯電話の各部が動作する。
S10でVt1を検出すると電源オフ処理S12を行い電源オフする(S13)。S11で余力フラグを無効に設定する余力フラグ解除があるが、この場合余力フラグは有効に設定されていないので、処理は任意である。
【0027】
一方、S4で余力検出モードが設定されていると判断すると、電源オン処理を完了し(S5)、Vt2監視を行いながら、通常動作状態となる(S6)。
S6でVt2を検出すると、余力フラグを有効に設定して(S7)、電源オフ処理を行い(S12)、電源オフとなる(S13)。
このように、余力フラグが設定された後電源オン操作(S1)を行った場合、S3で余力フラグが有効と判断されると、ユーザに対して電池余力を使用する旨を知らしめ、余力使用の可否を確認する(S8)。
S8で余力使用が許可されると、電源オン処理を完了し(S9)、Vt1監視を行いながら、通常動作状態となる(S10)。
S10でVt1を検出すると、S11で余力フラグを無効にすべく解除し、電源オフ処理を行い(S12)、電源オフとなる(S13)。
【0028】
図示しないが、余力フラグが有効な状態で電池充電が行われた場合は、十分な電池残量が確保された時点で、余力フラグを無効にし、次回もVt2検出が可能な状態にする。また、図のいずれの状態によらず、ユーザ操作により電源オフが行われた場合は電源オフ処理を行い(S12)、電源オフとなる(S13)。
Vt2は目的に応じた時間、例えば、待ち受けX時間、通話Y分を行えるだけの電池余力を使用電池における放電特性より算出し設定すればよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、余力検出モードでは時間にしてToff1−Toff2分の電池余力を残した状態で電源オフとし、最小の待機電流により電池余力を温存するため、次回の電池余力の使用に備えることができる。
また、ユーザが携帯電話を使用する際、余力検出モードを設定し、携帯電話が使用不可能となる前に自然電源断を行うようにして、ユーザが緊急時等により携帯電話を使用したい場合の数分間の使用を確保するか、または余力検出モードを設定することなく、携帯電話を使用することができる電池余力がある限り使用を継続するかの選択を、ユーザが自己の使用状況、使用目的等により適宜行うことができる。
さらに、ユーザが余力検出モードに設定している場合は自然電源断をもって、電池余力分の利用により数分間の通話が可能であることを知らしめることができ、その後の電源オン操作をした際に、電池余力を使用するか否かを確認することにより、電池余力を使用するか否かを選択することができる。
以上のように、本発明は、携帯電話の使い勝手を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源制御装置を用いた携帯電話の一例を示した図である。
【図2】携帯電話の電池における、使用時の電圧と時間の関係における放電特性を示した図である。
【図3】本発明の電源制御装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話
2 電池
3 主回路
10 電源制御装置
11 第1電圧検出手段
12 第2電圧検出手段
13 余力検出モード設定手段
14 電源制御手段
15 電源キー
16 スイッチ

Claims (6)

  1. 携帯電話の電源制御装置において、
    前記携帯電話の動作継続ができないレベルの低電圧状態である第1の電圧を電池から検出する第1電圧検出手段と、
    前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記電池から検出する第2電圧検出手段と、
    前記第1の電圧または前記第2の電圧が前記電池から検出された場合に前記携帯電話の電源をオフにする電源制御手段と、
    前記電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができる余力検出モード設定手段と
    前記電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにする設定がなされた状態で、前記第2の電圧が検出されて電源がオフにされた後に、ユーザにより電源がオンされた場合に、前記電池に残された余力を使用するか否かを前記ユーザに確認する確認手段と、
    を有することを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記電源制御手段が、前記第2の電圧が検出された場合に余力フラグを設定して電源をオフにすることを特徴とする請求項記載の電源制御装置。
  3. 前記確認手段が、前記余力フラグが設定されている状態で電源がオンとなった場合、前記電池に残された余力を使用するか否かを前記ユーザに確認することを特徴とする請求項記載の電源制御装置。
  4. 携帯電話の電源制御装置を、
    前記携帯電話の動作継続ができないレベルの低電圧状態である第1の電圧を電池から検出する第1電圧検出手段と、
    前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記電池から検出する第2電圧検出手段と、
    前記第1の電圧または前記第2の電圧が前記電池から検出された場合に前記携帯電話の電源をオフにする電源制御手段と、
    前記電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができる余力検出モード設定手段と
    前記電池の残量に余力を残した状態で電源をオフにする設定がなされた状態で、前記第2の電圧が検出されて電源がオフにされた後に、ユーザにより電源がオンされた場合に、前記電池に残された余力を使用するか否かを前記ユーザに確認する確認手段として機能させることを特徴とする電源制御プログラム。
  5. 前記電源制御手段を、前記第2の電圧が検出された場合に余力フラグを設定して電源をオフにする手段としても機能させることを特徴とする請求項記載の電源制御プログラム。
  6. 前記確認手段を、前記余力フラグが設定されている状態で電源がオンとなった場合、前記電池に残された余力を使用するか否かを前記ユーザに確認する手段としても機能させることを特徴とする請求項5記載の電源制御プログラム。
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