JP4085655B2 - 面発光レーザおよび面発光レーザの製造方法 - Google Patents

面発光レーザおよび面発光レーザの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、面発光レーザおよび面発光レーザの製造方法に関し、特に、分布ブラッグ反射膜に選択酸化層を設けた面発光レーザに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の面発光レーザでは、しきい値電流を低減するために、分布ブラッグ反射膜の層間に酸化層を設け、その酸化層を選択的に酸化することにより、電流狭窄を行なう方法があった。
ここで、酸化層を選択的に酸化するために、酸化層として、分布ブラッグ反射膜の高アルミ組成層よりもさらにアルミ組成の高い膜が用いられるが、アルミ組成の高い膜を酸化すると、その部分が体積収縮を起こし、周囲に歪みを生じさせる。
【0003】
このため、従来の面発光レーザでは、分布ブラッグ反射膜の層間にスペーサ層を介して酸化層を形成し、酸化層の厚みを極力薄くすることにより、体積収縮の影響を低減させて、周囲に生じる歪みを低下させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、酸化層とスペーサ層からなる2層構造を分布ブラッグ反射膜の層間に設ける方法では、酸化層が酸化される際にスペーサ層も酸化され、体積収縮の低減効果が小さくなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、酸化層を酸化する際にスペーサ層の酸化を抑制することが可能な面発光レーザおよび面発光レーザの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のひとつの面発光レーザは、活性層と、前記活性層の上下層に設けられた分布ブラッグ反射層と、前記分布ブラッグ反射層内の少なくとも一層に設けられた酸化層と、前記酸化層の上下面の少なくとも一方に設けられたスペーサ層と、前記酸化層と前記スペーサ層との間に設けられた酸化ストップ層とを備え、前記酸化層のアルミ組成がx、前記スペーサ層のアルミ組成がy、前記酸化ストップ層のアルミ組成がzであるとすると、0≦z<y<x≦1の関係を満たすことを特徴とする。
また、本発明の他のひとつの面発光レーザは、活性層と、前記活性層の上下層に設けられた分布ブラッグ反射層と、前記分布ブラッグ反射層内の少なくとも一層に設けられた酸化層と、前記酸化層の上下面の少なくとも一方に設けられたスペーサ層と、前記酸化層と前記スペーサ層との間に設けられた酸化ストップ層とを備え、前記スペーサ層の厚みは、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層の全体の厚みがλ/(4n)(ただし、λは波長、nは屈折率)を満たすように設定されることを特徴とする。
上述した課題を解決するために、本発明のひとつの面発光レーザの製造方法は、第1導電型半導体基板上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第1導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、前記第1導電型ブラッグ反射多層膜上に第1導電型クラッド層を形成する工程と、前記第1導電型クラッド層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に第2導電型クラッド層を形成する工程と、前記第2導電型クラッド層上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第2導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、前記低アルミ組成層の間に、スペーサ層、酸化ストップ層および酸化層を形成する工程と、少なくとも前記第2導電型ブラッグ反射多層膜を円盤状または多角形またはそれらを組み合わせた形状にエッチングすることにより、前記酸化層の側壁を露出させる工程と、 前記酸化層の側壁を酸化性ガスに晒すことにより、前記酸化層の周囲を酸化する工程とを備え、前記高アルミ組成層の組成はAl a Ga 1-a As、前記低アルミ組成層の組成はAl b Ga 1-b As、前記酸化層の組成はAl x Ga 1-x As、前記スペーサ層の組成はAl y Ga 1-y As、前記酸化ストップ層の組成はAl z Ga 1-z Asであるとすると、0≦b≦z<y≦a<x≦1または0≦b≦z<a≦y<x≦1の関係を満たすことを特徴とする。
上述した課題を解決するために、本発明の面発光レーザによれば、活性層と、前記活性層の上下層に設けられた分布ブラッグ反射層と、前記分布ブラッグ反射層内の少なくとも一層に設けられた酸化層と、前記酸化層の上下面の少なくとも一方に設けられたスペーサ層と、前記酸化層と前記スペーサ層との間に設けられた酸化ストップ層とを備えることを特徴とする。
【0006】
これにより、酸化層の酸化に伴うスペーサ層の酸化を抑制することが可能となり、酸化層の厚みを薄くするためにスペーサ層を設けた場合においても、酸化層を酸化した際の体積収縮の影響を低減することができる。
このため、面発光レーザの特性劣化を抑制しつつ、電流狭窄を実現することが可能となり、また面発光レーザの長寿命化を図ることができる。
【0007】
また、前記スペーサ層の厚みは、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層の全体の厚みがλ/(4n)(ただし、λは波長、nは屈折率)を満たすように設定されることを特徴とする。
これにより、酸化層の厚みを薄くした場合においても、スペーサ層の酸化を抑制しつつ、分布ブラッグ反射層の周期性を維持することが可能となり、面発光レーザの特性劣化を抑制しつつ、電流狭窄を実現することが可能となる。
【0008】
また、前記分布ブラッグ反射層は、高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ多層膜、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層を有していることを特徴とする。
これにより、分布ブラッグ反射層内に酸化層を設けた場合においても、分布ブラッグ反射層の周期性を維持しつつ、酸化層の酸化による体積収縮を軽減することができ、面発光レーザの特性劣化を抑制しつつ、電流狭窄を実現することが可能となる。
【0009】
また、前記酸化層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の節側に設けられ、前記スペーサ層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の腹側に設けられていることを特徴とする。
これにより、体積収縮が酸化層の部分で起こったために、分布ブラッグ反射層の周期性が乱れた場合においても、そこを導波する光波への影響を抑制することができ、選択酸化による電流狭窄を行なった場合においても、面発光レーザの特性劣化を抑制することができる。
【0010】
また、前記分布ブラッグ反射層は、高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ多層膜、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層を有しており、前記酸化層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の節の位置に設けられ、前記スペーサ層は、前記酸化ストップ層を介して前記酸化層の上下面に設けられていることを特徴とする。
【0011】
これにより、分布ブラッグ反射層内に選択酸化層を設けた場合においても、分布ブラッグ反射層の周期性を維持しつつ、酸化層の体積収縮が起こる部分を光波の節に一致させることができ、体積収縮が導波光に及ぼす影響をより一層低減することができる。
また、前記酸化層のアルミ組成がx、前記スペーサ層のアルミ組成がy、前記酸化ストップ層のアルミ組成がzであるとすると、0≦z<y<x≦1であることを特徴とする。
【0012】
これにより、分布ブラッグ反射層形成時におけるアルミ組成を変化させるだけで、分布ブラッグ反射層内に酸化層を設けることが可能となるとともに、酸化層の酸化に伴うスペーサ層の酸化を抑制することができ、面発光レーザの製造工程における整合性を維持しつつ、電流狭窄を実現することが可能となる。
また、第1導電型半導体基板上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第1導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、前記第1導電型ブラッグ反射多層膜上に第1導電型クラッド層を形成する工程と、前記第1導電型クラッド層上に活性層を形成する工程と、前記活性層上に第2導電型クラッド層を形成する工程と、前記第2導電型クラッド層上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第2導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、前記低アルミ組成層の間に、スペーサ層、酸化ストップ層および酸化層を形成する工程と、少なくとも前記第2導電型ブラッグ反射多層膜を円盤状または多角形またはそれらを組み合わせた形状にエッチングすることにより、前記酸化層の側壁を露出させる工程と、前記酸化層の側壁を酸化性ガスに晒すことにより、前記酸化層の周囲を酸化する工程とを備えることを特徴とする。
【0013】
これにより、酸化層の側壁を介して酸化性ガスが進入した際に、酸化性ガスが酸化層の界面を介してスペーサ層に進入することを抑制することが可能となり、酸化層が酸化される際にスペーサ層が酸化されることを抑制することができる。
このため、酸化層とスペーサ層との間に酸化ストップ層を形成するだけで、酸化層のみを選択的に酸化することができ、体積収縮の影響を低減しつつ、電流狭窄を実現することが可能となることから、面発光レーザの結晶構造に対する歪を低減しつつ、面発光レーザのしきい値電流を低下させることが可能となる。
【0014】
また、前記高アルミ組成層の組成はAlaGa1-aAs、前記低アルミ組成層の組成はAlbGa1-bAs、前記酸化層の組成はAlxGa1-xAs、前記スペーサ層の組成はAlyGa1-yAs、前記酸化ストップ層の組成はAlzGa1-zAsであるとすると、0≦b≦z<y≦a<x≦1または0≦b≦z<a≦y<x≦1の関係を満たすことを特徴とする。
【0015】
これにより、分布ブラッグ反射層形成時におけるアルミ組成を変化させるだけで、分布ブラッグ反射層の周期性を維持しつつ、分布ブラッグ反射層内に酸化層を設けることが可能となるとともに、酸化層の酸化に伴うスペーサ層の酸化を抑制することができ、面発光レーザの製造工程における整合性を維持しつつ、電流狭窄を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る面発光レーザについて、850nm帯AlGaAs系面発光レーザを例にとって説明する。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る面発光レーザの概略構成を示す断面図、図1(b)は、図1(a)のp型分布ブラッグ反射層6の部分を拡大して示す断面図である。
【0017】
図1(a)において、n型GaAs基板1上には、n型分布ブラッグ反射層2、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6が順次形成されている。
ここで、MQW活性層4は、7nmの厚みのGaAs層と10nmの厚みのAl0.2Ga0.8As層とが交互に積層された3QW構造から構成され、MQW活性層4の上下面には、100nmの厚みのn型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3および100nmの厚みのp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5がそれぞれ形成されている。
【0018】
また、n型分布ブラッグ反射層2は、n型Al0.15Ga0.85As層2aとn型Al0.9Ga0.1As層2bとをペアとして31、5ペアだけ積層され、各層の厚みTは、λ/(4n)(ただし、λは波長、nは屈折率)を満たすように設定される。すなわち、n型Al0.15Ga0.85As層2aの厚みは50nm、n型Al0.9Ga0.1As層2bの厚みは40nmに設定される。
【0019】
また、p型分布ブラッグ反射層6は、p型Al0.15Ga0.85As層6aとp型Al0.9Ga0.1As層6bとをペアとして23ペアだけ積層され、各層の厚みTは、λ/(4n)を満たすように設定される。すなわち、p型Al0.15Ga0.85As層6aの厚みは50nm、p型Al0.9Ga0.1As層2bの厚みは40nmに設定される。
【0020】
そして、p型分布ブラッグ反射層6を構成するp型Al0.9Ga0.1As層6bの少なくともいずれか1層は、電流狭窄層10で置換され、この電流狭窄層10は、図1(b)に示すように、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10c、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bおよびAl0.98Ga0.02As酸化層10aが順次積層された構造を有している。
【0021】
ここで、Al0.98Ga0.02As酸化層10aのAl組成は、このAl0.98Ga0.02As酸化層10aのみを選択的に酸化するために、p型Al0.9Ga0.1As層6bのAl組成よりも多くなるように設定される。
また、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bのAl組成は、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cの酸化を抑制するために、p型Al0.9Ga0.1As層6bのAl組成よりも少なくなるように設定される。
【0022】
また、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cは、高アルミ組成のp型Al0.9Ga0.1As層6bの代わりとして、p型分布ブラッグ反射層6の屈折率分布の周期性を維持するように、高アルミ組成に設定される。
また、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6は円盤状にエッチングされ、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの側壁が露出されている。なお、酸化層までエッチングされることが好ましい。
【0023】
そして、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの側壁部分を酸化性ガスに晒して、Al0.98Ga0.02As酸化層10aをリング状に酸化することにより、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの周囲にリング状の酸化領域10a’が形成されている。
ここで、Al0.98Ga0.02As酸化層10aを酸化する場合、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bにより、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cへの酸化性ガスの進入が妨げられるため、高アルミ組成のAl0.9Ga0.1Asスペーサ層10cの酸化が抑制される。
【0024】
このため、Al0.98Ga0.02As酸化層10aが酸化された場合の体積収縮を抑制するために、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの厚みを薄くしてAl0.9Ga0.1Asスペーサ層10cを設けた場合においても、Al0.98Ga0.02As酸化層10aのみを効率よく酸化することができ、酸化領域10a’を形成する際の歪を低減することができる。
【0025】
また、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの厚みを30nmに設定し、Al0. 7Ga0.3As酸化ストップ層10bの厚みを10nmに設定した場合、電流狭窄層10がλ/(4n)の関係を満たすように、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cの厚みを20nmに設定する。
これにより、p型分布ブラッグ反射層6を構成するp型Al0.9Ga0.1As層6bの1層を電流狭窄層10で置換した場合においても、p型分布ブラッグ反射層6における屈折率分布の周期性を維持することができ、面発光レーザの特性劣化を抑制することができる。
【0026】
また、Al0.98Ga0.02As酸化層10aは、光波Wの節側にくるように配置し、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cは、光波Wの腹側にくるように配置する。
これにより、Al0.98Ga0.02As酸化層10aを酸化して酸化領域10a’を形成した場合においても、酸化領域10a’が光波Wの節側に配置されるようにすることができ、酸化領域10a’の部分で体積収縮が起こった場合においても、酸化領域10a’が光導波に及ぼす影響を低減することができる。
【0027】
また、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6の側壁には、ポリイミドなどの絶縁膜7が形成され、p型分布ブラッグ反射層6上および絶縁膜7上には、電流Iを注入するためのp側電極8が形成されている。
ここで、p側電極8の中心部には、出射光の損失を減らすために開口部が形成されている。
【0028】
また、n型GaAs基板1の裏面にはn側電極9が形成されている。
そして、p側電極8から注入された電流Iは、p型分布ブラッグ反射層6を進むに従って広がろうとするが、電流狭窄層10に達すると、酸化領域10a’の内側に狭窄される。
このため、p側電極8から注入された電流IをMQW活性層4の発光領域に効率よく注入することができ、しきい値電流を低減して、面発光レーザの発光効率を向上させることが可能となるとともに、発振モードを制御したり、面発光レーザの信頼性を向上させたりすることが可能となる。
【0029】
図2、3は、本発明の一実施形態に係る面発光レーザの製造工程を示す断面図である。
図2(a)において、例えば、MOCVD(有機金属化学気相成長)法により、n型分布ブラッグ反射層2、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6をn型GaAs基板1上に順次積層し、p型分布ブラッグ反射層6を構成するp型Al0.9Ga0.1As層6bの少なくともいずれか1層の代わりに電流狭窄層10を積層する。
【0030】
ここで、電流狭窄層10として、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10c、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bおよびAl0.98Ga0.02As酸化層10aを順次積層する。
次に、図2(b)に示すように、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いることにより、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6を円盤状にエッチングし、電流狭窄層10の側壁を露出させる。
【0031】
次に、図3(a)に示すように、電流狭窄層10の側壁を酸化性ガスGsに晒すことにより、電流狭窄層10を構成するAl0.98Ga0.02As酸化層10aをリング状に酸化し、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの周囲にリング状の酸化領域10a’を形成する。
ここで、図1(a)に示すように、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cとAl0.98Ga0.02As酸化層10aとの間にAl0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bを設けることにより、Al0.98Ga0.02As酸化層10aを酸化する際に、Al0.98Ga0.02As酸化層10aに入り込んだ酸化性ガスGsがAl0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bを突き抜けてAl0.9Ga0.1Asスペーサ層10cに入り込むことを抑制することができ、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cの酸化を抑制して、体積収縮を低減させることが可能となる。
【0032】
次に、図3(b)に示すように、CVD法などにより、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5およびp型分布ブラッグ反射層6の側壁にポリイミドなどの絶縁膜7を形成する。
さらに、スパッタ法または蒸着法などにより、p型分布ブラッグ反射層6上および絶縁膜7上にp側電極8を形成するとともに、n型GaAs基板1の裏面にn側電極9を形成する。
【0033】
そして、フォトリソグラフィー技術およびリフトオフ技術を用いることにより、出射光を効率よく取り出すための開口部をp側電極8に形成する。
これにより、結晶成長時のアルミ組成を変化させるだけで、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10cとAl0.98Ga0.02As酸化層10aとの間にAl0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bを形成することができ、面発光レーザの製造工程における整合性を維持しつつ、結晶歪の少ない電流狭窄を実現することが可能となる。
【0034】
なお、上述した実施形態では、n型分布ブラッグ反射層2、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層3、MQW(多重量子井戸)活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層5p型分布ブラッグ反射層6、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層10c、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層10bおよびAl0.98Ga0.02As酸化層10aを結晶成長させるために、MOCVD法を例にとって説明したが、MBE(分子線エピタキシャル成長)法またはALE(原子層エピタキシャル成長)法などを用いるようにしてもよい。
【0035】
図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る面発光レーザの概略構成を示す断面図、図4(b)は、図4(a)のp型分布ブラッグ反射層16の部分を拡大して示す断面図である。
図4(a)において、n型GaAs基板11上には、n型分布ブラッグ反射層12、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層13、MQW活性層14、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層15およびp型分布ブラッグ反射層16が順次形成されている。
【0036】
ここで、MQW活性層14は、7nmの厚みのGaAs層と10nmの厚みのAl0.2Ga0.8As層とが交互に積層された3QW構造から構成され、MQW活性層14の上下面には、100nmの厚みのn型Al0.5Ga0.5Asクラッド層13および100nmの厚みのp型Al0.5Ga0.5Asクラッド層15がそれぞれ形成されている。
【0037】
また、n型分布ブラッグ反射層12は、n型Al0.15Ga0.85As層12aとn型Al0.9Ga0.1As層12bとをペアとして31、5ペアだけ積層され、各層の厚みTは、λ/(4n)(ただし、λは波長、nは屈折率)を満たすように設定される。すなわち、n型Al0.15Ga0.85As層12aの厚みは50nm、n型Al0.9Ga0.1As層12bの厚みは40nmに設定される。
【0038】
また、p型分布ブラッグ反射層16は、p型Al0.15Ga0.85As層16aとp型Al0.9Ga0.1As層16bとをペアとして23ペアだけ積層され、各層の厚みTは、λ/(4n)ように設定される。すなわち、p型Al0.15Ga0.85As層16aの厚みは50nm、p型Al0.9Ga0.1As層12bの厚みは40nmに設定される。
【0039】
そして、p型分布ブラッグ反射層16を構成するp型Al0.15Ga0.85As層16aとp型Al0.9Ga0.1As層16bとのペアが、電流狭窄層20で置換され、この電流狭窄層20は、図4(b)に示すように、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの上下面にAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eがそれぞれ形成されるとともに、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの各上下面とAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eとの間には、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層20b、20dがそれぞれ形成された構造を有している。
【0040】
ここで、Al0.98Ga0.02As酸化層20cのAl組成は、Al0.98Ga0.02As酸化層20cのみを選択的に酸化するために、p型Al0.9Ga0.1As層16bのAl組成よりも多くなるように設定される。
また、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層20b、20dのAl組成は、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eの酸化を抑制するために、p型Al0.9Ga0.1As層16bのAl組成よりも少なくなるように設定される。
【0041】
また、Al0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eは、p型分布ブラッグ反射層16の屈折率分布の周期性を保つために、p型Al0.9Ga0.1As層16bと同等の高アルミ組成に設定される。
このため、p型Al0.15Ga0.85As層16aとp型Al0.9Ga0.1As層16bとのペアを電流狭窄層20で置換するために、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの上下面にAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eをそれぞれ設けた場合においても、p型分布ブラッグ反射層16の屈折率分布の周期性を維持しつつ、電流狭窄を実現する際の体積収縮を低減することができ、面発光レーザの特性劣化を抑制しつつ、低しきい値電流化を図ることが可能となる。
【0042】
また、p型Al0.15Ga0.85As層16aとp型Al0.9Ga0.1As層16bとのペアを電流狭窄層20で置換することにより、Al0.98Ga0.02As酸化層10aの中央が光波Wの節側に一致するように、Al0.98Ga0.02As酸化層10aを配置することができる。
このため、Al0.98Ga0.02As酸化層20cを酸化して酸化領域20c’を形成した場合においても、酸化領域20c’が光波Wの節に配置されるようにすることができ、酸化領域20c’の部分で体積収縮が起こった場合においても、酸化領域20c’が光導波に及ぼす影響をより一層低減することができる。
【0043】
また、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層13、MQW活性層14、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層15およびp型分布ブラッグ反射層16は円盤状にエッチングされ、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの側壁が露出されている。
そして、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの側壁部分を酸化性ガスに晒して、Al0.98Ga0.02As酸化層20cをリング状に酸化することにより、Al0.98Ga0.02As酸化層20c周囲にリング状の酸化領域20c’が形成されている。
【0044】
ここで、Al0.98Ga0.02As酸化層20cを酸化する場合、Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層20b、20dにより、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの側壁を介して進入した酸化性ガスが、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの界面を介してのAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eに進入することを抑制することができ、高アルミ組成のAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eの酸化を抑制することができる。
【0045】
このため、Al0.98Ga0.02As酸化層20cが酸化された場合の体積収縮を抑制するために、Al0.98Ga0.02As酸化層20cの厚みを薄くしてAl0.9Ga0.1Asスペーサ層20a、20eを設けた場合においても、Al0.98Ga0.02As酸化層20cのみを効率よく酸化することができ、酸化領域20c’を形成する際の結晶歪を低減することができる。
【0046】
また、n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層13、MQW活性層14、p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層15およびp型分布ブラッグ反射層16の側壁には、ポリイミドなどの絶縁膜17が形成され、p型分布ブラッグ反射層16上および絶縁膜17上には、電流Iを注入するためのp側電極18が形成されている。
ここで、p側電極18の中心部には、出射光の損失を減らすために開口部が形成されている。
【0047】
また、n型GaAs基板11の裏面にはn側電極19が形成されている。
そして、p側電極18から注入された電流Iは、p型分布ブラッグ反射層16を進むに従って広がろうとするが、電流狭窄層20に達すると、酸化領域20c’の内側に狭窄される。
このため、p側電極18から注入された電流IをMQW活性層14の発光領域に効率よく注入することができ、しきい値電流を低減して、面発光レーザの高出力化が可能となるとともに、面発光レーザの信頼性を向上させることが可能となる。
【0048】
なお、上述した実施形態では、850nm帯AlGaAs系面発光レーザを例にとって説明したが、これ以外の分布ブラック反射膜にAlGaAs系を用いる面発光レーザにも適用できる。例えば、InAlGaAs系面発光レーザやAlGaSb系面発光レーザ、InGaAs系面発光レーザ、GaInNAs系面発光レーザなどに適用してもよい。
【0049】
また、上述した実施形態では、n型GaAs基板1、11上に面発光レーザを形成する方法について説明したが、p型GaAs基板上に面発光レーザを形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、p型分布ブラッグ反射層6、16にのみ電流狭窄層10、20を設ける構成について説明したが、n型分布ブラッグ反射層2、12に電流狭窄層を設けてもよく、p型分布ブラッグ反射層6、16およびn型分布ブラッグ反射層2、12の両方に電流狭窄層を設けるようにしてもよい。
【0050】
また、上述した実施形態では、n型分布ブラッグ反射層2、12として、n型Al0.15Ga0.85As層2a、12aとn型Al0.9Ga0.1As層2b、12bとを交互に積層し、p型分布ブラッグ反射層6、16として、p型Al0.15Ga0.85As層6a、16aとp型Al0.9Ga0.1As層6b、16bとを交互に積層した構造を例にとって説明したが、n型Al0.15Ga0.85As層2a、12aとn型Al0.9Ga0.1As層2b、12bとの間、またはp型Al0.15Ga0.85As層6a、16aとp型Al0.9Ga0.1As層6b、16bとの間に、0.15<c<0.9のAl組成cを有するグレーティッドインデックス層を設けるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、酸化層の酸化に伴うスペーサ層の酸化を抑制することが可能となり、面発光レーザの結晶構造に対する歪を低減しつつ、電流狭窄を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る面発光レーザの概略構成を示す断面図、図1(b)は、図1(a)のp型分布ブラッグ反射層6の部分を拡大して示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る面発光レーザの製造工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る面発光レーザの製造工程を示す断面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る面発光レーザの概略構成を示す断面図、図4(b)は、図4(a)のp型分布ブラッグ反射層16の部分を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1、11 n型GaAs基板
2、12 n型分布ブラッグ反射層
2a、12a n型Al0.15Ga0.85As層
2b、12b n型Al0.9Ga0.1As層
3、13 n型Al0.5Ga0.5Asクラッド層
4、14 MQW活性層
5、15 p型Al0.5Ga0.5Asクラッド層
6、16 p型分布ブラッグ反射層
6a、16a p型Al0.15Ga0.85As層
6b、16b p型Al0.9Ga0.1As層
7、17 絶縁層
8、18 p側電極
9、19 n側電極
10、20 電流狭窄層
10c、20a、20e Al0.9Ga0.1Asスペーサ層
10b、20b、20d Al0.7Ga0.3As酸化ストップ層
10a、20c Al0.98Ga0.02As酸化層
10a’、20c’ 酸化領域

Claims (6)

  1. 活性層と、
    前記活性層の上下層に設けられた分布ブラッグ反射層と、
    前記分布ブラッグ反射層内の少なくとも一層に設けられた酸化層と、
    前記酸化層の上下面の少なくとも一方に設けられたスペーサ層と、
    前記酸化層と前記スペーサ層との間に設けられた酸化ストップ層とを備え
    前記酸化層のアルミ組成がx、前記スペーサ層のアルミ組成がy、前記酸化ストップ層のアルミ組成がzであるとすると、
    0≦z<y<x≦1
    の関係を満たすことを特徴とする面発光レーザ。
  2. 活性層と、
    前記活性層の上下層に設けられた分布ブラッグ反射層と、
    前記分布ブラッグ反射層内の少なくとも一層に設けられた酸化層と、
    前記酸化層の上下面の少なくとも一方に設けられたスペーサ層と、
    前記酸化層と前記スペーサ層との間に設けられた酸化ストップ層とを備え、
    前記スペーサ層の厚みは、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層の全体の厚みがλ/(4n)(ただし、λは波長、nは屈折率)を満たすように設定されることを特徴とする面発光レーザ
  3. 前記分布ブラッグ反射層は、高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ多層膜、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層を有していることを特徴とする請求項1または2記載の面発光レーザ。
  4. 前記酸化層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の節側に設けられ、前記スペーサ層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の腹側に設けられていることを特徴とする請求項3記載の面発光レーザ。
  5. 前記分布ブラッグ反射層は、高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ多層膜、前記酸化層、前記スペーサ層および前記酸化ストップ層とを有しており、
    前記酸化層は、前記分布ブラッグ反射層を導波する光波の節の位置に設けられ、前記スペーサ層は、前記酸化ストップ層を介して前記酸化層の上下面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の面発光レーザ。
  6. 第1導電型半導体基板上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第1導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、
    前記第1導電型ブラッグ反射多層膜上に第1導電型クラッド層を形成する工程と、
    前記第1導電型クラッド層上に活性層を形成する工程と、
    前記活性層上に第2導電型クラッド層を形成する工程と、
    前記第2導電型クラッド層上に高アルミ組成層と低アルミ組成層とをペアに持つ第2導電型ブラッグ反射多層膜を形成する工程と、
    前記低アルミ組成層の間に、スペーサ層、酸化ストップ層および酸化層を形成する工程と、
    少なくとも前記第2導電型ブラッグ反射多層膜を円盤状または多角形またはそれらを組み合わせた形状にエッチングすることにより、前記酸化層の側壁を露出させる工程と、
    前記酸化層の側壁を酸化性ガスに晒すことにより、前記酸化層の周囲を酸化する工程とを備え
    前記高アルミ組成層の組成はAl a Ga 1-a As、前記低アルミ組成層の組成はAl b Ga 1-b As、前記酸化層の組成はAl x Ga 1-x As、前記スペーサ層の組成はAl y Ga 1-y As、前記酸化ストップ層の組成はAl z Ga 1-z Asであるとすると、
    0≦b≦z<y≦a<x≦1
    または
    0≦b≦z<a≦y<x≦1
    の関係を満たすことを特徴とする面発光レーザの製造方法。
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