JP4085106B2 - 車間制御システム - Google Patents

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本発明は、車間制御システムに関し、特に、渋滞追従処理機能を有する車間制御システムに関する。
渋滞道路で自車両を先行車に追従させる渋滞追従装置が知られている。一般的な渋滞追従装置は、車間距離を検出する機能と、自車両を進行ならびに停止させる制御を行う機能とを備え、車間距離を適切な値に調整するよう追従処理を行なう。追従処理には、先行車が進むと自動的に自車両が動き出す全自動方式と、先行が進んでもすぐには追従処理を行わず、運転者によるスイッチ操作をトリガーとして追従させる半自動方式とがある。
半自動方式の場合に、運転者が追従処理を操作するスイッチとしては、実開平3−68126号公報に記載のように手動操作スイッチが開示されている。また、特開2000−118261号公報には、運転者の操作を容易にするために、アクセルペダルをスイッチとして用いることが提案されている。
しかしながら、手動操作スイッチは、新たなスイッチを設ける必要があるとともに、運転操作とは異なる操作を運転者に求めることになり、運転者にとって操作が煩わしいという問題がある。
また、アクセルペダルをスイッチとして用いる場合、どれくらい踏み込んだ場合に、それをスイッチオンの操作であると判断するか、踏み込み量とスイッチのオンオフとの関係を設定するのが難しい。
というのは、通常の運転時には、アクセルペダルは、運転者が深く踏み込めば踏み込むほどエンジンの回転数を上げ、速度を出すための操作手段として用いられている。そのため、アクセルペダルをスイッチとして用いるのは、運転時とは異なる用途となる。渋滞中で先行車両が目の前にいる場合には、追従処理装置が動作中であっても、アクセルペダルを深く踏み込むと自車が前に飛び出すのではないかと運転者がためらいを感じる可能性があり、スイッチオンと判断する踏み込み量を深く設定することは困難である。特に、アクセルペダルがスロットルバルブに機械的に連結されている構成の場合、追従処理装置の制御によって車両を動かす際にアクセルペダルが動くため、アクセルペダルを操作スイッチとして用いるためには、追従処理装置の制御下で生じるペダルストロークよりも深く踏み込まれた場合にスイッチオンと判断するように設定する必要がある。そのため、スイッチオンとする踏み込み量は、ある程度深く設定する必要がある。このような場合、ユーザのためらいを取り除くために、渋滞追従装置が動作中であり、アクセルペダルを踏んでも自車が前に飛び出さないことをユーザに確実に知らせるような、新たな手段等が必要になる可能性がある。
本発明は、通常の運転時と同様の操作で、渋滞追従処理を開始させることのできる車間制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、渋滞道路で、運転者が自車両を発進させた場合に自車両に生じる特性値を検出したことを条件として、先行車への追従制御を開始する構成とする。特性値としては、加速度または車速を用いることができる。
また、渋滞道路で、運転者が自車両を発進させる操作を行った場合に、自車両のエンジンに生じる変化を検出したことを条件として、追従制御を開始するように構成することもできる。例えば、エンジン回転数の増加、吸気圧の増加、インジェクションパルス幅の増加、エンジン油圧の上昇、イグニッションパルスの増加のうちの少なくとも一つを検出したことを条件として、追従制御を開始することができる。
また、自車両が停止状態であって、先行車両が発進し、トランスミッションのシフトレバーがドライブレンジであることを検出したことを条件として、追従制御を開始するように構成することもできる。この場合、運転者がブレーキ操作を行っている場合には、前記追従制御を開始しないようにすることが可能である。
また、自車両が停止状態であって、先行車両が発進し、トランスミッションのシフトレバーがドライブレンジであり、かつ、運転者がブレーキペダルから足を放す操作を行ったことを検出したことを条件として、追従制御を開始する構成にすることもできる。
本発明によれば、通常の運転時と同様の操作で、渋滞追従処理を開始させることのできる車間制御システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照し説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1000を図1〜図3を用いて説明する。図1のように車間制御システム1000は、追従制御部10と車間距離センサ14とを有している。追従制御部10は、渋滞停止モード・渋滞追従モードの設定、及び渋滞追従モード設定中の追従処理を行なう。車間距離センサ14は、先行車両との車間距離及び相対速度を検出し、追従制御部10に出力する。追従制御部10には、車両に備えられている加速度センサ12が接続される。また、追従制御部10は、エンジンの吸入空気量を調整するスロットルモジュール16、および、制動力を発生するブレーキモジュール18と接続される。
運転者が車両を発進させたことにより生じた加速度は、加速度センサ12により検出される。渋滞追従装置1000は、加速度センサ12の出力信号を受け取ると渋滞追従モードを設定し、先行車両に追従するための処理を行う。追従制御部10の追従処理は、車間距離センサ14の検出した車間距離及び相対速度に基づいて、スロットルモジュール16及びブレーキモジュール18を制御し、先行車両までの車間距離を調整する処理である。すなわち、渋滞時に、加速度センサ12の出力信号を条件として渋滞追従処理を開始する。
上記車間制御システム1000を車両搭載した場合の具体的な構造を図2に示す。車間制御システム1000は、車間制御処理を行う車間制御ECU(Electronic Control Unit)20を有し、追従制御部10はその一部を構成する。車間制御ECU20は、加速度センサ12、エンジンECU21,およびブレーキモジュール18と接続されている。エンジンECU21は、スロットルモジュール16と接続され、これを制御している。
車間制御ECU20は、先行車追従走行状態において、車間距離センサ14によって、先行車の減速を検出した場合、エンジンECU21に対して減速指令を送信する。エンジンECU21のエンジン制御部21aは、車間制御ECU20からの減速指令を受けて、スロットルモジュール16にスロットル閉信号を出力する。スロットルモジュール16のスロットルアクチュエータ16aは、スロットル閉信号を受けて、スロットルバルブ16bを閉じる。さらに先行車が減速し停止した状態となったことを車間距離センサ14が検出した場合、車間制御ECU20は、ブレーキモジュール18に対してブレーキ液圧信号を出力する。ブレーキモジュール18のブレーキECU18aは、車間制御ECU20からの液圧指令に対し、指令液圧をブレーキアクチュエータ18bによって発生させ、キャリパ18cを動作させブレーキをかけて車両を停止させる。この時点で、渋滞によって車両が渋滞したと判断して、車両制御ECU20の追従制御部10が、渋滞停止モードを設定する。
やがて、先行車が発進した場合、運転者が通常の運転時と同様に、アクセルペダルを踏む等の操作部の操作を行なって車両を発進させると、加速センサ25は加速度を検出する。車間制御ECUは、加速度センサ25の出力を受け取ると、現在システムが渋滞停止モードか否か判断し、渋滞停止モードでかつ加速度センサ12の出力信号を受け取っている場合には、追従制御部10は、渋滞停止モードから渋滞追従モードへ遷移させ、ブレーキモジュール18にブレーキ液圧解除信号を出力し、更にスロットルモジュール16にスロットル開度信号を出力して車間制御を開始する。
車間制御ECU20は、CPUとROMとRAMとを有し、CPUがROMに予め格納されたプログラムを実行することにより、上記走行時や渋滞時の自動車間制御動作を行う構成にすることができる。この場合、追従制御部10の制御動作は、上記プログラムの一部を構成する渋滞追従制御プログラムをCPUが実行することにより実現される。追従制御部10の制御フローを図3を用いて説明する。
追従制御部10は、まず、車両が車間制御ECU20による自動車間制御(ACC:Adaptive Cruise Control)動作によって制御されているかどうかを判断する。この判断は、走行状態(加速または減速または一定走行)に関わらずACC作動フラグがオンかどうかによってACC動作状態を判断する(処理31)。処理31において、ACC作動フラグがオンであった場合には、処理32に進み、車速が0かどうか判断する。ACC作動フラグがオフである場合には、そのまま終了する。処理32で、車速が0であれば、渋滞のために前方車両が停止し、それに追従して自車も停止したと判断できる。そこで処理33において渋滞追従フラグをオンとする。
次に先行車両が進み、運転者がこれに追従しようとアクセルペダルその他を操作して車両を発進させ、予め定めた値以上の発進加速度が生じた場合には、この加速度を加速度センサ12が検出する。追従制御部10は、処理36にて加速度センサ12からの発進加速度信号を受け取ったならば、前方車との車間を測定し、車両追従のための速度制御を処理34、37で行う。まず処理34で車間距離Lを検出し、検出した車間距離Lを、予め定めておいた車間距離Lと速度との関係を示すテーブルに参照して、対応する速度を求める。求めた速度が得られるように、ブレーキモジュール18およびスロットルモジュール16を制御をする。これにより、車間距離Lに応じた車速で自車両が進む。先行車両との車間距離Lが徐々に縮まり、予め定めた設定最小車間距離Lminよりも小さくなった場合には、車速は0となり、渋滞追従フラグをオフとし、処理を終了する(処理38,39)。そして、処理31に戻り、ACC作動フラグがオンのままであれば、処理32、33で再び渋滞追従フラグがオンとなり、運転者の操作によって発進加速度が生じた場合には、速度制御が行われる(処理34,37)。一方、処理37の速度制御により、処理38で車間距離Lが設定最大車間距離Lmaxよりも大きくなった場合には、渋滞が解消したと判断できるので、この場合も処理39で渋滞追従フラグをオフとする。この場合、処理31に戻り、ACC作動フラグがオンの状態であり、処理32で車速が0となったならば、再び渋滞停止状態となったと判断できるので、処理33で渋滞追従フラグをオンにする。
また、処理32において、車速が0でなくても、処理35において渋滞追従フラグがオンであれば渋滞停止状態から発進した状態と考えられるため、処理36に進み、加速度センサ12が加速度信号を出力していれば速度制御およびブレーキ制御を行なう。
このように、本実施の形態の車間制御システム1000では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって車両に生じる特性値である発進加速度を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよい。このとき、アクセルペダルの作用は、追従処理開始のスイッチではなく、通常の運転時の作用と同じ、スロットルを開弁する作用であるため、踏み込み量と車両の動きとの関係は、通常の運転時と同じである。よって、運転者は先行車両との車間距離が小さければ、所定の発進加速度が得られる程度に軽くアクセルペダルを踏み込めば良く、アクセルペダルがスイッチとして作用する場合のように、予め定められたスイッチオンとなる深さまで踏み込む必要はない。したがって、運転者が自車両を先行車両に追従させようという意志に沿った、自然な操作によって渋滞追従処理が開始する。しかも、追従処理の開始指示のための操作スイッチを別途用意する必要もない。
(第2の実施の形態)
つぎに、本発明の第2の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1100を図4〜図6を用いて説明する。
第2の実施の形態の車間制御システム1100は、車両が発進する際のスロットル開弁に伴って上昇するエンジン正圧を検出し、渋滞追従処理を行う構成である。よって、本実施の形態の車間制御システム1100は、図4,図5のように追従制御部10は、車両のエンジンに備えられている吸気圧センサ12と接続される。他の構成は、第1の実施の形態の車間制御システム1000と同様の構成である。
運転者がアクセルペダル、その他のスイッチ操作を行なうことにより発進した場合、スロットル開弁に伴い上昇する吸気圧は、吸気圧センサ41によって検出される。吸気圧が正圧に達すると吸気圧センサ41から吸気圧上昇信号が出力される。図5の車間制御ECU50は、吸気圧センサ55からの吸気正圧信号を受け取り、かつ、現在システムが渋滞停止モードである場合、渋滞追従モードへ遷移し、ブレーキモジュール18にブレーキ液圧解除信号を出力し、更にスロットルモジュール16にスロットル開度信号を出力して車間制御を開始する。
車間制御ECU90追従制御部10の制御フローは、図6に示したように、第1の実施の形態の図3の制御フローと同様であるが、処理33で渋滞追従フラグをオンに設定したならば、処理76で吸気圧センサ41が吸気圧正圧信号を出力しているかどうかを判断する。処理76で吸気圧制圧信号が出力されていると判断した場合には、処理34,37で車間距離Lの検出と、速度制御を行う。
このように、第2の実施の形態の車間制御システム1100では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって生じる特性値である吸気圧を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、第1の実施の形態と同様に通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよい。したがって、運転者が自車両を先行車両に追従させようという意志に沿った、自然な操作によって追従処理が開始する。
(第3の実施の形態)
つぎに、本発明の第3の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1200を図7〜図10を用いて説明する。
第3の実施の形態の車間制御システム1200では、車両の発進に伴いインジェクションパルス幅が増加することを検出し、渋滞追従モードを設定する構成である。よって、本実施の形態の車間制御システム1200は、図7,図8のように追従制御部10に接続されたパルス幅計数部82を含んでいる。パルス幅計数部82は、車両のエンジンに備えられているエンジン吸気センサ81に接続されている。
運転者がアクセルペダル、その他のスイッチ操作を行なうことにより、自車両を発進させると、燃料増量噴射に伴いインジェクションパルス幅は増加する。パルス幅計数部82は、エンジン吸気センサ81から入力されるエンジン吸入空気量から、インジェクションの基準パルス幅を計算により求め、パルス幅から、自車両が発進動作をしているか否か判断し、発進状態だと判断したならば追従制御部10に発進信号を出力する。
本実施の形態では、パルス幅計数部82の動作は、図9にフローを示したようなプログラムをCPUが実行することにより行われる。図9のフローに示したインジェクションパルス幅の計数は、処理100以降一定周期で行われる。まず、処理101において、現在の吸入空気量Qnをエンジン吸気センサ81から受け取り、処理102は、吸入空気量Qnを、Tn=K(Qn/Ne)に代入することにより、インジェクションパルス幅Tnを算出する。ただし、Neは、予め定められたインジェクションパルスの周波数であり、Kは予め定めた計数である。ステップ101,102は、一定周期で繰り返し測定する。
処理103においては、それまで測定したN回のインジェクションパルス幅Tnの平均を求め、既定値T以上ならば処理104に進んで、発進フラグをオンにし,そうでなければ処理105に進んで発進フラグをオフにする。
車間制御ECU20の追従制御部10は、図10に示すように、発進フラグがオンであるかどうかを処理116で判断し、オンである場合には、発進動作が行われたとして、処理34,37で追従処理を行う。他の処理は、第1の実施の形態の図3と同様であるので、説明を省略する。
このように、第3の実施の形態の車間制御システム1200では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって生じる特性値であるインジェクションパルス幅を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、第1の実施の形態と同様に通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよいという効果が得られる。
(第4の実施の形態)
つぎに、本発明の第4の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1300を図11〜図13を用いて説明する。
第4の実施の形態の車間制御システム1300は、車両が発進する際のエンジン回転数上昇に伴なうエンジン油圧の上昇を検出し、油圧が予め定めた値以上である場合に渋滞追従処理を行う構成である。よって、本実施の形態の車間制御システム1300は、図11,図12のように追従制御部10は、車両のエンジンに備えられている油圧センサ120と接続される。他の構成は、第1の実施の形態の車間制御システム1000と同様の構成である。
運転者がアクセルペダル、その他のスイッチ操作を行なうことにより発進した場合、エンジン回転数の上昇に伴い、油圧センサ130は油圧上昇を検出し、予め定めた値以上に油圧が上昇したならば、油圧上昇信号を車間制御ECU20へ出力する。車間制御ECU20は、油圧センサ130からの油圧上昇信号を受け取り、かつ、現在システムが渋滞停止モードである場合に、渋滞追従モードへ遷移し、ブレーキモジュール18にブレーキ液圧解除信号を出力し、更にスロットルモジュール16にスロットル開度信号を出力して車間制御を開始する。
車間制御ECU20の追従制御部10の制御フローは、図13に示したように、第1の実施の形態の図3の制御フローと同様であるが、処理33で渋滞追従フラグをオンに設定したならば、処理146で油圧センサ120が油圧上昇信号を出力しているかどうかを判断する処理が図3とは異なっている。処理146で油圧上昇信号が出力されていると判断した場合には、処理34,37で車間距離Lの検出と、速度制御を行う。
このように、第4の実施の形態の車間制御システム1300では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって生じる特性値である油圧信号を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、第1の実施の形態と同様に通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよいという効果が得られる。
(第5の実施の形態)
つぎに、本発明の第5の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1400を図14〜図16を用いて説明する。
第5の実施の形態の車間制御システム1400は、車両が発進する際の車速を検出し、車速が所定の値以上になった場合に渋滞追従処理を行う構成である。よって、本実施の形態の車間制御システム1400は、図14,図15のように追従制御部10は、車両に備えられている車速センサ150と接続される。他の構成は、第1の実施の形態の車間制御システム1000と同様の構成である。
運転者がアクセルペダル、その他のスイッチ操作を行なうことにより発進すると、車速センサ150は車速を検出し、車速が予め定めた値以上であれば車速有り信号を車間制御ECU20へ出力する。車間制御ECU20は、車速センサ150からの車速有り信号を受け取り、かつ、現在システムが渋滞停止モードである場合に、渋滞追従モードへ遷移し、ブレーキモジュール18にブレーキ液圧解除信号を出力し、更にスロットルモジュール16にスロットル開度信号を出力して車間制御を開始する。
車間制御ECU20の追従制御部10の制御フローは、図16に示したように、第1の実施の形態の図3の制御フローと同様であるが、処理33で渋滞追従フラグをオンに設定したならば、処理176で車速センサ120が車速有り信号を出力しているかどうかを判断する処理が図3とは異なっている。処理176で車速有り信号が出力されていると判断した場合には、処理34,37で車間距離Lの検出と、速度制御を行う。
このように、第5の実施の形態の車間制御システム1400では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって生じる特性値である車速を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、第1の実施の形態と同様に通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよいという効果が得られる。
(第6の実施の形態)
つぎに、本発明の第6の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1500を図17〜図19を用いて説明する。
第6の実施の形態の車間制御システム1500では、車両の発進に伴いエンジン回転数が上昇することをイグニッションパルス数の増加によって検出し、渋滞追従処理を行う構成である。よって、本実施の形態の車間制御システム1500は、図17,図18のように追従制御部10に接続されたパルス計数部182を含んでいる。パルス計数部182は、車両のエンジンのイグニッションコイル181に接続されている。
パルス計数部182は、イグニッションコイル181のイグニッションパルス数をカウントすることにより、エンジン回転数を検出し、予め定めた値以上の回転数を検出したならば、発進信号をエンジンECU20に出力する。本実施の形態では、パルス計数部182の動作は、上記動作を行うためのプログラムをCPUが実行することにより行われる。パルス計数部182は、イグニッションパルスの計数を一定周期で行い、その都度、エンジンECU20への出力を更新する。
車間制御ECU20の追従制御部10は、図19に示すように、パルス計数部182からの発進信号が入力されているかどうかを処理116で判断し、入力されている場合には、発進動作が行われたとして、処理34,37で追従処理を行う。他の処理は、第1の実施の形態の図3と同様であるので、説明を省略する。
このように、第6の実施の形態の車間制御システム1200では、渋滞追従処理を開始させるためのトリガーとして、車両の発進操作によって生じる特性値であるエンジン回転数を用いる。よって、アクセルペダルの操作等、発進のために用いる操作手段の操作は、第1の実施の形態と同様に通常の運転時と同じであり、運転者は、渋滞時に先行車両が進んだ場合には、通常の運転時と同様の操作を行って車両を発進させればよいという効果が得られる。
(第7の実施の形態)
つぎに、本発明の第7の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1600を図20〜図22を用いて説明する。
第7の実施の形態の車間制御システム1600では、渋滞停止モードで、前方車両が発進し、自車両のトランスミッションのシフトレバーがドライブレンジで、自車両がブレーキ操作をされていないことを条件として、渋滞追従処理を行う。よって、本実施の形態の車間制御システム1600は、図20,図21のように追従制御部10にはシフトレバー221が接続されている。
車間制御ECU20の追従制御部10の制御動作は、図22に示すように、渋滞追従フラグをオンにする処理33までは、第1の実施の形態と同じである。処理33に続いて、車間距離センサ14により前方車両との車間距離、相対速度を検出する(処理244)。検出結果から、前方車両が発進したことを検出したならば、シフトレバー221がドライブレンジの位置にあるかどうかを検出し、ドライブレンジであれば、処理34、処理37、38に進んで、第1の実施の形態と同様に速度制御処理を行う(処理245,246)。ただし、ドライブレンジであっても、運転者がブレーキを踏んでいる場合には、処理34、処理37、38には進まない。また、車間距離Lが設定最小車間距離Lmin未満または設定最大車間距離Lmaxより大きくなった場合には、第1の実施の形態と同様に渋滞追従フラグをオフにする(処理39)。
このように、第7の実施の形態の車間制御システム1600では、シフトレバーがドライブレンジに設定されていることを条件として、渋滞追従処理を開始する。よって、運転者は、前方車両が発進したならばドライブレンジにシフトレバーを切り替えるか、もしくは、前方車両に追従させたい状態である場合にはドライブレンジにいれたままにすることにより、渋滞追従処理が行われる。アクセルペダルの操作は不要である。
(第8の実施の形態)
つぎに、本発明の第8の実施の形態の、渋滞追従機能を備えた車間制御システム1700を図23〜図25を用いて説明する。
第8の実施の形態の車間制御システム1700では、渋滞停止モードで、前方車両が発進し、自車両のトランスミッションのシフトレバーがドライブレンジで、しかも、運転者がブレーキペダルを踏んでいる状態から放した状態になったことを条件として、渋滞追従処理を行う。よって、本実施の形態の車間制御システム1700は、図23,図24のように追従制御部10にはシフトレバー221とブレーキペダル252が接続されている。
車間制御ECU20の追従制御部10の制御動作は、図25に示すように、ACCが動作状態であるかどうかを判断し(処理31)、処理32で、車速が0であれば、渋滞のために前方車両が停止し、それに追従して自車も停止したと判断できるので、渋滞追従フラグをオンとする。この状態で、運転者はブレーキペダル252に足を載せて待機する。
処理33に続いて、車間距離センサ14により前方車両との車間距離、相対速度を検出する(処理244)。検出結果から、前方車両が発進したことを検出したならば、シフトレバー221がドライブレンジの位置にあるかどうかを検出し、ドライブレンジであれば、さらに処理276に進む(処理245,246)。処理276で、ブレーキペダル252から足が離れている、すなわち、ブレーキペダル252が開放状態であることが検出されたならば、処理34、処理37、38に進んで、第1の実施の形態と同様に速度制御処理を行う。車間距離Lが設定最小車間距離Lmin未満または設定最大車間距離Lmaxより大きくなった場合には、第1の実施の形態と同様に渋滞追従フラグをオフにする(処理39)。
このように、第8の実施の形態の車間制御システム1600では、シフトレバーがドライブレンジに設定されていること、かつ、ブレーキペダル252が踏まれていないことを条件として、渋滞追従処理を開始する。よって、運転者は、前方車両が発進したならばドライブレンジにシフトレバーを切り替え、ブレーキペダル252から足を放すか、もしくは、シフトレバーをドライブレンジにいれたままで、前方車両に追従させるために車両を発進させたい時にブレーキペダル252から足を放すという動作を行うことにより、渋滞追従処理を開始させることができる。これらの動作は、車両を発進させる際に通常行っている動作であるので、自然な動作で、追従処理を開始させることができる。
上述してきた各実施の形態では、特別な運転操作系を付加することなく渋滞追従機能を実現できる。また、運転者が自然に発進操作を行なった際に変化する車両情報を判断基準とし渋滞追従機能を動作させることにより、つまりは、運転者にとって容易な操作で渋滞追従の実行を指示できる渋滞追従装置を提供できる。
また、第1〜第6の実施の形態では、運転者が車両を発進させる動作を行うことにより、車両に生じる特性値をトリガーとして追従処理を開始させているが、追従制御部10が第1〜第6の実施の形態で用いた加速度、吸気圧等の特性値のいずれか一つ、もしくは、二つ以上を検出した場合に、追従処理を行うように構成することも可能である。
本発明の第1の実施の形態の車間制御システム1000の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の車間制御システム1000を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の車間制御システム1000の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の車間制御システム1100の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の車間制御システム1100を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の車間制御システム1100の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の車間制御システム1200の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の車間制御システム1200を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の車間制御システム1200のパルス幅計数部82の動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態の車間制御システム1200の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の車間制御システム1300の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態の車間制御システム1300を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態の車間制御システム1300の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態の車間制御システム1400の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態の車間制御システム1400を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態の車間制御システム1400の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態の車間制御システム1500の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態の車間制御システム1500を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態の車間制御システム1500の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態の車間制御システム1600の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態の車間制御システム1600を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態の車間制御システム1600の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態の車間制御システム1700の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態の車間制御システム1700を車両に搭載した場合の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施の形態の車間制御システム1700の追従制御部10の制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…追従制御部、12…加速度センサ、14…車間距離センサ、16…スロットルモジュール、18…ブレーキモジュール、20…車間制御ECU、21…エンジンECU、41…吸気圧センサ、81…エンジン吸気センサ、82…パルス幅計数部、120…油圧センサ、150…車速センサ、181…イグニッションコイル、182…パルス計数部、221…シフトレバー、252…ブレーキペダル。

Claims (2)

  1. 自車両と先行車との車間距離を検知する車間距離センサと、
    前記自車両のエンジンの吸入空気量を調整するスロットルモジュールと、
    前記自車両に制動力を発生するブレーキモジュールと、
    検知した前記車間距離に基づいて、前記スロットルモジュール及び前記ブレーキモジュールを制御し、前記先行車との車間距離を調整する追従制御部と、
    前記エンジンの吸気圧を計測する吸気圧センサと、を備え、
    前記追従制御部は、前記自車両が所定速度以下になったときは前記車間距離の調整を中止し、その後、前記エンジンの吸気圧が正圧となったときは前記車間距離の調整を開始すること
    を特徴とする車間制御システム。
  2. 自車両と先行車との車間距離を検知する車間距離センサと、
    前記自車両のエンジンの吸入空気量を調整するスロットルモジュールと、
    前記自車両に制動力を発生するブレーキモジュールと、
    検知した前記車間距離に基づいて、前記スロットルモジュール及び前記ブレーキモジュールを制御し、前記先行車との車間距離を調整する追従制御部と、
    前記自車両のエンジンのインジェクションパルス幅を計測するパルス幅計数部と、を備え、
    前記追従制御部は、前記自車両が所定速度以下になったときは前記車間距離の調整を中止し、その後、前記インジェクションパルス幅が予め定めた値以上となったときは前記車間距離の調整を開始すること
    を特徴とする車間制御システム。
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