JP4084898B2 - パレット自動搬入出ローダー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット自動搬入出ローダー装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開平6−65905号公報、特開平8−301439号公報、特開平9−267905号公報には、工場等で自動運転によりパレットを輸送するオートガイドビークル(無人搬送車)が開示されている。
【0003】
この種のオートガイドビークルは、工場側に設置されるコンベアとの間でパレットを自動的に搬入出できるローダー装置を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のオートガイドビークルを用いた輸送システムにあっては、オートガイドビークルからパレットが搬入出される相手側のコンベア等にもパレットを自動的に引き込んだり押し出す機能が必要であるため、設備コストがかかるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、相手側のコンベア等を駆動することなくパレットを自動的に搬入出できるローダー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、パレットを第一の場所から第二の場所に搬入出できるパレット自動搬入出ローダー装置に適用する。
【0007】
そして、パレットを第一場所から第二の場所またはその逆方向へ搬入出できるパレット自動搬入出ローダー装置において、第一の場所のパレットの搬送方向と第二の場所のパレットの搬送方向とが互いの延長線上で近接する位置関係にあるときに複数の車輪を介してパレットの搬送方向へ第一の場所と第二の場所との間を走行可能な架台と、前記架台にパレットの搬送方向へ延びるラックをパレットの搬送方向へ移動可能に支持する手段と、前記架台に前記ラックと噛み合うピニオンを回転可能に支持する手段と、前記架台に対して前記ラックをパレットの搬送方向へ移動させるアクチュエータと、前記ピニオンを回転させることにより前記ラックに対して前記架台をパレットの搬送方向へ移動させるモータと、を備え、前記ラックと噛み合うピニオンは、第一の場所から第二の場所へ走行する架台の最も後方に配置された車輪のシャフトに結合され、前記シャフトは架台に軸受を介して回転可能に支持したものとする
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、搬入時にパレットを引き寄せる可動ストッパーを格納可能に備えるものとした。
【0009】
【発明の作用および効果】
第1の発明において、パレット自動搬入出ローダー装置は、ラックを搬送方向に移動させ、このラックに噛み合うピニオンが架台を走行させる構造により、架台を第一の場所と第二の場所の間で移動させることが可能となる。この結果、第二の場所側にパレットを引き戻したり押し出す搬入出機能がなくても、第一の場所に対するパレットの搬入出が可能となる。例えば、工場の複数箇所にパレットを輸送するオートガイドビークルに本発明のパレット自動搬入出ローダー装置を搭載した場合、第二の場所となる相手側には動力源を持たないフリーローラコンベア等を設置すればよく、設備コストを抑えられる。
【0010】
第2の発明において、搬入時に可動ストッパーを突出させてパレットを引き寄せる一方、搬出時に可動ストッパーを格納して、パレット等と干渉しないようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1において、1は工場内等において設定されたルートに沿って自動的に走行するオートガイドビークルであり、このオートガイドビークル1上にはパレット自動搬入出ローダー装置5が搭載されている。パレット自動搬入出ローダー装置は、パレット2をオートガイドビークル1上(第一の場所)から搬送コンベアが搭載された台車3上(第二の場所)に搬入出できる。
【0013】
パレット自動搬入出ローダー装置5は、複数の車輪11〜14を介してオートガイドビークル1上から台車3上に渡って走行可能な架台10と、ラック20に噛み合って回転駆動されることにより架台10を搬送方向に走行させるピニオン30と、ラック20を平行移動させて架台10を搬送方向に走行させる電動シリンダ(アクチュエータ)40とから基本的に構成される。
【0014】
4対の車輪11〜14は、架台10の左右に直線上に並んで設けられ、オートガイドビークル1上には各車輪11〜14を転動させる一対のレール45が設けられる。4対の車輪11〜14が並んで設けられることにより、パレット自動搬入出ローダー装置5はオートガイドビークル1上(第一の場所)から台車3上(第二の場所)の間に渡って走行することが可能となる。
【0015】
図2に示すように、ピニオン30が結合されたシャフト21は、架台10に一対の軸受22を介して回転可能に支持される。最も後方に配置された各車輪14はシャフト21に軸受23を介して回転可能に支持される。
【0016】
架台10にはピニオン30を回転駆動する電動モータ24が設けられる。電動モータ24の出力軸にはスプロケット25が結合され、シャフト21にはスプロケット26が結合される。両スプロケット25,26に渡ってチェーンが掛け回され、このチェーンを介して電動モータ24の回転がピニオン30に伝えられる。こうして、ピニオン30はラック20に噛み合って回転駆動されることにより架台10を搬送方向に走行させる。
【0017】
ラック20を搬送方向に移動可能に支持する支持手段として、ラック20は案内ガイド27に結合され、案内ガイド27は架台10に複数のカムフォロワ28を介して搬送方向にスライド可能に支持される。
【0018】
電動シリンダ40のシリンダ部41は架台10に連結され、シリンダ部41から突出するロッド先端部42が案内ガイド27に連結される。電動シリンダ40が伸縮することにより、ラック20が平行移動して架台10を搬送方向に走行させる。
【0019】
図3に示すように、オートガイドビークル1上には架台10の左右にフリーローラコンベア(ローラコンベア)6が設けられる。パレット2はトレイ8を介してオートガイドビークル1上のフリーローラコンベア6から台車3上の搬送コンベアへと転接しながら移動できる。
【0020】
架台10の後部から上方に突出した固定ストッパー47が設けられる。パレット2の搬出時に固定ストッパー47がトレイ8に当接して前方に押し出すようになっている。
【0021】
架台10の前部から上方に突出可能とする可動ストッパー50が設けられる。パレット2の搬入時に可動ストッパー50がトレイ8に当接して後方に引き込むようになっている。可動ストッパー50は軸51を介して回動可能に支持され、電動シリンダ52を介して図示するように上方に突出してトレイ8に当接する作動ポジションとトレイ8より下方に収まる格納ポジションとに切り替えられる。
【0022】
図3に示すように、パレット2を自動的に搬入出するため、3つの拡散反射型光センサ61,62,63が備えられる。
【0023】
光センサ61は、台車3があるかどうかを検出するとともに、台車3上にパレット2があるかどうかを検出する。
【0024】
光センサ62は、オートガイドビークル1上の後部にパレット2があるかどうかを検出する。
【0025】
光センサ63は、オートガイドビークル1上の前部にパレット2があるかどうかを検出する。
【0026】
図示しない制御回路は、各光センサ61,62,63からの信号を入力して、オートガイドビークル1の前方に搬送コンベアの台車3があり、台車3上にパレット2があり、オートガイドビークル1上にパレット2がない場合に、パレット2の搬入を許可する。また、オートガイドビークル1の前方に台車3があり、台車3上にパレット2がなく、オートガイドビークル1上にパレット2がある場合に、パレット2の搬出を許可する。
【0027】
以上のように構成される本発明の実施の形態につき、次に作用を説明する。
【0028】
パレット2をオートガイドビークル1上から台車3上に搬出する動作について説明する。まず、オートガイドビークル1のフリーローラコンベア6が台車3の搬送コンベアの延長上にて近接する所定位置に停車させる。続いて、電動シリンダ40を伸張させてラック20を介して架台10を前方(図1において右方向)に押し出すとともに、ピニオン30を回転駆動してラック20上を前方に移動させる。こうしてピニオン30が前方に移動するのに伴い、架台10は各車輪11〜14が転動しながらオートガイドビークル1上から台車3上へと渡って移動する。このとき、パレット2は固定ストッパー47に係合するトレイ8を介して前方に押され、オートガイドビークル1上のフリーローラコンベア6から台車3上の搬送コンベアに渡って転接しながら前方に移動する。続いて、電動シリンダ40を収縮させてラック20を引き込むとともに、ピニオン30を逆方向に回転駆動して架台10をオートガイドビークル1上に戻して、パレット2の搬出を終了する。なお、この搬出時に可動ストッパー50はトレイ8より下方に収まる格納ポジションに切り替えられ、トレイ8と干渉することがない 。
次に、パレット2を台車3上からオートガイドビークル1上に搬入する動作について説明する。まず、オートガイドビークル1のフリーローラコンベア6が台車3の搬送コンベアの延長上にて近接する所定位置に停車させる。続いて、電動シリンダ40を伸張させてラック20を前方に押し出すとともに、ピニオン30を回転駆動して架台10をパレット2の下方に差し込む。このとき可動ストッパー50はトレイ8より下方に収まる格納ポジションに切り替えられており、トレイ8と干渉しない 。続いて可動ストッパー50を上方に突出してトレイ8に当接する作動ポジションに切り替えた後、電動シリンダ40を収縮させてラック20を引き込むとともに、ピニオン30を逆方向に回転駆動して架台10をパレット2と共にオートガイドビークル1上に引き戻すことにより、パレット2は可動ストッパー50に係合するトレイ8を介して架台10と共に移動して、オートガイドビークル1上の所定位置に載せられる。こうしてパレット2を載せたオートガイドビークル1は、台車3から離れてパレット2を他の場所に輸送する。
【0029】
以上のように、パレット自動搬入出ローダー装置5は、ラック20をオートガイドビークル1より前方に突出させ、これに噛み合うピニオン30が架台10を移動させる構造により、架台10をオートガイドビークル1上(第一の場所)と台車3上(第二の場所)の間で移動させることが可能となる。この結果、台車3側にパレット2を押し出す搬出機能等がなくても、オートガイドビークル1に対するパレット2の搬入出が可能となり、この輸送システムにかかる設備コストを抑えられる。
【0030】
なお、パレット自動搬入出ローダー装置5は、オートガイドビークル1に限らず、例えば、荷物を仕分けするコンベア上に設置することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、図2のA−A線に沿うパレット自動搬入出ローダー装置の断面図。
【図2】同じくパレット自動搬入出ローダー装置を後方から見た正面図。
【図3】同じくパレット自動搬入出ローダー装置の平面図。
【符号の説明】
1 オートガイドビークル
2 パレット
3 台車
5 パレット自動搬入出ローダー装置
10 架台
11 車輪
20 ラック
24 電動モータ
27 案内ガイド
28 カムフォロワ
30 ピニオン
40 電動シリンダ
47 固定ストッパー
50 可動ストッパー

Claims (2)

  1. パレットを第一場所から第二の場所またはその逆方向へ搬入出できるパレット自動搬入出ローダー装置において、第一の場所のパレットの搬送方向と第二の場所のパレットの搬送方向とが互いの延長線上で近接する位置関係にあるときに複数の車輪を介してパレットの搬送方向へ第一の場所と第二の場所との間を走行可能な架台と、前記架台にパレットの搬送方向へ延びるラックをパレットの搬送方向へ移動可能に支持する手段と、前記架台に前記ラックと噛み合うピニオンを回転可能に支持する手段と、前記架台に対して前記ラックをパレットの搬送方向へ移動させるアクチュエータと、前記ピニオンを回転させることにより前記ラックに対して前記架台をパレットの搬送方向へ移動させるモータと、を備え、前記ラックと噛み合うピニオンは、第一の場所から第二の場所へ走行する架台の最も後方に配置された車輪のシャフトに結合され、前記シャフトは架台に軸受を介して回転可能に支持したことを特徴とするパレット自動搬入出ローダー装置。
  2. 搬入時に前記パレットを引き寄せる可動ストッパーを格納可能に備えたことを特徴とする請求項1に記載のパレット自動搬入出ローダー装置。
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