JP4084567B2 - 移動ラック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば事務所内に設置され、収納物の保管、出し入れ等に好適に用いられる移動ラック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の移動ラック装置としては、例えば特開2001-255公報に示すものがある。すなわち、このものは、床面に向かって進退移動可能な高さ調整部材を介してラックを移動可能とするレールを敷設することにより、床面に損傷を与える事なくレールを施設することができると共にレールの平行度を高めてラックの移動を円滑に行なえる事としている。そして、平行に配置されるレール間における床面との段差を平坦化するために、その間にフロアパネルを架設している。
【0003】
また、別の構造としてはレールの周囲を床面に対して突出させないために予めレールを溶接等の手段を用いてコンクリートの床に固定しておき、モルタルで埋め込むことも広くおこなわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように床面より上部に調整部材を設ける場合は、調整部材そのものの高さがレベルを均一にするための重なりしろと、調整のための部材を必要とし、最低でも床面との間に40mm程度の段差が生じる。そこで、ラックの周囲は床との段差を解消するためにスロープを設けることになるが、このようにすると、ラック間の通路部分において人の出入りや、収納物運搬台車の走行が円滑に行なえないうえに、スロープ部材を受けるため移動ラックの走行には必要としない余分な部材と加工が必要となる。また通路内は周辺床とは異なる構造となるために歩行感にも違和感が出でてくる。
【0005】
他方レールの取付け工事の後にモルタルで埋め込む場合は、施工に時間がかり修復も容易ならざる問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上に述べた問題を解決するためになされたものであって、レベル調整可能に設けた、第2の床に対して有効な強度を保持するレールを配置することにより、部品点数を極力押さえつつラックからの収納物の取り出しを容易にし、移設時等の作業においても不要材がでないことを可能にしたものである。
【0007】
すなわち、既設床面に敷設する第2の床と、当該第2の床上に敷設するレールと、当該レール上に移動可能に支持されるラックと、前記既設床面と前記第2の床との間に配され且つレベル調整機能を有する支持部材とを具備し、前記第2の床は前記支持部材のレベル調整機能を利用して既設床面の不陸を解消すべくレベル調整可能に設けられ、前記支持部材の一部が、前記第2の床の下面に配置され且つ前記第2の床の撓みを防止し得る耐荷重調整支持部材として兼用可能なものであり、前記支持部材が、既設床面に固定される支持脚と、支持脚に螺合させたナットと、ナットに支持され且つナットを回転させることによって上下に移動する受け板部と、受け板部に第2の床を載せた後に第2の床を下方に押圧して支持脚上に挟圧固定するロックナットとを備えたものであり、前記耐荷重調整支持部材が、支持部材のうちロックナットを省いた部材からなるものであり、当該耐荷重調整支持部材を前記既設床面と前記第2の床との間にレール方向に沿って配置可能にしていることにより、第2の床がレベル調整された状態にある限り、レールは水平を保持されることとなる。
【0008】
第2の床は、既設床面との間に空間が存在するよう、レベル調整機能を有する支持部材を介して支持されたものである場合に、支持部材の一部を、レールの敷設位置に沿って配置すれば、当該支持部材をレールを支持する部材として兼用できる。
【0009】
当該第2の床が着脱自在に設けられたパネルユニットで構成されている場合に、レールの敷設された前記パネルユニットに隣接するパネルユニットをはずすことによりレールが敷設されたパネルユニットのレベル調整ができるようにしておけば、ラックが移動可能に設置された状態においても、レールの敷設された前記パネルユニットに対して、はずしたパネルの開口部側面からのレベル調整や荷重に応じた補強が可能となる。
【0010】
レールの端面に、当該第2の床に敷設する仕上げ材の端面が全周にわたって当接することとした場合には、(レールは第2の床と当該床を下部で支持する部材に負担させることができるとともに、)側面方向からの力に対して、周囲を囲んでいる床仕上げ材にも強度を負担させることが可能となる。
【0011】
更に、レールにおける高さ方向の厚み寸法を前記第2の床に敷設する仕上げ材の厚みと略同一に設けて、当該レールを第2の床に直接敷設するようにすれば、レールにかかる荷重のほとんどは直接当該床を下部で支持する部材に伝わるようにすることができる。
【0012】
レールにおけるその高さ以内に、ラックの移動を規制する手段を設けた場合には、ラックの下端と第2の床面との距離は、走行に支障無い限りほとんど必要としなくなる。
【0013】
更に、下面全面が前記第2の床上面に固着されるものであって、高さが当該床に敷設する仕上げと略同一のレールを採用すれば、ラック装置を移動支持する垂直荷重を受ける面積は確保されるので、単位面積あたりの応力は小さなものとなり、レール上端と床面との距離も小さくできるので、曲げ応力に対しての応力も小さくなる。
【0014】
また、高さが第2の床に敷設する仕上げ材よりわずかに小さい厚みのフラットバーと薄板の2層でレールを形成し、当該高さ以内にラックの移動を規制する手段を設ければ、極めて小いさな部材で安価に提供することができる。
【0015】
当該レールは、フラットバーと、当該フラットバーの下面に配置され且つフラットバーの周縁より外方に延出した薄板とを備え、当該薄板を床仕上げ材の下に潜り込ました状態で配置すれば、第2の床との接触面積を更に拡大することができる。
【0016】
本発明は以上に述べたように、レベル調整可能に設けた、第2の床に対して有効な強度を保持するレールを配置することにより、部品点数を極力押さえつつラックからの収納物の取り出しを容易にし、移設時等の作業においても作業効率がよく不要材がでない移動ラック装置を提供することを可能にしたものである。
【0017】
【発明実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0018】
この実施形態の移動ラック装置は、事務所内で一部パーティション等で区画された書庫室等に用いられるもので、図1に示すように、レベル調整機能を有する第2の床1の上に一対の互いに並行に敷設したレール2を介して複数のラック3を配設し、これらのラック3をレール2に沿って移動させることによって、任意のラック3間に通路Aを形成し得るように構成したものである。
【0019】
第2の床1は、既設の床に対して図2に示すように、支持部材11を介してパネルユニット12を配することにより形成されている。支持部材11の構成要素であって、既設床面に固定される支持脚は、ねじ加工を施して受け板部14を上下に調整するナット15が螺合させてあり、ナット15を回転させることにより受け板部14と共にレベル調整を行なうことが可能である。また支持部材11は、受け板部にパネルユニット12を載せた後に、パネル17を下方に押圧して支持脚13上に挟圧固定するロックナット16を具備する。パネル17は中空タイプの軽荷重用と、内部に充填材を備えた高荷重用とを必要に応じて適宜選択できるものとしてもよい。
【0020】
図3はラック3の移動方向と直角に見たレール周辺を示す。
【0021】
パネルユニット12の上面には、下面に剥離紙を貼り付けたレール2が直接貼着される。
一方、パネルユニット12の下面には、レール方向に沿って、パネルユニットの撓みが起らない様に必要に応じて耐荷重支持部材11aを配置する。この作業は、予め荷重計算に基づいて配置しておくか、ラック3を設置して走行状況を観ながら、図4に示すようにレール2の敷設されたパネルユニットに隣接するパネルユニットをはずすことにより、適宜数量を導入することも可能である。耐荷重調整支持部材11aは、第2の床1の支持部材11を構成する挟圧固定用のロックナット16を省いた、同じ部材を兼用させることが望ましい。勿論、パネルユニット自体の支持脚、すなわちパネルユニット同士の接線上にレールを配置すれば、更に支持部材11を兼用させることとなり、支持部材を更に節約できる。
【0022】
ラック3は、転動する車輪31を移動手段としたものであり、図5(a)はレール2の構造と、その終端部分近辺におけるラック3との相対関係を示す斜視図である。
【0023】
レール2は、高さが第2の床1に敷設する仕上げ材よりわずかに小さい厚みの2本のフラットバー22と、薄板21とよりなる2層を、接着乃至スポット溶接等で所定の位置関係下に固定したもので、直線方向に沿ってフラットバー22、22間に線状の溝24を形成する。これは加工上安価にできる一例であるが、1枚のフラットバーに当該溝24を切削加工してレール2の断面を形成することも可能である。前記線状の溝24に対して車輪31の幅方向中央部31aの直径を、レール2のかかりしろが確保できる程度に大きくし,この幅方向中央部31aをレール溝24に相対させれば、ラック3の移動方向をレール溝24の沿って規制できる。車輪中央部31aの直径は荷重を受ける部分より大きいが、前記レール2内に形成される溝の深さ24aより小さい寸法とする。車輪31の垂直荷重を受ける部分は上記フラットバー22及び薄板21からなる二層部分で負担させて、レール溝24は転動する車輪が蛇行しないよう、水平方向の力をレール2とのかかりしろの部分で負担させているだけとなる。
【0024】
ラック3をレール終端部分で停止させる手法としては、レール端部25近辺にレール溝24を塞ぐ形で角鉄等のピース材23を設けることが挙げられる。これはフラットバー22と同じ材料を溶接してもよいし、1枚のフラットバー22に当該溝24の切削加工を施す際に終端をその部位で止めて切り上げることとしてもよい。 ピース材23はレール溝24を閉塞するとともに、溝の終端部分23aに垂直方向の壁を形成する。この終端部分がラック3に設けられた当接部34と呼応して、ストッパー23bとしての役割を果たし、ラック3の移動終端とする。レールストッパー23bはレール2の総高さ以内の位置にあり(図5(b))、レール総高さを越えて設けられるストッパー23b‘(図5(c))と比べてレール自体に曲げモーメントMが発生する度合いが極めて小さく、レールに無理な力がかからないものとなる。
【0025】
以上詳述したように構成すれば、第2の床1がレベル調整された状態にある限り、レール2は水平を保持されることとなる。このため、レールのレベル調整のためのライナーやアジャスターが不要となり、レールの突出量を抑えて(レールを前記第2の床に対して直接敷設することにより)、段差を解消するためにのみ必要な構造、例えばスロープや段違いの床見切り等を必要としないものにすることができる。
【0026】
また、本実施形態の第2の床1は、既設床面との間に空間が存在するよう、レベル調整機能を有する支持部材を介して支持されたものであり、配線スペースの確保等の用途にも利用されるものであるほか、その支持部材11の一部は、レール2の敷設位置に沿って配置できるようにしている。したがって、ラック3により積載重量のかかる部分のみを必要な強度に応じて適宜支持することができ、少ない部材でラック装置の強度を確保することができる。特に、本実施形態は、第2の床1がパネルユニット12で構成され、当該パネルユニット12を支持部材11に支持させているが、この支持部材11を荷重支持部材11aとして兼用するようにしているため、部品点数の増加を有効に回避することができる。この場合、パネルユニットに付帯する起き上がり防止用の挟圧固定部品であるロックナット16をはずして兼用すればよい。
【0027】
また、上記のように第2の床1は、着脱自在に設けられたパネルユニット12で構成されており、ラック3が移動可能に設置された状態においても、レール2の敷設された前記パネルユニットに対して、はずしたパネルの開口部を介して側方からスパナ等で支持部材11,11aの高さ調整が可能であるため、たとえば多少ラック3の収納物が過積載で予期せぬひずみが生じた場合や、経年変化で撓みが生じた場合でも、収納物を降ろしたりラック3を解体したりすることなく、調整復旧することが可能である。
【0028】
第2の床上1にレール2を施設する態様としては、レール2の端面を全周にわたって床仕上げ材18に当接させて第2の床1に直接敷設するようにしている。したがって、レール2の垂直荷重を支持部材11に直接負担させることができるとともに、側方からの力に対しては周囲を包囲している床仕上げ材18がバックアップ材として機能することになり、レール2がずれるせん断方向に対しても、アンカー等のスポット支持でなく、例えば接着材でも十分な強度を得ることができる。更には移設時等には、レールを取り外して撤去した部分に溝状に残ったカーペットのみ貼り替えたり、移動先との割り付けが同様であれば、カーペットを交換すればよい。特に、レール2に関し、第2の床1に対しての平面的な接触面積は十分に確保されているため、せん断方向の強度確保はより容易である。この場合、部分的には粘性による位置ずれ防止のために部分的に、ビスやボルトで第2の床面に直接固定してもよい。
【0029】
また、レール2は、撓み等垂直方向の荷重に対しての高さを必要としなくなることにより、タイルカーペット、あるいはフローリングブロックと同じ高さ、略同面の床仕上げとすることができる。したがって、通路部分Aを歩行したり、収納物を出し入れするときの台車等の運搬に極めてスムーズである。またレール2が床仕上げ面と略同一であれば、ラック3は車輪等の移動手段を本体下部框部分33に隠蔽することで、ラック3と床仕上げ面とを移動に支障のない範囲で限りなく少なくすることができる。そのため、収納物が落下して移動ラック下部に潜り込んだり、通路歩行者が足指を詰めたりする危険もなくなるのである。
【0030】
さらに、第2の床1に敷設するレール2は移動ラック用のレール部材であって、下面全面が前記第2の床上面に固着されている特徴も有する。上記のような構成のラック装置とすれば、高さが当該床1に敷設する仕上げ材18よりわずかに小さい厚みのフラットバー22でラック3を移動支持できるとともに、第2の床1との接触面積は従来のレール構造と大差ない接触面積を確保できる。かかる力(垂直荷重)には必要部分が確保されるとともに、せん断方向に不要な応力を受けない。
【0031】
レール2それ自体の構造としては、高さが第2の床に敷設する仕上げ材よりわずかに小さい厚みのフラットバー22と薄板21の2層で形成されるとともに、当該高さ以内にラック3の移動を規制する手段を設けている。具体的には、転動する車輪の幅方向中央部31aの直径をレール2のかかりしろが確保できる程度に大きくし、この部分でラック3の移動方向を規制しつつ、荷重を受ける部分は上記2層部分のフラットバー22部分で負担するようにしている。このようにすれば、前記レール2の高さ以内でラック3の移動を規制する手段を、極めて小いさな部材で安価に提供することができる。さらにレール2の端部近辺(移動ラックの終端部)は、形成される溝24をなくすことで、ラック3のストッパーの機能も付加させることができる。このようにすれば、レール2の高さ以内でラック3の移動を停止させることができるので、ストッパ23bにかかる力は実質的に水平方向のみを負担し、レール2にかかるモーメントMが発生しないのである。しかもレール部材そのものは直ぐ近辺においてラック3の車輪31で押さえられているので極めて合理的な応力配分となる。
【0032】
なお、各部の具体的な構成は、図示実施例のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、床仕上げ材に応じてレール高さを変えたり、レールと車輪との軌道の組みあわせを変えても上記実施例に準じた作用効果が奏される。
【0033】
また、 レール部分の他の実施の態様としては、図6に示すように2層に形成する薄板21aをフラットバーの周縁より外方に延出して、床仕上げ材の下面18aに潜り込ました状態で配置するようにしたものが挙げられる。床仕上げ材18を配置しても延出部分は外観上はほとんど隆起しないで、パネル17との接触面積が拡大し、更に薄板延出部分42bは、床仕上げ材裏面18aとの間でも接着部分が得られるので、レールは高さ方向で両方から固着されるとともに、レール端面が周縁にわたって床仕上げ材に囲まれる形となり、極めて安定した固定手段となる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、以上に詳述したように既設床面に敷設する第2の床と、当該第2の床上に敷設するレールでレール上のラックを移動可能に設けているので、段差を解消するためのスロープや段違いの床見切りを必要とせず、部材が少なくて安価である。
【0035】
しかも、レールを床仕上げ材と略同一に設けたので、通路部分を歩行したり台車の運搬がスムーズであるとともに、レールに無理な力がかからない簡単な構成で大きい効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の第2の床の側面図。
【図3】同実施例のレール部分側面図。
【図4】同実施例の第2の床支持部材説明図。
【図5】同実施例のラックの終端部分の斜視図。
【図6】同実施例のレール部分の説明図。
【符号の説明】
1…第2の床
2…レール
3…ラック
11…支持部材
12…パネルユニット
22…フラットバー
23a…終端部分
23b…ストッパー
31…車輪
33…ラック下部框部分下端
A…通路

Claims (10)

  1. 既設床面に敷設する第2の床と、当該第2の床上に敷設するレールと、当該レール上に移動可能に支持されるラックと、前記既設床面と前記第2の床との間に配され且つレベル調整機能を有する支持部材とを具備し、前記第2の床は前記支持部材のレベル調整機能を利用して既設床面の不陸を解消すべくレベル調整可能に設けられ、前記支持部材の一部が、前記第2の床の下面に配置され且つ前記第2の床の撓みを防止し得る耐荷重調整支持部材として兼用可能なものであり、
    前記支持部材が、既設床面に固定される支持脚と、支持脚に螺合させたナットと、ナットに支持され且つナットを回転させることによって上下に移動する受け板部と、受け板部に第2の床を載せた後に第2の床を下方に押圧して支持脚上に挟圧固定するロックナットとを備えたものであり、
    前記耐荷重調整支持部材が、支持部材のうちロックナットを省いた部材からなるものであり、当該耐荷重調整支持部材を前記既設床面と前記第2の床との間にレール方向に沿って配置可能にしていることを特徴とする移動ラック装置。
  2. 前記第2の床は、既設床面との間に空間が存在するよう、レベル調整機能を有する支持部材を介して支持されたものであり、支持部材の一部は、レールの敷設位置に沿って配置されている請求項1記載の移動ラック装置。
  3. 前記第2の床は着脱自在に設けられたパネルユニットで構成されており、ラックが移動可能に設置された状態において、レールの敷設された前記パネルユニットに隣接するパネルユニットをはずすことによりレールが敷設されたパネルユニットのレベル調整ができることを特徴とする請求項1乃至2記載の移動ラック装置。
  4. 前記第2の床は着脱自在に設けられたパネルユニットで構成されており、ラックが移動可能に設置された状態において、レールの敷設された前記パネルユニットに隣接するパネルユニットをはずすことによりレールが敷設されたパネルユニットの耐荷重調整ができることを特徴とする請求項1乃至3記載の移動ラック装置。
  5. 前記第2の床上に敷設するレールの端面に、当該第2の床に敷設する仕上げ材の端面が全周にわたって当接していることを特徴とする請求項1乃至2記載の移動ラック装置。
  6. 前記レールにおける高さ方向の厚み寸法を、前記第2の床に敷設する仕上げ材の厚みと略同一に設けたことを特徴とする請求項5記載の移動ラック装置。
  7. 前記レールにおける高さ以内にラックの移動を規制する手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の移動ラック装置。
  8. 請求項1記載の移動ラック装置を構成するレール部材であって、高さ寸法を第2の床に敷設する仕上げ材の厚みと略同一に設け、下面全面を前記第2の床上面に固着するようにしていることを特徴とするレール部材。
  9. 移動ラック用のレール部材であって、高さが第2の床に敷設する仕上げ材よりわずかに小さい厚みのフラットバーと薄板の2層で形成されるとともに、当該高さ以内にラックの移動を規制する手段を設けたことを特徴とする請求項8記載のレール部材。
  10. フラットバーと、当該フラットバーの下面に配置され且つフラットバーの周縁より外方に延出した前記薄板とを備え、当該薄板を床仕上げ材の下に潜り込ました状態で配置されることを特徴とする請求項9記載のレール部材。
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