JP4083192B2 - 飲料抽出装置及び抽出残渣の除去方法 - Google Patents

飲料抽出装置及び抽出残渣の除去方法 Download PDF

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本発明は、お茶、コーヒ等の飲料を原料材から抽出する飲料抽出装置及び飲料抽出装置に残った抽出残渣を除去する抽出残渣の除去方法に関する。
この種の飲料抽出装置は、特許文献1の図4に記載のように、容器底部が開閉自在な構成となっており、飲料抽出後に濾材層上に残った残渣は、容器底部を開いて、濾材層上の残渣を下方にある搬送コンベアやホッパーに落下させて排出した後、容器底部を開いた状態で濾材層表面を洗浄液で洗浄していた。
特開平11−221153号公報
しかし、上述の特許文献1に記載の従来技術では、濾材層上の残渣を落下した際に周囲に残渣が飛散して周囲を汚染するという問題があった。特に、飲料抽出装置の周囲には配管等が多数あったり、機械部品に残渣が付着しやすい為、清掃し難く、飛散した残渣を取り除くのは困難であった。
また、お茶やコーヒの残渣が装置周辺に残ってしまうと、虫の誘引や発生の温床となりやすいため、衛生面での問題が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、飲料抽出後の残渣を除去するときに残渣が周囲に飛散するのを防止でき且つ衛生的に優れた飲料抽出装置及び抽出残渣の除去方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、容器の底面よりも上方に設けて容器内を上下に区画する濾材層と、濾材層の上方で容器内を攪拌する攪拌翼と、容器底面に設けて濾材層を通過した抽出液を取り出す抽出口とを備え、容器内の濾材層上に原料材と原液を投入して濾材層で濾過することにより原料材から飲料液を抽出する飲料抽出装置であって、濾材層の中央部に設けて抽出残渣を排出する排出口と、排出口に接続されて容器外に延出した排出管とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、容器底面に洗浄液の注入口を有することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、濾材層の上方で且つ容器側面の周方向に沿って洗浄液を噴射する側方ノズルを備えることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明において、側方ノズルの制御部を備え、制御部は側方ノズルから洗浄液を時間的な間隔をあけて間欠的に噴射する制御を行うことを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、濾材層は、水平方向中央部を低く傾斜した円錐形状としてあることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、容器の底面よりも上方に濾材層を有し、容器底面には濾材層を通過した抽出液を取り出す抽出口を有し、濾材層の中央部には抽出残渣の排出口を有し、排出口に容器外に延出した排出管が接続されており、容器の濾材層上に原料材と原液を投入して濾材層で濾過することにより原料材から飲料液を抽出する飲料抽出装置において、飲料抽出後に抽出口と排出口を閉じ、濾材層の上方まで洗浄液を注入した後、洗浄液を容器内で攪拌して容器周方向の旋回流を生じさせた状態で排出口を開き、洗浄液と共に残渣を排出口から排出管により容器外に排出することを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、飲料抽出後に、容器底面から洗浄液を注入して、濾材層の下方から上方に洗浄液の水位を上げることを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、排出口から洗浄液と共に残渣が排出されているときに、濾材層の上面に周方向に向けて洗浄液を噴射することを特徴とする。
請求項9に記載された発明は、請求項8に記載の発明において、排出口から洗浄液と共に残渣が排出されて洗浄液面が濾材層表面に達した後、周方向に向けて噴射する洗浄液は、時間的な間隔をあけて間欠噴射することを特徴とする。
請求項10に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、濾材層の上面は水平方向中央部を低くしてあり、濾材層上の上に液面が位置する洗浄液が渦を形成して排出口から排出することを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、容器内洗浄液の液面が濾材層表面以下になったときには濾材層の上方から下方に向けても洗浄液を噴射することを特徴とする。
請求項12に記載された発明は、請求項6〜11の何れか一項に記載の発明において、残渣は、茶粕又はコーヒ粕であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、飲料の抽出後に、容器内を洗浄するときには、洗浄液を容器内に注入して攪拌することにより、濾材層上に残った残渣(抽出残渣)を洗浄液に混合させてスラリーとし、洗浄液と共に濾材層に設けた排出口を介して排出管により容器外に排出する。
従って、残渣は洗浄液と共にスラリー状にして流出するので、残渣が装置周囲に飛散するのを防止できる。また、残渣はスラリー状(以下「残渣スラリー」という)にしているので、次に脱水処理する回収タンク等への搬送が、例えば、配管やポンプを用いて容易にできる。
容器は、従来技術のように底部を開閉する必要がないので、容器の構成を簡易にでき、且つ残渣の除去は抽出後の容器にそのまま洗浄水の注入と攪拌を行うだけであるから、作業性に優れる。
残渣の除去時には、濾材層上まで洗浄水を満たして攪拌するので、濾材層上に残った残渣を殆んど残すことなく取り除くことができ、洗浄効率が良い。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の作用効果を奏すると共に、洗浄液は容器底部から注入しているので、洗浄液は濾材層を下から上に通過することにより、濾材層を逆洗でき、濾材層に捕捉された残渣の取り残しを防止できる。また、濾材層の目詰まりを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の作用効果を奏すると共に、残渣スラリーに混入している残渣の沈殿を防止しつつ排出口から排出できる。従って、残渣の取り残しを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の作用効果を奏すると共に、洗浄液が間欠噴射することにより、濾材層上に取り残された残渣を直接押し流すので、取り残した残渣やその微粉末を効果的に排出できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の作用効果を奏すると共に、濾材層を円錐形状としているので、残渣スラリーを渦状にして排出できる。従って、残渣スラリーの排出速度を早くできると共に容器内における残渣スラリーの旋回速度を早くして残渣の沈殿を防止できる。
請求項6に記載された発明によれば、請求項1に記載された発明と同様の効果が得られる。
請求項7に記載された発明によれば、請求項2に記載された発明と同様の効果が得られる。
請求項8に記載された発明によれば、請求項3に記載された発明と同様の効果が得られる。
請求項9に記載された発明によれば、請求項4に記載された発明と同様の効果が得られる。
請求項10に記載された発明によれば、請求項5に記載された発明と同様の効果が得られる。
請求項11に記載された発明によれば、上方からの洗浄液により容器内及び濾材層表面をすすぐので、洗浄能力を更に高めることができる。
請求項12に記載された発明によれば、請求項6〜11の何れか一項に記載の請求項4に記載された発明と同様の効果を奏すると共に、特に、お茶やコーヒの抽出における残渣(茶粕やコーヒ粕)は、虫の誘引や温床となりやすいことから有効である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る飲料抽出装置の概略的構成を示す縦断面図であり、図2は図1に示す容器の横断面図であり、図3〜図6は各洗浄工程(抽出残渣の除去工程)における飲料抽出装置の断面図であり、図7は抽出残渣の除去方法のフローチャートであり、図8は飲料抽出装置における飲料抽出方法を説明する断面図である。
まず、図1及び図2を参照して本発明の実施の形態に係る飲料抽出装置1の構成を説明する。飲料抽出装置1は、お茶抽出装置であり、容器3は円筒状の側壁5と縦断面が円弧状の底部7と有し、側壁5と底部7とは一体に形成されている。
容器3内には、底面7aの上方に濾材層(フィルタ)9が設けてあり、容器3内を上下に区画しており、底面7aには抽出液を取り出す抽出口11が設けられている。
抽出口11には、抽出液受けタンク13に接続された抽出管15と、洗浄液を流入する洗浄液流入管17とが接続してあり、抽出口11は抽出液の取り出し口と洗浄液の流入口を兼ねている。尚、抽出管15には抽出バルブ19が設けてあり、洗浄液流入管17には洗浄液バルブ21が設けてある。
濾材層9は、平面視円盤状のメッシュ材であり、円盤の中央部を低くした円錐状(コーン状)を成している。コーンの傾斜は3〜10°が好ましく、本実施の形態では約5°である。コーンの中央部には残渣スラリーの排出口23が設けてあり、排出口23には排出管25が接続されている。
排出管25は茶粕受けタンク27に接続されていると共に、排出管25を開閉する排出バルブ29が設けてある。
容器3内において、濾材層9の上方には攪拌翼(パドラー)31が設けてあり、攪拌翼31はモータ33により駆動されるようになっている。攪拌翼31の上方には下方に向けて洗浄液を噴射する上方ノズル35が列状に設けてあり、上方ノズル35の支持材37は水平方向に回転可能になっている。上方ノズル35は上方バルブ39の開閉により洗浄液の供給と停止を行うようになっている。
容器3の側壁5内面には側方ノズル41が配置されている。側方ノズル41は側壁5の内面周方向に向けて洗浄液を噴射する。側壁ノズル41は洗浄液管43に接続されており、洗浄液管43の側方バルブ45の開閉により洗浄液の供給と停止を行うようになっている。また、側方バルブ45の開閉は、間欠制御装部46により制御されており、側方ノズル41からの洗浄液の噴射を所定間隔で間欠的に噴射できるようになっている。
次に、本実施の形態による作用効果を説明する。まず、図8を参照して、飲料(お茶)の抽出について説明する。抽出バルブ19、洗浄液バルブ21、排出バルブ29を閉状態にして、原料茶葉と原料水(熱水)を容器3内に上方から投入する。原料水は熱水パイプ47から供給する。その後、抽出バルブ19を開いて、濾材層9を通過して濾過した抽出液を抽出管15を介して抽出液タンク13に回収する。
抽出液の回収が終了した後、容器3内の洗浄(残渣の除去)を行う。洗浄方法は主に図7に示すフローを参照して説明する。
まず、図1に示すように、抽出バルブ19及び排出バルブ29を閉じ、洗浄液バルブ21を開いて、洗浄液(水)を容器内に流入する(ステップS1)。洗浄液は容器3の底部7から流入するので洗浄液面が上昇して、下方から上方に向けて濾材層9を通過し、攪拌翼31が漬かるまで(残渣Kの容積が2〜4倍になるまで)注入する。洗浄液は濾材層9を逆洗するように濾過と反対の方向から通過するので、濾材層9に捕捉された残渣も濾材層9から浮き上がらせるようにして除去しつつ液面が上昇する。
洗浄液の液面が所定の液位に達したところで、図3に示すように、洗浄バルブ21を閉じ、攪拌翼(パドラー)31を回転する(ステップS2)。これにより、洗浄液に残渣Kを混合してスラリー状(残渣スラリー)にすると共に残渣スラリーSを容器内で旋回させる。
残渣Kが洗浄液に混ざり、スラリー状になったところで、排出バルブ29を開いて、排出口23をあける(ステップS3)。これにより、濾過層9上にある残渣スラリーSが排出口23から排出管25を通って、茶粕受けタンク27への回収が開始される。
排出バルブ23を開いた後に液面が低下してきたところで、側方バルブ45を開いて、側方ノズル41から洗浄液の噴射を開始する(ステップS4)。尚、残渣スラリーSの液面が攪拌翼(パドラー)以下になりそうな位置でパドラーの駆動を停止する(ステップS5)。
図4及び図5に示すように、残渣スラリーSが排出口23から排出されるに従って残渣スラリーSの液位が下がり、残渣スラリーSの液面が攪拌翼31より下がっても、側方ノズル41から噴射される洗浄液により残渣スラリーSに旋回力を付与して旋回を維持することができる。
尚、排出口23はコーン状の濾材層9の中央部に形成されているから、残渣スラリーSは渦を巻くようして排出口23から排出される。
そして、残渣スラリーSの液面が濾材層9(周縁部)に達したところで、側方ノズル41の噴射を停止(ステップS6)し、続いてバルブ39を開いて上方ノズル35から洗浄液を噴射する(ステップS7)。上方ノズル35を支持している支持材37が回転するので、噴射された洗浄液は濾材層9全面を上方からすすぐと共に、容器側壁5の内面をすすぐ。
残渣スラリーS及び上方ノズル35から噴射した洗浄水が殆んど排出口から排出されたところで、上方バルブ39を閉じて上方ノズル35の噴射を停止する(ステップS8)。
次に、図6に示すように、側方ノズル41から間欠噴射を行う(ステップS9)。間欠噴射は、数秒間噴射して数秒間停止することを3〜7回繰り返し、濾材層9の表面に残った茶粕の微粉末等をすすぎ出して、排出口23から排出する。
以上により残渣除去が終了する。尚、茶粕受けタンクに回収された残渣スラリーSは脱水処理される。
本実施の形態によれば、残渣Kは洗浄液と共にスラリー状にして流出するので、残渣Kが装置周囲に飛散するのを防止できる。また、残渣Kはスラリー状であるから、茶粕受けタンク27への搬送が配管のみや、ポンプを用いて容易にできる。
残渣Kの除去時には、濾材層9上まで洗浄水を満たして攪拌するので、濾材層9に残った残渣Kを殆んど残すことなく取り除くことができ、洗浄効率が良い。
容器3は、従来技術のように底部7を開閉する必要がないので、容器3の構成を簡易にでき、且つ残渣Kの除去は抽出後の容器3にそのまま洗浄水の注入と攪拌を行うだけであるから、作業性に優れる。
洗浄液は容器底部7から注入しているので、洗浄液は濾材層9を下から上に通過することにより、濾材層9を逆洗でき、濾材層9に捕捉された残渣Kの取り残しを防止できる。また、濾材層9の目詰まりを防止できる。
容器内の残渣スラリーSは攪拌翼31又は側方ノズル41により常時旋回させているので、残渣スラリーSに混入している残渣Kの沈殿を防止しつつ排出でき、残渣Kの取り残しを防止できる。
残渣スラリーSの排出終了間じかには、上方ノズル35により上方からも洗浄液を噴射して濾材層9表面をすすぐことにより、洗浄能力を更に高めることができる。
濾材層9を円錐形状(コーン状)としているので、残渣スラリーSを渦状にして排出できる。従って、排出速度を早くできると共に容器内における残渣スラリーSの旋回速度を早くして残渣Kの沈殿を防止できる。
ステップS9では側方ノズル41から洗浄液が間欠噴射することにより、洗浄液が取り残された残渣Kやその微粉末を直接押し流すので、取り残した残渣やその微粉末を効果的に排出できる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、抽出口11や排出口23の開閉は、バルブ19、23により行うことなく、栓を設けて、栓を取り除くことにより開く構成にしてもよい。
各バルブ19、21、29、31、45の各開閉制御は時間経過や水位センサに同期して行う自動制御であってもよい。
本発明の実施の形態にかかる飲料抽出装置の概略的構成を示す縦断面図である。 図1に示す容器の横断面図である。 図7のステップS2における工程を示す図であり、飲料抽出装置の概略的構成を示す縦断面図である。 図7のステップS4、5における工程を示す図であり、飲料抽出装置の概略的構成を示す縦断面図である。 図7のステップS4、5における工程を示す図であり、容器の水平断面図である。 図7のステップS9における工程を示す図であり、飲料抽出装置の概略的構成を示す縦断面図である。 抽出残渣の除去方法のフローチャートである。 飲料抽出装置における飲料抽出方法を説明する図であり、飲料抽出装置の概略断面図である。
符号の説明
1 飲料抽出装置
3 容器
5 側壁
7 底部
7a 底面
9 濾材層
11 抽出口
23 排出口
31 攪拌翼(パドラー)
35 上方ノズル
41 側方ノズル
K 残渣
S スラリー

Claims (12)

  1. 容器の底面よりも上方に設けて容器内を上下に区画する濾材層と、濾材層の上方で容器内を攪拌する攪拌翼と、容器底面に設けて濾材層を通過した抽出液を取り出す抽出口とを備え、容器内の濾材層上に原料材と原液を投入して濾材層で濾過することにより原料材から飲料液を抽出する飲料抽出装置であって、濾材層の中央部に設けて抽出残渣を排出する排出口と、排出口に接続されて容器外に延出した排出管とを備えることを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 容器底面に洗浄液の注入口を有することを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出装置。
  3. 濾材層の上方で且つ容器側面の周方向に沿って洗浄液を噴射する側方ノズルを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料抽出装置。
  4. 側方ノズルの制御部を備え、制御部は側方ノズルから洗浄液を時間的な間隔をあけて間欠的に噴射する制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の飲料抽出装置。
  5. 濾材層は、水平方向中央部を低く傾斜した円錐形状としてあることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の飲料抽出装置。
  6. 容器の底面よりも上方に濾材層を有し、容器底面には濾材層を通過した抽出液を取り出す抽出口を有し、濾材層の中央部には抽出残渣の排出口を有し、排出口に容器外に延出した排出管が接続されており、容器の濾材層上に原料材と原液を投入して濾材層で濾過することにより原料材から飲料液を抽出する飲料抽出装置において、飲料抽出後に抽出口と排出口を閉じ、濾材層の上方まで洗浄液を注入した後、洗浄液を容器内で攪拌して容器周方向の旋回流を生じさせた状態で排出口を開き、洗浄液と共に残渣を排出口から排出管により容器外に排出することを特徴とする抽出残渣の除去方法。
  7. 飲料抽出後に、容器底面から洗浄液を注入して、濾材層の下方から上方に洗浄液の水位を上げることを特徴とする請求項6に記載の抽出残渣の除去方法。
  8. 排出口から洗浄液と共に残渣が排出されているときに、濾材層の上面に周方向に向けて洗浄液を噴射することを特徴とする請求項6に記載の抽出残渣の除去方法。
  9. 排出口から洗浄液と共に残渣が排出されて洗浄液面が濾材層表面に達した後、周方向に向けて噴射する洗浄液は、時間的な間隔をあけて間欠噴射することを特徴とする請求項8に記載の抽出残渣の除去方法。
  10. 濾材層の上面は水平方向中央部を低くしてあり、濾材層上の上に液面が位置する洗浄液が渦を形成して排出口から排出することを特徴とする請求項6に記載の抽出残渣の除去方法。
  11. 容器内洗浄液の液面が濾材層表面以下になったときには濾材層の上方から下方に向けても洗浄液を噴射することを特徴とする請求項6に記載の抽出残渣の除去方法。
  12. 残渣は、茶粕又はコーヒ粕であることを特徴とする請求項6〜11の何れか一項に記載の抽出残渣の除去方法。
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