JP4082889B2 - ゲル組成物の充填装置および充填方法 - Google Patents

ゲル組成物の充填装置および充填方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲル組成物の充填装置および充填方法に関し、さらに詳しくは、少なくとも水溶性高分子および水を含むゲル組成物を、粘着性、弾力性に富む状態で、所謂、“ブリスタ型容器”と称される、シートにゲル組成物充填用凹部を形成した容器(ブリスタパックまたは皿状容器とも称される)の前記凹部に充填するゲル組成物の充填装置および充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、人体の発熱に対する氷嚢や氷枕の代わりに、携帯性・貼付性に優れている保冷材として、水溶性高分子から主として構成されるゲル組成物(ゲル材)を透湿性の支持体上に展延・付着させた保冷・保温用貼付材が知られている。
【0003】
ところで、このような保冷・保湿用貼付材では、その製造時又は製造後の保管・流通時にゲル組成物が支持体から流れ出したり、また、支持体上に保持されるゲル組成物の量が限られるため、保冷・保湿作用の持続時間が短くならざるを得ない。
【0004】
この点に関して本発明者らは、支持体からゲル組成物が流れ出したり、はみ出したりすることなくゲル組成物量を増やすことができ、その結果、保冷・保湿作用の持続時間を長くすることができ、また、携帯性、流通性、保管性に優れる容器充填型ゲル材(ゲル組成物)を既に提案している。
【0005】
ところで、上記充填対象のゲル組成物は、非常に弾力性・粘着性に富んでいるが、これは流動性に乏しいということでもあるので、各容器に空気を含まない状態で自動的に充填することが極めて難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主要な目的の一つは、主として水溶性高分子からなる保冷・保湿用ゲル組成物を、ブリスタ型容器のような容器に空気を含まずに充填できる充填装置及び充填方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のゲル組成物充填用凹部を形成した帯状シートを供給し、搬送する帯状シート供給搬送手段と、
少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物を貯留し、下部にゲル組成物を帯状シート上に送り出すための送出し口を有する貯留槽と、
前記送出し口に設置され、帯状シートの搬送による移動に伴って前記送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填するゲル組成物充填手段と
帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せるカバーシート被覆手段とを備え、
帯状シート供給搬送手段が、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、回転駆動により下方から切換え係合し、帯状シートを搬送する搬送駆動ドラムとからなり、
ゲル組成物充填手段およびカバーシート被覆手段が、前記搬送駆動ドラムの上方に帯状シートを介して対向して設置され、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働してカバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せるゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラからなるゲル組成物の充填装置を提供する。
【0008】
すなわち、本発明は、帯状シートを搬送し、かつゲル組成物の貯留槽の送出し口に、ゲル組成物充填手段、具体的には、例えば充填用ローラまたはブレードを設置することによって、送出し口から帯状シート上に送り出されるゲル組成物を充填用ローラまたはブレードによって各凹部内に押し込み(圧延し)、それによって所望量のゲル組成物を各凹部内に空気を排除して充填できるようにするものである。
【0009】
このように帯状シートの各凹部内に充填されたゲル組成物は、後述するカバーシートを必要により適宜被せられ、次いで帯状シートを所定の大きさにトリミングされて(一つの凹部または小さな複数の凹部にゲル組成物を充填したシート片、つまりゲル組成物を入れた皿状容器として)包装され、保冷または保湿用貼付材などとして市販に供せられる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明において、帯状シート供給搬送手段は、好ましくは、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、回転駆動により下方から切換え係合し、帯状シートを搬送する搬送駆動ドラムとで構成できる。
【0011】
この場合、ゲル組成物充填手段を、前記搬送駆動ドラムの上方に帯状シートを介して対向して設置され、送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働(共動または連動)して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填するゲル組成物充填用ローラで構成すると、流動性に乏しく、粘性・弾性の大きいゲル組成物でも簡単な構成で各凹部内に充填できるので好ましい。
【0012】
なお、帯状シート供給搬送手段により、帯状シートを、貯留槽の送出口の下端縁に帯状シートを押し付けるように供給し、搬送することによって送出口からゲル組成物が漏れるのを防止できる。例えば、帯状シートを貯留槽の送出口まで下向きに傾斜させ、その後は略水平になるよう供給し、搬送して送出口の下端縁に帯状シートを押し付けるようにする。
【0013】
本発明においては、帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物に支持シートまたはアルミラミネートシートのごときカバーシートを被せるカバーシート被覆手段をさらに備えると、携帯性、流通性、保管性に優れたゲル材を得ることができるので好ましい。
【0014】
このように、カバーシート被覆手段を備えた場合、帯状シート供給搬送手段を、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、回転駆動により下方から順に切換え係合し、帯状シートを搬送する搬送駆動ドラムとで構成し、ゲル組成物充填手段およびカバーシート被覆手段を、前記搬送駆動ドラムの上方に帯状シートを介して対向して設置され、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働(共動または連動)してカバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せるゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラで構成すると、流動性に乏しく、粘性・弾性の大きいゲル組成物でも簡単な構成で各凹部内に充填できるのでより好ましい。
【0015】
さらに、帯状シート供給搬送手段を、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、貯留槽の送出し口の下方で下方乃至側方から切換え係合し、帯状シートを屈曲させて搬送する搬送駆動ドラムとで構成し、かつ、ゲル組成物充填手段およびカバーシート被覆手段を、前記搬送駆動ドラムの側方に帯状シートの屈曲部分を介して対向して設置され、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ、送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働してカバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せるゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラで構成することによって、各凹部内へのゲル組成物の押し込み充填に、ゲル組成物の重力を最大限に利用できるようにしてもよい。
【0016】
また、帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せるカバーシート被覆用ローラを、ゲル組成物充填用ローラより後段に設置することもできる。
ここで、カバーシート被覆用ローラまたはゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラは、通常この分野で用いられるシート被覆用ローラを用いることができるが、特にローラ表面に粗面化処理を施したものがカバーシートを確実にゲル組成物に被せることができるので好ましい。
【0017】
さらに、カバーシート被覆手段として、予め所定の大きさにカットされた支持シートを、帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物に被せる支持シート被覆ロボットを用いることもできる。
【0018】
本発明において、帯状シート供給搬送手段は、帯状シートを供給するための帯状シート供給用ローラと、帯状シートの各凹部に、上下動を伴った帯状シートに沿う往復切換え駆動により下方から順に切換え係合し、帯状シ−トを搬送する搬送駆動部とで構成できる。
【0019】
本発明において、帯状シートの各凹部に充填されるゲル組成物としては、少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたもの(以下、保水ゲルと称することもある)が用いられる。そして、少なくとも、貯留槽から帯状シートの凹部内に充填され、カバーシート、特に支持シートが被せられた後にゲル化が完了するものが好適に用いられる。
ゲル化の調整はゲル化剤の量や、温度、高照射などの条件により適宜行うことができる。なお、ゲル化剤としては公知の架橋剤などを用いることができる。
【0020】
さらに、ゲル組成物は、水分量が少なくとも30重量%以上含まれるように調製されることが好ましく、水溶性高分子やゲル化剤その他の添加物を適宜選択することにより最高95重量%程度まで含有させることが可能である。
【0021】
上記水溶性高分子としては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸の塩類、ポリグルタミン酸、ポリグルタミン酸の塩類、ポリビニルアルコール、ゼラチン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸の塩類、カルボキシビニルポリマ、グラフト澱粉等が好ましいものとして挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0022】
上記水溶性高分子は1種で用いられてもよいが、数種混合して用いるのが、保冷・保湿・貼着力等の点から好ましく、例えば、ポリアクリル酸ナトリウムとポリアクリル酸から選択された、少なくとも1種とカルボキシビニルポリマーとの混合物からなる水溶性高分子がゲル化したときに高保水性、高弾性、高粘度性を有する点で好適なものとして挙げられる。しかしながら、これに限定されるものではない。
【0023】
本発明おいて、ゲル組成物には、含水量の増量、ゲル内部での水分移動の容易性、ゲル外への放散の促進等の点から、少なくとも表面が親水性を有する繊維で分散保持されていてもよい。この場合、繊維はその少なくとも一部がゲル表面に露出するように用いられる。
上記繊維としては、例えば、パルプ、木綿糸、レーヨンその他の各種親水性樹脂繊維のほか、表面が親水性処理された各種の疎水性樹脂繊維やガラス繊維、セラミック繊維等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0024】
また、上記繊維は、ゲル内では分散して保持されるが、この場合繊維が三次元的に絡み合うように分散されることが好ましく、例えば短い繊維群がゲル組成物内でスラリ状に懸濁した状態で用いられることが好ましい。
【0025】
本発明において、上記ゲル組成物には吸水性ポリマが分散保持されていても良い。上記吸水性ポリマとしては、自重の200〜1000倍程度に吸水しうる、いわゆる高吸水性ポリマから構成されたものが好適に用いられる。
上記吸水性ポリマは、粒子状や繊維状の形態が好適に用いられるが、これらに限定されない。上記「粒子状」にはペレット状や粉体状が含まれる。粒子状の吸水性ポリマ(以下、吸水性ポリマ粒子という)を用いる場合は、ゲル内において互いに接触しかつこの接触し合った吸水性ポリマ粒子群の一部がゲル表面に露出するように用いられることが好ましい。
【0026】
上記吸水性ポリマ粒子としては、例えば、サンウエットIM−300、サンウエットIM−1000[三洋化成工業(株)製]やアクアキープ[住友精化(株)製]等の名称で入手可能な高吸水性ポリマ粒子が好適なものとして挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0027】
一方、繊維状の吸水性ポリマ(以下、吸水性ポリマ繊維という)としては、例えばポリアクリル酸ナトリウムを主成分とするポリマを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水・高吸湿性繊維が好適に用いられる。このような高吸水・高吸湿性繊維としては、例えば「ベルオアシス」[カネボウ合繊(株)製]等の名称で入手可能なものを挙げることができる。
【0028】
本発明において、上記ゲル組成物には、水に吸熱的に溶解しうる化合物が含有されていても良い。この場合、最終的に得られるゲル内で吸熱反応が生じて保冷効果がさらに高まる点で好ましいものである。
上記水に吸熱的に溶解しうる化合物は、ゲル組成物内での含有形態が固体状であることが、製法上及び保冷効果の持続性等の点から好ましい。
【0029】
上記水に吸熱的に溶解しうる化合物としては、例えば、塩化ナトリウム、尿素、硝酸ナトリウム等が挙げられる。これらは単独で用いられても良いが、2つ以上を混合して用いられても良い。
上記化合物は、保水性母材の0.1〜25重量%の割合で用いられるが、0.5〜20重量%が好ましく、2〜8重量%がさらに好ましい。
【0030】
本発明において、上記ゲル組成物には、薬理活性物質が含有されていても良い。この場合、該ゲル組成物内の水分移動に伴って薬理活性成分を移動・分配・放出できる点で好ましいものである。
上記薬理活性物質としては、例えば、メントール、カンフル、インドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナック、オオバクエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、アルブチン、酢酸トコフェロール、アラントイン、ビタミンC類、水溶性アズレン、アクリノール等が挙げられる。
上記薬理活性物質は、ゲル内の網目構造内に保持されているものであっても良く、また、繊維や吸水性ポリマ等に担持されて含有されるものであっても良い。
【0031】
本発明において、ゲル組成物には、低級アルコールが含有されていても良い。この場合、水分揮散を促して冷却・保冷効果を高める点で好ましいものである。なお、低級アルコールとしては、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等が挙げられるが、これらに限定されず、水と均一に混合でき水の沸点より低い温度で共沸できるものであれば好適に用いられる。
【0032】
本発明において、帯状シートの材料としては、真空・圧空成形、プレス成形、射出成形などの成形が容易な熱可塑性樹脂が好ましいものとして選択されるが、これに限定されるものではない。また、熱可塑性樹脂による場合、その厚さは、携帯時、流通時、保存時等にかかる力に耐えうる機械的強度を有するよう設定される。さらに、上記樹脂は、収容するゲル組成物の性質及び該ゲル組成物に混入される各種の物質を考慮して、透光性又は遮光性等が適宜選択される。
【0033】
さらに、帯状シートは、単一の樹脂から形成されていても良く、複数の樹脂層のラミネート体や、樹脂層と金属層その他の層とのラミネート体であっても良い。帯状シートが、単一の樹脂から形成され、かつ透光性を要する場合、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が好ましいものとして挙げられる。一方、遮光性を要する場合は上記樹脂層にアルミ蒸着したシートまたはアルミ箔をラミネートしたラミネート体(アルミラミネートシート)が好ましいものとして挙げられる。しかしながら、これらに限定されるものではない。
【0034】
また、成形される帯状シートの厚さは30〜1000μmが好ましく、100〜500μmがさらに好ましい範囲として挙げられる。
上記帯状シートに設けられる凹部は、後述するゲル組成物を収容できる形状であればいずれであっても良いが、一般的には平板状に上記ゲル組成物を収容できるものが好ましい。またこの凹部の平面形状も任意に設定され、例えば、一般的な矩形の他、ある種の形象やキャラクタを象ったもの等が挙げられる。
【0035】
本発明において、カバーシートの支持シートとしては、ゲル組成物を押し付けて一体化できるものが用いられ、特にポリエチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂などの繊維からなる不織布や、その他それらの繊維をニードリング後に表面を毛羽立てた状態のものが好適なものとして挙げられる。一方アルミラミネートシートとしては、ポリエチレンテレフタレート樹脂、などのシートにアルミ箔をラミネートしたラミネート体が好ましいものとして挙げられる。
【0036】
本発明は、別の観点によれば、少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物を、帯状シートに形成した複数のゲル組成物充填用凹部内に充填するゲル組成物の充填方法であって、
帯状シートを搬送し、この搬送による移動に対応してゲル組成物を帯状シート上に送り出し、次いで送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填し、同時に帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せることよりなり、
このカバーシートを被せるに際して、ゲル組成物充填用ローラにより、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ、送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、カバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せることを特徴とするゲル組成物の充填方法を提供できる。
以下、本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態を図によって説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
【0037】
実施の形態1
図1は本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態1を示す概略構成説明図、図2は実施の形態1で得られるゲル材の斜視図、図3はそのZ−Z断面図である。
【0038】
まず、本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態1を説明する前に、この実施の形態1で得られる、パックした形態、つまりゲル組成物を充填した後の形態を説明する。なお、この明細書においては、パックした形態を「ゲル材」と称する。
【0039】
図2及び3において、ゲル材17は、皿状の容器本体18と、この容器本体内(後述する、図1の帯状シートSの凹部2内)に充填され、ゲル化が完了したゲル組成物(保水ゲル)Gと、このゲル組成物の上に被せられた不織布よりなる支持シートTと、この支持シートの上に被覆されたアルミラミネートシートAとから主としてなる。なお、支持シートTは容器本体18の鍔部19の内側周囲191まで被覆され、アルミラミネートシートAは容器本体18の鍔部19の外側周囲192まで被覆されている。なお、20は鍔部19に形成された、吊下げ具を通すための通孔である。保水ゲルGの外形寸法は45×110×6(cm)である。
【0040】
その他の主な寸法および材料仕様は次のとおりである。
ゲル組成物:ポリアクリル酸ナトリウム5重量%、カルボキシビニルポリマ0.7重量%、ゲル化剤0.2重量%、グリセリン7.6重量%、プロピレングリコール6重量%、酒石酸0.15重量%、パラベン0.1重量%、1−メントール0.05重量%、エタノール0.2重量%、水80重量%
帯状シート:透明ポリスチレン樹脂製シート、肉厚:0.4mm
支持シート:不織布(ポリエステル樹脂繊維)
アルミラミネートシート:アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレート樹脂シート
【0041】
さて、図1において、ゲル組成物の充填装置1は、複数のゲル組成物充填用凹部(ポケット状凹部)2,2、・・・をその開口部分3,3・・・を上向きにして形成した帯状シート(ブリスタパック用シート)Sを供給し、搬送する帯状シート供給搬送手段としての帯状シート供給部(図示省略)および搬送ドラム4と、水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物Gを貯留し、下部にゲル組成物Gを一部未ゲル状態で帯状シートSの各凹部2,2・・・上に送り出す送出し口5を有する貯留槽6と、送出し口5の、帯状シートSの搬送方向後段部分に設置され、送出し口5から帯状シートS上に送り出された一部未ゲル状態のゲル組成物Gを支持シートTを介して帯状シートSの各凹部2,2・・・内に押し込み(圧延し)、充填するゲル組成物充填・支持シート被覆兼用ローラ(以下、兼用ローラと称す)7とを備えてなる。
【0042】
搬送ドラム4は、帯状シートSに等間隔に形成した複数の凹部2,2・・・に下方から順に切換え係合する凸部4a,4a,・・・をドラム表面に有し、回転駆動によって帯状シートSを一定方向に搬送する。
兼用ローラ7は、送出し口5の、帯状シートSの搬送方向後段部分に、一部が貯留槽6内に入り込むように設置され、かつ支持シートTを貯留槽6の外から貯留槽6内に巻き入れている。なお、8は支持シートTを供給する支持シート供給ローラ、9は支持シート供給ローラ8からの支持シートTを兼用ローラ7に案内するガイドローラである。
【0043】
さて、10は帯状シートS上に被せられた支持シートTを帯状シートSの各凹部の周囲に所定幅を残してその周囲をハーフカットするハーフカット部、11はカットされた支持シートTを巻き取る支持シート巻取りローラである。
ここで、支持シートをハーフカットするとは、帯状シート上の全体に被せられた支持シートを、帯状シートの各凹部の周囲に所定幅を残してその周囲をカットして除くことを意味する。
【0044】
12はハーフカットされた支持シートTを含む帯状シートSの上にアルミラミネートシートAを被覆させるアルミラミネートシート被覆ローラ、13はアルミラミネートシートAを供給する供給ローラ、14はアルミラミネートシートAを供給ローラ13から被覆ローラ12へ案内するガイドローラである。
【0045】
15は帯状シートS上に被覆されたアルミラミネートシートAを帯状シートSの各凹部の周囲(周縁)にヒートシールするヒートシート部である。
16は、アルミラミネートシートAをヒートシールされた周囲を全カットするトリミング部である。
【0046】
次に、以上の構成を備えたゲル組成物の充填装置の作動を簡単に説明する。
まず、搬送ドラム4を回転駆動させて、帯状シートSを図1の右から左へ一定方向(略水平)に搬送移動させ、この帯状シートSの搬送移動に協働して兼用ローラ7を回転させる。かくして貯留槽6の送出口5から帯状シートS上に送り出された一部末ゲル状態のゲル組成物Gは、回転する兼用ローラ7により支持シートTを介して帯状シートSの各凹部2、2、・・・内に順に強制的に押し込まれ(圧延され)、それによって所望量のゲル組成物Gが空気を排除して充填される。
【0047】
次いで、ハーフカット部10にて、支持シートTを、帯状シートSの各凹部2、2、・・・の周囲に所定幅を残してその周囲をハーフカットし、さらにアルミラミネートシート被覆ローラ12で、アルミラミネートシートAを被覆する。そして、ヒートシール部15でヒートシールし、トリミング部16でヒートシールされた部分の外周囲を所定寸法にトリミングすると、図2および3のゲル材17が得られる。
【0048】
実施の形態2
図4は、本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態2を示す図1相当図である。
図4において、ゲル組成物の充填装置21は、帯状シートS2にゲル組成物充填用凹部22,22,・・・をその開口部分23,23,・・・を上向きに成形(プレス成形)するプレス成形部24aと、帯状シートS2を、その各凹部22,22,・・・に下方から順に係脱でき、上下移動を伴う往復移動により、搬送する搬送駆動台24と、ゲル組成物G2を貯留し、下部にゲル組成物G2の送出し口25を有する貯留槽26と、送出し口25に設置され、送出口25から帯状シートS2上に送り出された一部ゲル状態のゲル組成物G2を各凹部22,22,・・・内に押し込み、充填する充填ローラ27と、ハーフカットローラ28と、ラミネートローラ29と、トリミング部30とから主としてなる。
【0049】
プレス成形部24aは、上向きに凹部を有する下型31と、下向きに凸部を有する上型32とからなり、素材ローラ(図示省略)から供給された帯状シート素材を、下型31と上型32の上下移動でプレスし、帯状シートS2に凹部22,22,・・・をその開口部分23,23,・・・を上向きにして形成する。なお、33は上型のスプリングコイル、34は下型のスプリングコイルである。
搬送駆動台24は、帯状シートS2の下面の凹凸に係脱できる凹凸部35を上面に有し、図4の矢印のごとく上下移動を伴う往復水平移動(ボックスモーション)により、帯状シートS2を図4の右から左へ搬送移動させる。
【0050】
実施の形態3
図5は、本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態3を示す図1相当図である。
図5において、ゲル組成物の充填装置41は、ゲル組成物G3を貯留し、下部にゲル組成物G3の送出口45を有する貯留槽46と、送出口45内の後方部分に設置された充填ローラ47と、この充填ローラの直下に帯状シートS3を介して対向して配設された搬送駆動ドラム44と、支持シート被覆ローラ48とから主としてなる。49は支持シートT3を供給する支持シート供給ローラ、50は支持シート被覆ローラ48に圧接され、供給された支持シートT3を所定寸法にカットし、支持シート被覆ローラ48に供給するダイローラである。
なお、充填ローラ47と支持シート被覆ローラ48との間に、帯状シートS3の各凹部に充填されたゲル組成物を撹拌し、空気を排除させる撹拌装置を付設してもよい。
【0051】
実施の形態4
図6は、本発明の実施の形態4を示す要部概略構成説明図である。
図6において、ゲル組成物の充填装置51は、水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物G4を貯留し、下部にゲル組成物G4を一部未ゲル状態で送り出す送出し口55を有する貯留槽56と、複数のゲル組成物充填用凹部をその開口部分を上向きにして形成した帯状シートS4を供給する帯状シート供給部(図示省略)と、貯留槽56の送出し口55の下方で、帯状シートS4の搬送方向の上流部分(前部分)に設置され、供給された帯状シートS4の各凹部に、下方乃至側方から切換え係合し、帯状シートS4を屈曲させて下方へ搬送する搬送ドラム54と、送出し口55の下方で、帯状シートS4の搬送方向の下流部分(後部分)に、つまり搬送ドラム54の後方側に帯状シートS4の屈曲部分を介して対向して設置され、支持シートT4を貯留槽56内に巻き入れ、送出し口55から帯状シートS4上に送り出されたゲル組成物G4を、搬送ドラム54と協働して支持シートT4を介して帯状シートS4の各凹部内に押し込んで充填し、その上に支持シートT4を被せるゲル組成物充填・支持シート被覆兼用ローラ57とを備えている。
【0052】
このように、貯留槽56と、搬送ドラム54と、ゲル組成物充填・支持シート被覆兼用ローラ57との協働または連動によって、帯状シートS4の各凹部内へのゲル組成物G4の押し込み充填および支持シートT4の被覆を、簡単な構成で、効率よく行うことができる。 特にゲル組成物G4の重力を最大限に利用し、かつ帯状シートS4の各凹部内へのゲル組成物G4の押し込み充填および支持シートT4の被覆を偏りなくスムースに行うことができると共に搬送ドラム54とゲル組成物充填・支持シート被覆兼用ローラ57にかかる負荷も均一である。
【発明の効果】
本発明によれば、帯状シートを搬送し、かつゲル組成物の貯留槽の送出し口に、ゲル組成物充填手段、具体的には、例えば充填用ローラまたはブレードを設置することによって、送出し口から帯状シート上に送り出されるゲル組成物を充填用ローラまたはブレードによって各凹部内に押し込み(圧延し)、それによって所望量のゲル組成物を各凹部内に空気を排除して充填できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲル組成物の充填装置の実施の形態1を示す概略構成説明図である。
【図2】実施の形態1で得られるゲル材の斜視図である。
【図3】図2のゲル材のZ−Z断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2を示す図1相当図である。
【図5】本発明の実施の形態3を示す図1相当図である。
【図6】本発明の実施の形態4を示す要部概略構成説明図である。
【符号の説明】
1 ゲル組成物の充填装置
2 ゲル組成物充填用凹部
3 開口部分
4 搬送駆動ドラム
5 送出し口
6 貯留槽
7 充填ローラ
8 支持シート供給ローラ
9 ゲル組成物充填・支持シート被覆兼用ローラ(兼用ローラ)
10 ハーフカット部
11 支持シート巻取りローラ
12 アルミラミネート被覆ローラ
13 供給ローラ
14 ガイドローラ
15 ヒートシール部
16 トリミング部
17 ゲル材
18 容器本体
19 鍔部

Claims (15)

  1. 複数のゲル組成物充填用凹部を形成した帯状シートを供給し、搬送する帯状シート供給搬送手段と、
    少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物を貯留し、下部にゲル組成物を帯状シート上に送り出すための送出し口を有する貯留槽と、
    前記送出し口に設置され、帯状シートの搬送による移動に伴って前記送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填するゲル組成物充填手段と、
    帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せるカバーシート被覆手段とを備え、
    帯状シート供給搬送手段が、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、回転駆動により下方から切換え係合し、帯状シートを搬送する搬送駆動ドラムとからなり、
    ゲル組成物充填手段およびカバーシート被覆手段が、前記搬送駆動ドラムの上方に帯状シートを介して対向して設置され、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働してカバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せるゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラからなるゲル組成物の充填装置。
  2. 帯状シート供給搬送手段が、帯状シートを、貯留槽の送出し口までは下向きに傾斜させ、その後は略水平に供給し、搬送するよう構成された請求項1に記載のゲル組成物の充填装置。
  3. カバーシートが、ゲル組成物を支持するための支持シートからなる請求項1または2に記載のゲル組成物の充填装置。
  4. カバーシート被覆手段が帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物に支持シートを被せる支持シート被覆用ローラからなり、
    支持シートを供給する支持シート供給用ローラと、前記支持シート被覆用ローラに圧接され、前記支持シート供給用ローラから供給された支持シートを所定の大きさにカットして前記支持シート被覆用ローラに供給するダイローラとをさらに備えた請求項3に記載のゲル組成物の充填装置。
  5. 被せられた支持シートをハーフカットするハーフカット部と、カットされた支持シートを巻き取る支持シート巻取り用ローラとをさらに備えた請求項3に記載のゲル組成物の充填装置。
  6. ハーフカット部より後段に設置され、ハーフカットされた支持シートを含む帯状シートの上にアルミラミネートシートを被覆させるアルミラミネートシート被覆用ローラと、被覆されたアルミラミネートシートをヒートシールするヒートシール部とをさらに備えた請求項5に記載のゲル組成物の充填装置。
  7. ヒートシール部の後段に、帯状シートの各凹部の周囲に所定幅を残してその周囲をカットして除去するトリミング部をさらに備えた請求項6に記載のゲル組成物の充填装置。
  8. カバーシートが、アルミラミネートシートからなる請求項1または2に記載のゲル組成物の充填装置。
  9. 被覆されたアルミラミネートシートをヒートシールするヒートシール部をさらに備えた請求項8に記載のゲル組成物の充填装置。
  10. ヒートシール部の後段に、帯状シートの各凹部の周囲に所定幅を残してその周囲をカットして除去するトリミング部をさらに備えた請求項9に記載のゲル組成物の充填装置。
  11. 複数のゲル組成物充填用凹部を形成した帯状シートを供給し、搬送する帯状シート供給搬送手段と、
    少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物を貯留し、下部にゲル組成物を帯状シート上に送り出すための送出し口を有する貯留槽と、
    前記送出し口に設置され、帯状シートの搬送による移動に伴って前記送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填するゲル組成物充填手段と
    帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せるカバーシート被覆手段とを備え、
    帯状シート供給搬送手段が、帯状シートを供給する帯状シート供給部と、供給された帯状シートの各凹部に、貯留槽の送出し口の下方で下方乃至側方から切換え係合し、帯状シートを屈曲させて搬送する搬送駆動ドラムとからなり、
    ゲル組成物充填手段およびカバーシート被覆手段が、前記搬送駆動ドラムの側方に帯状シートの屈曲部分を介して対向して設置され、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ、送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、前記搬送駆動ドラムと協働してカバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せるゲル組成物充填・カバーシート被覆兼用ローラからなるゲル組成物の充填装置。
  12. 少なくとも水溶性高分子および水を含みゲル化し得るよう調製されたゲル組成物を、帯状シートに形成した複数のゲル組成物充填用凹部内に充填するゲル組成物の充填方法であって、
    帯状シートを搬送し、この搬送による移動に対応してゲル組成物を帯状シート上に送り出し、次いで送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填し、同時に帯状シートの各凹部に充填されたゲル組成物にカバーシートを被せることよりなり、
    このカバーシートを被せるに際して、ゲル組成物充填用ローラにより、カバーシートを貯留槽内に巻き入れ、送出し口から帯状シート上に送り出されたゲル組成物を、カバーシートを介して帯状シートの各凹部内に押し込んで充填し、その上にカバーシートを被せることを特徴とするゲル組成物の充填方法。
  13. 帯状シート上に送り出されたゲル組成物を帯状シートの各凹部内に押し込み、充填するに際して、ゲル組成物充填用ローラを、帯状シート上で、その搬送による移動に対応して回転駆動させる請求項 1 に記載のゲル組成物の充填方法。
  14. 帯状シートを一定方向に搬送するに際して、搬送駆動ドラムを、帯状シートの各凹部に下方から切換え係合させて回転駆動させ、
    ゲル組成物充填用ローラを、帯状シート上で、その搬送による移動に対応して回転駆動させるに際して、前記搬送駆動ドラムを、ゲル組成物充填用ローラと協働させる請求項 1 に記載のゲル組成物の充填方法。
  15. カバーシートが、支持シートまたはアルミラミネートシートからなる請求項12〜14のいずれか一つに記載のゲル組成物の充填方法。
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