JP3688542B2 - 流動体包装体の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生産性良く流動体包装体を製造できる流動体包装体の製造方法及び該製造方法に用いられる製造装置に関する。本発明の製造方法に従い製造される流動体包装体は、例えば使い捨てカイロやシート状洗濯用品として好適に使用される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
流動体包装体の製造方法としては、例えば、特開平7−124193号公報に、マグネットを利用して粉体包装体を高速に生産する方法が記載されている。
【0003】
しかし、このような従来の粉体包装体の製造方法は、複数のローラー間で磁力によって粉体を転写して包装体とする方法であるため、鮮明に自由な形状パターンで粉体の包装された粉体包装体を製造することができない。また、包装される対象物が磁性粉体を含まない粉体である場合や、ペースト状態、ゲル状体等の粘性体である場合には包装体が得られない。
【0004】
本発明の目的は、生産性良く、流動体包装体を製造できる流動体包装体の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1のシート上に流動体を供給し、その上を第2のシートで被覆した後、両シートを所定形状に封止することで、該第1のシート、該第2のシート及び両シート間に挟持された該流動体からなる流動体包装体を製造する方法であって、
上記の第1のシート上に所定量の上記流動体を供給する流動体供給工程を具備し、
上記流動体供給工程は、計量貫通口を有する流動体計量体の該計量貫通口の供給開口外面側に上記の第1のシートを位置させ、上記の第1のシートと上記計量貫通口とで、所定の容量及び形状を有する流動体の容量計量部を形成し、搬送されている該第1のシート上に、上記流動体計量体の内部に配置された流動体供給筒に投入された上記流動体を、該流動体供給筒の下方に連設されて流動体排出口を形成し且つ該計量貫通口の供給開口内面に当接する擦り切り部の該流動体排出口から排出して該計量貫通口を介して供給し、上記容量計量部内に上記流動体を充填することからなる流動体包装体の製造方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
また、本発明は、上記製造方法の実施に際して用いられる好ましい製造装置として、
円筒状体からなり、該円筒状体の半径方向に貫通する計量貫通口が複数個配設されている流動体計量体と、
流動体供給筒及び該流動体供給筒の下方に連設されて流動体排出口を形成する擦り切り部からなり、該擦り切り部が上記流動体計量体の内面に当接されるように該流動体計量体の内部に配置された、上記計量貫通口に流動体を供給する流動体供給部と、
上記の第1のシートを搬送し、且つ該第1のシートを該擦り切り部に向けて押圧する第1シート搬送押圧手段と
からなり、
上記の第1のシートが、上記計量貫通口の供給開口外面に当接しながら搬送されることで、該第1のシートと上記計量貫通口とで、所定の容量及び形状を有する流動体の容量計量部が形成されるようになされている流動体包装体の製造装置を提供するものである。
【0007】
本発明において流動体とは、第1のシート上に供給された後、第2のシートによって被覆され、更に第1のシートと第2のシートとが封止されるまでの間に、供給されたときの外観形態を実質的に保持する程度の流動性を有する物質をいい、例えば各種粉粒体やゲル状体、ペースト状体及びドウ状体等の各種粘性体が含まれる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の流動体包装体の製造方法の好ましい一実施形態について説明する。
先ず、本発明の製造方法において用いられる好ましい製造装置について、説明する。本実施形態の流動体包装体の製造装置1は、図1〜3に示すように、円筒状体からなり、該円筒状体の周方向に沿って配設され且つ半径方向に貫通していると共に流動体の供給開口外面及び供給開口内面を有している計量貫通口21が複数個形成されている流動体計量体2と、流動体供給筒31及び流動体供給筒31の下方に連設されて流動体排出口3bを形成する擦り切り部32からなり、擦り切り部32が流動体計量体2の内面、即ち計量貫通口21の供給開口内面に当接されるように流動体計量体2の内部に配置された、流動体貫通口21に流動体を供給する流動体供給部3と、第1のシートを搬送し且つ第1のシートを擦り切り部32に向けて押圧する第1シート搬送押圧手段4とからなる。
【0009】
流動体計量体2は、図1及び3に示すように、円筒状(ドラム)であり、その幅方向に多列に楕円形状の計量貫通口21が、流動体計量体2の一面(外面)2aから他面(内面)2bにかけて貫通して設けられている。流動体計量体2の一面2aは計量貫通口21の供給開口外面に対応し、他面2bは供給開口内面に対応している。流動体計量体2の駆動系統は、通常のドラムを回転させる際に用いられるものを用いることができる。また、図3においては、計量貫通口21が2列に設けられた例を図示しているが、1列又は3列以上としたり、或いは各計量貫通口21を同一の形状とせずに、各々異なった形状や間隔としてもよい。流動体計量体2は、後述する第1のシートの連続体101’の搬送方向と同方向に回動する。
【0010】
計量貫通口21は、流動体供給部3から供給された流動体の所定量が計量される部位である。詳しくは、計量貫通口21は所定の深さを有しており、その供給開口外面、即ち流動体計量体2の外面2aに、第1のシートの連続体101’が、好ましくは供給開口内面が摺り切り部32によって完全に塞がれるまでは当接しながら搬送されることで、所定の容積及び形状を有する流動体の容積計量部が形成される。
【0011】
流動体供給部3における流動体供給筒31は、図1〜3に示すように、径方向断面(軸と直交する方向の断面)形状が2列の計量貫通口21をカバーできる程度の大きさの長方形状であり、流動体計量体2の中心側の端部に位置する流動体投入口3aが流動体供給用のタンク(図示せず)に連結され、流動体計量体2と当接する側の端部には、擦り切り部32が連設されている。擦り切り部32は、流動体供給筒31の前後左右に設けられており、擦り切り部32の下面32a及び流動体排出口3bは、流動体計量体2の内面に当接されている。下面32aは、湾曲形状となされており、下面32aの湾曲形状と流動体計量体2の内面の湾曲形状とは一致するようになされている。
【0012】
第1シート搬送手段4は、内部に多数の磁石42が配された中空の駆動ローラー41と、2つのガイドローラー43,44と、無端ベルト45とからなる。磁石42は、駆動ローラー41の内部において、流動体計量体2におけるに各計量貫通口21に対応して該計量貫通口21と同数個配されている(図1においては便宜上省略して示すが、磁石42は駆動ローラー41中の全周に亘って配されている)。そして、駆動ローラー41が図1中矢印で示す方向に回動することで、無端ベルト45がこれと同方向に回動し、回動する無端ベルト45によって、第1のシートの連続体101’が搬送される。第1のシートの連続体101’は、流動体計量部3における計量貫通口21の供給開口外面に当接されながら搬送される。また、無端ベルト45は、第1のシートの連続体101’を擦り切り部32に向けて押圧する押圧手段としても作用する。
【0013】
また、本実施形態の製造装置1には、ヒートシールローラー51とガイドローラー52とからなり、後述する第2のシートの連続体102’を搬送する第2シート搬送手段5が設けられている。ヒートシールローラー51は、第1シート搬送手段4における駆動ローラー41に当接するように配されており、駆動ローラー41と逆方向に回動する。そして、回動するヒートシールローラー51によって、第2のシートの連続体102’が搬送される。また、ヒートシールローラー51は、加熱可能になされており、ヒートシールローラー51と駆動ローラー41とによって挟圧された第1のシートの連続体101’と第2のシートの連続体102’とを、所定形状となるように加圧・加熱により封止するようになされている。
【0014】
本実施形態において得られる流動体包装体100は、図4に示すように、第1のシートとしての通気性シート101と、第2のシート102としての防湿シートと、鉄粉を含む発熱粉体である流動体103とからなる。第1シート搬送手段4により搬送されるのは第1のシートの連続体101’であり、第2シート搬送手段5により搬送されるのは第2のシートの連続体102’である。上記の通気シート、防湿シート及び粉体としては、通常の使い捨てカイロ等に用いられるものを用いることができる。
【0015】
そして、本実施形態の流動体包装体の製造方法は、上記製造装置1を用いて、第1のシート(第1のシートの連続体101’)上に所定量の流動体103を供給する流動体供給工程を、流動体計量体2における計量貫通口21の一面(外面)2a側に第1のシートを位置させ、搬送されている該第1のシート上に計量貫通口21の他面(内面)2b側から計量貫通口21を介して間欠的に流動体103’を供給することにより実施される。
【0016】
流動体供給工程は、先ず、第1シート搬送手段4における駆動ローラー41を図1中矢印で示す方向に回動させて、第1のシートの連続体101’を図1中矢印で示す方向に搬送させると共に、無端ベルト45によって第1のシートの連続体101’を流動体供給筒31に向けて押しつけて、計量貫通口21の供給開口外面を第1のシートの連続体101’で封止する。これにより、流動体の容積計量部が形成される。これとは別に、流動体供給筒31に流動体103を投入しておき、流動体計量体2を図1中矢印で示す方向に回動させる。流動体103の投入量は、流動体103に十分な自重が掛かり、流動体103が上記容積計量部内に隙間なく落下・充填される程度とする。尚、流動体が鉄粉等を含む場合には、磁石を用いて該流動体を流動体計量体2内に引き込み充填することで、自重によらず確実な充填ができる。流動体が高粘度の物質の場合、該流動体を流動体供給筒31に加圧充填することで、同様に自重によらず確実な充填ができる。そして、回動している流動体計量体2における計量貫通口21が、流動体排出口3bの直下に位置すると、流動体103が、その自重により上記容積計量部内に隙間なくに充填される。この場合、無端ベルト45によって、第1のシートの連続体101’が擦り切り部32に向けて押圧されているので、流動体が一定量(一定容積)で容積計量部内に充填され、且つ充填が極めて円滑に進行する。流動体計量体2の回動が更に進むと、計量貫通口21の供給開口内面が擦り切り部32によって擦り切られる。その結果、上記容積計量部内には、該容積計量部の容積と略同様の見掛け容積を有する流動体が充填される。
【0017】
流動体計量体2の回動が更に進むと、流動体計量体2の一面(外面)2aに当接しながら搬送されていた第1シートの連続体101’が該一面2aから離間していく。このとき上記容積計量部内に充填された流動体103は、第1のシートの連続体101’上に残る。その結果、流動体103が定量(定容積)で第1のシートの連続体101’上に供給されることになる。流動体103はある程度の保形性を有しているので、第1のシートの連続体101’上に残った流動体103の全体の形態は、上記容積計量部を平面に展開した形状と略同形状となる。
【0018】
図1に示すように、第1のシートの連続体101’における流動体103が供給された面と反対の面側には、磁石42が位置されているので、第1のシートの連続体101’上に残された流動体103は、その全体形態がより良好に保持される。詳細には、磁石42は、駆動ローラー41中において、各流動体103に対応するように、即ち、計量貫通口21に対応して設けられており、また上述のように流動体103は鉄粉を含んでいる。その結果、流動体103は、その全体の形態が磁石42によってより良好に維持された状態で搬送される。このため、本実施形態の製造方法は、流動体の形態保持性に優れる。また、流動体が第1のシートの連続体101’上に残されてから、第2のシートの連続体102’で被覆されるまでの時間が短く、従って流動体103の全体の形態が壊れにくいので、流動体103を自由な形状で包装することが可能である。
【0019】
所定の形態となされた流動体103が載置された第1のシートの連続体101’は、ヒートシールローラー51に向けて搬送される。これとは別に、ヒートシールローラー51によって、第2のシートの連続体102’が搬送されてくる。ヒートシールローラー51は、所定温度に加熱されている。そして、両シートの連続体101’,102’は、ヒートシールローラー51と駆動ローラー41との当接部において重ね合わされ、第1のシート連続体101’上に位置している流動体103が第2のシートの連続体102’によって被覆される。これと同時に、ヒートシールローラー51と駆動ローラー41とによる挟圧で、第1のシートの連続体101’と第2のシートの連続体102’とが、流動体103の周縁部においてヒートシールされて、流動体包装体の連続体100’が形成される。次いで、各流動体103の間にて流動体包装体の連続体をその幅方向に亘って切断し、更に切断により得られた流動体包装体を非通気性のフィルム等により密封して最終製品が得られる(図示せず)。
【0020】
本実施形態の流動体包装体の製造方法及び製造装置によれば、互いに隣設された3つのローラー(ドラム)により、流動体包装体を製造することができるため、生産性良く流動体包装体を製造できる。また、磁石を用いなくても、任意の形態で流動体を包装できるため、如何なる流動体を用いても、所望の形態で流動体が包装されてなる流動体包装体を、生産性良く製造することができる。尚、流動体が鉄粉を含む場合には、磁石を用いることが特に有効である。
【0021】
また、本発明の流動体包装体の製造方法は、図5に示す形態の製造装置を用いて行うこともできる。尚、以下の説明においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1の実施形態の説明における説明が適宜適用される。
【0022】
図5に示す製造装置1においては、流動体計量体2が、計量貫通口21が設けられた所定厚みを有する複数のフラットな形状のシート状の型22を有するチェーンコンベア23からなる。チェーンコンベア23は、図5中矢印で示す方向に回動している。なお、図5中、符号24は、コンベア駆動用ローラーである。
【0023】
第1シート搬送手段4は、サクションコンベア45及び吸引部46を具備しており、該吸引部46において、流動体103’を第1のシートの連続体101’上に吸引・固定できるようになされている。第1のシートの連続体101’は、シート状の型22における計量貫通口21の供給開口外面に当接しながらサクションコンベア45によって搬送される。これにより、第1のシートの連続体101’と計量貫通口21とで、所定の容積を有する流動体の容積計量部が形成される。
【0024】
チェーンコンベア23の回動軌道の内部には、流動体供給部3が設置されている。流動体供給部3の流動体供給筒31の下部には、一対のギアポンプが配されている。このギアポンプが作動することで、流動体供給筒31内に貯えられている流動体103がギアポンプの下方に配されている擦り切り部32へ向けて定量で押し出される。擦り切り部32は円筒状ローラーを備えており、シート状の型22の上面を擦り切るようになされている。
【0025】
擦り切り部32よりもシート移送方向先方には、上記容積計量部内に充填された流動体を型抜きして第1のシートの連続体101’上に移載するための排出ロール25が設けられている。排出ロール25は円筒状で、且つ計量貫通口21に挿入可能な複数の凸部を有する。本実施形態の製造装置1では、特に、流動体が固く固まるようなものであっても該流動体の固まりを割ったりせずに取り出すことができる。
【0026】
次に本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態は、流動体としてドウ状体の一つであるドウ状洗剤組成物を用い、流動体包装体としてシート状洗濯用品を製造する例である。本実施形態に関し特に説明しない点については図1〜図3に示す実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。
【0027】
本発明においてドウ状体とは、特開平10−204499号公報に記載されるように、粉末組成物と液体、ペースト又はゲル等の流動性を有する物質との捏和物をいう。該流動性を有する物質には加熱や加圧、剪断により流動化するものも含まれる。
【0028】
本実施形態においては、図1〜図3に示す装置とほぼ同様の製造装置が用いられる。但し、本実施形態においては粉体よりも粘性の高いドウ状体を流動体として用いていることから、計量貫通口21と第1のシートの連続体101’とで形成される上記容積計量部にドウ状洗剤組成物を充填するには、高い剪断力が必要となる。そこで、図6に示すように、流動体供給部3における流動体排出口3bは、図2に示す流動体排出口3bよりもスリット幅dが狭くなっている。更に、流動体供給源(図示せず)から流動体供給部3にドウ状洗剤組成物を供給するときの供給圧力を、粉体を供給する場合よりも高くする。これにより、ドウ状洗剤組成物は高剪断力が加えられた状態で上記容積計量部内に隙間なく充填される。
【0029】
ドウ状洗剤組成物は、シート状洗濯用品に要求される諸特性の向上の観点から、その厚みが0.5〜10mmとなるように、流動体供給部3から第1のシートの連続体101’に供給されることが好ましい。
【0030】
本実施形態において用いられるドウ状洗剤組成物は、界面活性剤、アルカリ剤及び金属イオン捕捉剤をそれぞれ少なくとも一種含んでいることが好ましい。
【0031】
本実施形態における第1のシート101及び第2のシート102としては、可撓性を有するシートやウエブ、例えば合成樹脂製のフィルム並びに織布及び不織布等の繊維シート等が用いられる。可撓性支持体14は水溶性または水分散性であることが好ましい。可撓性支持体14が水溶性である場合、可撓性支持体14を構成する材料としては、例えば特開平10−204499号公報の第12欄16〜33行に記載のもの等が挙げられ、特にポリビニルアルコールが好ましく用いられる。
【0032】
本実施形態に従い製造されたシート状洗濯用品は、これを必要な数だけ洗濯機の洗濯槽内に投入することで、洗濯物を洗濯する。
【0033】
本発明は上記実施形態に制限されない。例えば、上記実施形態においては、無端ベルト及びサクションコンベアが、第1のシートの搬送手段及び第1のシートを摺り切り部へ向けて押圧する手段を兼備していたが、これに代えて第1のシートの搬送手段及び第1のシートを摺り切り部へ向けて押圧する手段としてそれぞれ分けてもよい。
【0034】
また、図1及び図5に示される流動体包装体の連続体100’における各流動体包装体100の形状や該包装体100間の間隔は、同一である必要はなく個々に異なるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明の流動体包装体の製造方法によれば、生産性良く、流動体包装体を製造でき、種々の流動体が任意の形状で包装されてなる流動体包装体を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の流動体包装体の製造方法において好ましく用いられる製造装置を示す概略図である。
【図2】図2は、図1のX−X断面図である。
【図3】図3は、図1のY矢視図である。
【図4】図4は、図1のZ−Z断面図である。
【図5】図5は、本発明の流動体包装体の製造方法に用いられる製造装置の他の形態を示す概略図である。
【図6】図6は、本発明の流動体包装体の製造方法に用いられる別の製造装置における流動体供給部の要部を拡大して示す図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1 流動体包装体の製造装置
2 流動体計量体
21 計量貫通口
3 流動体供給部
31 流動体供給筒
32 擦り切り部
4 第1シート搬送手段
41 駆動ローラー
42 磁石
43,44 ガイドローラー
5 第2シート搬送手段
51 ヒートシールローラー
52 ガイドローラー

Claims (4)

  1. 第1のシート上に流動体を供給し、その上を第2のシートで被覆した後、両シートを所定形状に封止することで、該第1のシート、該第2のシート及び両シート間に挟持された該流動体からなる流動体包装体を製造する方法であって、
    上記の第1のシート上に所定量の上記流動体を供給する流動体供給工程を具備し、
    上記流動体供給工程は、計量貫通口を有する流動体計量体の該計量貫通口の供給開口外面側に上記の第1のシートを位置させ、上記の第1のシートと上記計量貫通口とで、所定の容量及び形状を有する流動体の容量計量部を形成し、搬送されている該第1のシート上に、上記流動体計量体の内部に配置された流動体供給筒に投入された上記流動体を、該流動体供給筒の下方に連設されて流動体排出口を形成し且つ該計量貫通口の供給開口内面に当接する擦り切り部の該流動体排出口から排出して該計量貫通口を介して供給し、上記容量計量部内に上記流動体を充填することからなる流動体包装体の製造方法。
  2. 上記流動体計量体は円筒状体からなり、上記計量貫通口は、該円筒状体の半径方向に貫通しており、且つ複数個配設されている請求項1記載の流動体包装体の製造方法。
  3. 上記流動体は、鉄粉を含有しており、
    上記の第1のシートにおける該流動体が供給された面と反対側の面側に磁石を位置させて、計量された所定量の上記流動体全体の形態を該磁石により保持する請求項1又は2記載の流動体包装体の製造方法。
  4. 請求項1記載の流動体包装体の製造方法に用いられる製造装置であって、
    円筒状体からなり、該円筒状体の半径方向に貫通する計量貫通口が複数個配設されている流動体計量体と、
    流動体供給筒及び該流動体供給筒の下方に連設されて流動体排出口を形成する擦り切り部からなり、該擦り切り部が上記流動体計量体の内面に当接されるように該流動体計量体の内部に配置された、上記計量貫通口に流動体を供給する流動体供給部と、
    上記の第1のシートを搬送し、且つ該第1のシートを該擦り切り部に向けて押圧する第1シート搬送押圧手段と
    からなり、
    上記の第1のシートが、上記計量貫通口の供給開口外面に当接しながら搬送されることで、該第1のシートと上記計量貫通口とで、所定の容量及び形状を有する流動体の容量計量部が形成されるようになされている流動体包装体の製造装置。
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