JPH10129605A - 連続式トレーシール機 - Google Patents

連続式トレーシール機

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JPH10129605A
JPH10129605A JP29062996A JP29062996A JPH10129605A JP H10129605 A JPH10129605 A JP H10129605A JP 29062996 A JP29062996 A JP 29062996A JP 29062996 A JP29062996 A JP 29062996A JP H10129605 A JPH10129605 A JP H10129605A
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Japan
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tray
film sheet
trays
film
assembly
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JP29062996A
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Shiro Mano
士郎 間野
Ryozo Watanabe
良三 渡辺
Takeo Sugimoto
建男 杉本
Mikihiko Watanabe
幹彦 渡辺
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OM Ltd
Original Assignee
OM Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一列状態で順次搬送されて来る複数のトレー
の上面開口部をフイルムシートで被蓋する連続式トレー
シール機に於いて、フイルムシートに各トレーを搬送す
る機能を具備させることにより、該トレーを搬送する為
の特別な搬送枠を不要成らしめる。 【解決手段】 順次搬送されて来る複数のトレー(141)
(141) の上面に順次重ね合わせるように、長尺状のフイ
ルムシートを連続供給するフイルム供給手段と、重ね合
わされた前記トレーと前記フイルムシート(18)とを相互
に溶着することによって、前記長尺状のフイルムシート
(18)を介して前記搬送方向に並んだ前記各トレー(141)
(141) を連結状態にするフイルム溶着手段と、前記トレ
ー(141) (141) とこれに溶着された前記フイルムシート
(18)の集合体を、前記搬送方向の下流側に位置する排出
部方向に引き出す送り手段とを具備させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は連続式トレーシー
ル機に関するもので、例えばカレーのルーが充填された
包装用トレーの開口部をフイルムシートで被蓋する場合
に使用される。図10は、カレーのルーが充填されたト
レーの開口部を被蓋する従来の連続式トレーシール機の
要部の断面図である。
【0002】スプロケット(10)で駆動されるエンドレス
チェーン(11)には、トレー搬送枠(12)(12)(12)が図示し
ない取付け金具によって一定ピッチで取付けられてい
る。図11は、上記連続式トレーシール機で処理される
トレー(141) (141) と、前記エンドレスチェーン(11)に
取付けられたトレー搬送枠(12)を下方から見た状態を示
しており、トレー(141) は6個一組となったトレー集合
体(14)として処理される。
【0003】トレー搬送枠(12)にはトレー投入孔(121)
(121) が形成されており、該トレー投入孔(121) (121)
には前記トレー集合体(14)のトレー(141) (141) 部分が
各別に嵌め込まれるようになっている。上記エンドレス
チェーン(11)の上方には、各トレー(141) (141) の開口
部を被蓋するフイルムシート(18)を巻き取ったフイルム
ロール(17)が配設されていると共に、その下流側には、
前記フイルムシート(18)をトレー集合体(14)に重ね合わ
せる為のフイルム案内ローラー(19)と、これら両者を熱
溶着するシールヘッド(15)が設けられている。
【0004】このものでは、トレー(141) (141) にカレ
ーのルーが充填されたトレー集合体(14)(14)をストック
部(16)から、エンドレスチェーン(11)上流端のトレー搬
送枠(12)に載置・保持させると、該トレー搬送枠(12)に
保持されたトレー集合体(14)は下流側に搬送される一
方、フイルムロール(17)から引き出されたフイルムシー
ト(18)がフイルム案内ロール(19)によって前記トレー集
合体(14)の上面に重ねられる。
【0005】そして、上面にフイルムシート(18)が重ね
られたトレー集合体(14)が更に下流側に位置するシール
ヘッド(15)の下方対向部まで搬送されると、スプロケッ
ト(10)が一時的に停止する共に前記シールヘッド(15)が
降下して前記フイルムシート(18)がトレー集合体(14)上
に熱溶着され、これにより、トレー(141) (141) の上面
開口部が前記フイルムシート(18)で被蓋される。又、こ
れと同時に、前記フイルムシート(18)の溶着が済んだト
レー集合体(14)とその上流側のトレー集合体(14)の間の
フイルムシート(18)が前記シールヘッド(15)で溶断され
る。これにより、上面開口部がフイルムシート(18)で被
蓋されたトレー集合体(14)が得られ、これをトレー(14
1) (141) 毎に適宜切断し、該トレー(141) (141) を別
途用意した包装パッケージに収容して製品にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、シールすべきトレー(141) (141) のサイ
ズが変更されると、エンドレスチェーン(11)に取付けら
れた多数のトレー搬送枠(12)(12)を全て取り替える必要
があり、前記サイズ変更への対応作業が繁雑化すると言
う問題があった。
【0007】尚、上記のようにトレー集合体(14)にフイ
ルムシート(18)を溶着させるのではなく、独立したトレ
ー(141) (141) を個別に搬送しながらこれにフイルムシ
ート(18)を溶着するようにしても良いが、かかる場合に
於いても、前記トレー(141)のサイズが変更されると、
これを搬送する多数の搬送枠(12)(12)を全て取り替える
必要がある。
【0008】この出願はかかる点に鑑みて成されたもの
で、フイルムシート(18)にトレー(141) (141) の搬送機
能を具備させることにより、該トレー(141) (141) を搬
送する為の前記多数のトレー搬送枠(12)(12)を不要成ら
しめ、これにより、トレー(141) (141) のサイズ変更へ
の対応作業を簡便成らしめることをその課題とする。
又、請求項3の発明は、上記課題に加えて、トレー(14
1) (141) にフイルムシート(18)を重合,溶着及び切断
する一連の動作が円滑且つ高速に行えるようにすること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、請求項1の発明が採用した手段は、『順次搬送され
て来る複数のトレーの上面に順次重ね合わせるように、
長尺状のフイルムシートを連続供給するフイルム供給手
段と、重ね合わされた前記トレーと前記フイルムシート
とを相互に溶着することによって、前記長尺状のフイル
ムシートを介して前記搬送方向に並んだ前記各トレーを
連結状態にするフイルム溶着手段と、前記トレーとこれ
に溶着された前記フイルムシートの集合体を、前記搬送
方向の下流側に位置する排出部方向に引き出す送り手段
とを具備する』ことである。
【0010】請求項2の発明のように、『前記送り手段
は、前記トレーと前記フイルムシートの集合体を一定速
度で連続的に引き出す』ように動作するものでもよく、
又、前記トレー等を間欠的に引き出すように動作するも
のでも良い。上記手段によれば、上流側から順次搬送さ
れて来る各トレーと長尺状のフイルムシートがフイルム
溶着手段で溶着されるから、該フイルムシートを介して
前後のトレーが連結された状態になる。そして、上記フ
イルムシートを介して連結状態となった各トレーが該フ
イルムシートと共に下流側の排出口に向けて送り手段に
よって引っ張られる。これにより、前記フイルムシート
が各トレーを下流側に搬送する機能も兼備することとな
る。
【0011】請求項3の発明のように、『請求項2の発
明において、一定速度で回転するロータリーカッタが前
記送り手段の下流側に配設され、前記ロータリーカッタ
ーにより、前記送り手段から供給される前記トレーとフ
イルムシートの集合体を各トレー毎に切断する』もので
は、前記トレーとフイルムシートの集合体を連続的にロ
ータリーカッター側に搬送しながら、これをトレー毎に
切断することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
3の発明は、各トレーの上面を被蓋するフイルムシート
がトレーを搬送する機能も兼備するから、該トレーを搬
送する為の既述多数の搬送枠が不要となり、シールすべ
きトレーのサイズ変更があっても、該サイズ変更への対
応作業が簡便に行える。
【0013】請求項3の発明では、トレーとフイルムシ
ートの集合体を連続的にロータリーカッター側に搬送し
ながら、これをトレー毎に切断するから、昇降動作する
カッターを用いる場合のように切断時にトレーとフイル
ムシートの集合体を一時停止させる必要がない。従っ
て、各部の制御が複雑化せず、又、トレーへのフイルム
シートの重合・溶着から切断に至る一連の動作が円滑且
つ高速に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。図1,図3は、本願発明の実施の形態に係るト
レーシール機を示すもので、このものでは、カレーのル
ーを充填包装する為のトレーシル機に上記発明を実施し
ている。
【0015】ケーシング(20)内の一端には、ローラコン
ベア(21)が設けられており、これよりライン下流側に
は、ローラー(23)(24)間で走行するコンベアベルト(25)
が設けられている。前記コンベアベルト(25)の走行域の
途中には、図2に示すように、複数のトレー(141) (14
1) から成るトレー集合体(14)の先端に係合するストッ
パ(27)が配設されており、該ストッパ(27)はソレノイド
(28)と図示しないバネで昇降されるように構成されてい
る。
【0016】上記ストッパ(27)のライン下流側には、ス
プロケット(31)(32)に掛けられたチェーン(33)に所定ピ
ッチで取付けられた送り爪(34)(34)が配設されている。
そして、各トレー集合体(14)内の搬送方向前側のトレー
(141) であってコンベアベルト(25)から両側方向にはみ
出した部分のトレー底面が送り爪(34)(34)の水平部(34
1) (341) で受け止められるようになっている。
【0017】上記送り爪(34)(34)の走行域の下流側に
は、フイルムロール(17)から引き出されたフイルムシー
ト(18)をトレー集合体(14)の上面に重ねる為のフイルム
案内ローラ(19)が設けられている。尚、この実施の形態
では、上記フイルムロール(17)と案内ローラ(19)が既述
したフイルム供給手段に対応している。上記フイルム案
内ローラ(19)の下流側には、図示しない駆動源によって
トレー搬送方向に往復移動せしめられるベース(41)が配
設されている。図4に示すように、該ベース(41)の上面
にはトレー(141) (141) の底面を支えるべく上方に隆起
した直方体状のアンダーガイド(42)(42)が配設されてい
ると共に、これらアンダーガイド(42)(42)群の側方に
は、互いに連結されたスライドカム(44)(44)とこれを進
退駆動するシリンダ(45)が設けられている。そして、ト
レー集合体(14)の各トレー(141) (141) を投入するトレ
ー投入孔(400) (400) が形成された溶着用トレー保持枠
(40)の下面には、前記スライドカム(44)(44)のカム斜面
に当接するカム突起(47)(47)が突設されている(図5参
照)。又、上記トレー投入孔(400) (400) は、トレー搬
送方向に二列で且つこれに直交する方向に三列並んだ態
様で合計6個形成されている。又、これらトレー投入孔
(400) (400) は、前記ベース(41)のアンダーガイド(42)
(42)に外嵌する形状及び大きさに形成されている。従っ
て、シリンダ(45)でスライドカム(44)(44)が進退移動せ
しめられたときには、溶着用トレー保持枠(40)がアンダ
ーガイド(42)(42)に外嵌した状態で上下に昇降する。更
に、上記ベース(41)には、フイルムシート(18)をトレー
集合体(14)に熱溶着させる為のフイルム溶着手段たるシ
ールヘッド(51)を昇降させる昇降軸(52)(52)が摺動自在
に貫通しており、これら昇降軸(52)(52)は図示しない昇
降装置で同期して昇降移動せしめられるようになってい
る。そして、上記昇降軸(52)(52)が昇降すると、その上
端に固定されたシールヘッド(51)も一体的に昇降する。
上記シールヘッド(51)には、トレー(141) (141) の上面
開口(142) (142) に対応する矩形窓(53)(53)が形成され
ており、これにより、後述するフイルムシート(18)を、
トレー集合体(14)の上面外周及び各トレー(141) (141)
間の領域に加熱押圧できるようになっている。
【0018】図1に示すように、上記ベース(41)に於け
る溶着用トレー保持枠(40)の下流側隣接部には、冷却用
トレー保持枠(60)が配設されている。この冷却用トレー
保持枠(60)は、前記溶着用トレー保持枠(40)と同一構造
を有し且つ、該溶着用トレー保持枠(40)を昇降させる前
記スライドカム(44)(44)及び前記シリンダ(45)と同一機
構によって昇降せしめられるようになっている。又、上
記冷却用トレー保持枠(60)の上方には、矩形状の冷却ヘ
ッド(71)が設けられており、該冷却ヘッド(71)は、上記
昇降軸(52)(52)と同様にベース(41)を摺動自在に貫通す
る昇降軸で昇降せしめられる構成となっている。又、図
6に示すように、該冷却ヘッド(71)の構成壁には冷水が
流れる通水管(73)が埋設されている。
【0019】上記シールヘッド(51)や冷却ヘッド(71)の
下流側には、図9に示すように、送り手段たるフィード
ローラ(810) (811) が配設されており、該フィードロー
ラ(810) (811) はフイルムシート(18)が溶着されたトレ
ー集合体(14)の両側フランジ部(143) (143) とトレー(1
41) (141) の間のフランジ部(144) (144) を上下から挟
圧する。又、前記フィードローラ(810) (811) の下流側
隣接部には、これと同様な構成を有するフィードローラ
(820) (821) が設けられている。そして、これらフィー
ドローラ(810) (811) (820) (821) は、図示しないモー
タで回転せしめられるようになっており、これにより、
フイルムシート(18)で被蓋されたトレー集合体(14)が下
流側の排出部(95)に向けて引っ張られるようになってい
る。
【0020】上記フィードローラ(810) (811) (820) (8
21) の下流側には、トレー集合体(14)を各トレー(141)
(141) に分割切断する円筒状のロータリーカッタ(85)
と、これに下方から対向する支持ドラム(86)が設けられ
ている。図7は、ロータリーカッタ(85)と支持ドラム(8
6)の構造及び関係を示した斜視図であり、ロータリーカ
ッタ(85)の外周には、フイルムシート(18)が溶着された
トレー集合体(14)をトレー(141) (141) 相互の間で切断
する格子状の切断刃(850) が突設されている。又、支持
ドラム(86)には、各トレー(141) (141) が嵌り込む矩形
状凹部(860) が形成されている。
【0021】上記ロータリーカッタ(85)や支持ドラム(8
6)の配設部の下流側には、これらロータリーカッタ(85)
や支持ドラム(86)によって切断されたトレー(141) (14
1) やフイルムシート(18)のスクラップを除去する製品
排出コンベア(92)やカス取りローラ(91)が設けられてお
り、該製品排出コンベア(92)の下流端部が製品を取り出
す排出部(95)となっている。
【0022】次に、上記実施の形態に係る連続式トレー
シール機の動作の実際について説明する。搬送方向に二
列でこれに直角な方向に三列に並んだ合計6個のトレー
(141) (141) が一体化されたトレー集合体(14)がローラ
コンベア(21)に順次供給されて来る。尚、この状態で
は、各トレー(141) (141) には既にカレーのルーが充填
されているが、トレー(141) (141) の上部開口は未だ被
蓋されていない。
【0023】スプロケット(31)(32),フィードローラ(8
10) (811) (820) (821) ,ロータリーカッタ(85)及び支
持ドラム(86)は同期回転している。又、これらは、夫々
一定速度で連続回転しており、フィードローラ(810) (8
11) (820) (821) は、トレー集合体(14)とこれの上面に
重合されたフイルムシート(18)を一体的に引っ張ること
によって、該フイルムシート(18)をフイルムロール(17)
から順次引き出すと共に、該フイルムシート(18)に溶着
されたトレー集合体(14)(14)を下流側に移動させる。
【0024】さて、上記トレー集合体(14)は、前記ロー
ラコンベア(21)の下流端からコンベアベルト(25)に移
り、その下流側のストッパ(27)まで移動して該ストッパ
(27)で停止されている。次に、所定のタイミングでソレ
ノイド(28)が作動してストッパ(27)が降下せしめられ、
これにより、その下流側を走行する送り爪(34)(34)の間
に一つのトレー集合体(14)が送り込まれる。
【0025】上記送り爪(34)(34)間に送り込まれたトレ
ー集合体(14)は、該送り爪(34)(34)でその下流側のフイ
ルム案内ローラ(19)の位置まで移動せしめられる一方、
ここでフイルムロール(17)から引き出されたフイルムシ
ート(18)がトレー集合体(14)の上面に重ねられる。この
状態では、図1及び、図8の(イ)に示すように、上記
フイルム案内ローラ(19)の下流側のシールヘッド(51)及
び冷却ヘッド(71)は上昇しており、溶着用トレー保持枠
(40)及び冷却用トレー保持枠(60)は降下している。
【0026】ベース(41)の上面に突出するアンダーガイ
ド(42)(42)は、トレー集合体(14)のトレー(141) (141)
の外底面を下方から支持していると共に、前記ベース(4
1)は前記トレー(141) (141) を支持た状態でこれと同一
速度で下流側に移動している。尚、上記ベース(41)は、
下流側に一定ストローク移動した後は初期位置まで後退
し、これにより、往復運動を行う。
【0027】図8の(イ)に示すように、降下状態にあ
る溶着用トレー保持枠(40)の上方対向部には、フイルム
案内ローラ(19)部分を通過したトレー集合体(14)の前半
部のトレー(141) と、その下流側に位置するトレー集合
体(14)の後半部のトレー(141) が位置している。更に、
上記溶着用トレー保持枠(40)の下流側に位置する冷却用
トレー保持枠(60)の上方対向部には、前記溶着用トレー
保持枠(40)部分を通過し終えたトレー集合体(14)が位置
している。
【0028】次に、図8の(ロ)に示すように、溶着用
トレー保持枠(40)と冷却用トレー保持枠(60)が上昇する
と共にシールヘッド(51)及び冷却ヘッド(71)が降下し、
これにより、トレー集合体(14)(14)とその上面に重ねら
れたフイルムシート(18)が上下から挟圧される。シール
ヘッド(51)は図示しないヒータで加熱されており、トレ
ー集合体(14)に於けるトレー(141) (141) の間が前記シ
ールヘッド(51)と溶着用トレー保持枠(40)で上下から挟
圧され、該挟圧部のフイルムシート(18)とトレー集合体
(14)が熱溶着される。これにより、フイルム案内ローラ
(19)部分を通過したトレー集合体(14)の前半部のトレー
(141) と、その下流側に隣接するトレー集合体(14)の後
半部のトレー(141) にフイルムシート(18)が溶着され、
これにより、前後に隣接するトレー集合体(14)(14)がフ
イルムシート(18)で連結された状態になる。従って、下
流側のフィードローラ(810) (811) (820) (821) を回転
させるだけでフイルムシート(18)で連結されたトレー集
合体(14)(14)が下流側に搬送される。即ち、前記フイル
ムシート(18)がトレー集合体(14)(14)の搬送機能を具備
するのである。従って、既述従来のように、トレー集合
体(14)を搬送する為のエンドレスチェーン(11)及びこれ
に取付けられた多くのトレー搬送枠(12)(12)が不要とな
る。
【0029】一方、既にフイルムシート(18)の溶着が完
了しているトレー集合体(14)は、内部に冷水が流れてい
る冷却ヘッド(71)と冷却用トレー保持枠(60)で挟圧さ
れ、これにより、前記溶着部が冷却硬化せしめられる。
シールヘッド(51)による上記フイルムシート(18)の溶着
動作と、冷却ヘッド(71)による前記冷却動作が所定時間
継続すると、ベース(41)が図8の(ハ)の位置まで移動
する。すると、溶着用トレー保持枠(40)及び冷却用トレ
ー保持枠(60)が降下すると共にシールヘッド(51)及び冷
却ヘッド(71)が上昇し、これと同時に、ベース(41)が後
退して図8の(イ)に示す初期状態に復帰し、以後、
(イ)→(ロ)→(ハ)の動作を繰り返す。
【0030】一方、上面にフイルムシート(18)が溶着さ
れたトレー集合体(14)は、フィードローラ(810) (811)
(820) (821) で更に下流側に引っ張られてロータリーカ
ッタ(85)部分に供給される。すると、トレー(141) (14
1) の境界部が支持ドラム(86)とロータリーカッタ(85)
の切断刃(850) で連続的に切断され、これにより、表面
がフイルムシート(18)で被蓋されたトレー(141) (141)
が分離状態で取り出せる。
【0031】一方、前記ロータリーカッタ(85)で切断さ
れた後の切断カスは、カス取りローラ(91)でスクラップ
回収箱(98)に回収される。このものでは、トレー(141)
(141) のサイズ変更があった場合には、溶着用トレー保
持枠(40)や冷却用トレー保持枠(60)等を具備するベース
(41),ロータリーカッタ(85)及び支持ドラム(86)を交換
すればよく、既述従来のように、エンドレスチェーン(1
1)に取付けられた数多くのトレー搬送枠(12)(12)を交換
する必要がない。従って、前記サイズ変更への対応作業
が簡便に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る連続式トレーシー
ル機の概略の縦断面図
【図2】図1の連続式トレーシール機のストッパ(27)ス
トッパ(27)近傍の斜視図
【図3】図1の連続式トレーシール機の概略の横断平面
【図4】図1の連続式トレーシール機の溶着用トレー保
持枠(40)近傍の分解斜視図
【図5】図4の溶着用トレー保持枠(40)の昇降機構の部
分拡大図
【図6】図1の連続式トレーシール機を構成する冷却ヘ
ッド(71)の要部断面図
【図7】図1の連続式トレーシール機をロータリーカッ
タ(85)支持ドラム(86)の斜視図
【図8】図1の連続式トレーシール機を構成するシール
ヘッド(51)及び冷却ヘッド(71)部分の動作説明図
【図9】図1の連続式トレーシール機を構成するフィー
ドローラ(810) (811) 部分の拡大図
【図10】従来例の説明図
【図11】図9に於けるトレー搬送枠(12)とトレー集合
体(14)の関係を示す斜視図
【符号の説明】
(14)・・・トレー集合体 (17)・・・フイルムロール (18)・・・フイルムシート (19)・・・案内ローラ (41)・・・ベース (51)・・・シールヘッド (85)・・・ロータリーカッタ (141) ・・・トレー (810) ,(811) ・・・フィードローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次搬送されて来る複数のトレーの上面
    に順次重ね合わせるように、長尺状のフイルムシートを
    連続供給するフイルム供給手段と、 重ね合わされた前記トレーと前記フイルムシートとを相
    互に溶着することによって、前記長尺状のフイルムシー
    トを介して前記搬送方向に並んだ前記各トレーを連結状
    態にするフイルム溶着手段と、 前記トレーとこれに溶着された前記フイルムシートの集
    合体を、前記搬送方向の下流側に位置する排出部方向に
    引き出す送り手段とを具備する連続式トレーシール機。
  2. 【請求項2】 前記送り手段は、前記トレーと前記フイ
    ルムシートの集合体を一定速度で連続的に引き出す請求
    項1の連続式トレーシール機。
  3. 【請求項3】 一定速度で回転するロータリーカッタが
    前記送り手段の下流側に配設され、 前記ロータリーカッターにより、前記送り手段から供給
    される前記トレーとフイルムシートの集合体を各トレー
    毎に切断する請求項2の連続式トレーシール機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5993597A (en) * 1996-06-28 1999-11-30 Nisshinbo Industries, Inc. Plasma etching electrode
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