JP4082401B2 - 真空流量調整弁 - Google Patents

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本発明は、半導体製造装置や平面発光体製造装置(LED、LCD、EL)などの真空処理装置において、CVD(化学的気相成膜)法等により成膜用ガス(プロセスガス)を用いて基盤上に成膜する場合に、成膜処理を行う真空チャンバーと真空ポンプとの間に介在させる真空流量調整弁に関するものであり、特に、真空チャンバー内に複数の基盤を収容するバッチ式でCVDを行う場合に適する真空流量調整弁に関するものである。
半導体製造装置、平面発光体製造装置などの真空処理装置において、基盤上にCVD法等により成膜する場合、成膜処理を行う真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する段階では、チャンバー内壁に堆積したダストの巻き上げ防止、チャンバー内に並べられた基盤の気流による移動の防止、石英ガラスで作られているチャンバー内の急激な圧力低下による該チャンバーの破裂防止などの理由で、大気圧から徐々に排気し、一定圧力に低下後に全速排気するのが通例である。また、成膜の段階では、一定の時間内に所定の膜厚を形成するために、真空圧力を限りなく一定にすることが要求される。
これらの条件を満たすために、上記チャンバーと真空ポンプとの間には、通常、真空流量調整弁が用いられている。この真空流量調整弁は、真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する初期排気の段階では、大気圧から徐々に排気を行い、一定圧力まで低下させた後には高速排気し、また、成膜の段階では、チャンバー内の真空圧力を一定にするように制御されるものである。
このように制御される真空流量調整弁としては、主流路を形成する大口径の主弁部材を正確に制御するよりも、上記初期排気の段階では絞り弁を設けた別の流通路を通して排気し、その後に主弁部材を開放して高速排気するタイプのものを用いるのが、簡単な制御で安定的な動作を行わせるために有利である。
しかしながら、これらのいずれの場合でも、初期排気及びその後の高速排気の段階ではチャンバー内に成膜用ガスが供給されていないため、該成膜用ガスが真空流量調整弁に接触することはないが、その後の成膜処理段階では、真空流量調整を主弁部材の開閉制御によって行い、そして、この段階では真空チャンバーに成膜用ガスが充填されているため、該成膜用ガスからの副生成物(基盤への成膜以外の生成物)が真空流量調整弁の各部内面に堆積し、特に、主弁部材やそれが接離する弁座、あるいは、上記初期排気のための絞り弁やその前後の流通路等の各部内面に該副生成物が堆積して、初期排気時のコンダクタンスを低下させるので、所期の排気特性が得られなくなるばかりでなく、流量調整弁のハウジング内面や、主弁部材の周囲に配設されるベローズ表面にも上記生成物が堆積するので、それが該ベローズの寿命を短くするほか、各種のトラブルの原因になり、それらの分解洗浄を頻繁に行う必要が生じて、該分解洗浄を含むメンテナンスに多大の時間と費用を要することになる。
特に、近年のCVD技術では、成膜レートを向上させるために成膜時のチャンバー内の真空圧力を高くして(大気圧に近付けて)成膜を行うようにしているため、流量調整弁の各部内面への上記生成物の堆積が激しくなり、上記分解洗浄を含むメンテナンスをより一層頻繁に行う必要が生じて、メンテナンス費用等を増大させる傾向にある。
上記流量調整弁の各部内面への上記副生成物の付着は、流量調整弁のハウジングや主弁部材、ベローズ等を加熱することにより軽減することができるが、ベローズは金属板に多重の屈曲を施すことにより形成しているので、その一端から他端までの熱伝導長が長く、そのため、一端側から加熱しても温度勾配が大きくなって全体的に十分な加熱を行うことができず、少なくともベローズに関しては、その加熱により上記生成物の堆積を抑制することは、適切な手段とは言えない。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その主たる技術的課題は、上記初期排気の段階では絞り弁を通して排気し、その後に主弁部材を開放して高速排気する真空流量調整弁において、成膜用ガス(プロセスガス)からの副生成物が初期排気のための絞り弁やその前後の流通路に堆積するのを可及的に抑制し、それによって、頻繁なメンテナンスを行わなくても所期の排気特性を維持できるようにした真空流量調整弁を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、上記絞り弁やその前後の流通路ばかりでなく、流量調整弁の各部内面、特に、ベローズに上記副生成物が堆積するのを抑制できるようにした真空流量調整弁を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の真空流量調整弁は、成膜用ガスを供給して成膜処理を行う真空チャンバーと真空ポンプとの間に介装し、真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する初期排気の段階では絞り弁を通して上記真空ポンプで徐々に排気し、一定圧力に低下後には主弁部材により開放される流路を通して高速排気するようにした真空流量調整弁において、上記絞り弁の入口側及び出口側に、少なくとも上記成膜用ガスが真空チャンバーに存在する間は開放しないようにコントローラで制御される開閉弁を設けたことを特徴とするものである。
本発明に係る真空流量調整弁の好ましい実施形態においては、上記絞り弁が、開度を調整可能なニードル弁により構成され、上記開閉弁が、流体圧駆動のピストンに連結されて該ピストンにより開弁され、復帰バネにより弁座に圧接される弁体を備えたものとして構成される。
また、本発明に係る真空流量調整弁の好ましい具体的実施形態においては、上記真空チャンバーに接続される第1ポートを一端に設けると共に、内部の流路を通して該第1ポートに連通し、上記真空ポンプに接続される第2ポートが設けられたハウジングと、上記第1ポートの内方で第2ポートとの間に設けられた弁座と、この弁座を開閉する主弁部材と、この主弁部材の背面から延びる弁シャフトと、この弁シャフトを介して上記主弁部材を開閉操作する開閉操作部と、上記ハウジング内において主弁部材及び弁シャフトの回りを気密に取り囲む伸縮自在のベローズと、上記主弁部材の背後において上記ベローズの外周を取り囲むように配設されて該主弁部材と共に変位する遮蔽筒とを有するものとして構成される。
この場合に、上記遮蔽筒は高熱伝導性の金属により形成されていて、その基端部が加熱ヒーターを備えた上記主弁部材に、該ヒーターから熱伝導を受けるように取り付けられ、該遮蔽筒の外周面は、上記主弁部材の閉弁時に、ハウジング内面との間が相互に非接触であるが、それらの間の隙間を通してベローズ外周部への流体の回り込みを防止する程度に該隙間が小さく形成される。
上記主弁部材に設けた加熱ヒーターには、必要に応じて該主弁部材の温度を検出してそれを該主弁部材の温度制御を行うコントローラに出力する温度センサーが設けられる。
上記構成を有する真空流量調整弁においては、真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する初期排気の段階では、該チャンバー内に成膜用ガスがないため、該成膜用ガスが真空流量調整弁に接触することはなく、そのため、絞り弁を通して真空チャンバー内を真空ポンプで排気しても、その流路に上記成膜用ガスが流入することはない。
上記初期排気によりチャンバー内が一定圧力まで低下した後には、主弁部材により開放される流路を通して高速排気するが、この段階でも上記チャンバー内に成膜用ガスがないので、該成膜用ガスが真空流量調整弁に接触することはない。
上記絞り弁の入口側及び出口側に設けた開閉弁は、この高速排気の段階では、開放していても、あるいは閉鎖していても差し支えない。
このように、初期排気及び高速排気の2段階の排気を行うことにより、前述したチャンバー内のダストの巻き上げ等の不都合を防止することができる。
真空チャンバー内が上記高速排気により真空状態になった後には、成膜用ガスが該真空チャンバーに供給され、コントローラによる主弁部材の開閉の度合の制御により真空チャンバー内の圧力が所定の真空圧になるように制御されて成膜が行われるが、少なくともこの段階に先立って上記絞り弁の前後の開閉弁が閉じられる。そのため、成膜用ガスが上記初期排気のための絞り弁やその前後の開閉弁に至る流通路に流入することがなく、該成膜用ガスの副生成物が絞り弁やその前後の流通路に堆積するのを実質的に皆無にすることができ、初期排気時のコンダクタンスを低下させることなく、所期の排気特性を維持することができる。
この成膜段階では、真空チャンバーに成膜用ガスが充填されているため、上記絞り弁やその前後の流通路を除く真空流量調整弁の各部内面に該成膜用ガスから副生成物が堆積することになるが、本発明においては、次のような手段でその堆積を可及的に抑制することができる。
即ち、本発明に係る真空流量調整弁の好ましい実施形態においては、ハウジング内におけるベローズの外側空間に希釈用ガスを噴出する噴出ノズルを、ハウジングにおける開閉操作部に近接する位置に設け、該ノズルに、少なくとも、上記主弁部材の開弁時に第1のポートから第2のポートに流れる排出ガスがベローズの周囲の空間に流入しない程度に多量の希釈用ガスを噴出させる能力が付与される。この場合に、上記希釈用ガスの温度を、主弁部材に設けて温度制御される加熱ヒーターの加熱温度と同等またはそれよりも高い温度に加熱して供給する加熱手段を設けるのが有効である。
このようにして希釈用ガスを流すと、真空流量調整弁のハウジング内面や、ベローズ表面に上記副生成物が堆積するのを効果的に抑制することができ、それによって該ベローズの寿命が短くなったり、その堆積に起因して各種トラブルが生じるのを抑制し、メンテナンスのための労力と費用を節減することができる。
以上に詳述したように、本発明の真空流量調整弁によれば、初期排気の段階では絞り弁を通して排気し、その後に主弁部材を開放して高速排気する真空流量調整弁において、副生成物が初期排気のための絞り弁やその前後の流通路に堆積するのを抑制できるので、頻繁なメンテナンスを行わなくても所期の排気特性を維持することができる。また、上記絞り弁やその前後の流通路ばかりでなく、流量調整弁の各部内面、特に、ベローズに上記副生成物が堆積するのも抑制することができる。
図1は、本発明に係る真空流量調整弁の代表的な実施例を示し、図2はその要部を拡大して示している。
この真空流量調整弁は、成膜用ガス(プロセスガス)を供給して成膜処理を行うための図示しない真空チャンバー(プロセスチャンバー)と、同じく図示しない真空ポンプとの間に介装して使用するもので、この真空流量調整弁の主たる外殻を構成する実質的に円筒状のハウジング1を備え、その軸線方向の一端に、上記真空チャンバーに接続される第1ポート2を設けると共に、内部の流路を通して該第1ポート2に連通し、上記真空ポンプに接続される第2ポート3を側面に設けている。そして、上記ハウジング1における第1ポート2の内方で第2ポート3との間の流路中に、主弁部材10により開閉される弁座4を設けている。
上記ハウジング1内に設けたポペット式の主弁部材10は、全体として円盤状をなし、その前面の外周部に、上記弁座4に接離して流路を開閉する円環状のゴム弾性材製のシール部材11が取り付けられている。また、上記主弁部材10は、その背面の中央部から延びる弁シャフト12を有し、この弁シャフト12は、ハウジング1の内部をその中心軸線に沿って延び、その先端部は、ハウジング1における第1ポート2とは反対側の端部に設けられた、該ハウジング1の一部を構成する隔壁5を貫通させ、該弁シャフト12を介して主弁部材10を開閉操作する開閉操作部6の内部に延出させている。
さらに、上記主弁部材10の背面と上記隔壁5との間に、上記主弁部材10を閉鎖方向に弾発するコイル状の復帰ばね13が設けられている。
上記主弁部材10の背面側には、該主弁部材10とその弁シャフト12及び復帰ばね13の回りを気密に取り囲み、主弁部材10の開閉に伴って伸縮するベローズ15が設けられている。このベローズ15は、金属からなる気密性素材で形成されていて、その一端が上記主弁部材10の背面に溶接され、また、その他端が、ハウジング1の端部と上記隔壁5との間に介装されたプレート16に溶接され、プレート16とハウジング1との間がそこに介装されたOリング16aでシールされて、ハウジング1内における該ベローズ15の内外間を気密に保持するものである。
また、上記主弁部材10は、熱伝導性の良好な材料により形成されていて、その内部に加熱ヒーター17を備え、後述する副生成物の付着防止のために該主弁部材10自体を加熱できるようにしている。
上記主弁部材10の背面側には、上記ベローズ15の外周を取り囲むように配設された円筒形の遮蔽筒18を設けている。この遮蔽筒18は、アルミニウム合金等の高熱伝導性の金属により形成されていて、その基端部が上記加熱ヒーター17を備えた主弁部材10の周面に、該ヒーター17からの熱伝導を受けるように、つまり熱伝導を阻害することがないように取り付けられている。
このように、主弁部材10からの熱を多重の屈曲により展開長が長いベローズ15に主として伝達させて副生成物の堆積を抑制するのではなく、直線的で長さが短い遮蔽筒18でベローズ15を覆って該遮蔽筒18に主弁部材の熱を伝達するようにしているので、該遮蔽筒18を容易に主弁部材10加熱温度近くまで加熱し、副生成物の付着を防止することができ、また、ベローズ15への副生成物の付着を抑制してベローズ15の寿命を伸ばすことができる。しかも、遮蔽筒18はベローズ15の材質と異なり、強度が弱くとも熱伝導の良い材料を使用できるので、遮蔽筒18の温度を限りなく主弁部材10温度に近いところまで昇温させることが容易になる。
この遮蔽筒18は、主弁部材10の開閉動作時には該主弁部材10と共に移動するものであるが、その軸方向長さは、上記主弁部材10の閉弁時に、該遮蔽筒18の先端18aがハウジング1内の前記第2ポート3に通じる開口の全体を覆う高さに達する程度の長さとし、上記先端18aは自由端となっている。そして、該遮蔽筒18の先端18aの外周面は、上記主弁部材10の閉弁時に、ハウジング1の内面との間が相互に非接触でありながら、それらの間の隙間dを通してベローズ15の外周部への流体の回り込みを防止する程度に該隙間dを小さく形成している。
一方、上記開閉操作部6は、流体圧直動機構として構成されたもので、上記ハウジング1の端部の隔壁5に結合されたボンネット20を有し、このボンネット20内に上記流体圧直動機構を収容している。即ち、上記ボンネット20は、上記ハウジング1と略同様の円筒状に形成された部分を有し、その内部に、隔壁5を気密に貫通した弁シャフト12の端部に固定され、ダイヤフラム22を挟持することにより支持されたピストン21を収容している。上記ダイヤフラム22は、その周辺を隔壁5とボンネット20との間に挟持させたものであり、それによって、該ダイヤフラム22、ピストン21及び隔壁5で囲まれる気密な圧力室23を区画形成し、該隔壁5に該圧力室23に対して制御された流体圧力を給排する制御ポート24を開設している。また、上記ピストン21の他面側には、ボンネット20で覆われた呼吸室25が形成され、この呼吸室25は外部に開放している。
したがって、上記制御ポート24から圧力室23に制御された圧力流体を供給すると、その圧力に応じて、ピストン21が復帰ばね13の付勢力に抗して駆動され、弁シャフト12を介して上記主弁部材10が開弁方向に駆動されるため、該主弁部材10のシール部材11が弁座4から離れてこの弁座4を開放する。この主弁部材10の開度は、上記圧力室23に供給する流体圧力により調整することができる。
また、上記制御ポート24を通じて圧力室23を外部に開放すると、復帰ばね13の付勢力で上記主弁部材10が閉弁方向に駆動され、シール部材11が弁座4に当接して該弁座4が閉鎖される。この状態においては、上記第1及び第2ポート2,3と接続された真空チャンバー及び真空ポンプ間は遮断される。
なお、上記開閉操作部6における流体圧直動機構は、実施例として示す上述した構造である必要はなく、単にボンネット20内にその内面との間をシールされたピストン21を摺動自在に嵌挿した構造にするなど、任意の流体圧直動機構とすることができ、また、流体圧直動機構に限らず、直線的運動を出力する電動機構を採用することもできる。
上記真空流量調整弁は、真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する初期排気の段階では絞り弁を含む初期排気弁部8を通して第2ポート3に接続した真空ポンプで徐々に排気し、一定圧力に低下後には、主弁部材10により開放される流路を通して高速排気するものであり、そのため、図2に詳細に示すような初期排気弁部8の排気弁ボディ30をハウジング1に付設している。
この初期排気弁部8は、その入口31がハウジング1における弁座4よりも第1ポート2側に開設され、一方、その出口32は上記弁座4よりも第2ポート3側に開設され、それらの入口31及び出口32を繋ぐ流通路33a,33b中に、開度を調整可能なニードル弁によって構成した絞り弁34を設け、この絞り弁34の入口31側及び出口32側に、それぞれ流体圧駆動の開閉弁35,36を設けることにより構成したものである。
上記絞り弁34は、排気弁ボディ30におけるニードル弁座34aに対向配置したニードル34bを備え、外部に露出した操作部34cの回動操作により、ニードル弁孔内面の雌ネジ部34eに螺挿した調整ネジ部34dを螺動できるようにして、上記操作部34cの操作で、ニードル弁座34aに対するニードル34bの位置調整を行うことにより、流通路33a,33bを流れる流体の流量調整を可能にしたものである。
また、上記開閉弁35,36は、入力口と出力口の位置を異にするだけであって、実質的に同一の構成を有し、それらは、排気弁ボディ30内に上記流通路33a,33bに連通するように穿設した弁孔35a,36aにおける流通路33a,33bとの連通部分において、上記入口31及び出口32に通じる開口の周囲に弁座35b,36bを設け、該弁座にシール材35d,36dを備えた弁体35c,36cを対向配置している。
上記弁体35c,36cは、それを駆動するピストン35g,36gのシャフト35h,36hにネジ固定されたものであるが、該ピストン35g,36gは、上記弁孔35a,36aに嵌着した弁支持部材35e,36e内のシリンダ孔35f,36fに気密に摺動自在とし、そのシャフト35h,36hの先端を弁体35c,36cの固定のために該弁体側に気密に導出させたものである。そして、上記弁支持部材35e,36eとピストン35g,36gとの間に形成した圧力室35j,36jに、弁制御ポート35k,36kを開口させ、この弁制御ポート35k,36kを通して図示しないコントローラで制御された圧力流体を圧力室35j,36jに供給することにより、上記弁体35c,36cを開弁方向に駆動できるようにしている。なお、これらの開閉弁35,36は、少なくとも真空チャンバーに成膜用ガスが存在する間は開放しないように、上記コントローラで制御されるものである。
また、上記弁支持部材35e,36eと弁体35c,36cとの間に復帰バネ35i,36i介装し、該復帰バネ35i,36iによりシール材35d,36dが弁座35b,36bに圧接する方向に付勢している。
更に、上記主弁部材10に設けた加熱ヒーター17の第1ポート2側の中心部には、該主弁部材10の温度を検出してそれを該主弁部材10の温度制御を行う前記コントローラに送る温度センサー41を設け、それを弁シャフト12内に挿通した信号線42により上記コントローラに接続している。これにより、主弁部材10の温度をより正確に、且つ高信頼性をもって制御することが可能になる。
また、真空チャンバーに導入するプロセスガスはきわめて毒性または起爆性の高いものであり、このプロセスガスを排気するに際してはそれを希釈用ガス(不活性ガス)で希釈するため、ハウジング1内における上記隔壁5の外面に設けた希釈用ガス入口45を、該隔壁5内を通して、ハウジング1における開閉操作部6に近接する位置に設けた希釈用ガスの噴出ノズル47に連通させ、具体的には、ハウジング1内におけるベローズ15の外側空間に対面する位置に環状ガス流路46設けて、該流路46に連通させ、該環状ガス流路46の開放面を、ハウジング1の端部と上記隔壁5との間に介装された前記ベローズ支持用のプレート16で閉鎖し、該プレート16に離散的に噴出ノズル47を設けている。
上記噴出ノズル47は、少なくとも、上記主弁部材10の開弁時に第1のポート2から第2のポート3に流れる排出ガスが前記遮蔽筒18とハウジング1の間の隙間dを通してベローズ15の周囲の空間への流入を抑制する程度に希釈用ガスを流すよう構成される。これにより、排気ガスの希釈が行われると同時にベローズ15の表面への副生成物の付着が防止される。
また、上記希釈用ガスは、ベローズ15や遮蔽筒18等の温度を低下させることがないように、その温度を、主弁部材10に設けて温度制御される加熱ヒーター17の加熱温度と同等またはそれよりも若干高い温度に加熱して供給するのが望ましく、そのための希釈用ガスの加熱手段が、上記隔壁5の希釈用ガス入口45に希釈用ガスを供給する流路に設けられる。
上記構成を有する真空流量調整弁により真空チャンバーの排気を行う場合、先ず、初期排気を開始する段階では、主弁部材10が弁座4を閉じていて、真空チャンバー内に成膜用ガス(プロセスガス)がなく、そのため、該真空チャンバーに接続した第1ポート2が大気圧の状態にあり、第2ポート3が真空ポンプの駆動の開始によって真空状態になっている。そして、初期排気弁部8においては、絞り弁34の入口31側及び出口32側に設けた開閉弁35,36が閉鎖されているので、流通路33a,33bを通じた流体の流れはない。
初期排気を行うためには、初期排気弁部8の絞り弁34において、ニードル34bの操作部34cの回動操作により調整ネジ部34dを螺動させ、ニードル弁座34aに対するニードル34bの位置調整を行うことにより、該絞り弁34を流れる流体の流量調整を行ったうえで開閉弁35,36を開放し、具体的には、復帰バネ35i,36iにより弁座35b,36bに圧接されている開閉弁35,36の弁体35c,36cを、弁制御ポート35k,36kを通して圧力室35j,36jに圧力流体を供給することにより、上記復帰バネ35i,36iの付勢力に抗して開弁させる。
その結果、主弁部材10の第1ポート2側の入口31と、第2ポート3側の出口32とが、開弁された開閉弁35,36、流通路33a,33b及びそれらの間に位置する絞り弁34を通して連通し、真空チャンバーが一定圧力に低下するまで、第1ポート2から第2ポート3へ徐々に排気される。
上記初期排気により真空チャンバー内が一定圧力まで低下したことは、その真空チャンバー内に設けた圧力センサによって検出され、その検出出力に基づくコントローラの制御で、前記開閉操作部6における圧力室23に制御ポート24から圧力流体が供給され、それを受圧したダイヤフラム22によりピストン21が復帰ばね13の付勢力に抗して駆動され、それにより弁シャフト12を介して上記主弁部材10が開弁方向に移動し、該主弁部材10のシール部材11を弁座4から離間させて弁座4を全開させて高速排気され、または制御ポート24への加圧力を制御して所定の開口度で排気される。その結果、真空チャンバー内圧力が真空ポンプの排気能力近くまで減圧される。
この高速排気または制御排気に入る段階では、上記コントローラによる制御で、上記初期排気弁部8における弁制御ポート35k,36kを通して圧力室35j,36j内の圧力流体が排出され、復帰バネ35i,36iの付勢力により開閉弁35,36を閉弁させる。この段階では、開閉弁35,36が開放していても差し支えないが、少なくとも、次の成膜の段階に先立って閉じる必要がある。
このように、初期排気及び高速または制御排気の2段階の排気を行うことにより、前述したチャンバー内のダストの巻き上げ等の不都合を防止することができる。
真空チャンバー内が上記高速または制御排気により真空状態になった後には、成膜用ガス(プロセスガス)が、そのガス供給路を通して真空チャンバーに供給され、その後は、上記コントローラによる制御ポート24への供給圧力の制御により主弁部材10の開度を調整し、真空チャンバー内の圧力センサで検出される該チャンバー内の圧力が所定の真空圧になるように制御されて、成膜が行われる。
この成膜段階では、成膜用ガスを一定流量で流し、その成膜用ガスを分解反応させて基盤に成膜していくが、基盤に成膜される膜成分はわずかであり、多くの膜成分は開度を制御された真空流量調整弁を通して排出され、排気途中で該調整弁内やその配管に接触して付着し、または、トラップで吸着される。
膜質・膜厚などについて所期の成膜を行うには、真空チャンバー内を所定の圧力に精度よく保つ必要があり、ポンプの能力変化、配管への副生成物の付着、トラップへの副生成物の付着状態等により排気系の特性が変化するために、真空流量調節弁では、上記コントローラによる主弁部材10の開閉の制御により、圧力センサで検出される真空チャンバー内の圧力が所定の真空圧になるように高精度に制御し、そのコンダクタンスを調整する必要がある。
上記絞り弁34の前後の開閉弁35,36は、少なくともこの成膜段階に先立って閉じられるため、成膜用ガスが、上記初期排気のための絞り弁34やその前後の開閉弁35,36が接続されている流通路33a,33bに流入することがなく、それらが成膜用ガス雰囲気から完全に隔離されることになり、該成膜用ガスからの副生成物が、該絞り弁34やその前後の流通路33a,33bに堆積するのを実質的に皆無にすることができ、そのため、初期排気時のコンダクタンスを低下させることがなく、所期の排気特性を長期にわたって維持することができる。
上記真空流量調整弁においては、そのハウジング1の内面に副生成物が付着するのを防止するために、ハウジング1自体をその外側に設けた図示しない加熱ヒーターで加熱するが、主弁部材10にも前記加熱ヒーター17を設け、該主弁部材10を加熱すると同時に、遮蔽筒18を加熱し、不充分ながらベローズ15も加熱している。上記遮蔽筒18は、熱伝導性の良い材料によって形成するので、限りなく主弁部材10の温度に近づいて、遮蔽筒18には副生成物が付着しにくくなり、ガスと共に第2ポート3へ排出されやすくなる。
一方、ハウジング1内におけるベローズ15の外側空間に、前記環状ガス流路46を通してベローズ支持用のプレート16にほぼ等間隔に希釈用ガスの噴出ノズル47を設け、該ノズル47から必要量の希釈用ガスを噴出させるようにしているので、第1ポート2から第2ポート3に流出する排出ガスが、前記遮蔽筒18とハウジング1の間の隙間dを通してベローズ15の周囲の空間へ流入することはなく、その排出ガスは希釈用ガスによって第2ポート3の方へ押し流され、そのため、ベローズ15の表面に成膜用ガスからの副生成物が堆積することがなく、成膜用ガスの毒性も低減させることができる。
また、希釈用ガスの温度を、図示しない加熱手段により、ハウジング1の加熱温度や、主弁部材10に設けた加熱ヒーター17による加熱温度と同等またはそれよりも若干高い温度に加熱して供給すると、ハウジング1内の各部が冷却されるのを抑制できるばかりでなく、その運動エネルギーが排出ガスよりも大きくなり、排出ガスを第2ポート3側へ押出す効果を向上させることができる。
上記希釈用ガスは、成膜用ガス(プロセスガス)を無害化して排出する際に必然的に用いられるものであるが、それを上述したようにベローズ15の周囲へのガス流れの阻止のために使用することにより、ベローズ15への排出ガスの接触、更には、ハウジング1の内面や該ハウジングから無害化装置までの配管の内面への排出ガスの接触が激減し、副生成物の付着を抑制して、それらのメンテナンスを簡単化し、あるいは次期メンテナンス時点を延長することができる。
本発明に係る真空流量調整弁の実施例を示す縦断面図である。 上記真空流量調整弁における初期排気弁部の拡大断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 第1ポート
3 第2ポート
4 弁座
6 操作部
10 主弁部材
12 弁シャフト
15 ベローズ
17 加熱ヒーター
18 遮蔽筒
31 入口
32 出口
34 絞り弁
35,36 開閉弁
35b,36b 弁座
35c,36c 弁体
35g,36g ピストン
35i,36i 復帰バネ
41 温度センサー
47 噴出ノズル

Claims (6)

  1. 成膜用ガスを供給して成膜処理を行う真空チャンバーと真空ポンプとの間に介装し、真空チャンバー内を大気圧状態から真空に排気する初期排気の段階では絞り弁を通して上記真空ポンプで徐々に排気し、一定圧力に低下後には主弁部材により開放される流路を通して高速排気するようにした真空流量調整弁において、
    上記絞り弁の入口側及び出口側に、少なくとも上記成膜用ガスが真空チャンバーに存在する間は開放しないようにコントローラで制御される開閉弁を設けた、
    ことを特徴とする真空流量調整弁。
  2. 上記絞り弁が、開度を調整可能なニードル弁により構成され、上記開閉弁が、流体圧駆動のピストンに連結されて該ピストンにより開弁され、復帰バネにより弁座に圧接される弁体を備えたものとして構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の真空流量調整弁。
  3. 上記真空チャンバーに接続される第1ポートを一端に設けると共に、内部の流路を通して該第1ポートに連通し、上記真空ポンプに接続される第2ポートが設けられたハウジングと、上記第1ポートの内方で第2ポートとの間に設けられた弁座と、この弁座を開閉する主弁部材と、この主弁部材の背面から延びる弁シャフトと、この弁シャフトを介して上記主弁部材を開閉操作する開閉操作部と、上記ハウジング内において主弁部材及び弁シャフトの回りを気密に取り囲む伸縮自在のベローズと、上記主弁部材の背後において上記ベローズの外周を取り囲むように配設されて該主弁部材と共に変位する遮蔽筒とを有し、
    上記遮蔽筒が高熱伝導性の金属により形成されていて、その基端部が加熱ヒーターを備えた上記主弁部材に、該ヒーターから熱伝導を受けるように取り付けられ、該遮蔽筒の外周面は、上記主弁部材の閉弁時に、ハウジング内面との間が相互に非接触であるが、それらの間の隙間を通してベローズ外周部への流体の回り込みを防止する程度に該隙間を小さく形成している、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の真空流量調整弁。
  4. 上記主弁部材に設けた加熱ヒーターに、該主弁部材の温度を検出してそれを該主弁部材の温度制御を行うコントローラに出力する温度センサーを設けた、
    ことを特徴とする請求項3に記載の真空流量調整弁。
  5. ハウジング内におけるベローズの外側空間に希釈用ガスを噴出する噴出ノズルを、ハウジングにおける開閉操作部に近接する位置に設け、該ノズルに、少なくとも、上記主弁部材の開弁時に第1のポートから第2のポートに流れる排出ガスがベローズの周囲の空間に流入しない程度に多量の希釈用ガスを噴出させる能力を持たせた、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の真空流量調整弁。
  6. 上記希釈用ガスの温度を、主弁部材に設けて温度制御される加熱ヒーターの加熱温度と同等またはそれよりも高い温度に加熱して供給する加熱手段を設けた、
    ことを特徴とする請求項5に記載の真空流量調整弁。
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