JP2006070948A - 真空用ゲート弁 - Google Patents
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- F16K3/188—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with special arrangements for separating the sealing faces or for pressing them together by movement of the closure members by means of hydraulic forces
Abstract
【課題】簡単な構成で安価であり、低振動でさらにはシール部材の偏磨耗などを防止してOリングなどの耐久性を向上することができる真空用ゲート弁を提供する。
【解決手段】弁板に形成された2枚一対のシールプレート30、32がベースプレート40に対し離反する方向にそれぞれ移動されることにより、一方のシールプレート30が第1のシール座面24bに、他方のシールプレート32が第2のシール座面26bにそれぞれ当接し、ゲート開口部28が封止される真空用ゲート弁20であって、 ベースプレート40と2枚一対のシールプレートの連結部分をベローズで囲繞するとともに、このベローズ内に液体供給手段を接続し、当該液体供給手段から前記ベローズ内に供給される液体の圧力を調整することにより、シールプレートがベースプレートに接近或いは離反する方向に移動させるように調整したこと。
【選択図】図2
【解決手段】弁板に形成された2枚一対のシールプレート30、32がベースプレート40に対し離反する方向にそれぞれ移動されることにより、一方のシールプレート30が第1のシール座面24bに、他方のシールプレート32が第2のシール座面26bにそれぞれ当接し、ゲート開口部28が封止される真空用ゲート弁20であって、 ベースプレート40と2枚一対のシールプレートの連結部分をベローズで囲繞するとともに、このベローズ内に液体供給手段を接続し、当該液体供給手段から前記ベローズ内に供給される液体の圧力を調整することにより、シールプレートがベースプレートに接近或いは離反する方向に移動させるように調整したこと。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば、半導体製造装置等において、真空室と外部雰囲気との間、または真空室相互間に設けられる真空用ゲート弁に関する。
シリコンウェハなどの半導体製造、薄膜製造、液晶製造などにおいては、クリーンな環境下、高い真空中で、スパッタリング、プラズマエッチングなどのデバイスの成膜処理が行われている。
これらの製造装置において、例えば、真空室と外部雰囲気との間、または真空室相互間で、各チャンバ間を開放または閉止するために、真空用ゲート弁が使用されている。このような真空用ゲート弁は、ワンアクションタイプとツーアクションタイプとに大別することができる。
ワンアクションタイプの真空用ゲート弁は、弁板が直線的に移動する単一の移動によりゲート開口部を封止する構造を備えたもので、ツーアクションタイプのゲート弁は、弁板が直線的に移動した後に、この動きと直交する方向に移動方向を変えることにより、ゲート開口部を封止する構造を備えている(例えば、特許文献1。)
図9および図10は、特許文献1に開示されているツーアクションタイプの真空用ゲート弁を示したものである。
図9および図10は、特許文献1に開示されているツーアクションタイプの真空用ゲート弁を示したものである。
この真空用ゲート弁1は、ウェハなどワークを出し入れする通路2が形成された弁箱3と、前記弁箱3内に形成された弁座4に着座することにより通路2を閉塞するシール部材8が取付けられた弁板5と、弁板5に連結されて上下動および傾動自在に設けられた弁ロッド6とを有する。
前記弁ロッド6の上部にはブロック7が連結され、ブロック7の両側面には、一組のシリンダ9a、9bのシリンダチューブ9の両側面にそれぞれ形成されたガイド溝10に沿って変位する枢軸11が固着され、前記ブロック7は、枢軸11が係合するガイド溝10の案内作用下に上下動および傾動するように設けられている。
すなわち、ブロック7は、枢軸11がガイド溝10に案内されて、引張ばね12を介してヨーク13と一体的に上下方向に沿って直進運動するとともに、ガイド溝10の下端部に支持された枢軸11を支点として矢印A方向に傾動運動するように設けられている。したがって、前記弁板5は、枢軸11を支点として矢印B方向に傾動して弁座4に着座することにより、通路2が気密に閉塞される。
このような真空用ゲート弁1では、一本の弁ロッド6の推力で弁板5を押し上げるとともに、カムローラやガイド機構を支点として弁板5を弁ロッド6ごと傾斜させ、弁座4にシール部材8を押し当てるという構造になっている。
特許第2613171号公報
ところで、この特許文献1に示したタイプの真空用ゲート弁1では、弁板5は直線的な移動を行った後、枢軸11を支点として矢印Bで示したように、斜めに傾斜して弁座4に当接するため、シール部材8が片当たりにより偏磨耗してしまう。又、通常は空圧式のエ
アシリンダにて弁板を駆動させる為、弁座4に当接する際の弁板動作は制御できず、当接瞬間の衝撃力によってシール部材8の耐久性を悪化させるという問題も生じていた。
アシリンダにて弁板を駆動させる為、弁座4に当接する際の弁板動作は制御できず、当接瞬間の衝撃力によってシール部材8の耐久性を悪化させるという問題も生じていた。
また、軸シールに使用しているベローズ14は、毎回枢軸11の傾斜によって動作方向の軸と直角方向に力を受けるので、耐久性が悪化するなどの問題が生じていた。
また、従来の真空用ゲート弁1の構造では、弁板5の姿勢を元に戻すためにばね12が必要で、部品点数が多くなり、コスト高になるという問題もある。
また、従来の真空用ゲート弁1の構造では、弁板5の姿勢を元に戻すためにばね12が必要で、部品点数が多くなり、コスト高になるという問題もある。
さらに、近年、半導体の製造分野では、製膜プロセス環境下での、いわゆるデポ(堆積物)の問題がますます問題視されている。すなわち、通路2内で気体になった生成物が所定の温度以下に冷やされた場合に、弁板5の表面などで気体が固体化し、パーティクルの発生原因になるなどの問題が生じている。
このようなデポによる不具合を防止する目的で、従来は、弁板5の内部にシーズヒータなどの熱源を埋設するとともに弁ロッド6内に電気配線を施して、弁板5を積極的に加温することが行われている。
しかしながら、この方法により加温しても、シーズヒータを埋め込んだ弁板5のみが加温されるだけで、弁箱3内部の他の部材はほとんど加熱されない。よって、プロセスの終了後に弁板5が上方に移動して通路2が開かれた場合に、この付近に滞留する残留ガスが加熱されていない部材の表面に付着してデポが形成され易い。特に、枢軸11の周囲に設けられたベローズは、表面積も大きく、デポが生じると動作中にデポを挟み込んで機械的に変形し破損され易く、真空用ゲート弁の寿命に悪影響を及ぼすという問題があった。しかも、シーズヒータなどを弁板5に埋設することはコスト高になるという問題もあった。
本発明は、このような実情に鑑み、シール部分などの偏磨耗を防止し、かつOリングなどのシール部材の耐久性を向上させることができるとともに、いわゆるデポが形成されることを効果的にかつ安価に防止することのできる真空用ゲート弁を提供することを目的としている。
本発明に係る真空用ゲート弁は、
弁箱に貫通して形成されたゲート開口部に向かって、ベースプレートとシールプレートからなる弁板が直線的に移動され、前記ゲート開口部を遮断する位置に配置された後、この動きと直行する方向に該シールプレートが移動し、前記シールプレートがシール座面に当接され、前記ゲート開口部が封止される真空用ゲート弁であって、
前記ベースプレートに前記シールプレートが支軸により連結し、その支軸による連結部分の外周をベローズで囲繞するとともに、このベローズ内に液体供給手段を接続し、当該液体供給手段から前記ベローズ内に供給される液体の圧力を調整することにより、前記シールプレートを該シール座面に対し接近或いは離反する方向に移動させるように調整したことを特徴としている。
弁箱に貫通して形成されたゲート開口部に向かって、ベースプレートとシールプレートからなる弁板が直線的に移動され、前記ゲート開口部を遮断する位置に配置された後、この動きと直行する方向に該シールプレートが移動し、前記シールプレートがシール座面に当接され、前記ゲート開口部が封止される真空用ゲート弁であって、
前記ベースプレートに前記シールプレートが支軸により連結し、その支軸による連結部分の外周をベローズで囲繞するとともに、このベローズ内に液体供給手段を接続し、当該液体供給手段から前記ベローズ内に供給される液体の圧力を調整することにより、前記シールプレートを該シール座面に対し接近或いは離反する方向に移動させるように調整したことを特徴としている。
また、シールプレートはベースプレートを挟んで対称に2枚結合されていても良い。
係る構成による本発明によれば、弁板が直線的に移動されてきた後に、ベローズ内の液圧を調整することにより、シールプレートを移動させることができる。したがって、ばねのような弁板の戻し用の部材が不要になる。また液体の圧力増減で弁板を垂直にかつスムースに移動させるので、弁ロッドの傾きに起因するシール部材の偏磨耗が生じることもない。また、圧力媒体が液体であり空気のように圧縮性が無い為、弁板の動きを制御性良くコントロールすることができる。したがって、弁板の動きが空気圧制御に比べて緩やかであり、急激な圧力変化による衝撃で磨耗などが生じることもなく、騒音を発生させるよう
なこともない。
係る構成による本発明によれば、弁板が直線的に移動されてきた後に、ベローズ内の液圧を調整することにより、シールプレートを移動させることができる。したがって、ばねのような弁板の戻し用の部材が不要になる。また液体の圧力増減で弁板を垂直にかつスムースに移動させるので、弁ロッドの傾きに起因するシール部材の偏磨耗が生じることもない。また、圧力媒体が液体であり空気のように圧縮性が無い為、弁板の動きを制御性良くコントロールすることができる。したがって、弁板の動きが空気圧制御に比べて緩やかであり、急激な圧力変化による衝撃で磨耗などが生じることもなく、騒音を発生させるよう
なこともない。
さらに、本発明では、前記液体供給手段から供給される液体は、不活性のフッ素系の液体であることが好ましい。
このような液体は、半導体製造分野などで汎用されている液体であることから入手および取り扱いが容易であるとともに、他の金属と反応したり、あるいは加熱により燃焼したりすることがない。
このような液体は、半導体製造分野などで汎用されている液体であることから入手および取り扱いが容易であるとともに、他の金属と反応したり、あるいは加熱により燃焼したりすることがない。
また、本発明では、前記ベローズ内に供給される液体の温度が調整されることが好ましい。
このように液圧流体に加温機構を持たせることにより、弁板のみならず、表面積の大きいベローズ内も均一に加温することができる。したがって、広範囲に渡ってデポの発生を防止することができる。これにより、長期間に渡り、安定したシール性を発揮することができる。
このように液圧流体に加温機構を持たせることにより、弁板のみならず、表面積の大きいベローズ内も均一に加温することができる。したがって、広範囲に渡ってデポの発生を防止することができる。これにより、長期間に渡り、安定したシール性を発揮することができる。
本発明によれば、液体供給圧を調整するだけでシールプレートをシール座面に向かって移動させることができる。このように液圧によるシールプレートの移動は、空圧で調整する場合に比べて移動が緩やかである。また、弁板の傾斜した移動ではなく、開口部に向かって直角になった姿勢で水平に移動するため、偏磨耗などが生じることはない。これにより、シール部材などの片当たりが生じることがないので、これらの損傷を防止することができる。
また、ベローズ内に充填される液体の温度を調整することにより、弁板を初めとしてベローズ表面などを積極的に加温することができる。
これにより、弁板のみならず、ベローズなどにおけるデポの発生を防止することができる。
これにより、弁板のみならず、ベローズなどにおけるデポの発生を防止することができる。
以下、本発明に係る真空用ゲート弁の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る真空用ゲート弁の全体の斜視図、図2は図1の内部を透視して見たときの斜視図、図3は下面側から内部の一部を透視して見たときの斜視図、図4は、図1の真空用ゲート弁を短手方向と平行な線で切断して見たときの斜視図で、図5は、図4とは反対に長手方向と平行な線で切断して示した斜視図で、図6は図1の真空用ゲート弁を短手方向と平行な線で図4と異なる位置で切断したときの斜視図で、図7は、図1に示した真空用ゲート弁の弁箱を切断して内部を見たときの側断面図で、図8は、図6に示した真空用ゲート弁に、弁板Aを水平方向に移動させる液体供給手段を接続した状態を示す斜視図である。
図1は、本発明の一実施例に係る真空用ゲート弁の全体の斜視図、図2は図1の内部を透視して見たときの斜視図、図3は下面側から内部の一部を透視して見たときの斜視図、図4は、図1の真空用ゲート弁を短手方向と平行な線で切断して見たときの斜視図で、図5は、図4とは反対に長手方向と平行な線で切断して示した斜視図で、図6は図1の真空用ゲート弁を短手方向と平行な線で図4と異なる位置で切断したときの斜視図で、図7は、図1に示した真空用ゲート弁の弁箱を切断して内部を見たときの側断面図で、図8は、図6に示した真空用ゲート弁に、弁板Aを水平方向に移動させる液体供給手段を接続した状態を示す斜視図である。
なお、以下の説明では、図2および図4などの姿勢で、エアシリンダ50が延びる方向をゲート弁の「下」、紙面の左をゲート弁の「左」、紙面の右を同じく「右」、紙面の手前側(側壁26側)を「前」、側壁24側を「後」などとして説明するが、これらの方向を示す語はあくまで便宜的に用いたもので、真空用ゲート弁の配設向きは、この実施例に何ら限定されるものではない。
すなわち、この真空用ゲート弁20は、略直方体形状の弁箱22における互いに対向する一対の側壁24、26にそれぞれ略矩形状の開口24a、26aが形成されることにより、水平方向に貫通したゲート開口部28が形成されている。
上記ゲート開口部28を開閉するために弁箱22内に収容された弁板Aは、2枚一対で
左右方向に長く形成されたシールプレート30、32と、これらシールプレート30、32の中間位置に配置された略矩形状のベースプレート40を有している。
左右方向に長く形成されたシールプレート30、32と、これらシールプレート30、32の中間位置に配置された略矩形状のベースプレート40を有している。
これらベースプレート40とシールプレート30、32とは、略同形状に形成され、また側板24、26に形成された矩形状の開口24a、26aを塞ぐことができるように、開口24a、26aより大きく形成されている。そして、シールプレート30、32における、側板24、26に対向する外周域には、それぞれOリングなどの適宜なシール部材が具備されている。そして、弁板Aが上方位置に移動されてきた後に、シールプレート30に具備されたOリングなどのシール部材が、図7に示したように、側壁24の開口24aの周囲に形成された第1のシール座面24bに当接するとともに、シールプレート32に具備されたOリングなどのシール部材が、側壁26の開口26aの周囲に形成された第2のシール座面26bにそれぞれ当接することにより、ゲート開口部28が密封される。
また、2枚一対のシールプレート30、32間には、図5および図6に示したように、所定間隔離間して水平方向に2本の支軸36a、36bが差し渡され、ベースプレート40に結合されている。そして、これら2本の支軸36a、36bより、シールプレート30、32は、それぞれシール座面24b、26bに接近する方向あるいは離反する方向への移動が案内される。また、これら2本の支軸36a、36bの外方は、図2に示したように、ベローズ38a、38bおよびベローズ42a、42bにより覆われている。
すなわち、図6において右側に位置する支軸36aの外方には、シールプレート30とベースプレート40との間にベローズ38aが装着され、ベースプレート40とシールプレート32との間にベローズ38bが装着されている。また、左側に位置する支軸36bの外方には、シールプレート30とベースプレート40との間にベローズ42aが装着され、ベースプレート40とシールプレート32との間に、ベローズ42bが装着されている。
このように、一方の支軸36aの外方に配置された直線上のベローズ38a、38bと、他方の支軸36bの外方に配置された直線上のベローズ42a、42bとにより、2本の支軸36a、36bの外方が覆われている。また、ベローズ38a、38bに挟まれた範囲のベースプレート40には、図6に示したように、細溝43が貫通して形成され、この細溝43によりベローズ38a、38b間が連通されている。したがって、この細溝43からベローズ38a、38b内に液体が導入あるいは排出された場合に、ベローズ38a、38b間を常に同圧に維持することができる。これと同様に、ベローズ42a、42bに挟まれた範囲のベースプレート40にも、細溝43(図示せず)が貫通して形成され、この細溝43により、ベローズ42a、42b間が連通されている。したがって、ベローズ42a、42b内に液体が導入あるいは排出された場合に、ベローズ42a、42b間は常に同圧に維持される。
さらに、本実施例で、弁板Aを上下方向に移動させるエアシリンダ50は、弁箱22の下方に配置されている。そして、エアシリンダシャフト50aは、図4に示したように、ベースプレート40の下面に、中央貫通孔を備えた凸状ガイド52を介して摺動自在に取り付けられている。これにより、エアシリンダシャフト50aが図4において上下方向に移動すると、これに伴って、弁板Aも上下動することができる。
また、本実施例の真空用ゲート弁20では、ベースプレート40の下面と、弁箱22の底面との間には、図5に示したように、それぞれベローズ70、80、90が設置されている。
上記ベローズ80は、図5に示したように、エアシリンダ50のエアシリンダシャフト
50aを囲繞するように配置されたもので、このベローズ80より、エアシリンダシャフト50aは外方から覆われている。
50aを囲繞するように配置されたもので、このベローズ80より、エアシリンダシャフト50aは外方から覆われている。
上記ベローズ70、90は、水平方向に直線状に並べられた一対のベローズ42a、42bおよび一対のベローズ38a、38b内に液体を供給する通路として使用される。すなわち、ベローズ80を挟んで両側のベローズ70、90には、図8に示したように、外部に設けられた液体供給手段100が接続されている。この液体供給手段100は、フッ素系などの不活性流体の液体が貯留された液体供給部86と、この液体供給部86に接続された主配管88と、この主配管88からベローズ70、90に向かって分岐された分岐管92a、92bと、液体供給管82、84とから構成されている。
そして、分岐管92a、92bに接続された液体供給管82、84の他端が、それぞれベローズ70、90内に挿入されている。
なお、本実施例で採用されているベローズ70、80、90、38a、38b、42a、42bなどは、シール部材を備えたフランジがそれぞれの両端部に具備されており、これらシール部材を備えたフランジを介して相手部材に取り付けられることで、液密の状態で設置されている。したがって、各ベローズ内に液体が導入された場合に、それらの液体が外部に漏れることはない。
なお、本実施例で採用されているベローズ70、80、90、38a、38b、42a、42bなどは、シール部材を備えたフランジがそれぞれの両端部に具備されており、これらシール部材を備えたフランジを介して相手部材に取り付けられることで、液密の状態で設置されている。したがって、各ベローズ内に液体が導入された場合に、それらの液体が外部に漏れることはない。
このように、外部の液体供給手段100に接続されたベローズ70、90内には、液体供給部86から主配管88、分岐管92a、92b、液体供給配管82、84を介してフッ素系の液体がベローズ70、90内に供給される。そして、供給された液体の圧力に応じて一対のシールプレート30、32が互いに離反する方向に移動したり、あるいは互いに接近する方向へ移動したりすることが可能にされている。
本実施例による真空用ゲート弁20は、上記のように構成されているが、以下にその作用について説明する。
今、図2の状態にある。すなわち、弁板Aは、弁箱22内においてゲート開口部28の下方に位置し、一対のシールプレート30、32は、ベースプレート40に接近した位置にある。このような状態にあるとき、ベローズ38a、38b、42a、42b内の圧力は、比較的小さく、シールプレート30、32は側壁24、26から離反されている。この状態から、エアシリンダ50が駆動されると、エアシリンダシャフト50aの移動に伴って弁板Aが上方に移動する。そして、弁板Aがゲート開口部28を遮断する位置まで、すなわち、弁箱22の上方まで案内される。
今、図2の状態にある。すなわち、弁板Aは、弁箱22内においてゲート開口部28の下方に位置し、一対のシールプレート30、32は、ベースプレート40に接近した位置にある。このような状態にあるとき、ベローズ38a、38b、42a、42b内の圧力は、比較的小さく、シールプレート30、32は側壁24、26から離反されている。この状態から、エアシリンダ50が駆動されると、エアシリンダシャフト50aの移動に伴って弁板Aが上方に移動する。そして、弁板Aがゲート開口部28を遮断する位置まで、すなわち、弁箱22の上方まで案内される。
こうして、弁板Aがゲート開口部28を遮断する位置まで移動されると、エアシリンダ50の駆動が停止され、弁板Aが所定位置に停止する。すなわち、シールプレート30、32が側壁24、26の開口24a、26aに対向する位置で停止する。
その後、液圧供給手段100が駆動される。これにより、液体供給部86から主配管88、分岐管92aを介して一方の液体供給管82に液体が供給されるとともに、この液体供給管82を介してベローズ42a、42b内に液体が供給される。
一方、液体供給部86から主配管88、分岐管92bを介して他方の液体供給管84に液体が供給され、その液体が液体供給管84を介してベローズ38a、38b内に導入される。
このようにして、液体供給部86から同じ圧力の液体が、左右のベローズ38a、38bおよび42a、42b内に供給される。したがって、一対のシールプレート30、32は、拡開する方向すなわち、ベースプレート40から離反する方向に、バランス良く移動
することになる。こうして、一対のシールプレート30、32が拡開する方向に移動することにより、一方のシールプレート30が側壁24に形成された第1のシール座面24bに、他方のシールプレート32が側壁26に形成された第2のシール座面26bにそれぞれ当接する(図7参照)。これにより、ゲート開口部28が密封されることになる。
することになる。こうして、一対のシールプレート30、32が拡開する方向に移動することにより、一方のシールプレート30が側壁24に形成された第1のシール座面24bに、他方のシールプレート32が側壁26に形成された第2のシール座面26bにそれぞれ当接する(図7参照)。これにより、ゲート開口部28が密封されることになる。
なお、ゲート開口部28の封止を解除する場合には、ベローズ38a、38b、42a、42b内に貯留されている液体を液体供給管82、84、分岐管92a、92b、主配管88を介して液体供給部86に戻して配管内部の液圧を下げれば良い。このように、ベローズ70、90内の液圧を開放すれば、シールプレート30、32をベースプレート40に接近する方向に移動させることができる。なお、そのときの液圧の変化は極めて小さくてよい。
その後、エアシリンダシャフト50aを再び元の下方位置に移動させることにより、図2に示したように、再びゲート開口部28を開放することができる。
このように、本実施例では、液体供給手段100によりベローズ38a、38b、42a、42b内に液体を供給して内圧を高めるか、あるいはその反対に、ベローズ38a、38b、42a、42b内の液圧を開放して内圧を下げるかすれば、ゲート開口部28の開閉動作を速やかに行うことができる。
このように、本実施例では、液体供給手段100によりベローズ38a、38b、42a、42b内に液体を供給して内圧を高めるか、あるいはその反対に、ベローズ38a、38b、42a、42b内の液圧を開放して内圧を下げるかすれば、ゲート開口部28の開閉動作を速やかに行うことができる。
さらに、本実施例では、液体供給手段100により供給される液体の温度を適宜調整することができる。したがって、この液体の温度を比較的高い温度(例えば、130℃〜150℃)に設定すれば、一対のシールプレート30、32のみならず、これらの連結部分に設けられたベローズ38a、38bおよびベローズ42a、42bなどを同時に加温することができる。したがって、気体になった生成物がベローズなどに付着しても、これらが所定の温度以下に冷却されることはないので、固体化を防止することができる。したがって、デポの問題が生じることがない。
さらに、本実施例では、空気のような気体の圧力で弁板を移動させるのではなく、液体の圧力で弁板を移動させるようにしているので、弁板を緩やかに移動させることができる。すなわち、空圧で制御する場合は、気体の圧縮性があるために応答性が悪く、圧力制御もしにくい。それに伴って弁板の移動も制御できないため、シール部材に磨耗や損傷を生じさせやすい。また、衝撃による音などが発生し易い。本実施例の場合は、圧力媒体が非圧縮性の液体であるため、応答性が非常に良く、弁板の制御も容易である。また、本実施例で使用することのできる液体は、水であっても良いが、フッ素系不活性樹脂の液体、例えば、ソルベイソレクシス社製のガルデン(登録商標)などを用いることが好ましい。このような液体を用いれば、入手が容易であることは勿論のこと、耐熱性に優れ、不活性であることから、半導体製造分野で好ましく用いることができる。
また、本実施例によれば、液体の温度を調整することにより、デポの発生を可及的に防止することができる。したがって、その信頼性も向上される。
また、本実施例では、シールプレート30、32の移動時に、シール座面などに片当たりすることがないので長期に渡り安定したシール機能を有し、シール部材の磨耗によるパーティクルの発生がない。また、2枚一対のシールプレート30、32で両側をシールするようにしているので、どちらの側を真空にする場合であっても好適に適用可能で、さらに逆圧が生じた場合にもシール性能が損なわれることはない。また、液体で制御するので、振動が少なく、スムースな動作を行うことができる。
また、本実施例では、シールプレート30、32の移動時に、シール座面などに片当たりすることがないので長期に渡り安定したシール機能を有し、シール部材の磨耗によるパーティクルの発生がない。また、2枚一対のシールプレート30、32で両側をシールするようにしているので、どちらの側を真空にする場合であっても好適に適用可能で、さらに逆圧が生じた場合にもシール性能が損なわれることはない。また、液体で制御するので、振動が少なく、スムースな動作を行うことができる。
本実施例によれば、加熱用のシーズヒータを埋め込む必要もなく、シャフトの内部に電気配管を施す必要もない。また、シール座面に垂直に押し付ける動作を機械的に微調整するような必要もなく、シール性能が損なわれることもない。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されない。例えば、上記実施例では、シールプレート30、32がベースプレート40に対し接近あるいは離反する方向への移動を、流体の圧力で前後動させるようにしているが、これと同様に、弁板Aの上下方向への移動を液体により移動させることができる。
その場合には、ベローズ70、80、90内に液体供給手段100を独立して接続し、このベローズ内に液体を導入すれば、その圧力で弁板Aを上方向に移動させることができる。また、逆に弁板Aを下方向に移動させる場合は、このベローズ内の液体を液体供給部86に戻せば良い。なお、弁板Aの上下動を液圧で行わせる場合、エアシリンダ50は必要なくなる。
また、上記実施例においては、2枚一対のシールプレート30、32が設けられた真空用ゲート弁について説明したが、ベースプレート40の片面のみに、シールプレート30が、またはシールプレート32のみが設けられた真空用ゲート弁においても、適用可能である。
20 真空用ゲート弁
22 弁箱
24、26 側壁
24a、26a 開口
24b、26b シール座面
28 ゲート開口部
30、32 シールプレート
36a、36b 支軸
38a、38b ベローズ
40 ベースプレート
42a、42b ベローズ
70、80、90 ベローズ
100 液体供給手段
A 弁板
22 弁箱
24、26 側壁
24a、26a 開口
24b、26b シール座面
28 ゲート開口部
30、32 シールプレート
36a、36b 支軸
38a、38b ベローズ
40 ベースプレート
42a、42b ベローズ
70、80、90 ベローズ
100 液体供給手段
A 弁板
Claims (4)
- 弁箱に貫通して形成されたゲート開口部に向かって、ベースプレートとシールプレートからなる弁板が直線的に移動され、前記ゲート開口部を遮断する位置に配置された後、この動きと直行する方向に該シールプレートが移動し、前記シールプレートがシール座面に当接され、前記ゲート開口部が封止される真空用ゲート弁であって、
前記ベースプレートに前記シールプレートが支軸により連結し、その支軸による連結部分の外周をベローズで囲繞するとともに、このベローズ内に液体供給手段を接続し、当該液体供給手段から前記ベローズ内に供給される液体の圧力を調整することにより、前記シールプレートを該シール座面に対し接近或いは離反する方向に移動させるように調整したことを特徴とする真空用ゲート弁。 - 前記シールプレートが、前記ベースプレートを挟んで対称に2枚結合されていることを特徴とする請求項1に記載の真空ゲート弁。
- 前記液体供給手段から供給される液体は、不活性のフッ素系の液体であることを特徴とする請求項1に記載の真空用ゲート弁。
- 前記ベローズ内に供給される液体の温度が調整されることを特徴とする請求項1または2に記載の真空用ゲート弁。
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