JP2005321100A - 開閉バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】確実且つ均一に加熱され、耐食性に優れた開閉バルブを提供する。
【解決手段】圧力流体が流通する第1ポート20および第2ポート22を有するバルブボデイ12と、ピストンロッド32の変位作用下に、第1ポート20と第2ポート22との連通路を開閉する弁ディスク46と、バルブボデイ12の外壁面に設けられて加熱する第1乃至第3ヒータ54b(54a、54c)と、第1乃至第3ヒータ54b(54a、54c)の加熱温度を制御する温度制御手段56b(56a、56c)とを備え、バルブボデイ12は、ステンレス鋼を含む低熱伝導率材料によって形成された内側バルブボデイ12aと、アルミニウム合金を含む高熱伝導率材料によって形成された外側バルブボデイ12bとによって一体的に設けられてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、圧力流体、気体等の流体通路もしくは排気通路等を開閉することが可能な開閉バルブに関する。
半導体ウェハや液晶基板等の製造装置では、開閉バルブによって構成された通路を介してポンプと種々の処理室とが接続されており、開閉バルブの付勢・減勢作用下に通路が開閉制御されるものが、例えば、以下に示す特許文献1に開示されている。
特開平07−071648号公報
半導体製造等を構成する成膜装置やエッチング装置等では、真空チェンバー内で生成される副生成物が、該真空チェンバーよりも低温である開閉バルブに付着し、これによって通路が閉塞されたり、装置の機能が劣化する。
そこで、このような副生成物の付着を防止するため、開閉バルブには、例えば、シースヒータ、カードリッジヒータや面赤熱体等の加熱手段が設けられ、開閉バルブを加熱するのが一般的である。
この場合、開閉バルブは、副生成物の付着を回避するため、確実且つ均一に加熱される必要があり、このため熱伝導性に優れ、成膜装置やエッチング装置で使用されるガスや副生成物等に対する耐食性にも優れていることが必要となる。しかしながら、これら両者の必要性を充分に満たすものは提案されていない。
本発明の技術的課題は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、確実且つ均一に加熱され、耐食性に優れた開閉バルブを提供することにある。
前記の目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、駆動手段と、圧力流体が流通する第1ポートおよび第2ポートを有するバルブボデイと、前記駆動手段の駆動作用下に変位する弁ロッドと、前記弁ロッドの変位作用下に、前記バルブボデイに形成された第1ポートと第2ポートとの連通路を開閉する弁ディスクと、前記バルブボデイに設けられ、該バルブボデイを加熱する加熱手段と、前記加熱手段の加熱温度を制御する温度制御手段とからなり、前記バルブボデイは、ステンレス鋼を含む低熱伝導率材料によって形成された内側バルブボデイと、アルミニウム合金を含む高熱伝導率材料によって形成された外側バルブボデイと、によって一体的に設けられることを特徴とするものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の開閉バルブにおいて、前記加熱手段と前記温度制御手段とが一体に構成されることを特徴とするものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の開閉バルブにおいて、前記外側バルブボデイは、前記内側バルブボデイの外表面に覆われていることを特徴とするものである。
請求項4に係る本発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の開閉バルブにおいて、前記外側バルブボデイは、前記内側バルブボデイに鋳込んで形成されることを特徴とするものである。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の開閉バルブにおいて、前記加熱手段は、棒状ヒータ、面ヒータ又はシースヒータであることを特徴とするものである。
以上の構成によれば、高熱伝導材料からなる外側バルブボデイの外表面部分を加熱手段によって加熱することにより、低熱伝導材料によって形成された内側バルブボデイが確実且つ均一に加熱される。また、この開閉バルブは、内側バルブボデイがステンレス鋼を含む材料によって形成されたので、耐食性にも優れる。
本発明の開閉バルブは、バルブボデイが、ステンレス鋼を含む高耐食性の低熱伝導率材料と、これに密着するアルミニウム合金を含む高熱伝導率材料とによって、一体的に設けられたので、温度分布が均一になるように確実に熱が伝達され、副生成物が部分的に付着することなく、副生成物の付着を防止することができ、ガスや副生成物等に対する耐食性を向上させることができる。
また、ベーキング処理においても、バルブボデイを均一に加熱することができるので、ベーキング処理時間の短縮や相対的にベーキング処理温度を低下させることができる。
本発明に係る開閉バルブについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照数字10は本発明の実施の形態に係る開閉バルブを示す。
この開閉バルブ10は、略角筒状に形成されバルブボデイ12と、前記バルブボデイ12の上部に搭載されたボンネット14と、前記バルブボデイ12の外表面に設けられた加熱機構16とを有する。前記バルブボデイ12の内部には室18が形成され、前記室18には、相互に直交する方向に配設された第1ポート20および第2ポート22がそれぞれ連通するように設けられる。
なお、前記バルブボデイ12は、ステンレス鋼の材料によって形成された内側バルブボデイ12aと、この内側バルブボデイ12aの外表面に密着して熱伝導率が良好なアルミニウム合金等をダイキャスト成形あるいは鋳造成形による鋳込み法によって一体成形された外側バルブボデイ12bとから構成するとよい。
これにより、アルミニウム合金によって形成された外側バルブボデイ12bを加熱することにより、バルブボデイ12全体の温度の均一性を図ることができる。
前記ボンネット14の内部には駆動手段として機能するシリンダ機構24が配設され、前記シリンダ機構24は、圧力流体供給ポート26から供給される圧力流体の作用下にシリンダ室28に沿って摺動変位するピストン30と、前記ピストン30に連結されるピストンロッド(弁ロッド)32と、前記シリンダ室28を閉塞するカバー部材33とを有する。なお、前記ピストン30の外周面には、環状溝を介してピストンパッキン34が装着され、また前記ピストンパッキン34に近接する部位には環状溝を介してリング状のマグネット36が装着される。
ボンネット14の下部側には、前記ピストンロッド32を軸支する軸受部38が形成され、前記軸受部38には、該ピストンロッド32が挿通する軸孔40と、前記軸孔40の内周面に装着されて該ピストンロッド32の外周面を囲繞するロッドパッキン42とが設けられている。
バルブボデイ12の室18内に臨むピストンロッド32の端部には、バルブボデイ12の内部に形成された環状の着座部44に着座することにより第1ポート20と第2ポート22との連通を遮断する弁ディスク46が連結される。前記弁ディスク46には、着座部44に接触することによりシール機能を営むシールリング48が環状溝を介して装着されている。
また、バルブボデイ12の室18内には、一端部が軸受部38の段部に係着され他端部が弁ディスク46に係着されたばね部材50が配設され、前記弁ディスク46は前記ばね部材50の弾発力の作用下に着座部44に向かって着座するように付勢されている。
さらに、バルブボデイ12の室18内には、一端部がバルブボデイ12とパッキン101でシールされたプレート100に接合され、他端部が弁ディスク46に接合されたベローズ52が配設され、このベローズ52によって室18は、大気と遮断されている。
加熱機構16は、図3に示されるように、第2ポート22を除いたバルブボデイ12の周方向に沿った三側面にそれぞれ配設された、棒状ヒータ、面ヒータ又はシースヒータ等の第1乃至第3ヒータ(加熱手段)54a〜54cと、前記第1乃至第3ヒータ54a〜54cの加熱温度をそれぞれ制御する、平板状又は棒状の第1乃至第3温度制御手段56a〜56cと、第1乃至第3温度制御手段56a〜56cとバルブボデイ12の平坦な側面との間にそれぞれ介装された薄板状の伝熱体58a〜58cとを有するとよい。なお、前記第1ヒータ54aと第1温度制御手段56a、第2ヒータ54bと第2温度制御手段56b、第3ヒータ54cと第3温度制御手段56cは、それぞれ一体に構成されている。また、前記伝熱体58a〜58cは、熱伝導率が良好なアルミニウム合金等の材料によって形成するとよい。
本発明の実施の形態に係る開閉バルブ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
図1に示されるように、ピストン30が下限位置にあって弁ディスク46が着座部44に着座して第1ポート20と第2ポート22との連通が遮断された状態を初期位置として説明する。
図示しない圧力流体供給源を付勢して圧力流体供給ポート26から供給された圧力流体(例えば、圧縮空気)はシリンダ室28に導入され、前記圧力流体の作用下にピストン30を上方に向かって押圧する。この場合、前記ピストン30およびピストンロッド32が一体的に上昇し、前記ピストンロッド32の一端部に連結された弁ディスク46はばね部材50の弾発力に抗して着座部44から離間する。
従って、図2に示されるように、弁ディスク46と着座部44との間に間隙が形成され、前記間隙を通じて第1ポート20と第2ポート22とが連通した状態となる。
なお、図示しない切換弁の切換作用下に圧力流体供給ポート26を開放状態として大気に連通させることにより、ばね部材50の弾発力の作用下にピストン30、ピストンロッド32および弁ディスク46が一体的に下降し、前記弁ディスク46が着座部44に着座して初期状態となる。
本実施の形態では、バルブボデイ12の周方向に沿った三側面にそれぞれ第1乃至第3ヒータ54a〜54cを配設し、前記第1乃至第3ヒータ54a〜54cの加熱温度を第1乃至第3温度制御手段56a〜56cによってそれぞれ制御している。
このように、バルブボデイ12を加熱する第1乃至第3ヒータ54a〜54cの加熱力を第1乃至第3温度制御手段56a〜56cによって制御することにより、高真空装置の副生成物付着防止やガス放出のためのベーキング処理を簡素な構造によって安価に行うことができる。
なお、本実施の形態では、ステンレス(熱伝導率SUS304:16W/m・k)等の高耐食性の低熱伝導率材料によって形成された内側バルブボデイ12aの外表面に対して、さらにアルミニウム合金(熱伝導率AC4C:150W/m・k)等の高熱伝導率材料を溶融状態で密着成形した外側バルブボデイ12bを一体的に形成しているが、これに限らず、前記外側バルブボデイ12bを二分割以上のアルミニウム合金等によって構成してもよい。
従って、高熱伝導材料からなる外側バルブボデイ12bの外表面部分を第1乃至第3ヒータ54a〜54cによって加熱することにより、低熱伝導材料によって形成された内側バルブボデイ12aが均一に加熱される。
こうして、開閉バルブ10は、温度分布が均一になるように温度上昇し、副生成物の開閉バルブ10への付着がむらなく確実に防止される。さらに、開閉バルブ10は、ステンレス鋼等の材料によって形成された内側バルブボデイ12aを有するので、ガスや副生成物等に対する耐食性が向上する。
また、ベーキング処理温度が均一化され、ベーキング処理時間の短縮やベーキング処理温度を相対的に低下させることができる。
本発明の実施の形態に係る開閉バルブの軸線方向に沿った概略構成縦断面図である。 前記開閉バルブを構成する弁ディスクが着座部から離間して第1ポートと第2ポートとが連通した状態を示す動作説明図である。 図1に示す開閉バルブの平面図である。
符号の説明
10…開閉バルブ 12、12a、12b…バルブボデイ
14…ボンネット 16…加熱機構
18…室 20、22…ポート
24…シリンダ機構 26…圧力流体供給ポート
28…シリンダ室 30…ピストン
32…ピストンロッド 44…着座部
46…弁ディスク 50…ばね部材
52…ベローズ 54a〜54c…ヒータ
56a〜56c…温度制御手段 58a〜58c…伝熱体

Claims (5)

  1. 駆動手段と、
    圧力流体が流通する第1ポートおよび第2ポートを有するバルブボデイと、
    前記駆動手段の駆動作用下に変位する弁ロッドと、
    前記弁ロッドの変位作用下に、前記バルブボデイに形成された第1ポートと第2ポートとの連通路を開閉する弁ディスクと、
    前記バルブボデイに設けられ、該バルブボデイを加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の加熱温度を制御する温度制御手段と、
    からなり、
    前記バルブボデイは、ステンレス鋼を含む低熱伝導率材料によって形成された内側バルブボデイと、
    アルミニウム合金を含む高熱伝導率材料によって形成された外側バルブボデイと、
    によって一体的に設けられることを特徴とする開閉バルブ。
  2. 請求項1記載の開閉バルブにおいて、
    前記加熱手段と前記温度制御手段とが一体に構成されることを特徴とする開閉バルブ。
  3. 請求項1又は2記載の開閉バルブにおいて、
    前記外側バルブボデイは、前記内側バルブボデイの外表面に覆われていることを特徴とする開閉バルブ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の開閉バルブにおいて、
    前記外側バルブボデイは、前記内側バルブボデイに鋳込んで形成されることを特徴とする開閉バルブ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の開閉バルブにおいて、
    前記加熱手段は、棒状ヒータ、面ヒータ又はシースヒータであることを特徴とする開閉バルブ。
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