JP4081839B2 - 電極接続用接着剤及びこれを用いた微細電極の接続構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1の電子部品上の電極と第2の電子部品の電極との間に載置し、相対峙した電極間を電気的に接続、接着する目的に使用される電極接続用接着剤及びこれを用いた微細電極の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体パッケージや回路基板等の電子部品の小形薄形化に伴い、これらに用いる電極は高密度・高精細化している。これら微細電極の接続は、従来の半田やゴムコネクタ等では対応が困難であることから、最近では異方導電性の接着剤からなる接続部材が多用されるようになってきた。この方法は、相対峙する電極間に導電性材料を所定量含有した接着剤よりなる接続部材層を設け、加圧もしくは加熱加圧手段を講じることによって、上下電極間の電気的接続と同時に隣接電極間には絶縁性を付与し、相対峙する電極同士を接着固定するものである。接着剤の硬化手段としては、熱可塑性接着剤による室温冷却による固化や熱硬化性樹脂による加熱硬化、光硬化性樹脂による紫外線や可視光硬化等がある。また、化学反応による接着剤の硬化手段の1つに、ラジカル重合反応を利用したものが知られている。これは、熱や光エネルギーによりラジカルを発生させ、接着剤を重合硬化するものである。
厚み方向にのみ導電性を有する異方導電性フィルム状接着剤に関する先行技術としては、例えば特開昭51−21192号公報に開示されているように、導電粒子を非導電性ベースにより互いに接触しない状態に保持した混合体を、導電粒子の大きさにほぼ等しい厚さのシート状に成形し、導電粒子を介してシート状の厚み方向にのみ導電性を有する構造としたものがある。また、紫外線照射によるラジカル重合反応を利用した異方導電性接着剤としては、特開昭60−262436号公報等に開示されている方法が知られている。
これらのラジカル重合反応を利用した異方導電性接着剤は、アクリロイル基を持つモノマやオリゴマを数種組み合わせ、紫外線等でラジカルを発生する光重合開始剤を少量添加した接着剤組成である。しかし、これまでラジカル重合反応を利用した異方導電性接着剤では、耐熱性と接着力を両立した接続信頼性の高い接続が得られないという問題があった。具体的には、これまで接着剤硬化物の耐熱性を向上して高温での充分な接続信頼性を得るためには、多官能のアクリルモノマ量を多くし、接着剤中の反応性基であるアクリロイル基の濃度を高くする必要があった。しかし、この方法では高弾性で伸びの小さな硬化物になるため接着力が低下し、接続界面の剥離が進行しやすく、充分な接続信頼性が得られなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたもので、耐熱性並びに接続信頼性に優れた電極接続用接着剤の新規な構成を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、側鎖に3個以上のアクリロイル基を有するアクリル変成フェノキシ樹脂、アクリロイル基を2個以上持つアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマ、ラジカル反応開始剤及び導電粒子を必須成分とし、アクリル変成フェノキシ樹脂のビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.1〜0.5であり、硬化後のガラス転移温度が100〜140℃である電極接続用接着剤及び前記電極接続用接着剤を用いた微細電極の接続構造に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】
フェノキシ樹脂は、主鎖骨格の繰り返し単位にビスフェノールAやビスフェノールF等のビスフェノール構造を有する熱可塑性樹脂である。このフェノキシ樹脂にアクリロイル基を有する側鎖を導入することで、反応硬化性を持つアクリル変成フェノキシ樹脂とする。
アクリル変成フェノキシ樹脂は、高分子樹脂であることから得られる靭性と側鎖の反応による耐熱性の向上が得られ、2官能や多官能のアクリルモノマと併用して用いることで、接続信頼性を向上することが可能となる。
また、このアクリル変成フェノキシ樹脂の重量平均分子量を10,000以上とすることにより靭性が高く、より高い接着力と接続信頼性が得られる。
また、後述するように、接着剤の耐熱性と接着力は、アクリル変成フェノキシ樹脂中のアクリロイル基の数で任意に調節可能なので、重量平均分子量10,000以上のアクリル変成フェノキシ樹脂を用いることで、より細かいアクリロイル基数の設計が可能となり、接着剤の耐熱性と接着力の細かい設計が可能となる。
【0006】
アクリロイル基を2個以上持つアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマとしては、種々のメタクリレートやアクリレート化合物が用いられる。アクリルモノマとしては、例えばポリエチレングリコールやポリプロピレングリコールの骨格の両端にアクリルあるいはメタクリル基があるものやビスフェノール骨格の両端にアクリルあるいはメタクリル基があるもの等を用いることができる。また、トリメチロールプロパントリメタクリレートやテトラメチロールメタンテトラアクリレート等のアクリロイル基を3個以上持つものも用いることができる。
アクリルオリゴマとしては、ポリエステルアクリレートやエポキシアクリレート、ウレタンアクリレート等のオリゴマを用いることができる。これらのアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマは、アクリル変成フェノキシ樹脂と高度な網状の反応を形成し、接着剤の接着性や靭性を損なわないものを選択する。具体的にはアクリロイル基を2個持つアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマを接着剤の80%以下、アクリロイル基を3個以上持つアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマを接着剤の接着剤の50%以下の範囲で使用するのが望ましい。
【0007】
アクリル変成フェノキシ樹脂中のビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合は、0.1から1の範囲で顕著な硬化物の耐熱性の向上が得られ、硬化物のガラス転移温度はアクリロイル基の割合が大きくなるにつれ高くなる。よって、所望の耐熱性はアクリル変成フェノキシ樹脂中のビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合を調節することで得ることができる。しかし、アクリロイル基の割合が多くなるにつれ硬化物の靭性が損なわれる傾向があり、高い接着力を得るには、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合がおおむね0.1から0.5の範囲でさらに最適な耐熱性との接着力の両立が得られる。
ここで、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合とは、分子中に含まれるビスフェノール構造の数と分子中に含まれるアクリロイル基の数の比を表している。すなわち、分子中のビスフェノール構造の数と分子中のアクリロイル基の数が同数のとき、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合は1であり、分子中のビスフェノール構造の数に対して分子中のアクリロイル基の数が1/10のとき、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合は0.1である。
【0008】
フェノキシ樹脂の主鎖骨格は、ビスフェノール構造と同数の水酸基を持っているので、イソシアネート基を持つアクリレートと反応させることで、ウレタン結合を生成しアクリル変成フェノキシ樹脂を生成することができる。このとき、フェノキシ樹脂中の水酸基数とイソシアネート分子数の配合比により、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合を所望量に調製可能である。このウレタン結合の生成反応は、60℃程度の加温状態でジブチルスズラウレート等の有機スズ化合物を触媒として添加することで、速やかに進行し、容易にアクリル変成フェノキシ樹脂が得られる。
また、主鎖にアミノ基が結合したフェノキシ樹脂を用いることでも同様に、イソシアネート基を持つアクリレートと反応させることで、ウレア結合を生成しアクリル変成フェノキシ樹脂を生成することができる。アミノ基とイソシアネート基のウレア結合生成反応は、水酸基とイソシアネート基のウレタン結合生成反応よりも速やかに進行するので、アミノ基と水酸基の両方の官能基を持つフェノキシ樹脂では、アミノ基数とイソシアネート分子数の配合比により、ビスフェノール構造に対するウレア結合したアクリロイル基とウレタン結合したアクリロイル基の割合を任意に調製可能である。
【0009】
イソシアネート基を有するアクリレートとして、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートを用いると、イソシアネートの反応性が高いので高収率でアクリル変成フェノキシ樹脂が得られ、耐熱性と接着力の高い電極接続用接着剤が得られる。このアクリレート基を持つ樹脂からなる電極接続用接着剤に、過酸化ベンゾイル等の有機過酸化物やアゾビスイソブチルニトリル等のアゾ化合物等の熱により、ラジカルを発生する熱ラジカル開始剤を混合することで加熱硬化する電極接続用接着剤が得られ、低温で短時間の加熱加圧接続工程で信頼性の高い接続が得られる。また、熱ラジカル反応開始剤の代わりに紫外光または可視光でラジカルを発生するベンゾフェノンやチオキサントン系等のラジカル開始剤を混合すると、接続時において接着剤に紫外光または可視光を照射することで、低温で短時間の接続時間で信頼性の高い接続が得られる。この接続工程で接着した硬化物のガラス転移温度は、前記の通りアクリル変成フェノキシ樹脂のビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合で変化するが、ガラス転移温度が100〜140℃であるとき、85℃85%RHの高温高湿試験や−40℃〜100℃の熱衝撃試験等の加速試験で接続部の剥離が無く、低抵抗な特に良好な接続信頼性が得られる。また、この電極接続用接着剤を取り扱い性やポットライフに優れたフィルム形状に成形して使用されることが多いが、このフィルム状電極接続用接着剤のフィルム形成材として、アクリル変成フェノキシ樹脂を用いることができる。このフィルム状の電極接続用接着剤の厚みは特に限定するものではないが、接続する電極部分の凹凸に接着剤が充填することで接着力や耐湿性が向上することから、FPC等の電極部の凹凸以上の厚みが適当である。また、薄くなると取り扱いが容易でなく、しわの発生等により製造が困難になってくることから、0.005mm〜1mmが適当である。
【0010】
アクリル変成フェノキシ樹脂は、元の未変成のフェノキシ樹脂よりも溶融粘度が小さいので、電極接続用接着剤の接続時の樹脂粘度も小さくなり、接続する相対峙する電極間の接着剤も排除されやすくなり低抵抗の接続が可能となる。特に、この接続時の接着剤の粘度が5Pa・s以下の時低い抵抗値が得られ、さらに2Pa・s以下で安定した低い抵抗値が得られる。
また、この電極接続用接着剤に導電粒子を添加することで、さらに接続抵抗が小さく、高温高湿試験等における抵抗上昇が抑えられた高信頼性の接続が得られる。この導電粒子は、Ni等の金属粒子や樹脂粒子の表面に、NiやAuのめっき層を設けた金属めっき樹脂粒子を単独または複合して使用することができる。
これらの導電粒子の材質は、接続する電極の堅さや変形性等の特性により最適なものを選択して用いる。また、粒径は、接続する回路の細かさにより選択されるが、各粒子の粒径はできるだけ均一であることが望ましい。
また、本発明の電極接続用接着剤は、上記した電極の接続材料だけでなく、多層回路部材の層間接続材等への応用が可能である。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例に基づいて詳細を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施例と比較例に使用した材料と評価方法を以下に示す。
アクリル変成フェノキシ樹脂は、種々のフェノキシ樹脂と2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電光株式会社製、商品名カレンズMOI)を反応させて得たものを用いた。フェノキシ樹脂(ユニオンカーバイド株式会社製、商品名PKHA 重量平均分子量約20,000、PKHC 重量平均分子量約25,000、PKHJ 重量平均分子量約35,000)と、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電工株式会社製、商品名カレンズMOI)を反応させて、アクリロイル基を有する側鎖がウレタン結合で結合しているアクリル変成フェノキシ樹脂(以下、ウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂と称する)を作製し、アミン変成フェノキシ樹脂(東都化成株式会社製、商品名YP−60 重量平均分子量約20,000)と、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート(昭和電光株式会社製、商品名カレンズMOI)を反応させて、アクリロイル基を有する側鎖がウレア結合で結合しているアクリル変成フェノキシ樹脂(以下、ウレア結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂と称する)を作製した。
作製したアクリル変成フェノキシ樹脂のアクリロイル基含有量は、ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の数で表した。このアクリロイル基含有量の調整は、反応させたフェノキシ樹脂と2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートの配合比で行い、この配合比でアクリロイル基が反応していることをラマン分光で測定し確認した。
アクリルオリゴマは、ウレタンアクリレート(新中村化学工業株式会社製、商品名UA−122P)を使用し、アクリルモノマは、テトラメチロールメタントリアクリレート(新中村化学工業株式会社製、商品名A−TMM−3L)を用いた。
また、接着力向上のためシランカップリング剤として、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製、商品名SZ6030)を添加した。
【0012】
導電粒子は、平均粒径5μmのポリスチレン球状粒子の表面に0.1μmのNi層とAu層を設けたものを使用した。
熱硬化性の電極接続用接着剤には、反応開始材として過酸化ベンゾイル(試薬)を5重量%添加し、紫外線硬化性の電極接続用接着剤には、反応開始剤としてベンゾフェノン(試薬)を4重量%、光反応促進剤として4,4−ビスジエチルアミノベンゾフェノン(保土ヶ谷化学工業株式会社製、商品名EAB)を1重量%添加した。
接続温度における粘度の測定は、反応開始剤を添加しない接着剤で測定した。
液状の電極接続用接着剤は、シリンジ状ディスペンサを用い、電極上に塗布して接続した。フィルム状の電極接続用接着剤は、メチルエチルケトンや酢酸エチルの溶剤で希釈した接着剤をアプリケーターでテフロンフィルム上に塗布したのち乾燥し、約20μmの厚さのフィルム状に成形した。接続時にはフィルム状の電極接続用接着剤をテフロンフィルムから電極面に転写し、テフロンフィルムを除去して用いた。
接続信頼性の評価は、ポリイミドフィルム上にライン幅50μmピッチ100μm厚さ18μmの平行配列した銅電極を100本有するFPCと、表面抵抗20Ω/□のITO電極を有するガラス基板とを電極接続用接着剤により接続した試料を用いて行った。熱硬化性の電極接続用接着剤を用いたときは、20kg/cm2の圧力で150℃20秒間の加圧加熱により接続を行った。
紫外線硬化性の電極接続用接着剤を用いたときは、圧力20kg/cm2で130℃20秒間の加圧加熱状態で接着剤に約2J/cm2の紫外線を照射し接続した。紫外線は高圧水銀ランプを光源とし、光ファイバにより接続部の接着剤に紫外線を導入する方法で照射した。
フィルム状に成形した硬化済みの接着剤について動的粘弾性測定を行い、ガラス転移温度を測定し、耐熱性の指標とした。硬化済み接着剤の作製条件は、熱硬化性接着剤の場合には150℃20秒の加熱処理、紫外線硬化性接着剤の場合には130℃で紫外線を2J照射した硬化物を使用した。
接続抵抗は、1mAの測定電流で各ラインごとに測定し、平均値を接続抵抗とした。信頼性評価は、−40℃と100℃の各試験槽に交互に試料を入れる熱サイクル試験1000サイクルにて行った。
接着力の評価は、FPCのITOガラスへの接着性を90度剥離試験にて測定した。
【0013】
比較例11
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が1である重量平均分子量約20,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂20%(重量、以下同じ)、ウレタンアクリレートオリゴマ40%、テトラメチロールメタントリアクリレート25%、シランカップリング剤10%、過酸化ベンゾイル5%を均一混合し、回路接続用接着剤を作製した。
【0014】
比較例12
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が1である重量平均分子量約20,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂20%、ウレタンアクリレートオリゴマ40%、テトラメチロールメタントリアクリレート25%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、回路接続用接着剤を作製した。
【0015】
比較例13
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.3である重量平均分子量約25,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、過酸化ベンゾイル5%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0016】
比較例14
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.3である重量平均分子量約25,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0017】
比較例15
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.3である重量平均分子量約35,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0018】
比較例16
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.1である重量平均分子量約25,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0019】
比較例17
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.5である重量平均分子量約25,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0020】
比較例18
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.7である重量平均分子量約25,000のウレタン結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0021】
比較例19
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.3である重量平均分子量約20,000のウレア結合含有アクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0022】
比較例20
ビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.7である重量平均分子量約20,000のウレア結合とウレタン結合を含有するアクリル変成フェノキシ樹脂55%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。
【0023】
実施例1〜5
比較例13に導電粒子を5体積%添加したものを実施例1、比較例14に導電粒子を5体積%添加したものを実施例2、比較例15に導電粒子を5体積%添加したものを実施例3、比較例17に導電粒子を5体積%添加したものを実施例4、比較例19に導電粒子を5体積%添加したものを実施例5とした。
比較例21〜25
比較例11,12,16,18及び20に導電粒子を5体積%添加したものを各々順番に比較例21〜25とした。
【0024】
比較例1
比較例11のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0025】
比較例2
比較例12のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0026】
比較例3
比較例13のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0027】
比較例4
比較例14のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0028】
比較例5
比較例21のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0029】
比較例6
比較例22のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0030】
比較例7
実施例1のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0031】
比較例8
実施例2のアクリル変成フェノキシ樹脂をアクリル変成していないフェノキシ樹脂とした。
【0032】
比較例9
ビスフェノールA構造の重量平均分子量約2,000のエポキシアクリレートオリゴマ(共栄社化学株式会社製、商品名ES−4004)20%、ウレタンアクリレートオリゴマ40%、テトラメチロールメタントリアクリレート25%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、回路接続用接着剤を作製した。
【0033】
比較例10
ビスフェノールA構造の重量平均分子量約2,000のエポキシアクリレートオリゴマ(共栄社化学株式会社製、商品名ES−4004)20%、重量平均分子量約25,000のフェノキシ樹脂35%、ウレタンアクリレートオリゴマ20%、テトラメチロールメタントリアクリレート10%、シランカップリング剤10%、光反応開始剤4%、光反応促進剤1%を均一混合し、フィルム状回路接続用接着剤を作製した。各実施例と比較例の粘度、ガラス転移温度、接着力、初期接続抵抗、信頼性試験後の接続抵抗を表1に示した。本発明に係る電極接続用接着剤はいづれも耐熱性および接続信頼性に優れている。
【0034】
【表1】
Figure 0004081839
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の電極接続用接着剤は、耐熱性と接着力の両立した接続信頼性の高い接続を得るのに好適であり、特に高温における接続信頼性が高い。請求項2記載の電極接続用接着剤は、請求項1記載の効果を奏し、さらに接着性が優れると共に、耐熱性と接着性の細やか設計が可能である。請求項乃至記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、さらに電極接続用接着剤の耐熱性と接着力を向上できるアクリル変成フェノキシ樹脂を容易に作製できる点で優れている。請求項記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、さらに電極接続用接着剤の耐熱性と接着力を向上できる。アクリル変成フェノキシ樹脂を容易に作製できる点で優れている。請求項記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、加圧加熱による接続工程により接続可能な点で優れている。請求項記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、紫外光乃至可視光の照射を含む接続工程により接続可能な点で優れている。請求項記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、特に低い接続抵抗が得られている点で優れている。請求項10記載の電極接続用接着剤は、請求項1乃至記載の効果を奏し、耐熱性と接続信頼性が高い微細電極の接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる導電粒子を含有した電極接続用接着剤を用いた電極接続構造の断面図。

Claims (10)

  1. 第1の電子部品上の電極と第2の電子部品の電極との間に載置し、相対峙した電極間を電気的に接続、接着する目的に使用される電極接続用接着剤において、側鎖に3個以上のアクリロイル基を有するアクリル変成フェノキシ樹脂、アクリロイル基を2個以上有するアクリルモノマあるいはアクリルオリゴマ、ラジカル反応開始剤及び導電粒子を必須成分とし、アクリル変成フェノキシ樹脂のビスフェノール構造に対するアクリロイル基の割合が0.1〜0.5であり、硬化後のガラス転移温度が100〜140℃である、電極接続用接着剤。
  2. アクリル変成フェノキシ樹脂が、重量平均分子量10,000以上である請求項1記載の電極接続用接着剤。
  3. フェノキシ樹脂の主鎖とアクリロイル基を有する側鎖がウレタン結合で結合しているアクリル変成フェノキシ樹脂である請求項1〜2のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  4. フェノキシ樹脂の主鎖とアクリロイル基を有する側鎖がウレア結合で結合しているアクリル変成フェノキシ樹脂である請求項1〜2のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  5. フェノキシ樹脂の主鎖とウレタン結合で結合しているアクリロイル基を有する側鎖と、主鎖とウレア結合で結合しているアクリロイル基を有する側鎖の両方を含有するアクリル変成フェノキシ樹脂である請求項1〜2のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  6. フェノキシ樹脂の主鎖の水酸基またはアミノ基と、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートのイソシアネート基の反応生成物である変成フェノキシ樹脂である請求項1〜5のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  7. ラジカル反応開始剤が有機過酸化物等の熱ラジカル反応開始剤からなる請求項1〜6のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  8. ラジカル反応開始剤が紫外光または可視光でラジカルを発生するラジカル反応開始剤である請求項1〜6のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  9. 接続時の粘度が5Pa・s以下である請求項1〜8のいずれかに記載の電極接続用接着剤。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の電極接続用接着剤を用いた微細電極の接続構造。
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