JP4081505B1 - スノーボード用ビンディング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け角度の設定変更作業を簡単に行うことができる。
【解決手段】本発明のスノーボード用ビンディング装置1は、スノーボード3側に固定され、上面側に第1回転規制部16が形成されたベース部材5と、ベース部材5に嵌合可能なようにブーツ保持体2側に固定されるチップガイド部材6と、チップガイド部材6に沿って周方向にスライド可能な複数の略円弧状のチップ部材7と、各チップ部材7を周方向にスライド操作可能な作動リング部材8と、ブーツ保持体2側に固定され、ベース部材5の第1回転規制部16に係合可能なように下面側に第2回転規制部38が形成された蓋部材9とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、雪上を滑走するためのスノーボードにブーツを取り付ける際に使用するスノーボード用ビンディング装置に関するものである。
一般に、雪上を滑走するためスノーボードにブーツを取り付ける際にはビンディング装置を使用している。
この種の従来のビンディング装置は、前後のブーツを保持するための一対のブーツ保持体と、該各ブーツ保持体をスノーボードに固定するためのビンディングとから構成されている。そして、このビンディングは複数のネジ等の締結具によりスノーボードに締着されるようになっており、滑走者は、このビンディングを使用してスノーボードの長手方向に対してブーツ保持体が所望角度を成すように調整している。
(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−174734号公報
しかしながら、上記した従来のスノーボード用ビンディング装置では、雪上を滑走する姿勢を考えて前後のブーツ保持体がそれぞれスノーボードに対して所望角度を成して斜めに固定されているため、例えば、傾斜の無い場所での移動やリフトの乗り降り等、雪上を滑走しない場合には、移動し難いといった問題があった。
すなわち、通常、傾斜の無い場所で移動する場合には、後側のブーツをスノーボードから外した不自然な姿勢でスノーボードを進行方向に向けて滑らせて歩かなければならいため、歩き難く、転倒し易いといった問題があった。
また、ペアリフトのように複数の滑走者が同乗する場合には、スノーボードに固定されている前側の足が前方を向くとスノーボードが斜めを向くため、スノーボードがリフトの同乗者のスノーボードやブーツ等に接触し、同乗者に対して不快感を与えるおそれがあった。
さらに、上記した従来のスノーボード用ビンディング装置において、スノーボードに対するブーツ保持体の設定角度を変更するには、その都度、ドライバー等の工具を使用して複数の締結具を緩めたり、締め付けたりしなければならないため、そのような設定変更作業に手間が掛かるといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、雪上を滑走しない場合にも容易に移動することができ、リフトの同乗者に不快感を与えることがなく、取り付け角度の設定変更作業を簡単に行うことのできるスノーボード用ビンディング装置を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る前後のブーツを保持するための一対のブーツ保持体と、該各ブーツ保持体をスノーボードに固定するためのビンディングとを備えたスノーボード用ビンディング装置であって、前記ビンディングは、前記スノーボード側に固定され、上面側に第1回転規制部が形成されたベース部材と、該ベース部材に嵌合可能なように前記ブーツ保持体側に固定されるチップガイド部材と、該チップガイド部材に沿って周方向にスライド可能な複数の略円弧状のチップ部材と、該各チップ部材を周方向にスライド操作可能な作動リング部材と、前記ブーツ保持体側に固定され、前記ベース部材の第1回転規制部に係合可能なように下面側に第2回転規制部が形成された蓋部材と、を備え、前記作動リング部材によって前記チップ部材を一方の周方向にスライドさせると、前記各チップ部材によって内側に形成される前記ベース部材の嵌合空間が狭くなり、前記チップ部材が前記ベース部材に係止することにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が保持され、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の動きが拘束される一方、前記作動リング部材によって前記チップ部材を他方の周方向にスライドさせると、前記ベース部材の嵌合空間が広くなり、前記チップ部材と前記ベース部材との係止状態が解除されることにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が解除可能となり、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の拘束状態が解除されるように構成されていることを特徴とする。
そして、前記作動リング部材は、前記各チップ部材と共に周方向に水平回転可能に設けられた環状部材と、該環状部材を前記一方の周方向に付勢する周方向付勢部材と、前記環状部材を前記他方の周方向に牽引可能な牽引部材と、外側において前記牽引部材の先端に設けられた操作部材とを備え、該操作部材を操作して前記牽引部材を前記他方の周方向に牽引すると、前記ベース部材の嵌合空間が広くなり、前記チップ部材と前記ベース部材との係止状態が解除されることにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が解除可能となり、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の拘束状態が解除されるように構成されていてもよい。
また、前記チップ部材は3枚設けられており、該各チップ部材は前記チップガイド部材の中心点から偏心したそれぞれ異なる3点を中心として周方向にスライド可能に設けられていてもよい。
さらに、前記チップ部材は、前記チップガイド部材と前記作動リング部材との間に挟装されており、前記チップ部材の前記チップガイド部材側には、該チップガイド部材に形成されたガイド溝に沿って移動可能な係合突部が形成されていると共に、前記チップ部材の前記作動リング部材側には、該作動リング部材に形成された係止凹部に嵌合可能な係止突部が形成されていてもよい。
さらにまた、前記ベース部材に対して前記部材を上方に付勢する上方付勢部材が設けられていてもよい。

本発明によれば、スノーボードに対するブーツ保持体の設定角度の変更作業を簡単に行うことができるため、雪上を滑走しない場合にも自然な姿勢で容易に移動することができ、リフトの同乗者に不快感を与えることがない。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置を示す平面図、図2は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングを示す分解斜視図、図3は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングのベース部材を示す断面図、図4は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングのベース部材を示す平面図、図5は同スノーボード用ビンディング装置においてブーツ保持体側に設けられるビンディングの各部材を示す断面図、図6は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングのチップガイド部材を示す平面図、図7は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングのチップ部材を示す平面図、図8は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングの作動リング部材を示す平面図、図9は同スノーボード用ビンディング装置のビンディングの第1回転規制部及び第2の回転規制部を示す断面図である。
図1に示されているように、本実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置1は、前後のブーツを保持するための一対のブーツ保持体2と、該各ブーツ保持体2をスノーボード3に固定するためのビンディング4とから構成されている。
このビンディング4は、スノーボード3側に固定されるベース部材5と、該ベース部材5に嵌合可能なようにブーツ保持体2側に固定されるチップガイド部材6と、該チップガイド部材6に沿って周方向にスライド可能な3枚のチップ部材7と、該各チップ部材7を周方向にスライド操作可能な作動リング部材8と、チップガイド部材6の上面に固定される蓋部材9とを備えて構成されている。
図3及び図4に良く示されているように、ベース部材5は円形皿状を成し、底面10に穿設された複数(図示では4個)の丸孔11を介してネジ12を締結することによりスノーボード3に固定されるようになっている。ベース部材5の底面10の中心部分には上方突出部13が形成されており、該上方突出部13の周囲には円環状凹部14が形成されている。また、ベース部材5の上端には外鍔状のフランジ部15が平面視で環状に形成されており、フランジ部15の上面には鋸歯状の第1回転規制部16が形成されている(図9参照)。
図5及び図6に良く示されているように、チップガイド部材6は、環状に形成され、内側に扁平な円柱形状を成す開口部17を備えており、この開口部17を介してベース部材5に嵌合可能となっている。また、チップガイド部材6の外側面には、互いに離間する方向に水平に延出する水平延出部18が左右一対に形成されており、各水平延出部18にそれぞれ穿設された複数(図示では4個)の丸孔19を介してネジを締結することによりチップガイド部材6がブーツ保持体2の底部に固定されるようになっている。
チップガイド部材6の内周部分には段差部49,20が2段に亘って形成されており、高い方の段差部49の外側面50は平面視でチップガイド部材6の中心点Cを中心とした大径円に沿って形成されおり、低い方の段差部20の内側面21は平面視でチップガイド部材6の中心点Cを中心とした小径円に沿って形成されている。また、段差部20の外側面22は中心点Cから放射状に同一距離偏心したそれぞれ異なる3点E1,E2,E3を中心とした3つの円弧面22a,22b,22cにより構成されており、各円弧面22a,22b,22cの半径R1,R2,R3は同一長さに設定されている。さらに、外側面22の各円弧面22a,22b,22c間には湾曲面23a,23b,23cがそれぞれ形成されている。
低い方の段差部20上には、前記偏心点E1,E2,E3をそれぞれ中心とした3つの円弧に沿ってガイド溝24a,24b,24cが形成されており、この段差部20上に3枚のチップ部材7が配置され、さらに、チップ部材7上において高い方の段差部49に作動リング部材8が配置されるようになっている。また、チップガイド部材6の上面側には段差部20と外部とを連通するように溝部47が形成されており、この溝部47を後述するワイヤ32が通過するようになっている。
図7に良く示されているように、各チップ部材7は、略円弧状の薄片により形成されており、その外側面25はチップガイド部材6の段差部20の各円弧面22a,22b,22cに沿った円弧面を成し、内側面26はチップガイド部材6の段差部20の内側面21に沿った円弧面を成している。そして、チップ部材7の一端27を段差部20の湾曲面23a,23b,23cに当接させた状態(図7中の実線部)では、チップ部材7の内側面26が平面視で段差部20の内側面21と一致すると共に、チップ部材7を一方(図中の反時計回り方向)の周方向にスライドさせた状態(図7中の二点鎖線部)では、チップ部材7の内側面26が平面視で段差部20の内側面21より内側に張り出し、ベース部材5のフランジ部15の下方に係止するようになっている。
また、各チップ部材7の他端側下面には係合突部28が下方に突設されており、この係合突部28はチップガイド部材6のガイド溝24a,24b,24cに沿って移動し、チップ部材7の周方向のスライド動作を案内するようになっている。さらに、各チップ部材7の一端27側上面には、係止突部29が上方に突設されており、この係止突部29は後述する作動リング部材8の係止凹部36に係止可能となっている。
作動リング部材8は、各チップ部材7と共に周方向に水平回転可能に設けられた環状部材30と、該環状部材30を前記一方の周方向に付勢する周方向付勢部材であるスプリング31と、環状部材30を他方の周方向(図示の時計回り方向)に牽引可能な牽引部材であるワイヤ32と、外側においてワイヤ32の先端に設けられた操作部材33とを備えて構成されている。なお、操作部材33は、操作し易さを考慮して、前側のビンディング4では前側に露出し、後側のビンディング4では後側に露出するように設けられているのが好ましい。
図5に良く示されているように、環状部材30の内側面34はチップガイド部材6の段差部20の内側面21に沿った曲面を成しており、環状部材30の外周にはスプリング31及びワイヤ32を収容する欠込み部35が形成されている。環状部材30の下面側には各チップ部材7の係止突部29が係止可能な係止凹部36が3箇所形成されており、この係止凹部36はチップ部材7が周方向にスライドする時の係止突部29の軌跡に合わせて平面視で長円形状に形成されている。
環状部材30には支持部46が形成されており、この支持部46には、スプリング31の一端が固定されていると共にワイヤ32の基端が固定されている。また、スプリング31の他端はチップガイド部材6に形成された支持部46に固定されており、これにより、スプリング31は環状部材30を前記一方の周方向に付勢する。
図5に良く示されているように、蓋部材9はその外周部においてビス37によりチップガイド部材6に締着されている。また、蓋部材9の下面側には、ベース部材5の第1回転規制部16に対応する位置に第2回転規制部38が鋸歯状に形成されており、図9に示されているように、第2回転規制部38は第1回転規制部16に咬合可能となっている。さらに、蓋部材9の中央には、平面視で円形の凹部39が形成されており、凹部39の底部にはベース部材5の上方突出部13が遊嵌可能な丸孔40が形成されている。
そして、この丸孔40に上方突出部13を遊嵌し、丸孔40より大径のワッシャ41を上方突出部13の上にビス42によって固定することにより、チップガイド部材6とベース部材5とが完全には分離しないようになっている。また、この時、凹部39の深さ、上方突出部13の高さ、及びワッシャ41の厚みは、第1回転規制部16と第2回転規制部38との咬合状態が完全に解除可能、且つ、該解除状態において第1回転規制部16と第2回転規制部38との間に僅かな隙間(例えば、1mm程度)が形成されるように設定されるのが好ましい。これにより、第1回転規制部16と第2回転規制部38との咬合状態が解除されている状態であっても、第1回転規制部16と第2回転規制部38との間に雪が侵入することはないため、ブーツ保持体2の取り付け角度の設定変更作業を円滑に行うことができる。
また、蓋部材9の凹部39の外側には上方付勢部材であるスプリング43が周設されており、このスプリング43は蓋部材9の凹部39の外周に形成された円環状凹部44とベース部材5の円環状凹部14とにより位置決めされ、ベース部材5に対してチップガイド部材6及び蓋部材9を上方に付勢するようになっている。さらに、蓋部材9の凹部39にはキャップ45が嵌合されている。
このような構成を備えたスノーボード用ビンディング装置1において、第1回転規制部16と第2回転規制部38とを咬合させ、操作部材33に牽引力を作用させない場合、作動リング部材8のスプリング31の付勢力によって、各チップ部材7は、各チップ部材7の係合突部28がチップガイド部材6のガイド溝24a,24b,24cに案内されながら外側面22の各円弧面22a,22b,22cに沿って、一方の周方向(図示の反時計回り方向)にスライドする。
このような各チップ部材7の一方の周方向へのスライドに伴い、各チップ部材7の内側面26は平面視で段差部20の内側面21より内側に張り出し、各チップ部材によって内側に形成されるベース部材5の嵌合空間が狭くなり、各チップ部材7の内側部分はベース部材5のフランジ部15の下方に係止する。これにより、第1回転規制部16と第2回転規制部38との係合状態は保持され、スノーボード3に対するブーツ保持体2の動きが拘束される。
一方、スノーボード3に対するブーツ保持体2の設定角度を変更する場合には、作動リング部材8の操作部材33を他方の周方向(図示の時計回り方向)に牽引する。そうすると、各チップ部材7は、スプリング31の付勢力に抗して、係合突部28がチップガイド部材6のガイド溝24a,24b,24cに案内されながら外側面22の各円弧面22a,22b,22cに沿って、他方の周方向にスライドする。
このような各チップ部材7の他方の周方向へのスライドに伴い、各チップ部材7の内側面26は平面視で段差部20の内側面21に一致し、ベース部材5の前記嵌合空間が広くなり、各チップ部材7の内側部分とベース部材15との係止状態が解除され、スプリング43の付勢力により、ベース部材5に対してチップガイド部材6及び蓋部材9はブーツ保持体2と共に上昇する。これにより、第1回転規制部16と第2回転規制部38との係合状態が解除され、スノーボード3に対するブーツ保持体2の拘束状態が解除される。そのため、滑走者は、スノーボード3に対してブーツ保持体2が所望角度を成すように、チップガイド部材6及び蓋部材9と共にブーツ保持体2を回転させることができ、第1回転規制部16と第2回転規制部38とを咬合させた後に、操作部材33の牽引動作を止めると、スノーボード用ビンディング装置1は、上記したのと同様の動作により、スノーボード3に対するブーツ保持体2の動きを拘束し、スノーボード3に対するブーツ保持体2の設定角度は所望なように設定される。
上記したように本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置1によれば、スノーボード3に対してブーツ保持体2の設定角度を変更する場合、操作部材33を牽引操作等するだけでよく、ドライバー等の工具を使用して締結具を緩めたり、締め付けたりする必要がないため、ブーツ保持体2の設定角度の変更作業を簡単に行うことができる。
これにより、例えば、スノーボード3を使用して傾斜の無い場所で移動する際には、前側のブーツ保持体2をスノーボード3と平行を成すように角度を設定した自然な姿勢で、スノーボード3から外した後側の足で雪上面を蹴りながらスノーボード3を滑らせて歩くことができる。したがって、傾斜の無い場所での移動やリフトの乗り降り等、雪上を滑走しない場合にも、簡単に移動することができる。
また、例えば、ペアリフトのように複数の滑走者が同乗する場合には、スノーボードに固定されている前側の足が前方を向いた時にスノーボードも前方を向くようにブーツ保持体2の角度を簡単に設定することができるため、スノーボードがリフトの同乗者のスノーボードやブーツ等に接触したりすることがなく、同乗者に対して不快感を与えることを防止することができる。
なお、上記した実施の形態では、チップ部材7を3枚設置した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、チップ部材7を2枚又は4枚以上設置した場合にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングのベース部材を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングのベース部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置においてブーツ保持体側に設けられるビンディングの各部材を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングのチップガイド部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングのチップ部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングの作動リング部材を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るスノーボード用ビンディング装置のビンディングの第1回転規制部及び第2の回転規制部を示す断面図である。
符号の説明
1 スノーボード用ビンディング装置
2 ブーツ保持体
3 スノーボード
4 ビンディング
5 ベース部材
6 チップガイド部材
7 チップ部材
8 作動リング部材
9 蓋部材
16 第1回転規制部
24a,24b,24c ガイド溝
28 係合突部
29 係止突部
30 環状部材
31 周方向付勢部材
32 牽引部材
33 操作部材
38 第2回転規制部
43 上方付勢部材

Claims (4)

  1. 前後のブーツを保持するための一対のブーツ保持体と、該各ブーツ保持体をスノーボードに固定するためのビンディングとを備えたスノーボード用ビンディング装置であって、前記ビンディングは、
    前記スノーボード側に固定され、上面側に第1回転規制部が形成されたベース部材と、
    該ベース部材に嵌合可能なように前記ブーツ保持体側に固定されるチップガイド部材と、
    該チップガイド部材の中心点から偏心したそれぞれ異なる3点を中心として該チップガイド部材に沿って周方向にスライド可能な3枚の略円弧状のチップ部材と、
    該各チップ部材を周方向にスライド操作可能な作動リング部材と、
    前記ブーツ保持体側に固定され、前記ベース部材の第1回転規制部に係合可能なように下面側に第2回転規制部が形成された蓋部材と、
    を備え、前記作動リング部材によって前記チップ部材を一方の周方向にスライドさせると、前記各チップ部材によって内側に形成される前記ベース部材の嵌合空間が狭くなり、前記チップ部材が前記ベース部材に係止することにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が保持され、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の動きが拘束される一方、前記作動リング部材によって前記チップ部材を他方の周方向にスライドさせると、前記ベース部材の嵌合空間が広くなり、前記チップ部材と前記ベース部材との係止状態が解除されることにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が解除可能となり、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の拘束状態が解除されるように構成されていることを特徴とするスノーボード用ビンディング装置。
  2. 前記作動リング部材は、前記各チップ部材と共に周方向に水平回転可能に設けられた環状部材と、該環状部材を前記一方の周方向に付勢する周方向付勢部材と、前記環状部材を前記他方の周方向に牽引可能な牽引部材と、外側において前記牽引部材の先端に設けられた操作部材とを備え、該操作部材を操作して前記牽引部材を前記他方の周方向に牽引すると、前記ベース部材の嵌合空間が広くなり、前記チップ部材と前記ベース部材との係止状態が解除されることにより前記第1回転規制部と第2回転規制部との係合状態が解除可能となり、前記スノーボードに対する前記ブーツ保持体の拘束状態が解除されるように構成されている請求項1に記載のスノーボード用ビンディング装置。
  3. 前記チップ部材は、前記チップガイド部材と前記作動リング部材との間に挟装されており、前記チップ部材の前記チップガイド部材側には、該チップガイド部材に形成されたガイド溝に沿って移動可能な係合突部が形成されていると共に、前記チップ部材の前記作動リング部材側には、該作動リング部材に形成された係止凹部に嵌合可能な係止突部が形成されている請求項1又は2に記載のスノーボード用ビンディング装置。
  4. 前記ベース部材に対して前記部材を上方に付勢する上方付勢部材が設けられている請求項1〜のいずれか1の請求項に記載のスノーボード用ビンディング装置。
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