JP7138469B2 - シャワーフック - Google Patents
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Description
この場合、上記ばね受け部材は、上記垂直片の下端から下り傾斜状に延在する水平片を有し、上記水平片と上記垂直片との交差部の下部に回動支点部が設けられ、上記ロック機構は、上記シャワーフック本体の上記凹部に設けられた開口を介して出没可能な上記操作ボタンの下部に、上記水平片に当接可能な操作脚部が設けられ、上記操作ボタンを押し込むことで、上記操作脚部が上記水平片に当接し、上記回動支点部を支点として上記ばね受け部材を回動させると共に、上記ばね部材を座屈変形させて上記ブレーキ片の押圧を解除するように形成するのが好ましい(請求項5)。
また、操作ボタンの押し込みによってばね受け部材が回動してばね部材が座屈変形した際、ばね部材の座屈変形に追従してブレーキ片をシャワーバーから速やかに離すことができる。
また、操作ボタンの押し込みによってばね受け部材が回動してばね部材が座屈変形した際、ばね部材の座屈変形に追従してブレーキ片をシャワーバーから速やかに離すことができるので、上記(1)~(3)に加えて、更に操作を容易にすることができる。
ここで、前方とはシャワーバー2の軸線に対して直交し、シャワーバー2から遠ざかる方向をいい、後方とはその反対の方向をいう。
ロック機構30は、図3~図6に示すように、シャワーバー2に対して接離方向に回動可能であって、シャワーフック本体10に対して上下移動可能なばね受け部材31と、シャワーバー2に接離移動可能なブレーキ片33aを設けるスライド部材33と、スライド部材33とシャワーフック本体10の前方側との間に介設されてブレーキ片33aをシャワーバー2に押圧するばね部材である圧縮コイルばね34(以下にコイルばね34という)と、シャワーフック本体10の外面に出没可能に設けられると共に、シャワーフック本体10内への押し込みによってばね受け部材31の回動によってコイルばね34を座屈変形させてブレーキ片33aの押圧を解除する操作ボタン35と、を具備している。なお、ばね受け部材31は、シャワーフック本体との間に上下方向の隙間sをおいて設けられることで、シャワーフック本体10に対してわずかに上下移動可能に形成されている。
この場合、係合受け部36の係合面36aは、シャワーフック本体10の前方端に向かって下り傾斜状に形成され、係合部37の係合面37aは、シャワーフック本体10の後方端に向かって上り傾斜状に形成されている(図5(b)参照)。
この場合、前方ばね受け部材46は、シャワーヘッドホルダ11に向けられた、後述する波形状凹凸部43に間欠的に係合する係合ピン47を介して取り付けられており、後方端には、コイルばね34の前方端が係合する前方ばね受け係合突起46aが突設されている。
また、図5及び図5Aに示すように、前方ばね受け部材46と係合ピン47の係合部は中心部より下方の偏心部に位置している。これにより、コイルばね34は、該コイルばね34の中心部に位置するスライド部材33と、コイルばね34の中心部より下方の偏心部を支持する前方ばね受け部材46との間に介設されるので、ブレーキ片33aを有するスライド部材33に斜め上向きの力が発生する。
なお、ブレーキ部42bの上端に設けられた係止爪部42cが、シャワーヘッド保持部40の縦溝40bの上端部に設けられた係止受け部40cに係合された状態で、シャワーヘッド係止部材42がシャワーヘッド保持部40に固定されている。
このように構成することによって、シャワーヘッドホルダ11を段階的に調節して任意の角度に固定することができる。
なお、カバー体20を取り外す際には、腕部22をやや開くようにすることで、腕部22が弧を描くように弛み、縦係止爪部23及び係止爪部24の係合が解除されてカバー体20を取り外すことができる。
2 シャワーバー
10 シャワーフック本体
11 シャワーヘッドホルダ
30 ロック機構
31 ばね受け部材
31a 垂直片
31b 水平片
31c 回動支点部
32 挿通孔
33 スライド部材
33a ブレーキ片
33b ばね受け係止突起
34 コイルばね(ばね部材)
35 操作ボタン
35b 操作脚部
36 係合受け部
36a 係合面
37 係合部
37a 係合面
40 シャワーヘッド保持部
Claims (5)
- 浴室等の壁面に設けられるシャワーバーに沿って高さ調整可能に取り付けられる取付部を後方端に設け、前方端にシャワーヘッドホルダを設けるシャワーフック本体と、該シャワーフック本体を上記シャワーバーの任意の位置でロックするロック機構と、を具備するシャワーフックであって、
上記ロック機構は、
上記シャワーバーに対して接離方向に回動可能であって、上記シャワーフック本体に対して上下移動可能な垂直片を有するばね受け部材と、
上記ばね受け部材の上記垂直片に設けられ、上記シャワーバーに接離移動可能なブレーキ片を有するスライド部材と、
上記スライド部材と上記シャワーフック本体の前方側との間に介設されて上記ブレーキ片を上記シャワーバーに押圧するばね部材と、を具備し、
上記シャワーフック本体の上部に係合受け部を設け、上記ばね受け部材の上記垂直片の上部には、自重やシャワーヘッドの重量により下向きの負荷が加わった際に、上記係合受け部に係合可能な係合部が設けられている、
ことを特徴とするシャワーフック。 - 浴室等の壁面に設けられるシャワーバーに沿って高さ調整可能に取り付けられる取付部を後方端に設け、前方端にシャワーヘッドホルダを設けるシャワーフック本体と、該シャワーフック本体を上記シャワーバーの任意の位置でロックするロック機構と、を具備するシャワーフックであって、
上記ロック機構は、
上記シャワーバーに対して接離方向に回動可能であって、上記シャワーフック本体に対して上下移動可能な垂直片を有するばね受け部材と、
上記ばね受け部材の上記垂直片に設けられ、上記シャワーバーに接離移動可能なブレーキ片を有するスライド部材と、
上記スライド部材と上記シャワーフック本体の前方側との間に介設されて上記ブレーキ片を上記シャワーバーに押圧するばね部材と、を具備し、
上記シャワーフック本体の上部に係合受け部を設け、上記ばね受け部材の上記垂直片の上部には、シャワーヘッドに下向きの負荷が加わった際に、上記係合受け部に係合可能な係合部が設けられ、
上記係合受け部の係合面は、上記シャワーフック本体の前方端に向かって下り傾斜状に形成され、上記係合部の係合面は、上記シャワーフック本体の後方端に向かって上り傾斜状に形成されている、
ことを特徴とするシャワーフック。 - 浴室等の壁面に設けられるシャワーバーに沿って高さ調整可能に取り付けられる取付部を後方端に設け、前方端にシャワーヘッドホルダを設けるシャワーフック本体と、該シャワーフック本体を上記シャワーバーの任意の位置でロックするロック機構と、を具備するシャワーフックであって、
上記ロック機構は、
上記シャワーバーに対して接離方向に回動可能であって、上記シャワーフック本体に対して上下移動可能な垂直片を有するばね受け部材と、
上記ばね受け部材の上記垂直片に設けられ、上記シャワーバーに接離移動可能なブレーキ片を有するスライド部材と、
上記スライド部材と上記シャワーフック本体の前方側との間に介設されて上記ブレーキ片を上記シャワーバーに押圧するばね部材と、を具備し、
上記シャワーフック本体の上部に係合受け部を設け、上記ばね受け部材の上記垂直片の上部には、シャワーヘッドに下向きの負荷が加わった際に、上記係合受け部に係合可能な係合部が設けられ、
上記ばね部材は、該ばね部材の中心部に位置する上記スライド部材と、該ばね部材の中心部より下方の偏心部を支持する前方ばね受け部材との間に介設されている、
ことを特徴とするシャワーフック。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のシャワーフックにおいて、
上記ロック機構は、上記シャワーフック本体の上部に設けられた凹部に収容及び出没可能に設けられると共に、シャワーフック本体内への押し込みによる上記ばね受け部材の回動によって上記ばね部材を座屈変形させて上記ブレーキ片の押圧を解除する操作ボタンを具備し、上記凹部の下面における後方端側に上記係合受け部が設けられている、
ことを特徴とするシャワーフック。 - 請求項4に記載のシャワーフックにおいて、
上記ばね受け部材は、上記垂直片の下端から下り傾斜状に延在する水平片を有し、該水平片と上記垂直片との交差部の下部に回動支点部が設けられ、上記ロック機構は、上記シャワーフック本体の上記凹部に設けられた開口を介して出没可能な上記操作ボタンの下部に、上記水平片に当接可能な操作脚部が設けられ、上記操作ボタンを押し込むことで、上記操作脚部が上記水平片に当接し、上記回動支点部を支点として上記ばね受け部材を回動させると共に、上記ばね部材を座屈変形させて上記ブレーキ片の押圧を解除するように形成してなる、ことを特徴とするシャワーフック。
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JP2018083900A JP7138469B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | シャワーフック |
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JP2019190129A5 JP2019190129A5 (ja) | 2021-08-05 |
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JP2018083900A Active JP7138469B2 (ja) | 2018-04-25 | 2018-04-25 | シャワーフック |
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JP3191956U (ja) | 2014-03-24 | 2014-07-24 | 中央化成品株式会社 | フック装置 |
JP2018021381A (ja) | 2016-08-04 | 2018-02-08 | ナカ工業株式会社 | シャワーフック |
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