JP4079562B2 - 板ガラス保持部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単なるガラス板や、複層ガラス、真空ガラス等の板ガラスを、サッシュ等の板ガラス支持用枠体に填めるにあたり、板ガラス周縁部に設置して、板ガラスを前記枠体に弾性的に支持させることができる板ガラス保持部材に関し、更に詳しく説明すると、板ガラスの周縁部を受入自在な凹溝部を備えた保持部材本体を、板ガラス支持用枠体に嵌め込み自在に形成し、前記凹溝部に前記板ガラスを受け入れた状態での前記板ガラスの表裏面と前記保持部材本体との間に弾性変形自在に介在する軟質保持部を、前記保持部材本体と一体的に設け、前記軟質保持部を構成するに、前記凹溝部に受け入れる前記板ガラスに弾性的に接当自在な溝開口側ヒレ部と、溝底側ヒレ部と、それら両ヒレ部どうしを繋ぐ連結ヒレ部とを備えた接当部を設け、前記接当部の複数を、前記凹溝部の溝幅方向に積層して分離自在に配列してある板ガラス保持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の板ガラス保持部材としては、全体をゴムや軟質樹脂(塩化ビニル樹脂やサーモプラスチックエラストマー、クロロプレン、エチレンプロピレンゴム(EPDM)のショアA硬度60〜75度程度のもの)等の軟質材によって構成してあり、厚みの異なる複数種の板ガラスに対応できるようにするために、図8に示すように、前記軟質保持部6bを複数の接当部16によって構成し、適宜、内側の接当部を剥ぎ取れるようにしてあるものがあった。そして、この種の板ガラス保持部材は、軟質保持部6bそのものは、断面「U」字形状の保持部材本体6aの両側壁から、凹溝部8内側へ突出する状態に形成してあり、接当部16の内の隣接するものどうしの溝底側ヒレ部14それぞれは、凹溝部8深さ方向に位置ずれした状態に形成してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の板ガラス保持部材によれば、全体を軟質材で形成してある関係上、各部分に変形が発生するものであるが、軟質保持部が保持部材本体の両側壁から凹溝部内側へ突出する状態に形成してあるから、特に、当該板ガラス保持部材を板ガラスの縁部に取り付ける際や、当該板ガラス保持部材を取り付けた後板ガラス支持用枠体に填め入れる際に、図8(ロ)に示すように、板ガラスH表面に接当する接当部16先端側が、前記凹溝部8の深さ方向側に移動し易い。そしてその移動に伴って、軟質保持部6b全体が、凹溝部8内に潜り込んでしまい、美観性が損なわれ易くなると共に、板ガラス保持部材としてのシール効果が低下し易くなり、機能性の低下を招くという問題点がある。
この問題を解消するためには、板ガラス保持部材の各部の厚みを増して保形性を向上させることが考えられるが、それに伴って、弾性性能が低下し易くなり、板ガラスの弾性保持機能が低下する問題が発生したり、板ガラス支持用枠体に填め入れ難くなったりするといった新たな問題点が発生する。
【0004】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、板ガラスの弾性支持機能を維持しながら、適切な納まり姿勢に設置され易い板ガラス保持部材を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、図1〜7に例示するごとく、板ガラスHの周縁部を受入自在な凹溝部8を備えた保持部材本体6aを、板ガラス支持用枠体1に嵌め込み自在に形成し、前記凹溝部8に前記板ガラスHを受け入れた状態での前記板ガラスHの表裏面と前記保持部材本体6aとの間に弾性変形自在に介在する軟質保持部6bを、前記保持部材本体6aと一体的に設け、前記軟質保持部6bを構成するに、前記凹溝部8に受け入れる前記板ガラスHに弾性的に接当自在な溝開口側ヒレ部13と、溝底側ヒレ部14と、それら両ヒレ部13・14どうしを繋ぐ連結ヒレ部15とを備えた接当部16を設け、前記接当部16の複数を、前記凹溝部8の溝幅方向に積層して分離自在に配列してある板ガラス保持部材において、前記凹溝部8内で、前記接当部16を前記保持部材本体6aの凹溝底部9に支持させる支持ヒレ部18を設けてあるところにある。
請求項1の発明の特徴構成によれば、前記支持ヒレ部を設けてあるから、接当部そのものを強化しなくても姿勢安定を図ることが可能となる。即ち、板ガラス保持部材を板ガラスの縁部に取り付ける際や、板ガラス保持部材を取り付けた板ガラスを板ガラス支持用枠体に填め入れる際に、板ガラス表面に接当する接当部先端側が、前記凹溝部の深さ方向側に移動して変形したままになる(凹溝部内に潜り込んだままの姿勢になる)のを、前記支持ヒレ部によって抑制し、姿勢安定を図ることが可能となり、板ガラス保持部材としてのシール効果、及び、美観性の維持を図ることが可能となる。
また、板ガラス保持部材の各部の厚みを厚くする必要が無くなるから、材料費のコストアップを抑制できると共に、板ガラス支持用枠体に填め入れる際の抵抗感も抑制でき、良好な経済性・取扱性を確保することが可能となる。
【0006】
請求項2の発明の特徴構成は、図1〜7に例示するごとく、複数の前記接当部16における隣接する各溝開口側ヒレ部13どうし、及び、隣接する各溝底側ヒレ部14どうしは、それぞれ延長線上に配置してあるところにある。
請求項2の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、延長線上に位置する各溝開口側ヒレ部・溝底側ヒレ部によって板ガラス表面への弾性押し付け力を確保することができると共に、軟質保持部の型くずれを防止して適切なシール効果をも発揮することが可能となる。
従って、当該板ガラス保持部材の変形による美観性低下の抑制も図れ、上述の請求項1の発明による作用効果を、より良い状態で叶えることが可能となる。
【0007】
請求項3の発明の特徴構成は、図1〜7に例示するごとく、前記支持ヒレ部18は、前記連結ヒレ部15の延長線上に配置してあるところにある。
請求項3の発明の特徴構成によれば、請求項1又は2の発明による作用効果を叶えることができるのに加えて、延長線上に位置する連結ヒレ部と支持ヒレ部とによって外力を効率よく受けることができると共に、軟質保持部の型くずれを防止して適切なシール効果をも発揮することが可能となる。
従って、当該板ガラス保持部材の変形による美観性低下の抑制も図れ、上述の請求項1又は2の発明による作用効果を、より良い状態で叶えることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0009】
図2は、板ガラス取付用枠体の一例であるサッシュ1に、板ガラスの一例である真空ガラス(以後、単に板ガラスと言う)Hを取り付けてある状況を示すものである。
【0010】
前記サッシュ1は、アルミニウム製で、上下左右の各辺部分を構成するチャンネル状の枠部材2を、それぞれ組み付けて形成してある。また、前記各枠部材2を組み付けた状態で上下または左右に対向する各枠部材2どうしの対向部分には、前記板ガラスHの周縁部を嵌め込んで取り付けるための嵌め込み用溝3を各別に形成してある。従って、板ガラスHをサッシュ1に取り付けるには、板ガラスHを、その周縁部が前記嵌め込み用溝3に位置するよう嵌め込んだり、又は、周縁部が前記嵌め込み用溝3に位置する状態に各枠部材2を組み付けることによって実施することができる。
尚、下辺部の枠部材2には、前記溝3内に、板ガラスHを載置自在なセッティングブロックBを配置してある。
【0011】
前記板ガラスHは、図2に示すように、複数のスペーサ4を介して厚み方向に一対のガラス板5A・5Bを並設し、両ガラス板5A・5Bの外周縁部にわたって密閉シールS2を設けると共に、両ガラス板5A・5B間の空間を減圧状態にして構成してある。
そして、前記サッシュ1と前記板ガラスHとの間に介在した状態で前記板ガラスHを前記サッシュ1に対して弾性的に保持自在な板ガラス保持部材6を、前記板ガラスHの全周に設けて構成してある(図4参照)。
【0012】
前記板ガラス保持部材6を説明すると、図1〜3に示すように、軟質樹脂(塩化ビニル樹脂やサーモプラスチックエラストマー、クロロプレン、エチレンプロピレンゴム(EPDM)のショアA硬度60〜75度程度のもの)製で、板ガラスHの周縁部を受入自在な凹溝部8を備える(断面形状が概ね「U」字型形状)と共にサッシュ1に嵌め込み自在に形成してある保持部材本体6aと、前記凹溝部8に前記板ガラスHを受け入れた状態での前記板ガラスHの表裏面と前記保持部材本体6aとの間に弾性変形自在に介在する軟質保持部6bとを、一体的に設けて構成してある。
【0013】
前記保持部材本体6aは、前記凹溝部8の底にあたる凹溝底部9を、前記板ガラスHの幅寸法に合わせて幅狭に形成すると共に、前記凹溝底部9より凹溝開口部側を前記凹溝底部9より幅広に形成してある。従って、サッシュ1の溝3に底部9から進入させる際に、保持部材本体6aの両側部と、溝3周縁部との間に余裕を持たせた状態で実施することができ、効率よくスムースにサッシュ1へ填めることが可能となる。
また、保持部材本体6aの凹溝開口縁部の外側には、前記サッシュ1の嵌め込み用溝3の両縁部に対してそれぞれ係止自在な一対の弾性張出係止部17を各別に設けてあり、前記凹溝部8に板ガラスHを位置させた状態で、保持部材本体6aごとサッシュ1に填めることによって、前記弾性張出係止部17を前記サッシュ1の溝両縁部に係止して、所定の位置関係に支持することが可能となる。
一方、板ガラスHの周縁部に前記凹溝底部9が嵌合することによって、相互の姿勢が安定し易く、板ガラスHに対する板ガラス保持部材6の取付状態を、より安定化することができる。更には、凹溝底部9には、板ガラス保持部材6と板ガラスHとの間から浸入した水を逃がすための複数の水抜き穴11を、長手方向に間隔をあけて設けてある。
【0014】
前記軟質保持部6bは、前記凹溝部8に受け入れる前記板ガラスHを弾性変形力によって挟持する一対の挟持部12を、前記保持部材本体6aの両側壁部の内側へ設けて構成してある。
前記挟持部12は、前記凹溝部8に受け入れる前記板ガラスHに弾性的に接当自在な溝開口側ヒレ部13と、溝底側ヒレ部14と、それら両ヒレ部13・14どうしを繋ぐ連結ヒレ部15とを備えた接当部16の二つを、前記凹溝部8の溝幅方向に積層して、分離自在に構成してある。
従って、厚みの小さな板ガラスHに填めて使用する場合には、図2に示すように、各接当部16をそのままの状態で使用し、厚みの大きな板ガラスHに填めて使用する場合には、図5・6に示すように、凹溝部幅中央側の何れか一方(又は両方)の接当部16aを剥ぎ取ることによって、その裏に連なっている別の接当部16bが板ガラスHに接当できる状態となり、色々な厚みの板ガラスHを対象とすることができる。
また、前記両接当部16a・16bの隣接する各溝開口側ヒレ部13どうし、及び、隣接する各溝底側ヒレ部14どうしは、それぞれ延長線上に配置してある。そして、各溝開口側ヒレ部13どうしの延長線と、各溝底側ヒレ部14どうしの延長線とは、板ガラスH表面に対して逆の勾配なるように、溝開口側ヒレ部13と溝底側ヒレ部14とを配置してある。従って、サッシュ1に板ガラスHを填めた状態で、板ガラスHの厚み方向に外力(例えば風圧)が作用した場合に、溝開口側ヒレ部13と溝底側ヒレ部14とがうける力のベクトルが逆方向に作用することになり、前記接当部16が板ガラスHの面方向(凹溝部の深さ方向)に沿って移動し難くでき、安定姿勢を保った状態に弾性支持することが可能となる。
因みに、16bの接当部については、前記保持部材本体6aの凹溝底部9に支持させる支持ヒレ部18を、前記連結ヒレ部15の延長線上に設けてあり、各接当部16a・16bが、板ガラスHの面方向(凹溝部の深さ方向)に沿って移動し難くでき、安定姿勢を保った状態に弾性支持できるように構成してある。
【0015】
以下に、板ガラス保持部材6の設置手順の一例について説明する。
[1] 対象とする板ガラスHの外周寸法に合わせて切断した板ガラス保持部材6を、図4に示すように、板ガラスHの外周縁部に填める。即ち、両接当部16が、板ガラスHの表裏面に各別に接当する状態に填め付ける。この際、板ガラスHの角部分に相当する部分は、板ガラス保持部材6の底部分のみに、切り込みを入れておき、その部分で屈曲する状態に設置する。
[2] 板ガラス保持部材6を装着した板ガラスHの縁部を、サッシュ1の溝3内に押し込む(図2・6参照)。
この操作に伴って、サッシュ1の溝縁部に、前記弾性張出係止部17が係止し、所定深さの嵌合状態に填めつけることができる。
【0016】
〔別実施形態〕
以下に別実施形態を説明する。
【0017】
〈1〉 前記板ガラスは、先の実施形態で説明した二枚のガラス板5A,5Bを備えた真空ガラスに限るものではなく、例えば、単なる複層ガラスや、合わせガラスであったり、三枚以上のガラス板を備えた複層ガラスや真空ガラスで構成してあるものであってもよい。また、全部又は一部のガラス板が、例えば、熱線吸収、紫外線吸収や熱線反射(遮熱用を含む)等の機能を備えたものや、網入りや強化処理等を施したもので構成してあってもよい。勿論、単一のガラス板で構成してあるものであってもよい。
〈2〉 前記板ガラス保持部材6は、先の実施例で説明した形状や材質に限定されるものではなく、例えば、保持部材本体のすべて、又は一部が、軟質保持部より硬い材質で構成してあるものであってもよい。
この場合は、板ガラス保持部材全体とした保形性を、先の実施形態のものより向上させることが可能となる。
また、材質は、軟質ゴム等であってもよい。
〈3〉 前記板ガラス保持部材6は、先の実施形態で説明したように、二対の接当部を備えたものに限るものではなく、例えば、一対の接当部、又は、三対以上の接当部を備えたものであってもよい。又、支持ヒレ部18は、各接当部16に各別に設けてあってもよい(図7参照)。
〈4〉 前記枠体は、先に説明したアルミニウム製のものに限定されるものではなく、例えば、鉄製や、ステンレス鋼製のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の板ガラス保持部材の断面図
【図2】板ガラスの取付状況を示す断面図
【図3】板ガラス保持部材の要部斜視図
【図4】板ガラス保持部材の取付状況を示す正面図
【図5】実施形態の板ガラス保持部材の断面図
【図6】板ガラスの取付状況を示す断面図
【図7】別実施形態の板ガラス保持部材の断面図
【図8】従来の板ガラス保持部材の断面図
【符号の説明】
1 板ガラス取付用枠体
6a 保持部材本体
6b 軟質保持部
8 凹溝部
9 凹溝底部
13 溝開口側ヒレ部
14 溝底側ヒレ部
15 連結ヒレ部
16 接当部
18 支持ヒレ部
H 板ガラス

Claims (3)

  1. 板ガラスの周縁部を受入自在な凹溝部を備えた保持部材本体を、板ガラス支持用枠体に嵌め込み自在に形成し、前記凹溝部に前記板ガラスを受け入れた状態での前記板ガラスの表裏面と前記保持部材本体との間に弾性変形自在に介在する軟質保持部を、前記保持部材本体と一体的に設け、前記軟質保持部を構成するに、前記凹溝部に受け入れる前記板ガラスに弾性的に接当自在な溝開口側ヒレ部と、溝底側ヒレ部と、それら両ヒレ部どうしを繋ぐ連結ヒレ部とを備えた接当部を設け、前記接当部の複数を、前記凹溝部の溝幅方向に積層して分離自在に配列してある板ガラス保持部材であって、
    前記凹溝部内で、前記接当部を前記保持部材本体の凹溝底部に支持させる支持ヒレ部を設けてある板ガラス保持部材。
  2. 複数の前記接当部における隣接する各溝開口側ヒレ部どうし、及び、隣接する各溝底側ヒレ部どうしは、それぞれ延長線上に配置してある配置してある請求項1に記載の板ガラス保持部材。
  3. 前記支持ヒレ部は、前記連結ヒレ部の延長線上に配置してある請求項1又は2の何れかに記載の板ガラス保持部材。
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