JP4079309B2 - ノズル加工装置及びノズル加工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に、インクジェット記録装置に用いられるインクジェットヘッドのノズルの加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置においては、インクジェットヘッドのノズル形成部材に形成された微小なノズルよりインク滴を吐出させて記録を行うため、ノズルの形状及び位置の精度が記録品質に大きな影響を及ぼす。例えば、ノズルの位置ずれは、記録用紙に対するインク滴の飛着位置ずれに直結するため、限りなくゼロに近づけることが求められる。インク滴の位置ずれを発生させる要因は、これ以外にも、インク滴の噴射曲がり、噴射速度のバラツキなど多くのものがある。そのような要因がいくつか積み重なってしまうことが十分考えられるため、個々の要因は極力影響がないようにしなければならない。
【0003】
インクジェットヘッドのノズル加工方法としては、ノズル形成部材にマスクを通過させたレーザビームを照射し、マスクのパターンに対応したノズルをノズル形成部材に形成する方法が知られている。例えば、特開平10−146981号、特開平10−146982号、特許第2914146号の各号公報には、プレート材の一面又は両面に粘着部材を貼着した状態でレーザ照射を行ってノズルを加工し、その後に粘着部材を剥離するノズル加工法が記載されている。また、特開平10−156573号公報には、ワークに酸素ガスとヘリウムガスの混合ガスを吹き付ける構成の、インクジェットのノズル加工のためのエキシマレーザ加工装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ノズルが形成されたノズル形成部材は、ノズル支持部材に一体的に組み付けられてインクジェットヘッドを構成することになるが、このノズル支持部材にはインク加圧室とノズルとを連通させるためのノズル連通口がノズルに対応して設けられる。このノズル連通口とノズルの同心度の精度も重要であり、その中心がずれていると、インクの流れの影響でインク滴の噴射曲がりが発生する。よって、ノズル加工にあたっては、ノズルとノズル連通口との同心度についても高い精度が要求される。
【0005】
したがって、本発明の1つの目的は、ノズルとノズル連通口の同心度精度も含めてノズルの位置精度が高いインクジェットヘッドを実現するためのノズル加工方法及び装置を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、ノズルとノズル連通口の同心度精度も含めてノズルの位置精度が高く、高品質の記録が可能なインクジェットヘッドと、それを使用して高品質記録を行うインクジェット記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、加工テーブルにセットされたワークに対し、マスクを通過させたレーザビームを照射することにより、前記マスクのパターンに対応した複数のノズルを同時に前記ワークに形成するノズル加工装置であって、前記ワークに設けられた複数のアライメントマークの中心を結ぶ方向を認識する手段と、前記加工テーブルの移動方向を認識する手段と、前記ワーク上に投影される前記マスクのパターンの配列方向を認識する手段と、認識された前記3つの方向を平行に調整する手段とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のノズル加工装置において、前記3つの方向を平行に調整する手段は、前記ワークをレーザビームの光軸方向周りに所要角度だけ回転させるための手段と、前記マスクをレーザビームの光軸方向周りに所要角度だけ回転させる手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、複数のノズル連通口及び前記ノズル連通口の配列方向と同一方向に並べられた複数のアライメントマークを有するノズル支持部材と、ノズル形成部材とを接合してなるワークを加工テーブルにセットし、前記アライメントマークの中心を結ぶ方向、前記加工テーブルの送り方向及びマスクのパターン配列方向の平行出しを自動的に行い、ってマスクを通過させたレーザビームを前記ワークに照射することにより、マスクのパターンに対応した複数のノズルを前記ノズル形成部材に同時に形成するノズル加工方法を特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のノズル加工方法において、前記アライメントマークの形状及び大きさのうちの少なくとも一方を前記ノズル連通口と異ならせることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3記載のノズル加工方法において、前記ノズル支持部材の前記ノズル連通口配列方向の両端部近傍に前記アライメントマークを設けることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図5を参照し、本発明によるノズル加工方法及び装置について説明する。
【0012】
本発明のノズル加工方法においては、図1に示すように、ノズル加工前のノズル形成部材105とノズル支持部材101とを接合した状態でノズル加工が行われる。ノズル形成部材105とノズル支持部材101とは例えば薄層接着剤107により接合される。ノズル支持部材101は金属、樹脂材料又はシリコン等で形成される。ノズル形成部材105は例えば樹脂フィルムである。
【0013】
一実施例によれば、ノズル形成部材105は厚さ25μmのポリイミドフィルムである。薄層接着剤107は、ノズル形成部材105の液室側の面(インク滴吐出面と反対側の面)に厚さ4μmで塗布されたポリイミド系接着剤である。
【0014】
ノズル支持部材101には、インクジェットヘッド側のインク加圧室とノズル形成部材105のノズル106とを連通させるためのノズル連通口102が予め形成されている。ノズル連通口102はノズル径よりやや大きい。ノズル支持部材101には、加工時の位置合わせのためのアライメントマークも予め形成されている。
【0015】
一実施例によれば、ノズル支持部材101には、図2に示すように、前記のノズル連通口102が千鳥状に2列に配列されている。各ノズル連通口102は例えば70ミクロン径の円形穴である。ノズル連通口102の個数は、例えば、各列に192個、2列で384個である。ノズル連通口102の配列ピッチは例えば169μmである。ノズル支持部材101には、図示のように、各ノズル連通口102に隣接して長孔103も形成されている。この長孔103は、インクジェットヘッドのインク流路に対応するもので、例えば65μm×600μmの大きさである。ノズル支持部材101のノズル連通口配列方向の両端部近傍に、前記のアライメントマーク104が形成されている。両側のアライメントマーク104の中心を結ぶ線の方向(中心線方向)と、各列のノズル連通口102の中心を結ぶ線の方向とは正確に平行とされている。
【0016】
なお、アライメントマーク104の認識を容易にするため、アライメントマーク104の大きさ及び/又は形状をノズル連通口102と異ならせるのが好ましい。例えば、図3に示すような四角形や三角形のアライメントマーク104とすることも可能である。
【0017】
本発明のノズル加工方法においては、このようなノズル形成部材105とノズル支持部材101の接合体をワークとして、レーザビーム(例えばエキシマレーザビーム)を用いてノズル加工が行われる。より具体的には、ノズルに対応したパターンを持つマスクを通過させたレーザビームを、ノズル支持部材101側からノズル連通口102の中心に位置合わせして照射することにより、ノズル形成体105にノズル106を1個ずつ又は複数個同時に形成する。位置合わせを高精度に行うことにより、高い位置精度でノズル106を形成することができる。また、ノズル形成部材105とノズル支持部材101とを接合した状態でノズル加工を行うため、ノズル連通口102との同心度が極めて高いノズル106を形成できる。ちなみに、ノズル支持部材101と分離した状態でノズル加工を行う場合には、高い位置精度でノズル加工を行ったとしても、加工後のノズル形成部材105をノズル支持部材101と接合する際の位置誤差のために、ノズル106とノズル連通口102の同心度精度の悪化が生じやすい。本発明のノズル加工方法によれば、そのような不都合を回避できる。
【0018】
以上説明した本発明のノズル加工方法の実施例では、ノズル支持部材はインクジェットヘッドのインク加圧室及びインク流路を形成するための流路部材とは独立した部材であった。しかし、インクジェットヘッドの構成によっては、ノズル支持部材は流路部材と一体化される。この場合、ノズル連通口及びアライメントマークは流路部材に形成されることになる。
【0019】
図4は本発明によるノズル加工装置の一例を説明するための概略構成図である。このノズル加工装置によれば、本発明のノズル加工方法を効率的に実施することができる。
【0020】
このノズル加工装置の基本的構成は、レーザー発振器181から射出されるエキシマレーザビーム182をミラー183、ビームエキスパンダ184、ミラー185、マスク194、フィールドレンズ187、ミラー188、結像光学系189を経て加工テーブル190上のワークWに照射するというものである。加工テーブル190は、周知のXYZテーブル等であり、必要に応じてワークWを移動し所望の位置にレーザビームを照射させることができる。マスク194に形成された形状は所望の倍率で縮小され、その像がワークWに結像する。このような基本的構成は、例えば特開平10−146982号公報に記載されているように公知である。
【0021】
ここに示す本発明のレーザ加工装置においては、加工テーブル190にワークWのレーザビーム光軸方向周りの回転角度を調整するためのθテーブル191が取り付けられ、ワークWはこのθテーブル191上に載置固定される。なお、このθテーブル191は、必ずしも加工テーブル190と独立したものである必要はなく、加工テーブル190と一体化することも、換言すれば、θテーブル191の機能を加工テーブル190に組み込むことも可能であることは当然である。
【0022】
また、マスク194を保持するためのマスクホルダ180は、レーザビームと垂直な面上で直交する2方向へのマスク位置を調整するためのXYテーブル192と、マスク194のレーザビーム光軸方向周りの回転角度を調整するためのθテーブル193とから構成されている。なお、XYテーブル192とθテーブル193は、光路をさえぎるかのように図示されているが、レーザビームの通過を妨げない構造であることは当然である。マスク194には例えば96個の所定径の円形状がパターニングされており、この96個のパターンの並びが加工テーブル190の移動方向とほぼ平行となるように位置付けられている。
【0023】
また、加工テーブル190の近傍に、ワークWを撮像するための撮像装置195が配設されている。
【0024】
150はノズル加工装置の制御・操作のための制御装置である。この制御装置150は、例えば、ワーク用の加工テーブル190及びθテーブル191、マスク用のXYテーブル192及びθテーブル193、ならびにレーザ発振器181を駆動するための駆動回路部151と、この駆動回路部151の制御や、そのためのデータ処理など行うための制御部152から構成される。ここに示す例では、制御部152はCPU153、RAMやROMなどからなるメモリ154、キーボードなどの入力装置156、ディスプレイ155、外部とのインターフェース157〜160などから構成されており、メモリ154にロードされたプログラムに従って動作する。
【0025】
次に、このノズル加工装置によるノズル加工手順の一例について、図5に示すフローチャートに沿って説明する。ここに説明するノズル加工手順は、本発明のノズル加工方法の一実施例でもある。
【0026】
ステップS1:ワーク用θテーブル191の上にダミーサンプルを載置し、また、マスクホルダ180にマスク194をセットする。作業者は入力装置156より初期設定動作を指示する。制御部152は、レーザ発振器81よりレーザビーム182を出射させ、ダミー加工を行わせる。制御部152において、撮像装置195より入力される画像データから、ダミーサンプル上のダミー加工孔の並び方向を認識し記憶する。すなわち、このノズル加工装置は、ワークW(この段階ではダミーサンプル)上に投影されるマスク194のパターンの配列方向を自動的に認識する手段を備えている。
【0027】
ステップS2:制御部152は、加工テーブル190をノズル加工時のノズル配列方向ヘ移動させ、この移動中に撮像装置195により撮像された画像データを取り込む。制御部152において、入力された複数時点の画像データから、ダミー加工孔などを利用して、ダミーサンプル上のある一点の移動軌跡を検出することにより、加工テーブル移動方向を認識し記憶する。このように、このノズル加工装置は加工テーブル移動方向を自動的に認識する手段を備えている。
【0028】
ステップS3:制御部152は、ステップS1で認識したダミー加工孔の並び方向と、ステップS2で認識した加工テーブル移動方向の差を計算し、その差がゼロとなるように、マスク用θテーブル193を必要角度、必要向きに回転させる。以上により、マスク194のパターン配列方向と加工テーブル190の移動方向との平行出しがなされた。すなわち、このノズル加工装置は、マスクパターン配列方向と加工テーブル移動方向との平行出しを自動的に行う手段を備えている。
【0029】
ステップS4:制御部152は、再度ダミー加工を行わせ、撮像装置195より入力された画像データから、ダミー加工された1個目の孔の中心位置、換言すれば対応したレーザビームの照射位置を認識し記憶する。
【0030】
ここまでは初期設定手順であり、マスク194を交換したり、ノズル加工装置の電源を切断した場合などに一回だけ行えばよい。以下のステップは、実際のワークに対するノズル加工のための手順である。
【0031】
ステップS5:図1乃至3を参照して説明したようなノズル支持部材とノズル形成部材とを接合してなるワークWを、ノズル支持部材側を上にしてワーク用θテーブル191に載置固定する。この時に、図示しない載置ガイドなどを利用し、ノズル支持部材のノズル連通口の中心線が、ノズル加工時のノズル列方向ヘの加工テーブル190の移動方向と概略平行になるようにワークWの向きを調整する。
【0032】
ステップS6:制御部152は、撮像装置195より入力される画像データから、ワークWのノズル支持部材の両端部に形成された複数のアライメントマークの中心位置を認識して記憶し、またアライメントマーク中心線方向を割り出し記憶する。すなわち、このノズル加工装置は、ワーク上のアライメントマークの中心線方向を自動的に認識する手段を備えている。なお、図3に関連して説明したように、アライメントマークの大きさ及び/又は形状をノズル連通口と異ならせると、アライメントマークとノズル連通口との識別が容易になるため、アライメントマークの認識のための手段を簡易化できる利点がある。また、図2に関連して説明したように、ノズル支持体のノズル連通口配列方向の両端部近傍にアライメントマークを設けると、アライメントマークの間隔を十分大きくとることができるため、アライメントマーク中心線方向の認識精度を上げることができ、したがって、次ステップにおける平行出しの精度も向上する。
【0033】
ステップS7:制御部152は、ステップS2で認識した加工テーブル移動方向と、ステップS6で認識したアライメントマーク中心線方向との差を計算し、その差がゼロとなるように、ワーク用θテーブル191を必要角度、必要向きに回転させる。すなわち、このノズル加工装置は加工テーブル移動方向とアライメントマーク中心線方向の平行出しを自動的に行う手段を備える。
【0034】
かくして、マスク194のパターン配列方向、加工テーブル移動方向、ワークWのノズル支持部材上のアラインメントマーク中心線方向すなわちノズル連通口の配列方向の平行出しができたことになる。このような平行出しを行うことにより、高い位置精度で多数のノズルの同時加工が可能となる。
【0035】
なお、ここに説明する手順においてはマスクパターン配列方向と加工テーブル移動方向との平行出しを初期設定段階(ステップS3)で行っているが、この平行出し操作をステップS5以降で行うことも可能である。ただし、初期設定段階で行うほうが合理的である。
【0036】
ステップS8:制御部152は、ステップS6で認識したアライメントマークの中心位置をステップS7での回転角度に対応して修正した位置を基準として、ワークWのノズル支持部材の1個目のノズル連通口の中心を、ステップS4で認識した1個目のノズルに対応したレーザビーム照射位置と一致させるように、加工テーブル190を移動させる。前段階で前述した精密な平行出しが行われているため、当該ステップの位置決めにより、複数個(この例では96個)のノイズ連通口の中心と対応したレーザビームの中心が精密に位置合わせされる。
【0037】
なお、制御部152において、撮像装置195より入力した画像データから改めてアライメントマークの中心位置を認識し、その位置を基準として位置合わせを行ってもよい。この場合には、ステップS6においてアライメントマークの中心位置を記憶する必要はない。このような構成のノズル加工装置も本発明に包含される。
【0038】
また、ディスプレイ155の画面に、ワークWの拡大画像と、1個目のノズルに対応したレーザビーム照射位置とを表示させつつ、作業者が、そのレーザビーム照射位置と1個目のノズル連通口中心位置とを接近させるように、入力装置156により制御部152に対し加工テーブル190の移動指示を入力することにより、粗い位置調整を行う。その後、制御部152において1個目のノズル連通口の中心位置を認識し、その位置とレーザビーム照射位置との精密な位置合わせを行うような構成とすることも可能である。このような構成のノズル加工装置も本発明に包含される。
【0039】
ステップS9:制御部152は、ノズル加工のためのレーザ発振器181の駆動を行わせ、ノズル加工を行わせる。この時の加工条件は、例えば200(pulse/sec)、200ショット、エネルギー密度0.8J/cm^2である。この例では、1回の加工動作で96個のノズルが形成される。前述のような精密な平行出しが行われているため、1個のノズルについて位置決めを行うだけで、96個のノズル全てについて精密に位置決めすることができる。すなわち、96個のノズルとノズル連通口の中心を精密に一致させることができる。
【0040】
例えば、図2に示したような1列192個のノズルを2列形成する場合には、加工動作を4回繰り返すことになる。この場合、例えば、制御部152は、1回目の加工動作で96個のノズルを形成した後、ノズル96個のピッチ分だけノズル列方向に加工テーブル190を移動させ(ステップS10)、同じ列上の残りの96個のノズルの加工を行わせる(ステップS9)。次に、加工テーブル190をノズル列間隔分だけノズル列と直交方向へ移動させ(ステップS10)、次列の96個のノズルの加工を行わせる(ステップS9)。続いて、ノズル96個のピッチ分だけ加工テーブル190をノズル列方向へ逆向きに移動させ(ステップS10)、残りの96個のノズルの加工を行わせる(ステップS9)。
【0041】
前述のような精密な平行出しによって、このような単純な加工テーブル送りとレーザ照射により多数個、複数列のノズルを高い位置精度で効率的に加工することができる。
【0042】
このようにして1つのワークWに対するノズル加工を完了すると、新しいワークWと交換し(ステップS5)、ステップS6以降の手順によりノズル加工を行う。
【0043】
なお、複数個のノズル支持部材をシート状に連結し、それにノズル形成部材となる樹脂フィルムなどを接合したワークに対してノズル加工を行うことも可能である。この場合、1つのワークに対してはステップS6〜S8の手順は1回だけでよいため、複数ヘッド分のノズル加工を連続してより効率的に行うことができる。
【0044】
次に、図6乃至図9を参照して本発明のノズル加工方法によるインクジェットヘッドの一例について説明する。図6はインクジェットヘッドの概略分解斜視図、図7は同ヘッドのノズル列配列方向と直交する面で切断した概略断面図、図8は同ヘッドのノズル配列方向と直交する面で切断した要部断面図、図9は同ヘッドのノズル配列方向と平行な面で切断した部分拡大断面図である。
【0045】
このインクジェットヘッドは、例えばシリコン基板(単結晶シリコン基板、多結晶シリコン基板、SOI基板など)を用いて形成された流路板41と、この流路板41の下面側に接合されたシリコン基板、パイレックスガラス基板、セラミックス基板などからなる電極基板42と、流路板41の上面側に接合されたノズル板43とを備え、これら部材間に、ノズル板43のインク滴吐出用ノズル44と連通するインク加圧室46、各インク加圧室46にインク供給路を兼ねた流体抵抗部47を介して連通する共通液室流路48が形成される。
【0046】
ノズル板43はインク滴吐出のための多数のノズル44が2列に配列されたもので、そのインク滴吐出面には撥水処理が施されている。図8及び図9に見られるように、ノズル板43は、ノズル形成部材62とノズル支持部材61とが接合された構造であり、図1乃至図5に関連して説明した本発明のノズル加工方法によって、両部材が接合された状態でノズル形成部材62にノズル44が形成されている。よって、ノズル44をインク加圧室46と連通させるためにノズル形成部材62側に形成されているノズル連通口と、ノズル44との同心度は極めて高い。したがって、ノズル44とノズル連通口との中心ずれによる噴射曲がりは極めて小さい。図示されていないが、ノズル形成部材62には、ノズル加工の際に利用されるアライメントマークが形成されている(図2参照)。このノズル板43は流路基板41に接着剤にて接合される。
【0047】
流路板41はインク加圧室46となる凹部を有し、その底面側には第1電極を兼ねる振動板50が形成されている。ノズル板43は流体抵抗部47となる溝を有する。流路板41と電極基板42には共通液室流路48となる貫通部が形成されている。
【0048】
流路板41は、例えば単結晶シリコン基板を用いて作られる。この場合、単結晶シリコン基板の下面側に予めボロンを振動板50の厚さに注入することによりエッチングストップ層となる高濃度ボロン層を形成しておき、電極基板42と接合した後に、上面側よりKOH水溶液などのエッチング液を用いてインク加圧室46となる凹部を異方性エッチングすることにより流路板41を形成することができる。このエッチング時に高濃度ボロン層がエッチングストップ層となって振動板50が高精度に形成される。また、多結晶シリコンで振動板50を形成する場合には、流路板上に振動板となる多結晶シリコン薄膜を形成する方法とするか、あるいは、予め電極基板42を犠牲材料で平坦化し、その上に多結晶シリコン薄膜を成膜した後、犠牲材料を除去する方法とすることもできる。
【0049】
なお、振動板50に電極膜を別途形成してもよいが、この例では上述したように不純物の拡散などによって振動板50に電極を兼ねさせるようにしている。また、振動板50の電極基板42側の面に絶縁膜を形成することもできる。この絶縁膜としてはSiO等の酸化膜系絶縁膜、Si等の窒化膜系絶縁膜などを用いることができる。この絶縁膜の成膜には、振動板表面を熱酸化して酸化膜を形成する方法や、他の成膜手法を用いることができる。
【0050】
さらに、流路板41には図示しないが共通電極が設けられている。この共通電極は、例えばAl等の金属をスパッタしてシンタリング(熱拡散)することにより形成され、半導体基板よりなる流路板41とオーミック接触する。
【0051】
また、電極基板42に酸化膜層42aが形成されている。この酸化膜層42aの部分に凹部54が形成され、この凹部54の底面に振動板50に対向する第2の電極55が形成されている。振動板50と電極55は、所定のギャップ56(ギャップ幅は例えば0.2μm)を介して対向し、静電アクチュエータを構成する。なお、電極55の表面にはSiO膜などの酸化膜系絶縁膜、Si膜などの窒化膜系絶縁膜からなる電極保護膜57が成膜されている。なお、電極保護膜57を形成せず、振動板50側に絶縁膜を形成してもよい。
【0052】
流路板41と電極基板42とは接着剤を用いて接合することも可能であるが、より信頼性の高い物理的な接合方法、例えば電極基板42がシリコンで形成される場合には酸化膜を介した直接接合法を用いることができる。この直接接合は1000℃程度の高温化で実施される。また、電極基板42がガラスの場合には陽極接合を行うことができる。電極基板42をシリコンで形成して陽極接合を行う場合には、電極基板42と流路板41との間にパイレックスガラスを成膜し、この膜を介して陽極接合を行うこともできる。さらに、流路板41と電極基板42にシリコン基板を使用して金等のバインダーを接合面に介在させた共晶接合で接合することもできる。
【0053】
また、電極基板42の電極55としては、半導体素子の形成プロセスで一般的に用いられるAl、Cr、Ni等の金属材料や、Ti、TiN、W等の高融点金属、または不純物により低抵抗化した多結晶シリコン材料などを用いることができる。電極基板42をシリコンウエハで形成する場合には、電極基板42と電極55との間には絶縁層(上述した酸化膜層42a)を形成する必要がある。ただし、電極基板42としてガラス等の絶縁性材料を用いる場合には、電極55との間に絶縁層を形成する必要はない。
【0054】
また、電極基板42にシリコン基板を用いる場合、電極55としては不純物拡散領域を用いることができる。この場合、拡散に用いる不純物としてシリコン基板の導電型と反対の導電型を示す不純物を用い、拡散領域周辺にpn接合を形成して電極55と電極基板42とを電気的に絶縁する。
【0055】
このインクジェットヘッドでは、ノズル44が二列に配列され、各ノズル44に対応してインク加圧室46、振動板50、電極55なども二列に配列され、各ノズル列の中央部に共通液室流路48を配置して、左右のインク加圧室46にインクを供給する構成を採用している。これにより、簡単な構成で多数のノズルを有するマルチノズルヘッドを実現できる。
【0056】
インクジェットヘッドの電極55は外部に延設されて電極パッド部55aとなる。この電極パッド部55aには、ヘッド駆動回路であるドライバIC60が搭載されたFPCケーブル61が異方性導電膜などを介して接続される。電極基板42とノズル板43との間は、図7に示すようにエポキシ樹脂等の接着剤を用いたギャップ封止剤62にて気密封止される。
【0057】
このようなインクジェットヘッドは、フレーム部材65に接着剤で接合される。このフレーム部材65には、共通液室流路48に外部よりインクを供給するためのインク供給穴66が設けられている。FPCケーブル61等はフレーム部材65に形成した穴部67に収納される。撥水性を有するノズル板43の表面のインクが電極基板42やFPCケーブル61等に回り込むことを防止するため、フレーム部材65とノズル板43との間は図7に示すようにエポキシ樹脂等の接着剤を用いたギャップ封止剤68にて封止される。フレーム部材65にはインクカートリッジとのジョイント部材70が連結され、フィルタ71を介してインクカートリッジからインク供給穴66を通じて共通液室流路48にインクが供給される。
【0058】
このインクジェットヘッドの動作は次の通りである。振動板50を共通電極とし、電極55をノズル対応の個別電極として、振動板50と電極55との間にパルス電圧を印加すると、振動板50と電極55との間に発生する静電力によって振動板50が電極55側に変形変位する。その後、振動板50と電極55間の電荷の放電過程で振動板50が復帰変形して加圧室46内の圧力が上昇するため、ノズル44からインク滴が噴射される。前述のようにノズル44とノズル連通口の同心度は極めて高いため、その中心ずれによるインク滴の噴射曲がりは極めて小さい。
【0059】
なお、ノズル加工方法に関連して説明したように、ノズル支持部材61と流路板41とを一つの部材とすることもでき、そのような構成のインクジェットヘッドも本発明に包含される。また、ここに示したインクジェットヘッドは静電アクチュエータを用いる構成であるが、圧電素子からなるアクチュエータを用いる構成のインクジェットヘッドや、インク加圧室内のインクをヒーターで加熱沸騰させることによりインク滴を吐出させる構成のインクジェットヘッドも本発明に包含される。
【0060】
次に、本発明のノズル加工方法によるインクジェットヘッドを使用するインクジェット記録装置の一例について、図10及び図11を参照し説明する。図10はインクジェット記録装置の概略斜視説明図、図11は同装置の内部構成を説明するための概略断面図である。
【0061】
このインクジェット記録装置は、装置本体301の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ、それに搭載したインクジェットヘッド、このインクジェットヘッドにインクを供給するインクカートリッジ等で構成される印字機構部302等を収納し、装置本体301の下部には前方側から多数枚の用紙303を積載可能な給紙カセット(或いは給紙トレイ)304を抜き差し自在に装着することができ、また、用紙303を手差しで給紙するための手差しトレイ305を開倒することができ、給紙カセット304或いは手差しトレイ305から給送される用紙303を取り込み、印字機構部302によって所要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ306に排紙する。
【0062】
印字機構部302は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド311と従ガイドロッド312とでキャリッジ313を主走査方向(図11で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、このキャリッジ313にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための前述した構成の本発明によるインクジェットヘッド314を、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。キャリッジ313には、インクジェットヘッド314に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ315を交換可能に装着している。なお、各色のインク滴を吐出するためのノズルを有する1つのインクジェットヘッドを用いることも可能である。このような形式のインクジェットヘッドに対しても本発明を適用可能であることは明らかでいる。
【0063】
インクカートリッジ315は上方に大気と連通する大気口、下方にはインクジェットヘッド314へインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力によりインクジェットヘッド314へ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。
【0064】
ここで、キャリッジ313は後方側(用紙搬送方向下流側)を主ガイドロッド311に摺動自在に嵌装し、前方側(用紙搬送方向下流側)を従ガイドロッド312に摺動自在に載置している。そして、このキャリッジ313を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ317で回転駆動される駆動プーリ318と従動プーリ319との間にタイミングベルト320を張装し、このタイミングベルト320をキャリッジ313に固定しており、主走査モーター317の正逆回転によりキャリッジ313が往復駆動される。
【0065】
一方、給紙カセット304にセットした用紙303をヘッド314の下方側に搬送するために、給紙カセット304から用紙303を分離給送する給紙ローラ321及びフリクションパッド322と、用紙303を案内するガイド部材323と、給紙された用紙303を反転させて搬送する搬送ローラ324と、この搬送ローラ324の周面に押し付けられる搬送コロ325及び搬送ローラ324からの用紙303の送り出し角度を規定する先端コロ326とを設けている。搬送ローラ324は副走査モータ327によってギヤ列を介して回転駆動される。
【0066】
そして、キャリッジ313の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ324から送り出された用紙303をインクジェットヘッド314の下方側で案内する用紙ガイド部材である印写受け部材329を設けている。この印写受け部材329の用紙搬送方向下流側には、用紙303を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ331、拍車332を設け、さらに用紙303を排紙トレイ306に送り出す排紙ローラ333及び拍車334と、排紙経路を形成するガイド部材335,336とを配設している。
【0067】
記録時には、キャリッジ313を移動させながら画像信号に応じてインクジェットヘッド314を駆動することにより、停止している用紙303にインクを吐出して1行分を記録し、用紙303を所定量搬送後次の行の記録を行う。記録終了信号または、用紙303の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙303を排紙する。
【0068】
また、キャリッジ313の移動方向右端側の記録領域を外れた位置には、インクジェットヘッド314の吐出不良を回復するための回復装置337を配置している。回復装置はキャップ手段と吸引手段とクリーニング手段を有している。キャリッジ313は、印字待機中には回復装置337側に移動させられてキャッピング手段でインクジェットヘッド314のインク吐出口部分をキャッピングされ、吐出口部分を湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出することにより、全てのノズルのインク粘度を一定にし、安定した吐出性能を維持する。
【0069】
吐出不良が発生した場合等には、キャッピング手段でインクジェットヘッド314の吐出口部分を密封し、チューブを通して吸引手段でノズルからインクとともに気泡等を吸い出し、吐出口部分に付着したインクやゴミ等はシリコーンゴムなどの部材で拭うことにより除去され、吐出不良が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部に設置された廃インク溜(不図示)に排出され、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
【0070】
本発明のノズル加工方法によるインクジェットヘッドは、ノズルとノズル連通口の中心ずれによる噴射曲がりが少なく良好な噴射特性を有するため、これを用いたインクジェット記録装置によれば極めて高品質の画像記録が可能である。
【0071】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1乃至3記載の発明によれば、ノズル連通口との同心度が極めて高いノズル加工が可能である。特に、ノズル連通口との同心度精度も含め位置精度の高い多数のノズルを効率的に加工することができる。請求項4記載の発明によれば、アライメントマークの誤認識を確実に防止でき、また、その認識のための手段を簡易化することができる。請求項5記載の発明によれば、アライメントマーク中心線方向を高精度に認識して平行出し精度を高めることができ、したがって高い位置精度でノズル加工を行うことができる。その結果として、ノズルの位置精度がノズル連通口との同心度精度を含めて極めて高く、したがって高品質記録が可能なインクジェットヘッドを実現でき、該インクジェットを使用することで高品質の記録が可能なインクジェット記録装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるノズル加工方法を説明するための部分断面図である。
【図2】 ノズル支持部材の一例を示す一部破断平面図である。
【図3】 アライメントマークの形状の説明図である。
【図4】 本発明のノズル加工方法によるノズル加工装置の一例を示す概略構成図である。
【図5】 ノズル加工手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明によるインクジェットヘッドの一例を示す分割斜視図である。
【図7】 上記インクジェットヘッドのノズル列と直交する面で切断した概略断面図である。
【図8】 上記インクジェットヘッドのノズル列と直交する面で切断した要部断面図である。
【図9】 上記インクジェットヘッドのノズル列と平行な面で切断した部分拡大断面図である。
【図10】 本発明のノズル加工方法によるインクジェットを使用したインクジェット記録装置の一例を示す概略斜視図である。
【図11】 上記インクジェット記録装置の内部構成を説明するための概略断面図である。
【符号の説明】
41 流路板
43 ノズル板
44 ノズル
46 インク加圧室
61 ノズル支持部材
62 ノズル形成部材
101 ノズル支持部材
102 ノズル連通口
104 アライメントマーク
105 ノズル形成部材
106 ノズル
150 制御装置
180 マスクホルダー
181 レーザ発振器
182 エキシマレーザビーム
190 加工テーブル
191 θテーブル
192 θテーブル
193 XYテーブル
194 マスク
195 撮像装置
314 インクジェットヘッド

Claims (5)

  1. 加工テーブルにセットされたワークに対し、マスクを通過させたレーザビームを照射することにより、前記マスクのパターンに対応した複数のノズルを同時に前記ワークに形成するノズル加工装置であって、
    前記ワークに設けられた複数のアライメントマークの中心を結ぶ方向を認識する手段と、
    前記加工テーブルの移動方向を認識する手段と、
    前記ワーク上に投影される前記マスクのパターンの配列方向を認識する手段と、
    認識された前記3つの方向を平行に調整する手段と、
    を有することを特徴とするノズル加工装置。
  2. 請求項1記載のノズル加工装置において、前記3つの方向を平行に調整する手段は、前記ワークをレーザビームの光軸方向周りに所要角度だけ回転させるための手段と、前記マスクをレーザビームの光軸方向周りに所要角度だけ回転させる手段とを備えることを特徴とするノズル加工装置。
  3. 複数のノズル連通口及び前記ノズル連通口の配列方向と同一方向に並べられた複数のアライメントマークを有するノズル支持部材と、ノズル形成部材とを接合してなるワークを加工テーブルにセットし、前記アライメントマークの中心を結ぶ方向、前記加工テーブルの送り方向及びマスクのパターン配列方向の平行出しを自動的に行い、マスクを通過させたレーザビームを前記ワークに照射することにより、前記マスクのパターンに対応した複数のノズルを前記ノズル形成部材にノズルを同時に形成することを特徴とするノズル加工方法。
  4. 請求項3記載のノズル加工方法において、前記アライメントマークの形状及び大きさのうちの少なくとも一方を前記ノズル連通口と異ならせることを特徴とするノズル加工方法。
  5. 請求項3記載のノズル加工方法において、前記ノズル支持部材の前記ノズル連通口配列方向の両端部近傍に前記アライメントマークを設けることを特徴とするノズル加工方法。
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