JP4078913B2 - 非接触icタグを用いた電子くじシステム - Google Patents

非接触icタグを用いた電子くじシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触ICタグを用いた電子くじシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子くじシステムでは、その電子くじの非接触ICタグに固有の番号等の固有のくじ記号そのものをそのまま記憶させるのが一般的であった。
【0003】
しかし、その固有のくじ記号そのものをそのまま記憶させるのが一般的であったため不正手段が生じやすかった。
【0004】
具体的には、それぞれの非接触ICタグに固有のくじ記号をデットコピー等により、抽選を行なうことが可能であった。
【0005】
また、一回の抽選に複数の抽選番号で参加するというようなことも容易であった。
【0006】
特に抽選結果を忘れ易く、また当選の照合が容易でなく、容易なシステムとすると、その場合は照合ミスが多くなっていた。
【0007】
また、混信や妨害の問題もあり、トラブルが多い電子くじシステムであった。
【0008】
さらに、この様な問題点を起こさないシステムとしては、高価なシステムとなっていた。
【0009】
そこで、不正手段が介在しにくい、しかも安価な、優れた電子くじシステムを提供することが求められてきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、低コストで、不正手段が生じにくい電子くじシステムを提供することを目的とする。
【0011】
具体的には、それぞれの非接触ICタグに固有の番号等の固有のくじ記号を記憶させることなく、抽選を行なうことが可能であり、従ってくじの発行が低コストで済み、低コストの電子くじシステムを提供することが求められてきた。
【0012】
また、一回の抽選に複数の抽選番号で参加するというような不正手段が介在しにくい、優れた電子くじシステムを提供することが求められてきた。
【0013】
特に抽選結果を、前記リーダに電気通信回線を通じて送信するため、結果を見忘れにくく、またリーダで機械的に当選の照合を行なわせることも可能となり、その場合は照合ミスもなくなる。
【0014】
また、質問信号が周波数がホッピングされた信号であるため、混信や妨害に強く、トラブルの少ない電子くじシステムを提供することが可能となる。また、ブルートゥース対応の端末等、従来の端末を電子くじシステムに用いること求められてきたも可能となる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記課題を解決するために提供する技術として、請求項1では、信号送受信用のアンテナと、リーダと、リーダからのリーダが備える固有リーダ記号を含む質問信号を受信し、応答する応答信号をリーダに送信する回路とを備え、どのくじに属するかを示すくじ記号が記憶され且つ前記くじ記号と前記固有リーダ記号から演算し、固有くじ記号を得る演算数式が記憶されてなる非接触ICタグを用意する段階と、リーダから非接触ICタグに対し固有リーダ記号を含む質問信号を送信する段階と、
非接触ICタグが前記くじ記号と前記固有リーダ記号を前記演算数式で演算し、演算結果から前記固有くじ記号を得て、該固有くじ記号を含む前記応答信号をリーダヘ発信する段階と、
リーダが非接触ICタグから応答信号を受信する段階と、リーダからサーバに対して電気通信回線を通じて、前記応答信号から得られる固有くじ記号を送信する段階と、サーバが固有くじ記号をサーバー内に格納されている当選番号と照合し得られた抽選結果を電気通信回線を通じて前記リーダに送信する段階とからなる非接触ICタグを用いた電子くじシステムを提供するものである。
【0017】
また、請求項では、前記質問信号が、周波数がホッピングされた信号であることを特徴とする請求項記載の非接触ICタグを用いた電子くじシステムを提供するものである。
【0018】
以下、上記発明における用語説明を記載する。
【0019】
(1)信号送受信用のアンテナ
リーダからの質問信号を受信し、その信号に応答する信号を送信するためのアンテナ
【0020】
(2)非接触ICタグ
非接触ICタグは、非接触でデータの授受を行なうICタグのことである。
下記a、b、cを少なくとも備える。例:ICチップ上にアンテナを備えたもの。
a. 信号送受信用のアンテナ
b. 回路(リーダからの信号を受信し、その信号に応答する信号をリーダに送信する)
c. 記憶手段 例:メモリー
【0021】
(3)リーダ
リーダは利用者が場所を選ばすに用いることができるため、携帯型のものが好ましい。電気通信回線に無線接続可能なものであることが好ましい。電気通信回線に接続とは、例えば携帯電話と一体型になったリーダ、あるいは携帯電話にケーブルで接続可能なリーダのように、接続可能ものがあげられる。
【0022】
リーダはリーダ固有の情報である固有リーダ記号を備える。固有リーダ記号は、例えばリーダの製造番号や、製造番号とリーダ製造メーカーとの組み合わせ等があげられる。このような情報は本来リーダが備えている情報であり、本発明のくじシステムのために改めて用意する必要はないものである。
【0023】
そして、固有リーダ記号とくじ記号から固有くじ記号を得て、サーバに電気通信回線を通じて、送信する。固有くじ記号は、非接触ICタグからの応答信号、さらにリーダ内での演算等を経て固有くじ記号を得る
【0024】
この固有くじ記号は、抽選の対象となるくじ内で、与えられる固有の記号である。例えば、「平成14年度クリスマスくじ」の中では重複することなく、与えられる固有記号である。番号だけからなっても、アルファベット等の記号だけからなっても、それらの組み合わせでもよいのはもちろんである。 また、表示装置、音声出力装置を有し、抽選結果、例えば当選番号、あたりはずれ結果等を表示可能なようにすることが好ましい。表示装置がカラーであれば、あたりの場合に色を変える等の、より多くの種類の情報を表示させることができる。音声出力装置であれば、音声案内が可能となる。
【0025】
電気通信回線とは、電話回線や通信用ネットワーク回線があげられる。
リーダとして、例えばブルートゥース(登録商標)通信可能な携帯電話を用いることがあげられ、その場合、質問信号を周波数がホッピングされた信号で送信することが可能となる。また、応答信号を周波数がホッピングされた信号とすることもできる。
【0026】
(4)くじ記号
例えば、平成14年度クリスマスくじ、A株式会社新店舗オープン記念くじ、というように、抽選対象となるくじを特定するための記号である。番号だけからなっても、アルファベット等の記号だけからなっても、それらの組み合わせでもよい。
【0027】
抽選の対象となるくじには、おなじ記号が付与される。例えば、「平成14年度クリスマスくじ」には「11A1」、「A株式会社新店舗オープン記念くじ」には「55555」というような記号が与えられる。
【0028】
(5)質問信号
質問信号は、リーダが非接触ICタグに対して送信する信号である。非接触方式ICタグのデータを読み出す場合と、書込みを行なう場合の両方が考えられる。非接触方式ICタグにデータを書き込む場合には、書込むデータを含むことになる。
【0029】
例えば、最初に質問信号を送信した場合にその旨を書込み、以後は書込みを禁止することにより、より厳格な再使用禁止、という機能を持たせることも可能である。
【0030】
(6)応答信号
応答信号は、非接触ICタグが質問信号に応答して、リーダに対して送信する信号であり、非接触ICタグに記憶された情報を応答信号に含むことになる。
【0031】
非接触方式ICタグにデータを書き込む動作を含むことも可能であり、その場合には、書込むが完了した旨の信号を応答信号に含むことができる。
【0032】
応答信号は、非接触ICタグに記憶されたくじ記号をそのまま用いても、あるいはくじ記号を演算してその結果を応答信号としてもよく、その場合、下記の方法があげられる。
【0033】
それは、非接触ICタグに記憶されたくじ記号と質問信号を非接触ICタグ内に記憶された演算式で、非接触ICタグ内で演算して、応答信号とする方法
なお、具体的には、くじ記号と質問信号を加算あるいは減算する方法や、非接触ICタグに演算数式が記憶され、その演算式でくじ記号と質問信号を演算する方法があげられる。
【0036】
上述したような演算等により、最終的に固有くじ記号を得るものである。
【0037】
そして、この固有くじ記号をリーダから、サーバに対して電気通信回線を通じて送信することにより、リーダ所持者はくじに参加する意思を表示する。
【0038】
タグに入っている製造者や販売者のURLを、電気通信回線に無線接続可能なリーダで読取り、電気通信回線を通してWEBに接続することにより、さらに多くの量の情報、例えば、抽選日時や現在までの参加人数等、くじに関する情報をリーダが得ることもできる。
【0039】
(7)サーバ
サーバはくじに関する情報の管理を行なう。例えばリーダが読取った非接触ICタグからの応答信号を記憶する記憶手段、応答信号と照合するための当選番号等のデータ、そのデータと照合するための比較回路、参加者名簿を記憶しておく記憶手段、くじへ参加が行なわれた時に記憶手段のデータを更新し、必要に応じてそれらデータの演算を行なう演算手段、演算結果を出力する出力手段等を有している装置が考えられる。
【0040】
(8)抽選結果の送信
サーバは当選番号を決定する。そして、リーダに抽選結果を送信する。送信する抽選結果は、当選番号をそのまま通知しても、あるいは「あたり」又は「はずれ」という情報を通知してもよい。もちろんどのくじの抽選結果であるかがわかるように「A株式会社新店舗オープン記念くじ」というような情報と共に、さらには当選商品情報等の付加情報と共に送信してもよいことはもちろんである。
【0041】
(9)周波数がホッピングされた信号周波数がホッピングされた信号で、例えばブルートゥース(登録商標)通信方式に準拠した信号があげられる。
【0042】
周波数ホッピングされた信号であるのは、質問信号だけでもよい。その場合、応答信号は一定周波数の信号でよい。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明に係る非接触ICタグを用いた電子くじシステムの実施形態を、以下に説明する。
【0044】
次に、本発明を図1から図6に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0045】
図1は、本発明の電子くじシステムの全体動作説明図、図2は、本発明の非接触方式ICタグの動作説明図、図3は、リーダによる非接触方式ICタグによる電子くじシステムの動作説明図、図4は、リーダによる非接触方式ICタグによる電子くじシステムの非接触方式ICタグの動作を示す動作説明図、図5は、本発明の電子くじシステムで使用される非接触方式ICタグの平面説明図、図6は図5のX−X線断面説明図である。
【0046】
本発明のシステムの説明に先だって、本発明で使用される非接触方式ICタグを図5、図6に基づいて説明する。非接触方式ICタグ1は、非接触方式でデータの送受信を行うアンテナが設けられているアンテナ部2と情報記憶部を有するIC回路3を基材シート4内に内包している。
【0047】
なお、くじの種類によりその払い戻し期間等の条件等の表示が必要な場合は、その表面に印字可能な構成が求められ、また、必要に応じてこの基材シート4の表裏面にくじの条件を記載するために、シート5、6で挟持してなる上質紙または印刷適性をもたせた樹脂でサンドイッチされている構成が求められる場合がある。
【0048】
その場合の表面の印字部は、トナー印字適性を持たせるため各種樹脂や導電材による表面コートが施される場合が多い。
【0049】
例えば、ノンインパクトによるトナー印字の際、転写性を向上させるために導電材を塗工し、タグ表面の抵抗値を1.0×10の11乗オーム以下に設定したり、あるいは、トナーの定着性を向上させるために各種の樹脂を塗工し、アンカーコート層を形成することにより、トナーの印字適性を向上させることができる。
【0050】
また、表面には、耐熱インクを塗布してもよく、この耐熱インクのうち少なくとも黒インク等で印字欄や模様等が構成される場合は、カーボンレスインクで構成されてなるものである。
【0051】
これにより、タグ表面へのノンインパクト方式、例えば静電写真印刷によるトナー印字の際、黒印刷部の蓄熱を防止でき、IC回路3を熱圧からの影響が回避できる。この場合の耐熱インクは、紫外線(以下UVと称する)硬化インクが、使用されており、UVランプ等により乾燥されてなるもので、カード表面へのノンインパクトによるトナー印字の際、印字部のインクが溶けることなく安定した印字が行えるとともに、印字部の内面側のIC回路3を熱圧から保護できる。
【0052】
もちろん物品の種類等により、印字等が必要のない場合は、この様な工夫は不要である事は当然である。 次に、電子くじ処理に係る処理につき、いくつかの例を以下示す。
【0053】
なお、これらの例で、前記質問信号を周波数がホッピングされた信号、例えばブルートゥース通信の取り決めに従った信号を用いてもよいことはもちろんである。
【0054】
<処理例1>
図1、図2を用いて説明する。
【0055】
まず、図1を用いて、本発明の電子くじシステムの全体動作説明を行う。
【0056】
非接触方式ICタグ21には、予めくじ記号30が与えられ、内部にその情報を保持している。
【0057】
非接触方式ICタグ21は、信号送受信用のアンテナ22と、リーダ24からの質問信号25を受信して応答する応答信号26をリーダ24に送信する回路23とを備えている。
【0058】
リーダ24から質問信号25が発信されると、アンテナ22にて受信して回路23を流れる事で質問信号25にくじ記号30が組み込まれた上でアンテナ22に信号が送られ、応答信号26がアンテナ22から発信される。この応答信号26をリーダ24が受信すると、この応答信号26を把握する。
【0059】
そして、リーダ内の固有リーダ記号を応答信号の末尾に加えて固有くじ記号を得る。さらに、固有くじ記号はリーダ24外のサーバ27に参加信号28として送信される。
【0060】
ここで、参加信号28が、一つのくじに対して複数回の参加を図るために、複数回送られてきていないか、参加資格のないリーダから送られてきていないか、等の判断をサーバが行なえば、この時点で不正な参加信号は受け付けないようにすることができる。
【0061】
抽選が行なわれると、抽選結果29がリーダ24に送られる。
【0062】
また、図2を用いて、本発明の非接触方式ICタグのシステムの動作を、リーダの動作から見た場合の説明図を行う。
【0063】
またこの非接触方式ICタグ21は、くじ記号が予め用意101されていると同時に動作を開始し、リーダ24から発せられた質問信号25を受信する段階102と、非接触方式ICタグからの応答信号をリーダ24が受信する段階103とからなり、また、サーバ27に対しては参加信号28を送信する段階104の結果、抽選結果29をその参加信号28から認識し、抽選結果29の受信をリーダ24が受信する段階105により、その抽選結果29をリーダ24内に保持する。
【0064】
リーダの所持者は抽選結果をリーダに表示させることによって抽選結果を知ることができる。
【0065】
<処理例2>
図3を用いて説明する。
【0066】
まず、図3を用いて、本発明の電子くじシステムの全体動作説明を行う。
【0067】
予めくじ記号30が与えられ、内部にその情報を保持している。
【0068】
非接触方式ICタグ21は、信号送受信用のアンテナ22と、リーダ24からの質問信号25を受信して応答する応答信号26をリーダ24に送信する回路23とを備えている。
【0069】
リーダ24から質問信号25が発信されると、アンテナ22にて受信して回路23を流れる事で質問信号25にくじ記号30が組み込まれた上でアンテナ22に信号が送られ、応答信号26をアンテナ22から発信される。この応答信号26をリーダ24が受信すると、この応答信号26を把握する。
【0070】
なお、応答信号26はリーダ24外のサーバ27に参加信号28として送信される。
【0071】
また、参加信号28は、応答信号26そのものであっても構わないが、セキュリティーの関係上、変換もしくはリーダ24が真正である事を示す情報を組み込んだものである場合もある。
そして、その送信された参加信号28に基づき確認記号32が作成され、リーダ24に送られる。そして、その確認記号32をリーダ24が受信し、その確認記号32をリーダ24内に保持する。
【0072】
この確認記号は、参加信号をそのまま確認記号としても、サーバが、リーダとの間であらかじめ取り決められた約束に基づき付加情報を加えて確認記号としてもよい。
【0073】
この確認記号32により、非接触ICタグの真偽の確認を行う。
【0074】
この場合、真偽の確認はリーダ24自身の処理により行っても、リーダ24から別の真偽確認サーバに送られるものであっても、さらに、ダウンロード等の手段により出力された上で人手で確認するものであっても構わない。
【0075】
なおこの際にサーバは、確認記号と共に、その時点でのくじへの参加人数情報等をリーダに送信してもよい。そして、その結果を参加者が見て最終的にくじへの参加を決定し、参加意思表示信号をサーバに送信するという段階を備えてもよい。
【0076】
さらに、その後抽選期限が来たなら、参加信号又は参加意思表示信号で参加意思が表示された信号の中から適正な抽選手段(セキュリティー上の理由で一般的に非公開技術となっている)により得られた抽選結果31をリーダ24に送付する。
【0077】
また、本願発明の場合、真正である事の認証を各処理の前に行う事も通常であり、各種非公開の認証技術等を用いうる。
【0078】
【発明の効果】
請求項1記載の非接触ICタグを用いた電子くじシステムは、信号送受信用のアンテナと、リーダからの質問信号を受信し、応答する応答信号をリーダに送信する回路とを備え、どのくじに属するかを示すくじ記号が記憶されてなる非接触ICタグを用意する段階と、リーダから非接触ICタグに対し質問信号を送信する段階と、リーダが非接触ICタグから応答信号を受信する段階と、リーダからサーバに対して電気通信回線を通じて、リーダが備える固有リーダ記号と前記くじ情報とから得られる固有くじ記号を送信する段階と、サーバが抽選結果を電気通信回線を通じて前記リーダに送信する段階とからなる非接触ICタグを用いた電子くじシステムであるため、
それぞれの非接触ICタグに固有の番号を記憶させることなく、抽選を行なうことが可能であり、従ってくじの発行が低コストで済み、低コストの電子くじシステムを提供することができる。
【0079】
また、一回の抽選に複数の抽選番号で参加するというような不正手段が介在しにくい、優れた電子くじシステムを提供することができる。
【0080】
さらに、前記非接触ICタグに演算式が記憶され、前記質問信号がリーダが備える固有リーダ記号を含み、非接触ICタグが前記くじ記号と固有リーダ記号を前記演算数式で演算し、演算結果を前記応答信号としてリーダが受信するため、結果を見忘れにくく、またリーダで機械的に当選の照合を行なわせることも可能となり、その場合は照合ミスもなくなる。
【0081】
また請求項記載の発明によれば、
質問信号が、周波数がホッピングされた信号であるため、混信や妨害に強く、トラブルの少ない電子くじシステムを提供することが可能となる。また、ブルートゥース対応の端末等、従来の端末を本電子くじシステムに用いることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子くじシステムの一例の全体動作説明図である。
【図2】本発明の非接触方式ICタグの動作説明図である。
【図3】本発明の電子くじシステムの他の例の全体動作説明図である。
【図4】本発明の電子くじシステムで使用される非接触方式ICタグの平面説明図である。
【図5】図4のX−X線断面説明図である。
【符号の説明】
1 非接触方式ICタグ
2 アンテナ部
3 IC回路
4 基材シート
5、6 シート
21 非接触方式ICタグ
22 アンテナ
23 回路
24 リーダ
25 質問信号
26 応答信号
27 サーバ
28 参加信号
29 抽選結果
30 くじ記号
31 抽選結果
32 確認記号
101〜105 処理

Claims (2)

  1. 信号送受信用のアンテナと、リーダと、リーダからのリーダが備える固有リーダ記号を含む質問信号を受信し、応答する応答信号をリーダに送信する回路とを備え、どのくじに属するかを示すくじ記号が記憶され且つ前記くじ記号と前記固有リーダ記号から演算し、固有くじ記号を得る演算数式が記憶されてなる非接触ICタグを用意する段階と、リーダから非接触ICタグに対し固有リーダ記号を含む質問信号を送信する段階と、
    非接触ICタグが前記くじ記号と前記固有リーダ記号を前記演算数式で演算し、演算結果から前記固有くじ記号を得て、該固有くじ記号を含む前記応答信号をリーダヘ発信する段階と、
    リーダが非接触ICタグから応答信号を受信する段階と、リーダからサーバに対して電気通信回線を通じて、前記応答信号から得られる固有くじ記号を送信する段階と、サーバが固有くじ記号をサーバー内に格納されている当選番号と照合し得られた抽選結果を電気通信回線を通じて前記リーダに送信する段階とからなる非接触ICタグを用いた電子くじシステム。
  2. 前記質問信号が、周波数がホッピングされた信号であることを特徴とする請求項記載の非接触ICタグを用いた電子くじシステム。
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