JP4078277B2 - 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置 - Google Patents

指紋識別機能付きカラオケリモコン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4078277B2
JP4078277B2 JP2003341730A JP2003341730A JP4078277B2 JP 4078277 B2 JP4078277 B2 JP 4078277B2 JP 2003341730 A JP2003341730 A JP 2003341730A JP 2003341730 A JP2003341730 A JP 2003341730A JP 4078277 B2 JP4078277 B2 JP 4078277B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
information
user
code
karaoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003341730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005107257A (ja
Inventor
直孝 野村
誠 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2003341730A priority Critical patent/JP4078277B2/ja
Publication of JP2005107257A publication Critical patent/JP2005107257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4078277B2 publication Critical patent/JP4078277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

本発明は、利用者が所望する演奏楽曲のカラオケ演奏装置へのリクエスト装置として使用されるカラオケリモコン装置に関し、さらに詳しくは、利用者毎の指紋を識別する機能を有するカラオケリモコン装置に関する。
従来、カラオケリモコン装置は、利用者が所望する演奏楽曲の予約楽曲コードをカラオケ演奏装置に転送して予約登録する機能を有するものであり、最近の機種では、タッチパネル式のディスプレイを利用者インターフェイスとして付帯し、所定の検索条件に基づいて、適合する演奏楽曲を検索すると共に、検索結果として提示された目次情報を該ディスプレイに表示する、いわゆる「電子目次本付きカラオケリモコン」が普及しつつある。
図1は、このようなカラオケリモコン装置の概略的な外観図である。
カラオケリモコン装置(R1)本体の形状は、両手を軽く開いた状態で持てる程度の幅長を有した横長サイズのパネル状のもので、その本体前面には液晶ディスプレイ(通称LCD)(R2)が配設されており、さらに、このディスプレイ(R2)の表面部にはタッチパネル式の操作パネル(R3)が積層されている。また、その上端面には、発光ダイオード(通称LED)による赤外線転送部(R4)が設けられ、その下端面には、通称「クレードル」に装着して接続するための接続端子(R5)がある。なお、側面部などには外部のコンピュータとデータ通信を行うためのRS232C規格のインターフェイス用端子が配設されている場合もある。
次に、図2は、カラオケリモコン装置の内部構成機能ブロック図である。
先ず、外部記憶として機能するフラッシュメモリ(R8)には、利用可能な演奏楽曲についての曲名・アーティスト名・歌詞の歌い出し部分などの属性情報が、楽曲番号に紐付けされて格納され、楽曲索引データベースとして管理しており、利用者が入力した検索キーワードの属性情報に関するクエリーとしてデータベースを照会する。そして、このカラオケリモコン装置(R1)の主制御部である中央制御手段(R7)は、無線回線ないし有線回線を介して通信を制御する通信制御手段(R6)に接続されており、新規の演奏楽曲についての属性情報などをクレードル(CR)を介してダウンロードし、フラッシュメモリ(R8)に格納することで楽曲索引データベースが適時に更新される。
なお、通称「クレードル」とは、通常、カラオケリモコン装置(R1)の接続端子(R5)を介して接続され、当該リモコン装置本体内部にある二次電池に電力供給をするための充電器とデータの同期処理器を兼用した装置である。
中央制御手段(R7)は、操作制御手段(R9)が制御している操作パネル(R3)からの入力情報を受け取ると、内部のROMに用意されている画像データや、入力情報に応じた処理結果を反映させた画像データをビデオRAMにビットマップ展開すると共に、LCDドライバ(CDD)を制御して、このビットマップ画像をLCD(R2)に表示出力させる。それにより、カラオケリモコン装置は利用者にGUI環境を提供し、中央制御手段(R7)が利用者とGUIによる対話を通じて楽曲索引データベースを検索し、その検索結果を電子目次本として出力表示させている。
また、中央制御手段(R7)は、電子目次本から最終的に利用者が選択した1つの演奏楽曲を提示した状態で、その楽曲を演奏予約する旨の入力があれば、該当の楽曲番号を含んだ予約楽曲コードを生成し確定して、そのコードをLEDドライバ(EDD)に転送する。そして、このLEDドライバ(EDD)は、このコードの変調信号をLED(R4)に与えて、カラオケ演奏装置(P)に演奏予約のための赤外線信号を送信させ、カラオケ演奏装置(P)は、この楽曲予約データを受信すると、そのデータに含まれている楽曲番号を演奏予約の待ち行列として管理し、その待ち行列からピックアップした楽曲番号に対応する楽曲を順次演奏するものである。
さらに、中央制御手段(R7)は、電子目次本機能と予約楽曲コードの送信に係わる処理を実行する一方で、演奏予約された楽曲についての履歴も管理している。フラッシュメモリ(R8)には、演奏予約された演奏楽曲についての履歴を最新の予約楽曲から所定曲数分記憶しており、予約楽曲コードの送信毎に、その楽曲番号を最近の演奏予約履歴として記憶すると共に履歴中で最も古い楽曲番号を削除する。
さて、最近のカラオケに関連するサービスにおいては、利用者IDを認証する必要がある。例えば、カラオケホスト装置は、広域に存在する多数の演奏端末(カラオケ演奏装置)から選曲履歴を集め、利用者IDをキーとして集中管理し、これにより、同一の利用者が異なる店、異なる端末で歌った履歴をカラオケホスト装置における1つの選曲履歴として集約したり、あるいは、所定の予約楽曲を誰が転送したかの一覧表示や歌唱する順番の一覧表示、歌唱力採点の集計値や最高点、順位、各種のゲームやクイズなどを利用者毎ないし一覧表示するサービスに対応する場合に、利用者IDを認証する必要がある。また、カラオケ演奏装置を用いて利用者の歌唱力の段位を認定する場合や歌唱力を必要とする様々なイベントのオーディションの合否を判断する場合においても、その対象者(利用者)IDを認証する必要がある。
このように、利用者IDを識別する必要がある場合、従来の方式としては、例えば、特開2003−76381号に開示されているように、利用者固有のカラオケリモコン装置を利用する「会員リモコン方式」や利用者がパスワードや暗唱番号を直接手入力する「パスワード方式」などがある。具体的には、前者は、会員(利用者)が個別に会員リモコンを所有し、各会員は各自の会員リモコンを使用してカラオケ演奏装置に予約楽曲コードなどを登録するものである。この会員リモコンは、カラオケ事業者が多数の利用者に配布したものであり、各会員リモコンには固体識別子が割り当てられているため、この固体識別子を利用者IDとして、予約楽曲コードなどと共に転送する。また、後者は、利用者毎のパスワードをIDとして予め登録しておき、予約楽曲コードなどをカラオケ演奏装置に転送する際、利用者がパスワードも共に転送することで、そのパスワードが照合されて利用者IDが特定されるものである。
特開2003−76381号公報
しかしながら、このような従来技術では、例えば、「会員リモコン方式」による利用者認証の場合は、会員毎に個体認証子が付与されたリモコンを用意しなければならず、多数の会員リモコンが必要である。まして、前述した如くの「電子目次本付きカラオケリモコン」のような高性能多機能のカラオケリモコン装置などを利用者毎に与えることは、コスト面や効率面を考慮すると現実的ではないという問題がある。一方、「パスワード方式」による利用者認証の場合は、利用者はパスワードや暗唱番号を予め登録したり、サービスの利用機会毎にパスワードや暗唱番号を一々手入力するため、非常に手間がかかる。さらに、当然のことながら、利用者はパスワードや暗唱番号を正確に記憶していなければならないといった不都合もある。また、これらの方式の他、IDが記録されたIDカードを利用者毎に配布して、これをサービスの利用機会毎にカードリーダにセットさせるといった方法もあるが、この方法でも一々所定のカードリーダにIDカードをセットする手間がかかるといった不都合がある。
本発明は、上記の問題や不都合を解消するために想到されたもので、すなわち、利用者IDを容易に、正確かつ迅速に識別でき、このような利用者IDを識別する必要があるカラオケシステムに好適に適応できるカラオケリモコン装置の提供を課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置は、予約楽曲コードをカラオケ演奏装置へ転送する機能を有したカラオケリモコン装置において、利用者の指紋を読み取るための指紋読取手段と、前記読取指紋を解析して所定の指紋情報に変換するための指紋変換手段と、前記指紋変換手段で変換された前記所定の指紋情報からなる変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部に登録するための指紋登録手段と、前記指紋登録手段により前記所定の記憶部に登録された前記変換指紋情報からなる登録指紋情報に対応した前記IDコードを付帯した予約楽曲コードを所定のカラオケ演奏装置に転送するための情報転送手段とを有すると共に、当該情報転送手段の転送釦には前記指紋読取手段が組み込まれ、かつ、当該転送釦が、それらの転送トリガーと撮像トリガーとを兼用してなり、
前記情報転送手段は前記転送釦の1回の押圧により、当該転送釦に組み込まれた前記指紋読取手段が押圧した利用者の指紋を読み取って前記指紋変換手段が読取指紋を解析して前記変換指紋情報に変換し、前記指紋登録手段が前記変換指紋情報に前記IDコードを付して前記所定の記憶部に登録し、この記憶部に登録された前記登録指紋情報であって、転送釦の押圧時に読み取られた指紋に基づく登録指紋情報に対応するIDコードを付帯した予約楽曲コードをカラオケ演奏装置に転送可能としてなることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置は、請求項1記載のカラオケリモコン装置において、前記変換指紋情報と前記登録指紋情報とを比較し照合するための比較照合手段を、さらに有してなることを特徴とする。
(削除)
前述の如く、本発明の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置では、リモコン装置本体に、固有かつ不変な人体的特徴である利用者の指紋を識別して登録する機能を有し、所定のカラオケ演奏装置に登録指紋情報に対応したIDコードを付帯した予約楽曲コードを転送するので、従来のように利用者毎にカラオケリモコン装置を割り当てる必要がなく、単数ないし少数のカラオケリモコン装置を多数の利用者間で使い回しができ、コスト面や効率面に優れる。さらに、予めの登録や予約楽曲コードなどの情報転送毎に、利用者がパスワードや暗唱番号などを一々手入力する必要もなく、また、利用者にパスワードや暗唱番号の正確な記憶を強いることもない。
また、上記カラオケリモコン装置に、さらに、変換指紋情報と登録指紋情報とを比較し照合するための比較照合手段を設けることにより、利用者が繰り返し利用する際、登録指紋情報の中に、所定の利用者の変換指紋情報と一致するものがある場合、当該利用者にはその登録指紋情報に付与されたIDコードが適用されるため、同一利用者に異なるIDコードが付与されるようなことはない。また、前述の如く、所定の利用者の変換指紋情報と一致するものがある場合、変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部に登録するための指紋登録手段が行う行程の必要がないため、比較照合後に、速やかにIDコードを付帯した予約楽曲コードを転送することもできる。
さらに、上記カラオケリモコン装置において、情報転送手段の転送トリガー(転送釦)が指紋読取手段の撮像トリガーを兼用することにより、指紋の読み取りからカラオケ演奏装置へのIDコードの転送までの一連の処理を、転送トリガーへの1アクション、具体的には、指先での転送釦への1回の押圧により実行できる。また、当該IDコードが付された登録指紋情報を、転送トリガーへの1アクションでカラオケ演奏装置に転送させ、さらには、予約楽曲コードに転送釦を押圧した利用者のIDコードを付帯させて、転送トリガーへの1アクションでカラオケ演奏装置に転送させることができる。
このように、本発明の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置では、利用者IDを容易に、正確かつ迅速に登録し識別できるため、利用者IDを識別する必要があるカラオケシステム、例えば、カラオケ演奏装置のディスプレイに、当該予約楽曲を誰が予約したかを表示させたり、当該予約楽曲の演奏中や演奏前後に、その利用者に対応したメッセージなどを表示させたりするシステムなどに好適に適応できるといった効果を奏する。
本発明の説明の前に、本発明に至るに際して検討した技術の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置について説明する。
図3は、紋識別機能付きカラオケリモコン装置の内部構成機能ブロック図である。すなわち、本発明のカラオケリモコン装置(1)は、指紋読取手段(2)、指紋変換手段(3)、指紋登録手段(4)、情報転送手段(5)、フラッシュメモリ(6)、中央制御手段(7)、通信制御手段(8)、操作制御手段(9)、操作パネル(10)、LCD(11)、LED(12)、および比較照合手段(13)を主な構成要件とする。
前述したように、フラッシュメモリ(6)には、利用可能な演奏楽曲についての属性情報が格納され、演奏予約された演奏楽曲についての履歴を、最新の予約楽曲から所定曲数分記憶している。また、中央制御手段(7)は、通信制御手段(8)に接続されており、新規の演奏楽曲についての属性情報などをフラッシュメモリ(6)に格納したり、電子目次本機能と予約楽曲コードの送信に係わる処理を実行する一方で、演奏予約された楽曲についての履歴も管理し、操作制御手段(9)に接続された操作パネル(10)からの入力情報を受け取ると、入力情報に応じた画像データをLCD(11)に表示出力させる。そして、利用者が選択した1つの演奏楽曲を提示した状態で、その楽曲を演奏予約する旨の入力があれば、情報転送手段(5)が、当該楽曲番号を含んだ予約楽曲コードを生成し確定して、その予約楽曲コードをLED(発光素子)ドライバを介して変調信号に変換し、これをLED発信器(12)に与えて赤外線信号を送信させる。
次に、図4に示す指紋読み取り機構の概略的な説明図に基づき、指紋読取手段(2)、指紋変換手段(3)、指紋登録手段(4)、比較照合手段(13)について説明する。
先ず、指紋読取手段(2)は、指紋を採取する指との接触読取面を有する指紋採取用プリズム(21)と光源(22)、および当該プリズム入射光(22a)および当該プリズム出射光(22b)を所定の経路に偏向するための可動式偏向ミラー(23)、(23)と、読取指紋像を結像する結像レンズ(24)と、CCDなどの光電変換素子(26)を主な構成要件とする。
指紋採取用プリズム(21)は上下に可動可能に保持されており、利用者の指先(F)が当該プリズム(21)を押圧すると、これに連動して、撮像トリガー(25)を押圧するように構成されている。そして、指紋採取用プリズム(21)の接触読取面に利用者の指先(F)を押圧すると撮像が行われ、指先(F)の指紋凸部(図示せず)では接触読取面に接触する一方、指紋凹部(図示せず)では接触読取面との間に空隙を形成する。したがって、この状態で、光源(22)からプリズム入射光(22a)が入射した場合、指紋凸部ではプリズム出射光(22b)が接触読取面で乱反射して暗部として識別される。反面、指紋凹部では接触読取面との間に空隙が存在するため、読み取り光は接触読取面で全反射して明部として識別される。このように、指紋はその起伏の凹凸部により濃淡画像として読み取られる。そして、当該濃淡画像は結像レンズ(24)を用いてCCDなどの光電変換素子(26)に結像される。
次に、指紋変換手段(3)では、光電変換素子(26)に結像された指紋の濃淡画像に基づいた指紋の特徴情報を抽出し、これを電気信号に変換し、指紋登録手段(4)にて、当該変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部(図示せず)に登録する。
なお、指紋読取手段は特に限定されるものではなく、プリズムを用いた光学式の他、ホログラフィック指紋センサ方式、熱感知を利用する半導体センサ方式、静電容量を利用する半導体センサ方式など、利用者の指紋画像を読み取れるものであれば、その方式は何れのものでも構わない。
また、指紋変換手段も特に限定されるものではなく、例えば、指紋凹凸の濃淡画像から二値化処理と芯線化処理により隆線パターンを抽出した後、その端点と分岐点の位置を検出し、当該端点と分岐点の相互間を結ぶ線分上の交差隆線数の相関図をデジタル表記する方式(マニューシャ方式)などを用いることもできる。
さらに、比較照合手段も特に限定されるものではないが、指紋変換手段に強く関連しており、上記マニューシャ方式や指紋の濃淡画像を利用する画像マッチング方式などが利用可能である。
以下、図5に示す、検討した技術における指紋識別機能付きカラオケリモコン装置のシステムフロー図に基づき、説明する。
先ず、指紋読取手段にて、登録する利用者の指先の指紋を読み取る(ステップS1)。次に、指紋変換手段にて、当該読取指紋を解析して所定の指紋情報に変換する(ステップS2)。さらに、指紋登録手段にて、当該変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部に登録する(ステップS3)。そして、これにより、利用者IDが特定される(ステップS4)。
なお、例えば、所定の利用者が所望の楽曲を予約したい場合、先ず、利用者は付された利用者IDを自ら指定してもよく、このIDは、タッチ式のLCDの操作パネルに、当該IDコードと同じ数字表記の他、文字・記号あるいは画像などの形式にて表記し、利用者は自分のIDをタッチして指定すると、指定されたIDに対応したIDコードが特定されるようにしても構わない。
次に、利用者は、転送トリガー(転送釦)を押圧することで、情報転送手段にて、当該IDコードを所定のカラオケ演奏装置に転送する(ステップS5)。
なお、本システムフローでは、IDコードのみを転送しているが、当該IDコードと共に登録指紋情報を一緒に転送しても良い。これは、例えば、利用者をカラオケ会員に登録する場合、カラオケ演奏装置とネットワークを介して接続しているカラオケホスト装置に利用者のIDコードとその指紋情報を登録する場合に好適である。
ステップ5によりIDコードを所定のカラオケ演奏装置に転送し、続けて利用者が所望の予約楽曲コードを入力し(ステップS6)、この予約楽曲コードをカラオケ演奏装置に転送すると(ステップS7)、当該カラオケ演奏装置には、上記IDコードと共に予約楽曲コードが紐付けされて登録され、誰が当該楽曲をリクエストしたかが特定できる。
すなわち、このシステムフローでは、先ず、カラオケ演奏装置に利用者のIDコードを転送した後、別のIDコードの転送割り込みがなければ、続けて利用者が所望の予約楽曲コードを入力して転送することにより、IDコードを付帯した状態で予約楽曲コードが登録される。なお、このシステムフローの他、先ず、利用者が所望の予約楽曲コードを入力して転送し、その後、利用者のIDコードを転送するように構成しても構わない。
そして、利用者が、カラオケリモコン装置の使用を終了する際(ステップS8)、例えば、ログアウトトリガー(終了釦)を押圧することにより、本システムフローでは、登録指紋情報も自動的に消去される(ステップS9)。なお、この方式の他、ログアウトせずに終了した場合は、最も新しい履歴の登録指紋情報を記憶すると共に、記憶部のメモリがオーバーフローする場合に、履歴中で最も古い登録指紋情報から順次削除したり、また、ログアウトの有無を問わず、利用者が自分のIDをタッチして指定し、選択されたIDコードを個別に消去するようにしても構わない。
図7は、本発明の一実施例におけるカラオケリモコン装置の概略的な外観図であるが、カラオケリモコン装置(1)を両手で持った状態で、利用者の親指がかかる程度の部位に指紋読取手段(2)を設ければ、例えば、親指を指紋識別の対象指とすることで、カラオケリモコン装置(1)を保持した状態での親指の好適な位置関係から、指紋の読み取りを容易にすることもできる。また、LCD(11)のタッチパネル式の操作パネル(10)中に、情報転送手段の転送トリガー(5)が配設されている。
以下、本発明の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置について説明する。
図6に示す、本発明の実施例におけるカラオケリモコン装置のシステムフロー図に基づき、本発明を詳述する。
先ず、指紋読取手段にて登録する利用者の指先の指紋を読み取る(ステップS10)。次に、指紋変換手段にて、当該読取指紋を解析して所定の指紋情報に変換する(ステップS11)。そして、比較照合手段にて、当該変換指紋情報と登録指紋情報とを比較し照合する(ステップS12)。
ここで、登録指紋情報の中に当該変換指紋情報と一致するものがあるか否かが判別されるが(ステップS13)、一致する情報がない場合には、指紋登録手段にて、当該変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部に登録する(ステップS14)。そして、これにより、利用者IDが特定される(ステップS15)。続けて利用者が所望の予約楽曲コードを入力すると(ステップS16)、当該IDコードが予約楽曲コードに付帯され、利用者は転送トリガー(転送釦)を押圧することで、情報転送手段にて、IDコードを付帯した予約楽曲コードが所定のカラオケ演奏装置に転送される(ステップS17)。
一方、一致する情報がある場合には、当該変換指紋情報は登録されることなく、続けて利用者が所望の予約楽曲コードを入力すれば(ステップS16)、前述と同じく、一致した登録指紋情報のIDコードが予約楽曲コードに付帯され、利用者は転送トリガー(転送釦)を押圧することで、情報転送手段にて、IDコードを付帯した予約楽曲コードが所定のカラオケ演奏装置に転送される(ステップS17)。
そして、利用者がカラオケリモコン装置の使用を終了する際(ステップS18)、例えば、前述と同じく、ログアウトトリガー(終了釦)を押圧することにより、登録指紋情報も自動的に消去される(ステップS19)。
次に、図8は、本発明の実施例におけるカラオケリモコン装置の概略的な外観図であるが、この実施例においては、タッチ式のLCD(11)の操作パネル(10)中に、情報転送手段(5)の転送トリガーが配設されており、具体的には、当該部分ではLCDの液晶シートの一部が切り掛けられており、その切掛部に前述した指紋採取用プリズムが組み込まれ、指紋読取手段(2)を兼用している。
すなわち、指紋読取手段の撮像トリガーと情報転送手段の転送トリガーのトリガー信号を同時に送付したとしても、その送付時間にタイムラグを設けるようなプログラム操作、あるいは信号の受け手側に動作時間のタイムラグを設けるようなプログラム操作により、転送トリガー撮像トリガーを兼用して、指紋の採取から情報転送までの一連の処理を、転送トリガーへの1アクション、具体的には、指先での転送釦への1回の押圧により実行できる。
以上、詳述した如く、本発明の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置によれば、そのリモコン装置本体に固有かつ不変な人体的特徴である利用者の指紋を識別する機能を有しているため、利用者IDを容易に、正確かつ迅速に登録し識別できるため、このような利用者IDを識別する必要があるカラオケシステムに好適に適応できる。
なお、本発明は、その基本概念を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができると共に、その権利は当該改変されたものにも及ぶものである。
カラオケリモコン装置の概略的な外観図。 カラオケリモコン装置の内部構成機能ブロック図。 紋識別機能付きカラオケリモコン装置の内部構成機能ブロック図。 指紋読み取り機構の概略図。 ラオケリモコン装置のシステムフロー図。 本発明の実施例におけるカラオケリモコン装置のシステムフロー図。 ラオケリモコン装置の概略的な外観図。 本発明の実施例におけるカラオケリモコン装置の概略的な外観図。
符号の説明
1 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置
2 指紋読取手段
3 指紋変換手段
4 指紋登録手段
5 情報転送手段
13 照合比較手段

Claims (2)

  1. 予約楽曲コードをカラオケ演奏装置へ転送する機能を有したカラオケリモコン装置において、利用者の指紋を読み取るための指紋読取手段と、前記読取指紋を解析して所定の指紋情報に変換するための指紋変換手段と、前記指紋変換手段で変換された前記所定の指紋情報からなる変換指紋情報にIDコードを付して所定の記憶部に登録するための指紋登録手段と、前記指紋登録手段により前記所定の記憶部に登録された前記変換指紋情報からなる登録指紋情報に対応した前記IDコードを付帯した予約楽曲コードを所定のカラオケ演奏装置に転送するための情報転送手段とを有すると共に、当該情報転送手段の転送釦には前記指紋読取手段が組み込まれ、かつ、当該転送釦が、それらの転送トリガーと撮像トリガーとを兼用してなり、
    前記情報転送手段は前記転送釦の1回の押圧により、当該転送釦に組み込まれた前記指紋読取手段が押圧した利用者の指紋を読み取って前記指紋変換手段が読取指紋を解析して前記変換指紋情報に変換し、前記指紋登録手段が前記変換指紋情報に前記IDコードを付して前記所定の記憶部に登録し、この記憶部に登録された前記登録指紋情報であって、転送釦の押圧時に読み取られた指紋に基づく登録指紋情報に対応するIDコードを付帯した予約楽曲コードをカラオケ演奏装置に転送可能としてなる指紋識別機能付きカラオケリモコン装置。
  2. 前記変換指紋情報と前記登録指紋情報とを比較し照合するための比較照合手段を、さらに有してなる請求項1記載の指紋識別機能付きカラオケリモコン装置。
JP2003341730A 2003-09-30 2003-09-30 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置 Expired - Fee Related JP4078277B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341730A JP4078277B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003341730A JP4078277B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005107257A JP2005107257A (ja) 2005-04-21
JP4078277B2 true JP4078277B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=34536239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003341730A Expired - Fee Related JP4078277B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4078277B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133058A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP2007180921A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP6993928B2 (ja) * 2018-04-27 2022-01-14 株式会社第一興商 リモコン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005107257A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11676188B2 (en) Methods of authenticating a user
JP4321944B2 (ja) 生体情報を用いた個人認証システム
KR100930334B1 (ko) 개인 인식 기능 부착 처리 장치 및 조작 기기
US20100183199A1 (en) Systems and methods for biometric identification
CN106415570A (zh) 动态键盘和触摸屏生物标识
NL2010659A (en) Electronic device including finger-operated input device based biometric matching and related methods.
CN105659243B (zh) 被告知的隐式登记和标识
JP6407772B2 (ja) 入力装置
CN113656761B (zh) 基于生物识别技术的业务处理方法、装置和计算机设备
CN106779121A (zh) 电子票务处理方法和系统
JP2003217010A (ja) 生体認証による自動販売機の年齢識別制御システム
JP4078277B2 (ja) 指紋識別機能付きカラオケリモコン装置
JP4533679B2 (ja) 個人認証方法及び該システム
JP2007206941A (ja) 生体認証装置、生体認証システム及び生体データ管理方法
US20020144127A1 (en) Apparatus, system and method for personal identification
Kommey et al. SwyftTapp: An NFC based attendance system using fingerprint authentication
JP2011018127A (ja) 筆記者判定システム、筆記者判定方法、電子ペン、および情報処理装置
JP4009574B2 (ja) 指紋識別機能付きカラオケマイク
TW201723980A (zh) 基於用戶情境自動轉換用戶角色的方法及其資訊系統
JP2005107260A (ja) 指紋認証カラオケシステム
JP2002298127A (ja) 指紋照合装置、指紋登録方法及び指紋照合方法
JPH11353281A (ja) データ転送システム及びデータ転送方法並びにそのデータ転送端末
JP6864178B1 (ja) 顔認証の登録におけるシステム、プログラム、及び、方法
KR20030040737A (ko) 지문정보를 이용한 신원확인 시스템 및 그 방법
JP2015125727A (ja) 認証端末、認証端末プログラムおよび認証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050330

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4078277

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees