JP4533679B2 - 個人認証方法及び該システム - Google Patents
個人認証方法及び該システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4533679B2 JP4533679B2 JP2004185411A JP2004185411A JP4533679B2 JP 4533679 B2 JP4533679 B2 JP 4533679B2 JP 2004185411 A JP2004185411 A JP 2004185411A JP 2004185411 A JP2004185411 A JP 2004185411A JP 4533679 B2 JP4533679 B2 JP 4533679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- authentication
- service providing
- user
- mobile robot
- personal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
移動ロボットを介してユーザに幅広くサービスを提供する際に、移動ロボット内に予め組込まれたプログラムのみでサービスを行なうことは限界がある。そこで、近年はインターネット等の通信ネットワークを介して外部のサービス提供業者と連携してサービスを提供するシステムが提案されている。
このシステムは遠隔研究という特殊な分野ではあるが、このシステムのようにネットワーク網を利用することにより移動ロボットの活用範囲が画期的に広がることとなる。
この他にも、移動ロボットに無線LAN機能を内蔵してインターネット等のネットワーク網に接続可能な環境下におくことにより、様々なサービスを提供することが可能となる。
移動ロボットに要求されるタスクには、ユーザを特定した上でタスクを実行する必要があるものがある。これは、例えばユーザの個人情報管理や健康管理、メールの送受信等のように、セキュリティやユーザの身体の安全性を確保する必要のあるサービスに求められるもので、この場合、移動ロボットはタスクの実行依頼があった時に属性情報として個人認証が必要か否かを識別し、必要な場合には個人認証を行なう。
しかし、簡易な個人認証手段では十分なセキュリティを確保することができないため、セキュリティの重要度が高い場合にも対応できる高性能の個人認識手段を移動ロボットに搭載すると移動ロボットが高価となり、ユーザの経済的負担が過大となってしまう。
そこで、上記したように移動ロボットに通信機能をもたせて、ネットワーク網を介して認証サービスを提供する外部機関に委託して個人認証を行なう方法が提案されている。
また、特許文献3(特開2004−112172号公報)では、認証用端末装置にて取得した血管画像データを通信網を介してデータセンタに送信し、データセンタにて登録画像と前記血管画像データを照合し、データセンタから受信した認証情報に基づいて介護ロボット等の被制御装置の制御を行なうシステムが開示されている。
これらのシステムによれば、安価でかつセキュリティの高い個人認証を行なうことができる。
従って、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、認証環境や認証対象者の変化に関わらず一定水準の個人認証を行なうことができる個人認証方法及び該システムを提供することを目的とする。
従って、本発明の更なる目的は、タスクのセキュリティレベルに対応した最適な個人認証を行ない、タスクを円滑に実行することを可能とした個人認証方法及び該システムを提供することを目的とする。
通信機能を有する移動ロボットと、ネットワークに接続された複数の認証サービス提供サーバとを備え、前記移動ロボットが個人認証付きタスクを実行する際に、該移動ロボットが取得したユーザの生体情報に基づいて複数の認証サービス提供サーバのうち1以上の認証サービス提供サーバを用いて個人認証を行ないユーザの特定を行なう個人認証方法であって、
前記1以上の認証サービス提供サーバは、事前登録されたユーザの登録生体情報と前記移動ロボットより取得したユーザの生体情報とを照合して照合一致率を算出して、該算出した照合一致率に基づいてユーザを特定して認証結果を前記移動ロボットに通知する機能を有し、
一方前記移動ロボットは、前記個人認証付きタスクを実行する際に、
前記認証サービス提供サーバより通知された認証結果の照合一致率が成功閾値以上である場合には成功回数カウンタに加算し、前記照合一致率が成功閾値未満の場合には失敗回数カウンタに加算して、前記認証サービス提供サーバによる認証結果を累積させる認証結果累積ステップと、
前記カウンタのカウンタ値から認証成功率を算出して評価値とする認証評価ステップと、
前記評価値が予め設定した基準閾値以下となった場合にサーバ選択手段で他の認証サービス提供サーバを選択して切換える認証選択ステップと、
に基づいて個人認証を行う個人認証機能を具えたことを特徴とする。
また、本発明では、ネットワークを介してロボット外部の認証サービス提供サーバに個人認証を委託する構成としたため、ロボットに高性能の個人認証手段を搭載する場合に比べて安価にかつ確実に個人認証を行なうことができる。また、大量のデータを取り扱うことができるため、高速でかつ高精度の認証結果を得ることができる。
このように、前記確認動作を付加することにより、より一層正確な認証サービス提供サーバの評価を行なうことができる。
前記複数の個人認証付きタスクにおいて個々のタスク毎にそのセキュリティ重要度に対応する認証要求レベルを予め設定しておき、前記対応するタスクを実行する前に該タスクの前記認証要求レベルを識別し、
前記認証要求レベルに応じた前記認証サービス提供サーバを1又は複数選択して、該選択した認証サービス提供サーバより通知された認証結果に基づいて請求項1又は2記載の個人認証を行なう認証ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、前記移動ロボットが請求項1記載の個人認証機能を備えており、前記認証サービス提供サーバによる個人認証を行なう前に、前記個人認証機能により前記生体情報に基づいてユーザの特定を行なうようにしたことを特徴とする。このように、前記移動ロボット自身が具備する個人認証機能を利用することにより、認証処理を簡易化することができる。
さらに、前記1以上の認証サービス提供サーバが、前記ユーザにより生体情報を事前登録された生体情報蓄積手段を有し、
前記認証サービス提供サーバによりユーザの特定が行なわれた場合に、認証誤差率を算出し、予め設定した許容閾値より前記認証誤差率が大である時に、前記生体情報蓄積手段の生体情報を更新するステップを備えたことを特徴とする。これによれば、経年変化等によりユーザの生体情報が変化した場合にも誤認証や認証率の低下を防止することができる。
このように格付データベースを設けることにより、ユーザの要求する条件に適した最適な認証サービス提供サーバを簡単に選択することができる。
前記移動ロボットが、前記認証サービス提供サーバからの認証結果を累積する認証結果累積手段と、該累積した認証結果の評価値を算出する認証評価手段と、該評価値が予め設定した基準閾値以下となった場合に他の認証サービス提供サーバを選択して切換えるサーバ選択手段と、を備え、
前記認証サービス提供サーバが、前記ユーザにより事前登録された登録生体情報と前記取得した生体情報とを照合し、照合一致率を算出してユーザを特定する機能を有し、
前記認証結果累積手段が、前記認証結果の成否を算定する成功回数カウンタと失敗回数カウンタを有し、前記照合一致率が成功閾値以上である場合には前記成功回数カウンタに加算し、前記照合一致率が成功閾値未満の場合には前記失敗回数カウンタに加算し、
前記認証評価手段にて、前記カウンタから認証成功率を算出して該認証成功率を前記評価値とすることを特徴とする。
前記移動ロボットが、前記タスクの認証要求レベルを識別する識別手段と、前記認証要求レベルに応じた前記認証サービス提供サーバを1又は複数選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
前記認証サービス提供サーバによりユーザの特定が行なわれた場合に、認証誤差率を算出し、該認証誤差率が予め設定した許容閾値より大である時に前記生体情報蓄積手段の生体情報を更新する登録生体情報更新手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前記移動ロボット若しくは前記認証サービス提供サーバにネットワークを介して接続される格付データベースを設け、
前記認証サービス提供サーバ毎の認証結果を、認証時の周囲環境情報、認証対象者情報を含む属性情報と関連付けて前記格付データベースに保存し、前記個人認証を行なう際に、前記格付データベースに基づき前記認証サービス提供サーバを選択するようにしたことを特徴とする。
また、本発明では、ネットワークを介してロボット外部の認証サービス提供サーバに個人認証を委託する構成としたため、ロボットに高性能の個人認証手段を搭載する場合に比べて安価にかつ確実に個人認証を行なうことができる。また、大量のデータを取り扱うことができるため、高速でかつ高精度の認証結果を得ることができる。
さらに、移動ロボットが実行するタスクのセキュリティレベルに応じて最適な認証処理を行なうことができるため、移動ロボットがタスクを円滑に実行できるようになる。
本実施例に係る移動ロボットの走行空間としては、一般家庭、各種施設、工場内等が挙げられるが、特に前記移動ロボットは一般家庭内にてユーザの生活を補助、支援、介護する等の各種サービスを提供するロボットであることが好適である。
前記移動ロボットは、例えば、頭部、胴部、脚部(駆動輪)、腕部からなる本体に、カメラ、マイク、スイッチ等の視覚的、聴覚的、触覚的なセンサ、赤外線センサ、超音波センサ、スピーカ、モニタ、及びCPU(制御部)、電源等の各種機器を必要に応じて具備する構成とする。
ここで個人認証とは、複数の登録対象者の生体情報を事前登録しておき、認証を行なう際に認証対象者の生体情報を取得して前記登録された生体情報と照合し、一致するか否かを判断することにより本人を特定する認証方法である。このとき、前記生体情報とは例えば顔、指紋、声紋、虹彩、署名等の様々な肉体的及び行動的特徴である。尚、本実施例における個人認証は、前記生体情報から抽出された特徴量を利用するものを含む。
尚、前記個人認証手段とは、本実施例では前記サービス提供サーバ40a、40b、40cの各個人認証装置42a、42b、42c、及び前記移動ロボット10のロボット内個人認証装置17をいう。
前記タスク受付部13は、前記音声認識部12から入力されたタスクが移動ロボット10の具備する機能により実行可能であるかを判断し、ユーザからのタスク依頼を受付ける機能を有する。
前記認証手段選択装置15は、複数の個人認証手段から一若しくは複数の個人認証手段を選択する機能を有し、前記認証手段評価装置16は、前記選択された認証手段での認証結果を評価する機能を有する。
前記ロボット内個人認証装置17は、事前登録された複数の登録生体情報と、認証対象者の生体情報とを照合して認証対象者の特定を行なう。つまり、前記カメラ20にて撮像され前記画像蓄積装置21に転送された認証対象者の生体情報、例えば顔画像から特徴量を抽出し、前記特徴量蓄積装置19に事前登録された登録顔画像における前記特徴量に相当する要素を取り出し、前記特徴量と前記登録要素が一致するか否かを照合する。これらの照合一致率が、予め設定した成功閾値以上である場合には認証成功と判断して、前記顔画像が前記登録顔画像の人物であることを出力する。前記照合一致率が前記閾値以下である場合には認証失敗と判断する。
前記個人認証装置42a、42b、42cは、夫々独自の認証プログラムを有し、前記移動ロボット10よりネットワーク網30を介して受信した生体情報に基づき個人認証を行うが、その基本原理は前記ロボット内個人認証装置17と略同様で、前記受信した生体情報の特徴量と、前記特徴量蓄積装置43a、43b、43cに登録された生体情報の登録要素とを照合し、一致するか否かを照合するものである。このとき、前記サービス提供サーバ40a、40b、40cでは、ユーザがサービス契約した時点で認証対象者となる人物の生体情報を予め登録しておくと良い。
また、本実施例では前記ロボット内個人認証装置17及び前記サービス提供サーバ内の個人認証装置42a、42b、42cにおいて顔画像から抽出した特徴量により個人認証を行なっているが、これに限定されるものではなく、他にもマイク11を用いた声紋認証や指紋認証、虹彩認証等の他の生体情報を利用した個人認証も代替可能である。
次に前記個人認証の結果が成功したか否かを判断し(S6)、認証が成功した場合にはタスクを実行し(S7)、失敗した場合にはタスク継続不許可をユーザに通知する(S8)。
まず、前記移動ロボット10、若しくは一般家庭内にある通信機器により家族の写真等の生体情報と、該生体情報に関連付けられた名前、生年月日等の属性情報をサービス提供サーバ40aに送信する(S10)。サービス提供サーバ40aでは、前記生体情報及び前記属性情報を前記特徴量蓄積装置43aに登録する(S11)。このとき、顔写真から顔画像の特徴量を抽出してデータベース化することが好適である。
一方、前記移動ロボット10では、個人認証依頼が与えられたら目前に居るユーザの顔をカメラ20で撮像し、顔画像を前記サービス提供サーバ40aに送信する(S12)。該サービス提供サーバ40aでは受信した生体情報、即ち顔画像から特徴量を抽出し、前記特徴量蓄積装置43aから対応する登録特徴量を取り出し、これらを照合し(S13)、前記顔画像からユーザを特定して認証結果を前記移動ロボット10に通知する(S14)。
前記移動ロボット10は、前記サービス提供サーバ40aより受信した認証結果から、認識が成功したか否かを判断し(S15)、認識が成功した場合には候補ユーザが真のユーザか否かを判断するためにユーザへの問いかけを行なう(S16)。認識が失敗した場合には前記認証結果累積部16aの失敗回数カウンタに−1を加算する。
前記認証が成功した場合の問いかけは、候補ユーザに対して、例えば前記移動ロボット10が音声により前記特定された名前を呼びかけ(例「××さんですね?」)、正答確認動作を行なう(S18)。その結果、候補ユーザによる「はい」等の肯定語を音声認識した場合、該候補ユーザは真のユーザであるとし、前記認証結果累積部16aの成功回数カウンタに+1を加算する。前記候補ユーザが「いいえ」等の否定語を音声認識した場合は、該候補ユーザは真のユーザではないとし、失敗回数カウンタに−1を加算する(S19)。尚、本実施例では前記問いかけを実施しない構成とすることもでき、また別の方法により真の正解を得るようにしても良い。
一方、前記算出された認証成功率が前記基準閾値以上に維持されている場合には、前記サービス提供サーバ40aは現環境で最適であると判断し、前記サービス提供サーバ40aへの個人認証サービス委託を続行して行なう(S22)。
このように、サービス提供サーバにおける認証成功率を常時評価するようにしたため、認証環境や認識対象者の変化に関わらず、一定水準の認証精度が保障された最適な個人認証を行なうことができる。
また、個人認証を移動ロボット内のみで行なわず、外部の認証サービスを利用することにより、移動ロボット内の処理負荷を軽減し、延いては移動ロボット開発の容易化が達成できる。
また、前記サービス提供サーバで提供するサービスは、個人認証サービスに限定されず、例えばユーザのスケジュール管理サービス、健康管理サービス、情報提供サービス等のように種々のサービスを提供しても良い。
また、前記移動ロボット10が具備する機能によって取得できる生体情報の種類が異なる場合がある。従って、前記移動ロボット10が前記サービス提供サーバからサービスを受ける場合、まず前記移動ロボット10が自分の具備する機能等のプロバイド情報を開示し、これに対応するサービスを前記サービス提供サーバ側から提示してもらい、この中から実行できるサービスを選択できるようにしても良い。
また、前記移動ロボット10が有する地図情報等の蓄積情報を、ユーザを個人認証した後にモニタやマイクにより視覚的、聴覚的に提供するようにしても良い。
また、前記サービス提供サーバの課金制度が所定期間毎に行なわれる場合には、該課金制度に応じて認証手段の評価を行ない、サーバの切換えを行なうことが好ましい。
さらに、複数のサービス提供サーバが同一の特徴量蓄積装置を共有するようにしても良い。
本実施例において、移動ロボット10はインターネット等の公衆回線、若しくは専用回線を介してサービス提供サーバ40a、40b、40cに接続される。前記サービス提供サーバ40a、40b、40cは、前記実施例1と同様に個人認証を主とする各種サービスを提供する。
前記移動ロボット10は、マイク11及び音声認識部12によりユーザから与えられたタスクの音声キーワードに基づき、タスク1〜タスクnのうち何れかのタスクを選択するタスク選択部22と、選択されたタスクを起動するタスク実行部23a、23b、23cと、前記選択されたタスクの属性から認証要求レベルを検出し、該認証要求レベルに応じた認証手段を選択する認証手段選択部15と、生体情報を利用して個人認証を行なうロボット内個人認証装置17と、通信回線を接続するネットワーク送受信部18と、事前登録された複数の登録対象者の生体情報特徴量を蓄積する特徴量蓄積装置19と、カメラ20と、画像蓄積部21と、を有している。
前記移動ロボット10は、複数のタスク1〜タスクnを実行する機能を有しており、前記タスク実行部23a、23b、23cが起動する際には、夫々の認証要求レベルが通知されるようになっている。前記認証要求レベルは、タスクを実行する際のセキュリティ重要度に比例し、セキュリティ重要度が高い場合には該認証要求レベルが高く、セキュリティ重要度が低い場合には認証要求レベルも低く設定されている。
このとき、前記個人認証手段を前記移動ロボット10内に設けない場合には、外部のサービス業者のみを複数用いてもよいし、また、前記移動ロボット10が複数の異なる個人認証プログラムを備え、前記認証要求レベルに応じてこれらのプログラムの何れか一若しくは複数のプログラムに基づき個人認証を行なうようにしても良い。また、一のサービス業者が複数の個人認証プログラムを備え、これらの中から選択できるようにしても良い。
また、音声キーワードが「メール受信」である場合、タスク内容は移動ロボット10がパソコンに代わってメールを受信する動作であり、依頼者を個人認証した上で当人のメールのみを受信する。このとき、認証要求レベルは中に設定される。
また、音声キーワードが「ニュース」である場合、移動ロボット10がユーザに趣味等の情報を音声出力により喋る動作であり、依頼者を個人認証した上で事前登録した当人の趣味分野を特定して話題を絞る。このとき、セキュリティ上の問題は高くないため、認証要求レベルは普通に設定される。
まず、前記移動ロボット10は、前記マイク10にて集音されたユーザの音声を前記音声認識部12によりタスクを示す音声キーワードとして特定し、該認識された音声キーワードに基づき、前記タスク選択部22にてタスク実行部1〜nのうち何れか1つを起動する。起動されたタスクi実行部は、前記認証手段選択部15に個人認証を依頼する。このとき、認証要求レベルも同時に通知する。
前記認証手段選択部15では、タスクi実行部より0〜100%のうち何れかのタスク要求レベルが入力され(S30)、該認証要求レベルに応じて個人認証手段を選択する(S31)。
尚、夫々の認証手段については上記した実施例1と略同様の構成である。
このように、本実施例における移動ロボット10における個人認証では、実行するタスクに応じてそのセキュリティ重要度が異なるため、このセキュリティ重要度、即ち認証要求レベルに基づき個人認証手段を選択する構成とした。これにより、必要最低限のセキュリティを確保した上で、円滑にタスクを実行できる最適な個人認証手段を選択することが可能となる。
前記ロボット内個人認証装置17又は前記サービス提供サーバ内の個人認証装置42a、42b、42cにおいて顔画像等を用いてユーザを認証する際に、容姿の変化、例えば髪の長さ、髪型、体調、加齢(人相)、ケガ等が障害となり、認証に失敗する場合がある。これらの変化に対しては、元来同一人物であってもある程度の範囲でばらつきが許容される必要があり、照合の際には一定の閾値(ここでは閾値Aとする)を設定し、この閾値A以下であれば同一人物であると判定するのが一般的である。しかし、同一人物であっても加齢等でこれらの要素の変化が閾値Aを越えてしまうことはあり得る。
認証の機会が長期に亘って継続的に行われる場合、誤認証が頻繁に発生するようになるのは好ましくないため、認証情報の変化に対して前記特徴量蓄積装置19、43a、43b、43cに蓄積した特徴量情報も更新していく必要がある。これには、閾値Aよりも小さい許容閾値Bを設定し、特徴量の照合を行なう際に誤差率(ばらつき度)が許容閾値Bを超えた時には再登録を促す仕組みが有効である。
図8に登録情報更新処理手順を示す。前記個人認証装置42は、個人認証に用いる特徴量の誤差率が閾値A内で一定の許容閾値Bを超えた場合(S41)、あるいは、前回の登録時から一定期間を経過した場合に、前記登録情報更新装置44に対し、登録情報更新要求を出力する(S42)。前記登録情報更新装置44は再登録要求を特徴量登録装置45に対して出力し(S43)、該特徴量登録装置45はネットワーク送受信部41を経由して、移動ロボット10に登録情報要求を出力し(S44)、該移動ロボットはユーザに対して登録を促す(S45)。
尚、ここで言う一定期間は、予め初期値として設定するが、ユーザによって再設定することも可能にすると良く、これにより更新漏れを避けることができるとともに、更新頻度が高すぎるといった使いにくさを回避することもできる。
ここで各装置は機能別に記載したが、言うまでもなく複数の機能を一体化した装置と置換することも本実施例において可能である。
更新処理の安全性を確保する方法としては、移動ロボット10に取り付けたキーボードを用いた暗証(英数字等のキーワード)入力する方法、または、該移動ロボット10が「山」などの特定の音声キーワードを発声または表示しユーザが予め設定した「山」に対応する音声キーワード「川」を発声または入力し、移動ロボット10がこれを認識する方法があり、これによりユーザが偽証した他人でないことを確認(認証)する。
前記キーボードを用いた暗証入力の方法によれば、暗証が漏洩した場合安全を確保することができないが、簡易に実現できる。また、前記音声キーワードを用いた方法によれば、本人の発声を音声認識するので、声紋の簡易確認もでき、キーボードによる暗証入力などよりも安全性の高い認証ができる。いずれの方法を採用しても対象者が再認証すべきユーザであることを確認してから顔画像等の再登録を行うことで、ユーザ以外の者の偽証登録を防止することができるようになる。
図10(a)は本発明の実施例4に係る格付データベースを備えたシステムの構成図であり、ユーザ50に対して各種サービスを行う移動ロボット10が、ネットワーク網30を介してサービス提供サーバ40a、40b、40cに接続する構成は上記した実施例1、2と同様である。本実施例では、サービス提供サーバ40a、40b、40cからの個人認証サービスをユーザ50が受ける場合に、第三者格付機関46を介して行なうようにしている。前記ユーザ50は、移動ロボット10を介してネットワーク網30を経由し、第三者格付機関46に接続する。
前記第三者格付機関46には、業態を同じくするサービス提供業者が有するサービス提供サーバ40a、40b、40c、…が複数登録されている。尚、登録されている該サービス提供サーバは、本実施例では3社としているが、実際の運用ではこの限りではなく、多くても少なくても構わない。
前記格付サーバ48では、認証対象者の特徴、例えば顔認証の場合は認識に影響する顔の特徴(年齢、性別、顔の色、顔の輪郭形状など)と、認証環境の特徴(周囲の明るさ、計測時間、屋内・屋外、天候など)と、その認証結果(サービス提供サーバが出力した照合一致度、及びその正答率)を前記移動ロボット10より受信し(S69)、格付データベースとして記録しておく。
本実施例によれば、ネットワーク網30上の格付サーバ48は、複数の移動ロボットが送信してくる生体情報の特徴、認証環境の特徴、認証結果を蓄積し、積算することで、1台の移動ロボット内で処理するのに比べて格段に早く、大量のデータを収集でき、効率的に格付データベースを構築することができる。
13 タスク受付部
14 タスク実行部
15 認証手段選択部
16 認証手段評価部
16a 認証結果累積部
17 ロボット内個人認証装置
19 特徴量蓄積装置
22 タスク選択部
23a タスク1実行部
23b タスク2実行部
23c タスク3実行部
30 ネットワーク網
40a サービス提供サーバA
40b サービス提供サーバB
40c サービス提供サーバC
42a、42b、42c 個人認証装置
43a、43b、43c 特徴量蓄積装置
44 登録情報更新装置
45 特徴量登録装置
46 第三者格付機関
47 評価機関
Claims (11)
- 通信機能を有する移動ロボットと、ネットワークに接続された複数の認証サービス提供サーバとを備え、前記移動ロボットが個人認証付きタスクを実行する際に、該移動ロボットが取得したユーザの生体情報に基づいて複数の認証サービス提供サーバのうち1以上の認証サービス提供サーバを用いて個人認証を行ないユーザの特定を行なう個人認証方法であって、
前記1以上の認証サービス提供サーバは、事前登録されたユーザの登録生体情報と前記移動ロボットより取得したユーザの生体情報とを照合して照合一致率を算出して、該算出した照合一致率に基づいてユーザを特定して認証結果を前記移動ロボットに通知する機能を有し、
一方前記移動ロボットは、前記個人認証付きタスクを実行する際に、
前記認証サービス提供サーバより通知された認証結果の照合一致率が成功閾値以上である場合には成功回数カウンタに加算し、前記照合一致率が成功閾値未満の場合には失敗回数カウンタに加算して、前記認証サービス提供サーバによる認証結果を累積させる認証結果累積ステップと、
前記カウンタのカウンタ値から認証成功率を算出して評価値とする認証評価ステップと、
前記評価値が予め設定した基準閾値以下となった場合にサーバ選択手段で他の認証サービス提供サーバを選択して切換える認証選択ステップと、
に基づいて個人認証を行う個人認証機能を具えたことを特徴とする個人認証方法。 - 請求項1記載の個人認証方法において、
前記認証評価ステップにて、前記照合一致率が成功閾値以上である場合に、特定された候補ユーザが真のユーザか否かを判断する確認動作を行い、確認結果が真のユーザである場合には成功回数カウンタに加算し、前記照合一致率が成功閾値未満の場合、及び前記確認結果が真のユーザでない場合には失敗回数カウンタに加算し、これらのカウンタから算出される認証成功率を評価値とすることを特徴とする個人認証方法。 - 前記移動ロボットが複数の個人認証付きタスクより選択された個人認証付きタスクを実行する際に、
前記複数の個人認証付きタスクにおいて個々のタスク毎にそのセキュリティ重要度に対応する認証要求レベルを予め設定しておき、前記対応するタスクを実行する前に該タスクの前記認証要求レベルを識別し、
前記認証要求レベルに応じた前記認証サービス提供サーバを1又は複数選択して、該選択した認証サービス提供サーバより通知された認証結果に基づいて請求項1又は2記載の個人認証を行なう認証ステップと、を備えたことを特徴とする個人認証方法。 - 前記認証ステップにて、前記認証サービス提供サーバが複数選択された場合、これらの認証サービス提供サーバを順次用いて個人認証を行い、認証結果が全て一致した場合にのみユーザを特定することを特徴とする請求項3記載の個人認証方法。
- 前記移動ロボットが請求項1記載の個人認証機能を備えており、前記認証サービス提供サーバによる個人認証を行なう前に、前記個人認証機能により前記生体情報に基づいてユーザの特定を行なうようにしたことを特徴とする請求項1又は2若しくは3記載の個人認証方法。
- 前記1以上の認証サービス提供サーバが、前記ユーザにより生体情報を事前登録された生体情報蓄積手段を有し、
前記請求項1記載の認証結果を前記移動ロボットに通知する機能に加えて、前記認証サービス提供サーバによりユーザの特定が行なわれた場合に、認証誤差率を算出し、予め設定した許容閾値より前記認証誤差率が大である時に、前記生体情報蓄積手段の生体情報を更新する機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2若しくは3記載の個人認証方法。 - 前記移動ロボット若しくは前記認証サービス提供サーバにネットワークを介して接続される格付データベースを設け、前記認証サービス提供サーバ毎の認証結果を、認証時の周囲環境情報、認証対象者情報を含む属性情報と関連付けて前記格付データベースに保存し、前記個人認証を行なう際に、前記格付データベースに基づき前記認証サービス提供サーバを選択するようにしたことを特徴とする請求項1又は2若しくは6記載の個人認証方法。
- 通信機能を有する移動ロボットと、ネットワークに接続された複数の認証サービス提供サーバとを備え、前記移動ロボットが個人認証付きタスクを具え、該移動ロボットが取得したユーザの生体情報に基づいて、前記タスク実行機能により複数の認証サービス提供サーバのうち1以上の認証サービス提供サーバを用いて個人認証を行ないユーザの特定を行なう個人認証システムであって、
前記移動ロボットが、前記認証サービス提供サーバからの認証結果を累積する認証結果累積手段と、該累積した認証結果の評価値を算出する認証評価手段と、該評価値が予め設定した基準閾値以下となった場合に他の認証サービス提供サーバを選択して切換えるサーバ選択手段と、を備え、
前記認証サービス提供サーバが、前記ユーザにより事前登録された登録生体情報と前記取得した生体情報とを照合し、照合一致率を算出してユーザを特定する機能を有し、
前記認証結果累積手段が、前記認証結果の成否を算定する成功回数カウンタと失敗回数カウンタを有し、前記照合一致率が成功閾値以上である場合には前記成功回数カウンタに加算し、前記照合一致率が成功閾値未満の場合には前記失敗回数カウンタに加算し、
前記認証評価手段にて、前記カウンタから認証成功率を算出して該認証成功率を前記評価値とすることを特徴とする個人認証システム。 - 前記タスク実行機能にて、前記タスク毎にそのセキュリティ重要度に対応する認証要求レベルを設定しておき、
前記移動ロボットが、前記タスクの認証要求レベルを識別する識別手段と、前記認証要求レベルに応じた前記認証サービス提供サーバを1又は複数選択する選択手段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の個人認証システム。 - 前記認証サービス提供サーバが、前記ユーザにより生体情報を事前登録された生体情報蓄積手段と、
前記認証サービス提供サーバによりユーザの特定が行なわれた場合に、認証誤差率を算出し、該認証誤差率が予め設定した許容閾値より大である時に前記生体情報蓄積手段の生体情報を更新する登録生体情報更新手段と、を備えたことを特徴とする請求項8若しくは9記載の個人認証システム。 - 前記移動ロボット若しくは前記認証サービス提供サーバにネットワークを介して接続される格付データベースを設け、
前記認証サービス提供サーバ毎の認証結果を、認証時の周囲環境情報、認証対象者情報を含む属性情報と関連付けて前記格付データベースに保存し、前記個人認証を行なう際に、前記格付データベースに基づき前記認証サービス提供サーバを選択するようにしたことを特徴とする請求項8若しくは9記載の個人認証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004185411A JP4533679B2 (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 個人認証方法及び該システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004185411A JP4533679B2 (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 個人認証方法及び該システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006011650A JP2006011650A (ja) | 2006-01-12 |
JP4533679B2 true JP4533679B2 (ja) | 2010-09-01 |
Family
ID=35778872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004185411A Expired - Fee Related JP4533679B2 (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 個人認証方法及び該システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4533679B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5055905B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2012-10-24 | 富士通株式会社 | 入退室管理システム、入退室管理ロボット装置、および入退室管理プログラム |
JP5547551B2 (ja) * | 2010-05-20 | 2014-07-16 | Necエンジニアリング株式会社 | ユーザ認証システム |
JP5541039B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-07-09 | 富士通株式会社 | 生体認証システム、生体認証サーバ、生体認証方法及びそのプログラム。 |
JP5690113B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2015-03-25 | 日本信号株式会社 | 自律移動サービス提供システム |
JP6069607B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-02-01 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 | ロボットサービス連携システムおよびプラットフォーム |
JP6478221B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-03-06 | Kddi株式会社 | 人物特定装置およびプログラム |
SG10201600561YA (en) * | 2016-01-25 | 2017-08-30 | Mastercard Asia Pacific Pte Ltd | A Method For Facilitating A Transaction Using A Humanoid Robot |
JP7024282B2 (ja) * | 2017-09-25 | 2022-02-24 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 自走式サービス提供装置及びサービス提供システム |
JP2021531576A (ja) * | 2018-07-17 | 2021-11-18 | アイ・ティー スピークス エル・エル・シーiT SpeeX LLC | インテリジェント産業アシスタントにおける役割およびスキルに基づく権限のための方法、システム、および、コンピュータプログラム製品 |
JP7336681B2 (ja) * | 2019-02-01 | 2023-09-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 顔認証システムおよび顔認証方法 |
JP2020004416A (ja) * | 2019-07-22 | 2020-01-09 | 株式会社ニコン | 情報処理装置 |
JP2023141048A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 認証装置、認証方法および認証システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001287180A (ja) * | 2000-04-04 | 2001-10-16 | Sony Corp | ロボット遠隔制御システム、並びに、ソフトウェア配布方法 |
JP2001331801A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-11-30 | Cai Kk | 個人認証装置および個人認証方法および記録媒体 |
JP2002254372A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | Sony Corp | ロボット制御装置およびロボット制御方法、物品授受システム、記録媒体、並びにプログラム |
JP2004013831A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Canon Inc | 本人認証システム、本人認証装置及び本人認証方法 |
-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004185411A patent/JP4533679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001331801A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-11-30 | Cai Kk | 個人認証装置および個人認証方法および記録媒体 |
JP2001287180A (ja) * | 2000-04-04 | 2001-10-16 | Sony Corp | ロボット遠隔制御システム、並びに、ソフトウェア配布方法 |
JP2002254372A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-10 | Sony Corp | ロボット制御装置およびロボット制御方法、物品授受システム、記録媒体、並びにプログラム |
JP2004013831A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Canon Inc | 本人認証システム、本人認証装置及び本人認証方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006011650A (ja) | 2006-01-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10628571B2 (en) | Systems and methods for high fidelity multi-modal out-of-band biometric authentication with human cross-checking | |
US9875425B2 (en) | Individual identification device, and identification threshold setting method | |
Veeramachaneni et al. | An adaptive multimodal biometric management algorithm | |
JP4952101B2 (ja) | 個人認証装置および個人認証方法 | |
US7434063B2 (en) | Authentication method, apparatus, and system | |
CN102598052B (zh) | 利用生物体信息的认证系统及认证装置 | |
JP5805040B2 (ja) | 人物認証用辞書更新方法、人物認証用辞書更新装置、人物認証用辞書更新プログラム及び人物認証システム | |
US7986817B2 (en) | Verification apparatus, verification method and verification program | |
JP4533679B2 (ja) | 個人認証方法及び該システム | |
US11818126B2 (en) | Using common identifiers related to location to link fraud across mobile devices | |
JP4509581B2 (ja) | 生体照合を用いた個人認証装置、個人認証方法、及び通行制御装置 | |
EP4156601A1 (en) | Automated code analysis and tagging (methods and systems) | |
CN107003830A (zh) | 安全移动联系系统(smcs) | |
JP2010049357A (ja) | 認証装置、認証システム及び認証方法 | |
JP2020115384A (ja) | 情報処理システム、情報処理装置、制御方法、記憶媒体、およびプログラム | |
Alsellami et al. | The recent trends in biometric traits authentication based on internet of things (IoT) | |
US10740447B2 (en) | Using biometric user-specific attributes | |
JP2012048520A (ja) | 生体認証端末装置 | |
JP2010081442A (ja) | ドアホン装置 | |
Kadëna et al. | Adoption of biometrics in mobile devices | |
US11164023B2 (en) | Method of enrolling a new member to a facial image database | |
KR101292326B1 (ko) | 인간관계 정보를 이용하여 사용자를 인증하는 방법 및 서버 | |
WO2019176206A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP7528136B2 (ja) | 認証プログラム、認証システム及び認証方法 | |
JP7182842B1 (ja) | プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100305 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100521 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100614 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4533679 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |