JP2001331801A - 個人認証装置および個人認証方法および記録媒体 - Google Patents

個人認証装置および個人認証方法および記録媒体

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JP2001331801A
JP2001331801A JP2000102012A JP2000102012A JP2001331801A JP 2001331801 A JP2001331801 A JP 2001331801A JP 2000102012 A JP2000102012 A JP 2000102012A JP 2000102012 A JP2000102012 A JP 2000102012A JP 2001331801 A JP2001331801 A JP 2001331801A
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Japan
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personal
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voice
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JP2000102012A
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English (en)
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Tadamitsu Ryu
忠光 龍
Tetsuo Toshima
哲夫 戸島
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Cai Kk
Original Assignee
Cai Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】認証機能を組み合わせ、対話機能を持たせるこ
とにより、認証精度と認証速度を高め、実用性の高い個
人認証装置および個人認証方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】個人を識別し認証するための個人認証装置
であって、下記イないしホのいずれか二つないし五つの
認証機能を含むことを特徴とする個人認証装置を提供す
る。 イ)顔認証機能 ロ)声紋認証機能 ハ)声話認証機能 ニ)個人情報認証機能 ホ)ICカード・磁気カードによる認証機能

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、個人を識別し、
認証するための個人認証装置および個人認証方法ならび
にそれを記録した記録媒体に関する。特に、認識率が高
く、認証速度の速い実用的な個人認証装置および個人認
証方法ならびにそれを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】個人を識別し、認証するための個人認証
装置は、従来から公知である。例えば、以下のようなも
のがある。 1)顔認証装置 人物の顔の特徴による認証を行う装置である(例.特開
平11−161791)。 2) 指紋認証装置 指紋の特徴による認証を行う装置である(例.特開平1
1−96363)。 3)こう彩認証装置 人物の目の特徴による認証を行う装置である(例.特開
平11−213164)。 4)声紋認証装置 人物の発した声の特徴による認証を行う装置である
(例.特開平11−73196)。 5)声話認証装置 人物の話し方による特徴による認証を行う装置である
(例.特開平11−352984)。 6)ICカード・磁気カード等による認証装置 ICカードや磁気カード等を利用して認証を行う装置で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際問題とし
て、上述した個人認証装置のうちICカード等による認
証装置以外の各々を単独で使用する場合には、認証精度
を高めようとすれば、認証速度がきわめて遅くなるとい
う問題があった。
【0004】また、個人認証装置の各々を単独で使用す
ると認証精度は低くなるという問題があった。
【0005】また、認証中に、認証者が退屈してしまう
という問題があった。
【0006】さらに、ICカードや磁気カード等による
認証装置を単独で使用する場合は、ICカード等を必ず
携帯していなければ認証できないという問題があった。
【0007】そこで、前記問題を解決するため、この発
明は、認証機能を組み合わせ、対話機能を持たせること
により、認証精度と認証速度を高め、実用性の高い個人
認証装置および個人認証方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、個人を識別し認証するための
個人認証装置であって、下記イないしホのいずれか二つ
ないし五つの認証機能を含むことを特徴とする個人認証
装置を提供するものである。 イ)顔認証機能 ロ)声紋認証機能 ハ)声話認証機能 ニ)個人情報認証機能 ホ)ICカード・磁気カードによる認証機能
【0009】すなわち、異なる種類の認証機能を組み合
わせることによって、一つの認証機能によっては低かっ
た認証精度を高めることができるところに特徴がある。
また、認証速度を高めるために各認証機能の精度を低め
たとしても、他の認証機能により認証精度を高めること
ができるので、認証全体の認証速度を高めることができ
るところに特徴がある。
【0010】また、第2に個人を識別し認証するための
個人認証装置であって、顔認証機能と、声紋または声話
認証機能と、個人情報認証機能と、を含むことを特徴と
する個人認証装置を提供するものである。
【0011】すなわち、顔認証機能と声紋または声話認
証機能と個人情報認証機能とを組み合わせることによっ
て認証精度を高めようとするところに特徴がある。
【0012】また、第3に個人を識別し認証するための
個人認証装置であって、顔認証機能と、声紋または声話
認証機能と、個人情報認証機能と、認証頻度管理機能
と、を含むことを特徴とする個人認証装置を提供するも
のである。
【0013】すなわち、認証対象が膨大な場合、認証頻
度管理機能により、全認証対象のうちの使用頻度の高い
認証対象だけを抽出できるように認証対象を管理し、そ
の管理された認証対象を基に各認証を行うことにより、
認証速度を高めようとするところに特徴がある。
【0014】また、第4に個人を識別し認証するための
個人認証装置であって、顔認証機能と、声紋または声話
認証機能と、個人情報認証機能と、認証頻度管理機能
と、分類管理機能と、を含むことを特徴とする個人認証
装置を提供するものである。
【0015】すなわち、認証対象が膨大な場合、認証頻
度管理機能により、分類管理機能により分類された認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に各認証を行うことにより、さらに認証速度を高めよう
とするところに特徴がある。
【0016】また、第5に、第1ないし第4のいずれか
一の場合に記載の個人認証装置に対話機能を含むことを
特徴とする個人認証装置を提供するものである。
【0017】すなわち、対話機能を待たせることによ
り、各認証機能への移行をスムーズなものにし、認証者
への認証待ち時の体感認証速度を高めようとするところ
に特徴がある。
【0018】また、第6に、個人を識別し認証するため
の個人認証方法であって、下記イないしホのいずれか二
ステップないし五ステップを含むことを特徴とする個人
認証方法を提供するものである。 イ)顔認証ステップ ロ)声紋認証ステップ ハ)声話認証ステップ ニ)個人情報認証ステップ ホ)ICカード・磁気カードによる認証機能
【0019】すなわち、異なる種類の認証ステップを組
み合わせることによって、一ステップの認証によっては
低かった認証精度を高めることができるところに特徴が
ある。また、認証速度を高めるために各認証ステップの
精度を低めたとしても、他の認証ステップにより認証精
度を高めることができるので、認証全体の認証速度を高
めることができるところに特徴がある。
【0020】また、第7に、個人を識別し認証するため
の個人認証方法であって、顔認証ステップと、声紋また
は声話認証ステップと、個人情報認証ステップと、を含
むことを特徴とする個人認証方法を提供するものであ
る。
【0021】すなわち、顔認証ステップと声紋または声
話認証ステップと個人情報認証ステップとを組み合わせ
ることによって認証精度を高めようとするところに特徴
がある。
【0022】また、第8に、個人を識別し認証するため
の個人認証方法であって、顔認証ステップと、声紋また
は声話認証ステップと、個人情報認証ステップと、認証
頻度管理ステップと、を含むことを特徴とする個人認証
方法を提供するものである。
【0023】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に各認証を行うことにより、認証速度を高めようとする
ところに特徴がある。
【0024】また、第9に、個人を識別し認証するため
の個人認証方法であって、顔認証ステップと、声紋また
は声話認証ステップと、個人情報認証ステップと、認証
頻度管理ステップと、分類管理ステップとを含むことを
特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0025】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップにより全認証対象を分類された認証対象のう
ち適合する認証対象を抽出し、その認証対象のうちの使
用頻度の高い認証対象だけを抽出できるように認証対象
を管理し、その管理された認証対象を基に各認証を行う
ことにより、認証速度を高めようとするところに特徴が
ある。
【0026】また、第10に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、個人情報認証ステップを実
行し、声紋または声話認証ステップを実行し、顔認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0027】すなわち、まず個人情報認証ステップによ
り認証対象を絞り込み、その後に声紋または声話認証ス
テップを実行することによりさらに認証対象を絞り込
み、さらに顔認証ステップにより認証を行うことによ
り、認証精度を高めた上認証速度を高めようとするとこ
ろに特徴がある。また、個人情報認証ステップを音声入
力にて行えば、声紋または声話認証ステップも略同時に
行うことができるのでさらに認証速度を高められるとこ
ろに特徴がある。
【0028】また、第11に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、個人情報認証ステップを実
行し、顔認証ステップを実行し、声紋または声話認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0029】すなわち、まず個人情報認証ステップによ
り認証対象を絞り込み、その後に顔認証ステップにより
認証を実行することによりさらに認証対象を絞り込み、
さらに声紋または声話認証ステップを実行することによ
り、認証精度を高めた上認証速度を高めようとするとこ
ろに特徴がある。また、個人情報認証ステップを音声入
力にて行えば、声紋または声話認証ステップにも使用す
ることができるのでさらに認証速度を高められるところ
に特徴がある。
【0030】また、第12に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、顔認証ステップを実行し、
声紋または声話認証ステップを実行し、個人情報認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0031】すなわち、まず近づいてきた認証者を顔認
証ステップにより認証を実行することにより認証速度を
高めた上、認証対象を絞り込み、さらに声紋または声話
認証ステップを実行し、認証対象を絞り込み、さらに個
人情報認証ステップにより認証対象を絞り込みをするこ
とにより、認証精度を高めた上認証速度を高めようとす
るところに特徴がある。また、声紋または声話認証ステ
ップには音声入力を使うので、その入力を用いて個人情
報認証ステップを行えば認証速度を高められるところに
特徴がある。
【0032】また、第13に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、顔認証ステップを実行し、
個人情報認証ステップを実行し、声紋または声話認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0033】すなわち、まず近づいてきた認証者を顔認
証ステップにより認証を実行することにより認証速度を
高めた上、認証対象を絞り込み、さらに個人情報認証ス
テップを実行し、認証対象を絞り込み、さらに声紋また
は声話認証ステップにより認証対象を絞り込みをするこ
とにより、認証精度を高めた上認証速度を高めようとす
るところに特徴がある。また、個人情報認証ステップを
音声入力にて行えば、声紋または声話認証ステップも略
同時に行うことができるのでさらに認証速度を高められ
るところに特徴がある。
【0034】また、第14に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、声紋または声話認証ステッ
プを実行し、顔認証ステップを実行し、個人情報認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0035】すなわち、声紋または声話認証ステップに
より認証対象を絞り込み、その認証対象を顔認証ステッ
プを実行することにより絞り込み、さらに個人情報認証
ステップにより認証対象を絞り込むことにより、認証精
度を高めた上認証速度を高めようとするところに特徴が
ある。また、声紋または声話認証ステップには音声入力
を使うので、その入力を用いて個人情報認証ステップを
行えば認証速度を高められるところに特徴がある。
【0036】また、第15に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、声紋または声話認証ステッ
プを実行し、個人情報認証ステップを実行し、顔認証ス
テップを実行することを特徴とする個人認証方法を提供
するものである。
【0037】すなわち、声紋または声話認証ステップに
より認証対象を絞り込み、その認証対象を個人情報認証
ステップを実行することにより絞り込み、さらに顔認証
ステップにより認証対象を絞り込むことにより、認証精
度を高めた上認証速度を高めようとするところに特徴が
ある。また、声紋または声話認証ステップには音声入力
を使うので、その入力を用いて個人情報認証ステップを
行えば認証速度を高められるところに特徴がある。
【0038】また、第16に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、個人情報認証ステップを実行し、声紋または声話
認証ステップを実行し、顔認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0039】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず個人情報認証ステップを実行し、次に個人情報
認証ステップで絞り込まれた認証対象を基に声紋または
声話認証ステップを実行し、さらに声紋または声話認証
ステップにより絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行することにより、さらに認証速度を高めよう
とするところに特徴がある。
【0040】また、第17に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、個人情報認証ステップを実行し、顔認証ステップ
を実行し、声紋または声話認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0041】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず個人情報認証ステップを実行し、次に個人情報
認証ステップで絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行し、さらに顔認証ステップにより絞り込まれ
た認証対象を基に声紋または声話認証ステップを実行す
ることにより、さらに認証速度を高めようとするところ
に特徴がある。
【0042】また、第18に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、顔認証ステップを実行し、声紋または声話認証ス
テップを実行し、個人情報認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0043】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず顔認証ステップを実行し、次に顔認証ステップ
で絞り込まれた認証対象を基に声紋または声話認証ステ
ップを実行し、さらに声紋または声話認証ステップによ
り絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行することにより、さらに認証速度を高めようとする
ところに特徴がある。
【0044】また、第19に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、顔認証ステップを実行し、個人情報認証ステップ
を実行し、声紋または声話認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0045】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず顔認証ステップを実行し、次に顔認証ステップ
で絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行し、さらに個人情報認証ステップにより絞り込まれ
た認証対象を基に声紋または声話認証ステップを実行す
ることにより、さらに認証速度を高めようとするところ
に特徴がある。
【0046】また、第20に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、声紋または声話認証ステップを実行し、顔認証ス
テップを実行し、個人情報認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0047】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず声紋または声話認証ステップを実行し、次に声
紋または声話認証ステップで絞り込まれた認証対象を基
に顔認証ステップを実行し、さらに顔認証ステップによ
り絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行することにより、さらに認証速度を高めようとする
ところに特徴がある。
【0048】また、第21に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、認証頻度管理ステップを実
行し、声紋または声話認証ステップを実行し、個人情報
認証ステップを実行し、顔認証ステップを実行すること
を特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0049】すなわち、認証対象が膨大な場合、全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず声紋または声話認証ステップを実行し、次に声
紋または声話認証ステップで絞り込まれた認証対象を基
に個人情報認証ステップを実行し、さらに個人情報認証
ステップにより絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行することにより、さらに認証速度を高めよう
とするところに特徴がある。
【0050】また、第22に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、個人情報認証ステ
ップを実行し、声紋または声話認証ステップを実行し、
顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0051】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その認証対
象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できるよ
うに認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず個人情報認証ステップを実行し、次に個人情報
認証ステップで絞り込まれた認証対象を基に声紋または
声話認証ステップを実行し、さらに声紋または声話認証
ステップにより絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行することにより、さらに認証速度を高めよう
とするところに特徴がある。
【0052】また、第23に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、個人情報認証ステ
ップを実行し、顔認証ステップを実行し、声紋または声
話認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0053】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その認証対
象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できるよ
うに認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず個人情報認証ステップを実行し、次に個人情報
認証ステップで絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行し、さらに顔認証ステップにより絞り込まれ
た認証対象を基に声紋または声話認証ステップを実行す
ることにより、さらに認証速度を高めようとするところ
に特徴がある。
【0054】また、第24に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、顔認証ステップを
実行し、声紋または声話認証ステップを実行し、個人情
報認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0055】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その認証対
象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できるよ
うに認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず顔認証ステップを実行し、次に顔認証ステップ
で絞り込まれた認証対象を基に声紋または声話認証ステ
ップを実行し、さらに声紋または声話認証ステップによ
り絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行することにより、さらに認証速度を高めようとする
ところに特徴がある。
【0056】また、第25に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、顔認証ステップを
実行し、個人情報認証ステップを実行し、声紋または声
話認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0057】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その全認証
対象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できる
ように認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず顔認証ステップを実行し、次に顔認証ステップ
で絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行し、さらに個人情報認証ステップにより絞り込まれ
た認証対象を基に声紋または声話認証ステップを実行す
ることにより、さらに認証速度を高めようとするところ
に特徴がある。
【0058】また、第26に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、声紋または声話認
証ステップを実行し、顔認証ステップを実行し、個人情
報認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0059】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その認証対
象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できるよ
うに認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず声紋または声話認証ステップを実行し、次に声
紋または声話認証ステップで絞り込まれた認証対象を基
に顔認証ステップを実行し、さらに顔認証ステップによ
り絞り込まれた認証対象を基に個人情報認証ステップを
実行することにより、さらに認証速度を高めようとする
ところに特徴がある。
【0060】また、第27に、個人を識別し認証するた
めの個人認証方法であって、分類管理ステップを実行
し、認証頻度管理ステップを実行し、声紋または声話認
証ステップを実行し、個人情報認証ステップを実行し、
顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
法を提供するものである。
【0061】すなわち、認証対象が膨大な場合、分類管
理ステップを実行し、認証対象を絞り込み、その認証対
象のうちの使用頻度の高い認証対象だけを抽出できるよ
うに認証対象を管理し、その管理された認証対象を基
に、まず声紋または声話認証ステップを実行し、次に声
紋または声話認証ステップで絞り込まれた認証対象を基
に個人情報認証ステップを実行し、さらに個人情報認証
ステップにより絞り込まれた認証対象を基に顔認証ステ
ップを実行することにより、さらに認証速度を高めよう
とするところに特徴がある。
【0062】また、第28に、全認証対象を対象に認証
頻度の高い認証対象を選択して抽出してa認証対象と
し、下記ステップ1を実行し、下記ステップ2を実行
し、下記ステップ3を実行することを特徴とする個人認
証方法を提供するものである。
【0063】ステップ1)下記イないしハのステップの
うちのいずれか一つを実行し、認証対象が見つからなか
った場合は、全認証対象を対象に個人認証ステップを実
行して絞り込んだ認証対象をa認証対象に追加して、前
記追加分をa認証対象から削除して、再度下記イないし
ハのステップのうちのいずれか一つを実行する。認証が
確定した場合は、認証結果を出力する。認証対象が複数
ある場合はステップ2を実行する。
【0064】ステップ2)下記イないしハのステップの
うちのステップ1で実行されていないいずれか一つを実
行し、認証対象が見つからなかった場合は、全認証対象
を対象に個人認証ステップを実行して絞り込んだ認証対
象をa認証対象に追加して、前記追加分をa認証対象か
ら削除して、再度 ステップ1を実行する。認証が確定
した場合は、認証結果を出力する。認証対象が複数ある
場合はステップ3を実行する。
【0065】ステップ3)個人情報認証ステップを実行
し、認証対象が見つからなかった場合は、全認証対象を
対象に次に頻度の高い認証対象を選択して抽出してa認
証対象とし、ステップ1を実行する。認証が確定した場
合は、認証結果を出力する。認証対象が複数ある場合は
ステップ3を実行する。 イ)顔認証ステップ ロ)個人情報認証ステップ ハ)声紋または声話認証ステップ
【0066】すなわち、まず、全認証対象から頻度の高
い認証対象をa認証対象として抽出し、その後ステップ
1において、認証を行い、認証対象が見つからない場合
はa認証対象に全認証対象から個人情報認証にて認証対
象となった認証対象を追加することにより、再度全認証
対象を認証対象にすることを避けることができるので、
認証速度を高められるところに特徴がある。
【0067】また、ステップ1において認証対象が複数
ある場合は、ステップ2においてステップ1と別の認証
を行うことにより、認証精度を高められるところに特徴
がある。また、認証対象が見つからない場合はa認証対
象に全認証対象から個人情報認証にて認証対象となった
認証対象を追加することにより、再度全認証対象を認証
対象にすることを避けることができるので、認証速度を
高められるところに特徴がある。
【0068】また、ステップ2において認証対象が複数
ある場合は、ステップ3において個人情報認証を行うこ
とにより、認証精度を高められるところに特徴がある。
また、別の個人情報認証を繰り返すことにより、認証精
度を高められるところに特徴がある。また、認証対象が
見つからない場合は全認証対象から現在のa認証対象と
は別の頻度の高い認証対象を抽出してa認証対象とする
ことにより、再度全認証対象を認証対象にすることを避
けることができるので、認証速度を高められるところに
特徴がある。
【0069】また、第29に、分類管理ステップを実行
した後に請求項28に記載の個人認証方法を実施するこ
とを特徴とする個人認証方法を提供するものである。
【0070】すなわち、分類管理ステップを実行した後
に第28の場合に記載の個人認証方法を実施することに
より、さらに認証対象を絞り込むことにより、認証速度
をさらに高められるところに特徴がある。
【0071】また、第30に、第6ないし第29のいず
れか一の場合に記載の個人認証方法に対話ステップを含
むことを特徴とする個人認証方法を提供するものであ
る。
【0072】すなわち、対話ステップを含むことによ
り、各認証ステップへの移行をスムーズなものにし、認
証者への認証待ち時の体感認証速度を高めようとすると
ころに特徴がある。
【0073】さらに、第31に、第6ないし第30のい
ずれか一の場合に記載の個人認証方法をコンピュータ装
置に実行させるためのプログラムが記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
【0074】すなわち、各認証ステップを実行させるた
めのプログラムをコンピュータに読取可能なように記録
媒体に記録しておくことによりこの認証装置にこの認証
方法を実行可能とすることができるところに特徴があ
る。
【0075】ここで、顔認証機能またはステップとは、
顔の特徴を例えばCCDカメラ等のような画像入力手段
により入力された情報を解析した顔の特徴と、データベ
ース等の登録手段により登録されている顔の特徴とを比
較し認証する機能またはステップである。
【0076】また、声紋認証機能またはステップとは、
声紋を例えばマイク等のような音声入力手段により入力
された情報を解析した声紋と、データベース等の登録手
段により登録されている声紋とを比較し認証する機能ま
たはステップである。
【0077】また、声話認証機能またはステップとは、
例えばマイク等のような音声入力手段により入力された
情報を解析した話者の話し方の特徴と、データベース等
の登録手段により登録されている話者の話し方の特徴と
を比較し認証する機能またはステップである。
【0078】また、個人情報認証機能またはステップと
は、用意された質問事項に対して認証者の答えた内容
と、データベース等の登録手段により登録されている認
証者の内容とを比較し認証する機能またはステップであ
る。
【0079】また、対話機能またはステップとは、音声
入出力機能による対話により、認証や再認証を促す等、
認証過程において次の操作を促すためにスピーカ等の音
声出力機能を用いた音声出力やマイク等による音声入力
機能による音声入力によりこの個人認証装置が認証者と
対話をするための機能またはステップである。
【0080】また、認証頻度管理機能またはステップと
は、認証対象を認証頻度で管理し、全認証対象のうち認
証頻度の高い認証対象の何件かを抽出する機能またはス
テップである。すなわち、この機能またはステップは、
認証確率の高い認証対象を絞り込んだ上で抽出すること
により認証速度を高め、かつ適合性を高めるものであ
る。
【0081】また、分類管理機能またはステップとは、
認証対象をある分類、例えば、在籍部署や在籍している
階数等に分類して管理しておき、認証を行う場所等によ
ってその場所において最も認証頻度が高いであろう分類
の認証対象を選択して抽出することにより認証対象を絞
り込む機能またはステップである。
【0082】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、この発明の
実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態の説明
による例は、あくまでも実施の形態の一態様である。こ
こで、図11はこの発明の第1の実施の形態の装置概念
図であり、図2はこの発明の第1の実施の形態の流れ図
であり、図3はこの発明の第2の実施の形態の流れ図で
あり、図4はこの発明の第3の実施の形態の流れ図であ
り、図5はこの発明の第4の実施の形態の流れ図であ
り、図6はこの発明の第5の実施の形態の流れ図であ
る。
【0083】以下、図1に基づき、この発明の第1の実
施の形態に係る装置の概念について説明する。この実施
の形態にかかる個人認証装置は、制御手段1と、記憶手
段2と、結果出力手段3と、音声入力手段4と、音声出
力手段5と、画像入力手段6と、一時記憶手段7と、か
ら構成される。
【0084】前記制御手段1は、CPU等演算し、他の
手段を制御する等の処理を行う。他の各手段はこの制御
手段1に接続され制御される。
【0085】また、前記記憶手段2には、顔認証機能を
果たすべく顔認証ステップ2aと、声紋認証機能を果た
すべく声紋認証ステップ2bと、個人情報認証機能を果
たすべく個人情報認証ステップ2cと、データベース2
dと、からなり、これらをコンピュータ装置に実行させ
るためのプログラムが記録されている。そして、前記制
御手段1に接続され、各認証ステップが制御され、デー
タベース2dのデータに基づき各認証ステップが実行さ
れる。このデータベース2dには、顔認証情報、声紋認
証情報、個人情報認証情報が一対になって登録されてい
る。前記記憶手段2には、例えばハードディスク等の磁
気記録媒体のほかDVD等のような光学的記録媒体も含
まれる。
【0086】また、前記結果出力手段3とは、CRT等
のように視覚等により認証結果を参照できる等認証結果
を表示したり、オートロック等やATM等の認証結果を
用いて起動する等の認証結果を出力する手段をいう。こ
れもまた、前記制御手段1に接続され、必要なときに認
証結果を出力する。
【0087】前記音声入力手段4とは、マイクロフォン
等のように音声を入力できる手段である。また、前記音
声出力手段5とは、スピーカ等のように音声を出力でき
る手段である。また、前記画像入力手段6とは、CCD
カメラ等のように画像を入力できる手段である。これら
もまた、前記制御手段1に接続され、必要なときに入力
し、出力される。
【0088】前記一時記憶手段7とは、メモリ等のよう
に、データ等を一時的に記憶しておく手段である。これ
も前記制御手段1に接続され、制御される。
【0089】前述のようにこの実施の形態にかかる個人
認証装置は構成されているので、画像入力手段6から入
力した顔の特徴とデータベース2dの顔の特徴データと
を比較して顔認証ステップ2aを行い、認証結果を一時
記憶手段7に保存しておく。そのステップの終了後、そ
の一時記憶手段7に保存されている認証結果をもとに、
音声入力手段4の声紋とデータベース2dに登録されて
いる声紋データとを比較し、声紋認証ステップを実行す
る。そして、同様に認証結果を一時記憶手段7に保存し
ておく。
【0090】さらに、それらステップの終了後、その一
時記憶手段7に保存されている認証結果をもとに、個人
情報認証ステップ2cを実行する。この個人情報認証ス
テップ2cは、まず音声出力手段5により必要な情報を
認証者に問いかけ、認証者が音声入力手段4により、そ
の質問事項に解答する。そして、その解答とデータベー
ス2d中に登録されているデータとを比較することによ
り認証を行うのである。
【0091】この実施の形態に係る個人認証装置は前述
のように構成されているので、単独の個人認証機能の精
度を落としても、別の個人認証機能により認証精度を高
めることができるので、全体としての認証速度が増加
し、精度の高い個人認証を行うことができるのである。
【0092】以下、図2の第1の実施の形態に係る流れ
図に基づき、この実施の形態に係る個人認証装置の実施
の流れを説明する。
【0093】第1に、顔認証ステップ2aを実行する。
まず、この装置は、「カメラの前に顔を向けてくださ
い。」等の音声を音声出力手段5から出力し、認証者に
画像入力手段6の前に顔を向けるように促す。次に、こ
の装置の画像入力手段6は、認証者の顔の画像をこの装
置に入力する。次に、この装置は、この顔の画像の特徴
を抽出し、この顔の特徴とデータベース2dに登録され
ている顔の特徴とを比較する。このときうまく画像が入
力できなくて認証結果が0件であるような場合には、再
度「カメラの前に顔を向けてください。」等の音声を音
声出力手段5から出力し再認証を促す。そして、認証が
うまくできた場合は、この装置は、一時記憶手段7に認
証結果を保存しておき音声出力手段5または結果出力手
段3から「認証結果は50件でした。」等の結果を出力
し、認証者に認証結果を知らせる。
【0094】第2に声紋認証ステップ2bを実行する。
まず、この装置は、「マイクに何か話し掛けてくださ
い。」等の音声を音声出力手段5から出力し、認証者に
音声入力手段4に話し掛けるように促す。次に、この装
置の音声入力手段4は、認証者の音声をこの装置に入力
する。次に、この装置は、この声紋を抽出し、その情報
と前記の一時記憶手段7に保存されている認証結果に基
づきデータベース2dに登録されている声紋とを比較す
る。このときうまく音声が入力できなくて認証結果が0
件であるような場合には、再度「マイクに何か話し掛け
てください。」等の音声を音声出力手段5から出力し再
認証を促す。そして、認証がうまくできた場合は、この
装置は、一時記憶手段7に認証結果を保存しておき音声
出力手段5または結果出力手段3から「認証結果は8件
でした。」等の結果を出力し、認証者に認証結果を知ら
せる。
【0095】第3に個人情報認証ステップ2cを実行す
る。まず、この装置は、「あなたの生年月日はいつです
か。」等の音声を音声出力手段5から出力し、認証者に
音声入力手段4に話し掛けるように促す。次に、この装
置の音声入力手段4は、認証者の解答をこの装置に入力
する。次に、この装置は、その解答と前記の一時記憶手
段7に保存されている認証結果に基づきデータベース2
dに登録されている個人情報とを比較する。このとき、
うまく音声が入力できなくて認証結果が0件であるよう
な場合には、再度「マイクに何か話し掛けてくださ
い。」等の音声を音声出力手段5から出力し再認証を促
す。そして、認証がうまくできた場合は、この装置は、
最終結果を出力する。
【0096】前記では、説明の便宜上、顔認証、声紋
(または声話)認証、個人情報認証の順に実施する場合
を説明したが、この発明はこの順に限らず、顔認証、声
紋(または声話)認証、個人情報認証を使ったさまざま
な組み合わせの順において適応できるものである。
【0097】前述のような個人認証装置および個人認証
方法を使用することにより、前記出力装置としていろい
ろなものを使い、前記出力された最終結果を利用すれ
ば、例えば、家の鍵として、銀行等のATM等のキャッ
シュカードとして、電子商取引の鍵として、等さまざま
な分野への実用的な応用が考えられる。
【0098】以下、図3に基づき、この発明に係る第2
の実施の形態を説明する。なお、装置については、第1
の実施の形態と同様のものである。
【0099】まず、この個人認証装置は、音声出力手段
5により例えば「名前を教えてください。」等の個人情
報認証情報の解答を促すような質問を問いかける。それ
により認証者は、個人情報認証情報である解答を行う。
図3の場合は「龍忠光です。」と名前を答えている。こ
のときの解答は、音声入力手段4から入力される。
【0100】そして、その音声入力された解答とデータ
ベース2d中に登録されている。個人情報認証情報との
照合を行い、認証対象を絞り込む(個人情報認証ステッ
プ)。
【0101】次にその絞り込まれた認証対象をもとに、
前記で音声入力された声紋とデータベース2d中に登録
されている。声紋認証情報との照合を行う(声紋認証ス
テップ)。
【0102】次に、この個人認証装置は、音声出力手段
5により、「顔をカメラに向けてください。」と認証者
に顔をカメラの方向に向けるように促し、画像入力手段
6により顔の特徴を入力する。
【0103】そして、前記で絞り込まれた認証対象をも
とにその入力された顔の特徴とデータベース2d中に登
録されている顔認証情報との照合を行う(顔認証ステッ
プ)。ところで、前記声紋認証で認証が確定した場合で
も再確認としてこのステップを実行するのが望ましい。
【0104】前記では、説明の便宜上、個人情報認証、
声紋(または声話)認証、顔認証の順に実施する場合を
説明したが、この発明はこの順に限らず、顔認証、声紋
(または声話)認証、個人情報認証を使ったさまざまな
組み合わせの順において適応できるものである。
【0105】前記のように実施し、その認証結果を用い
て、結果出力手段3に出力することにより、さまざまな
「鍵」として使用することが可能となるのである。
【0106】さらに、この実施の形態によれば、個人情
報認証により絞り込まれた認証対象のみが次のステップ
の認証対象となるので、認証速度が速く認証精度が高い
より実用性のある認証が可能となるのである。
【0107】以下、図4に基づき、この発明に係る第3
の実施の形態を説明する。なお、装置については、第1
の実施の形態と同様のものである。
【0108】この実施の形態は、認証対象データの件数
が例えば10万件等の莫大な件数である場合、頻繁に用
いられる頻度の高い認証対象データを、例えば100件
だけ抽出しておき、その認証対象データを対象に認証を
行うことにより、認証速度を高め、かつ適合性をも高め
ようとするものである。つまり、抽出された認証頻度の
高い認証対象データの件数は、全件数よりもはるかに少
ないので、認証速度が高く、また、その抽出されたデー
タの認証確率は高いという特性を利用したものである。
【0109】ところで、図4中および以下の(a)行程
とは認証頻度管理ステップであり、(b)行程とは個人
情報認証後認証対象抽出ステップであり、(c)行程と
は声紋認証後認証対象抽出ステップである。
【0110】第1に、認証頻度管理ステップを実行す
る。まず、この個人認証装置を起動すると、記憶手段2
中にあるデータベース2dが起動する。ここで、データ
ベース2dには仮に10万件の認証対象データが存在す
ると仮定する。この個人認証装置の制御手段1は、その
10万件の認証対象データの中から、その使用前に頻繁
に用いられていたとする認証対象データを例えば100
件を選択して抽出する(a)。
【0111】ここで、前記で認証対象データを例えば1
00件選択することとしたが、この数は、記憶手段2ま
たは一時記憶手段7の容量や制御手段1の速度等により
適宜選択できるものである。また、それら認証対象デー
タの選択方法は、例えば、データベース2d中の認証対
象データ中に「使用頻度」なるフィールドを設けてお
き、前記「使用頻度」がカウントされるように管理して
おく。そして、この個人認証装置で認証される度にその
数が増加するようにしておく。さらに、この個人認証装
置の制御手段1はこの「使用頻度」の数の大きい順に並
べ替え、その上位100件を選択して抽出すればよい。
【0112】第2に、個人情報認証ステップを実行す
る。このステップでは、第2の実施の形態と同様に、こ
の個人認証装置が音声出力手段5により例えば「名前を
教えてください。」等の個人情報認証情報の解答を促す
ような質問を問いかけ、それにより認証者は、個人情報
認証情報である解答を行う。このときの解答は、音声入
力手段4から入力される。そして、その音声入力された
解答と(a)行程(認証頻度管理ステップ)により抽出
された認証対象データとの照合を行い、認証対象がある
場合は、(b)行程(個人情報認証後認証対象抽出ステ
ップ)を実行する。(b)行程とはすなわち、(a)行
程により抽出された認証対象データのうち、個人情報認
証ステップにより認証対象となった認証対象データのみ
を絞り込んで抽出する行程である。
【0113】また、個人情報認証ステップで認証対象が
見つからなかった場合は、(a)行程で抽出された認証
対象データを消去し、データベース2d中から次に頻度
の高い別の上位100件の認証対象データを新たに抽出
し、その認証対象データを基に前記と同様に個人情報認
証ステップを実行する。この処理は、認証対象が発見さ
れるまで繰り返す。
【0114】第3に、声紋認証ステップを実行する。す
なわち、(b)行程(個人情報認証後認証対象抽出ステ
ップ)で抽出され絞り込まれている認証対象データを基
に声紋認証を行う。このステップでは、個人情報認証に
より絞り込まれた認証対象データの声紋と音声入力手段
4により入力された声紋とを比較して認証を行う。そし
て、(c)行程(声紋認証後認証対象抽出ステップ)を
実行する。(c)行程とはすなわち、(b)行程で抽出
された認証対象データのうち声紋認証を行った結果であ
る認証対象データのみに絞り込んで抽出する行程であ
る。
【0115】このとき、認証対象データが1件の場合、
すなわち認証が確定した場合は、認証結果を結果出力手
段3に出力して終了する。ここで、この声紋認証におい
て認証を行うための声紋は、前記で行った個人情報認証
において音声入力手段4により音声入力された解答の音
声を解析した声紋を用いると効率的である。
【0116】第4に、顔認証ステップを実行する。すな
わち、(c)行程(声紋認証後認証対象抽出ステップ)
で抽出され絞り込まれた認証対象データを基に顔認証を
行う。顔認証は、第2の実施の形態と同様に、CCDカ
メラ等の画像入力手段6により顔の特徴を画像にて入力
し、この顔の特徴と声紋認証により絞り込まれた認証対
象データの顔の特徴とを比較することにより認証を行
う。そして、認証結果を結果出力手段3に出力して終了
する。
【0117】このとき、認証結果が確定しなかったと
き、すなわち、認証対象データが1件ではなかったとき
は、この顔認証により絞り込まれた認証対象データを基
に、再度、別の個人情報認証、例えば、住所等を入力さ
せる等を行うことにより認証結果を確定し、認証結果を
結果出力手段3に出力する。
【0118】前記の再度行う別の個人情報認証の方法と
は、例えば前記の個人情報認証と同様にこの個人認証装
置が音声出力手段5により「住所を教えてください。」
と認証者に住所等を解答するように促し、認証者はそれ
に対し「台東区〜です。」と答えることにより、その解
答を音声入力手段4により入力し、この入力された個人
情報認証情報と前記顔認証により絞り込まれた認証対象
データの個人情報認証情報とを比較することにより認証
を行うのである。
【0119】前記では、説明の便宜上、個人情報認証、
声紋(または声話)認証、顔認証の順に実施する場合を
説明したが、この発明はこの順に限らず、顔認証、声紋
(または声話)認証、個人情報認証を使ったさまざまな
組み合わせの順において適応できるものである。
【0120】前記のように第3の実施の形態によれば、
使用頻度の高い認証対象を抽出して管理することによ
り、認証対象を絞り込んで認証処理を行えるので、認証
速度をさらに高めることができる。また、各認証ステッ
プにより順次認証対象を絞り込んで行くので、追加して
認証速度を高めることが出来るのである。さらに、使用
頻度の高い認証対象を抽出してそれを対象に認証してい
るので、認証確率を高くすることができる。
【0121】以下、図5に基づき、この発明に係る第4
の実施の形態を説明する。なお、装置については、第1
の実施の形態と同様のものである。
【0122】この実施の形態は、認証対象データの件数
が例えば10万件等の莫大な件数である場合、予め分類
されている認証対象データのうち適合性の高いと判断さ
れる分類の認証対象データを抽出しておき、その分類の
認証対象データのうち頻繁に用いられる頻度の高い認証
対象データを、例えば100件だけ抽出しておき、その
認証対象データを対象に認証を行うことにより、認証速
度を高め、かつ適合性をも高めようとするものである。
つまり、適合性の高い分類の認証対象を選択することに
より適合性を高めた上でその中でも認証頻度の高い認証
対象データを抽出することにより、認証精度が高くかつ
認証対象が少ないので認証速度が高いという特性を利用
したものである。
【0123】ところで、図5中および以下の(a)行程
とは分類管理ステップであり、(b)行程とは認証頻度
管理ステップであり、(c)行程とは個人情報認証ステ
ップであり、(d)行程とは個人情報認証後認証対象抽
出ステップであり、(e)行程とは顔認証ステップであ
り、(f)行程とは顔認証後認証対象抽出ステップであ
り、(g)行程とは声紋(または声話)認証ステップで
ある。
【0124】第1に(a)行程(分類管理ステップ)を
実行する。すなわち、認証対象をあるまたは複数に分類
しておき、その分類によりその認証場所において適合性
の高い認証対象データを抽出し絞り込むステップを実行
する。ここで、分類とは、例えば所属する部署や在籍す
る階数等任意の属性による分類である。例えば、認証す
る場所(この個人認証装置が置かれている場所)が2階
の場合は、この在籍する階数が「2階」の分類の認証対
象データを抽出しておけば適合性が高くなり、認証対象
が絞り込まれるので認証速度が高くなる。この性質を利
用したのがこのステップである。
【0125】前記ステップを実施するためには、例え
ば、認証対象データに「分類」なるフィールドを設けて
おき、分類毎にデータが入力または指定できるようにし
ておき、その「分類」フィールドを検索できるようにし
ておく。そして、認証対象場所において適合性の高い分
類の認証対象データを検索して抽出すればよい。
【0126】第2に、(a)行程で抽出した認証対象デ
ータを対象に、(b)行程(認証頻度管理ステップ)を
実行する。まず、この個人認証装置を起動すると、記憶
手段2中にあるデータベース2dが起動する。ここで、
データベース2dには仮に10万件の認証対象データが
存在すると仮定する。そして、前記(a)行程にて2万
件が抽出されたとする。この個人認証装置の制御手段1
は、その5万件の認証対象データの中から、その使用前
に頻繁に用いられていたとする認証対象データを例えば
100件を選択して抽出する。
【0127】ここで、前記で認証対象データを例えば1
00件選択することとしたが、この数は、記憶手段2ま
たは一時記憶手段7の容量や制御手段1の速度等により
適宜選択できるものである。また、それら認証対象デー
タの選択方法は、例えば、データベース2d中の認証対
象データ中に「使用頻度」なるフィールドを設けてお
き、前記「使用頻度」がカウントされるように管理して
おく。そして、この個人認証装置で認証される度にその
数が増加するようにしておく。さらに、この個人認証装
置の制御手段1はこの「使用頻度」の数の大きい順に並
べ替え、その上位100件を選択して抽出すればよい。
【0128】第3に、(c)行程(個人情報認証ステッ
プ)を実行する。このステップでは、第2・第3の実施
の形態と同様に、この個人認証装置が音声出力手段5に
より例えば「名前を教えてください。」等の個人情報認
証情報の解答を促すような質問を問いかけ、それにより
認証者は、個人情報認証情報である解答を行う。このと
きの解答は、音声入力手段4から入力される。そして、
その音声入力された解答と(b)行程(認証頻度管理ス
テップ)により抽出された認証対象データとの照合を行
い、認証対象がある場合は、(d)行程(個人情報認証
後認証対象抽出ステップ)を実行する。(d)行程とは
すなわち、(b)行程により抽出された認証対象データ
のうち、(c)行程(個人情報認証ステップ)により認
証対象となった認証対象データのみを絞り込んで抽出す
る行程である。
【0129】また、(c)行程(個人情報認証ステッ
プ)で認証対象が見つからなかった場合は、(b)行程
で抽出された認証対象データを消去し、(a)行程で抽
出された認証対象データ中から次に頻度の高い別の上位
100件の認証対象データを新たに抽出し、その認証対
象データを基に前記と同様に個人情報認証ステップを実
行する。この処理は、認証対象が発見されるまで繰り返
す。
【0130】この繰り返しによっても認証対象が発見さ
れない場合は、分類による認証対象データの選択を廃止
して、データベース2d中の全認証対象データにおいて
頻度の高い上位100件の認証対象データを抽出して、
その認証対象データを基に前記と同様に個人情報認証ス
テップを実行する。これでも認証対象が発見されない場
合は、全認証対象データ中から次に頻度の高い別の上位
100件の認証対象データを新たに抽出し、その認証対
象データを基に前記と同様に個人情報認証ステップを実
行する。この処理は、認証対象が発見されるまで繰り返
す。
【0131】第4に、(f)行程(顔認証ステップ)を
実行する。すなわち、(d)行程(個人情報認証後認証
対象抽出ステップ)で抽出され絞り込まれている認証対
象データを基に顔認証を行う。顔認証は、第2・第3の
実施の形態と同様に、CCDカメラ等の画像入力手段6
により顔の特徴を画像にて入力し、この顔の特徴と個人
情報認証により絞り込まれた認証対象データの顔の特徴
とを比較することにより認証を行う。そして、(f)行
程(顔認証後認証対象抽出ステップ)を実行する。
(f)行程とはすなわち、(d)行程で抽出された認証
対象データのうち顔認証を行った結果である認証対象デ
ータのみに絞り込んで抽出する行程である。
【0132】このとき、認証対象データが1件の場合、
すなわち認証が確定した場合は、認証結果を結果出力手
段3に出力して終了する。
【0133】第5に、(g)行程(声紋(または声話)
認証ステップ)を実行する。すなわち、(f)行程(顔
認証後認証対象抽出ステップ)で抽出され絞り込まれた
認証対象データを基に声紋(または声話)認証を行う。
声紋認証は、(f)行程で抽出され絞り込まれた認証対
象データ中の声紋の特徴と音声入力手段4により入力さ
れた音声の声紋の特徴とを比較することにより行う。こ
こで、この声紋認証において認証を行うための声紋は、
前記で行った個人情報認証において音声入力手段4によ
り音声入力された解答の音声を解析した声紋を用いると
効率的である。最後に、その認証結果を結果出力手段3
に出力して終了する。
【0134】このとき、認証結果が確定しなかったと
き、すなわち、認証対象データが1件ではなかったとき
は、この声紋認証により絞り込まれた認証対象データを
基に、再度、別の個人情報認証、例えば、住所等を入力
させる等を行うことにより認証結果を確定し、認証結果
を結果出力手段3に出力する。
【0135】前記の再度行う別の個人情報認証の方法と
は、例えば前記の個人情報認証と同様にこの個人認証装
置が音声出力手段5により「住所を教えてください。」
と認証者に住所等を解答するように促し、認証者はそれ
に対し「台東区〜です。」と答えることにより、その解
答を音声入力手段4により入力し、この入力された個人
情報認証情報と前記顔認証により絞り込まれた認証対象
データの個人情報認証情報とを比較することにより認証
を行うのである。
【0136】前記では、説明の便宜上、個人情報認証、
顔認証、声紋(または声話)認証の順に実施する場合を
説明したが、この発明はこの順に限らず、顔認証、声紋
(または声話)認証、個人情報認証を使ったさまざまな
組み合わせの順において適応できるものである。
【0137】前記のように第4の実施の形態によれば、
適合性の高い分類の認証対象を選択した上で使用頻度の
高い認証対象を抽出して管理することにより、認証対象
を絞り込んで認証処理を行えるので、第3の実施の形態
の場合に追加して認証速度をさらに高めることができ
る。また、適合性の高い分類の認証対象を選択した上で
使用頻度の高い認証対象を抽出して管理しているので、
適合性及び認証確率を高めた上で認証精度を高くするこ
とができる。
【0138】以下、図6に基づき、この発明に係る第5
の実施の形態を説明する。なお、装置については、第1
の実施の形態と同様のものである。
【0139】この実施の形態は、ある認証ステップを実
行した結果、認証対象が見つからなかった場合に、個人
情報認証によって認証対象を絞り込んで認証対象件数を
少なくすることにより処理時間を減少させ、認証が確定
した場合は直ちに認証結果を出力することにより認証速
度を高め、認証が確定しなかった場合、すなわち、認証
対象件数が1件以上の場合は別の認証ステップを実行す
ることにより認証精度を高めるものである。
【0140】この個人認証装置によって認証が開始され
たと判断された場合、例えば、認証開始ボタンが押下さ
れた場合や、この個人認証装置において画像入力手段6
に認証対象者が入力された場合にループを抜ける処理を
組み込んでおいた場合において、認証者が近づいて来て
画像入力手段6に認証者の画像入力があった場合、ま
ず、分類管理ステップ101を実施する。
【0141】すなわち、第4の実施の形態で説明した
(a)行程(分類管理ステップ)と同様なステップを実
施する。ここで、この分類管理ステップ101を実施す
るか否かは、この発明においては任意である。すなわ
ち、この分類管理ステップ101を実施しない場合もこ
の発明に該当する。しかし、この分類管理ステップ10
1を実施すれば、適合性が増加し、実施しない場合より
も認証確率及び認証速度を高めることが可能となる。
【0142】次に、認証頻度管理ステップ102を実施
する。すなわち、第3の実施の形態で説明した認証頻度
管理ステップ、第4の実施の形態で説明した(b)行程
(認証頻度管理ステップ)と同様なステップを実施す
る。
【0143】次に、a認証ステップ103を実施する。
a認証とは、顔認証、声紋または声話認証、個人情報認
証のうちのいずれか一つの認証である。以下、a認証が
例えば顔認証である場合を例に説明する。このステップ
は分類管理ステップ101及び認証頻度管理ステップ1
02(分類管理ステップ101が実施されない場合は認
証頻度管理ステップ102)において抽出された認証対
象を基に顔認証を行う。顔認証は、認証対象データの顔
の特徴と、画像入力手段6により入力された顔の特徴と
を比較して行う。
【0144】顔認証の画像入力手段6による顔の特徴の
入力は、例えば、この個人認証装置において画像入力手
段6に認証者が入力された場合にループを抜ける処理を
組み込んでおき、この個人認証装置に認証者が近づいて
きた時に画像入力手段6により顔の特徴が入力されると
すれば、認証速度をさらに高めることができる。
【0145】次に、a認証対象件数による判断ステップ
104を実施する。前記a認証ステップ103の結果に
より分岐するステップであり、前記の例では顔認証によ
る結果により下記a)からc)の3つの場合に分岐す
る。ここで、a認証(前記例では顔認証)により認証対
象となった件数(a認証対象件数)をxとする。
【0146】a)x=0の場合、すなわち認証対象が発
見されなかった場合 まず、全認証対象または前記分類管理ステップ101に
おいて抽出された認証対象を基に個人情報認証ステップ
110を実施する。次に、前記個人情報認証ステップ1
10により認証対象となった認証対象を前記認証頻度管
理ステップ102の実施により絞り込まれた認証対象
(以下、「A認証対象」とする。)に追加し、その認証
対象データの件数分の頻度の低い認証対象データをA認
証対象から除外する(認証頻度管理ステップ102の一
態様)。次に、再度A認証対象を基にa認証ステップ1
03を実施する。
【0147】ここで、個人情報認証ステップ110は、
第2から第4の実施の形態と同様に、例えば、この個人
認証装置が音声出力手段5により「名前を教えてくださ
い。」と出力することにより問いかけ、それに認証者が
「私は龍忠光です。」と解答することにより、その解答
を音声入力手段4により入力し、その入力された解答の
個人情報認証情報(この例では名前)と全認証対象デー
タまたは分類管理ステップ102により分類され抽出さ
れた認証対象データにある個人情報認証情報(この例で
は名前)を比較して認証を行う。これを実施するには、
この個人認証装置には実施された場合のカウンタ(実施
される毎にカウントされる)を設けておき、一度このス
テップが実施された場合はそのカウンタを制御手段1が
判断して、そのカウンタの示す数値によりそれぞれ別の
個人情報認証、例えば、住所・電話番号等による個人情
報認証ステップ110を実施できるようにしておけばよ
い。
【0148】b)x=1の場合、すなわち、認証が確定
した場合 認証結果出力ステップ109を実施する。すなわち、認
証結果を結果出力手段3に出力して終了する。
【0149】c)x≧1の場合、すなわち、認証が確定
せず認証対象が複数ある場合 まず、a認証ステップ103により絞られた認証対象を
基にb認証ステップ105を実施する。次にb認証対象
件数による判断ステップ106を実施する。
【0150】ここで、b認証とは、顔認証、声紋または
声話認証、個人情報認証のうちのいずれか一つの認証で
ありかつa認証で行われない認証である。上記例ではa
認証が顔認証なので、以下b認証が例えば声紋(または
声話)認証である場合を例に説明する。このステップは
a認証(前記例では顔認証)ステップ103において抽
出された認証対象を基に声紋(または声話)認証を行
う。声紋(または声話)認証は、前記認証対象の認証対
象データの声紋の特徴と、音声入力手段4により入力さ
れた声紋の特徴とを比較して行う。この声紋(または声
話)認証の入力は例えば、この個人認証装置が音声出力
手段5により何か問いかけ、それに対して認証者が何か
答えることによりその解答の音声を音声入力手段4から
入力するとよい。
【0151】また、b認証対象件数による判断ステップ
106は、前記b認証ステップ105の結果により分岐
するステップであり、前記の例では声紋(または声話)
認証による結果により下記d)からf)の3つの場合に
分岐する。ここで、b認証(前記例では声紋(または声
話)認証)により認証対象となった件数(b認証対象件
数)をyとする。
【0152】d)y=0の場合、すなわち認証対象が発
見されなかった場合 まず、全認証対象または前記分類管理ステップ101に
おいて抽出された認証対象を基に個人情報認証ステップ
110を実施する。次に、前記個人情報認証ステップ1
10により認証対象となった認証対象を前記認証頻度管
理ステップ102の実施により絞り込まれた認証対象
(以下、「A認証対象」とする。)に追加し、その認証
対象データの件数分の頻度の低い認証対象データをA認
証対象から除外する(認証頻度管理ステップ102の一
態様)。次に、再度A認証対象を基にa認証ステップ1
03を実施する。
【0153】ここで、個人情報認証ステップ110は、
前記で説明した個人情報認証ステップ110である。前
記同様に音声の入出力による対話を行うことにより行え
ばよい。また前記と同様にこれを実施するには、この個
人認証装置には実施された場合のカウンタ(実施される
毎にカウントされる)を設けておき、一度このステップ
が実施された場合はそのカウンタを制御手段1が判断し
て、そのカウンタの示す数値によりそれぞれ別の個人情
報認証、例えば、住所・電話番号等による個人情報認証
ステップ110を実施できるようにしておけばよい。
【0154】b)y=1の場合、すなわち、認証が確定
した場合 認証結果出力ステップ109を実施する。すなわち、認
証結果を結果出力手段3に出力して終了する。
【0155】c)y≧1の場合、すなわち、認証が確定
せず認証対象が複数ある場合 まず、b認証ステップ105により絞られた認証対象を
基に個人情報認証ステップ107を実施する。次に個人
情報認証対象件数による判断ステップ108を実施す
る。
【0156】ここで、個人情報認証ステップ107と
は、前記個人情報認証ステップ110と基本的には同様
のステップである。ただし、認証を行う認証対象は、前
記b認証ステップ105により絞り込まれた認証対象で
ある。
【0157】また、個人情報認証対象件数による判断ス
テップ108とは前記個人情報認証ステップ107の結
果により分岐するステップであり、その認証による結果
により下記g)からi)の3つの場合に分岐する。ここ
で、個人情報認証により認証対象となった件数(個人情
報認証対象件数)をzとする。
【0158】g)z=0の場合、すなわち認証対象が発
見されなかった場合 まず、認証頻度管理102を実施する。ここで、前記の
認証頻度管理102の実施により抽出され選択されてい
る認証対象(一番認証頻度の高い複数(例えば100
件)の認証対象)とは別の次に認証頻度の高い複数(例
えば100件)の認証対象を抽出し、それをA認証対象
とする。全ての認証において認証されなかったのである
からA認証対象を新たなものにすることにより認証確率
を高めるためである。次に、再度A認証対象を基にa認
証ステップ103を実施する。
【0159】h)z=1の場合、すなわち、認証が確定
した場合 認証結果出力ステップ109を実施する。すなわち、認
証結果を結果出力手段3に出力して終了する。
【0160】i)z≧1の場合、すなわち、認証が確定
せず認証対象が複数ある場合 まず、個人情報認証ステップ107により絞られた認証
対象を基に再度個人情報認証ステップ107を実施す
る。ただし、再度行う個人情報認証ステップ107は、
個人情報認証情報を変更したもので行う。個人情報認証
情報の変更は、例えば1回目が「住所」であった場合
は、2回目は「電話番号」、3回目は「兄弟」等このス
テップを実施する毎に行う。この変更を行うには、この
個人認証装置には実施された場合のカウンタ(実施され
る毎にカウントされる)を設けておき、一度このステッ
プが実施された場合はそのカウンタを制御手段1が判断
して、そのカウンタの示す数値によりそれぞれ別の個人
情報認証、例えば、住所・電話番号等による個人情報認
証ステップ110を実施できるようにしておけばよい。
次に個人情報認証対象件数による判断ステップ108を
実施する。
【0161】前記のようにこの実施の形態によれば、適
合性の高い認証対象を順次抽出することにより、認証速
度が高まり、かつ、認証確率高めることができる。ま
た、認証により認証対象が発見されなかった場合には別
の認証確率の高い認証対象を抽出して認証を行うので、
全認証対象を認証対象として認証を行う場合に比し認証
速度を高めることができる。また、各認証を行ったとき
にその認証が確定した時点ですぐに認証を終了するの
で、認証速度が高い。さらに、認証対象が複数発見され
た場合は、さらに別の認証を行うので認証確率を高くす
ることができる。
【0162】
【発明の効果】この発明に係る個人認証装置および個人
認証方法を用いて認証できなかったときには、対話によ
って再度認証を促し、再認証を行うことにより、認証精
度を高めることが可能となる。
【0163】また、各認証機能および各認証ステップを
組み合わせたことにより、個々の認証機能のみで認証で
きなかったものも認証することが可能となる。
【0164】また、個々の認証機能の精度を高めると、
認証速度が低下するが、各認証機能および各認証ステッ
プを組み合わせたことにより、個々の認証機能の精度を
下げても認証精度が高まるので、認証速度が速くかつ認
証精度の高い個人認証が可能となるので、実用性が高い
個人認証装置および個人認証方法を提供することが可能
となる。
【0165】また、対話を交わしながら認証を行うの
で、体感認証速度が高まるので、認証者が退屈せずに認
証を行うことが可能となる。
【0166】また、個人情報認証により認証対象を絞り
込んだ後に各認証ステップを実行することができるの
で、認証速度が増加し、認証精度の高いより実用性のあ
る個人認証装置および個人認証方法を提供することが可
能となる。
【0167】また、一時的に使用頻度の高い認証対象を
絞り込んで抽出しておき、その絞り込まれた認証対象を
基に個人情報認証、声紋認証、顔認証と順次絞り込んで
行くことにより、認証速度がさらに増加し、より実用性
のある個人認証装置および個人認証方法を提供すること
が可能となる。
【0168】また、この個人認証装置を使用する目的・
場所等により認証対象を分類させておけるので、使用す
る目的・場所等により選択する認証対象の分類を指定し
ておけば、認証確率、認証速度ともに高めることが可能
となる。
【0169】さらに、使用頻度の高い認証対象を絞り込
んで抽出しておき認証を行った場合において、一認証ス
テップで認証対象が発見されなかったときは、全認証対
象を基に個人情報認証を行って、前記で絞り込まれた頻
度の高い認証対象に追加することにより認証速度、認証
確率を高めることができる。また、次回の認証からこの
追加された認証対象を基に認証を行えば、経験則として
の認証確率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る装置概念図
である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係る流れ図であ
る。
【図3】この発明の第2の実施の形態に係る流れ図であ
る。
【図4】この発明の第3の実施の形態に係る流れ図であ
る。
【図5】この発明の第4の実施の形態に係る流れ図であ
る。
【図6】この発明の第5の実施の形態に係る流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 制御手段 2 記憶手段 2a 顔認証ステップ 2b 声紋認証ステップ 2c 個人情報認証ステップ 2d データベース 3 結果出力手段 4 音声入力手段 5 音声出力手段 6 画像入力手段 7 一時記憶手段 101 分類管理ステップ 102 認証頻度管理ステップ 103 a認証ステップ 104 a認証対象件数による判断ステップ 105 b認証ステップ 106 b認証対象件数による判断ステップ 107 個人情報認証ステップ 108 個人情報認証対象件数による判断ステップ 109 認証結果出力ステップ 110 個人情報認証ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 673D 673E

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人を識別し認証するための個人認証装置
    であって、下記イないしホのいずれか二つないし五つの
    認証機能を含むことを特徴とする個人認証装置。 イ)顔認証機能 ロ)声紋認証機能 ハ)声話認証機能 ニ)個人情報認証機能 ホ)ICカード・磁気カードによる認証機能
  2. 【請求項2】個人を識別し認証するための個人認証装置
    であって、 顔認証機能と、 声紋または声話認証機能と、 個人情報認証機能と、を含むことを特徴とする個人認証
    装置。
  3. 【請求項3】個人を識別し認証するための個人認証装置
    であって、 顔認証機能と、 声紋または声話認証機能と、 個人情報認証機能と、 認証頻度管理機能と、を含むことを特徴とする個人認証
    装置。
  4. 【請求項4】個人を識別し認証するための個人認証装置
    であって、 顔認証機能と、 声紋または声話認証機能と、 個人情報認証機能と、 認証頻度管理機能と、 分類管理機能と、を含むことを特徴とする個人認証装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の個人認証装置に対話機能を含むことを特徴とする個人
    認証装置。
  6. 【請求項6】個人を識別し認証するための個人認証方法
    であって、下記イないしホのいずれか二ステップないし
    五ステップを含むことを特徴とする個人認証方法。 イ)顔認証ステップ ロ)声紋認証ステップ ハ)声話認証ステップ ニ)個人情報認証ステップ ホ)ICカード・磁気カードによる認証ステップ
  7. 【請求項7】個人を識別し認証するための個人認証方法
    であって、顔認証ステップと、声紋または声話認証ステ
    ップと、個人情報認証ステップと、を含むことを特徴と
    する個人認証方法。
  8. 【請求項8】個人を識別し認証するための個人認証方法
    であって、顔認証ステップと、声紋または声話認証ステ
    ップと、個人情報認証ステップと、認証頻度管理ステッ
    プと、を含むことを特徴とする個人認証方法。
  9. 【請求項9】個人を識別し認証するための個人認証方法
    であって、顔認証ステップと、声紋または声話認証ステ
    ップと、個人情報認証ステップと、認証頻度管理ステッ
    プと、分類管理ステップと、を含むことを特徴とする個
    人認証方法。
  10. 【請求項10】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  11. 【請求項11】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  12. 【請求項12】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  13. 【請求項13】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  14. 【請求項14】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  15. 【請求項15】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  16. 【請求項16】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  17. 【請求項17】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  18. 【請求項18】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  19. 【請求項19】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  20. 【請求項20】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  21. 【請求項21】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 認証頻度管理ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  22. 【請求項22】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  23. 【請求項23】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  24. 【請求項24】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  25. 【請求項25】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行することを特徴とす
    る個人認証方法。
  26. 【請求項26】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行することを特徴とする個人
    認証方法。
  27. 【請求項27】個人を識別し認証するための個人認証方
    法であって、 分類管理ステップを実行し、 認証頻度管理ステップを実行し、 声紋または声話認証ステップを実行し、 個人情報認証ステップを実行し、 顔認証ステップを実行することを特徴とする個人認証方
    法。
  28. 【請求項28】全認証対象を対象に認証頻度の高い認証
    対象を選択して抽出してa認証対象とし、 下記ステップ1を実行し、 下記ステップ2を実行し、 下記ステップ3を実行することを特徴とする個人認証方
    法。 ステップ1)下記イないしハのステップのうちのいずれ
    か一つを実行し、認証対象が見つからなかった場合は、
    全認証対象を対象に個人認証ステップを実行して絞り込
    んだ認証対象をa認証対象に追加して、前記追加分をa
    認証対象から削除して、再度 下記イないしハのステッ
    プのうちのいずれか一つを実行する。認証が確定した場
    合は、認証結果を出力する。認証対象が複数ある場合は
    ステップ2を実行する。 ステップ2)下記イないしハのステップのうちのステッ
    プ1で実行されていないいずれか一つを実行し、 認証対象が見つからなかった場合は、全認証対象を対象
    に個人認証ステップを実行して絞り込んだ認証対象をa
    認証対象に追加して、前記追加分をa認証対象から削除
    して、再度 ステップ1を実行する。認証が確定した場
    合は、認証結果を出力する。認証対象が複数ある場合は
    ステップ3を実行する。 ステップ3)個人情報認証ステップを実行し、 認証対象が見つからなかった場合は、全認証対象を対象
    に次に頻度の高い認証対象を選択して抽出してa認証対
    象とし、ステップ1を実行する。認証が確定した場合
    は、認証結果を出力する。認証対象が複数ある場合はス
    テップ3を実行する。 イ)顔認証ステップ ロ)個人情報認証ステップ ハ)声紋または声話認証ステップ
  29. 【請求項29】分類管理ステップを実行した後に請求項
    28に記載の個人認証方法を実施することを特徴とする
    個人認証方法。
  30. 【請求項30】請求項6ないし請求項29のいずれかに
    記載の個人認証方法に対話ステップを含むことを特徴と
    する個人認証方法。
  31. 【請求項31】請求項6ないし請求項30のいずれか一
    項に記載の個人認証方法をコンピュータ装置に実行させ
    るためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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