JP2002298127A - 指紋照合装置、指紋登録方法及び指紋照合方法 - Google Patents

指紋照合装置、指紋登録方法及び指紋照合方法

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JP2002298127A
JP2002298127A JP2001099168A JP2001099168A JP2002298127A JP 2002298127 A JP2002298127 A JP 2002298127A JP 2001099168 A JP2001099168 A JP 2001099168A JP 2001099168 A JP2001099168 A JP 2001099168A JP 2002298127 A JP2002298127 A JP 2002298127A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指紋照合装置に予め登録される指紋におけ
る、登録するユーザ毎の指の大きさや固さの影響を少な
くして照合精度を向上する。 【解決手段】 登録するユーザは指紋読み取りセンサ3
0に指を押し当てる。その圧力が所定値以上となると圧
力スイッチ32がオン状態となる。登録処理部62は、
オン状態となった時点からの遅延時間が異なる複数のタ
イミングで指紋読み取りセンサ30を駆動して指紋を読
み取る。登録処理部62は得られた複数の入力指紋につ
いて照合に適しているか否かを示す評価値を、隆線のコ
ントラスト等に基づいてそれぞれ算出する。そして、そ
の評価値が優れている入力指紋及びそれに対応する遅延
時間を、そのユーザの指紋照合に用いる登録指紋として
記憶部10に格納する。照合時には、照合対象となる登
録指紋と同じ遅延時間で被照合者から指紋を採取し、こ
れと登録指紋とを照合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋照合装置、そ
れに用いる指紋登録方法及び指紋照合方法に関し、特に
照合精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、指紋を光学式や静電容量式の
指紋読み取りセンサで画像化し、予め登録された指紋と
照合する指紋照合装置がある。ちなみに、指紋読み取り
センサには、CCD(Charge Coupled Device)撮像素
子等の光学式が多く用いられている。
【0003】指紋画像を取り込む際には指を入力部に押
し当て、入力部に接触した指の接触領域の指紋が、セン
サにより画像化される。従来は、接触領域が所定の大き
さになったときに、指紋画像の取り込みが行われる。そ
れに合わせて、予め登録される指紋画像も所定の大きさ
を有するものが格納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】照合時に取り込む入力
指紋及び、それと照合される予め登録された登録指紋を
所定の大きさの指紋画像とする従来の方法・構成では、
指の大きさには個人差があるので、照合に好適な入力指
紋・登録指紋が得られないことがあった。例えば、指紋
画像が所定の大きさとなるときの入力部に対する指の押
圧は、概して、指の大きい人では小さく、一方、指の小
さい人では大きくなる。そのため、押圧が強くて指紋の
隆線(凸部)がつぶれた指紋画像となったり、反対に押
圧が弱くて隆線がかすれた指紋画像となることがあり、
これら指紋画像では十分な照合精度が得られないという
問題があった。
【0005】これに対して、指による押圧が所定値とな
ったタイミングで、指紋を読み取る構成・方法とした場
合には、皮膚の柔らかさの個人差によって、照合に好適
な入力指紋・登録指紋が得られないことがある。例え
ば、一定の押圧で指紋を読み取ると、皮膚の固い人の場
合は、入力部に接触する指の面積が小さく、指の一部分
の指紋しか読み取れないことがあり、一方、皮膚の柔ら
かい人の場合は、隆線がつぶれてしまい、これらの指紋
画像ではやはり十分な照合精度が得られないという問題
が生じる。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、個人差の影響を少なくして照合精度が向上
する指紋照合装置、それに用いる指紋登録方法及び指紋
照合方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る指紋照合装
置は、指紋読み取りセンサに押し当てた指から入力指紋
を読み取り、前記入力指紋と予め登録された登録指紋と
の照合を行う指紋照合装置において、前記指紋読み取り
センサに対する前記指の押圧が所定値以上となるとオン
状態となる圧力スイッチと、被登録者の前記入力指紋に
基づいて、当該被登録者の前記登録指紋を定めて登録す
る登録処理部とを有し、前記登録処理部が、前記圧力ス
イッチがオン状態に切り替わった時点から所定時間だけ
遅延した読み取りタイミングにて、前記指紋読み取りセ
ンサにより前記入力指紋を読み取る被登録者指紋サンプ
リング手段を有する。
【0008】本発明によれば、異なる被登録者に対して
圧力スイッチは一定の押圧でオン状態となるが、登録指
紋の採取はその圧力スイッチがオンしたタイミングでは
なく、その後、比較的短い所定時間だけ遅延したタイミ
ングにて行われる。被登録者とは、装置に指紋を予め登
録される者であり、通常は指紋照合によって認証を与え
られるユーザである。圧力スイッチがオンする押圧の設
定値は、指紋読み取りセンサに対する指の押圧が上昇す
る途中のレベルに設定され、オンした後、登録指紋の採
取が行われる所定時間経過後には基本的にさらに押圧が
増加している。そのときの押圧は、一般に被登録者に応
じて異なる。採取される入力指紋は1つだけでもよい
が、遅延した複数の所定読み取りタイミングにてそれぞ
れ読み取って、複数採取してもよい。同一の被登録者に
ついて複数の入力指紋を採取した場合には登録指紋は、
例えばそれらのうちのいずれか好適なものを選択しても
よい。
【0009】別の本発明に係る指紋照合装置は、前記登
録処理部が、任意の前記被登録者について、前記読み取
りタイミングを変えて複数の前記入力指紋を取得する。
【0010】本発明によれば、一人の被登録者に対し、
圧力スイッチがオンしてからの経過時間が異なる複数の
タイミングにて、それぞれ入力指紋の読み取りが行わ
れ、それら複数の入力指紋に基づいて登録指紋が定めら
れ、登録される。
【0011】本発明の好適な態様は、前記登録処理部
が、任意の前記被登録者について、前記読み取りタイミ
ングを変えながら、前記被登録者指紋サンプリング手段
を複数回用いる指紋照合装置である。本態様では、被登
録者は複数回、指紋読み取りセンサに指を押し当て、複
数回、被登録者指紋サンプリング手段が起動される。被
登録者指紋サンプリング手段は、同一の被登録者につい
て連続して起動される度に、読み取りタイミングを変え
て、入力指紋の読み取りを行って、異なるタイミングで
の複数の入力指紋を採取する。
【0012】本発明の他の好適な態様は、前記被登録者
指紋サンプリング手段が、前記圧力スイッチがオン状態
となると、複数の前記読み取りタイミングにてそれぞれ
前記入力指紋を読み取る指紋照合装置である。本態様で
は、被登録者が1回、指紋読み取りセンサに指を押し当
て、被登録者指紋サンプリング手段が起動されると、被
登録者指紋サンプリング手段は、圧力スイッチがオン状
態となってからの経過時間が異なる複数の所定タイミン
グにて入力指紋の読み取りを行って、複数の入力指紋を
採取する。
【0013】さらに別の本発明に係る指紋照合装置にお
いては、前記登録処理部が、前記任意の被登録者につい
て得られた複数の前記入力指紋のうち、前記照合に適し
たものを前記登録指紋として選択する選択手段と、前記
登録指紋及び、当該登録指紋に対応する前記読み取りタ
イミングを前記被登録者に関連づけて登録する登録手段
とを有する。
【0014】本発明によれば、複数採取された入力指紋
のうち、照合に好適なものが原則として一つ選択され、
登録指紋とされる。照合に好適であるかどうかは、採取
された指紋の大きさ、指紋画像のコントラストが鮮明で
あるか、欠落部分がないかなどに基づいて判断すること
ができる。登録指紋が被登録者と関連づけて記憶される
とともに、本発明では、登録指紋とされた入力指紋が採
取された読み取りタイミング、すなわち、圧力スイッチ
がオンしてからの経過時間も被登録者と関連づけて記憶
される。
【0015】また別の本発明に係る指紋照合装置は、前
記被登録者と照合される被照合者により前記圧力スイッ
チがオン状態とされると、当該被登録者に関して登録さ
れた前記読み取りタイミングにて、当該被照合者につい
て入力指紋を読み取る被照合者指紋サンプリング手段を
有する。
【0016】本発明によれば、被照合者が或る被登録者
であるか否かを指紋照合に基づいて判断する際に、被照
合者の入力指紋は、当該被登録者について登録されてい
る読み取りタイミングと基本的に同じタイミングにて読
み取られる。すなわち、被照合者に対し圧力スイッチが
オン状態となってからの時間が、被登録者に対する圧力
スイッチがオン状態となってから登録指紋とされる入力
指紋が採取された時点までの時間となったときに、被照
合者からの入力指紋の読み取りが行われる。これによ
り、被照合者が照合対象とされる被登録者であれば、入
力指紋の採取条件が登録指紋と同様となるという点で、
両者を照合した場合の精度が向上する。また登録指紋は
複数の入力指紋から照合に好適なものとして選択された
ものであり、この登録指紋と同じタイミングで採取され
る入力指紋は、登録指紋と同様に、例えば鮮明である等
の点で照合に好適であることが期待される。よって、こ
の点でもこれら入力指紋と登録指紋とを照合した場合の
精度向上が図られる。
【0017】本発明の指紋登録方法は、前記指紋読み取
りセンサに対する前記指の押圧が所定値以上となった
後、複数の読み取りタイミングにてそれぞれ前記入力指
紋を読み取る指紋読み取りステップと、前記指紋読み取
りステップにて任意の被登録者について得られた複数の
前記入力指紋のうち、前記指紋照合に適したものを前記
登録指紋として選択する選択ステップと、前記登録指紋
及び、当該登録指紋に対応する前記読み取りタイミング
を前記被登録者に関連づけて登録する登録ステップとを
有する。
【0018】本発明に係る指紋照合方法は、被登録者の
前記入力指紋に基づいて前記登録指紋を定めて登録する
登録処理ステップと、被照合者の前記入力指紋と前記被
登録者の前記登録指紋との照合を行う照合処理ステップ
とを有し、前記登録処理ステップは、前記指紋読み取り
センサに対する前記被登録者の指の押圧が所定値以上と
なった後、複数の読み取りタイミングにてそれぞれ前記
入力指紋を読み取る被登録者指紋読み取りステップと、
前記被登録者指紋読み取りステップにて任意の前記被登
録者について得られた複数の前記入力指紋のうち、前記
照合に適したものを前記登録指紋として選択する選択ス
テップと、前記登録指紋及び、当該登録指紋に対応する
前記読み取りタイミングを前記被登録者に関連づけて登
録する登録ステップとを含み、前記照合処理ステップ
は、前記指紋読み取りセンサに対する前記被照合者の指
の押圧が前記所定値以上となった後、前記被登録者に関
して登録された前記読み取りタイミングにて、当該被照
合者の前記入力指紋を読み取る被照合者指紋読み取りス
テップを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明に係る指紋照合装置の概略
のブロック図である。本装置は、本体モジュール2と操
作モジュール4とからなる。操作モジュール4は、指紋
照合による認証を必要とする箇所に設置される。例え
ば、操作モジュール4はセキュリティが保持されるエリ
アへの入口近傍に設置され、当該エリアへ入場しようと
する者は、操作モジュール4に自分の指を提示して指紋
照合による認証を受ける。操作モジュール4での照合結
果は、本体モジュール2へ伝達される。本体モジュール
2は、認証を与えるユーザの指紋情報(登録指紋)を記
憶すると共に、例えば入口の電気錠の開閉等の制御を行
う。本体モジュール2は登録指紋の漏えい等を防止する
ため、操作モジュール4とは別体に構成され、セキュリ
ティが保たれる場所に設置される。
【0021】本体モジュール2は、記憶部10、制御部
12を含んで構成される。記憶部10には、例えば、登
録ユーザ(被登録者)の情報が格納される。登録ユーザ
の情報は例えば、識別番号(ID番号)、登録指紋、及
び後述する付加情報などである。制御部12は操作モジ
ュール4からの照合結果に基づいて、例えば電気錠の開
閉やアラーム発生などを行う。
【0022】操作モジュール4は、指紋入力部20、処
理部22、操作部24、表示部26を含んで構成され
る。
【0023】指紋入力部20は、指紋読み取りセンサ3
0、圧力スイッチ32を含んで構成される。図2は、指
紋入力部の模式的な断面図である。本装置では指紋読み
取りセンサ30は光学的に指紋を読み取るものである。
具体的には、透明ガラス板等で構成された指置部40へ
向けて、LED(Light Emission Diode)等の光源44
からの光がプリズムレンズ46を介して照射される。指
置部40の表面には、指42が押し当てられ、その接触
部分の指紋が現れる。その指紋がCCD(Charge Coupl
ed Device)イメージセンサ等の撮像素子48で撮影さ
れる。これら指置部40、光源44、プリズムレンズ4
6及び撮像素子48が指紋読み取りセンサ30を構成す
る。
【0024】圧力スイッチ32は、指置部40の下に配
置された感圧部50に作用する押圧が所定値以上となる
とオン状態となる。圧力スイッチ32は感圧部50自体
がスイッチの機能を有するものであってもよいし、その
他、例えば、感圧部50を圧力センサとし、その圧力セ
ンサ及びその出力に応じてオン/オフを制御する制御回
路によって圧力スイッチ32を構成することもできる。
圧力スイッチ32は、指置部40に指が押し当てられた
ときに、指紋読み取りセンサ30による指紋読み取り動
作を起動するためのものである。
【0025】処理部22は、照合処理部60、登録処理
部62を含んで構成される。処理部22は、基本的には
中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で
構成され、照合処理部60、登録処理部62はそれぞれ
CPUで実行されるソフトウェアである。それぞれの処
理内容については後述する。
【0026】操作部24はユーザのID番号の入力や、
指紋登録時の動作切り替え指示等を行うための入力部で
ある。表示部26は、入力されたID番号や装置の動作
状態、操作案内、エラーメッセージなどを表示する出力
部である。本装置では、操作部24及び表示部26はタ
ッチパネル付きLCD(Liquid Crystal Display)で一
体に構成される。
【0027】次に本装置における指紋登録時の動作・処
理を説明する。図3は、指紋登録時の処理フロー図であ
る。本装置により認証を与えるユーザを新たに登録する
場合、又は既登録ユーザの情報を更新する場合には、登
録処理部62を起動して、当該ユーザの登録ユーザ情報
を新たに記憶部10に記録する。通常、処理部22では
照合処理部60による照合処理が実行されているので、
登録処理を行うためには登録処理部62を起動して処理
を照合処理から登録処理へ切り替える操作を操作部24
から別途行う(S100)。
【0028】登録処理部62が起動されると、被登録者
に割り当てられたID番号が、当該被登録者自身又は他
の操作者によって操作部24から入力される(S10
5)。登録処理部62は、指紋の読み取り回数kを1に
初期化する(S110)。次に、被登録者は自分の指を
指紋入力部20の指置部40に押し当て、装置は指紋読
み取りセンサ30で被登録者の指紋を読み取る。
【0029】この読み取り動作は、被登録者が指紋読み
取りセンサ30に押し当てた指の押圧が圧力スイッチ3
2に設定された所定値以上となったことにより起動さ
れ、所定回数(ここでは例えば4回)、繰り返される。
押圧が所定値以上となると圧力スイッチ32がオン状態
となり(S115)、登録処理部62はこのオン状態と
なった時点からの経過時間を計時する。その経過時間が
所定時間Tとなると、登録処理部62は指紋読み取り
センサ30を駆動して、タイミングTでの指紋画像P
を取り込む(S120)。なお、ここで、タイミング
は、kの値に応じて、すなわち読み取り動作の回毎
に異なるように設定される。また読み取りタイミングT
が異なることにより、指紋画像Pも各回毎に異なり
得る。例えば、T,T,T,Tはそれぞれ0ミ
リ秒、100ミリ秒、200ミリ秒、300ミリ秒とす
ることができる。これらTは例えば、指の押圧が増加
している過渡期間内に設定され、これにより、指置部4
0への密着度の異なる複数の指紋画像が得られる。
【0030】登録処理部62は、指紋画像Pが得られ
ると、その指紋画像が照合に適している程度を示す評価
値Vを算出する(S125)。この評価値は、例え
ば、指紋画像のコントラストの鮮明度を用いることがで
きる。コントラストの鮮明度は、例えば、指紋画像内の
ある直線上での画像データの変動パターンに基づいて定
めることができる。例えば、隆線の部分と、隆線の間隙
との画像データの変動が大きいことに基づいて、大きな
評価値を与えることができる。また、指紋画像内の隆線
が欠落した部分や隆線がつぶれた部分を認識して、それ
らの部分の割合が低いほど大きな評価値を与えることが
できる。また、指紋画像内に検出される特徴点の数、そ
の鮮明度に基づいて評価値を定めることもできる。ま
た、指紋照合を精度良く行うためにはある程度の数の特
徴点を必要とし、これを満たすために指と指置部40と
の接触面積がある程度以上であることを評価値算定にお
いて考慮してもよい。
【0031】上記ステップS115〜S125の処理が
一回の指紋画像の読み込み動作である。登録処理部62
は、回数kを順次、インクリメントしながら(S13
0)、異なるタイミングTで指紋画像の読み込み動作
を反復し、所定回数(ここでは4回)完了すると(S1
35)反復動作を終了する。そして登録処理部62は、
各指紋画像Pについて求めた評価値Vを比較し(S
140)、最も優れた評価値が得られた指紋画像P
登録指紋Pとして、ステップS105で入力された当
該被登録者のID番号と関連づけて記憶部10に格納す
る。またその登録指紋Pが得られたタイミングT
を、照合タイミングTとし、当該被登録者の付加情
報の一つとして記憶部10に格納する(S145)。
【0032】次に本装置における指紋照合時の動作・処
理を説明する。図4は、指紋照合時の処理フロー図であ
る。指紋照合により認証を求める者、すなわち被照合者
は基本的には既登録のユーザであり、自分のID番号を
取得している。被照合者は自分のID番号を操作部24
から入力して(S200)、指置部40に指を押し当て
る。照合処理部60はID番号を入力されると、そのI
D番号に関連づけられている登録ユーザ情報、すなわち
登録指紋P、照合タイミングTを記憶部10から読
み出す(S205)。
【0033】次に、指置部40に押し当てられた被照合
者の指紋を読み取る動作は、上記指紋登録時と同様、被
照合者が指紋読み取りセンサ30に押し当てた指の押圧
が圧力スイッチ32に設定された所定値以上となったこ
とにより起動される。押圧が所定値以上となると圧力ス
イッチ32がオン状態となり(S210)、照合処理部
60はこのオン状態となった時点からの経過時間を計時
する。その経過時間が照合タイミングTとなると、照
合処理部60は指紋読み取りセンサ30を駆動して、照
合タイミングTでの指紋画像(照合指紋P)を取り
込む(S215)。なお、圧力スイッチ32がオン状態
となる圧力の設定値は、登録処理時と照合処理時とで同
一である。
【0034】照合処理部60は、照合指紋Pとステッ
プS205にて読み出された登録指紋Pとを照合する
(S220)。照合判定の結果が合格であれば(S22
5)、合格時の処理として、照合処理部60から本体モ
ジュール2の制御部12への通知が行われ、制御部12
は例えば、入口の電気錠の解錠等の処理を行う(S23
0)。一方、照合判定の結果が不合格であれば(S22
5)、照合処理部60は不合格時の処理を行う(S23
5)。例えば、照合処理部60は、不合格である旨のメ
ッセージや照合指紋Pを表示部26に表示する。また
照合処理部60は例えば、同一の被照合者が所定回数、
連続して不合格となった場合などに、異常を制御部12
へ通知する。
【0035】上記構成は、複数のタイミングの異なる指
紋画像を取り込む際に、被登録者はその都度、指置部4
0を押し直して、圧力スイッチ32をオン状態とするも
のである。これに対して、圧力スイッチ32が一回オン
状態とされると、登録処理部62が異なるタイミングで
の指紋画像を次々と取り込むように構成することもでき
る。
【0036】また、上記構成は、被照合者がID番号を
入力し、そのID番号に関連づけられる登録指紋P
照合指紋Pとが一対一で照合されるものである。ここ
で、例えば、本装置を家庭用とする場合などには、被登
録者の人数が少ないので、ID番号の入力を省略し、照
合指紋Pを全ての登録ユーザの登録指紋Pと照合す
るように構成しても、照合に要する時間は許容範囲内で
ある。この構成ではID入力が不要となるので、ID番
号を憶えることも不要となり、誰でも容易に操作するこ
とが可能となる。この場合には、登録指紋P毎に照合
タイミングTが異なり得る。ここでも照合処理部60
は、照合タイミングが同じ登録指紋と照合指紋とを照合
する。そのために照合処理部60は例えば、圧力スイッ
チ32が一回オン状態とされると、異なるタイミングで
の指紋画像を次々と取り込み、各照合タイミングでの指
紋画像を取り込むように構成される。そして、それら被
照合者から採取した複数の指紋画像のうち、照合対象と
なる登録指紋と同じタイミングのものが照合指紋として
選択され、照合判定が行われる。
【0037】
【発明の効果】本発明の指紋照合装置、それに用いる指
紋登録方法及び指紋照合方法によれば、照合に好適な登
録指紋が個人毎に定められるので、照合精度が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である指紋照合装置の概略
のブロック図である。
【図2】 指紋入力部の模式的な断面図である。
【図3】 指紋登録時の処理フロー図である。
【図4】 指紋照合時の処理フロー図である。
【符号の説明】
2 本体モジュール、4 操作モジュール、10 記憶
部、12 制御部、20 指紋入力部、22 処理部、
24 操作部、26 表示部、30 指紋読み取りセン
サ、32 圧力スイッチ、40 指置部、44 光源、
48 撮像素子、50 感圧部、60 照合処理部、6
2 登録処理部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋読み取りセンサに押し当てた指から
    入力指紋を読み取り、前記入力指紋と予め登録された登
    録指紋との照合を行う指紋照合装置において、 前記指紋読み取りセンサに対する前記指の押圧が所定値
    以上となるとオン状態となる圧力スイッチと、 被登録者の前記入力指紋に基づいて、当該被登録者の前
    記登録指紋を定めて登録する登録処理部と、 を有し、 前記登録処理部は、 前記圧力スイッチがオン状態に切り替わった時点から所
    定時間だけ遅延した読み取りタイミングにて、前記指紋
    読み取りセンサにより前記入力指紋を読み取る被登録者
    指紋サンプリング手段を有すること、 を特徴とする指紋照合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指紋照合装置において、 前記登録処理部は、任意の前記被登録者について、前記
    読み取りタイミングを変えて複数の前記入力指紋を取得
    すること、を特徴とする指紋照合装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の指紋照合装置において、 前記登録処理部は、任意の前記被登録者について、前記
    読み取りタイミングを変えながら、前記被登録者指紋サ
    ンプリング手段を複数回用いること、を特徴とする指紋
    照合装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の指紋照合装置において、 前記被登録者指紋サンプリング手段は、前記圧力スイッ
    チがオン状態となると、複数の前記読み取りタイミング
    にてそれぞれ前記入力指紋を読み取ること、を特徴とす
    る指紋照合装置。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    の指紋照合装置において、 前記登録処理部は、 前記任意の被登録者について得られた複数の前記入力指
    紋のうち、前記照合に適したものを前記登録指紋として
    選択する選択手段と、 前記登録指紋及び、当該登録指紋に対応する前記読み取
    りタイミングを前記被登録者に関連づけて登録する登録
    手段と、 を有すること、を特徴とする指紋照合装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の指紋照合装置において、 前記被登録者と照合される被照合者により前記圧力スイ
    ッチがオン状態とされると、当該被登録者に関して登録
    された前記読み取りタイミングにて、当該被照合者につ
    いて入力指紋を読み取る被照合者指紋サンプリング手段
    を有すること、を特徴とする指紋照合装置。
  7. 【請求項7】 指紋読み取りセンサに押し当てた指から
    読み取った入力指紋に基づいて、指紋照合に用いる登録
    指紋を定めて登録する指紋登録方法において、 前記指紋読み取りセンサに対する前記指の押圧が所定値
    以上となった後、複数の読み取りタイミングにてそれぞ
    れ前記入力指紋を読み取る指紋読み取りステップと、 前記指紋読み取りステップにて任意の被登録者について
    得られた複数の前記入力指紋のうち、前記指紋照合に適
    したものを前記登録指紋として選択する選択ステップ
    と、 前記登録指紋及び、当該登録指紋に対応する前記読み取
    りタイミングを前記被登録者に関連づけて登録する登録
    ステップと、 を有すること、を特徴とする指紋登録方法。
  8. 【請求項8】 指紋読み取りセンサに押し当てた指から
    入力指紋を読み取り、前記入力指紋と予め登録された登
    録指紋との照合を行う指紋照合方法において、 被登録者の前記入力指紋に基づいて前記登録指紋を定め
    て登録する登録処理ステップと、 被照合者の前記入力指紋と前記被登録者の前記登録指紋
    との照合を行う照合処理ステップと、 を有し、 前記登録処理ステップは、 前記指紋読み取りセンサに対する前記被登録者の指の押
    圧が所定値以上となった後、複数の読み取りタイミング
    にてそれぞれ前記入力指紋を読み取る被登録者指紋読み
    取りステップと、 前記被登録者指紋読み取りステップにて任意の前記被登
    録者について得られた複数の前記入力指紋のうち、前記
    照合に適したものを前記登録指紋として選択する選択ス
    テップと、 前記登録指紋及び、当該登録指紋に対応する前記読み取
    りタイミングを前記被登録者に関連づけて登録する登録
    ステップと、 を含み、 前記照合処理ステップは、 前記指紋読み取りセンサに対する前記被照合者の指の押
    圧が前記所定値以上となった後、前記被登録者に関して
    登録された前記読み取りタイミングにて、当該被照合者
    の前記入力指紋を読み取る被照合者指紋読み取りステッ
    プを有すること、 を特徴とする指紋照合方法。
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