JP6864178B1 - 顔認証の登録におけるシステム、プログラム、及び、方法 - Google Patents

顔認証の登録におけるシステム、プログラム、及び、方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従業員の生体情報と氏名・従業員番号等の付属情報を初期登録する場合、対象従業員の拘束時間が長くなり管理者および従業員の負担になる。【解決手段】ユーザの顔の画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を生成し、当該生体情報を送信する撮像端末(106)と、前記ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報(501)と管理者による管理操作が入力される操作端末(103)と、前記撮像端末から送信された生体情報(502)および前記操作端末から送信された付属情報および管理操作を受信し、前記管理操作に基づいて生体情報と付属情報を関連付けた紐付け情報(503)を前記操作端末において表示し、前記紐付け情報を記憶するプラットフォーム(111)、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、顔認証の登録におけるシステム、プログラム、及び、方法に関する。特に、カメラ等の撮像装置で撮像された顔画像データおよびその顔画像データから抽出した特徴点データと、氏名等とを紐付けるシステム、プログラム、方法に関する。
会社の中で、出退勤管理システムや入退室管理システム等に、指紋認証や顔認証等の生体認証を用いる場合、システム利用開始時に、従業員の生体情報と氏名・従業員番号等を初期登録する必要がある。従来は、管理者のパーソナルコンピュータを使用する、または使用する従業員が識別されているパーソナルコンピュータやスマートフォンを使用していた。
生体認証を活用するメリットとしては、本人の記憶や所持が不要で本人の認証が可能となり、認証精度が高ければ他人によるなりすましがされにくいことなどが挙げられる。なお、個人の私物スマートフォンでは、使用者が識別済みであることから、指紋認証や顔認証という生体認証が既に普及している。
指紋、静脈、虹彩のような生体情報は、その画像データまたは特徴点データを人が観ても誰の情報かを判別することは基本的にできない。したがって、指紋、静脈、虹彩のような生体情報の初期登録をするには、本人から生体情報を抽出し、氏名等の付属情報と紐付ける処理を一人ずつその場で完結させる必要がある。
しかし、顔は、社会生活の中で人が仕事・生活するときにはさらしており、互いに顔を観て誰かを識別することができるという点が特徴的である。
特開2005−182720号公報 特許文献1には、出勤時刻、退勤時刻を記憶する際に、バイオメトリックス認証機により採取した社員固有データと、事前に登録しておいた社員固有データを照合し、同一と判断した場合に出勤時刻、退勤時刻の記憶が可能であり、採取した社員固有データと事前に登録しておいた社員固有データが一致しない場合に画像撮像機により本人を撮像し、その画像とともに出勤時刻、退勤時刻が記憶できることを特徴としたバイオメトリックスタイムレコーダーが開示されている。
会社の中で、顔認証を用いたシステム利用開始時に、管理者のパーソナルコンピュータを使用して、従業員の生体情報と氏名・従業員番号等の付属情報を初期登録する場合、対象従業員の拘束時間が長くなり管理者および従業員の負担になる問題点があった。
また、管理者のパーソナルコンピュータの代わりに、タブレット型端末等の可搬式小型コンピュータを使用して初期登録する場合、画面上のキーボードの操作性が低いために、氏名・従業員番号等の付属情報を入力する時間が長くなるという問題点が発生する。
図6には、従来、タブレット型端末を使用した顔認証における初期登録のフローチャートの一例を示す。従業員(または管理者)が従業員の付属情報をタブレット型端末のキーボードで入力する(ステップS602)際には操作性が低いという問題点、付属情報の入力(ステップS602)と生体情報の入力(一例としてカメラで従業員の顔画像を撮像し特徴点データを抽出する(ステップS603)および抽出した特徴点データに基づき、本人の顔認証が正常に行われているかテストする(ステップS604))を、従業員一人ずつの処理を対象従業員の人数分だけ繰り返して連続で実施するために(ステップS601)、従業員一人の初期登録に必要とする時間が長くなるという問題点、さらにそれが複数人となると後ろの順番で初期登録する従業員ほど待ちの拘束時間が長くなるという問題点がある。
本発明の顔認証の登録におけるシステムは、ユーザの画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を生成し、当該生体情報を送信する撮像端末と、前記ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と管理者による管理操作が入力される操作端末と、前記撮像端末から送信された生体情報および前記操作端末から送信された付属情報および管理操作を受信し、前記管理操作に基づいて生体情報と付属情報を関連付けた紐付け情報を前記操作端末において表示し、前記紐付け情報を記憶するプラットフォーム、を備える。
本発明の効果
本発明はこのような課題を鑑みたものであり、顔認証では生体情報と付属情報の紐付けを一人ずつその場で行わなくても、複数人分の生体情報と付属情報を別々に作成しておき、その紐付け処理をパーソナルコンピュータ等の使用により一括で行うことを可能とする。
また、本発明の顔認証の登録におけるシステムは、付属情報と生体情報の紐付け処理の分離化によって、従業員の拘束を生体情報の入力時のみに限定でき、対象従業員全員分の初期登録にかかる拘束時間の延べ時間を短縮化できる。また、従業員の付属情報の入力では、管理者が汎用的なパーソナルコンピュータである管理用操作端末を使用することにより、タブレット型端末等の可搬式小型コンピュータにおける操作性の低いキーボードを使用することで入力する時間が長くなるという問題点を、解消できる。
本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの構成の概要を示すブロック図である。ここで、顔認証情報紐付けシステムとは、本発明の顔認証の登録におけるシステムを指す。 本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの各装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの顔認証情報紐付け画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの各装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの付属情報、生体情報、紐付け結果のデータベースの構造の一例を示す図である。 従来のタブレット型端末を使用した顔認証における初期登録のフローチャートの一例である。 本発明の実施の形態に係る顔認証の初期登録後の想定する顔認証のフローチャートの一例である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
まず、顔認証情報紐付けシステムの特徴および構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステム100の構成の概要を示すブロック図である。顔認証情報紐付けシステム100は、事業所101に設けられ管理者102が利用する管理用操作端末103と、従業員104A〜104Cが利用する撮像・操作端末106、およびネットワーク110を介して通信可能な顔認証情報紐付け用装置111、の3つの装置を含む。なお、従業員104A〜104Cは説明のため3名としているが、1名または複数名であってもよい。
上記3つの装置の構成について説明する。管理用操作端末103は、従業員104A〜104Cの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と管理者による管理操作が入力される。管理用操作端末103には、通常、汎用的なパーソナルコンピュータを適用することができる。
撮像・操作端末106は、カメラ107を備え、データベース109に接続する小型コンピュータ108である。撮像・操作端末106は、従業員104A〜104Cの顔画像および顔画像から抽出された特徴点データを含む生体情報を生成し、生体情報を送信する。撮像・操作端末106は、従業員104A〜104Cの顔画像を撮像するカメラと、紐付け情報を記憶するデータベースをもつ。撮像・操作端末106は、たとえばセンサを備える構成とすることができる。従業員104A〜104Cが順番105ごとに撮像・操作端末106の近傍にいることがセンサによって感知されると、カメラが従業員104A〜104Cの顔画像を撮像する。センサの適用は様々な態様が考えられる。たとえば、従業員が撮像・操作端末106に手をかざすことによって、センサが感知する。撮像・操作端末106は、撮像された顔画像から特徴点データを抽出し、従業員ごとに、顔画像と特徴点データを含む生体情報をデータベース109に記憶する。なお、特徴点データは顔画像を定量的に評価した指標のことであり、これに基づきパターンを認識可能とするものである。撮像・操作端末106としては、汎用のパーソナルコンピュータを適用することも可能である。また、RASPBERRY PI(登録商標)等の電子計算に必要な素子のみを搭載した回路基板とカメラ素子を用いて、撮像・操作端末106の目的に特化した態様としてもよい。回路基板としては、CPUやGPUを組み込んだSoC(System on Chip)、USB等のコネクタが最低限含まれることが好ましい。
顔認証情報紐付け用装置111は、データベース113に接続するサーバ装置112である。クラウドサービスを活用して構築できるが、これに限定されない。顔認証情報紐付け用装置111は、撮像・操作端末106から送信された生体情報および管理用操作端末103から送信された付属情報および管理操作を受信し、管理操作に基づいて生体情報と付属情報を関連付けた紐付け情報を管理用操作端末103において表示し、紐付け情報を記憶するプラットフォームである。顔認証情報紐付け用装置111は、生体情報と付属情報と管理操作を受信するサーバ装置112と、生体情報と付属情報を記憶するデータベース113を備えるものであればよい。クラウドサービスとしては、SaaS(サース、サーズ:Software as a Service)、PaaS(パース:Platform as a Service)、IaaS(アイアース、イアース:Infrastructure as a Service)のいずれかを適用することができる。
管理用操作端末103と撮像・操作端末106と顔認証情報紐付け用装置111は、ネットワーク110を介して、生体情報、付属情報、管理操作、紐付け情報を、互いに送受信することができる。ネットワーク111は、無線形式でもよいし、有線形式によって構築することも可能である。無線形式と有線形式を両方とも含む構成としてもよい。管理用操作端末103は、前記付属情報をシステム間で互換性を持つファイル形式にして保存する記憶部と、顔認証情報紐付け用装置111における生体情報と付属情報の状態を表示する表示部を持つ。ファイル形式には、CSV形式やTSV形式などがある。撮像・操作端末106は、顔認証情報紐付け用装置111から紐付け情報を受信し、顔画像と紐付け情報とを対比し、顔画像が撮像された時刻を従業員104A〜104CのID番号ごとに記憶する。ここで、顔画像の対比は、例えば、顔画像から抽出された特徴点データを対比することによって行われる。また、生体情報と付属情報を総称して、顔認証情報とする。
図2は、本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステム100の各装置の構成例を示す機能ブロック図である。
図2に示されるように、管理用操作端末103は、画面表示部201、通信部202、記憶部203、を備える。さらに、付属情報204を含む。画面表示部201は、顔認証情報紐付け用装置111における生体情報と付属情報の状態を表示する。通信部202は、ネットワーク110を介して情報の送受信をする。記憶部203は、付属情報をシステム間で互換性を持つファイル形式にして保存する。
撮像・操作端末106は、画面表示部221、通信部222、制御部225、撮像部206、記憶部223、生体情報抽出部207、顔認証部209、紐付け結果情報取込部210、を備える。さらに、データベース109として、生体情報208、紐付け結果情報211を含む。画面表示部221は、顔画像が撮像されたことを従業員に表示する。また、システムの適用例として出退勤管理装置に用いられる場合、出勤処理や退勤処理が完了したこと等を従業員に表示する。通信部222は、撮像・操作端末106において生成された情報をネットワーク110を介して送信し、また、顔認証情報紐付け用装置111から送信されたデータをネットワーク110を介して受信する。制御部225は、撮像・操作端末106内の機器間の連携を維持する。撮像部206は、従業員104A〜104Cの顔を撮像する。生体情報抽出部207は、顔画像から特徴点データを抽出する。データベース109は、撮像部206によって撮像された従業員の顔画像と特徴点データを生体情報として生体情報208に記憶し、また顔認証情報紐付け用装置111から受信した紐付け情報を紐付け結果情報211に記憶する。
顔認証情報紐付けシステム100は、画面表示部231、通信部232、制御部235、記憶部233、付属情報登録部212、生体情報登録部213、生体情報・付属情報紐付け部214、を備える。さらに、データベース113として、付属情報204、生体情報208、紐付け結果情報211を含む。画面表示部231は、付属情報登録部212によって登録される付属情報、生体情報登録部213によって登録される生体情報、生体情報・付属情報紐付け部214によって生成される紐付け情報を種々の態様で表示する。表示される内容は、管理用操作端末103の画面表示部210によって管理者に表示される。通信部232は、管理用操作端末103と撮像・操作端末106から送信されたデータをネットワーク110を介して受信し、また、顔認証情報紐付け用装置111において生成された情報をネットワーク110を介して撮像・操作端末106に送信する。制御部235は、顔認証情報紐付け用装置111内の機器間の連携を維持する。記憶部233は、生体情報と紐付け結果情報のほかの情報、例えば、管理用操作端末103の登録情報、撮像・操作端末106の登録情報等を含む。なお、顔認証情報紐付け用装置111はクラウドサービスによって実現される場合、顔認証情報紐付けシステム100の管理者が要求する機能を提供できる。上述の構成をすべて含む必要はないし、他の任意に構成を含むことも可能である。
図3は、本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステム100の顔認証情報紐付け画面300の一例を示す図である。管理者102は管理用操作端末103の画面表示部201を通じて顔認証情報紐付け画面300を見ることができ、また管理操作の結果を顔認証情報紐付け画面300上においてみることができる。
顔認証情報紐付け画面300では、生体情報502である顔画像301として顔画像データ302とその顔画像データを識別するための顔画像番号303、付属情報501である従業員番号・氏名306として従業員番号(ID番号)307と氏名308、後述の紐付け結果情報503である紐付け310として顔画像データ302、顔画像番号303、従業員番号307、氏名308、を一覧で表示する。顔画像301に含まれる情報は、撮像・操作端末106から顔認証情報紐付け用装置111に送信された情報である。従業員番号・氏名306に含まれる情報は、管理用操作端末103において生成されて顔認証情報紐付け用装置111に送信される。
管理者102が操作するボタンとして、顔画像セル304、従業員番号・氏名セル309、暫定的に紐付けを行うボタン305、暫定的な紐付けを取り消すボタン311、暫定的な紐付けの内容を確定してデータベース113に登録する紐付け反映ボタン312がある。データベース113に反映されると、紐付け結果情報211が更新される。管理者102は、例えば管理用操作端末103上における操作を通じて、上述のボタンを操作することができる。また、顔認証情報紐付け用装置111を直接に操作する機能を有する構成としてもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステム100の各装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、管理用操作端末103を用いて、付属情報501の作成および登録を行う。
管理者102が、従業員の付属情報501の一覧を含むデータを作成する(ステップS401)。その付属情報501のデータを、顔認証情報紐付け用装置111に送信する(ステップS402)。顔認証情報紐付け用装置111では、付属情報501のデータを、管理用操作端末103から受信し記憶する(ステップS403)。
次に、撮像・操作端末106を用いて、生体情報502の作成および登録を行う。
カメラで従業員の顔画像を撮像し、特徴点データを抽出する(ステップS405)。抽出した特徴点データに基づき、本人の顔認証が正常に行われるかテストする(ステップS406)。テストが問題なければ、顔画像データや特徴点データを含む生体情報のデータを顔認証情報紐付け用装置111に送信する(ステップS407)。従業員一人ずつ、ステップS405〜ステップS407を処理し、対象人数分繰り返す(ステップS404)。顔認証情報紐付け用装置111では、生体情報502のデータを、撮像・操作端末106から受信し記憶する(ステップS408)。
さらに、管理用操作端末103を用いて、生体情報と付属情報の紐付けを行う。
管理者が、顔認証情報紐付け画面300を使って、生体情報502と付属情報501を一人ずつ紐付け、紐付け結果情報503として登録する(ステップS409)。顔認証情報紐付け用装置111では、紐付け結果情報503をデータベース113に記憶する(ステップS410)。
最後に、撮像・操作端末106を用いて、紐付け結果情報503を取り込む。
管理者が、撮像・操作端末106の画面の取り込みボタンを押下することにより、顔認証情報紐付け用装置111では、撮像・操作端末106に紐付け結果情報を送信し(ステップS412)、撮像・操作端末106では紐付け結果情報を受信し取り込む(ステップS411)。
図5は、本発明の実施の形態に係る顔認証情報紐付けシステムの付属情報、生体情報、紐付け結果のデータベースの構造の一例を示す図である。
生体情報502とは、従業員の顔画像データと顔画像データから抽出した特徴点データのことで、図5に示す生体情報502における顔画像番号506、顔画像保存場所507、特徴点データ508に対応する。
付属情報501とは、従業員個々を識別する従業員番号と氏名のことで、図5に示す付属情報501における、従業員番号504、氏名505に対応する。
顔認証情報紐付けシステム100は、ある従業員104Aの生体情報502と付属情報501を紐付け、これを対象従業員の人数分繰り返して、図5に示す紐付け結果503を作成する。
なお、図2に示されるように、付属情報501は管理者用操作端末103と顔認証情報紐付け用装置111に、生体情報502は撮像・操作端末106と顔認証情報紐付け用装置111に、紐付け結果503は撮像・操作端末106と顔認証情報紐付け用装置11に、それぞれ保存される。
(従来例)
図6は、従来のタブレット型端末601を使用した顔認証における初期登録のフローチャートの一例である。
従業員が、タブレット型端末601を用いて、付属情報501を入力する(ステップS602)。カメラで従業員の顔画像を撮像し、特徴点データを抽出する(ステップS603)。抽出した特徴点データに基づき、本人の顔認証が正常に行われるかテストする(ステップS604)。このステップS602〜ステップS604を対象従業員の人数分繰り返す(ステップS601)。
この従来の方法では、付属情報501の入力では、従業員が自ら入力する、または、管理者が入力する横に同席するために、拘束時間が長くなる。
(実施態様)
図7は、本発明の実施の形態に係る顔認証の初期登録後の想定する顔認証のフローチャートの一例である。
従業員一人につき、顔認証の都度、ステップS701〜ステップS706の処理を行う。ここでは、撮像・操作端末106で顔認証が完結する方法を一例として示しているが、それに限定しない。
顔認証では、運用開始時に本発明である初期登録を一度行い、その後の運用では図7の顔認証のフローチャートが繰り返される。適用例としては、従業員の出退勤管理装置などが考えられる。
(付記)
上述したように、本発明は、生体情報を入力する撮像・操作端末、氏名・従業員番号等の付属情報を入力する管理用操作端末、生体情報と付属情報を紐付ける顔認証情報紐付け用装置、と機能及び装置を分割することを特徴とする。
付属情報の入力では、管理者が、汎用的なパーソナルコンピュータである管理用操作端末を使用して、複数の従業員の氏名・従業員番号等の付属情報のデータを作成する。例えば、CSVファイル形式により付属情報のデータを作成できるが、これに限定されない。
生体情報の入力では、撮像・操作端末に備えられるカメラ等の撮像装置を使用して、従業員の顔画像の撮像し、特徴点データを抽出して作成する。なお、特徴点データの抽出について、撮像・操作端末で処理する方式、顔認証情報紐付け用装置で処理する方式があり、これに限定されない。
上記付属情報及び上記生体情報は、顔認証情報紐付け用装置に送信される。管理者が管理用操作端末を使用して、顔認証情報紐付け画面を操作することで紐付け処理を行い、顔認証情報紐付け用装置のデータベースに紐付け結果情報を登録する。この際、顔画像データはそれ自体で誰かを識別することができる特性を利用することによって、生体情報及び付属情報の入力と、それらの紐付け処理を分離化し、一括で複数人の紐付け処理を行うことを特徴とする。
なお、紐付け処理を行う管理者が、従業員の顔画像を観て、その本人の氏名を識別できる場合、顔画像を登録した後にすぐさま紐付け処理を行わず後で手が空いているタイミングで紐付け処理を行うことができる、または、遠隔の事業所に撮像・操作端末を設置しそこで勤務する従業員が生体情報を登録した後、管理者が本社等の場所で紐付けすることができる。
撮像・操作端末の取り込みボタンを押下することにより、顔認証情報紐付け用装置のデータベースに記憶されている紐付け結果情報を取り込む。この取り込みによって、顔認証情報紐付け用装置のデータベースと撮像・操作端末のデータベースを同期でき、撮像・操作端末の画面上に従業員の氏名・従業員番号等の付属情報を表示することができるようになる。
本発明は、例えば、会社の従業員の出退勤管理や入退室管理、学校の学生の出欠管理等に、顔認証を適用する際に用いることができる。ある特定の場所にある人物本人が物理的に存在したことを証明する必要性がある場合、かつ、付属情報501のように、その情報の管理主体が本人以外の管理者である場合において、適用することができる。特に、対象人数が複数の場合に、適している。
100 顔認証情報紐付けシステム、103 管理用操作端末、106 撮像・操作端末、110 ネットワーク、111 顔認証情報紐付け用装置、501 付属情報、502 生体情報、503 紐付け結果情報(紐付け情報)

Claims (7)

  1. ネットワークを通じて情報を通信することができる撮像端末と操作端末とクラウドサービスを含む顔認証の登録におけるシステムであって、
    前記撮像端末は、第1ユーザの操作に基づいて、前記第1ユーザの顔の画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を生成し、当該生体情報を送信し、
    前記操作端末は、前記第1ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と前記生体情報に含まれる前記画像情報を表示する機能と、表示された前記付属情報および前記画像情報に対してなされる第2ユーザによる管理操作を受け付ける操作機能を有し
    前記クラウドサービスは、前記撮像端末から送信された前記生体情報前記操作端末から送信された前記付属情報と前記管理操作を受信し、前記管理操作に基づいて生体情報と付属情報を関連付けた紐付け情報を前記操作端末において表示させ、前記紐付け情報を記憶す、システム。
  2. ネットワークを通じて情報を通信することができる撮像端末と操作端末とクラウドサービスを含む顔認証の登録におけるシステムであって、
    前記撮像端末は、第1ユーザの操作に基づいて、前記第1ユーザの顔の画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を生成し、当該生体情報を送信し、
    前記操作端末は、前記第1ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と前記生体情報に含まれる前記画像情報を表示する機能と、表示された前記付属情報および前記画像情報に対してなされる第2ユーザによる管理操作を受け付ける操作機能を有し、
    前記クラウドサービスは、前記撮像端末から送信された前記生体情報と前記操作端末から送信された前記付属情報と前記管理操作を受信し、前記管理操作に基づいて生体情報と付属情報を関連付けた紐付け情報を前記操作端末において表示させ、前記紐付け情報を記憶する、システムであって、
    前記撮像端末は、前記クラウドサービスから前記紐付け情報を受信し、前記画像情報と前記紐付け情報とを対比し、前記画像情報が撮像された時刻を前記第1ユーザのID番号ごとに記憶する、システム。
  3. 前記撮像端末は、
    前記第1ユーザの顔を撮像する撮像部と、
    前記紐付け情報を記憶するデータベースと、を備える請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記操作端末は、
    前記付属情報をシステム間で互換性を持つファイル形式にして保存する記憶部と、
    前記クラウドサービスにおける前記生体情報と前記付属情報の状態を表示する表示部と、を備える請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記クラウドサービスは、
    記生体情報と前記付属情報と前記管理操作を受信するサーバと、
    前記生体情報と前記付属情報を記憶するデータベースと、を少なくとも備える請求項1からのいずれか1項に記載のシステム。
  6. ネットワークを通じて情報を通信することができる撮像端末と操作端末とクラウドサービスを含む顔認証の登録におけるシステムにおいて、
    クラウドサービス上のコンピュータを、
    第1ユーザの操作に基づいて、前記撮像端末によって生成される、前記第1ユーザの顔の画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を受信する手段、
    前記操作端末、前記第1ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と前記生体情報に含まれる前記画像情報を表示させ、表示された前記付属情報および前記画像情報についてなされる第2ユーザによる管理操作を受信する手段、
    前記管理操作に基づいて前記生体情報と前記付属情報を関連付けた紐付け情報を前記操作端末において表示し、前記紐付け情報を記憶する手段、
    として機能させる顔認証の登録におけるプログラム。
  7. ネットワークを通じて情報を通信することができる撮像端末と操作端末とプラットフォームを含む顔認証の登録におけるシステムにおいて、
    クラウドサービス上のコンピュータが、
    第1ユーザの操作に基づいて、前記撮像端末によって生成される、前記第1ユーザの顔の画像情報および当該画像情報から抽出された特徴点データを含む生体情報を受信するステップ、
    前記操作端末、前記第1ユーザの名称およびID番号を少なくとも含む付属情報と前記生体情報に含まれる前記画像情報を表示させ、表示された前記付属情報および前記画像情報についてなされる第2ユーザによる管理操作を受信するステップ、
    前記管理操作に基づいて前記生体情報と前記付属情報を関連付けた紐付け情報を前記操作端末において表示し、前記紐付け情報を記憶するステップ、
    を有する顔認証の登録における方法。
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