JP4077991B2 - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のスイッチング素子の導通状態を順次に切り替えながら電機子コイルに給電するとともに、この導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時に対して先行させるブラシレスモータの制御装置に係り、特に、ソフトウエアによらずに、導通状態の切り替えを可能としたブラシレスモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ブラシレスモータでは、マイクロコンピュータにより複数のスイッチング素子の導通状態を順次に切り替え、その電機子コイルへの電流供給を制御する。そして、騒音の発生の防止、あるいはトルク効率の向上等の目的から、各スイッチング素子の導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時よりも先行させる進角制御が行われる。
【0003】
図9(a)は、従来のブラシレスモータの制御装置の構成を示す。本図において、マイクロコンピュータaは、回転指令が入力されると、スイッチング回路b内部に構成された各電界効果トランジスタに対してゲート信号を順次に供給する。スイッチング回路bは、供給されたゲート信号で各電界効果トランジスタを駆動して3相構成のブラシレスモータ本体cを通電して回転させる。ブラシレスモータ本体cが回転すると、そのステータに配設された磁気センサdがロータ磁極を検出して、その検出信号をマイクロコンピュータaに帰還させる。マイクロコンピュータaは、帰還された検出信号から遅延時間データtaを求める。この遅延時間データtaは、ロータ磁極の切り替わり周期から所望の進角時間を差引いたデータとして演算される。
【0004】
そして、検出信号におけるロータ磁極の切り替り時から内部タイマーを動作させ、遅延時間データtaに相当する時間が経過したときに、タイマーを停止させ、次回の切替を行う。従って、図9(b)のように、ゲート信号の切り替えを、ロータ磁極の切り替わり時から進角時間だけ先行させることができる。
【0005】
従って、このソフトウェアによる進角制御によって、低騒音と高効率のバランスのとれたブラシレスモータの制御を可能とすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のブラシレスモータの制御装置にあっては、ロータ磁極の切り替わり周期および遅延時間の算出およびこれらの算出結果に基づく進角時間の設定は、ソフトウエアにより行うため、ブラシレスモータの特性が変れば、その都度、特性に合わせてソフトウエア開発をやり直さなければならない。この開発作業には、ソースプログラムの作成や、作成されたソースプログラムをコンパイルして機械語に翻訳する作業や検証(デバッグ)作業等が含まれ、開発期間の長期化を招くこととなる。その結果、開発期間を短縮したいという要望に答えることが困難となってきている。
【0007】
そこで本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、その目的としては、スイッチング素子の導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時より先行させる進角制御を、ソフトウエアによらずに、ブラシレスモータの特性にあわせて実行可能としたブラシレスモータの制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に係る本発明のブラシレスモータの制御装置は、複数のスイッチング素子の導通状態を順次に切り替えながら電機子コイルに給電するとともに、この導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時に対して先行させるブラシレスモータの制御装置において、前記磁気センサで検出されたロータ磁極の変化周波数を、当該変化周波数に相当する電圧に変換する周波数電圧変換回路と、第1のコンデンサを具備し、前記磁気センサで検出されたロータ磁極が変化したときに前記第1のコンデンサを一定時間で充電する充電回路と、第2のコンデンサを具備し、前記第1のコンデンサの充電終了後に当該第2のコンデンサへの充電を開始し、当該第2のコンデンサの電圧が前記周波数電圧変換回路で変換された電圧に達したときに、前記複数のスイッチング素子のうちの切り替え対象となるスイッチング素子の導通状態を切り替える進角回路と、前記周波数電圧変換回路で変換された電圧が、予め設定された電圧範囲にあるときは、前記進角回路に対して、前記導通状態の切り替え動作を禁止する進角禁止回路とを具備することを特徴とする。
【0009】
請求項1に係る本発明のブラシレスモータの制御装置では、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化周波数が、周波数電圧変換回路によって、変化周波数に相当する電圧に変換され、一方、第1のコンデンサを具備する充電回路では、磁気センサで検出されたロータ磁極が変化したときに第1のコンデンサを一定時間で充電する。第2のコンデンサを具備する進角回路では、第1のコンデンサの充電終了後に第2のコンデンサへの充電を開始し、その第2のコンデンサの電圧が周波数電圧変換回路で変換された電圧に達したときに、複数のスイッチング素子のうちの切り替え対象となるスイッチング素子の導通状態を切り替える。そして、進角禁止回路は、周波数電圧変換回路で変換された電圧が、予め設定された電圧範囲にあるときは、進角回路に対して、導通状態の切り替え動作を禁止する。
【0010】
また、請求項2に係る本発明のブラシレスモータの制御装置は、請求項1記載のブラシレスモータの制御装置において、前記周波数電圧変換回路は、変換率を調整する調整回路を有することを特徴とする。
【0011】
請求項2に係る本発明のブラシレスモータの制御装置では、調整回路により変換率を可変して、周波数電圧変換回路から出力される電圧の大きさが調整される。
【0012】
また、請求項3に係る本発明のブラシレスモータの制御装置は、請求項1または請求項2記載のブラシレスモータの制御装置において、前記進角回路は、前記第2のコンデンサの充電を、定電流源、又は抵抗を用いて行うことを特徴とする。
【0013】
請求項3に係る本発明のブラシレスモータの制御装置では、定電流源、又は抵抗を用いて第2のコンデンサが確実に充電され、特に定電流源を用いた場合は、第2のコンデンサの電圧上昇は直線的となる。
【0014】
また、請求項4に係る本発明のブラシレスモータの制御装置は、請求項3記載のブラシレスモータの制御装置において、前記定電流源には、当該定電流源の電流値を設定するための電流値設定回路が付加されていることを特徴とする。
【0015】
請求項4に係る本発明のブラシレスモータの制御装置では、電流値設定回路により、充電時のコンデンサの電圧上昇率が調整される。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る本発明のブラシレスモータの制御装置によれば、周波数電圧変換回路で、ロータ磁極の変化周波数を電圧に変換し、充電回路で、ロータ磁極が変化したときから第1のコンデンサの一定時間で充電して一定時間を確保し、進角回路によって、第1のコンデンサの充電終了後に開始された第2のコンデンサが周波数電圧変換回路で変換された電圧に達したときに、切り替え対象となるスイッチング素子の導通状態の切り替えを行うため、ソフトウエアによらずに進角制御が可能となり、さらに、進角禁止回路により、所望の回転数領域において進角制御を禁止することができる。また、第2のコンデンサの容量を可変することにより、ブラシレスモータの特性にあわせて、進角時間を調整することが可能となる。
【0017】
請求項2に係る本発明のブラシレスモータの制御装置によれば、調整回路により変換率を調整して、周波数電圧変換回路から出力される電圧の大きさを調整することにより、進角時間の調整が可能となる。
【0018】
また、請求項3に係る本発明のブラシレスモータの制御装置によれば、定電流源によりコンデンサが充電され、その電圧上昇が直線的となるため、調整が容易な線形の進角制御が可能となる。
【0019】
また、請求項4に係る本発明のブラシレスモータの制御装置によれば、電流値設定回路により、第2のコンデンサの充電時の電圧上昇率が設定可能となるため、進角時間の調整を可能とする効果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るブラシレスモータの制御装置の実施の形態を図1ないし図8を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係るブラシレスモータの制御装置の第1の実施の形態を示す図である。本図においてブラシレスモータ200は、自動車の空調装置のブロアモータとして使用されるものであり、モータ本体10、このモータ本体10に配設された電機子コイル4a〜4fを通電するスイッチング回路20、カスタムIC150およびカスタムIC150の周辺回路等から構成され、オートアンプからの回転指示信号Vinの示す指示回転数でモータ本体10のロータ1(図示せず)を回転させるものである。カスタムIC150は、ここでは、様々なモータに共用する回路を集積化して、専用パッケージに収納したものであり、専用パッケージには、周辺回路を接続するための端子が設けられている。
【0022】
スイッチング回路20は、電界効果トランジスタ(以下単にトランジスタという)Q1〜Q6および、各トランジスタのゲートに直列に接続された抵抗R1〜R6から構成される。トランジスタQ1、Q2およびQ3はドレイン端子側を電源(直流電源)に接続し、一方、トランジスタQ4、Q5およびQ6はソース端子側を接地している。そして、トランジスタQ1のソースとQ4のドレイン、Q2のソースとQ5のドレイン、Q3のソースとQ6のドレインがそれぞれU点、V点、W点として接続される。
【0023】
スイッチング回路20は、回転指示信号Vinに基づいて駆動制御回路140で生成されたゲート信号を、端子T141〜T146を介して受けて、電源からの電流をスイッチングすることにより、U点、V点、W点を介して、モータ本体10の電機子コイル4a〜4fへの電流供給を行う。
【0024】
磁気センサIC1〜IC3は、モータ本体10に構成されたセンサマグネット(ロータ磁極)5の磁極を検出するものであり、磁極の極性に対応したパルス状の非反転磁気センサ信号S1L,S2L,S3Lと、これら信号のオンオフ期間が反転した反転磁気センサ信号S1H,S2H,S3Hとをそれぞれ生成して、端子T31〜T36を介して、後述するセンサ入力回路30へと送出する。
【0025】
本図に示すカスタムIC150とその周辺回路は、センサ入力回路30、第1タイマ回路40、第2タイマ回路50、進角切替回路60、F/V変換回路70、F/Vゲイン設定回路80、進角Max制御回路90、クロック生成回路100、ラッチ回路110、セレクト回路120、三相制御回路130および駆動制御回路140を構成して、これら回路により進角制御を行う。
【0026】
センサ入力回路30は、ヒステリシス特性を有するコンパレータ30a〜30c(図示せず)を内蔵し、これらコンパレータの非反転入力端子に、端子T31,T32,T33を介して、非反転磁気センサ信号S1L,S2L,S3Lを入力し、反転入力端子には端子T34,T35,T36を介して、反転磁気センサ信号S1H,S2H,S3Hをそれぞれ入力する。コンパレータ30a〜30cの出力は、それぞれ信号S1,S2,S3として、クロック生成回路100、ラッチ回路110およびセレクト回路120へ送出される。尚、センサ入力回路30では、コンパレータ30a〜30cがヒステリシス特性を有するため、磁気センサ信号に重畳したノイズやチャタリングの影響を防止することができるようになっている。
【0027】
第1タイマ回路40は、後述するF/V変換回路70に対し、回転数を電圧に変換するための鋸波信号TM2を出力するとともに、第2タイマ回路50に対し進角時間設定のための信号TM1を送出する回路である。第2タイマ回路50は、端子T52に接続されたコンデンサC2の充電動作により、進角時間を設定するための進角時間設定信号MSを生成してラッチ回路110に送出する回路である。
【0028】
そして、進角切替回路60は、後述するF/Vゲイン設定回路80からの回転数信号FV1と端子T61に設定された電圧(進角開始回転数設定FV/MG)を入力し、回転数信号FV1が進角開始回転数設定FV/MGの電圧を越えると切替信号MGSELを高電圧レベルとして、進角制御を行い、逆に進角開始回転数設定FV/MGの電圧以下であるときは、低電圧レベルとして進角制御を禁止するものである。
【0029】
ここで、図2を参照して、第1タイマ回路40、第2タイマ回路50および進角切替回路60の回路構成を詳細に説明する。本図に示すように第1タイマ回路40は、カスタムIC150の内部(以下単に内部という)に定電流源IS1およびオープンコレクタ型の出力トランジスタを備えたコンパレータ40aを有し、これらに加えて、端子T41に正極を接続するとともに負極をカスタムIC150の外部(以下単に外部という)で接地したコンデンサC1と、端子T43に一端を接続し他端を外部で接地した定電流設定抵抗R41を備えている。
【0030】
定電流源IS1は、コンデンサC1を充電するためのものであり、定電流設定抵抗R41によりその電流値が設定可能となっている。そして、コンデンサC1が接続された端子T41はコンパレータ40aの非反転入力端子に接続されており、さらに、第1タイマ回路40は、コンデンサC1の正極電圧を、鋸波信号TM2として、後述するF/V変換回路70にも出力している。
【0031】
一方、コンパレータ40aの反転入力端子には、端子T42を介して、第2タイマ充電開始レベル(電圧)RSTが入力される。そして第1タイマ回路40は、コンパレータ40aの出力を、信号TM1として第2タイマ回路50へと送出する。
【0032】
第2タイマ回路50は、カスタムIC内部に構成された定電流源IS2およびコンパレータ50aを有し、これらに加えて、端子T51に一端を接続するとともに他端を外部で接地した定電流設定抵抗R51と、端子T52に正極を接続するとともに負極を外部で接地したコンデンサC2とを備えている。また、コンデンサC2の正極と直流電源との間に抵抗R52が接続される。
【0033】
前述した第1タイマ回路40に構成されたコンパレータ40aの出力(信号TM1)は、コンデンサC2の正極およびコンパレータ50aの非反転入力端子に接続され、さらにこの部分には、定電流設定抵抗R51によって電流値の設定を可能とした定電流源IS2が接続されている。そして、コンパレータ50aの反転入力端子には、後述する回転数信号FV1が入力されている。そして、コンパレータ50aはラッチ回路110へ進角時間設定信号MSを送出する。
【0034】
そして、本図に示す進角切替回路60はコンパレータ60aを備え、その反転入力端子には、端子T61を介して、外部から進角開始回転数設定FV/MGが電圧として入力され、一方、非反転入力端子には、回転数信号FV1が入力されている。このような構成として、回転数信号FV1と外部からの設定電圧FV/MGとを比較して切替信号MGSELを出力することにより、所定の回転数領域において進角制御を禁止することが可能となっている。
【0035】
図1において、F/V変換回路70は、前述した第1タイマ回路40からの鋸波信号TM2を電圧信号FV0に変換する回路であり、F/Vゲイン設定回路80は、任意のF/V特性をもたせるように、この信号FV0を変換する反転増幅回路である。そして、進角Max制限回路90は、電圧信号FVOを、外部から電圧によって設定された進角Max制限VM以下に制限する回路である。
【0036】
ここで、図3を参照して、F/V変換回路70、F/Vゲイン設定回路80および進角Max制限回路90を詳細に説明する。本図においてF/V変換回路70は、内部にコンパレータ70a、オペアンプ70bおよび抵抗R71を備えている。コンパレータ70aは、第1タイマ回路40から鋸波信号TM2をその反転入力端子に入力し、この信号を、非反転入力端子に入力される直流の基準電圧refと比較して、一定のパルス幅を有する方形波信号を出力するためのものである。コンパレータ70aの出力端子は、抵抗R71を介して端子T71に接続され、端子T71には、負極を外部で接地したコンデンサC71の正極が接続されている。尚、抵抗R71およびコンデンサC71は、コンパレータ70aの出力信号を平滑すべく設けられている。
【0037】
そして、進角Max制限回路90は、平滑後の電圧を端子T91に設定された進角MAX制限電圧VM以下に制限して、オペアンプ70bの非反転入力端子に入力する。このオペアンプ70bは、その出力端子と反転入力端子とを接続することによってバッファ回路を構成している。
【0038】
本図に示すF/Vゲイン設定回路80は、オペアンプ80aを内部に備えており、F/V変換回路70のオペアンプ70bの出力端子を、端子T81に接続し、端子T81と端子T82の間に抵抗R81を接続し、その端子T82をオペアンプ80aの反転入力端子に接続することにより、電圧信号FV0をオペアンプ80aの反転入力端子に入力する。
【0039】
一方、オペアンプ80aの非反転入力端子には、端子T84を介してバイアス電圧Vbを与える。そして、オペアンプ80aの出力端子を端子T83と接続し、その端子T83と端子T82との間に、帰還抵抗R82を接続する。このような構成として、オペアンプ80aを反転増幅器として機能させることにより、実際のモータ回転数が高回転である程低電圧となる直流の回転数信号FV1が生成される。
【0040】
そして、抵抗R81または抵抗R82の抵抗値を調整して、オペアンプ80aのゲイン(増幅度)が可変可能となっている。また、進角MAX制限電圧VMを設定することにより、回転数信号FV1の最低電圧が規定される。
【0041】
図1に戻り、クロック生成回路100は、センサ入力回路30から出力される信号S1,S2,S3に基づいて、電気角30度(1/12回転)に相当する繰返し周期で制御クロック信号CKMを継続的に出力するものである。以下、信号S1,S2,S3を説明の便宜上、進角前信号S1,S2,S3という。
【0042】
ラッチ回路110は、進角前信号S1,S2,S3、制御クロック信号CKMおよび進角時間設定信号MSを入力して、進角前信号S1,S2,S3に対し進角処理を行う。即ち、進角時間設定信号MSで正規化し、電気角30度に相当する時間から進角時間を差引いた時間だけ遅延させる。そして、進角処理後の信号S1B,S2B,S3B(以下、進角後信号S1B,S2B,S3Bという)をセレクト回路120へと送出する。
【0043】
セレクト回路120は、進角前信号と進角後信号の双方を入力するとともに、切替信号MGSELを入力し、この切替信号MGSELの状態に応じて、進角前信号と進角後信号を切替えて、どちらかを三相制御回路130に送出する。
【0044】
三相制御回路130は、進角前信号あるいは進角後信号に対し、内部の論理回路を用いて、信号G1,G2,G3,G4,G5,G6を生成する。これら信号は、電気角60度に相当するオン時間を有する信号であり、それぞれ、トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6に対応するものである。そして、三相制御回路130は、信号G1〜G6を駆動制御回路140へと供給する。
【0045】
駆動制御回路140は、端子T147を介してオートアンプから与えられる回転指示信号Vinに基づいて、信号G1〜G6を、これら信号のオン期間において高い周波数でパルス幅制御して、ゲート信号として、スイッチング回路20の各トランジスタに供給する。
【0046】
ここで、具体的な動作の説明の前に、ブラシレスモータ200本体の構成を図4を参照して説明する。
【0047】
図4は、モータ本体10の回転軸方向に対する断面図である。モータ本体10は、三相の電機子コイルを備えたアウタロータ形構造を有し、本図に示す内周側のステータ3には、互いに60度の角度をもって放射状に6箇所の突出部3a〜3fが形成され、その各突出部をコアとして電機子コイル4a〜4fが配置されている。ステータ3の外側には、円周方向に90度間隔でメインマグネット2 (界磁用永久磁石)を備えた円筒状のロータ1が配置されている。
【0048】
また、本図に示すセンサマグネット5は、均等角度で交互に着磁されたN極とS極とが2極づつ形成され、ロータ1と一体に回転するシャフト6に取り付けられることで、ロータ磁極を構成している。そして、このセンサマグネット5の磁極を検出する磁気センサIC1〜IC3が、ステータ3の内周に互いに120度の角度をもって均等に配設されている。
【0049】
センサマグネット5の磁極境界の検出時にトランジスタの導通切替を行う場合にあって、ブラシレスモータの発生トルクは、センサマグネットの各磁極の中心に対するメインマグネットの中心とでなす機械的な取付け角度(以降「遅れ角D」という)により決定される。例えば、本図(a)に示すように遅れ角D30度の場合、最も発生トルクが大きくなり、効率が良くなる。一方、本図(b)に示すように遅れ角D42度のときは、モータの振動周波数とモータ収納ケースの固有振動周波数との共鳴によるうなり音が最も小さくなる。
【0050】
この実施の形態は、この遅れ角Dを44度として、センサマグネット5の磁極境界の検出時に対し、トランジスタの導通切替を先行させて、機械的な遅れ角を小さくする調整と同一の効果を得ようとするものである。これ以降、遅れ角D44度から、先行させた進角時間に相当する電気角を差引いた角度をセンサ角という。従って、例えば、進角時間が電気角8度相当の場合には、センサ角は36度となる。
【0051】
尚、図4において、▲1▼は電流経路が短く、他の電機子コイルに比べ2倍の電流が流れているコイルを示す。▲2▼は電機子コイル3c(3f)とメインマグネット2との反発力による正回転トルク発生位置、▲3▼は電機子コイル3a(3d)とメインマグネット2との反発力による逆トルク発生位置を示す。
【0052】
次に、本発明に係るブラシレスモータの制御装置の第1の実施の形態の作用を説明する。
【0053】
先ず、図3に示すF/V変換回路70では、以下のようにして回転数信号FV1を生成する。即ち、コンパレータ70aが、鋸波信号TM2と基準電圧refとを比較して、一定のパルス幅の方形波パルス信号を電気角30度ごとに出力し、これを抵抗R71とコンデンサC71とでなす平滑回路で平滑し、高回転時ほど高電圧となる直流電圧を得る。
【0054】
そして、この直流電圧を進角Max制限回路90で進角Max制限VM以下に制限し、バッファとしてのオペアンプ70bを介して、F/Vゲイン設定回路80のオペアンプ80aで反転増幅する。従って、増幅後の回転数信号FV1(直流信号)は、高速回転時ほど低く、低速回転時ほど高い電圧を示す。
【0055】
図5は、制御クロック信号CKM、コンデンサC1およびコンデンサC2の充電波形、進角時間設定信号TMの波形を示す。本図に示すように、制御クロック信号CKMは、電気角30度に相当する繰返し周期でごく短い幅のパルスを継続的に出力する。
【0056】
このパルスに応答して、第1タイマ回路40は、図示しない放電回路により、コンデンサC1の放電を開始する。コンデンサC1の電圧が端子T42に設定された第2タイマ充電開始レベルRSTより低くなると、コンパレータ40aの出力トランジスタが、コンデンサC2から電流を引込んで、コンデンサC2を放電させる。
【0057】
第2タイマ回路50は、コンデンサC2の充電電圧がF/Vゲイン設定回路80から出力される回転数信号FV1の電圧レベルより低下すると、コンパレータ50aの出力(進角時間設定信号MS)を低電圧レベルに反転させる。
【0058】
そして、コンデンサC1の電圧が所定の電圧より低下すると、第1タイマ回路40は、定電流源IS1からコンデンサC1を充電する。この充電によりコンデンサC1の電圧が上昇し、第2タイマ充電開始レベルRSTを越えたとき、第1タイマ回路40は、コンパレータ40aの出力を高インピーダンスに反転させる。
【0059】
第2タイマ回路50は、この出力の反転に応答して、定電流源IS2でコンデンサC2の充電を開始する。この充電においては、定電流源IS2の電流値設定抵抗R51とコンデンサC2の容量とで決る時定数を調整して、コンデンサC2の電圧上昇率を自由に決めることができる。また、抵抗R52を介してコンデンサC2を充電することもできる。その際には、抵抗R52の値を調整してコンデンサC2の電圧上昇率を変えることができる。
【0060】
そして、第2タイマ回路50は、コンデンサC2の電圧が、F/Vゲイン設定回路80から出力される回転数信号FV1の電圧レベルを越えたときに、コンパレータ50aの出力(進角時間設定信号MS)を高電圧レベルに反転させる。
【0061】
そして、次の制御クロック信号CKMの立上がりに応答して、第1タイマ回路40は、コンデンサC1を再び放電し、第2タイマ回路50は、コンデンサC2の電圧が回転数信号FV1の電圧より低くなると、進角時間設定信号MSを低電圧レベルに反転させる。
【0062】
従って、進角時間設定信号MSの立上がりを、次の制御クロック信号CKMの立上がりに対して、本図に示すように、進角時間だけ先行させることができ、しかも、回転数信号FV1は、先にも述べたとおり、高速回転時ほど低く低速回転時ほど高くなるため、進角時間を、高速回転時ほど長く、低速回転時ほど短くすることができる。
【0063】
また、回転数信号FV1は、進角Max制限回路90によって、進角MAX制限電圧VM以下に制限された電圧信号FV0から得られるものであるため、本図に示すように最小値以下とはならず、高回転域においては、回転数上昇に伴い、進角時間を徐々にゼロ(零)に近づけることができる。
【0064】
また、進角時間は、第2タイマ回路50の時定数、および回転数に対する回転数信号FV1の電圧(変換率)によって調整が可能となる。
【0065】
尚、この実施の形態では、第1タイマ回路40は、回転数信号FV1を生成するための回路であるが、コンデンサC1の容量および抵抗R41の抵抗値を可変して時定数を調整し、あるいは、第2タイマ充電開始レベルRSTを調整することによっても、進角時間を可変することができる。この際、コンデンサC1あるいはコンデンサC2を温度補償型の容量安定性の良いセラミックコンデンサ等とすることで、温度に対する進角時間の安定度を向上させる効果が得られる。
【0066】
図6は、本実施の形態においてロータが1回転する間の各信号のタイミングチャートであり、回転数信号FV1が、進角開始回転数設定FV/MGを越えて、進角制御が可能となっているときの波形を示すものである。
【0067】
本図に示す信号S1L,S2L,S3Lは非反転磁気センサ信号であり、一方で信号S1H,S2H,S3Hは反転磁気センサ信号である。この6信号によって、ロータの30度回転ごとにきめ細かくタイミングを制御することができ、しかも回転数の変化に対する応答性の高い制御を可能としている。また、進角前信号S1,S2,S3の反転のタイミングは、非反転磁気センサ信号S1L,S2L,S3Lのものと同一となっている。
【0068】
制御クロック信号CKMは、磁気センサ信号の状態反転に応答して、ロータの30度回転毎にパルスを出力する。そして、コンデンサC2の正極電圧Vc2が鋸状に変化する間において、回転数信号FV1の電圧レベルを越えたときに、進角時間設定信号MSが立上がる。
【0069】
ラッチ回路110では、進角時間設定信号MSの立上がりのタイミングに同期させて、進角後信号S1B,S2B,S3Bの状態を切り替える。従って、制御クロック信号CKMの立上がりタイミングに対しては、進角時間だけ切り替えのタイミングを先行させることができる。そして、ラッチ回路110は、進角後信号を三相制御回路130へと送出する。
【0070】
図7は、三相制御回路130および駆動制御回路140における信号処理の過程を説明するための図である。
【0071】
三相制御回路130は、本図に示す進角後信号S1B,S2B,S3Bの切り替りタイミングに同期させて、オン時間が電気角60度に相当する信号G1〜G6を生成する。三相制御回路130は、信号G1〜G6を駆動制御回路140へと送出し、駆動制御回路140は、回転指示信号Vinに基づいて、信号G1〜G6にパルス幅制御を行い、本図に示すようにゲート信号としてスイッチング回路20のトランジスタQ1〜Q6へと供給する(パルス幅制御の波形は図示せず)。スイッチング回路20のトランジスタQ1〜Q6は、電機子コイル4へ電流を供給してロータ1を回転させる。従って、進角後信号に基づくロータ1の回転駆動が可能となっている。
【0072】
図8は、回転数に対する進角時間の変化を示す。本図に示すように進角開始回転数設定FV/MGにより設定された回転数A以下の低回転数領域(D角度動作領域)では進角時間が0(零)となり、センサ角が機械的な遅れ角D(44度)となっている。このような制御を行うことで、モータの起動時など回転速度が安定しない間に、回転トルクに変動が生じて回転むらが発生するという不都合を回避することができる。
【0073】
一方、回転数Aを越える領域(センサMg制御領域)では、進角制御が可能となり、第2タイマ回路50における充電動作によって、センサ角を、遅れ角D (度)からC(度)まで、直線的に滑らかに連続変化(低下)させる。このように連続してセンサ角を可変することで、センサ角の急激な変化による回転トルクの変化を防止し、回転むらが生じるのを回避可能としている。
【0074】
以上説明したように、上記第1の実施の形態では、第1タイマ回路40(充電回路)におけるコンデンサC1の充電動作により、進角前信号の状態が変化したときから一定時間を確保し、コンデンサC1の充電終了後(一定時間経過後)に、第2タイマ回路50によってコンデンサC2の充電を開始し、このコンデンサC2の電圧が回転数信号FV1の電圧に達したときに、ラッチ回路110が進角後信号の状態反転を行うため、ソフトウエア制御によらないで、ブラシレスモータの進角制御を行うことができ、その結果、ブラシレスモータのセンサ角を調整して、遅れ角の調整と同一の効果が得られるため、低騒音と高効率のバランスのとれた制御を可能とすることができる。
【0075】
しかも、進角切替回路60およびセレクト回路120により、進角開始回転数設定FV/MGに相当する回転数を越える領域でのみ、この進角制御を可能とし、進角開始回転数設定FV/MGに相当する回転数以下の領域では、進角制御を禁止にすることができる。このため、モータの起動時など回転速度が安定しない間に、回転トルクに変動が生じて回転むらが発生するという不都合を回避することができる。
【0076】
また、コンデンサC2の容量を可変することにより、進角時間を調整することが可能であり、このコンデンサC2をカスタムIC150に外付けしているので、その調整が容易となっている。
【0077】
そして、抵抗R81またはR82を可変して、オペアンプ80aのゲイン(増幅度)を可変して、使用回転域における回転数信号FV1の可変範囲を調整することにより、進角時間を調整することが可能となる。
【0078】
また、定電流源IS2を用いてコンデンサC2を充電することとしたため、その電圧上昇が直線的となり、調整の容易な線形の進角制御が可能となる効果がある。そして、抵抗R51の抵抗値を調整して、定電流源IS2の電流値を可変することでも、進角時間を調整することが可能であり、この抵抗R51をカスタムIC150の端子に外付しているので、その設定変更は極めて容易となっている。
【0079】
尚、本発明に係るブラシレスモータの制御装置は、上記実施の形態で説明したブロアモータでの使用に限られるものではなく、ラジエータ用モータ等の様々なブラシレスモータに適応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスモータの制御装置の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】図1に示す第1タイマ回路、第2タイマ回路および進角切替回路の詳細図である。
【図3】図1に示すF/V変換回路、F/Vゲイン設定回路および進角Max制限回路の詳細図である。
【図4】図1に示した形態におけるモータ本体の構成図であり、(a)は高効率となる構成、(b)は低騒音となる構成を示す。
【図5】図1に示した形態における進角時間の設定方法を説明した図である。
【図6】図1に示した形態において1回転する間の各信号のタイミングチャートである。
【図7】図1に示した形態において三相制御回路および駆動制御回路の信号処理過程を説明した図である。
【図8】図1に示した形態における回転数に対する進角時間の変化を示す図である。
【図9】従来のブラシレスモータの制御装置の構成および進角制御の原理を説明した図である。
【符号の説明】
1 ロータ
2 メインマグネット(界磁用永久磁石)
3 ステータ
4 電機子コイル
5 センサマグネット
10 モータ本体
20 スイッチング回路
30 センサ入力回路
40 第1タイマ回路
50 第2タイマ回路
60 進角切替回路
70 F/V変換回路
80 F/Vゲイン設定回路
90 進角Max制限回路
100 クロック生成回路
110 ラッチ回路
120 セレクト回路
130 三相制御回路
140 駆動制御回路
150 カスタムIC
200 ブラシレスモータ
IC1〜IC3 磁気センサ

Claims (4)

  1. 複数のスイッチング素子の導通状態を順次に切り替えながら電機子コイルに給電するとともに、この導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時に対して先行させるブラシレスモータの制御装置において、
    前記磁気センサ(IC1〜IC3)で検出されたロータ磁極(5)の変化周波数を、当該変化周波数に相当する電圧に変換する周波数電圧変換回路(70)と、
    第1のコンデンサ(C1)を具備し、前記磁気センサ(IC1〜IC3)で検出されたロータ磁極(5)が変化したときに前記第1のコンデンサ(C1)を一定時間で充電する充電回路(40)と、
    第2のコンデンサ(C2)を具備し、前記第1のコンデンサ(C1)の充電終了後に当該第2のコンデンサ(C2)への充電を開始し、当該第2のコンデンサ(C2)の電圧が前記周波数電圧変換回路(70)で変換された電圧に達したときに、前記複数のスイッチング素子のうちの切り替え対象となるスイッチング素子の導通状態を切り替える進角回路(50,110)と、
    前記周波数電圧変換回路(70)で変換された電圧が、予め設定された電圧範囲にあるときは、前記進角回路(50,110)に対して、前記導通状態の切り替え動作を禁止する進角禁止回路(60,120)と
    を具備することを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
  2. 前記周波数電圧変換回路(70)は、変換率を調整する調整回路(80)を有することを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータの制御装置。
  3. 前記進角回路(50,110)は、前記第2のコンデンサ (C2)の充電を、定電流源(IS2)又は、抵抗(R52)を用いて行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のブラシレスモータの制御装置。
  4. 前記定電流源(IS2)には、当該定電流源(IS2)の電流値を設定するための電流値設定回路(R51)が付加されていることを特徴とする請求項3記載のブラシレスモータの制御装置。
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