JP4076521B2 - 入力装置、機器システム - Google Patents

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Description

本発明は、機器に対する数値の入力を行うための入力装置、及びその機器と入力装置からなる機器システムに関する。
従来、例えば画像形成装置に対して、例えば複写部数等の数値を入力する場合には、画像形成装置に備えられたテンキーを押下することにより数値を入力する。この場合、デフォルト値(通常は「1」)が設定されている状態では、このデフォルト値が押下されたテンキーに対応した数値に置き換えられる。テンキーで入力された数値が設定されている状態では、設定されている数値が一桁上位にシフトされて、押下されたテンキーに対応した数値が1桁目に記入される。例えば「1」がテンキーにより入力されている場合に「1」をテンキーにより入力すると、「11」が設定されることとなる。また、キャンセルキー等を押下することにより設定値をデフォルト値に戻すことができる。
また、例えば下記特許文献1には、画像形成装置に学校モードと学校のクラスや学年等に対応付けられたキーを設け、学校モードが選択された場合には、そのキーを押下するとキーに対応付けられたクラス等の人数が出力部数として設定される画像形成装置について記載されている。また、この画像形成装置においては、連続して上記のキーを押下した場合、それらのクラス等の人数が加算されて出力部数として設定される。従来の画像形成装置においては、上記のように出力部数の設定が行われている。
特開平9−169155号公報
しかし、上述の数値入力方法においては、(3桁まで設定可能な場合に)既に3桁の数値が設定されている場合に新たに1桁の数値を設定しようとすると、キャンセルキーを押下してからテンキーにより数値を入力するか、先頭に「00」を含めた3桁の数値を入力する必要があり、少なくとも2回のキー操作(押下)が必要となる。また、クラス等のグループの人数を部数として設定する場合には、モードを切り替える必要があった。また、キーに割当られたクラス等の人数を加算する以外には、キーに割り当てられたクラス等の人数を部数として設定した後にこの部数を編集することはできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、グループの要素数を1回のキー操作で設定可能とすると共に、その後にテンキーにより数値を加算することを可能とする入力装置及び機器システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る入力装置は、所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されたことを受け付けた場合に、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去して、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチキー入力手段による入力が検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、この押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させるテンキー数値設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る入力装置は、請求項1に記載の入力装置であって、前記テンキー数値設定手段は、数値記憶手段の値がワンタッチ入力手段、テンキー入力手段の順の入力によりなされたことが入力履歴検出手段により検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下されると、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、今回押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項3に係る入力装置は、所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されると、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループが、前記最後に押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループに包含されるものであるか否かを検出するグループ関係検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後に前記テンキー入力手段による入力が検出されているか、前記ワンタッチ入力手段及び前記テンキー入力手段のいずれでもないことが検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下された場合、又は、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下され、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものでないと検出された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去し、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項4に係る入力装置は、請求項3に記載の入力装置であって、前記ワンタッチ数値設定手段は、前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されて、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものであると検出され、且つ数値記憶手段に記憶されている数値が、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数が既に減算されたものでない場合には、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、その数値を前記数値記憶手段に既に記憶されている数値から減算した数値を前記数値記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項5に係る機器システムは、所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、前記数値記憶手段に記憶された数値に基づいて、所定の動作を実行する動作手段と、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されたことを受け付けた場合に、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去して、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチキー入力手段による入力が検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、この押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させるテンキー数値設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項6に係る機器システムは、所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、前記数値記憶手段に記憶された数値に基づいて、所定の動作を実行する動作手段と、前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されると、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループが、前記最後に押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループに包含されるものであるか否かを検出するグループ関係検出手段と、前記入力履歴検出手段により最後に前記テンキー入力手段による入力が検出されているか、前記ワンタッチ入力手段及び前記テンキー入力手段のいずれでもないことが検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下された場合、又は、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下され、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものでないと検出された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去し、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項1又は5に記載の発明によれば、ワンタッチキー(ワンタッチ入力手段の備える入力キー)によりグループの数値が設定された後にテンキー(テンキー入力手段の備える入力キー)を押下した場合には、そのテンキーの数値をワンタッチキーで設定された数値に加算して設定することができ、これによりワンタッチキーによって容易に数値を入力したあと、その数値を自在に編集できるので、操作性を向上させることができる。また、目的のグループに対応付けられたワンタッチキーを押下することのみにより、操作者がグループの要素数を知ることなくそのグループの要素数を設定することができ、操作性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ワンタッチキーにより数値記憶手段に数値が設定されて1回以上テンキーが押下された後に再度テンキーが押下された場合には、(最後に)押下されたテンキーに対応付けられた数値が数値記憶手段に記憶されている数値に加算されて数値記憶手段に記憶されるので、より自在な入力数値の編集が可能になるので操作性を更に向上させることができる。
請求項3又は6に記載の発明によれば、それ以前に入力された数値にかかわりなく、新たにワンタッチキーで入力した値を設定することができ、操作性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ワンタッチキーによりグループの要素数が設定された後に、そのグループに包含されるグループのワンタッチキーを押下した場合には、先のグループの数値から後のグループの数値が減算された数値を設定することができるので、実際に入力する数値を計算により求めなくても、計算により求めることが必要な数値をワンタッチキーの操作だけで設定でき、操作性を更に向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態における入力装置を備えた画像形成装置(機器システム)について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る入力装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す側面図である。画像形成装置1は、本体部1aと、本体部1aの左方に配設されたスタックトレイ1bと、本体部1aの上部に配設された原稿読取部1cと、原稿読取部1cの上方に配設された原稿給送部1dとを有している。
また、画像形成装置1のフロント部には、画像形成装置1の備える入力装置のユーザインターフェイス部21(図3参照)が設けられている。ユーザインターフェイス部21の詳細については後述する。原稿読取部1cは、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを画像形成制御部(図示省略)へ出力する。また、原稿給送部1dにより給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部1dによる原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを画像形成制御部へ出力する。
原稿給送部1dは、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
また、原稿給送部1dは、その前面側が上方に移動可能となるように本体部1aに対して回動自在に設けられている。原稿給送部1dの前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部1aは、それぞれ用紙種(両面に印刷が可能な普通紙、片面のみに印刷が可能な再利用紙等)やサイズが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。なお、各給紙カセット461に収容されている用紙種及び用紙サイズは画像形成制御部に記憶されており、操作者が印刷に用いる用紙種を設定すると、その用紙種が収容されている給紙カセット461から記録紙が給紙されるようになっている。
記録部40は、スキャナ部51で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム43を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を記録紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ1b又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等とを備える。
図2は、本実施形態における入力装置2を備える画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、入力装置2及び画像形成部11を備える。画像形成部11は、例えば記録紙に対して画像形成動作を行うもので、画像形成装置1における入力装置2以外の全ての部分を含むものである。画像形成部11は、例えば原稿から画像を読み取り、記録紙に印刷した後、記録紙を出力する複写動作を行う。画像形成部11は、複写動作に対する設定(本実施形態においては、複写動作に対する設定として複写部数の設定のみを取り扱う。)及び複写開始の指示を入力装置2から受信した場合に、その設定内容(例えば複写部数)に基づき複写動作を行う。より正確には、画像形成部11は、ユーザインターフェイス部21から複写開始の指示を受信した場合に、部数記憶部22から複写部数を読み出し、その複写部数分の複写を行う。
入力装置2は、画像形成装置1の操作部で、画像形成装置1に対する操作者の指示を受け付けるためのものである。入力装置2は、主に複写動作に対する各種設定(本実施形態においては、複写部数の設定のみを説明する。)及び複写開始の指示を受け付ける。入力装置2は、受け付けた設定を随時、記憶する。また、入力装置2は、複写開始の指示を受け付けた場合に、複写開始の指示及び記憶している設定内容を画像形成部11に送信する。入力装置2は、ユーザインターフェイス部21、部数記憶部22及び制御部3を備える。
ユーザインターフェイス部21は、例えば図3に示す外観を有するもので、入力装置2(或いは画像形成装置1)のユーザインターフェイスである。ユーザインターフェイス部21は、各種入力キー211及びディスプレイ212を備える。入力キー211は例えばテンキー2111、リセットキー2112、クリアキー2113及びスタートキー2114である。テンキー2111は、0から9の数字にそれぞれ対応付けられた複数のキーの集合で、数値を入力するために用いられる。リセットキー2112は、操作者が画像形成装置1に対して設定可能な全設定項目をデフォルト値に戻すためのキーである。クリアキー2113は、操作者が現在設定中の1設定項目(例えば部数設定のみ)に対してのみの設定をデフォルト値に戻すためのキーでである。スタートキー2114は複写開始を複写機に指示するためのキーである。
ディスプレイ212は、例えばタッチパネル機能を有するタッチパネルディスプレイであって、メッセージ等を表示すると共に、入力キーを表示し、これが押下されることを検知することで入力キーとしても用いられる。以下にディスプレイに表示されている主なキーについての説明を行う。入力装置2は、複数の入力モード(例えば濃度設定モード、縮小/拡大モード、用紙設定モード及び部数設定モード)を有し、入力モードを切り替えるための各入力モードに対応したキー(例えば濃度設定キー2121、縮小/拡大キー2122、用紙設定キー2123及び部数設定キー2124)を備える。部数設定キー2124が押下され、入力モードが部数設定モードとなっている場合にテンキー2111が押下された場合には、テンキー2111で入力された数字が部数として設定される。現在設定されている部数は領域2125に表示される。
入力装置2の任意の入力モードにおいて、ワンタッチ部数キー2126のいずれかが押下された場合には、入力装置2の入力モードは部数設定モードとなり、押下されたワンタッチ部数キー2126に対応付けられたグループの構成員の人数が部数として、現在設定されている部数と置換されて設定される。この例外として、ワンタッチ部数キー2126のいずれかが押下された後(で他のキーが押下される前)に、このワンタッチ部数キー2126のグループに包含されるグループに対応付けられたワンタッチ部数キー2126が押下された場合には、前のグループの人数から後のグループの人数を減算した人数が、新たに本画像形成装置1の複写部数として設定される。本実施形態においては、この操作は1度のみを有効とする。つまり、グループが包含されるものであってもワンタッチ部数キー2126が連続して3回以上押下された場合には、2回目に押下されたグループが1回目に押下されたグループに包含されたかにかかわらず最後に押下されたワンタッチ部数キー2126のグループの人数が部数に設定される。
また、ワンタッチ部数キー2126により部数が設定された後(で他のキーが押下される前)に、1回以上(連続して)テンキー2111が押下された場合には、押下されたテンキー2111の数値は全て、ワンタッチ部数キー2126により設定された部数に加算されて設定される。
操作者はユーザインターフェイス部21を操作することによりワンタッチ部数キー2126に設定するグループの情報を入力装置2に設定することができる。なお、グループ情報の設定操作は既知であるので説明を省略する。設定されるグループ情報311は例えば図4に示す情報である。この情報311については後述する。
ユーザインターフェイス部21は、テンキー2111が押下されたことを受け付けた場合には、押下されたテンキーの番号を入力値送信先切替部33に送信する。ユーザインターフェイス部21は、リセットキー2112が押下されたことを受け付けた場合には、その旨を各設定部(例えば部数設定部34、濃度設定部(図示省略)、縮小/拡大設定部(図示省略)及び用紙設定部(図示省略))に送信する。ユーザインターフェイス部21は、クリアキー2113が押下されたことを受け付けた場合には、その旨を入力値送信先切替部33に送信する。ユーザインターフェイス部21は、スタートキー2114が押下されたことを受け付けた場合には、複写開始の指示を画像形成部11に送信する。
ユーザインターフェイス部21は、各入力モードに対応したキー(例えば濃度設定キー2121、縮小/拡大キー2122、用紙設定キー2123又は部数設定キー2124)が押下されたことを受け付けた場合には、その旨を入力モード切替部32に送信する。ユーザインターフェイス部21は、ワンタッチ部数キー2126が押下されたことを受け付けた場合には、押下されたキーを識別するための割付キー識別番号(例えば各キーに順に対応する1から4までの番号)を部数設定部34に送信する。ユーザインターフェイス部21は、グループ情報311の設定が入力されたことを受け付けた場合には、グループ情報311をグループ情報記憶部31に書き込む。
ここで、図4を用いてグループ情報311を説明する。図4は、グループ情報の一例を示すテーブルである。グループ情報311は、行番号3111、名称3112、人数3113及び割付キー識別番号3114から構成される。行番号3111は、このテーブルにおける行の番号である。各行はそれぞれ各グループの情報を保持する。名称3112は、グループの名称で、この名称が対応付けられたワンタッチ部数キー2126に表示される。人数3113は、グループの構成員の人数である。構成員の人数を直接記入するか、或いは、「#」記号と「+」記号を用いて、このテーブルに記載された他のグループの人数の和として記入することができる。「#」記号の後に数字を後続させたものは、行番号3111を表すもので、例えば、行番号3111が「5」の行の人数3113は、行番号3111が「1」の行と「2」の行と「3」の行と「4」の行のグループの人数3113の和を表している。つまり「#1+#2+#3+#4」は27を表していることとなる。また、この表記は、行番号3111が「1」の行のグループと行番号3111が「2」の行のグループと行番号3111が「3」の行のグループと行番号3111が「4」の行のグループが、行番号3111が「5」の行のグループに包含されるものであることを表す。割付キー識別番号3114は、ワンタッチ部数キー2126のいずれのキーに対応付けられているかを示す情報で、本実施形態においては、ワンタッチ部数キー2126は4つとして説明をしているので、例えば「1」はキー212a、「2」はキー212b、「3」はキー212c、「4」はキー212dとの対応付けを示している。割付キー識別番号3114欄に番号の付されていない行のグループはワンタッチ部数キー2126に対応付けられていない。
図2に戻って、部数記憶部22は、ユーザインターフェイス部21を用いられて設定された複写部数を記憶するもので、例えばRAM(ランダムアクセスメモリ)からなる。
制御部3は、入力装置2を制御するもので、例えばCPU(中央処理装置)及びプログラムを格納するROM(リードオンリーメモリ)、データを格納するRAM等から構成される。制御部3は、グループ情報記憶部31、入力モード切替部32、入力値送信先切替部33、部数設定部34及びキー入力履歴管理部35を備える。
グループ情報記憶部31は、グループ情報311を記憶するもので、例えばRAMからなる。グループ情報311はユーザインターフェイス部21によりグループ情報記憶部31に書き込まれ、部数設定部34により読み出される。入力モード切替部32は、ユーザインターフェイス部21から各設定キー(例えば濃度設定キー2121、縮小/拡大キー2122、用紙設定キー2123又は部数設定キー2124)のいずれかが押下されたことを受信した場合に、押下されたキーに対応するモード(例えば濃度設定モード、縮小/拡大モード、用紙設定モード又は部数設定モード)に入力モードを切り替える。入力モード切替部32は、現在の入力モードを記憶、保持する。入力モードのデフォルト値は例えば部数設定モードである。
入力値送信先切替部33は、テンキー2111の数値又はクリアキー2113が押下されたことをユーザインターフェイス部21から受信した場合に、入力モード切替部32に記憶された入力モードをチェックし、入力モードに応じた設定部(例えば現在部数設定モードであれば部数設定部34)に、ユーザインターフェイス部から受信したテンキー2111の数値又はクリアキー2113が押下されたことを送信する。
キー入力履歴管理部35は、現在、部数記憶部22に記憶されている部数の設定に係るキー入力の履歴を記憶するもので、部数記憶部22に記憶されている部数値がテンキー2111又はワンタッチ部数キー2126によって設定されたものでない場合、つまりデフォルト値が設定されている場合(デフォルト設定)、部数記憶部22に記憶されている部数値が最後にワンタッチ部数キー2126によって設定されたものである場合、部数記憶部22に記憶されている部数値が最後にテンキー2111によって設定されたものである場合のいずれかを記憶するものである。キー入力履歴管理部35は、テンキー2111、ワンタッチ部数キー2126、リセットキー2112、クリアキー2113のいずれかが(部数設定として)押下された旨を部数設定部34から受信した場合に、上記の3ケースのいずれかを記憶する。
キー入力履歴管理部35は、キー入力履歴として、部数記憶部22に記憶されている部数の入力にかかわった最新の入力履歴と、1回前の入力履歴、及び最新の入力履歴と同じ入力キーが(連続して)入力される前の(最新の入力キーとは異なる最後の)入力履歴との3つを履歴として記憶する。キー入力履歴管理部35は、画像形成装置1の立ち上げ時の(最新の入力履歴としての)初期値としてデフォルト設定であることを記憶する。キー入力履歴管理部35は、リセットキー2112又はクリアキー2113が押下された旨を部数設定部34から受信した場合には(最新の入力履歴として)デフォルト設定であることを記憶する。キー入力履歴管理部35は、ワンタッチ部数キー2126が押下された旨を部数設定部34から受信した場合には(最新の入力履歴として)ワンタッチ部数キーであることを記憶する。キー入力履歴管理部35は、テンキー2111が押下された旨を部数設定部34から受信した場合には(最新の入力履歴として)テンキーであることを記憶する。
部数設定部34は、押下を受け付けたキーの種類(テンキー2111、ワンタッチ部数キー2126、クリアキー2113、リセットキー2112)及びキー入力履歴管理部35の保持するキー入力履歴に従い、必要に応じてグループ情報記憶部31のグループ情報311を参照して部数記憶部22に部数を設定する。部数設定部34は、ユーザインターフェイス部21からワンタッチ部数キーの割付キー識別番号を受信した場合には、割付キー識別番号を次に受け付けた任意のキーの処理が終了するまで記憶しておく。部数設定部34の処理の詳細は、次の処理の流れの説明で行う。
次に制御部3における処理の流れを図5を用いて説明する。図5は、制御部3の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートにおいては、既に部数設定キー2124が押下され、部数設定モードが選択されているものとする。
ステップS1では、画像形成装置1の立ち上げ時の初期設定として、キー入力履歴管理部35は、現在のキー入力状態をデフォルト設定に設定する。ステップS2では、ユーザインターフェイス部21は、ワンタッチ部数キー2126のいずれかが押下されたことを受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS2でYES)、ステップS3へ進む。ステップS3では、ユーザインターフェイス部21は、押下されたワンタッチ部数キー2126のいずれのキーが押下されたかを示す割付キー識別番号(例えば1〜4のいずれか)を部数設定部34に送信する。部数設定部34は、ユーザインターフェイス部21からワンタッチ部数キー2126の割付キー識別番号を受信した場合には、部数記憶部22に記憶されている部数の設定に係る1回前の入力(入力履歴として最新に記憶されているもの)をキー入力履歴管理部35から取得する。取得したキー入力履歴がワンタッチ部数キーである場合には(ステップS3でYES)、ステップS4へ進む。ステップS4では、部数設定部34は、部数記憶部22に記憶されている部数の設定に係る2回前の入力(入力履歴として最新の1回前に記憶されているもの)をキー入力履歴管理部35からを取得する。そのキー入力履歴がワンタッチ部数キーでない場合には(ステップS4でNO)、ステップS5へ進む。
ステップS5では、部数設定部34は、グループ情報記憶部31に記憶されているグループ情報311を参照して、部数設定部34に記憶されている(1つ前に押下された)ワンタッチ部数キーの割付キー識別番号と一致する割付キー識別番号3114の行のグループが、今回ユーザインターフェイス部21から受信した割付キー識別番号が一致する割付キー識別番号3114の行のグループを包含するか否かをチェックする。このためには、前に受信した(部数設定部34に記憶されている)割付キー識別番号のグループの人数欄3113が、今回受信した割付キー識別番号の行番号3111を用いて記述されているか否をチェックすればよい。包含する場合には(ステップS5でYES)、押下されたワンタッチ部数キー2126に割り当てられたグループが、1つ前に押下されたワンタッチ部数キー2126に割り当てられたグループに包含されるものであるということなのでステップS6へ進む。ステップS6では、部数設定部34は、今回受信した割付キー識別番号と一致する、グループ情報311の割付キー識別番号3114の行の人数欄3113の数値を、部数記憶部22に記憶されている数値から減算してその結果の数値を部数記憶部22に書き込む。
ステップS3の分岐において1回前のキー入力(最新のキー入力履歴)がワンタッチ部数キーでない場合(ステップS3でNO)、ステップS4の分岐において、2回前のキー入力(最新の1回前のキー入力履歴)がワンタッチ部数キーである場合、つまりワンタッチ部数キーが3回以上連続して押下された場合(ステップS4でYES)、及びステップS5の分岐において、押下されたワンタッチ部数キーのグループが1つ前に押下されたワンタッチ部数キーのグループに包含されるのものでなかった場合(ステップS5でNO)には、ステップS7へ進む。ステップS7では、部数設定部34は、押下されたワンタッチ部数キー2126に割り当てられたグループの人数を、グループ情報記憶部31に記憶されているグループ情報311から取得し、部数記憶部22に(現在記憶されている部数値に上書きして)書き込む。
ステップS8では、部数設定部34は、押下されたワンタッチ部数キーの割付キー識別番号を記憶する。ステップS9では、部数設定部34は、ワンタッチ部数キーが押下された旨をキー入力履歴管理部35に送信し、キー入力履歴管理部35は、最新のキー入力履歴をワンタッチ部数キーに設定する。
ステップS10では、ユーザインターフェイス部21は、テンキー2111のいずれかが押下されたことを受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS10でYES)、ステップS11へ進む。ステップS11では、ユーザインターフェイス部21は、押下されたテンキー2111の数値を入力値送信先切替部33に送信する。入力値送信先切替部33はテンキー2111の数値を受信した場合には、入力モード切替部32に現在の入力モードを問い合わせる。これに対して入力モード切替部32は現在の入力モード(ここでは、部数設定モード)を入力値送信先切替部33に送信する。入力値送信先切替部33は現在の入力モードが部数設定モードであるならば、ユーザインターフェイス部21から受信したテンキーの数値を部数設定部34に送信する。現在のモードが部数設定モードでない場合には、入力値送信先切替部33はユーザインターフェイス部21から受信したテンキー2111の番号を現在の入力モードに対応した設定部(図示省略)、例えば濃度設定モードの場合には濃度設定部(図示省略)に送信する。ここでは、部数設定以外の入力モードにおける処理については説明を省略する。部数設定部34は、部数記憶部22に記憶されている部数の設定に係る1回前の入力キー(最新のキー入力履歴)をキー入力履歴管理部35から取得し、これがテンキーである場合には(ステップS11でYES)、ステップS12へ進む。
ステップS12では、部数設定部34は、テンキーが(連続して)入力される前の入力キーはワンタッチ部数キーであったか、或いはデフォルト設定であったかをキー入力履歴管理部35から取得する。デフォルト設定であった場合には(ステップS12でデフォルト設定)、ステップS13へ進む。ステップS13では、部数設定部34は、部数記憶部22に記憶されている部数値を読み出し、この部数値の各桁の数値を上位に1桁ずつシフトし(このとき、最上桁の数値は消滅する。)、受信したテンキーの番号を最下桁に記入した結果の数値を部数記憶部22に書き込む。つまり、例えば部数記憶部22に記憶されている部数が「123」である場合にテンキーの数値「4」を受信した場合には「234」を部数記憶部22に書き込む。この方法によると、ワンタッチ部数キーを用いては設定できない数値をテンキーの組合せにより設定することができると共に、テンキーのみを用いて全ての可能な数値を入力できるので、操作性を向上させることができる。
ステップS11の分岐において、キー入力履歴がテンキーでなかった場合には(ステップS11でNO)、ステップS14へ進む。ステップS14では、部数設定部34は、ステップS11で取得したキー入力履歴がワンタッチ部数キーであるかデフォルト設定であるかをチェックする。ステップS14でキー入力履歴がワンタッチ部数キーである場合(ステップS14でワンタッチ部数キー)、及びステップS12の分岐において、テンキーが(連続して)入力される前の入力キーがワンタッチ部数キーであった場合(ステップS12でワンタッチ部数キー)には、ステップS15へ進む。ステップS15では、部数設定部34は、部数記憶部22に記憶されている部数値を読み出し、この部数値に、受信したテンキーの番号を加算した結果を部数記憶部22に書き込む。
ステップS14の分岐において、キー入力履歴がデフォルト設定である場合には(ステップS14でデフォルト設定)、ステップS16へ進む。ステップS16では、部数設定部34は、入力値送信先切替部33から受信したテンキー2111の番号を部数記憶部22に(現在記憶されている部数値に上書きして)書き込む。この方法によると、ワンタッチ部数キーを用いては設定できない数値を設定することができるので、操作性を向上させることができる。
ステップS17では、部数設定部34はキー入力履歴管理部35にテンキーが入力された旨を送信し、キー入力履歴管理部35は、キー入力履歴にテンキーを設定する。ステップS10の分岐において、テンキーの押下を受け付けなかった場合には(ステップS10でNO)、ステップS18へ進む。
ステップS18では、ユーザインターフェイス部21は、スタートキー2114が押下されたことを受け付けたか否かをチェックし、受け付けた場合には(ステップS18でYES)、ステップS19へ進む。ステップS19では、ユーザインターフェイス部21は、スタートキー2114が押下された旨を画像形成部11に送信する。画像形成部11はユーザインターフェイス部21からスタートキー2114が押下された旨を受信した場合には、部数記憶部22に記憶されている部数を読み出し、この部数分の複写を実行する。ステップS18の分岐においてスタートキーの押下を受け付けなかった場合には(ステップS18でNO)、ステップS2に戻り複写部数の設定処理を繰り返す。複写部数の設定が完了した後、スタートキー2114を押下すると、画像形成部11は、上記複写部数分の複写を行う。
このように本実施形態によれば、複写部数の設定において、ワンタッチ部数キー2126に(人間が構成する)グループ(例えば会社の部門等)が割り当てられ、ワンタッチ部数キー2126が押下された場合には、そのキーに割り当てられたグループに対応付けられたグループ員(要素)の人数(要素数)が部数として画像形成装置1に設定される。また、ワンタッチ部数キー2126が押下されて部数が設定された後に、テンキー2111が押下された場合には、押下されたテンキー2111の数値が、既に設定されている部数に加算されて設定される。この場合にテンキー2111が連続して押下された場合には、押下されたテンキー2111の数値が順次加算される。また、連続してワンタッチ部数キー2126が押下された場合で先に押下されたキーに割り当てられたグループが後に押下されたキーに割り当てられたグループを包含する場合には、1回のみ先のグループの人数から後のグループの人数が減算された値が部数として設定される。これにより、ワンタッチ部数キーに割り当てられたグループの構成員分の部数分の例えば複写を行いたい場合には、構成員の人数を知る必要なく、より少ないキー操作で部数を入力することができる。そして、効率のよい複写作業を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。本実施形態においては、複写機における複写部数の設定を例にとって本発明に係る入力装置及び画像形成装置を説明したが、画像形成装置は、必ずしも複写機である必要はなくプリンタ等であっても良い。また、機器システムは、複写機等の画像形成装置である必要はなく、キー操作により入力された数値に基づいて、動作するものであればよい。また、例えば、工場設備のように、入力部分と動作部分とが離れた場所にあるようなものでもよい。入力装置は、キー操作により数値を入力するものであればよく、画像形成装置以外の電気機器と一体に、或いは離れた場所に備えられるもの、例えば電子レンジのタイマ設定、工場設備の操作盤や、制御用コンピュータによる動作条件設定であってもよい。
また、本実施形態においては、3回以上連続してワンタッチ部数キーが押下された場合には、押下されたキーに割り当てられたグループの包含関係に関係なく、最後に押下されたワンタッチ部数キーに割り当てられたグループの人数を(それ以前に設定された値をキャンセルして)部数として設定するようにしたが、例えばワンタッチ部数キーの連続押下において最初に押下されたワンタッチ部数キーのグループの人数から、後に押下されたワンタッチ部数キーのグループの人数を(包含関係にある場合には)続けて減算するようにしてもよい。
本発明の一実施形態における画像形成装置の機械的構成を示す側面概略図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の操作部の外観を示す図である。 本発明の一実施形態におけるグループ情報の一例を示す図表である。 本発明の一実施形態における入力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における入力装置の処理の流れの続きを示すフローチャートである。
符号の説明
1 複写機(機器システム)
11 画像形成部(動作手段)
2 入力装置
2111 テンキー(テンキー入力手段)
2126 ワンタッチ部数キー(ワンタッチ入力手段)
22 部数記憶部(数値記憶手段)
31 グループ情報記憶部(グループ情報記憶手段、グループ関係検出手段)
34 部数設定部(ワンタッチ数値設定手段、テンキー数値設定手段)
35 キー入力履歴管理部(入力履歴検出手段)

Claims (6)

  1. 所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、
    0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、
    前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されたことを受け付けた場合に、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去して、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、
    前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチキー入力手段による入力が検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、この押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させるテンキー数値設定手段とを備えることを特徴とする入力装置。
  2. 前記テンキー数値設定手段は、数値記憶手段の値がワンタッチ入力手段、テンキー入力手段の順の入力によりなされたことが入力履歴検出手段により検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下されると、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、今回押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、
    0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、
    前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、
    前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されると、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループが、前記最後に押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループに包含されるものであるか否かを検出するグループ関係検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後に前記テンキー入力手段による入力が検出されているか、前記ワンタッチ入力手段及び前記テンキー入力手段のいずれでもないことが検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下された場合、又は、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下され、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものでないと検出された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去し、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段とを備えることを特徴とする入力装置。
  4. 前記ワンタッチ数値設定手段は、前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されて、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものであると検出され、且つ数値記憶手段に記憶されている数値が、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数が既に減算されたものでない場合には、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、その数値を前記数値記憶手段に既に記憶されている数値から減算した数値を前記数値記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、
    0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、
    前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、
    前記数値記憶手段に記憶された数値に基づいて、所定の動作を実行する動作手段と、
    前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されたことを受け付けた場合に、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去して、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して、前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、
    前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後にワンタッチキー入力手段による入力が検出されているときに、前記テンキー入力手段の入力キーが押下された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値に、この押下された入力キーに対応付けられた数値を加算した数値を前記数値記憶手段に記憶させるテンキー数値設定手段とを備えることを特徴とする機器システム。
  6. 所定数の要素からなるグループにそれぞれ対応付けられた入力キーを1つ以上備えるワンタッチ入力手段と、
    0〜9の数値にそれぞれ対応付けられた10個の入力キーを備えるテンキー入力手段と、
    前記グループの要素数を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段により入力された数値を記憶する数値記憶手段と、
    前記数値記憶手段に記憶された数値に基づいて、所定の動作を実行する動作手段と、
    前記ワンタッチ入力手段又は/及び前記テンキー入力手段によるキー入力の履歴を記憶する入力履歴記憶手段と、
    前記入力履歴記憶手段により記憶された入力履歴に基づいて前記数値記憶手段に記憶されている数値が最後にワンタッチ入力手段又はテンキー入力手段のいずれにより入力されたかを検出する入力履歴検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下されると、前記押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループが、前記最後に押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループに包含されるものであるか否かを検出するグループ関係検出手段と、
    前記入力履歴検出手段により最後に前記テンキー入力手段による入力が検出されているか、前記ワンタッチ入力手段及び前記テンキー入力手段のいずれでもないことが検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下された場合、又は、前記入力履歴検出手段により最後に前記ワンタッチ入力手段による入力が検出されているときに、前記ワンタッチ入力手段の入力キーが押下され、前記グループ関係検出手段によりグループが包含されるものでないと検出された場合には、前記数値記憶手段に既に記憶されている数値を消去し、押下されたワンタッチ入力手段の入力キーに対応付けられたグループの要素数をグループ情報記憶手段から取得して前記数値記憶手段に記憶させるワンタッチ数値設定手段とを備えることを特徴とする機器システム。
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