JP4075467B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人体局部を洗浄するための局部洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の局部洗浄装置は、図21に示すように、局部洗浄を行う機構を有する局部洗浄装置本体Aと、使用者が洗浄方法等を選択操作するための操作部1と、操作部1からの信号に応じて便座温度、洗浄温度及び洗浄流量等を制御するための主制御部(図示せず)と、使用者が座るための便座3とで構成されている。
【0003】
局部洗浄装置本体Aは、図22に示すように、水源からの水を給水弁11を介して貯え、内蔵ヒーターにより加熱し温水にする温水タンク12と、局部を洗浄するための水を噴出する洗浄ノズル2と、温水タンク12と洗浄ノズル2を結ぶ給水経路4と、給水経路4中に配置され温水タンク12内の水を洗浄ノズル2に搬送するための水ポンプ13と、上記給水経路4に洗浄液を供給するための洗浄液供給部33とで構成されている。
【0004】
洗浄液供給部33は、洗浄液を保存するための洗浄液保持部5と、給水経路4中に洗浄液を混合するための洗浄液注入口6と、洗浄液保持部5と洗浄液注入口6とを接続する洗浄液供給経路7と、洗浄液供給経路7中に配置され洗浄液を搬送するための洗浄液供給ポンプ32とで構成されている。さらに、洗浄液供給経路7中には水が洗浄液保持部5に入ることを防ぐための逆流防止弁31を備えている。
【0005】
使用者が操作部1にて洗浄方式を選定し、温水洗浄を選択した場合には、洗浄液供給ポンプ32は作動しないので、温水タンク12に貯えられた温水がそのまま人体局部に噴出され、一方、洗浄液洗浄を選択した場合には、洗浄液供給ポンプ32が作動して、図23に示すように、洗浄液W1が給水経路4に供給され、温水Wとの混合液W2が洗浄ノズル2を介して人体局部に噴出されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の局部洗浄装置の洗浄液保持部5においては、洗浄液が使用によって無くなった時、補充する必要があるが、従来は洗浄液を入れるための専用タンクを局部洗浄装置本体Aから取り外して、専用の洗浄液を購入して専用タンクに補充し、その後、専用タンクを局部洗浄装置本体Aに再度装着するという手間をかけなくてはならず、作業が煩雑であった。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、洗浄液の補充作業にかかる手間を省くことができ、しかも清掃が容易であると共に装置内部や詰替容器の収納部への水浸入防止性を高めることができる局部洗浄装置を提供することにあり、他の目的とするところは、詰替容器の種類、銘柄等を容易に確認できる局部洗浄装置を提供することにあり、他の目的とするところは、開口部に対する蓋の装着保持性を高めることができる局部洗浄装置を提供することにあり、他の目的とするところは、簡易な構造で詰替容器内の洗剤を残らず使い切ることができる局部洗浄装置を提供することにあり、更に他の目的とするところは、詰替容器を収納する収納部の排水性を高めることができる局部洗浄装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にあっては、洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部5を有し、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズル2へ至る給水経路4の途中に、洗浄液保持部5から洗浄液を注入するための洗浄液注入口6を設けると共に、洗浄液保持部5と洗浄液注入口6を接続する洗浄液供給経路7とを設けた局部洗浄装置において、洗浄液保持部5として詰替容器30を用い、局部洗浄装置本体Aに詰替容器30の収納部8を設け、上記収納部8は、局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器18で形成されており、上記収納部8の上方に詰替容器30を出し入れするための開口部9を設けると共に、開口部9に取り外し可能な蓋10を設けたことを特徴としており、このように構成することで、洗浄液が空になった際は、蓋10を取り外して市販洗剤の詰まった詰替容器30を収納部8の開口部9から収納部8に収納すればよい。従って、従来のように専用タンクを取り外したり、専用の洗浄液を購入して補充したりする必要がなく、煩雑であった洗浄液の補充作業を容易に行なうことができる。また上記収納部8は、局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器18で形成されているので、たとえ収納部8を形成する専用容器18内に飛散水、或いは小水が侵入したとしても、専用容器18は局部洗浄装置とは独立した空間となっているため、専用容器18以外の局部洗浄装置内への水の侵入を防止できる。また、蓋10の清掃が容易であるうえに、局部洗浄装置内、収納部8内への水の侵入を確実に防止できるようになる。
【0009】
また上記開口部9の周囲に沿わせて溝部14を形成し、溝部14に一方向に向かって水勾配Mを設けるのが好ましく、この場合、トイレ或いは、局部洗浄装置の清掃時の洗浄水、或いは男性の小水が飛散し、局部洗浄装置にかかった場合、開口部9周囲に設けた溝部14に飛散水が流れ込むことで、開口部9内に入るのを防止できる。
【0010】
また上記開口部9の周辺部分に、蓋10に指が掛かり易くするための凹部15を設け、この凹部15内に溝部14内の水が流れ込むようにするのが好ましく、この場合、凹部15によって蓋10に指が掛かり易くなり、蓋10の着脱が容易となり、また凹部15を利用して溝部14に流れ込んだ水を排水できる。
【0011】
また上記蓋10を通して収納部8内の詰替容器30を視認可能とするのが好ましく、この場合、蓋10を取り外さなくても、収納部8に洗剤の詰替容器30が収納されているか否か、また、使用している市販洗剤の種類、銘柄が容易に確認できるようになる。
【0012】
また上記蓋10における溝部14との嵌め合い位置に保持用リブ16を設けるのが好ましく、この場合、蓋10を開口部9に装着したときに保持用リブ16が開口部9周辺の溝部14に侵入することで蓋10が保持され、局部洗浄装置内部、或いは洗剤の詰替容器30の収納部8への水侵入防止性を高めることができると共に、開口部9への蓋10の位置決めも容易となる。
【0013】
また上記蓋10が開口部9に装着された状態で蓋10の表面と局部洗浄装置本体Aの表面とがほぼ面一に形成されると共に、蓋が所定の力で保持されるように蓋10側又は開口部9側に保持用突起17を設けるのが好ましく、この場合、開口部9に対する蓋10の装着保持性をより高めることができる。
【0015】
また上記専用容器18の底面18aに一方向に向かって水勾配M1を設けるのが好ましく、この場合、専用容器18内に市販洗剤が補充された詰替容器30を収納することにより、詰替容器30の底面も傾斜するようになり、これにより詰替容器30の底面に溜まった洗剤を底面18aの片隅に集めて、ほぼ残らず使い切ることができる。
【0016】
また上記専用容器18の水勾配M1を有する底面18aの最下点近傍に排水穴19を設けるのが好ましく、この場合、専用容器18内に水が侵入したとしても、専用容器18の底面18aを流れ落ちて最下点近傍に設けた排水穴19より排水でき、専用容器18内に水が溜まることがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0018】
本実施形態の局部洗浄装置は、便器上に固定されて使用されるものであり、図21〜図23に示すように、局部洗浄を行う機構を有する局部洗浄装置本体Aと、使用者が洗浄方法等を選択操作するための操作部1と、操作部1からの信号に応じて便座温度、洗浄温度及び洗浄流量等を制御するための主制御部(図示せず)と、使用者が座るための便座3とで構成されている。局部洗浄装置本体Aは、給水口からの給水/停止を行うための給水弁11と、給水口からの水を貯え、ヒーターにより加熱し温水にする温水タンク12と、局部を洗浄するための水を噴出する洗浄ノズル2と、給水弁11と洗浄ノズル2を結ぶ給水経路4と、給水経路4中の温水タンク12の下流側に配置され温水タンク12内の水を洗浄ノズル2に搬送するための水ポンプ13と、上記給水経路4に洗浄液を供給するための洗浄液供給部33とで構成される。これら基本的な構成は従来と同様である。
【0019】
ここで上記洗浄ノズル2は、図12に示すように、お尻洗浄ノズル22、ビデ洗浄ノズル23、お尻洗浄ノズル22及びビデ洗浄ノズル23を洗浄するためのノズル洗浄用ノズル21、便器内面を洗浄する便器洗浄ノズル24及びこれらのノズルヘの流路を切り替えるための流路切替機構20とで構成されている。
【0020】
ここで、お尻洗浄ノズル22は、図13に示すように、内部に水路を有する筒状のシリンダー26と、シリンダー26の先端に配置される流体素子27とで構成されている。このシリンダー26は、図14(a)(b)に示すように、水圧で押し出されることによって前方に移動し、水圧が下がるとバネ60が縮む力により後方に移動するような構造になっている。シリンダー26の駆動は、洗浄水の水圧を利用するのに代えて、モータ等のアクチュエータを使用するようにしてもよい。流体素子27は、図15に示すように、サーキット状の2つの水路28,28と噴出口29に向かった水路の計3つの水路から構成され、これらの水路を流れる混合水が水路合流地点でぶつかり合うことで混合水中に混入された空気が細かくなり、泡沫上になって噴出口から局部に噴出されるものである。
【0021】
また、流路切替機構20としては、例えば、ステッピングモーターで駆動するロータリー切替弁等が用いられる。ロータリー切替弁で流路を切り替えることより、温水タンク12からの温水に洗浄液を混合し、お尻洗浄ノズル22又はビデ洗浄ノズル23から噴出することができる。さらに、図16に示すように、混合水を便器洗浄ノズル24で便器内面に噴出したり、図17に示すように、ノズル洗浄用ノズル21から各洗浄ノズル22〜24に向かって噴出することができるようになっている。なお温水タンク12は、省略されても良い。この場合、熱交換器として、セラミック又はシーズ型のヒータ等を用い、給水を直接加熱して洗浄ノズル2に供給する。
【0022】
そして、該局部洗浄装置における各ポンプ13,32と流路切替機構20とを制御する主制御部は、ここではノズル洗浄用ノズル21による洗浄ノズル22,23の洗浄と、便器洗浄ノズル24による便器の洗浄とを、便器への着座及び離座と、前記操作部1に配された局部洗浄のための洗浄スイッチのオンオフ動作に連動して自動的になされるようにしている。
【0023】
図11はこの場合の制御の一例を示しており、人体の検知用の人体検知センサ(図示せず)による便座3への着座検知により、主制御部はまず混合液を便器洗浄ノズル24から吐出して便器内面を濡らす。そして使用者が局部洗浄用の温水洗浄スイッチをオンとすれば、主制御部はユーザーが指定した洗浄ノズル22,23に洗浄水を供給する局部洗浄動作を行わせる。また、使用者が局部洗浄用の洗浄液洗浄スイッチをオンとすれば、主制御部は洗浄ノズル22に対して洗浄液と洗浄水の混合液を供給し、続いて温水である洗浄水のみを供給して洗浄ノズル22をすすぐ。人体の離座を検知すれば、主制御部はノズル洗浄用ノズル21に洗浄水を供給して洗浄ノズル22,23の洗浄を行うようになっている。
【0024】
一方、上記温水タンク12内の水を洗浄ノズル2に搬送するための水ポンプ13は、主制御部から入力した制御信号に応じて洗浄流量を変更し、一定に保つ働きをする。なお、洗浄流量を変更する手段として、水ポンプ13を制御する代わりにモータを用いて制御してもよい。この場合、主制御部からの信号に応じて、流路の断面積を変化させることにより、水量を変化させることができる。また電磁弁を用いた場合、同様に、流路面積を変化させることにより、水量を変化させることができる。なお、水ポンプ13は、省略されても良い。この場合は、洗浄操作キーの操作によって、電磁弁式の給水弁11を開弁し、洗浄水を給水圧で直接送り込むようにしてもよい。
【0025】
次に、上記洗浄液供給部33は、図22に示したように、洗浄液を保存するための洗浄液保持部5と、給水弁11と洗浄ノズル2を結ぶ給水経路4中に洗浄液を混合するための洗浄液注入口6と、洗浄液保持部5と洗浄液注入口6とを接続する洗浄液供給経路7と、洗浄液供給経路7中に配置され洗浄液を搬送するための洗浄液供給ポンプ32とで構成されている。この洗浄液供給部33には、図3に示す詰替容器30が逆流防止弁31と洗浄液供給ポンプ32とを介して接続されており、洗浄液供給ポンプ32が作動する時、給水経路4を流れる洗浄水に洗浄液が混合される。従って、洗浄ノズル2には温水である洗浄水と、洗浄水に洗浄液を混合した混合液とを供給することが可能となっており、また、流路切替機構20による流路の切替により、任意の液を任意の洗浄ノズル21〜24に供給することが可能となっている。洗浄液を含んだ混合液を洗浄ノズル2から噴射することで、汚れ(特に油分)を洗浄液(界面活性剤等)の洗浄力によって落とすことができるものであり、また、混合液で表面が濡らされた洗浄ノズル22,23や便器はその表面が滑りやすくなるために、便等の汚れが付着しにくくなるものである。なお洗浄液供給ポンプ32としては、例えば、ギアポンプやダイヤフラム式ポンプが用いられる。また、洗浄液供給経路7中の洗浄液供給ポンプ32の下流側には、水が洗浄液保持部5に入ることを防ぐための逆流防止弁31を備えている。逆流防止弁31としては、例えば、直動式やダイヤフラム式の電磁弁か、あるいは、ダックビルバルブ等が用いられる。
【0026】
上記洗浄液供給経路7(図22)は、例えば管状の樹脂等で構成され、局部洗浄装置本体A側に着脱可能に接続されている。本実施形態では洗浄液供給経路7は、図19に示すように、異なるサイズの詰替容器30に対応できるように、複数のスライドパイプ64a、64b、64cを用いて伸縮自在に構成されている。なお、この洗浄液接続部7の伸縮構造は、後述の詰替容器30の吸入パイプ64にも同様に適用可能である。吸入パイプ64を伸縮させることで詰替容器30の大きさにも容易に対応できるようにするためである。
【0027】
上記洗浄液供給経路7には、洗浄液接続部34を介して洗浄液保持部5が接続される。洗浄液接続部34は、図18に示すように、局部洗浄装置本体A側に設けられる接続口70と、接続口70と吸入パイプ64とを接続する接続部材67と、接続口70と接続部材67とをシールするOリング68等で構成される。接続口70は、図20に示すように、オス形状の管体70aとメス形状の管体70bにて構成されると共に、ばね72によって閉じる方向に付勢された弁71を内蔵している。ここで、一端が吸入パイプ64に接続された接続部材67を接続口70に差し込めば、接続部材67で弁71が図20(b)のように押されてばね72に抗して後退するために、接続口70が開くようになっている。これは詰替容器30を取り外した時、局部洗浄装置本体A側に残っている洗浄液が空気に触れて固着するのを防ぐためである。つまり、洗浄液供給経路7が取り外された際には、局部洗浄装置本体A側の接続口70が閉塞されるような弁構造となるため、局部洗浄装置本体A内に残った洗浄液が空気に触れるのを防ぎ、固着するのを防止できるものである。また、接続部材67に装着されたOリング68(図18)は接続部材67と接続口70とを気密的に接続するためのものであり、接続口70に差し込まれる接続部材67の外周に装着することで保守交換を容易にしている。
【0028】
上記接続口70には、シリコン製のホース状の接続部材67を介して吸入パイプ64(図3)が接続されると共に、詰替容器30の口に装着されるキャップ80にはポリプロピレンの押出ホースにて形成された吸入パイプ64が軸回りの回転が自在となる状態で差し込まれる孔80aが中央に設けられている。
【0029】
ここで、接続口70は図4(a)に示す状態で内部の弁71(図20)が閉じ、図4(b)に示す状態で内部の弁71が開くように構成されており、このとき閉→開の回転角度は、例えば90°以下に設定され、洗浄液接続部34と詰替容器30の開口とを結ぶ直線に対し、左右対称にしてある。このように弁の開閉を行う時、ホース状の接続部材67は撓む方向(図4の矢印イ、ロ方向)が入れ替わるようにすることで、接続部材677の長さの最適化を図るとともに、着脱の際に折れ曲がらないようにしている。
【0030】
次に、洗浄液保持部5において、詰替容器30を用いた場合の一例を図3に示す。ここでは詰替容器30として市販洗剤のプラスチックボトルを用いている。一方、局部洗浄装置本体Aの袖部Bには、詰替容器30の収納部8が設けられ、収納部8の上方に開口部9が設けられており、この開口部9より詰替容器30を収納部8に出し入れ自在に収納できるようにしている。開口部9には、図2に示すように、取り外し可能な蓋10が装着されている。なお、詰替容器30は例えばプラスチック、ボトル等が用いられる。
【0031】
しかして、詰替容器30を出し入れするために上方に開口部9を備えた収納部8を設け、上記開口部9に取り外し可能な蓋10を設けたので、洗浄液が空になった際は、蓋10を取り外して市販洗剤の詰まった詰替容器30を収納部8の開口部9から収納部8に収納すればよい。このとき、接続部材67(図3)を接続口70から抜き取ることで弁71が閉じ、再び接続部材67を接続口70に差し込むことで、洗浄液供給経路7側に接続できるようになる。従って、従来のように専用タンクを取り外したり、専用の洗浄液を購入して補充したりする必要がなく、煩雑であった洗浄液の補充作業を容易に行なうことができる。つまり、詰替容器30をそのまま使用するために、洗浄液を移し替える手間が不要なものである。また、蓋10を取り外すことで、蓋10の清掃が容易となり、さらに、蓋10を装着しておくことで、トイレ或いは局部洗浄装置の清掃時の水、或いは小水が局部洗浄装置内部、市販洗剤の詰替容器30の収納部8に侵入することが防止できるものである。
【0032】
また本例では、開口部9に装着される蓋10は、図2に示すように、開口部9を形成する局部洗浄装置本体Aの上部面とほぼ面一に装着されるようになっている。通常、収納部8には、洗剤が補充された詰替容器30が収納され、開口部9には蓋10が装着された状態で使用されるが、蓋10と局部洗浄装置本体Aの上部面とをほぼ面一にすることで、蓋10の装着保持性が高められる等の利点がある。
【0033】
ここで、上記蓋10を通して収納部8内の詰替容器30を視認可能な構成とするのが望ましい。その一例として、蓋10を閉じたままで蓋10の外から収納されている洗剤の種類、銘柄が視認できるように、例えば、蓋10を透明、或いは半透明にしたり、或いは蓋10に視認用の窓(図示せず)を設けたりする。これにより、蓋10をいちいち取り外さなくても、収納部8に洗剤の詰替容器30が収納されているか否か、また、使用している市販洗剤の種類、銘柄が何か容易に確認できるようになる。
【0034】
図5、図6は他の実施形態であり、上記開口部9を形成する局部洗浄装置本体Aの上部面は水平レベルLよりも前下方に向けて傾斜しており、これにより開口部9周囲に沿わせて設けられた溝部14も前方に下り傾斜した水勾配Mを有している。なお水勾配Mの方向は前方に限らず、任意に変更可能である。ちなみに、トイレ或いは、局部洗浄装置の清掃時の洗浄水、また、男性の小水が飛散し、局部洗浄装置にかかった場合に、その飛散水が開口部9周囲に設けた溝部14に流れ込むことで、飛散水等が開口部9内に入るのを防止できるようになっている。更に図5の例では、開口部9の周辺部分に、蓋10に指が掛かり易くするための凹部15を設け、この凹部15内に溝部14内の水が流れ込むようにしている。凹部15は樋状に形成され、凹部15を伝って排水されるようになっている。ここでは、上記水勾配Mの最も低い部位近傍に、上記溝部14の外周を一部削除するような形で凹部15が設けられ、凹部15によって蓋10に指が掛かり易くなって着脱し易いようにしてある。従って、トイレ或いは、局部洗浄装置の清掃時の洗浄水、また、男性の小水が飛散して蓋10周辺にかかった場合、開口部9周囲に設けた溝部14に飛散水が流れ込み、溝部14の水勾配Mに沿って最低部近傍に流れて凹部15から流れ落ちるため、局部洗浄装置内部、或いは洗剤の詰替容器30の収納部8への水の浸入を確実に防止できるようになる。
【0035】
図7は更に他の実施形態であり、蓋10における溝部14との嵌め合い位置に保持用リブ16を設けた場合の一例を示している。ここでは、開口部9周囲の溝部14に嵌め合う位置に保持用リブ16が形成され、図7(c)に示すように、保持用リブ16が溝部14内に侵入して外周壁14aに押し当てられることで蓋10が保持され、局部洗浄装置内部、或いは洗剤の詰替容器30の収納部8への水侵入防止性を高めると共に、開口部9への蓋10の位置決めも兼ねるようになっている。なお、必ずしも保持用リブ16を溝部14の外周壁14aに押し当てて保持する構造には限られず、溝部14の内周壁に押し当てて保持する構造としてもよい。更に本実施形態では、蓋10が装着された状態で蓋10が開口部9に所定の力で保持されるように、蓋10に開口部9にほぼ接するか或いは、開口部9に摺入されるような突起状の保持用突起17を複数設けてあり、これにより蓋10の装着保持性をより高めるようにしている。ここでは、図7(c)に示すように、蓋10から開口部9内面に沿って内周リブ40を突出させ、この内周リブ40から保持用突起17を突出させて開口部9の内面に押し当てるようにしているが、必ずしもこれには限らず、開口部9内面から保持用突起17を突出させ、この保持用突起17に内周リブ40を押し当てるようにしてもよいものである。いずれの場合でも保持用突起17の数、形状は任意に変更可能である。
【0036】
図8は本発明の基本となる実施形態であり、収納部8が、局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器18で形成されている。この専用容器18は上方に開口した有底箱状に形成され、局部洗浄装置本体Aの底面A1に載置されている。専用容器18の底面18aには前方向(図8の例では右方向)に向かって水勾配M1が形成されており、その底面18aの最下点近傍には、専用容器18の底面18aを貫通した排水穴19が設けられ、さらに局部洗浄装置本体Aの底面A1には排水穴19と同軸上に貫通穴25が設けられている。なお、水勾配M1の方向は任意に設定可能である。しかして、たとえ収納部8を形成する専用容器18内に水、或いは小水が進入したとしても、専用容器18は局部洗浄装置とは独立した空間を確保しているため、水は専用容器18以外の局部洗浄装置内部に侵入することがない。またたとえ専用容器18に水、或いは小水が進入しても、専用容器18の底面18aに水勾配M1を設けたことにより水等は底面18aの最下点に流れる。この最下点付近に流れた水等は、この最下点近傍に設けた貫通穴25と、この貫通穴25及び貫通穴25から流れ出し、洗剤の詰替容器30の収納部8を形成している専用容器18内に溜まることはない。また、専用容器18の底面18aに沿って市販洗剤が補充された詰替容器30を収納することにより、詰替容器30の底面も傾斜するようになり、これにより詰替容器30の底面に溜まった洗剤を底面18aの片隅に集めることができ、ほぼ残らず使い切ることができるという利点もある。
【0037】
図9、図10は詰替容器30の他例を示している。本例ではねじ蓋を取り外した詰替容器30の雄ねじが外周に形成された口部を受ける連結用受け部80を局部装置本体A側に設けており、この連結用受け部80に詰替容器30の口部をねじ込んで詰替容器30を取り付ければ、吸入パイプ64が詰替容器30内に差し込まれる。また、連結用受け部80にはエアポンプ76に接続された空気供給管75が接続されており、エアポンプ76によって空気供給管75を通じて詰替容器30内に空気が送り込まれ、詰替容器30内の空気圧が上昇するために、詰替容器30内の洗浄液は押されて吸入パイプ64を通じて送り出される。この場合、エアポンプ76が洗浄液供給ポンプ32を代用するようになる。
【0038】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部を有し、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルへ至る給水経路の途中に、洗浄液保持部から洗浄液を注入するための洗浄液注入口を設けると共に、洗浄液保持部と洗浄液注入口を接続する洗浄液供給経路とを設けた局部洗浄装置において、洗浄液保持部として詰替容器を用い、局部洗浄装置本体に詰替容器の収納部を設け、上記収納部は、局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器で形成されており、上記収納部の上方に詰替容器を出し入れするための開口部を設けると共に、開口部に取り外し可能な蓋を設けたので、洗浄液が空になった際は、蓋を取り外して市販洗剤の詰まった詰替容器を収納部の開口部から収納部に収納すればよい。従って、従来のように専用タンクを取り外したり、専用の洗浄液を購入して補充したりする必要がなく、煩雑であった洗浄液の補充作業を容易に行なうことができる。つまり、詰替容器をそのまま使用するために、洗浄液を移し替える手間が不要となる。また上記収納部は、局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器で形成されているので、たとえ収納部を形成する専用容器内に飛散水、或いは小水が侵入したとしても、専用容器は局部洗浄装置とは独立した空間となっているため、専用容器以外の局部洗浄装置内への水の侵入を防止できる。また、蓋を取り外すことで、蓋の清掃が容易となり、さらに、蓋を装着しておくことで、トイレ或いは局部洗浄装置の清掃時の水、或いは小水が局部洗浄装置内部、詰替容器の収納部内部等に侵入することがなくなり、水侵入防止性を高めることができるものである。
【0039】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記開口部の周囲に沿わせて溝部を形成し、溝部に一方向に向かって水勾配を設けたので、トイレ或いは、局部洗浄装置の清掃時の洗浄水、或いは男性の小水が飛散し、局部洗浄装置にかかった場合、開口部周囲に設けた溝部に飛散水が流れ込むことで、開口部内に入るのを防止でき、溝部を利用して排水できるようになる。
【0040】
また請求項3記載の発明は、請求項2記載の効果に加えて、上記開口部の周辺部分に、蓋に指が掛かり易くするための凹部を設け、この凹部内に溝部内の水が流れ込むようにしたので、凹部によって蓋に指が掛かり易くなり、蓋の着脱が容易となる。しかも、溝部に流れ込んだ飛散水は凹部に流れ込んで排水されるようになり、これにより局部洗浄装置内部、或いは洗剤の詰替容器の収納部に水が流れ込むのを防止できる。
【0041】
また請求項4記載の発明は、請求項1又は3記載の効果に加えて、上記蓋を通して収納部内の詰替容器を視認可能としたので、蓋を取り外さなくても、収納部に洗剤の詰替容器が収納されているか否か、また、使用している市販洗剤の種類、銘柄が何か容易に確認できる。
【0042】
また請求項5記載の発明は、請求項1又は3又は4記載の効果に加えて、上記蓋における溝部との嵌め合い位置に保持用リブを設けたので、蓋を開口部に装着したときに保持用リブが開口部周辺の溝部に侵入することで蓋が保持され、局部洗浄装置内部、或いは洗剤の詰替容器の収納部への水侵入防止性を高めることができると共に、開口部への蓋の位置決めも兼ねることができるものである。
【0043】
また請求項6記載の発明は、請求項1又は3又は4又は5記載の効果に加えて、上記蓋が開口部に装着された状態で蓋の表面と局部洗浄装置本体の表面とがほぼ面一に形成されると共に、蓋が所定の力で保持されるように蓋側又は開口部側に保持用突起を設けたので、開口部に対する蓋の装着保持性をより高めることができる。
【0045】
また請求項7記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記専用容器の底面に一方向に向かって水勾配を設けたので、この専用容器内に市販洗剤が補充された詰替容器を収納することにより、詰替容器の底面も傾斜するようになり、これにより詰替容器の底面に溜まった洗剤を底面の片隅に集めることができ、ほぼ残らず使い切ることができる。
【0046】
また請求項8記載の発明は、請求項1又は7記載の効果に加えて、上記専用容器の水勾配を有する底面の最下点近傍に排水穴を設けたので、専用容器内に水が侵入したとしても、専用容器の底面の最下点近傍に設けた排水穴より排水できるので、専用容器内に水が溜まることがなく、排水性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】 同上の開口部に蓋を装着した状態の斜視図である。
【図3】 同上の詰替容器の断面図である。
【図4】 (a)(b)は同上の部分平面図である。
【図5】 他の実施形態の斜視図である。
【図6】 更に他の実施形態の斜視図である。
【図7】 (a)(b)は更に他の実施形態の蓋の斜視図である。
【図8】 本発明の基本となる実施形態の断面図である。
【図9】 更に他の実施の形態の一例の要部分解斜視図である。
【図10】 同上の断面図である。
【図11】 同上の動作の一例を示すタイムチャートである。
【図12】 同上の洗浄ノズルの斜視図である。
【図13】 同上のお尻洗浄ノズルの斜視図である。
【図14】 (a)(b)は同上のお尻洗浄ノズルの動作説明図である。
【図15】 同上のお尻洗浄ノズルの流体素子の説明図である。
【図16】 同上のノズル部の斜視図である。
【図17】 同上のノズル部の斜視図である。
【図18】 同上の接続口及び接続部材の分解斜視図である。
【図19】 (a)は同上の吸入パイプの正面図、(b)は側面図、(c)は(b)のA−A線断面図、(d)は端面から見た図である。
【図20】 (a)(b)は同上の接続口の動作説明図である。
【図21】 従来例の平面図である。
【図22】 従来の局部洗浄装置全体の概略構成図である。
【図23】 従来の洗浄水の流れの説明図である。
【符号の説明】
A 局部洗浄装置本体
2 洗浄ノズル
4 給水経路
5 洗浄液保持部
6 洗浄液注入口
7 洗浄液供給経路
8 収納部
9 開口部
10 蓋
14 溝部
15 凹部
16 保持部用リブ
17 保持用突起
18 専用容器
18a 底面
19 排水穴
30 詰替容器
33 洗浄液供給部
W 溝部の水勾配
W1 専用容器の底面の水勾配
Claims (8)
- 洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部を有し、給水口から局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズルへ至る給水経路の途中に、洗浄液保持部から洗浄液を注入するための洗浄液注入口を設けると共に、洗浄液保持部と洗浄液注入口を接続する洗浄液供給経路とを設けた局部洗浄装置において、洗浄液保持部として詰替容器を用い、局部洗浄装置本体に詰替容器の収納部を設け、上記収納部は局部洗浄装置内部に独立した空間を確保するための専用容器で形成されており、上記収納部の上方に詰替容器を出し入れするための開口部を設けると共に、開口部に取り外し可能な蓋を設けたことを特徴とする局部洗浄装置。
- 上記開口部の周囲に沿わせて溝部を形成し、溝部に一方向に向かって水勾配を設けたことを特徴とする請求項1記載の局部洗浄装置。
- 上記開口部の周辺部分に、蓋に指が掛かり易くするための凹部を設け、この凹部内に溝部内の水が流れ込むようにしたことを特徴とする請求項2記載の局部洗浄装置。
- 上記蓋を通して収納部内の詰替容器を視認可能としたことを特徴とする請求項1又は3記載の局部洗浄装置。
- 上記蓋における溝部との嵌め合い位置に保持用リブを設けたことを特徴とする請求項1又は3又は4記載の局部洗浄装置。
- 上記蓋が開口部に装着された状態で蓋の表面と局部洗浄装置本体の表面とがほぼ面一に形成されると共に、蓋が所定の力で保持されるように蓋側又は開口部側に保持用突起を設けたことを特徴とする請求項1又は3又は4又は5記載の局部洗浄装置。
- 上記専用容器の底面に一方向に向かって水勾配を設けたことを特徴とする請求項1記載の局部洗浄装置。
- 上記専用容器の水勾配を有する底面の最下点近傍に排水穴を設けたことを特徴とする請求項1又は7記載の局部洗浄装置。
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