JP4073949B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4073949B2
JP4073949B2 JP2007500478A JP2007500478A JP4073949B2 JP 4073949 B2 JP4073949 B2 JP 4073949B2 JP 2007500478 A JP2007500478 A JP 2007500478A JP 2007500478 A JP2007500478 A JP 2007500478A JP 4073949 B2 JP4073949 B2 JP 4073949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance
color
white
picture element
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007500478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006080237A1 (ja
Inventor
智朗 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4073949B2 publication Critical patent/JP4073949B2/ja
Publication of JPWO2006080237A1 publication Critical patent/JPWO2006080237A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2300/00Aspects of the constitution of display devices
    • G09G2300/04Structural and physical details of display devices
    • G09G2300/0439Pixel structures
    • G09G2300/0452Details of colour pixel setup, e.g. pixel composed of a red, a blue and two green components
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/0235Field-sequential colour display
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0242Compensation of deficiencies in the appearance of colours
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0285Improving the quality of display appearance using tables for spatial correction of display data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

本発明は、映像の色相を維持しながら輝度を調整してカラー映像の鮮明化できるカラー液晶表示装置などの表示装置に関するものである。
従来から、カラー液晶ディスプレイは、通常1ドットにRGBの3ピクセルを有するが、近年輝度向上のための方策として白(W)ピクセルを追加した、1ドットにRGBWの4ピクセルを有するカラー液晶ディスプレイが提案されている。このRGBWカラー液晶ディスプレイは、輝度向上の点では有利であるが、その反面彩度の淡色化をまねきやすく、Wピクセルの構造や出力階調の決定方法を慎重に検討する必要がある。
例えば、日本国公開特許公報である特開2004−102292(2004年4月2日公開:以下、特許文献1)においてはWピクセル構造に関する記載があり、WピクセルをRGBの各ピクセルよりも小さくすることが提案されている。これはWピクセルの表示信号により発生する彩度の淡色化を抑えることが目的である。
さらに、特許文献1においては、入力RGBデータをRGBWデータに変換したあと、これを最適化データR’G’B’W’に変換するという記述がある。特許文献1には、RGBからRGBWへのデータ変換方法について、具体的な記述がないが、それによって得られたRGBWをさらにデータ変換することは、輝度向上と彩度保持を両立させることを目的としている。
しかしながら、WピクセルサイズをRGBピクセルサイズよりも小さくすることは、それだけ輝度向上効果を損ねることになる。特許文献1における実施例にて、算出されている輝度50%アップという計算結果はRGBW画素すべてが同一サイズの場合であり、元の各色のピクセルサイズを1とした場合、例えばR=G=B=1.05、W=0.85とした場合は約42%の輝度アップにとどまる。また、RGB入力信号をRGBW信号に変換してからさらにR’G’B’W’信号に変換する場合、駆動回路内部での演算処理がさらに増加することになり、回路の肥大化、コストアップにつながる。
RGB信号からRGBW信号を算出する手法として最も簡便な方法が日本国公開特許公報である特開平5−241551(1993年9月21日公開:以下、特許文献2)に記載されている。これは、入力された複数の色成分信号から白色信号を抽出する手段(min検出部1)と、抽出された白色信号と前記複数の色成分信号とを用いて、少なくとも白色を含む4色の表示信号を出力する手段とを有することを特徴とする。また、抽出された白色信号を非線形処理し、前記複数の色成分信号と非線型変換された白色信号とに基づき表示信号を出力する手段とを有することを特徴とする。
この方法では、白信号WはRGB信号の最小値として抽出され、必要に応じてWからW’への非線形変換が行われ、
OUT(R,G,B)=IN(R,G,B)−OUT(W)
OUT(W)=WまたはW’
として算出される。
この方法ではWが非線形処理されなければRGB出力のいずれかは必ず0となる。特に白もしくはグレー表示のときはRout=Gout=Bout=0、W=min(Rin,Gin,Bin)となって、輝度向上につながらないし、彩度の淡色化も顕著になる。Wを非線形処理してW’とすれば、彩度の淡色化の問題については、多少、解決するが、入力信号を輝度拡張するわけではないので、輝度向上につながらないことに変わりはない。
RGB信号からRGBW信号を算出する、より複雑な手法は例えば日本国公開特許公報である特開2001−119714(2001年4月27日公開:以下、特許文献3)に記載されている。特許文献3では、所定の色信号を構成する基本色成分の輝度増加量を各基本色成分別に求めるステップと、基本色成分の輝度増加量から白色信号成分の輝度増加量を抽出するステップと、白色信号成分の輝度増加量を所定の色信号の白色信号成分として設定するステップと、を含む、白色信号成分を求める方法が提案されている。
特許文献3の具体的な手法については、図7を参照した以下の説明になる。図7においては、簡略化のため、RとGの2系統信号についてのみ考える。例えば、Rが最小輝度信号Lmin、Gが最大輝度信号Lmaxの場合、Aの色に対してはOAの延長線にある最大輝度A’まで拡張し、Aの色とRG輝度比率が同じC色に対しても、S=OA’/OAの輝度拡張を行う。同様にDの色に対してはS=OB’/OBの拡張率を適用する。従って、輝度拡張率Sとt(=Lmin/Lmax)との関係は、図8に示す通りになる。
しかしながら、上記従来の特許文献3に記載の発明は、表示画質が劣化するという問題点を有している。すなわち、上記従来では、原色がまったく輝度拡張されないので、原色と白色が互いに隣り合った場合、原色が彩度低下しているように見えて表示画質が劣化するという問題点、また、図8に示すように、t=0.5で輝度拡張率Sが飽和し、かつ輝度拡張率Sの曲線が折れ曲がってしまうので、映像が不自然に見えるパターンが存在して表示画質が劣化するという問題点を生じる。
本発明の目的は、映像の色相を維持しながら輝度を調整してカラー映像の鮮明化でき、また表示画質を向上できる表示装置を実現することにある。
本発明に係る表示装置は、上記目的を達成するために、マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている。
本発明に係る他の表示装置は、前記目的を達成するために、マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を判定する判定部と、前記比tを変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、前記関数F(t)は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の各発光率に基づく定数を備え、前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている。
上記構成によれば、最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号とし、輝度拡張して各輝度拡張色信号から、最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を引いて、3色のR(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素のための各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力するので、3色の色信号から、4色となるW(白)色信号および各輝度拡張変換色信号を生成して出力しているので、W(白)色信号を付加することによる輝度向上を図りながら、各輝度拡張変換色信号による発色の彩度の低下を抑制できて、表示画質を改善できる。
また、上記構成は、輝度拡張する前に、3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮するから、映像表示の前フレームに対応するシーンに応じてその圧縮率を変更することによって、映像シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。従って、原色もある程度は輝度拡張する事ができる結果、原色と白が隣り合う場面でも、原色の彩度低下感を最小限にできるというメリットにより表示画質を向上できる。
その上、上記構成は、補正最小輝度値を最小輝度値からその乗算により得るための係数kが、前記W(白)色信号の輝度を前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されているので、特にグレー表示時の白抜けを防止でき、表示画質を高めることができる。
本発明の表示装置としての液晶表示装置の要部ブロック図である。 上記液晶表示装置の概略ブロック図である。 上記液晶表示装置の各絵素の配置を示す平面図である。 上記液晶表示装置の各絵素における他の配置を示す平面図である。 上記液晶表示装置の各色信号における階調と輝度レベルとの関係を示すグラフである。 上記液晶表示装置における、3色から4色への各変換工程を示すフローチャートである。 従来の3色から4色への変換工程を示すグラフである。 従来の3色から4色への他の変換工程を示すグラフである。
本発明の表示装置としての液晶表示装置に係る実施の一形態について図1ないし図8に基づいて説明すると以下の通りである。液晶表示装置における種々の表示方式のうち、高精細な表示を行える方式として、スイッチング素子にTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を用いたアクティブマトリックス方式が知られている。図2に示すように、上記アクティブマトリックス方式の液晶表示装置110は、液晶表示部(表示部)110aと、それを駆動する液晶駆動装置としての液晶駆動回路(駆動信号出力部)110bとを備えている。
上記液晶表示部110aは、TFT方式の液晶パネル101を有している。液晶パネル101は、各画素(ドット)がマトリックス(格子)状に、本実施の形態では例えば1024×768画素(XGA)にて配列されたものであり、映像信号に基づき、水平走査線(ライン)毎に順次または間欠的に順次垂直方向に表示することで映像を表示できるようになっている。上記XGAの場合、水平走査線の数は計768本となり、一水平走査線は1024画素となる。上記各画素の数としては、必要に応じて、1280×1024画素(SXGA)、1600×1200画素(UXGA)、3200×2400画素(2.7p/J)などが用いられる。また、上記の画面比が4:3以外の、ワイド画面である、例えばフルHD:1920×1080、WXGA:1366×768なども用いられる。
マトリクス状に配列された複数の各画素(ドット)は、図3に示すように、2絵素(ピクセル)×2絵素の4色配列にて、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備えている。R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素には、それぞれ対応する色のカラーフィルター(図示せず)が光透過性のガラス基板に取り付けられている。W(白)絵素に対しては、フィルター無にて光透過性のガラス基板のみである。なお、4色の各絵素の配列としては、図4に示すように、4色のストライプ配列や、図示しないがモザイク型の配列、およびデルタ型の配列を用いることもできる。
また、図1に示す液晶パネル101の背面側には、図示しないが、白色の光源としてのバックライトが取り付けられている。一方、上記液晶駆動回路110bには、IC(集積回路)からなるソースドライバ(駆動回路)103およびゲートドライバ104と、コントローラ(制御回路、駆動回路)105と、液晶駆動電源106とが搭載されている。コントローラ105は、バックライトの輝度を制御して、上記輝度を、一フレーム毎、または複数の(5〜6)フレーム毎に、それらの映像信号に含まれる最大輝度となるように調整できるようになっている。
上記構成において、外部から入力されたカラー表示のための映像信号は、上記コントローラ105を介してデジタル信号である表示データDとしてソースドライバ103に入力される。ソースドライバ103は、入力された表示データDを、時分割して、第1ソースドライバ〜第nソースドライバに対しそれぞれラッチし、その後、コントローラ105から入力される上記水平同期信号に同期してD/A変換する。上記映像信号の各色の輝度成分は、階調データであり、一般には、CRTのγ特性を補償するためにγ補正されたものとなっている。ただし、そのようなγ補正されていない映像信号にも、本発明は、3色の色信号を4色の色信号に変換するためのものであるから、適用可能である。
このように時分割された表示データDをD/A変換して、階調表示用のアナログ電圧(以下、「階調表示電圧」と言う)であるアナログ表示データ信号が作成される。上記アナログ表示データ信号は、図示しないソース信号ラインを介して、液晶パネル101内における対応する上記液晶表示素子(各画素)にそれぞれ出力されている。
さらに、上記コントローラ105から、各ソースドライバ103へは、映像信号に含まれる、各色信号R、G、Bや、制御信号として水平同期信号(スタートパルス信号SPやラッチ信号Lsに相当)、クロック信号clkが、また、ゲートドライバ104へは垂直同期信号や水平同期信号が出力されている。また、コントローラ105は、I/O回路、映像信号を格納するための表示RAM、上記各種の制御信号のための生成回路や出力回路等も備えている。
そして、本発明に係る液晶表示装置およびそれを用いた4色変換方法では、図1および図6に示すように、入力される赤、緑、青の各色信号(階調データ)がそれぞれ入力されて(ステップ1、以下、S1)、前フレームでの映像信号の合計輝度の大小(つまり、設定値より大きいか、それ以下)により、上記各色信号の階調データの輝度を圧縮する輝度圧縮部1が設けられている(S2)。また、輝度圧縮部1での輝度圧縮のための参照テーブルである輝度圧縮用ルックアップテーブル(LUT)2が設けられている。上記階調データの階調数としては、2階調つまり256階調(0階調から255階調)が挙げられるが、210階調すなわち1024階調でもよい。輝度圧縮用LUT2は、後述する各調整値Cに対して輝度圧縮を行った変換データを予め格納しており、調整値Cの値に応じて対応データを読み出し出力するものである。
このような輝度圧縮の例としては、L’(R,G,B)=Lin(R,G,B)*C/1.35が挙げられる。*は積算を示し、Lin(R,G,B)は、輝度圧縮前の各色信号の階調データを示し、L’(R,G,B)は、輝度圧縮後の各圧縮後色信号の階調データを示す。本実施の形態では、調整値Cは、連続的に変化せず、ステップワイズに、例えば0.05ずつ変化するように設定されている。よって、輝度圧縮は8種類の各段階を有することになる。上記各段階の数としては、必要に応じて4段階としてもよいし、16段階とすることも可能である。
また、このような輝度圧縮では、輝度圧縮による階調データの消失を回避するために、ビット拡張(例えば2階調から2階調に拡張)して輝度圧縮しており、輝度圧縮後の出力はビット拡張された階調データとなる。
このように輝度圧縮された各圧縮後色信号L’(RGB)において、一ドット中での、最小輝度値をminL’(R,G,B)、最大輝度値をmaxL’(R,G,B)とすると、minL’(R,G,B)とmaxL’(R,G,B)とを検出し、それらの比t(0≦t≦1)、つまりt=minL’(R,G,B)/maxL’(R,G,B)を判定して出力するための判定部3が設けられている(S3)。本実施の形態では、minL’(R,G,B)=maxL’(R,G,B)のときも含む。上記判定部3は、上記比を算出するものでもよい。また、そのような算出を後述の輝度拡張率S算出部4または輝度拡張部6に含めて、上記判定部3を省くことも可能である。
また、上記比tの値を用いて、輝度拡張率Sを算出するための輝度拡張率S算出部4が設けられている(S4)。さらに、輝度拡張率Sの算出のためのS値用LUT5が設けられている。S値用LUT5は、輝度拡張率Sに基づく輝度拡張の変換データを予め格納しておくものであり、輝度圧縮変換後の輝度圧縮された各圧縮後色信号L’(RGB)の最大輝度値、最小輝度値の比tに基づいて上記変換データを読み出し出力するためのものである。上記輝度圧縮用LUT2およびS値用LUT5については、それらの仕様に合うものであれば、どのようなメモリでも使用可能であるが、例えば、デュアルポートランダムアクセスメモリ(Dpram)が挙げられる。
その算出式としては、S=a*t+b*t+Cmaxというように二次関数により表されるものが挙げられる。上記算出式中のCmaxは、本実施の形態では、1.35に設定されている。そのCmaxが1.35に設定されているのは、t=0のとき、すなわち、R,G,Bの何れかの単色の場合、輝度拡張率Sは、前記演算式より、S=Cmax=1.35となるが、Sが1.35を超えて単色と白色との輝度比が大きくなると、単色が暗くくすんで見えるという、実評価結果に基づいている。
すなわち、3色のRGB構造から4色のRGBW構造に変換することで、RGB各絵素の最大輝度は0.75倍になる。従って、RGB各絵素が元と同じ明るさを目指す場合、RGB各絵素の輝度を1.33倍に設定すればよい。Cは輝度拡張率Sに相当し、従って本来なら1.33がCmaxでよいが、制御上の点からCを0.05刻みで変化させることが好ましいので1.35をCmaxとした。
上記算出式の関数は、必要に応じて、種々代えることができるものであるが、本実施の形態においては、上記関数F(t)は、F(t+Δt)>{F(t)+F(t+2Δt)}/2であるように設定されており、言い換えると、0≦t≦1において、正数であり、tの増加にしたがって単調増加し、かつ、その増加率がtの増加に伴って低下する、上に凸な関数であればよい。
本実施の形態においては、上記関数F(t)は、例えば、液晶パネル101に用いた各色(R,G,B)のカラーフィルター(CF)の平均透過率(発光効率)をTc、白(W)色の透過率(発光効率)をTwに基づいて設定されることが望ましい。本実施の形態では、F(t)=a*t+b*t+1.35としたとき、最大輝度拡張率m(m=(3Tc+Tw)/3Tc)により、F(0)=1.35、F(1)=m、F(0.5)=0.9mとなるように上記CFに基づいて上記a、bを決定することが好ましい。この好ましい場合では、a=2.7−1.6m、b=2.6m−4.05となる。
さらに、L’(R,G,B)と、輝度拡張率Sとを用い、演算により、L’(R,G,B)をLout(R,G,B)に輝度拡張して3色(R,G,B)の輝度拡張変換信号として出力するための輝度拡張部6が設けられている(S5)。なお、前述の輝度拡張率S算出部4を輝度拡張部6に含めて省くことができる。
その演算式としては、Lout(R,G,B)=L’(R,G,B)*S−min(L’(R,G,B))*kが挙げられる。L’(R,G,B)*Sは、3色のそれぞれの輝度拡張色信号である。kは、用いた液晶パネル101における、白色に対する各色(R,G,B)の透過率比を示す、液晶パネル101に固有の定数であり、前述のTc、Twを用いて、k=Tw/3Tcで表されるものである。
また、前述のminL’(R,G,B)から、白色の出力であるLout(W)をW(白)色信号として算出して出力するW算出部7が設けられている(S5)。本実施の形態では、Lout(W)=minL’(R,G,B)に設定されている。よって、本実施の形態では、上述した、輝度圧縮部1、輝度拡張部6およびW算出部7を設けたことにより、W(白)色信号の輝度を、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度と等しく(t=1のとき)または上記最小輝度未満(0≦t<1のとき)となるように設定することができる。また、k=Tw/3Tcとすることで、係数kは、比tが1のとき、前記各輝度拡張色信号における、輝度拡張率Sによる拡張により増加した分を相殺するように設定することが可能となる。
このように輝度拡張した後の、4色の各処理色信号を逆γ補正(階調から輝度へ変換)して、前述の液晶パネル101のγ特性に合わせて出力するための逆γ補正部8が設けられている(S7)。逆γ補正部8は、表示される映像をより鮮明化するために、γ=2.4〜2.6となるように設定されていてもよい。逆γ補正部8における階調と輝度レベルとの関係については、例えば図5に示す関係が挙げられる。
さらに、輝度拡張部6での輝度拡張の結果、1フレーム内でのR、G、B各色別に最大階調である255階調よりも大きくなるピクセル数をカウントし、各色のカウント数が所定数、例えば全ドット数の2%を越えれば、カウントオーバーフラグを各色にそれぞれ立てる(ROV、GOV、BOV)カウンタ9が設けられている(S5)。また、カウンタ9では、カウント数が0の場合はカウント0フラグを各色にそれぞれ立てる(R00、G00、B00)。上記所定数の下限値としては、全ドット数の1%、より好ましくは1.2%、さらに好ましくは1.5%が挙げられ、上記所定数の上限値としては、全ドット数の10%、より望ましくは6%、さらに望ましくは4%が挙げられる。
さらに、カウンタ9においては、ROV、GOV、BOVの何れか一つでもフラグが立てば(1)、次フレームのC=C−0.05と、前フレームに用いた調整値Cを0.05減じる一方、R00、G00、B00の全てのフラグが立てば(1)、次フレームのC=C+0.05と、前フレームに用いた調整値Cに0.05を加え、それ以外は次フレームの調整値Cを変化させないようになっている。よって、調整値Cは、本実施の形態では、8段階にて変化するものとなっている(S6)。
なお、本実施の形態では、輝度から階調への輝度−階調変換は、後段の逆γ補正部8にて行われているが、輝度圧縮部1で行うこともできる。しかしながら、輝度拡張率S算出部4での輝度拡張率Sの計算を行うところではS値用LUT5の読み出しを行うため、その読み出しアドレスは階調データの方が都合よい。また、輝度圧縮部1で輝度−階調変換を行うと、輝度拡張率S算出部4での計算が煩雑になる。従って、輝度−階調変換機能は、後段の逆γ補正部8に含まれていることがより好ましい。
本発明により得られる効果について以下に説明する。本発明では、輝度拡張曲線は1本に固定であるが、輝度拡張前に一旦輝度を圧縮し、シーンに応じてその圧縮率を変更することによって、映像シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。従って、原色もある程度は輝度拡張することができる。この結果、原色と白とが互いに隣り合う場面でも、原色の彩度低下感を最小限にできるというメリットがある。
また、RGB信号そのものを輝度拡張してからW成分を引くことにより、W信号印加による彩度低下を最小限に抑えることができる。また、t=1のとき(つまり、RGBの各輝度が互いに等しい、グレー表示または白表示)、Wの輝度をRGBの各輝度と等しくできるので、グレー表示時の白(光)抜けを防止できて、表示品位を高めることができる。
さらには、RGBの輝度圧縮率が色別の輝度情報で決定されるので、シーンに応じた最適な輝度圧縮率が算出でき、その結果を輝度拡張することで、シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。
本発明と特許文献1との相違点を以下に記述する。特許文献1においては、WピクセルのサイズをRGBよりも小さくして輝度向上と彩度維持を両立させようとしているが、本発明では、RGB入力信号からRGBW入力信号を計算する際に最適な輝度拡張率を算出してRGBW信号を算出しており、Wピクセルサイズを小さくすることによる輝度アップの損失はない。
本発明と特許文献2との相違点を以下に示す。特許文献2においては、入力信号から白成分を抽出し、それを入力信号から単純に引き算しているため輝度拡張ができない、彩度の淡色化が防げないという問題がある。白成分のみを非線形化する手法も記載しているが、入力RGB信号そのものを輝度拡張しているわけではないので、ディスプレイの輝度アップは望めない。
本発明では入力信号を一旦輝度圧縮し、そこから白成分を抽出して、圧縮した輝度信号を輝度拡張してから白成分を引くため、単色(つまり原色)においても輝度拡張が可能であり、かつ、彩度の淡色化も抑えられる。また、入力信号に対して単純に輝度圧縮と輝度拡張処理が行われ、非線形にデータを処理することは回避されている。
本発明と特許文献3との相違点を以下に説明する。特許文献3においては、輝度拡張率は色別に算出されるが、本発明では、輝度拡張率はRGB同一である。また、特許文献3では原色はまったく拡張できないが、本発明では原色もある程度輝度拡張することが可能である。
RGB信号からRGBW信号への各変換例を以下に示す。まず、(Rin,Gin,Bin)=(255,128,64)の場合の各変換結果を示す。
特許文献3(γ=2.2で算出)では、(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,117,16,64)である。
特許文献2においては、Wの非線形処理なしで(Rout,Gout,Bout,Wout)=(191,64,0,64)、実施例記載の非線形処理をして(Rout,Gout,Bout,Wout)−(247,120,56,8)である。
後述する他の変換手段(γ=2.2で算出)では、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,118,16,64)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(277,130,30,64)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(292,138,42,64)である。
本発明(γ=2.2で算出)においては、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,120,36,55)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(277,131,40,60)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(292,138,42,64)である。
中間のグレー色を示す(Rin,Gin,Bin)=(128,128,128)の場合における各変換結果を以下に示す。
特許文献3(γ=2.2で算出)では、(Rout,Gout,Bout,Wout)=(128,128,128,128)である。
特許文献2においては、Wの非線形処理なしで(Rout,Gout,Bout,Wout)=(0,0,0,128)、実施例記載の非線形処理をして(Rout,Gout,Bout,Wout)=(83,83,83,45)である。
後述する他の変換手段(γ=2.2で算出)では、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(105,105,105,128)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(118,118,118,128)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(128,128,128,128)である。
本発明(γ=2.2で算出)においては、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(111,111,111,111)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(121,121,121,121)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(128,128,128,128)である。
白色を示す、(Rin,Gin,Bin)=(255,255,255)の場合の変換した後の4色の色信号結果を示す。
特許文献3(γ=2.2で算出)では、(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,255,255,255)である。
特許文献2では、Wの非線形処理なしで、(Rout,Gout,Bout,Wout)=(0,0,0,255)、実施例記載の非線形処理をして、(Rout,Gout,Bout,Wout)=(0,0,0,255)である。
後述する他の変換手段(γ=2.2で算出)においては、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(209,209,209,255)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(236,236,236,255)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,255,255,255)である。
本発明(γ=2.2で算出)では、C=1で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(223,223,223,223)、C=1.2で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(242,242,242,242)、C=1.35で(Rout,Gout,Bout,Wout)=(255,255,255,255)である。
本発明者らは、RGB信号からRGBW信号への他の変換手段として、以下に示す色信号変換方法を考えた。まず、入力された、階調を示す各色信号を、輝度を示す各処理色信号(L’)に変換し、次の式で出力輝度を計算する。
Lout(R,G,B)=L’(R,G,B)*S−min(L’(R,G,B)),
Lout(W)=min(L’(R,G,B)),
S=a*t+b*t+C,
t=min(L’(R,G,B))/max(L’(R,G,B))
このLoutを逆γ変換してRGBW各色の階調を示す各色信号出力を求める。Cは1から1.35までの定数であり、以下の条件で変化する。1フレームのR、G、B各色が255階調よりも大きくなるピクセル数をカウントし、カウント数が全ドット数の2%を越えれば次フレームのC=C−0.05とし、カウント数が0の場合は次フレームのC=C+0.05とし、それ以外の条件なら次フレームのCを変化させない。
この方法では、輝度拡張曲線を複数備え、シーンに応じて輝度拡張曲線を変更することによって、映像シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。従って、原色もある程度は輝度拡張することができる。この結果、原色と白とが互いに隣り合う場面でも、原色の彩度低下感を最小限にできるというメリットがある。また、RGB信号そのものを輝度拡張してからW成分を引くことにより、W信号印加による彩度低下を最小限に抑えることができる。
しかしながら、上記他の変換手段では、C=1.35以外の場合、前述したように、グレーまたは白出力時にR=G=B<Wとなり、Wピクセルだけ高い階調が出力されることがある。従って、特に中間調グレー表示でWピクセルによる白(光)抜けのような表示になり、表示品位上、不都合を生じることがあった。
また、Cの変化条件は、255階調オーバーカウンターが色別処理されないので、必要以上に輝度拡張率が抑えられる場合が発生し得るので、映像表示を鮮明化できず、表示映像品質が低下するという不都合を生じることがあった。
一方、本発明では、グレーまたは白出力時においてもR=G=B=Wとなり、光抜けのような表示を防止でき、また、Cの変化条件についても、色別に処理されるので必要以上に輝度拡張率が抑えられることも防止されるから、上記各不都合の発生を回避できる。
すなわち、上記他の変換手段では、輝度拡張曲線が8本存在し、現フレームの輝度情報から次フレームが持つべき輝度拡張曲線を選択することを特徴としている。現フレームの輝度情報はRGBをすべて同一カウントアップで処理している。
これに対し、本発明は、輝度拡張曲線が1本であることを特徴としており、他の変換手段に用いた、8本の輝度拡張曲線の代えて、8通りの輝度圧縮を行い、現フレームの輝度情報から次フレームが行う輝度圧縮の度合いを選択することを特徴としている。
本発明では、現フレーム輝度情報はRGB別に行い、フラグ処理を行うことを特徴とし、輝度拡張曲線は白およびグレー出力時にR=G=B=Wとなるようにしているので、上記他の変換手段で生じるグレー表示時の白抜けは回避され、また、現フレーム輝度情報を色別に処理しているので、必要以上に輝度拡張を抑えこんでしまう誤差の発生も防止される。
なお、上記実施の形態では、表示部として液晶パネルを用いた例を挙げたが、上記の特に限定されるものではなく、表示部としては、加法混色するカラー表示部であればよく、液晶パネル以外に、発光型であるプラズマディスプレイ(PDP)やエレクトロルミネッセンスディスプレイ(EL)といったフラットパネルディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)といった、いわゆるブラウン管を用いたカラー表示部が挙げられる。
このようなPDP、EL、CRTにおいては、カラーフィルターを備えた液晶パネル101に用いた光の透過率(Tc、Tw)に代えて、各色の画素での発光効率を用いることができる。
以上のように、本発明に係る表示装置は、マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている。
本発明に係る他の表示装置は、マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を判定する判定部と、前記比tを変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、前記関数F(t)は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の各発光率に基づく定数を備え、前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている。
上記構成によれば、最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号とし、輝度拡張して各輝度拡張色信号から、最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を引いて、3色のR(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素のための各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力するので、3色の色信号から、4色となるW(白)色信号および各輝度拡張変換色信号を生成して出力しているので、W(白)色信号を付加することによる輝度向上を図りながら、各輝度拡張変換色信号による発色の彩度の低下を抑制できて、表示画質を改善できる。
また、上記構成は、輝度拡張する前に、3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮するから、映像表示の前フレームに対応するシーンに応じてその圧縮率を変更することによって、映像シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。従って、原色もある程度は輝度拡張する事ができる結果、原色と白が隣り合う場面でも、原色の彩度低下感を最小限にできるというメリットにより表示画質を向上できる。
その上、上記構成は、補正最小輝度値を最小輝度値からその乗算により得るための係数kが、前記W(白)色信号の輝度を前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されているので、特にグレー表示時の白抜けを防止でき、表示画質を高めることができる。
上記表示装置においては、前記比tが1のとき、前記各輝度拡張色信号における、輝度拡張率Sによる拡張により増加した分を相殺するように設定されていてもよい。上記構成によれば、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素での各輝度レベルを互いに合わせることができて、特にグレー表示時の白抜けを防止でき、表示画質を高めることができる。
上記表示装置では、前記R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素は、それぞれ対応する色のカラーフィルターを備え、前記各発光率は、各色のカラーフィルターの平均透過率(Tc)、および、W(白)絵素の透過率(Tw)であり、前記関数F(t)は、平均透過率(Tc)および透過率(Tw)に基づく最大輝度拡張率m((3Tc+Tw)/3Tc)により設定され、前記係数kは、(Tw/3Tc)により設定されていてもよい。
上記表示装置においては、前記関数F(t)は、F(t+Δt)>{F(t)+F(t+2Δt)}/2であるように設定されており、F(1)=mであることが好ましい。上記F(t)は、F(t)<F(t+Δt)<F(t+2Δt)の有するものであることがより好ましい。
上記構成によれば、輝度拡張率Sを示す関数F(t)が、F(t+Δt)>{F(t)+F(t+2Δt)}/2であるように設定されているので、単調増加で、上に凸の関数に設定できて、従来の輝度拡張率Sの曲線のように折れ曲がることを回避できて、上記曲線の折れ曲がりに起因する、映像が不自然に見えるパターンの発生を防止できて、表示画質を向上できる。
上記表示装置では、前記輝度圧縮部での圧縮率は、C/1.35と表され、前記Cは1.0から1.35までの間にて、前フレームでの映像信号の輝度により変動するように設定されていてもよい。
上記表示装置においては、前記輝度拡張部は、予め設定された最大輝度レベルを備え、前記3色の各輝度拡張変換色信号について、最大輝度レベルを超える絵素の信号があれば、その信号を最大輝度レベルに置き換えて出力するようになっており、さらに、1フレーム内で置き換えた絵素数をカウントし、その絵素カウント数を元に次のフレームで適応される圧縮率を調整するカウンタを具備していることが望ましい。
上記表示装置では、前記輝度拡張部は、前記3色の各輝度拡張変換色信号について、最大輝度レベルを超えるか否かの判別を色別に実行するようになっていることが好ましい。
上記構成によれば、RGBの輝度圧縮率が色別の輝度情報で決定されるので、シーンに応じた最適な輝度圧縮率が算出でき、その結果により輝度拡張することで、シーンに応じた最適な輝度拡張を行うことができる。
上記表示装置においては、前記カウンタは、最大輝度レベルを超えた絵素数が所定値を越えた色が、3色の各色内の何れかに生じたときに、Cを減少させる一方、最大輝度レベルを超えた絵素数ゼロが、3色共に生じたときに、Cを増加させるようになっていてもよい。
本発明の表示装置は、カラー表示における色相変化を抑制しながら、輝度UPによる映像表示の鮮明化が可能であるので、カラー液晶表示装置といった映像表示の分野に好適に利用できる。

Claims (9)

  1. マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、
    前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、
    入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、
    前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、
    前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、
    前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている表示装置。
  2. マトリクス状に配列された複数の画素により映像を表示するための表示装置であって、
    前記各画素は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の4色の絵素をそれぞれ備え、
    入力される赤、緑、青の3色の各色信号を前フレームの輝度に応じて輝度圧縮した各圧縮後色信号をそれぞれ生成して出力する輝度圧縮部と、
    前記各圧縮後色信号における、最小輝度値と最大輝度値との比t(0≦t≦1)を判定する判定部と、
    前記比tを変数とする関数F(t)に基づく、輝度拡張率Sにより前記各圧縮後色信号を輝度拡張して各輝度拡張色信号をそれぞれ生成し、前記最小輝度値に対し係数kを乗算した補正最小輝度値を前記各輝度拡張色信号からそれぞれ引いて、3色の各輝度拡張変換色信号をそれぞれ出力する輝度拡張部と、
    前記最小輝度値を、W(白)絵素のためのW(白)色信号として出力するW(白)算出部とを具備し、
    前記係数kは、前記W(白)色信号の輝度が、前記3色の各輝度拡張変換色信号における最小輝度以下となるように設定されている表示装置。
  3. 前記係数kは、前記比tが1のとき、前記各輝度拡張色信号における、輝度拡張率Sによる拡張により増加した分を相殺するように設定されている請求項1または2記載の表示装置。
  4. 前記関数F(t)は、R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素およびW(白)絵素の各発光率に基づく定数を有し、
    前記R(赤)絵素、G(緑)絵素、B(青)絵素は、それぞれ対応する色のカラーフィルターを備え、
    前記各発光率は、各色のカラーフィルターの平均透過率(Tc)、および、W(白)絵素の透過率(Tw)であり、
    前記関数F(t)は、平均透過率(Tc)および透過率(Tw)に基づく最大輝度拡張率m((3Tc+Tw)/3Tc)により設定され、
    前記係数kは、(Tw/3Tc)により設定されている請求項1ないし3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記関数F(t)は、F(t+Δt)>{F(t)+F(t+2Δt)}/2であるように設定されており、
    F(1)=mである請求項4記載の表示装置。
  6. 前記輝度圧縮部での圧縮率は、C/1.35と表され、前記Cは1.0から1.35までの間にて、前フレームでの映像信号の輝度により変動するように設定されている請求項1ないし5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記輝度拡張部は、予め設定された最大輝度レベルを備え、前記3色の各輝度拡張変換色信号について、最大輝度レベルを超える絵素の信号があれば、その信号を最大輝度レベルに置き換えて出力するようになっており、
    さらに、1フレーム内で置き換えた絵素数をカウントし、その絵素カウント数を元に次のフレームで適応される圧縮率を調整するカウンタを具備している請求項6記載の表示装置。
  8. 前記輝度拡張部は、前記3色の各輝度拡張変換色信号について、最大輝度レベルを超えるか否かの判別を色別に実行するようになっている請求項7記載の表示装置。
  9. 前記カウンタは、最大輝度レベルを超えた絵素数が所定値を越えた色が、3色の各色内の何れかに生じたときに、Cを減少させる一方、最大輝度レベルを超えた絵素数ゼロが、3色共に生じたときに、Cを増加させるようになっている請求項8記載の表示装置。
JP2007500478A 2005-01-26 2006-01-19 表示装置 Expired - Fee Related JP4073949B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005018754 2005-01-26
JP2005018754 2005-01-26
PCT/JP2006/300765 WO2006080237A1 (ja) 2005-01-26 2006-01-19 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4073949B2 true JP4073949B2 (ja) 2008-04-09
JPWO2006080237A1 JPWO2006080237A1 (ja) 2008-06-19

Family

ID=36740271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007500478A Expired - Fee Related JP4073949B2 (ja) 2005-01-26 2006-01-19 表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7859499B2 (ja)
JP (1) JP4073949B2 (ja)
WO (1) WO2006080237A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5235670B2 (ja) * 2005-10-14 2013-07-10 三星ディスプレイ株式會社 改良された色域マッピングならびにサブピクセルレンダリングシステムおよび方法
US7911486B2 (en) * 2006-10-30 2011-03-22 Himax Display, Inc. Method and device for images brightness control, image processing and color data generation in display devices
JP4354491B2 (ja) 2006-11-06 2009-10-28 シャープ株式会社 透過型液晶表示装置
KR101329125B1 (ko) * 2007-08-13 2013-11-14 삼성전자주식회사 RGB-to-RGBW 컬러 분해 방법 및 시스템
JP5029266B2 (ja) * 2007-09-28 2012-09-19 カシオ計算機株式会社 液晶表示素子の駆動方法
JP5358918B2 (ja) * 2007-09-28 2013-12-04 カシオ計算機株式会社 液晶表示素子の駆動方法
TWI385638B (zh) * 2007-12-21 2013-02-11 Wintek Corp 影像處理方法、影像資料轉換方法及其裝置
JP5430068B2 (ja) * 2008-02-15 2014-02-26 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
TWI362887B (en) * 2008-03-26 2012-04-21 Etron Technology Inc An over-drive device and method and method for generating compressed frames
JP2010014843A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Sony Corp 表示装置
WO2010001681A1 (ja) * 2008-07-03 2010-01-07 シャープ株式会社 画像表示装置および画像表示方法
CN201259772Y (zh) * 2008-08-29 2009-06-17 深圳市宏啟光电有限公司 一种led显示装置
JP5270279B2 (ja) * 2008-09-18 2013-08-21 シャープ株式会社 透過型液晶表示装置、制御プログラム、及び、記録媒体
TWI388221B (zh) * 2009-10-16 2013-03-01 Au Optronics Corp 具動態調整機制之平面顯示裝置與其影像顯示方法
TWI427608B (zh) * 2010-06-30 2014-02-21 Au Optronics Corp 紅綠藍白顯示裝置及其控制方法
US9171526B2 (en) * 2010-07-13 2015-10-27 Sharp Kabushiki Kaisha Display device, method for controlling display device, program, and recording medium
WO2012049796A1 (ja) * 2010-10-13 2012-04-19 パナソニック株式会社 表示装置および表示方法
IT1402573B1 (it) * 2010-11-12 2013-09-13 Goglio Spa Contenitore, particolarmente per prodotti confezionabili in asettico
WO2012141156A1 (ja) * 2011-04-13 2012-10-18 シャープ株式会社 表示装置および表示装置の制御方法
KR20140026114A (ko) * 2012-08-24 2014-03-05 삼성디스플레이 주식회사 3화소 유닛 및 이를 포함하는 표시 패널
JP2014139647A (ja) * 2012-12-19 2014-07-31 Japan Display Inc 表示装置、表示装置の駆動方法及び電子機器
JP6480669B2 (ja) * 2014-04-15 2019-03-13 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置、表示装置の駆動方法及び電子機器
JP6258842B2 (ja) * 2014-12-10 2018-01-10 株式会社Soken 画像処理装置、及び車線境界線認識システム
US20180096641A1 (en) * 2016-09-30 2018-04-05 Himax Display, Inc. Gamma improvement method and associated electronic device
JP2018180333A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及び表示モジュール
JP6995598B2 (ja) * 2017-12-12 2022-01-14 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05241551A (ja) 1991-11-07 1993-09-21 Canon Inc 画像処理装置
JPH1198521A (ja) 1997-09-19 1999-04-09 Mitsubishi Electric Corp 表示方法及び投写型表示装置
KR100314097B1 (ko) 1999-10-08 2001-11-26 윤종용 백색 신호 성분을 구하고 영상의 밝기를 조절하는 방법 및 장치
CN1144081C (zh) * 1999-11-06 2004-03-31 三星电子株式会社 显示装置和显示方法
JP3805150B2 (ja) 1999-11-12 2006-08-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 液晶表示装置
US7027105B2 (en) * 2002-02-08 2006-04-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for changing brightness of image
TW200405082A (en) 2002-09-11 2004-04-01 Samsung Electronics Co Ltd Four color liquid crystal display and driving device and method thereof
JP2004286814A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 4色表示装置
KR100943273B1 (ko) * 2003-05-07 2010-02-23 삼성전자주식회사 4-컬러 변환 방법 및 그 장치와 이를 이용한 유기전계발광표시장치
KR101012790B1 (ko) * 2003-12-30 2011-02-08 삼성전자주식회사 4색 표시 장치의 영상 신호 변환 장치 및 방법, 그리고이를 포함하는 표시 장치
KR20050072505A (ko) * 2004-01-06 2005-07-12 삼성전자주식회사 4색 표시 장치의 영상 신호 변환 장치 및 방법
KR100757474B1 (ko) * 2005-02-15 2007-09-11 삼성전자주식회사 영상표시장치 및 그의 화소 조절 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2006080237A1 (ja) 2008-06-19
US20090002298A1 (en) 2009-01-01
US7859499B2 (en) 2010-12-28
WO2006080237A1 (ja) 2006-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4073949B2 (ja) 表示装置
JP4799890B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの表示方法
JP4807924B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動装置
US9183797B2 (en) Display device and control method for display device
JP4566953B2 (ja) 液晶表示装置の駆動装置及び駆動方法
KR100887304B1 (ko) 디스플레이장치 및 디스플레이패널드라이버
JP6309777B2 (ja) 表示装置、表示パネルドライバ、及び、表示パネルの駆動方法
US8063897B2 (en) Display device
US8451299B2 (en) Controller, hold-type display device, electronic apparatus, and signal adjusting method for hold-type display device
US9196204B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US8593391B2 (en) Liquid crystal display device control circuit and liquid crystal display system, which adjust brightness of display image by using height distribution of gradations of input image
JP5593921B2 (ja) 液晶表示装置
WO2006068224A1 (ja) 表示装置及びその駆動方法
JP2006506664A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JPWO2009054223A1 (ja) 画像表示装置
JP2016006482A (ja) 制御信号生成回路,映像表示装置,制御信号生成方法,及びそのプログラム
KR20160124360A (ko) 표시 장치 및 이를 이용한 표시 패널의 구동 방법
KR102510573B1 (ko) 투명 표시 장치 및 그 구동 방법
CN109313878B (zh) 显示装置和显示装置控制方法
JP2008015123A (ja) 表示装置およびその駆動方法
WO2017188080A1 (ja) フィールドシーケンシャル画像表示装置および画像表示方法
KR20200042564A (ko) 표시 장치 및 이의 구동 방법
US20150049129A1 (en) Control circuit and a display thereof
JP3515042B2 (ja) 画像表示装置および画像信号補正装置
JP2009003180A (ja) 表示方法及び表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4073949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140201

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees