JP4071557B2 - 軸方向調整装置 - Google Patents

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    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2101Cams

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板を含み、これらの円板の間にはボールが複数対のボール溝内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、第1の円板が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板が、第1のばね手段の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、前記第1の円板がギヤ駆動装置を介してモータによって回転駆動可能でありかつ前記第2の円板が回転駆動されないように成した軸方向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この例において、回転駆動される円板は、同時に、軸方向に移動可能な円板を構成し得るが、しかしこれは例外である。通常、支持された円板は回転駆動されかつ順次、ボールを介してそれに支持される軸方向に移動可能な円板は回転固定方法において保持される。
【0003】
軸方向調整装置を作動するために、モータは第1の回転方向に駆動され、減速段階を介して前記モータに結合される少なくとも1つの円板が回転されかつ、順次、軸方向に支持された円板上にそれ自体支持している軸方向に移動可能な円板がばね手段の弾性復帰力に抗して軸方向に移動される。
【0004】
相対的回転する円板の結果として、端部ストッパに対して複数対のボール溝に休止しかつ同時に、最も深い溝部分においてその中に位置決めされるボールは、より浅い溝部分に向かって走行し、その結果として円板は互いに離れて押される。
【0005】
モータが反対方向に駆動されるか、または電流なしであるように切り換えられるならば、移動可能な円板はばね手段によってそれに印加される弾性復帰力によって押し戻されそして少なくとも1つの回転可能に駆動し得る円板はモータによってまたはボール溝内のボールの作用の結果として複数対のボール溝内のボールが同時に端部ストッパに対して停止するまで回転される。ボール溝の端部に対してこの方法において停止しているボールの結果として、この装置の回転体、すなわち、回転可能な円板の1つ、ギヤ駆動装置のギヤおよびロータ体を備えたモータの軸が急に停止される。
【0006】
急に停止している回転体の結果として発生されるパルスによって引き起こされるモータ軸の同様な弾性変形は、屈曲されているモータ軸の結果として、歯内の力印加の点が外方に向かって動き、それがピニオンまたはギヤセットに作用する負荷が設計負荷を越えることを意味するため、ピニオンまたはギヤセットにおいて歯の破壊に至るかもしれない。
【0007】
それゆえ、本発明の目的は、上述した回転体がボールが停止された後制動されるとき発生されるパルスを損傷のない方法において収容することができる設計を提供することにある。
【0008】
第1の解決によれば、前記ボールが、ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端位置に達した後、前記第1のばね手段による前記第2の円板の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板を、前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して該弾性復帰力を克服する方向に回転させる第2のばね手段が設けられており前記第2の円板が、相対回転不能にハウジング内に保持要素によって保持されており、更に、該保持要素が、前記第2のばね手段によって弾力的に偏向可能であるように支持されていることが提案される。
【0009】
この手段の結果として、制限される範囲まで、電流なしのモータまたは任意に、電気的に制動されたモータが過負荷されることなく回転し続けることを可能にし、回転体がその場合にばね懸架されかつ好ましくは、加えて減衰方法によって制動されることが保証される。
【0010】
第1の実施の形態によれば、ギヤ駆動装置のギヤの1つがが互いから分離しかつ第2のばね手段によって相対的に弾力的に支持されるハブ要素およびギヤリム要素からなり、その際、前記第2のばね手段が周部方向において前記ハブおよびギヤリム要素内に位置決めされる螺旋圧縮ばねであることが提案される。
【0011】
さらに他の実施の形態によれば、円板の駆動されない円板が相対回転不能にハウジング内に保持要素によって保持され、その保持要素が、弾力的に偏向可能であるように第2のばね手段によって支持されるそして前記保持要素が前記円板に対して半径方向に移動可能であり、円板縁部において休止トラフに係合しかつ圧縮ばねを介して前記ハウジング内に弾力的に支持される、とくに保持ピンであることが提案される。
【0012】
第3の実施の形態によれば、最大の溝深さによって決定される端位置に続いている領域において、ボール溝が上昇逃げ部分を含みそして第2のばね手段が軸方向に移動可能な円板を戻すために最初に記載されたばね手段によって形成されることが提案される。とくに、前記ばね手段は円板に対して軸線平行方法において延びるように配置された螺旋圧縮ばねによって形成され得る。
【0013】
第2の解決手法によれば、第2のばね手段が設けられ、この第2のばね手段が、前記ボールが、前記ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端部ストッパに達する前に、前記円板の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板を、前記ボールを介して前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して弾力的に予め緊張させられ、更に、前記第2のばね手段が、前記第1の円板に固定されかつその自由端が前記円板の他方においてストッパと協働する板ばねによって形成されていることが提案される。この方法において、ボールが端部ストッパに対して停止する前にも、回転体が弾力的にばね懸架されかつとくに、ばね運動が追加的に減衰されることが保証される。端部ストッパが達成された後は通り過ぎの必要はない。しかしながら、ここで述べた解決が最初に述べた解決と組み合わされることは不可能ではない。
【0014】
第2の解決手法における、第2のばね手段が、円板の一方に固定されかつその自由端が前記円板の他方においてストッパと協働する板ばねによって形成されていることで、減衰の目的のために、前記板ばねの前記自由端は端部ストッパに達する前に前記円板の他方に沿って摺動することができる。
【0015】
第2の実施の形態によれば、第2のばね手段が弾性ゴムまたは前記円板の一方に固定されかつ前記円板の他方においてストッパと協働するプラスチツク要素によって形成される。とくに、前記ゴムまたはプラスチツク要素は適宜な内部減衰手段を含んでいる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は取り付けられた状態において本発明による軸方向設定装置を示している。モータ軸12の端部はモータ11のハウジング13から突出している。モータハウジング13はハウジングの壁102の心出し孔101に挿入される。駆動ピニオン15を備えた軸ジャーナル14は軸端部12上に位置決めされる。スリーブピニオン19が2つのニードルベアリング41,42を介して直接支持されるベアリングジャーナル18はハウジング壁102に挿入される。ピニオン15に係合する多部分ギヤ20はスリーブピニオン19に押圧される。
【0017】
ギヤ20に関するさらに他の詳細は以下で説明される。その歯を介して、スリーブピニオン19は調整装置の第1の円板24に堅固に接続される歯部分22に係合する。ニードルベアリング23を介して、円板24は、軸方向のベアリング26、円板27および固定リング28を介して軸方向に支持されるカバー25の突起に回転可能に支持される。回転駆動し得る円板24は、円板24において突起上に摺動可能に支持されかつ軸方向のベアリング30および円板31を介して、カバー25の圧縮ばね33に支持されるさらに他の円板29と協働する。
【0018】
設定部材を形成する圧縮ピン32は圧縮ばね33に位置決めされる。互いに向かい合う円板24,29の面には、その深さが周部で可変でありかつボールケージ36内に保持されたボール35がその中で走行する複数対の溝34,39が設けられる。溝34,39の各々は最大の溝深さを備えた第1のストッパから最小の溝深さを備えた第2のストッパに延びている。円板29は案内爪38を備えた半径方向の突起37を含んでいる。案内爪38は、長手方向に移動可能な方法において、ハウジング壁106の孔105に堅固に挿入されかつこの方法において、軸方向に移動可能な円板29を相対回転不能に保持する保持ピン40上で摺動する。
【0019】
図2は、個々の部分が以下で共同して説明される、拡大した細部の形においてギヤ20を示している。図2において、図2(a)は軸方向の図、図2(b)は図2(a)のギヤのA−Aに沿う軸方向断面図、そして図2(c)は図2(a)のギヤのB−Bに沿う軸方向断面図である。ギヤ20はスリーブピニオン19上に直接押圧される2つのハブ円板51,52を含んでいる。2つのハブ円板の間には、ギヤリム53が軸方向に固定されるが所望の軸方向の遊びを許容しながら、回転移動可能である。
【0020】
両方のハブ円板51,52およびギヤリム53は、周部方向において、すべてほぼ同一の長さを含みかつその中に螺旋圧縮ばね57が共同して挿入される、それぞれ、窓開口54,55および内方開口56を含んでいる。螺旋圧縮ばね57は、それぞれ、窓開口および内方開口によって所定位置に保持されかつそれぞれ開口54,55および開口56の端部に支持される。その結果、ハブ円板51,52がギヤリム53に対して回転されるとき、螺旋圧縮ばねは軸方向に短くされる。かかる短縮は前記相対的な回転に抗して作用する復帰力を発生する。
【0021】
整装置が駆動モータ11によって正しく調整されるならば、これは第1円板24を回転させ、その結果としてより深いボール溝領域からより浅いボール溝領域に走行するボール35はばね33の復帰力に抗してカバー突起上で第2円板29を軸方向に移動する。カバー25は通常差動駆動装置における錠止カップリングのカップリングキャリヤの1部分を形成する。
【0022】
調整装置が戻されるとき、円板24はボール35がボール溝34,39において端部ストッパに達するまで反対方向に駆動モータ11によって回転させられる。円板24の結果として生じる急な制動は、圧縮ばね57が短くされていながら、ギヤ22が、スリーブピニオン19の比較的小さい質量が吸収されない方法において制動されるのみであるように通り過ぎを許容し、これに反してより大きいロータ質量が吸収されるため、駆動モータのロータ質量に直接伝達される。駆動モータは通常周波数変調の電動機である。
【0023】
図3は弾力的に弾性のある保持ピンを備えた第2の実施の形態における本発明の装置を示し、図3aは軸方向断面図、そして図3bは軸方向図である。図3は取り付けられた状態において本発明による軸方向設定装置を示している。図3aおよび図3bが共同して説明される。モータ軸12の端部はモータ11のハウジング13から突出している。モータハウジング13はハウジングの壁102の心出し孔101に挿入される。駆動ピニオン15を備えた軸ジャーナル14は軸端部12上に位置決めされる。スリーブピニオン19が2つのニードルベアリング41,42を介して直接支持されるベアリングジャーナル18はハウジング壁102に挿入される。ピニオン15に係合するギヤ20はスリーブピニオン19に押圧される。
【0024】
その歯を介して、スリーブピニオン19は調整装置の第1の円板24に堅固に接続される歯部分22に係合する。ニードルベアリング23を介して、円板24は、軸方向のベアリング26、円板27および固定リング28を介して軸方向に支持されるカバー25の突起に回転可能に支持される。回転駆動し得る円板24は、円板24において突起上に摺動可能に支持されかつ軸方向のベアリング30および円板31を介して、カバー25の圧縮ばね33に支持されるさらに他の円板29と協働する。
【0025】
設定部材を形成する圧縮ピン32は圧縮ばね33に位置決めされる。互いに向かい合う円板24,29の面には、その深さが周部で可変でありかつボールケージ36内に保持されたボール35がその中で走行する複数対の溝34,39が設けられる。溝34,39の各々は最大の溝深さを備えた第1のストッパから最小の溝深さを備えた第2のストッパに延びている。円板29は案内溝38’を備えた半径方向の突起37を含んでいる。案内溝38’は、長手方向に移動可能な方法において、多部分からなる保持ピン60上で摺動する。
【0026】
この多部分からなる保持ピン60は、半球状のヘッド63によって、案内溝38’に係合しかつこの方法において、軸方向に移動可能な円板29を相対回転不能に保持する。保持ピン60は円板軸線に対して半径方向に延びるようにスリーブ部材61内に支持されかつ板状圧縮ばね66を介してその上に弾力的に支持される。スリーブ部材は、ネジ山62によって、ハウジング壁106の孔105内に直接螺合される。
【0027】
調整装置が駆動モータ11によって正しく調整されるならば、これは第1円板24を回転させ、その結果としてより深いボール溝領域からより浅いボール溝領域に走行するボール35はばね33の復帰力に抗してカバー突起上で第2円板29を軸方向に移動する。カバー25は通常差動駆動装置における錠止カップリングのカップリングキャリヤの1部分を形成する。
【0028】
調整装置が戻されるとき、円板24はボール35がボール溝34,39において端部ストッパに達するまで反対方向に駆動モータ11によって回転させられる。円板24の結果として生じる制動は、円板24および円板29が通り過ぎる(オーバーシュートする)ことによって吸収され、板ばね66が短くされ、その結果ギヤ駆動装置全体が吸収される方法において、すなわち、とくにまた回転質量において制動される。
【0029】
保持ピン60の円錐は、1側に向かって険しく上昇するクサビ形状の案内溝38’内で上昇する。端部ストッパに対して載置しているボールを介して、2枚の円板24,29が堅固に結合される。駆動モータは通常周波数変調の電動機である。
【0030】
図4は拡大された詳細の形において第2の実施の形態における弾力のある保持ピン60’を示している。図4は図3に比して偏向される設計において拡大された詳細として保持ピンを示している。保持ピン60はスリーブ部材61内に2つの螺旋圧縮ばね64,65を介して弾力的に支持される。半球状のヘッドに代えて、円錐63’が設けられる。
【0031】
図5は取り付けられた状態において本発明による軸方向設定装置を示している。モータ軸12の端部はモータ11のハウジング13から突出している。モータハウジング13はハウジングの壁102の心出し孔101に挿入される。駆動ピニオン15を備えた軸ジャーナル14は軸端部12上に位置決めされる。スリーブピニオン19が2つのニードルベアリング41,42を介してその上に直接支持されるベアリングジャーナル18はハウジング壁102に挿入される。ピニオン15に係合するギヤ20はスリーブピニオン19上に押圧される。
【0032】
その歯を介して、スリーブピニオン19は調整装置の第1の円板24に堅固に接続される歯部分22に係合する。二ードルベアリング23を介して、円板24は、軸方向のベアリング26、円板27および固定リング28を介して軸方向に支持されるカバー25の突起に回転可能に支持される。回転駆動し得る円板24は、円板24において突起上に摺動可能に支持されかつ軸方向のベアリング30および円板31を介して、カバー25の圧縮ばね33に支持されるさらに他の円板29と協働する。
【0033】
設定部材を形成する圧縮ピン32は圧縮ばね33に位置決めされる。互いに向かい合う円板24,29の面には、その深さが周部で可変でありかつボールケージ36内に保持されたボール35がその中で走行する複数対の溝34,39が設けられる。円板29は案内爪38を備えた半径方向の突起37を含んでいる。案内爪38は、長手方向に移動可能な方法において、ハウジング壁106の孔105に堅固に挿入されかつこの方法において、軸方向に移動可能な円板29を相対回転不能に保持する保持ピン40上で摺動する。
【0034】
図6は、詳細の形において図5による円板を示している。図6において、図6(a)は軸方向の図、図6(b)は図1ないし図4によるボール溝形状を示す図、そして図6(c)は図5によるボール溝形状を示す図である。図6は円板29を軸方向図において示し、突起37および案内爪38が詳細な形で示されている。この図はボール溝39の形状を詳細に示している。ボール溝は端部Aにおいてより大きい深さを有する第1軸方向ストッパ領域71から端部Bにおいてより小さい深さを有する第2軸方向ストッパ領域72に延びている。
【0035】
平面図において、円板24のボール溝は完全に同一であり、その結果複数対の溝がそれぞれの第1端部Aと重なり合うように作られることができ、ボールは前記第1端部ストッパAに対して載置しかつ円板はそれらの最も接近した位置にある。互いに対する円板の相対的な回転は1対の溝の両方の溝内のボールを端部Bに向かって走行させ、その結果として円板の軸方向に動き得る円板が軸方向に支持された円板から離れて動く。
【0036】
図6(b)は図1ないし図4による軌道形状を示しており、そのさいボールストッパ71,72は最も浅い点Aに、かつボール溝39の最も平らな点Bに設けられかつ球状のカップ形状を含んでいる。
【0037】
図6(c)は図5によるボール溝形状を示しており、そのさい端部Aにおけるボール溝39の最も深い点はストッパを形成せず;それに代わって、上昇する逃げ部分73が設けられ、この逃げ部分は、円板がそれらの端部位置を超えてさらに回転される場合に、再び円板を互いから離れて動かし、その結果圧縮ばね33が再び短くされ、その結果として駆動装置のロータ質量および回転質量全体がそれらの端部位置を通り過ぎるとき圧縮ばね33の復帰力によって吸収される。
【0038】
図7(a)および図9(a)は取り付けられた状態において本発明の軸方向調整装置を示している。モータ軸12の端部はモータ11のハウジング13から突出している。モータハウジング13はハウジングの壁102の心出し孔101に挿入される。駆動ピニオン15を備えた軸ジャーナル14は軸端部12上に位置決めされる。スリーブピニオン19が2つのニードルベアリング41,42を介して直接支持されるベアリングジャーナル18はハウジング壁102に挿入される。ピニオン15に係合する多部分ギヤ20はスリーブピニオン19に押圧される。
【0039】
その歯を介して、スリーブピニオン19は調整装置の第1の円板24に堅固に接続される歯部分22に係合する。ニードルベアリング23を介して、円板24は、軸方向のベアリング26、円板27および固定リング28を介して軸方向に支持されるカバー25の突起に回転可能に支持される。回転駆動し得る円板24は、円板24において突起上に摺動可能に支持されかつ軸方向のベアリング30および円板31を介して、カバー25の圧縮ばね33に支持される、さらに他の円板29と協働する。
【0040】
設定部材を形成する圧縮ピン32は圧縮ばね33に位置決めされる。互いに向かい合う円板24,29の面には、その深さが周部で可変でありかつボールケージ36内に保持されたボール35がその中で走行する複数対の溝34,39が設けられる。溝34,39の各々は最大の溝深さを備えた第1のストッパから最小の溝深さを備えた第2のストッパに延びている。円板29は案内爪38を備えた半径方向の突起37を含んでいる。案内爪38は、長手方向に移動可能な方法において、ハウジング壁106の孔105に堅固に挿入されかつこの方法において、軸方向に移動可能な円板29を相対回転不能に保持する保持ピン40上で摺動する。
【0041】
図7(b)の平面図は、円板29の突起37において、その自由端が第1円板24の歯部分22においてストッパ曲線82と協働する板ばね81上にボルト止めされることを示している。最初に、板ばね81の端部は歯部分22でストッパ83において停止するまで摩擦力を発生しながらストッパ曲線82に沿って摺動する。この実施の形態において、ストッパ83での板ばねの有効な係合はボールがボール溝において端部ストッパに達する前に引き起こされる。
【0042】
図8において、図7に示された詳細と同一である詳細には同一の参照番号が付してある。その範囲で、上記の説明が参照される。さらに他の詳細を述べる必要はない。図8は詳細の形において図7による板ばねを備えた2枚の円板を示している。図8(a)は軸方向断面図、図8(b)は軸方向図、そして図8(c)は斜視図を示している。
【0043】
図9(a)は取り付けられた状態において本発明による軸方向設定装置を示している軸方向断面図である。モータ軸12の端部はモータ11のハウジング13から突出している。モータハウジング13はハウジングの壁102の心出し孔101に挿入される。駆動ピニオン15を備えた軸ジャーナル14は軸端部12上に位置決めされる。2部分からなるギヤがその上を走行するベアリングジャーナル18はハウジング壁102に挿入される。前記2部分からなるギヤは、スリーブピニオン19が2つのニードルベアリング41,42を介して直接支持されるジャーナル18上に直接支持されるように設計される。ピニオン15に係合する多部分ギヤ20はスリーブピニオン19に押圧される。
【0044】
ギヤ20に関するさらに他の詳細は以下で説明される。その歯を介して、スリーブピニオン19は調整装置の第1の円板24に堅固に接続される歯部分22に係合する。ニードルベアリング23を介して、円板24は、軸方向のベアリング26、円板27および固定リング28を介して軸方向に支持されるスリーブインサート21に回転可能に支持される。回転駆動し得る円板24は、円板24上に摺動可能に支持されかつ軸方向のベアリング30および円板31を介して、カバー25の圧縮ばね33に支持されるさらに他の円板29と協働する。
【0045】
互いに向かい合う円板24,29の面には、その深さが周部で可変でありかつボールケージ36内に保持されたボール35がその中で走行する複数対の溝34,39が設けられる。溝34,39の各々は最大の溝深さを備えた第1のストッパから最小の溝深さを備えた第2のストッパに延びている。円板29は案内爪38を備えた半径方向の突起37を含んでいる。案内爪38は、長手方向に移動可能な方法において、ハウジング壁106の孔105に堅固に挿入されかつこの方法において、軸方向に移動可能な円板29を相対回転不能に保持する保持ピン40上で摺動する。
【0046】
図9(b)の平面図において、図7(b)に関連して説明された2枚の円板間の板ばねが円板29の突起27にボルト止めされかつ円板部分22に対してボルト93,94によってボルト止めされたバッファウェブ92によって作用される弾性部材91によって置き換えられる。バッファウェブ92はボールがボール溝内で端部ストッパに達する前でも弾性部材91に対して有効に停止する。
【0047】
図10は詳細の形において図9による2枚の円板を示しており、図10(a)は軸方向断面図、図10(b)は軸方向図、図10(c)は斜視図、そして図10(d)は図10(b)の線C−Cに沿う詳細の形の断面図である。図10は、前記詳細に加えて、弾性部材91を突起27において保持するボルト95を示している。
【0048】
円板24が駆動モータ11によって逆回転されると、図7ないし図10による装置の手段は、ボール溝の端部ストッパが達成される前でも、駆動装置のロータ質量および回転質量全体が、ボール溝の端部ストッパが達成される前に相対回転不能に保持された円板29に対して制動される。その後、ばね要素の作用は端部ストッパから、これが螺旋圧縮ばね33の復帰力に対して可能である範囲に一定量の復帰を達成するようになる。
【0049】
本発明の実施の形態を以下に要約列挙する。
【0050】
<1> 相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板(24,29)を含み、これらの円板の間にはボール(35)が複数対のボール溝(34,39)内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、
第1の円板(24)が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板(29)が、第1のばね手段(33)の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、
前記第1の円板(24)がギヤ駆動装置を介してモータ(11)によって回転駆動可能でありかつ前記第2の円板(29)が回転駆動されないように成した軸方向調整装置において、
前記ボールが、ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端位置に達した後、前記第1のばね手段(33)による前記第2の円板(29)の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板(24)を、前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して該弾性復帰力を克服する方向に回転させる第2のばね手段が設けられており
前記第2の円板が、相対回転不能にハウジング内に保持要素(40)によって保持されており、
更に、該保持要素(40)が、前記第2のばね手段によって弾力的に偏向可能であるように支持されていることを特徴とする軸方向調整装置。
【0051】
<2> 前記ギヤ駆動装置のギヤ(20)の1つが互いから分離しかつ前記第2のばね手段によって相対的に弾力的に支持されるハブ要素(51,52)およびギヤリム要素(53)からなる、上記<1>に記載の軸方向調整装置。
【0052】
<3> 前記第2のばね手段が周部方向において前記ハブおよびギヤリム要素内に位置決めされる螺旋圧縮ばね(57)である、上記<2>に記載の軸方向調整装置。
【0053】
<4> 前記保持要素が前記円板(24,29)に対して半径方向に移動可能であり、円板縁部において休止トラフに係合しかつ圧縮ばね(64,65,66)を介して前記ハウジング内に弾力的に支持される、上記<3>に記載の軸方向調整装置。
【0054】
<5> 前記最大の溝深さによって決定される端位置に続いて、前記ボール溝(34,39)が上昇逃げ部分(73)を含みそして前記第2のばね手段が前記軸方向に移動可能な円板を戻すために最初に記載されたばね手段によって形成される、上記<1>に記載の軸方向調整装置。
【0055】
<6> 前記ばね手段が前記円板(29)に対して軸線平行方法において延びるように配置された螺旋圧縮ばね(33)によって形成される、上記<5>に記載の軸方法調整装置。
【0056】
<7> 相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板(24,29)を含み、これらの円板の間にはボール(35)が複数対のボール溝(34,39)内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、
第1の円板(24)が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板(29)が、第1のばね手段(33)の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、
記第1の円板(24)がギヤ駆動装置を介してモータ(11)によって回転駆動可能な軸方向調整装置において、
第2のばね手段が設けられ、この第2のばね手段が、前記ボールが、前記ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端部ストッパに達する前に、前記円板(24,29)の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板(24)を、前記ボールを介して前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して弾力的に予め緊張させられ
更に、前記第2のばね手段が、前記第1の円板に固定されかつその自由端が前記円板の他方においてストッパ(83)と協働する板ばね(81)によって形成されていることを特徴とする軸方向調整装置。
【0057】
<8> 前記板ばねの前記自由端が端部ストッパに達する前に前記円板の他方に沿って摺動する、上記<7>に記載の軸方向調整装置。
【0058】
<9> 前記第2のばね手段が弾性ゴムまたは前記円板の一方に固定されかつ前記円板の他方においてストッパと協働するプラスチツク要素(91)によって形成される、上記<7>に記載の軸方向調整装置。
【0059】
<10> 前記ゴムまたはプラスチツク要素が内部減衰を含む、上記<9>に記載の軸方向調整装置。
【0060】
【発明の効果】
叙上のごとく、本発明は、相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板を含み、これらの円板の間にはボールが複数対のボール溝内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、第1の円板が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板が、第1のばね手段の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、前記第1の円板がギヤ駆動装置を介してモータによって回転駆動可能でありかつ前記第2の円板が回転駆動されないように成した軸方向調整装置において、前記ボールが、ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端位置に達した後、前記第1のばね手段による前記第2の円板の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板を、前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して該弾性復帰力を克服する方向に回転させる第2のばね手段が設けられており、前記第2の円板が、相対回転不能にハウジング内に保持要素によって保持されており、更に、該保持要素が、前記第2のばね手段によって弾力的に偏向可能であるように支持されている構成としたので、上述した回転体がボールが停止された後制動されるとき発生されるパルスを損傷のない方法において収容することができる設計を有する軸方向調整装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 多重円板ギヤにおけるばね手段を備えた第1の実施の形態の本発明の装置の軸方向断面図である。
【図2】 (a)は、図1による多重円板ギヤを示す軸方向図であり、(b)は図1による多重円板ギヤを示すA−Aに沿う軸方向断面図であり、(c)は図1による多重円板ギヤを示すB−Bに沿う軸方向断面図である。
【図3a】 図3aは弾性的に弾力のある保持ピンを備えた第2の実施の形態における本発明の装置を示す軸方向断面図である。
【図3b】 図3bは、図3aの装置の軸方向図である。
【図4】 図3に比して偏向される設計において拡大された詳細として保持ピンを示す断面図である。
【図5】 ばね手段と協働しているボール溝形状を備えた第3の実施の形態における本発明の装置の軸方向断面図である。
【図6】 (a)は、詳細の形において図5による円板の1つを示す軸方向図であり、(b)は図1ないし図4によるボール溝形状を有する図6aの円板を示す軸方向図であり、(c)は図5によるボール溝形状を有する図6aの円板を示す図である。
【図7】 (a)は、第1の変形例において、円板間に作用するばね手段を備えた第4の実施の形態における本発明の装置を示す軸方向断面図であり、(b)は図7aの装置の軸方向図である。
【図8】 (a)は、詳細の形状において、図7による板ばねを備えた2枚の円板を示す軸方向断面図であり、
(b)は、(a)の円板の軸方向図であり、(c)は(a)の円板の斜視図である。
【図9】 (a)は、第2の変形例において、円板間に作用するばね手段を備えた第4の実施の形態における本発明の装置を示す軸方向断面図であり、
(b)は、(a)の装置の軸方向図である。
【図10】 (a)は、詳細の形状において図9による2枚の円板を示す軸方向断面図であり、
(b)は、(a)の円板を示す軸方向図であり、
(c)は、(a)の円板を示す斜視図であり、
(d)は、(b)の線C−Cに沿う詳細の形状の断面図である。
【符号の説明】
11 駆動モータ
12 モータ軸
13 モータハウジング
14 軸ジャーナル
15 駆動ピニオン
18 ベアリングジャーナル
19 スリーブピニオン
20 ギヤ
22 歯部分
23 ニードルベアリング
24 円板
25 カバー
26 軸方向ベアリング
27 円板
28 固定リング
29 円板
30 軸方向ベアリング
31 円板
32 圧縮ピン
33 圧縮ばね
34 ボール溝
35 ボール
36 ケージ
37 半径方向突起
38 案内爪
38’ 案内溝
39 ボール溝
40 保持ピン
41 ニードルベアリング
42 ニードルベアリング
51 ハブ円板
52 ハブ円板
53 クラウンギヤ
54 窓開口
55 窓開口
56 内方開口
57 圧縮ばね
60 保持ピン
61 スリーブ部材
62 ネジ山
63 半球、円錐
101 心出し孔
102 ハウジング壁
103 孔
105 孔
106 ハウジング壁

Claims (2)

  1. 相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板(24,29)を含み、これらの円板の間にはボール(35)が複数対のボール溝(34,39)内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、
    第1の円板(24)が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板(29)が、第1のばね手段(33)の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、
    前記第1の円板(24)がギヤ駆動装置を介してモータ(11)によって回転駆動可能でありかつ前記第2の円板(29)が回転駆動されないように成した軸方向調整装置において、
    前記ボールが、ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端位置に達した後、前記第1のばね手段(33)による前記第2の円板(29)の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板(24)を、前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して該弾性復帰力を克服する方向に回転させる第2のばね手段が設けられており
    前記第2の円板が、相対回転不能にハウジング内に保持要素(40)によって保持されており、
    更に、該保持要素(40)が、前記第2のばね手段によって弾力的に偏向可能であるように支持されていることを特徴とする軸方向調整装置。
  2. 相対的に回転可能でありかつ相対的に同軸に支持される第1及び第2の2枚の円板(24,29)を含み、これらの円板の間にはボール(35)が複数対のボール溝(34,39)内で案内され、前記複数対のボール溝の深さが前記円板の周部を横切って可変であり、
    第1の円板(24)が、軸方向に固定支持されかつ第2の円板(29)が、第1のばね手段(33)の弾性復帰力に抗して軸方向に移動可能であり、
    記第1の円板(24)がギヤ駆動装置を介してモータ(11)によって回転駆動可能な軸方向調整装置において、
    第2のばね手段が設けられ、この第2のばね手段が、前記ボールが、前記ボール溝内の最大の溝深さによって決定される端部ストッパに達する前に、前記円板(24,29)の復帰運動の間中、前記回転駆動可能な第1の円板(24)を、前記ボールを介して前記第1のばね手段の弾性復帰力に抗して弾力的に予め緊張させられ
    更に、前記第2のばね手段が、前記第1の円板に固定されかつその自由端が前記円板の他方においてストッパ(83)と協働する板ばね(81)によって形成されていることを特徴とする軸方向調整装置。
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