JP4071380B2 - バックアップ機能を有する動力付きジャッキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックアップ機能を備えた動力付きジャッキに関し、特に動力源が稼動不能時にも手動ハンドルによる使用を可能にした動力付きジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に常備されているジャッキはパンタグラフ型であれ、y型であれ一般にハンドルを手動で廻してスクリュウシャフトを駆動して昇降動作を行うものであるが、最近は駆動用の電動モータを取り付けて動力により駆動するものも提案されている。例えば、特開平9−71393号公報に示されたものは、電動モータを有する工具をパンタグラフ型のジャッキに取り付けて昇降駆動を行わせるものであって、ピボット軸長が異なる各種ジャッキに兼用して使用できるように電動モータの取付手段を改良したものであり、特開平9−71393号公報に示されたものは、ジャッキのコ字型又はT字型の何れの被動ジョイントにも連結係合できるように連結部材を改良したものである。これら従来の電動モータ駆動ジャッキは、基本的にジャッキと電動モータは別構造のものであり、使用時にはまず、電動モータをジャッキに取り付けなければならない。取り外しの作業が面倒であるから取り付けたまま収納しておこうとすると、構造的にスペースを要してしまうものであった。また、構造的にスクリュウシャフトの延長線上で従来手動ハンドルを取り付けていた位置に電動モータを取り付けるものであるため重心が片寄り、ジャッキを据え付けて、車体に当接するまで駆動させる際、安定が悪かった。そのため、電動モータ工具には把持用のハンドルが取り付けられており、ジャッキが被昇降物体と当接するまではそのハンドルを持ってジャッキを支えながら作業をしなければならないものである。
【0003】
また、実開平7-38080号公報に記載されたものは、パンタグラフ型のジャッキのスクリュウシャフトを回動駆動させる駆動手段を、該回動駆動手段自体が回動しないようにジャッキに取り付け支持する手段を設けた点に特徴を有するものである。しかしこの公報の第1図乃至第4図に開示されたものは電動モータがスクリュウシャフトの延長上、ジャッキの外側に配置取り付けられたものであるため、上記公知例と同様に安定性に課題があり、第1図の実施例では上記公知例と同様に被昇降物体との当接までは電動モータを支えながら作業する必要がある。第2図乃至第4図の実施例では電動モータの支持手段を設けているので、手で支える必要はないが、ジャッキの昇降動作に伴い該電動モータも位置が変化するため、その支持手段やスクリュウシャフトへの駆動力伝達機構が複雑になる上に、大型となり収納時にかさばってしまうという問題を持っていた。ただ、第5図(本明細書において図4に示す。)に示された実施例は電動モータMがパンタグラフ形態のレージトングの内側に取り付けられており、据付安定性もよく、電動モータMの支持手段も不要でコンパクトな電動ジャッキを構成している。しかし、この実施例では電動モータMがアームのジョイント部から伸びる支持部材Sに固定され、該モータの回動軸はジョイント部に螺入された螺子棒5(スクリュウシャフト)に連結される構成を採っているため、支持部材や電動モータに過大な負荷がかかってしまうという問題がある。すなわち、ジャッキは被昇降物体の重量を支えるものであるが、その負荷はパンタグラフ形態のアーム1,2,3,4を介しスクリュウシャフト5に引っ張り力としてかかってくる。この実施例ではその負荷が支持部材Sや電動モータMの回転軸に過大な負荷となってかかる構造となっており、モータの駆動に影響したり該電動モータの回転軸や支持手段の破損を招いたりする重大な欠陥を持っている。
【0004】
そこで本出願人は先に、「パンタグラフ型式のジャッキにおいて、動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に配設されたガイドブロックに隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャッキ本体に固定すると共に、前記動力源の回転出力軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介して結合されるようにして、動力源には動力付与に伴う負荷のみがかかるようにしたことを特徴とする動力付きジャッキ。」を発明して特願平10−299193号として特許出願した。この発明は、ジャッキと駆動動力源が一体構造のもので、構造が単純で使用時の安定性もよく、収納時にはコンパクトな形態となる動力付きジャッキを提供すると共に、構造上も動力源部材に荷重負荷が掛からないようなジャッキを実現することができたのであるが、手動ではなく動力源による駆動であるため、年配者や身障者といった体力的にハンディのある人にも無理なく、自動車の車輪交換などの作業を行うことが出来るようになる反面、該動力源の故障やバッテリーが上がってしまったような駆動力エネルギーが切れた際にジャッキが使えなくなるという新たな問題を生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの新たな課題を解決することを目的とするもので、すなわち動力源の故障や駆動エネルギーが切れた非常の際にも、手動でジャッキを使えるようにすると共に手動時に動力源が駆動負荷とならないような、便利でコンパクトな動力付きジャッキを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の動力付きジャッキは、動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャッキ本体に固定すると共に、前記動力源の出力回転軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジャッキにおいて、出力回転軸に枢着されキー溝が形成された連結用歯車と、該歯車と噛合い手動ハンドル嵌合部が設けられたスクリュウシャフトに動力伝達する連結歯車と、ロックキーに形成された凸状キーを介して前記連結用歯車のキー溝と係合/フリー状態に切替える機構を備えることによって、係合時にはスクリュウシャフトに動力源の駆動力を伝達し、フリー時には動力源の駆動力を解除すると共に、前記手動ハンドル嵌合部にハンドルを取付けて、手動でもジャッキの昇降を可能とすることを特徴とする。
また、動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置として、左右の2本のアーム間に動力源である電動モータを配置する構成を採用した。
更に、ロックキーは先端部にストッパー、中央位置に凸状キー、他端部につまみ部が形成されたものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、コンパクトな形態を実現するため動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャッキ本体に一体的に固定すると共に、前記動力源の回転出力軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジャッキであるが、前記動力源とスクリュウシャフト間の駆動力伝達機構に、手動用のハンドルを取付可能な構造にすることで、動力源にその駆動を依存するようになっているものの、動力源の故障やバッテリーが上がってしまうといった状況でもジャッキを使えるようにしたものである。本発明ではコンパクトな形態を実現するため、動力源をジャッキのパンタグラフ領域内に配設するようにしているので、動力源を取り外すことなく従来の手動ジャッキのハンドル位置にハンドルを据付けて従来のジャッキと同様に使用することが可能となる。そして、その際、前記手動ジャッキ据付位置と動力源との間の駆動力伝達機構に伝達解除部材を介在させて、手動時には動力源との連動を解除するようにすれば、動力源が手動ハンドル駆動の余分な負荷とならないようにすることができる。
【0008】
[参考例]
図1に本発明の基礎となる参考例を示す。Aはこの実施例の動力源による昇降動作中の形態を示す斜視図であり、Bは構成部材の一部を分解した図であると共に手動ハンドルの取り付け形態を示す図である。このジャッキは基本的に2本のアッパアーム1,2と2本のロアアーム3,4の4本のアームでパンタグラフ形態が構成されており、アッパアームとロアアームとが枢軸によってジョイントされ、更にアッパアームの他端はロードテーブル7との間で枢軸によってジョイントされており、ロアアームの他端はベーススタンド6との間でやはり枢軸によってジョイントされている。各アーム1,2,3,4はコの字状に折り曲げられたU字鋼が使用されており、アッパアーム1とロアアーム3の端部には図示されない枢軸孔が設けられ、アッパアーム1のU字溝に嵌合されたナットブロック8に向かって外側からジョイントボルト10を前記枢軸孔を貫通して螺着し、アームジョイントを構成している。同様に他方のアッパアーム2とロアアーム4の端部にも枢軸孔が設けられ、アッパアーム2のU字溝に嵌合されたガイドブロック9に向かって外側からジョイントボルト10が前記枢軸孔を貫通して螺着され、アームジョイントが構成されている。該ガイドブロック9には前記ジョイントボルト10の受孔9aとは直交する方向に貫通孔9bが穿設されており、該貫通孔9bにスクリュウシャフト5が挿入され、該スクリュウシャフト5は前記ガイドブロック9の貫通孔9bを貫通させて挿入される。図から明らかなように該スクリュウシャフト5は先端部からジャッキの昇降動作に必要な十分の長さだけ雄ねじがきられ、他端側はスクリュウシャフト5が前記貫通孔9bと係合して抜け止め機能を果たす環状凸部51が設けられると共に、動力伝達機構を構成する連結歯車G3の方形固定軸G31と同じ方形の手動ハンドル嵌合端部H1を嵌合固着する方形嵌合孔52が形成されている。
【0009】
前記ガイドブロック9はアッパアームのU字溝に嵌合されるブロック部に対しL字状に電動モータMを取り付ける取り付け部91が連設されていて、この実施例では横L字型で電動モータMは遊星歯車群を収納した遊星ギアボックスGを介在して該L字状取り付け部91にボルト付けされている。遊星歯車群は減速機構を構成しており、回転数を落とす代わりにパワーを大きく得るものである。該遊星歯車群の出力軸に固着された連結歯車G1は前記スクリュウシャフト5の先端部に設けられた方形嵌合孔52に嵌合固着された前記連結歯車G3と噛み合わされ、電動モータMの動力をスクリュウシャフト5に回転力として伝達する。前記ガイドブロック9の貫通孔9bは図1Bに示されるようにベアリング用段部が形成されていてベアリングボールBをワッシャWとで挟持する形でベアリングを構成している。このような構成であるから、ジャッキをたたんだ際には厚み方向に電動モータの厚み分だけ嵩張ることになるが、縦横方向には動力源を有しない従来タイプのジャッジとその大きさはほぼ変わらない。しかも動力源である電動モータMは荷重負荷のかかっている部材間に取り付けられていないので、荷重負荷が動力源に影響することもなく、無理のない設計となっている。
【0010】
この参考例では、動力源が故障したり、バッテリーが上がってしまうなど駆動エネルギーが切れてしまう等の非常時には、図1Bに示すようにスクリュウシャフトの方形嵌合孔52に嵌合されている連結歯車G3を引き抜き代わりにハンドルHの方形嵌合部H1を該方形嵌合孔52に嵌合させる。このことによって、動力源である電動モータMを取り外すことなく動力源を持たない従来のジャッキと変わらない形態の手動で、ジャッキを駆動させることができる。しかも、その際には連結歯車G3が外されているので動力源である電動モータMが手動ハンドル駆動の余分な負荷となることはない。
【0011】
[参考例2]
図2、図3に異なる参考例を示す。図2Aは全体構成図であり、Bはコンパクトな収納形態を示す図である。この実施例はジャッキの構造を更にコンパクトにするため、電動モータMをアッパアーム2の溝内に収納して固着するものである。図符号は第1参考例と同様のものは同一の符号を付してある。そのためアッパアーム2の構造は電動モータMを挟持するように左右の2本のアーム2a,2bで形成している。ガイドブロック9はL字状の取り付け部91が上方に向くように固着され、該L字状の取り付け部91に電動モータMと遊星ギアボックスGが取り付け固定されるものである。他の構成は先の実施例とほぼ同様である。電動モータMがアッパアーム2内に収納される構造であるため、ジャッキをたたんだ時の大きさは厚み方向にも突出することはなく、極めてコンパクトな動力源付きジャッキであるといえる。図中Cはジャッキの駆動を操作するコントローラ、Pは自動車の電源に接続する接続プラグである。また図2Bに示したものはこの実施例のものが不使用時にたたまれたコンパクトな形態を示す図である。
【0012】
図3はこの参考例の動力源駆動力伝達機構の解除と手動ハンドルHの取り付けを説明する部分構成図であり、Aは通常の動力源駆動時の状態、Bは非常時にハンドルを取付ける形態を示したものである。この実施例では連結歯車G1とG3との間に中間歯車G2を介在させ、スクリュウシャフト5に結合された連結画車G3に方形嵌合孔G33を設けるようにしてある。そして前記中間歯車G2には軸G21が固定されており、その一方はL字状取付け部材91に設けられた軸受け孔によって進退自在に支承され、他端側にはつまみG22が形成されている。この図から明らかなように、非常時にはまず中間歯車G2が引き出され、連結歯車G1とG3の連結を解除する。しかる後ハンドルHの方形嵌合部H1を連結歯車G3に設けられた方形嵌合孔G33に挿入し、ハンドルHによるジャッキの手動駆動を可能にするものである。動力源である電動モータMを取り外すことなく動力源を持たない従来のジャッキと変わらない形態の手動で、ジャッキを駆動させることができ、その際には中間歯車G2が連結歯車G1,G3との連結を外されているので動力源である電動モータMが手動ハンドル駆動の余分な負荷となることもない点は、この参考例においても先の参考例と同様である。
【0013】
【実施例】
次に連結解除機構の変形である本発明の実施例を図5に示す。Aは分解した展開図であり、Bはロック状態を示す断面図、Cはフリー状態を示す断面図である。本実施例では連結歯車G1にキーロック機能が付与されており、ロック状態のときには駆動力伝達機構がはたらき、フリー状態では解除されるように構成されているのである。以下に具体的な構造を説明すると動力源からの出力軸Sはガイドブロック9のL字状取付け部91に穿設された貫通孔を貫通し、その先端部には軸と同心状にキー挿入孔S1が設けられ、軸方向には該キー挿入孔S1の深さより若干短い長溝S2が切りこまれている。連結歯車G1はこの出力軸Sに枢着された形で図示されていない連結歯車G3と噛み合う位置に位置決め段部S3と挿入溝S4に挿入される止め輪Pとによって軸方向にずれないように設置されると共に、枢軸用の貫通孔にはキー溝G11が穿設されている。また、前記キー挿入孔S1に挿入されるロックキーKが準備され、該ロックキーKは先端部に前記長溝S2の端部と当接するストッパーK2と、中間位置に前記キー溝G11と係合しキーロック形態を実現する凸状キーK1と、つまみ部K3とで形成されている。このロックキーKはストッパーK2と凸状キーK1は、前記出力軸Sの長溝S2と連結歯車G1のキー溝G11を経て前記出力軸Sのキー挿入孔S1に挿入される。図5Bに示されるようにロックキーKがストッパーK2と長溝S2の端部とが当接する位置まで押し込まれた状態では、凸状キーK1とキー溝G11とが係合しキーロックの状態となる。すなわち動力源の駆動力が伝達機構を介してスクリュウシャフト5に伝達される。図5Cに示されるようにロックキーKが引き出され、凸状キーK1とストッパーK2の間に連結歯車G1が位置した状態では、連結歯車G1は出力軸Sに対しフリーの状態となって、スクリュウシャフト5と動力源との駆動力伝達機構は解除される。したがって、動力源が不作動となった非常の場合でも図2に示す連結歯車G3の方形嵌合孔G33に手動ハンドルHの手動ハンドル嵌合端部H1を嵌合固着し、従来のジャッキと同様の形態で手動の駆動が実施できる。しかもその際、駆動力伝達機構は解除されているので、動力源が駆動負荷となることは無い。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、ジャッキの駆動力を動力源から得るものであるが、動力源とスクリュウシャフト間の駆動力伝達機構に、手動ハンドルを接続可能な構成としたので、その動力源が故障したり、バッテリが上がってしまう等の動力エネルギーが尽きた場合には当該手動ハンドルをジャッキへ取付け、従来の手動ジャッキと同様に手回しでジャッジの昇降動作をさせることが出来る。なお、前記駆動力伝達機構に伝達解除機構を備えておけば、その際に動力源との結合を外して該動力源が手動時の駆動の負荷とならないようにすることが出来る。
また、本発明は動力源をほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャッキ本体に固定するものであるから、全体としてコンパクトな構造であり、非常時に手動ハンドルを取付ける際にもわざわざ前記動力源をジャッキから取り外す必要は無く、そのまま違和感無しに従来のジャッキの形態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となる参考例を示す図で、Aは動力源による昇降動作中の形態を示す全体斜視図、Bは一部を分解した図であると共に手動ハンドルの取り付け形態を示す図である。
【図2】本発明の他の参考例を示す図で、Aは全体構成斜視図であり、Bはコンパクトな収納形態を示す図である。
【図3】図2に示す参考例の動力源駆動力伝達機構の解除と手動ハンドルHの取り付けを説明する部分構成図であり、Aは通常の動力源駆動時の状態、Bは非常時にハンドルを取付ける形態を示したものである。
【図4】動力源を有するジャッキの公知の先行技術例を示す図。
【図5】本発明の実施例の連結解除機構を中心に示す図で、Aは分解した展開図であり、Bはロック状態を示す断面図、Cはフリー状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,2 アッパアーム M 電動モータ
3,4 ロアアーム G ギヤーボックス
5 スクリュウシャフト G1,G3 連結歯車
51 環状凸部 G11 キー溝
52 方形嵌合孔 G31 方形固定軸
6 ベーススタンド G33 方形嵌合孔
7 ロードテーブル G2 中間歯車
8 ナットブロック G22 つまみ
9 ガイドブロック H 手動ハンドル
9a ジョイントボルト受孔 H1 方形嵌合部
9b 貫通孔 B ベアリングボール
91 L字状取り付け部 W ワッシャ
10 ジョイントボルト S 出力回転軸
K ロックキー S1 挿入孔
K1 凸状キー S2 長溝
K2 ストッパー S3 位置決め段部
P 止め輪 S4 止め輪挿入溝
Claims (3)
- 動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャッキ本体に固定すると共に、前記動力源の出力回転軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジャッキにおいて、出力回転軸に枢着されキー溝が形成された連結用歯車と、該歯車と噛合い手動ハンドル嵌合部が設けられたスクリュウシャフトに動力伝達する連結歯車と、ロックキーに形成された凸状キーを介して前記連結用歯車のキー溝と係合/フリー状態に切替える機構を備えることによって、係合時にはスクリュウシャフトに動力源の駆動力を伝達し、フリー時には動力源の駆動力を解除すると共に、前記手動ハンドル嵌合部にハンドルを取付けて、手動でもジャッキの昇降を可能とすることを特徴とする動力付きジャッキ。
- 動力源をアッパアームとロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置として、左右の2本のアーム間に動力源である電動モータを配置したものである請求項1に記載の動力付きジャッキ。
- ロックキーは先端部にストッパー、中央位置に凸状キー、他端部につまみ部が形成されたものである請求項1又は2に記載の動力付きジャッキ。
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