JP2000169093A - バックアップ機能を有する動力付きジャッキ - Google Patents

バックアップ機能を有する動力付きジャッキ

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JP2000169093A
JP2000169093A JP10343785A JP34378598A JP2000169093A JP 2000169093 A JP2000169093 A JP 2000169093A JP 10343785 A JP10343785 A JP 10343785A JP 34378598 A JP34378598 A JP 34378598A JP 2000169093 A JP2000169093 A JP 2000169093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動力源の故障や駆動エネルギーが切れる等非常
の際にも、手動でジャッキを使えるようにすると共に手
動時に動力源が駆動負荷とならないような、便利でコン
パクトな動力付きジャッキを提供すること。 【解決手段】動力源をアッパアームとロアアームのジョ
イント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるよ
うな配置でジャッキ本体に固定すると共に、前記動力源
の回転出力軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介
して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジャッキ
において、前記動力源とスクリュウシャフト間の駆動力
伝達機構に、手動用のハンドルを取付可能にした。ま
た、動力伝達解除機構を備えることで手動時に動力源が
負荷とならないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップ機能
を備えた動力付きジャッキに関し、特に動力源が稼動不
能時にも手動ハンドルによる使用を可能にした動力付き
ジャッキに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に常備されているジャッキはパン
タグラフ型であれ、y型であれ一般にハンドルを手動で
廻してスクリュウシャフトを駆動して昇降動作を行うも
のであるが、最近は駆動用の電動モータを取り付けて動
力により駆動するものも提案されている。例えば、特開
平9−71393号公報に示されたものは、電動モータ
を有する工具をパンタグラフ型のジャッキに取り付けて
昇降駆動を行わせるものであって、ピボット軸長が異な
る各種ジャッキに兼用して使用できるように電動モータ
の取付手段を改良したものであり、特開平9−7139
3号公報に示されたものは、ジャッキのコ字型又はT字
型の何れの被動ジョイントにも連結係合できるように連
結部材を改良したものである。これら従来の電動モータ
駆動ジャッキは、基本的にジャッキと電動モータは別構
造のものであり、使用時にはまず、電動モータをジャッ
キに取り付けなければならない。取り外しの作業が面倒
であるから取り付けたまま収納しておこうとすると、構
造的にスペースを要してしまうものであった。また、構
造的にスクリュウシャフトの延長線上で従来手動ハンド
ルを取り付けていた位置に電動モータを取り付けるもの
であるため重心が片寄り、ジャッキを据え付けて、車体
に当接するまで駆動させる際、安定が悪かった。そのた
め、電動モータ工具には把持用のハンドルが取り付けら
れており、ジャッキが被昇降物体と当接するまではその
ハンドルを持ってジャッキを支えながら作業をしなけれ
ばならないものである。
【0003】また、実開平7-38080号公報に記載された
ものは、パンタグラフ型のジャッキのスクリュウシャフ
トを回動駆動させる駆動手段を、該回動駆動手段自体が
回動しないようにジャッキに取り付け支持する手段を設
けた点に特徴を有するものである。しかしこの公報の第
1図乃至第4図に開示されたものは電動モータがスクリ
ュウシャフトの延長上、ジャッキの外側に配置取り付け
られたものであるため、上記公知例と同様に安定性に課
題があり、第1図の実施例では上記公知例と同様に被昇
降物体との当接までは電動モータを支えながら作業する
必要がある。第2図乃至第4図の実施例では電動モータ
の支持手段を設けているので、手で支える必要はない
が、ジャッキの昇降動作に伴い該電動モータも位置が変
化するため、その支持手段やスクリュウシャフトへの駆
動力伝達機構が複雑になる上に、大型となり収納時にか
さばってしまうという問題を持っていた。ただ、第5図
(本明細書において図4に示す。)に示された実施例は
電動モータMがパンタグラフ形態のレージトングの内側
に取り付けられており、据付安定性もよく、電動モータ
Mの支持手段も不要でコンパクトな電動ジャッキを構成
している。しかし、この実施例では電動モータMがアー
ムのジョイント部から伸びる支持部材Sに固定され、該
モータの回動軸はジョイント部に螺入された螺子棒5
(スクリュウシャフト)に連結される構成を採っている
ため、支持部材や電動モータに過大な負荷がかかってし
まうという問題がある。すなわち、ジャッキは被昇降物
体の重量を支えるものであるが、その負荷はパンタグラ
フ形態のアーム1,2,3,4を介しスクリュウシャフ
ト5に引っ張り力としてかかってくる。この実施例では
その負荷が支持部材Sや電動モータMの回転軸に過大な
負荷となってかかる構造となっており、モータの駆動に
影響したり該電動モータの回転軸や支持手段の破損を招
いたりする重大な欠陥を持っている。
【0004】そこで本出願人は先に、「パンタグラフ型
式のジャッキにおいて、動力源をアッパアームとロアア
ームのジョイント部に配設されたガイドブロックに隣接
し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるような配置でジャ
ッキ本体に固定すると共に、前記動力源の回転出力軸が
スクリュウシャフトに動力伝達機構を介して結合される
ようにして、動力源には動力付与に伴う負荷のみがかか
るようにしたことを特徴とする動力付きジャッキ。」を
発明して特願平10−299193号として特許出願した。この
発明は、ジャッキと駆動動力源が一体構造のもので、構
造が単純で使用時の安定性もよく、収納時にはコンパク
トな形態となる動力付きジャッキを提供すると共に、構
造上も動力源部材に荷重負荷が掛からないようなジャッ
キを実現することができたのであるが、手動ではなく動
力源による駆動であるため、年配者や身障者といった体
力的にハンディのある人にも無理なく、自動車の車輪交
換などの作業を行うことが出来るようになる反面、該動
力源の故障やバッテリーが上がってしまったような駆動
力エネルギーが切れた際にジャッキが使えなくなるとい
う新たな問題を生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの新
たな課題を解決することを目的とするもので、すなわち
動力源の故障や駆動エネルギーが切れた非常の際にも、
手動でジャッキを使えるようにすると共に手動時に動力
源が駆動負荷とならないような、便利でコンパクトな動
力付きジャッキを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】動力源をアッパアームと
ロアアームのジョイント部に隣接し、ほぼパンタグラフ
領域内に収まるような配置でジャッキ本体に固定すると
共に、前記動力源の回転出力軸がスクリュウシャフトに
動力伝達機構を介して結合されるようにしたパンタグラ
フ型式のジャッキにおいて、前記動力源とスクリュウシ
ャフト間の駆動力伝達機構に手動用のハンドルを取付可
能にすると共に、駆動力伝達解除機構を備えるようにし
た。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、コンパクトな形態を実
現するため動力源をアッパアームとロアアームのジョイ
ント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるよう
な配置でジャッキ本体に一体的に固定すると共に、前記
動力源の回転出力軸がスクリュウシャフトに動力伝達機
構を介して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジ
ャッキであるが、前記動力源とスクリュウシャフト間の
駆動力伝達機構に、手動用のハンドルを取付可能な構造
にすることで、動力源にその駆動を依存するようになっ
ているものの、動力源の故障やバッテリーが上がってし
まうといった状況でもジャッキを使えるようにしたもの
である。本発明ではコンパクトな形態を実現するため、
動力源をジャッキのパンタグラフ領域内に配設するよう
にしているので、動力源を取り外すことなく従来の手動
ジャッキのハンドル位置にハンドルを据付けて従来のジ
ャッキと同様に使用することが可能となる。そして、そ
の際、前記手動ジャッキ据付位置と動力源との間の駆動
力伝達機構に伝達解除部材を介在させて、手動時には動
力源との連動を解除するようにすれば、動力源が手動ハ
ンドル駆動の余分な負荷とならないようにすることがで
きる。
【0008】
【実施例1】図1に本発明の第1実施例を示す。Aはこ
の実施例の動力源による昇降動作中の形態を示す斜視図
であり、Bは構成部材の一部を分解した図であると共に
手動ハンドルの取り付け形態を示す図である。このジャ
ッキは基本的に2本のアッパアーム1,2と2本のロア
アーム3,4の4本のアームでパンタグラフ形態が構成
されており、アッパアームとロアアームとが枢軸によっ
てジョイントされ、更にアッパアームの他端はロードテ
ーブル7との間で枢軸によってジョイントされており、
ロアアームの他端はベーススタンド6との間でやはり枢
軸によってジョイントされている。各アーム1,2,
3,4はコの字状に折り曲げられたU字鋼が使用されて
おり、アッパアーム1とロアアーム3の端部には図示さ
れない枢軸孔が設けられ、アッパアーム1のU字溝に嵌
合されたナットブロック8に向かって外側からジョイン
トボルト10を前記枢軸孔を貫通して螺着し、アームジョ
イントを構成している。同様に他方のアッパアーム2と
ロアアーム4の端部にも枢軸孔が設けられ、アッパアー
ム2のU字溝に嵌合されたガイドブロック9に向かって
外側からジョイントボルト10が前記枢軸孔を貫通して螺
着され、アームジョイントが構成されている。該ガイド
ブロック9には前記ジョイントボルト10の受孔9aとは直
交する方向に貫通孔9bが穿設されており、該貫通孔9bに
スクリュウシャフト5が挿入され、該スクリュウシャフ
ト5は前記ガイドブロック9の貫通孔9bを貫通させて挿
入される。図から明らかなように該スクリュウシャフト
5は先端部からジャッキの昇降動作に必要な十分の長さ
だけ雄ねじがきられ、他端側はスクリュウシャフト5が
前記貫通孔9bと係合して抜け止め機能を果たす環状凸部
51が設けられると共に、動力伝達機構を構成する連結歯
車G3の方形固定軸G31と同じ方形の手動ハンドル嵌合端
部H1を嵌合固着する方形嵌合孔52が形成されている。
【0009】前記ガイドブロック9はアッパアームのU
字溝に嵌合されるブロック部に対しL字状に電動モータ
Mを取り付ける取り付け部91が連設されていて、この実
施例では横L字型で電動モータMは遊星歯車群を収納し
た遊星ギアボックスGを介在して該L字状取り付け部91
にボルト付けされている。遊星歯車群は減速機構を構成
しており、回転数を落とす代わりにパワーを大きく得る
ものである。該遊星歯車群の出力軸に固着された連結歯
車G1は前記スクリュウシャフト5の先端部に設けられた
方形嵌合孔52に嵌合固着された前記連結歯車G3と噛み合
わされ、電動モータMの動力をスクリュウシャフト5に
回転力として伝達する。前記ガイドブロック9の貫通孔
9bは図1Bに示されるようにベアリング用段部が形成さ
れていてベアリングボールBをワッシャWとで挟持する
形でベアリングを構成している。このような構成である
から、ジャッキをたたんだ際には厚み方向に電動モータ
の厚み分だけ嵩張ることになるが、縦横方向には動力源
を有しない従来タイプのジャッジとその大きさはほぼ変
わらない。しかも動力源である電動モータMは荷重負荷
のかかっている部材間に取り付けられていないので、荷
重負荷が動力源に影響することもなく、無理のない設計
となっている。
【0010】この実施例では、動力源が故障したり、バ
ッテリーが上がってしまうなど駆動エネルギーが切れて
しまう等の非常時には、図1Bに示すようにスクリュウ
シャフトの方形嵌合孔52に嵌合されている連結歯車G3を
引き抜き代わりにハンドルHの方形嵌合部H1を該方形嵌
合孔52に嵌合させる。このことによって、動力源である
電動モータMを取り外すことなく動力源を持たない従来
のジャッキと変わらない形態の手動で、ジャッキを駆動
させることができる。しかも、その際には連結歯車G3が
外されているので動力源である電動モータMが手動ハン
ドル駆動の余分な負荷となることはない。
【0011】
【実施例2】図2、図3に異なる実施例を示す。図2A
は全体構成図であり、Bはコンパクトな収納形態を示す
図である。この実施例はジャッキの構造を更にコンパク
トにするため、電動モータMをアッパアーム2の溝内に
収納して固着するものである。図符号は第1実施例と同
様のものは同一の符号を付してある。そのためアッパア
ーム2の構造は電動モータMを挟持するように左右の2
本のアーム2a,2bで形成している。ガイドブロック9は
L字状の取り付け部91が上方に向くように固着され、該
L字状の取り付け部91に電動モータMと遊星ギアボック
スGが取り付け固定されるものである。他の構成は先の
実施例とほぼ同様である。電動モータMがアッパアーム
2内に収納される構造であるため、ジャッキをたたんだ
時の大きさは厚み方向にも突出することはなく、極めて
コンパクトな動力源付きジャッキであるといえる。図中
Cはジャッキの駆動を操作するコントローラ、Pは自動
車の電源に接続する接続プラグである。また図2Bに示
したものはこの実施例のものが不使用時にたたまれたコ
ンパクトな形態を示す図である。
【0012】図3はこの実施例の動力源駆動力伝達機構
の解除と手動ハンドルHの取り付けを説明する部分構成
図であり、Aは通常の動力源駆動時の状態、Bは非常時
にハンドルを取付ける形態を示したものである。この実
施例では連結歯車G1とG3との間に中間歯車G2を介在さ
せ、スクリュウシャフト5に結合された連結画車G3に方
形嵌合孔G33を設けるようにしてある。そして前記中間
歯車G2には軸G21が固定されており、その一方はL字状
取付け部材91に設けられた軸受け孔によって進退自在に
支承され、他端側にはつまみG22が形成されている。こ
の図から明らかなように、非常時にはまず中間歯車G2が
引き出され、連結歯車G1とG3の連結を解除する。しかる
後ハンドルHの方形嵌合部H1を連結歯車G3に設けられた
方形嵌合孔G33に挿入し、ハンドルHによるジャッキの
手動駆動を可能にするものである。動力源である電動モ
ータMを取り外すことなく動力源を持たない従来のジャ
ッキと変わらない形態の手動で、ジャッキを駆動させる
ことができ、その際には中間歯車G2が連結歯車G1,G3と
の連結を外されているので動力源である電動モータMが
手動ハンドル駆動の余分な負荷となることもない点は、
この実施例においても先の実施例と同様である。
【0013】
【実施例3】次に連結解除機構の変形例を図5に示す。
Aは分解した展開図であり、Bはロック状態を示す断面
図、Cはフリー状態を示す断面図である。本実施例では
連結歯車G1にキーロック機能が付与されており、ロック
状態のときには駆動力伝達機構がはたらき、フリー状態
では解除されるように構成されているのである。以下に
具体的な構造を説明すると動力源からの出力軸Sはガイ
ドブロック9のL字状取付け部91に穿設された貫通孔を
貫通し、その先端部には軸と同心状にキー挿入孔S1が設
けられ、軸方向には該キー挿入孔S1の深さより若干短い
長溝S2が切りこまれている。連結歯車G1はこの出力軸S
に枢着された形で図示されていない連結歯車G3と噛み合
う位置に位置決め段部S3と挿入溝S4に挿入される止め輪
Pとによって軸方向にずれないように設置されると共
に、枢軸用の貫通孔にはキー溝G11が穿設されている。
また、前記キー挿入孔S1に挿入されるロックキーKが準
備され、該ロックキーKは先端部に前記長溝S2の端部と
当接するストッパーK2と、中間位置に前記キー溝G11と
係合しキーロック形態を実現する凸状キーK1と、つまみ
部K3とで形成されている。このロックキーKはストッパ
ーK2と凸状キーK1は、前記出力軸Sの長溝S2と連結歯車
G1のキー溝G11を経て前記出力軸Sのキー挿入孔S1に挿
入される。図5Bに示されるようにロックキーKがスト
ッパーK2と長溝S2の端部とが当接する位置まで押し込ま
れた状態では、凸状キーK1とキー溝G11とが係合しキー
ロックの状態となる。すなわち動力源の駆動力が伝達機
構を介してスクリュウシャフト5に伝達される。図5C
に示されるようにロックキーKが引き出され、凸状キー
K1とストッパーK2の間に連結歯車G1が位置した状態で
は、連結歯車G1は出力軸Sに対しフリーの状態となっ
て、スクリュウシャフト5と動力源との駆動力伝達機構
は解除される。したがって、動力源が不作動となった非
常の場合でも図2に示す連結歯車G3の方形嵌合孔G33に
手動ハンドルHの手動ハンドル嵌合端部H1を嵌合固着
し、従来のジャッキと同様の形態で手動の駆動が実施で
きる。しかもその際、駆動力伝達機構は解除されている
ので、動力源が駆動負荷となることは無い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ジャッキの駆動力を動力源か
ら得るものであるが、動力源とスクリュウシャフト間の
駆動力伝達機構に、手動ハンドルを接続可能な構成とし
たので、その動力源が故障したり、バッテリが上がって
しまう等の動力エネルギーが尽きた場合には当該手動ハ
ンドルをジャッキへ取付け、従来の手動ジャッキと同様
に手回しでジャッジの昇降動作をさせることが出来る。
なお、前記駆動力伝達機構に伝達解除機構を備えておけ
ば、その際に動力源との結合を外して該動力源が手動時
の駆動の負荷とならないようにすることが出来る。ま
た、本発明は動力源をほぼパンタグラフ領域内に収まる
ような配置でジャッキ本体に固定するものであるから、
全体としてコンパクトな構造であり、非常時に手動ハン
ドルを取付ける際にもわざわざ前記動力源をジャッキか
ら取り外す必要は無く、そのまま違和感無しに従来のジ
ャッキの形態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図で、Aは動力源に
よる昇降動作中の形態を示す全体斜視図、Bは一部を分
解した図であると共に手動ハンドルの取り付け形態を示
す図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す図で、Aは全体
構成斜視図であり、Bはコンパクトな収納形態を示す図
である。
【図3】 図2に示す実施例の動力源駆動力伝達機構の
解除と手動ハンドルHの取り付けを説明する部分構成図
であり、Aは通常の動力源駆動時の状態、Bは非常時に
ハンドルを取付ける形態を示したものである。
【図4】 動力源を有するジャッキの公知の先行技術例
を示す図。
【図5】 更なる実施例の連結解除機構を中心に示す図
で、Aは分解した展開図であり、Bはロック状態を示す
断面図、Cはフリー状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1,2 アッパアーム M 電動モータ 3,4 ロアアーム G ギヤーボックス 5 スクリュウシャフト G1,G3 連結歯車 51 環状凸部 G11 キー溝 52 方形嵌合孔 G31 方形固定軸 6 ベーススタンド G33 方形嵌合孔 7 ロードテーブル G2 中間歯車 8 ナットブロック G22 つまみ 9 ガイドブロック H 手動ハンドル 9a ジョイントボルト受孔 H1 方形嵌合部 9b 貫通孔 B ベアリングボール 91 L字状取り付け部 W ワッシャ 10 ジョイントボルト S 出力回転軸 K ロックキー S1 挿入孔 K1 凸状キー S2 長溝 K2 ストッパー S3 位置決め段部 P 止め輪 S4 止め輪挿入溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力源をアッパアームとロアアームのジョ
    イント部に隣接し、ほぼパンタグラフ領域内に収まるよ
    うな配置でジャッキ本体に固定すると共に、前記動力源
    の回転出力軸がスクリュウシャフトに動力伝達機構を介
    して結合されるようにしたパンタグラフ型式のジャッキ
    において、前記動力源とスクリュウシャフト間の駆動力
    伝達機構に、手動用のハンドルを取付可能にしたことを
    特徴とする動力付きジャッキ。
  2. 【請求項2】手動用のハンドル取付部と動力源間の駆動
    力伝達機構に伝達解除部材を設け、手動時には動力源が
    駆動負荷とならないようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の動力付きジャッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101076182B1 (ko) 2010-04-08 2011-10-21 경북대학교 산학협력단 인상장치

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KR101076182B1 (ko) 2010-04-08 2011-10-21 경북대학교 산학협력단 인상장치
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