JP4071185B2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、固体電解コンデンサに関するものである。
従来、固体電解コンデンサを構成するコンデンサ素子の陽極には、絶縁性酸化皮膜形成能力を有するアルミニウム、チタン、ニオブ、ジルコニウム、タンタルなどの金属、いわゆる弁金属が用いられる。そして、この弁金属の表面を陽極酸化して、絶縁性酸化皮膜を形成した後に、実質的に陰極として機能する電解質層を形成し、さらに、グラファイトや銀などの導電層を陰極として設けたものをコンデンサ素子としている。このコンデンサ素子の一部は、表面に陰極が形成された長方形薄片状の蓄電部と、蓄電部の長辺の側面から外方に突出する、陽極として機能する薄片状の複数対の電極部とで構成されている。このような形状のコンデンサ素子は、例えば、下記特許文献1に開示されている。なお、この文献に係るコンデンサ素子は、積層型セラミックコンデンサに適用するためのコンデンサ素子である。
米国特許第5880925号明細書
発明者らは、上述したような固体電解コンデンサに関する研究を重ね、コンデンサ素子の陽極及び陰極を複数に分岐して引き出す(多端子する)ことにより低ESL化が可能であるとの知見を得た。そしてさらに、固体電解コンデンサの基板上に、このような形状を有するコンデンサ素子を複数並設することで、さらなる多端子化を図ることができると予測し、固体電解コンデンサのESLを有意に低減する技術について新たに見出した。
すなわち、本発明は、ESLが有意に低減された固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
本発明に係る固体電解コンデンサは、基板と、基板上に並設された複数の固体電解コンデンサ素子と、隣り合う固体電解コンデンサ素子の陽極同士を接続する陽極導通路と、隣り合う固体電解コンデンサ素子の陰極同士を接続する陰極導通路とを有する略平行な導通路対とを備えることを特徴とする。
この固体電解コンデンサにおいては、隣り合う固体電解コンデンサ素子は、導通路対の陽極導通路によって各陽極が、導通路対の陰極導通路によって各陰極が接続されている。そのため、両固体電解コンデンサ素子の間において電子の移動がある場合には、略平行な導通路対には互いに逆向きの電流が流れる。そのため、一方の導通路を流れる電流に起因して発生する磁界は、他方の導通路を流れる電流に起因して発生する磁界によって打ち消されるため、両磁界の間で相殺が生じる。従って、固体電解コンデンサにおけるESLの低減が実現される。
なお、隣り合う固体電解コンデンサ素子の並設方向に陽極導通路及び陰極導通路が延在していることが好ましい。この場合、各導通路は、コンデンサ素子同士を最短距離で接続するため、導通路における電気抵抗を有意に抑制することができる。
また、導通路対は、基板の一方面上に印刷されたリード配線で構成されていることが好ましい。この場合、予めリード配線が印刷された基板を用意しておけば、固体電解コンデンサ素子を基板上に搭載するだけで、陽極導通路と各陽極との接続及び陰極導通路と各陰極との接続を容易におこなうことができる。
また、導通路対の各導通路の途中に形成された第1の端子対と、第1の端子対に対応するように基板の他方面に形成された第2の端子対とをさらに備え、第1の端子対と第2の端子対とは、基板の厚さ方向に貫設された貫設導通路対によってそれぞれ接続されていることが好ましい。この場合、この固体電解コンデンサの動作の際は、固体電解コンデンサが搭載されるプリント配線基板の陽極端子と、第2の端子対のうちの陽極導通路に接続された方の第2の端子とが接続され、一方、プリント配線基板の陰極端子と、第2の端子対のうちの陰極導通路に接続された方の第2の端子とが接続される。従って、固体電解コンデンサの充放電時には、第2の端子対と第1の端子対との間に介在する貫設導通路対には、互いに逆向きの電流が流れる。そのため、一方の貫設導通路を流れる電流に起因して発生する磁界は、他方の貫設導通路を流れる電流に起因して発生する磁界によって打ち消されるため、両磁界の間で相殺が生じる。すなわち、基板の厚さ方向に互いに逆向きの電流が流れることで、固体電解コンデンサにおけるESLの低減が実現されている。また、固体電解コンデンサの充放電時には、導通路対の陽極導通路を流れる電流と、導通路対の陰極導通路を流れる電流とはその向きが逆となる。そのため、基板の面方向に互いに逆向きに電流が流れることによっても、固体電解コンデンサにおけるESLの低減が実現されている。
また、固体電解コンデンサ素子は、四角形状の蓄電部と、この蓄電部の対向する2辺から外方に突出する陽極電極部とを有し、陽極電極部と陽極導通路とが電気的に接続されていることが好ましく、また、隣り合う固体電解コンデンサ素子は、陽極電極部同士が対向するように基板上に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、ESLが有意に低減された固体電解コンデンサが提供される。
以下、添付図面を参照して本発明に係る固体電解コンデンサの好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、説明が重複する場合にはその説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る固体電解コンデンサを示した概略斜視図である。図1に示すように、固体電解コンデンサ10は、4つの固体電解コンデンサ素子12(12A,12B,12C,12D)と、これらの固体電解コンデンサ素子12が上面14aに載置される四角形薄片状の基板14と、4つの固体電解コンデンサ素子12及び基板14をモールドするエポキシ樹脂製の樹脂モールド16とを備えている。4つの固体電解コンデンサ素子(以下、単に「コンデンサ素子」と称す。)12は、基板上面14aの、マトリクス状に配置された4つの素子載置領域13(13A,13B,13C,13D)にそれぞれ載置されている。この固体電解コンデンサ10は、充放電時における電流の経路が多数に分岐される多端子型のコンデンサであり、基板14の下面14b側からプリント配線基板17上に実装される。
各コンデンサ素子12は、表面12aが粗面化(拡面化)され且つ化成処理が施された、陽極として機能する箔状のアルミニウム基体上の一部領域(後述する陰極形成領域)に、陰極が形成されたものである。この陰極は、導電性高分子化合物を含む固体高分子電解質層、グラファイトペースト層及び銀ペースト層により構成されている。
図2を参照しつつ、コンデンサ素子12の表面構造をより具体的に説明する。図2は、図1に示した各コンデンサ素子12の要部を示す模式断面図である。図2に示すように、エッチングによって粗面化されたアルミニウム基体18(厚さ100μm)は、化成処理、すなわち陽極酸化によって、その表面18aに酸化アルミニウム皮膜20が成膜されている。そして、アルミニウム基体18の、粗面化により形成された凹部には、固体高分子電解質層21が含浸されている。なお、固体高分子電解質層21は、アルミニウム基体18の凹部にモノマーの状態で含浸され、その後、化学酸化重合又は電解酸化重合の処理が施されて形成される。この固体高分子電解質層21上には、グラファイトペースト層22及び銀ペースト層23が、スクリーン印刷法、浸漬法(ディップ法)及びスプレー塗布法のいずれかの方法によって順次形成されている。従って、陰極(固体高分子電解質層、グラファイトペースト層及び銀ペースト層)は、アルミニウム基体19上に成膜された絶縁性の酸化アルミニウム皮膜によって、陽極であるアルミニウム基体19との絶縁が図られている。
図1及び図3に示すとおり、各コンデンサ素子12は、長方形薄片状の蓄電部12aと、蓄電部12aの長辺の側面から外方に突出する、薄片状の偶数対(例えば、2対)の陽極電極部12bとで構成されている。なお、図3は、図1の固体電解コンデンサの要部を示した分解斜視図である。以下、説明の便宜上、各コンデンサ素子12の蓄電部12aの長辺方向をX方向、各コンデンサ素子12の蓄電部12aの短辺方向をY方向、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向として説明する。
図1及び図3においては、蓄電部12aの両面及びX方向の端面には、その略全域に亘って陰極形成領域28が形成されており、この陰極形成領域28に上述した固体高分子電解質層21、グラファイトペースト層22及び銀ペースト層23が順次積層されている。陽極電極部12bは、蓄電部12aの各長辺の側面に1対ずつ形成されており、いずれの陽極電極部12bもY方向に延在している。蓄電部12aの表面領域のうち、陽極電極部12bが設けられた側の縁領域12cには、エポキシ樹脂又はシリコン樹脂からなる絶縁性樹脂層27が設けられている。この絶縁性樹脂層27により、蓄電部12aに設けられている陰極形成領域28と陽極電極部12bとの絶縁がより確実に図られている。
4つの陽極電極部12bの位置は、蓄電部12aの重心点Gを中心として点対称の位置関係を有している。なお重心点Gは、蓄電部12aにおいて対角線が交差した蓄電部12a表面上の一点として定義される。陽極電極部12bをこのような位置関係にすることで、コンデンサ素子12の極性配置が表裏反転及び180度回転しても同じになるので、基板14に搭載する際の極性の誤接続を防止することもできる。また、
上述した形状のコンデンサ素子12はそれぞれ、粗面化された表面に酸化アルミニウム皮膜が成膜されたアルミニウム箔を打ち抜いて成形されるが、この成形後に化成液に浸漬することで、その端面に酸化アルミニウム皮膜が形成される。化成液は、例えば、濃度3%のアジピン酸アンモニウム水溶液等が好ましい。
ここで、コンデンサ素子12に施す各種処理について、図4を参照しつつ説明する。図4は、コンデンサ素子12に陽極酸化処理を施している状態を示した図である。まず始めに、コンデンサ素子12の蓄電部12aの表面領域のうち、陽極電極部12bが設けられた側の縁領域12cに絶縁樹脂層27を形成する。このように所定領域12cに絶縁樹脂層27を形成することで、後段において形成される陰極と陽極との絶縁が確実に図られる。そして、コンデンサ素子12の一端部側の陽極電極部12bを、熱硬化型レジスト24によってマスクする。そして、ステンレスビーカ25中に収容されたアジピン酸アンモニウム水溶液よりなる化成溶液26中に、他端側の陽極電極部12bを支持してコンデンサ素子12を浸漬する。
そして、支持された陽極電極部12bをプラス、ステンレスビーカ25をマイナスにして電圧を印加する。このときの電圧は、所望する酸化アルミニウム皮膜の膜厚に応じて適宜決定することができ、10nm〜1μmの膜厚を有する酸化アルミニウム皮膜20を形成する場合には、通常、数ボルト〜20ボルト程度である。電圧印加により陽極酸化が開始されると、化成溶液26が、表面が粗面化されたコンデンサ素子12の表面を毛細管現象によって上昇する。したがって、端面を含む表面が粗面化されているコンデンサ素子12の全表面に酸化アルミニウム皮膜20が形成される。こうして作製されたコンデンサ素子12には、上述した陰極形成領域28に公知の方法で陰極が形成される。最後に、レジスト24を除去することでコンデンサ素子12が完成する。
次に、基板14上にコンデンサ素子12が載置された状態について、図3及び図5を参照しつつ説明する。図5は、図1に示した固体電解コンデンサのV−V線断面図である。基板14は、その上面14aに銅製のリード配線30が印刷され、下面14bに銅製のランド電極32が印刷されたFR4材(エポキシ樹脂材)製のプリント基板であり、銅製のリード配線30とランド電極32とを電気的に接続するビアホール34が形成されている。このビアホール34は、基板14の厚さ方向(図のZ方向)に貫通する貫通孔36の内側面に銅メッキ38が施されたものである。また、ビアホール34は、方形状の素子載置領域13の縁部のうち、基板14の端部に近い縁部13aにX方向に沿って4つ等間隔で並んでいる。また、ビアホール34は、コンデンサ素子12が、隣り合うコンデンサ素子12と対向する側にも、X方向に沿って4つ等間隔で並んでいる。隣り合うコンデンサ素子12と対向する側に配置されたビアホール34は、隣り合う両コンデンサ素子12の中間に位置しており、縁部13aの各ビアホール34とそれぞれ対をなしており、対となる2つのビアホール34はY方向に並んでいる。これらのビアホール34は、ドリル加工により基板14に貫通孔36を形成した後、この貫通孔36の内側面に無電解銅メッキ38をメッキ処理することにより形成される。
また、基板下面14bにおいて、上述した8つのビアホール34の端部34bが露出する部分の周辺には、方形状のランド電極32が8つ形成されており、各ランド電極32はそれぞれ対応するビアホール34の端部34bと電気的に接続されている。なお、ランド電極32は、陽極ランド電極32Aと陰極ランド電極32Bで構成されており、Y方向に並ぶビアホール34の対に接続されるランド電極32の対は、その一方が陽極ランド電極32A、他方が陰極ランド電極32Bとなっている。また、基板上面14aの基板載置領域13の縁部13a及び隣り合うコンデンサ素子12との中間で、それぞれX方向に並ぶ4つのビアホール34の組に接続される4つのランド電極32は、陽極ランド電極32Aと陰極ランド電極32Bとが交互する配置となっている。以下、説明の便宜上、陰極ランド電極32Bに接続されたビアホール34を陰極ビアホールと称し、陽極ランド電極32Aに接続されたビアホール34を陽極ビアホールと称する。
また、基板上面14aにおいて、隣り合うコンデンサ素子12との中間でX方向に並ぶ4つのビアホール34の端部34aが露出する部分の周辺には、Y方向に延在する4本の素子接続リード配線(導通路)39が形成されている。なお、本実施形態では図1に示したように、コンデンサ素子12Aとコンデンサ素子12B、コンデンサ素子12Cとコンデンサ素子12Dとが並設されており、この並設方向に導通路39が延在している。以下、説明の便宜上、陽極ランド電極32Aに接続されたビアホール34に対応する2本の導通路39を陽極導通路39A、陰極ランド電極32Bに接続されたビアホール34に対応する2本の導通路39を陰極導通路39Bと称す。各導通路39は、対応するビアホール34の端部34aと電気的に接続されており、各導通路39の端部39aは、コンデンサ素子12の搭載領域13の内部にまで延びている。さらに、基板上面14aにおいて、素子載置領域13の縁部13aでX方向に並ぶ4つのビアホール34の端部が露出する部分の周辺には、リード配線30が形成されている。このリード配線30は、ビアホール34を介して陽極ランド電極32Aと接続された陽極リード配線30Aと、ビアホール34を介して陰極ランド電極32Bと接続された陰極リード配線30Bとで構成されている。これらのリード配線30A,30Bは、対応するビアホール34の端部34aと電気的に接続されている。
陰極リード配線30Bは、陰極ランド電極32Bに接続された2つのビアホール34の端部周辺と上述した陰極導通路39Bの端部39aとが接続され、且つ素子載置領域13の中央部分を含まれるように一体的に形成されている。一方、陽極リード配線30Aは、陽極ランド電極32Aに接続された2つのビアホール34の周辺それぞれに形成されており、ランド電極32同様、方形状となっている。なお、1つの陰極リード配線30B及び4つの陽極リード配線30Aとは、互いに電気的に隔離されている。
次に、基板14上に各コンデンサ素子12を搭載して、固体電解コンデンサ10を作製する方法について、図1及び図3を参照しつつ説明する。
基板上面14aの各素子載置領域13にコンデンサ素子12を搭載する際、コンデンサ素子12の陽極電極部12bはそれぞれ、対応する位置に配置されている基板14上の陽極リード配線30A及び陽極導通路39Aの端部39aと電気的に接続される。このとき、隣り合うコンデンサ素子12は、陽極電極部12b同士が対向するように配置される。なお、電気的接続は抵抗溶接又はYAGレーザスポット等の金属溶接手段によっておこなわれ、それにより、陽極電極部12bのアルミニウム基体18(図2参照)と陽極リード配線30A及び陽極導通路39Aとが電気的に接続される。従って、アルミニウム基体18と基板下面14bに形成された陽極ランド電極32Aとが、4本の陽極ビアホール34を介して電気的に接続される。
また、基板上面14aの各素子載置領域13にコンデンサ素子12を搭載する際、コンデンサ素子12の陰極形成領域28に形成された最上層の銀ペースト層23(図2参照)は、導電性接着剤(図示せず)によって陰極リード配線30Bと電気的に接続される。従って、陰極形成領域28に形成された陰極(すなわち、固体高分子電解質層21、グラファイトペースト層22及び銀ペースト層23)と、基板下面14bに形成された陰極ランド電極32Bとが、4本の陰極ビアホール34を介して電気的に接続される。そして、基板14上にコンデンサ素子12が上述の方法により搭載された後に、インジェクションモールド又はトランスモールドによって樹脂モールド16が形成される。
コンデンサ素子12Aとコンデンサ素子12Cにおける極性配置は同一であり、またコンデンサ素子12Bとコンデンサ素子12Dにおける極性配置も同一であり、図1に示したVI−VI線に関してコンデンサ素子12Aとコンデンサ素子12Cの極性配置と鏡像の関係にある。つまり、隣接する2つのコンデンサ素子が導通路39によって接続される場合には、それらのコンデンサ素子の極性配置は、導通路39と直交する仮想線に関して鏡像の関係を有する。
以上で詳細に説明したように、各コンデンサ素子12の陽極(アルミニウム基体18)及び陰極(固体高分子電解質層21、グラファイトペースト層22及び銀ペースト層23)は、リード配線30や陰極導通路39B、ビアホール34を介して、基板下面14bのランド電極32と電気的に接続されている。そして、図6に示すように、基板上面14aの基板載置領域13の縁部13a及び隣り合うコンデンサ素子12との中間で、それぞれX方向に並ぶ4つのビアホール34の組は、陽極ビアホール34及び陰極ビアホール34が交互して配置されている。なお、図6は、図1に示した固体電解コンデンサ10のVI−VI線断面図である。図6において、矢印Aは、コンデンサ素子12が充電状態であるときの電流の流れ、矢印Bはコンデンサ素子12が放電状態であるときの電流の流れを示している。
この図6から明らかなように、コンデンサ素子12が動作する場合、すなわちコンデンサ素子12が充放電する場合、隣り合う陽極ビアホール34及び陰極ビアホール34にはそれぞれ逆向きの電流が流れる。つまり、両方のコンデンサ素子12C,12Dが動作する際には、陽極ビアホール34を流れる電流に起因する磁界と、陰極ビアホール34を流れる電流に起因する磁界とが発生し、これらの磁界同士が互いの磁界を弱め合う。それにより、コンデンサ素子12の動作時においては、隣り合う両ビアホール34を流れる電流に起因するESLが低減される。
ここで、各素子載置領域13には、上述のような状態でコンデンサ素子12が搭載されており、この素子載置領域13は、X方向に2列、Y方向に2列の4つが基板上面14aに密に配置されている。そして、4つのコンデンサ素子12が配置され、各コンデンサ素子12が搭載される各基板載置領域13の縁部13aと、隣り合うコンデンサ素子12の中間の位置とに4つのビアホール34の組が6組配置されているため、コンデンサ素子12を1つだけ有する固体電解コンデンサに比べて、より多くのビアホール34が設けられているため、固体電解コンデンサ10においては端子数の増加(多端子化)が実現されている。
次に、固体電解コンデンサ10の動作状態について、図5、図6及び図7を参照しつつ説明する。ここで、図7は、図1の固体電解コンデンサの要部拡大平面図である。これらの図では、コンデンサ素子12Cとコンデンサ素子12Dとが示されており、これらの素子が基板14を介してプリント配線基板17上の電極(図示せず)に接続されている。そして、2つのコンデンサ素子12C,12Dが動作する場合、コンデンサ素子12Cとコンデンサ素子12Dとの間のビアホール34には、図中の矢印A(充電時)及び矢印B(放電時)に示すような電流が流れる。
すなわち、図7に示されている基板上面14aにおける電流の流れは、交互する2対の陽極導通路39A及び陰極導通路39Bには、充放電時において互いに逆向きの電流が流れる。つまり、充電時(矢印A参照)を例に説明すると、陽極導通路39Aではビアホール34に向かう方向に電流が流れ、一方陰極導通路39Bではビアホール34から離れる方向に電流が流れる。従って、充放電時に、陽極導通路39Aに流れる電流に起因して発生する磁界と、陰極導通路39Bに流れる電流に起因して発生する磁界とは互いに打ち消しあうため、ESLが低減される。
また、図6に示されているX方向に沿う固体電解コンデンサ10の断面における電流の流れも、交互する2対の陰極ビアホール34と陽極ビアホール34には、充放電時において互いに逆向きの電流が流れる。つまり、充電時(矢印A参照)を例に説明すると、陰極ビアホール34ではプリント配線基板17に向かう下方向に電流が流れ、一方陽極ビアホール34ではプリント配線基板17から離れる上方向に電流が流れる。従って、充放電時に、陽極ビアホール34に流れる電流に起因して発生する磁界と、陰極ビアホール34に流れる電流に起因して発生する磁界とは互いに打ち消しあうため、ESLが低減される。なお以上では、コンデンサ素子12Cとコンデンサ素子12Dとの間に位置する、陽極導通路39A、陰極導通路39B及びビアホール34について説明したが、これらと同様の配置関係を有する、コンデンサ素子12Aとコンデンサ素子12Bとの間に位置する、陽極導通路39A、陰極導通路39B及びビアホール34についても同様に、低ESL化に寄与していることはいうまでもない。
つまり、固体電解コンデンサ10においては、並列する陽極導通路39A及び陰極導通路39Bからなる導通路対39A,39Bにより、基板14の上面14aにおいてESLの低減が実現されている。また、固体電解コンデンサ10においては、X方向に並列する陽極ビアホール34及び陰極ビアホール34からなるビアホール対により、基板14の厚さ方向においてESLを低減する構造となっている。従って、固体電解コンデンサ10が搭載されるプリント配線基板の高周波対応が実現されると共に、電流容量の増加、発熱量の抑制が図られる。また、固体電解コンデンサ10を、電源の一次側や二次側の比較的大きな電流が流れる回路へ適用することが可能となる。
また、上述したように、予めリード配線30が印刷された基板14を用意しておくことにより、コンデンサ素子12を基板14上に搭載するだけで、陽極導通路39Aと各陽極との接続及び陰極導通路39Bと各陰極との接続を容易におこなうことができる。
さらに、固体電解コンデンサ10は、一面14b内に多数の端子が設置されているため、CPU等の半導体の直下に配置して該半導体と電気的に接続することにより、導通経路を大幅に短縮することができるため、デカップリング効果が改善される。
なお、上述した実施形態では、導通路39が配置されている場所にビアホール34が形成されている態様を示したが、このビアホール34が形成されていない態様であってもよい。この場合、例えば、コンデンサ素子12Cとコンデンサ素子12Dとは直列接続となる。この場合には、素子載置領域13の縁部のうち、基板14の端部に近い縁部13aに沿って並んでいるビアホール34の組に、所定の入力電圧(例えば、パルス入力電圧)を印加して、両コンデンサ素子12C,12D間の導通路34に電流を流す(電子を移動させる)ことにより、陽極導通路39Aと陰極導通路39Bとには互いに逆向きの電流が流れるので、やはりESLが低減されることとなる。
実施態様にかかる固体電解コンデンサを、以下のようにして、作製した。
(コンデンサ素子の作製)
まず、粗面化処理が施され、酸化アルミニウム皮膜が形成されている厚さ100μmで、150μF/cmの静電容量が得られるアルミニウム箔シートから、アルミニウム陽極電極体を、図3に示したコンデンサ素子12A(コンデンサ素子12C)とコンデンサ素子12B(コンデンサ素子12D)の2種類の形状で、打ち抜き加工により作成した。これらの電極体の面積はいずれも0.6cm2である。
そしてこの電極体の表面のうち、陰極形成領域となる領域だけを残して、それ以外の領域の粗面化構造を押圧処理により破壊した。そして、所定領域(図3の符号12c参照)にシリコン樹脂をスクリーン印刷で塗布してコーティングした。その後、陽極電極部(図3の符号12b参照)のうち、片側の陽極電極部にのみ、紫外線硬化型レジストを塗布してコーティングした。
このようにして得られた電極体を、酸化アルミニウム皮膜が形成され、粗面化処理が施されているアルミニウム箔が完全に浸漬されるように、3重量%の濃度で、6.0のpHに調整されたアジピン酸アンモニウム水溶液中にセットした。この際、レジストによってコーティングされた陽極電極部は水溶液中に浸され、またコーティングされていない側の陽極電極部の一部も、アジピン酸アンモニウム水溶液中に浸された。
次いで、電極体のレジスト処理されておらず、粗面化構造が破壊された陽極電極部側を陽極とし、上記水溶液中に浸漬されている電極体を、化成電流密度が50〜100mA/cm2、化成電圧が12Vの条件下で酸化させ、電極体の切断部端面に酸化アルミニウム皮膜を形成した。
その後、電極体を上記水溶液から引き上げ、粗面化処理が施されているアルミニウム箔の表面(陰極形成領域)上に、化学酸化重合によって、ポリピロールからなる固体高分子電解質層を形成した。より具体的に説明すると、ポリピロールからなる固体高分子電解質層は、粗面化処理が施され、酸化アルミニウム皮膜が形成されたアルミニウム箔部分のみに含浸するように、精製した0.1mol/lのピロールモノマー、0.1mol/lのアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム及び0.05mol/lの硫酸鉄(III)を含むエタノール水混合溶液セル中にセットし、30分間にわたって攪拌して化学酸化重合を進行させ、同じ操作を3回にわたって繰り返すことにより生成した。その結果、最大厚さが約10μmの固体高分子電解質層が形成された。
さらに、こうして得られた固体高分子電解質層の表面にカーボンペーストを塗布し、さらに、カーボンペーストの表面に銀ペーストを塗布して、陰極電極を形成した。カーボンペースト及び銀ペーストからなるペースト層を形成した後、上述したレジスト層を有機溶媒で溶解してレジストを除去し、粗面化処理が施されていない陽極電極部を露出させた。以上の処理によって、上述した2種類4個のコンデンサ素子を作製した。
(基板の作製)
一方、厚さ36μmのCu配線パターンとランド電極が各面に形成され、厚さ0.2mmで、12.0mm×9.0mmのサイズを有するガラスクロス含有耐熱性エポキシ樹脂基板(図1の基板14に相当)を以下のようにして準備した。以下、説明の便宜上、このガラスクロス含有耐熱性エポキシ樹脂基板を「FR4基板」と称す。
表裏面に厚さ36μmの銅箔が積層されたFR4基板を、110mm×90mmの寸法に加工した。そして、FR4基板の一方面の銅箔上に配線パターンに対応するレジストを形成した。この配線パターンは、リード配線パターン(図3のリード配線30参照)であり、12.0mm×9.0mmの所定領域(素子群搭載領域)内に上述した2種類4個のコンデンサ素子が収容されるようなパターンである。なお、FR4基板上に、素子群搭載領域を25個設け、そのそれぞれに上記配線パターンを形成した。また、FR4基板の他方面には、上記リード配線パターンと位置ずれしないように、ランド電極パターン(図3のランド電極32参照)に対応するレジスト膜を形成した。その後、公知の方法を用いて銅箔を化学的にエッチングし、所定の配線パターンを形成した。
続いて、FR4基板の一方面のリード配線パターンと、他方面のランド電極パターンとを、所定位置に配した32本のビアホール(0.2mm径、図3の符号34参照)を用いて電気的に接続した。すなわち、ビアホールによって、FR4基板の一方面の16個の陽極リード配線(図3の陽極リード配線30A参照)と、他方面の16個の陽極ランド電極(図3の陽極ランド電極32A参照)とを接続した。また、ビアホールによって、FR4基板の一方面の4個の陰極リード配線(図3の陰極リード配線30B参照)と、他方面の16個の陰極ランド電極(図3の陰極ランド電極32B参照)とを接続した。なお適宜、ビアホール内壁部分及び銅箔パターン部分に無電解メッキによってニッケルメッキ(3μm)及び金メッキ(厚さ0.08μm)を施し、リード配線パターンとランド電極パターンとのより確実な導通を図った。
(コンデンサ素子の基板上への実装)
上述した配線パターンが形成された各素子群搭載領域に、4つのコンデンサ素子を搭載した。その際、各コンデンサ素子の4つの各陽極電極部と、素子群搭載領域の各陽極リード配線とが重なり合うようにした。また、対面する各コンデンサ素子の陰極形成領域と陰極リード配線とを銀系のエポキシ導電性接着剤で接着し、コンデンサ素子と陰極リード配線とを電気的に接続した。なお、各コンデンサ素子の各陽極電極部の端部と、対応する陽極リード配線とをNEC製YAGレーザスポット溶接機で溶接し、各コンデンサ素子の各陽極電極部と陽極リード配線とを電気的に接続した。
(外装、加工及び評価)
その後、FR4基板上のコンデンサ素子を封止するために、樹脂厚みが1.0mmであるエポキシ樹脂モールド(図1の符号16参照)を真空印刷方法により形成した。そして、エポキシ樹脂モールドを上にし、12.0mm×9.0mmの寸法で切断して、チップ化した。これを洗浄した後、図1に示したようなディスクリートタイプの固体電解コンデンサ#1を得た。その後、既知の方法にて、固体電解コンデンサに一定の電圧を印加して、エージング処理を行い、漏れ電流を十分に低減させた。
こうして得られた固体電解コンデンサ#1について、その電気的特性を評価した。具体的には、固体電解コンデンサ#1を所定の評価用基板に半田固定し、アジレントテクノロジー社製インピーダンスアナライザー4194A、ネットワークアナライザー8753Dを用いて、静電容量およびS21特性を測定した。また、得られたS21特性に基づいて等価回路シミュレーションをおこない、静電容量、ESR値及びESL値を求めた。その結果を下記表1に示す。この表1は、固体電解コンデンサ#1に内蔵されている4つの各電解コンデンサ素子(#1−A、#1−B、#1−C、#1−D)の特性を示した表である。
Figure 0004071185
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、基板上に配置されるコンデンサ素子の数の数は、4つに限定されず、2つや3つ、5つ以上であってもよい。また、コンデンサ素子の形状は、適宜多端子型の種々の素子形状に変更することができる。さらに、コンデンサ素子の基体は、アルミニウムに限定されず、その他の弁金属基体を利用してもよい。さらに、中空のビアホールは、適宜中実のビアに変更することができる。
また、上述したコンデンサ素子においては、蓄電部の対向する2端部からそれぞれ2組の電極(陽極及び電極)が引き出される構造を有しているが、例えば、四角形状のコンデンサ素子の4端部からそれぞれ1組以上の電極が引き出される構造や、コンデンサ素子の少なくとも一端部から1組以上の電極が引き出される構造であってもよい。コンデンサ素子がこのような構造を有する場合、互いに隣り合う電極リードを流れる電流に起因する磁場が相殺されるため、固体電解コンデンサの低ESL化が図られる。
本発明の実施形態に係る固体電解コンデンサの概略斜視図である。 図1に示した各コンデンサ素子の要部を示す模式断面図である。 図1の固体電解コンデンサの要部を示した分解斜視図である。 コンデンサ素子に陽極酸化処理を施している状態を示す図である。 図1に示した固体電解コンデンサのV−V線断面図である。 図1に示した固体電解コンデンサのVI−VI線断面図である。 図1の固体電解コンデンサの要部拡大平面図である。
符号の説明
10…固体電解コンデンサ、12…コンデンサ素子、14…基板、34…ビアホール、39…導通路、39A…陽極導通路、39B…陰極導通路。

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の一方面に並設された複数の固定電解コンデンサ素子と、
    隣り合う前記固体電解コンデンサ素子の陽極同士を接続する陽極導通路と、前記隣り合う固体電解コンデンサ素子の陰極同士を接続する陰極導通路とを有する略平行な導通路対と
    前記陽極導通路における前記陽極同士の間と前記陰極導通路における前記陰極同士の間とにそれぞれ形成された第1の端子対と、
    前記第1の端子対に対応するように前記基板の他方面に形成された第2の端子対と、を備え、
    前記第1の端子対と前記第2の端子対とは、前記基板の厚さ方向に貫設された貫設導通路対によってそれぞれ接続されている、固体電解コンデンサ。
  2. 前記導通路対は、前記基板の一方面上に印刷されたリード配線で構成されている、請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 前記固体電解コンデンサ素子は、四角形状の蓄電部と、この蓄電部の対向する2辺から外方に突出する前記陽極電極部とを有し、
    前記陽極電極部と前記陽極導通路とが電気的に接続されている、請求項1又は2に記載の固体電解コンデンサ。
  4. 前記隣り合う固体電解コンデンサ素子は、前記陽極電極部同士が対向するように前記基板上に配置されている、請求項に記載の固体電解コンデンサ。
  5. 前記導通路対は、前記基板の一方面上に形成されている、請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
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