JP4071011B2 - ゴルフゲームを実行制御するプログラム及び、このプログラムを実行するゲーム装置 - Google Patents

ゴルフゲームを実行制御するプログラム及び、このプログラムを実行するゲーム装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置で実行されるゴルフゲームの実行を制御するプログラムに関する。特に情報処理装置としてのゲーム装置において、ゴルフプレイを模擬したゲームを実行する際に、実際のゴルフを行う場合と同様の感覚での操作を可能とするゴルフゲームプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理装置としてのゲーム装置において、ゴルフプレイを模擬したゲームの実行を遊戯者に行わせる装置は、これまで種々開発されてきた。
【0003】
かかるゴルフゲームにおいて、これまで汎用的な機能を有する入力装置即ち、入力確定のための指示入力キーボタン、方向指示のための十字キー等が用いられて来た。
【0004】
そして、これらの入力キーを用いて予め所定の設定をした状態で、ゴルフボールのショットを遊戯者に判断させるものであった。
【0005】
しかるに実際のゴルフプレイにおいては、ゴルフボールのショットの際には、事前に把握したコースの地形状況を判断して、ショットにおける方向及び、強さを加減することが要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、上記に鑑みて実際のゴルフプレイを実施する際と同様の感覚を遊戯者に与え得るゴルフゲームの実行を制御するプログラム及び、このプログラムを実行する情報処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達する本発明の第1の態様は、情報処理装置においてゴルフを模擬するゲームの実行を制御するプログラムであって、遊戯者により入力手段を用いて設定されるゴルフボールの打ち出し強さと操作角度を制御手段に検出させ、前記遊戯者により入力手段を用いて設定されるゴルフボール打ち出しの際の前記ゴルフボールの打ち出し操作量と打ち出し角度とを前記制御手段に検出させ、さらに前記制御手段に、前記検出されるボール打ち出し強さに相当するボールの飛距離に対し、前記ボール打ち出しの際の打ち出し操作量に応じて所定距離を増減補正させ、且つ前記遊戯者により入力手段を用いて設定された操作角度とボール打ち出しの際の打ち出し角度に基づきボールの飛行モードを決定させる
ことを特徴とする。
【0008】
上記の課題を達する本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記遊戯者により設定されるボール打ち出し強さは、前記入力手段により−Y方向のアナログ値の大きさで与えられ、前記ボール打ち出しの際の打ち出し操作量は、前記入力手段により+Y方向のアナログ値の大きさで与えられ、前記遊戯者により設定される操作角度と打ち出し角度は、前記入力手段によりそれぞれ+X方向又は−X方のアナログ値の大きさで与えられ、前記制御手段により増減補正させる所定距離は、前記−Y方向のアナログ値の絶対値量に対する前記+Y方向のアナログ値の大きさ割合で決定されるように制御することを特徴とする。
【0009】
上記の課題を達する本発明の第3の態様は、第2の態様において、さらに、前記遊戯者によるボール打ち出しの際の打ち出し操作量が与えられてから所定時間内に、+Y方向もしくは−Y方向の追加の操作量を前記入力手段により入力可能とすることを特徴とする。
【0010】
上記の課題を達する本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記+Y方向の追加の操作量が入力されるとき、前記ゴルフボールが着地された位置で前記ゴルフボールに+Y方向への前記追加の操作量に対応する回転を与え、前記−Y方向の追加の操作量が入力されるとき、前記ゴルフボールが着地された位置で前記ゴルフボールに−Y方向への前記追加の操作量に対応する回転を与えるように制御することを特徴とする。
【0011】
上記の課題を達する本発明の第5の態様は、第1の態様において、前記飛行モードは、前記ゴルフボールが右方向に飛行するスライスボール又は、前記ゴルフボールが左方向に飛行するフックボールを含むことを特徴とする。
【0012】
上記の課題を達する本発明の第6の態様は、情報処理装置においてゴルフを模擬するゲームの実行を制御するプログラムであって、前記ゲーム中に仮想3次元座標空間におけるゴルフコースを、前記仮想3次元座標空間内に置かれたカメラ視点を原点として画像処理回路に、前記ゴルフコースを二次元平面に透視変換させ、前記透視変換により得られる二次元座標の画像をモニタに表示させ、遊戯者により入力手段により入力されるカメラ移動制御信号に基づいて、制御主段により前記カメラ視点を前記仮想3次元座標空間において、高さ方向又は前方方向に移動させ、更に移動された位置で前記カメラの視線方向を回転可能に制御させることを特徴とする。
【0013】
上記の課題を達する本発明の第7の態様は、仮想3次元空間に視点とオブジェクトを設定し、前記視点から見たオブジェクトの画像を生成するプログラムであって、制御手段に対し、第1の操作手段から入力された第1の操作信号を検出し、前記第1の操作信号を検出している間は視点位置を連続して変更させ、第2の操作手段から入力される第2の操作信号を検出したときに、前記視点位置を固定し、前記第2の操作信号に基づく操作量に応じて視線方向を連続して変更するように制御することを特徴とする。
【0014】
上記の課題を達する本発明の第8の態様は、仮想3次元空間に視点とオブジェクトを設定し、前記視点から見たオブジェクトの画像を生成するプログラムであって、制御手段に対し、第1の操作手段から入力された第1の操作信号を検出し、前記第1の操作信号を検出している間は視点位置を連続して変更させ、第2の操作手段から入力される第2の操作信号を検出したときに、前記視点位置を固定し、前記第2の操作信号に基づく操作量に応じて、視点と注視点の距離がほぼ一定となるように注視点を固定したまま前記視点位置を連続して変更するように制御することを特徴とする。
【0015】
上記の課題を達する本発明の第9の態様は、情報処理装置においてボールを扱うスポーツを模擬するゲームの実行を制御するプログラムであって、画像処理手段により地形と、前記地形に形成され、離間した位置から回転走行されるボールを受けるカップを画像表示させ、さらに前記画像表示される地形に、異なる濃さのテクスチャを張り付けて前記地形の高さを表示させることを特徴とする。
【0016】
上記の課題を達する本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記ボールスポーツ模擬ゲームは、ゴルフを模擬するゲームであって、前記ボールは、ゴルフボールであり、更に、前記地形はグリーンの地形であり、ゴルフボールを受けるカップ位置と前記ゴルフボールの位置の高さを前記カップ位置近傍に表示するように制御することを特徴とする。
【0017】
上記の課題を達する本発明の第11の態様は、情報処理装置であって、ゴルフを模擬するゲームの実行を制御するプログラムを格納する記憶装置と、遊戯者によりゴルフボールの打ち出し強さと操作角度の設定及び、ゴルフボール打ち出しの際の前記ゴルフボールの打ち出し操作量と打ち出し角度の設定を行うための入力手段と、前記記憶装置に格納されたプログラムに従い、前記遊戯者により入力手段を用いて設定されるゴルフボール打ち出しの際の前記ゴルフボールの打ち出し操作量と打ち出し角度を検出し、前記検出されるゴルフボール打ち出し強さに相当するゴルフボールの飛距離に対し、前記ゴルフボール打ち出しの際の打ち出し操作量に応じて所定距離を増減補正し、且つ前記遊戯者により入力手段を用いて設定された操作角度とゴルフボール打ち出しの際の打ち出し角度に基づきゴルフボールの飛行モードを決定する処理を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】
上記の課題を達する本発明の第12の態様は、第11の態様において、前記入力手段にトラックボールを備え、前記トラックボールにより前記ゴルフボールの打ち出し強さと操作角度及び、ボール打ち出しの際の打ち出し操作量と打ち出し角度が、アナログ値として入力されることを特徴とする。
【0019】
本発明の特徴は更に以下に図面に従い説明される発明の実施の形態から明らかになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の適用される情報処理装置の構成例ブロック図である。図1において、情報処理装置は、本発明のプログラムやプログラム実行のためのプログラムに付属するデータが格納されたプログラムデータ記憶装置又は記録媒体(光ディスク及び光ディスクドライブを含む)1を有する。
【0021】
さらに、情報処理装置において、制御手段としてのCPU2は、プログラムの実行における、全体システムの制御及び画像表示のための座標計算等を行う。
【0022】
システムメモリ3には、CPU2が処理を行うのに必要な本発明のプログラムやこれに付属するデータが前記プログラムデータ記憶装置または記憶媒体1から読み出されて一時格納される。ブート(BOOT)ROM20には、情報処理装置を起動させるときに必要な起動プログラムが格納されている。
【0023】
さらに、バスアービタ40は情報処理装置の各ブロックや外部に接続される機器とのプログラムデータの流れを制御する。レンダリングプロセッサ41は、プログラムデータ記憶装置または記憶媒体1から読み出した映像(MOVIE)データを再生したり、遊戯者の操作やゲーム進行に応じて画像表示のための画像を生成する。
【0024】
レンダリングプロセッサ41が画像生成を行うのに必要なグラフィックデータ等は、グラフィックメモリ5に格納される。プログラムデータ記憶装置または記憶媒体1から読み出した音楽データを再生したり、遊戯者の操作やゲーム進行に応じて効果音や音声の生成は、サウンドプロセッサ7により行われる。効果音や音声を生成するために必要なサウンドデータ等は、サウンドメモリ70に格納される。
【0025】
バスアービタ40には、情報処理装置内の機能構成部分や装置外部に接続される機器を制御するための情報を出力するデジタル入力ボタンキーや、ジョイスティックあるいはトラックボール等のアナログ入力手段を有するコントローラ8が接続される。コントローラ8を用いて行われる遊戯者による操作情報に対応して、デジタル信号及びアナログ信号が入力される。
【0026】
情報処理装置は、コントローラ8から入力された遊戯者による操作情報を、システムメモリ3内に格納される本発明に従うプログラムにより、制御手段としてのCPU2を制御する際のパラメータとして利用する。そして、レンダリングプロセッサ41やサウンドプロセッサ7に対して操作者の操作を反映した画像処理や音声処理を行わせ、表示手段であるディスプレーモニタ6やスピーカ71に画像や音声を出力させる。
【0027】
なお、上記の情報処理装置は、テレビゲーム装置やパーソナルコンピュータ及びワークステーション、画像表示機能を持った電話機や通信装置、或いは通信機能や情報処理機能を持った画像表示装置であっても、本発明の適用が妨げられるものではない。
【0028】
ここで、上記情報処理装置において実行される本発明に従うプログラムをゴルフや野球等のスポーツを模擬するゲームの実行を制御するゲームプログラムとして想定すると、前記プログラムには、ゴルフや野球等のスポーツを模擬するゲームの実行を制御するプログラムデータとともに、ゴルファー、ピッチャー、バッター等の人物像、及び背景像のキャラクタ表示像データが含まれている。
【0029】
ここで、キャラクタ表示像は、仮想三次元空間における座標を頂点データに有する複数のポリゴンで構成される。したがって、キャラクタ表示像データは、キャラクタを構成する複数のポリゴンの頂点データを意味する。
【0030】
上記のバスアービタ40及びレンダリングプロセッサ41は、DSP(デジタルシグナル・プロセッサ)4として一体に構成可能であり、ゲームの実行を制御するプログラムデータに従って、3次元座標を有する表示像データの座標変換機能とキャラクタ表示像を構成するポリゴンにテキスチャデータの張り付けを実行する画像処理手段としての機能を有している。
【0031】
前記の表示像データの座標変換機能において、ワールド座標を有する表示像データが三次元視点座標に変換され、次いで二次元座標に透視変換される。三次元視点座標において、テキスチャデータが張り付けられ、ついで、二次元座標に透視変換される表示像データは、グラフィックメモリ5に送られ、順次読み出されビデオ信号に変換されてディスプレイモニタ6に画像として表示される。
【0032】
さらに、ゲームの実行を制御するプログラムデータに基づき、前記画像表示に同期して、デジタル音声信号がサウンドプロセッサ7で処理されてアナログ音声信号に変換され、スピーカ71に音声として発音表示される。
【0033】
次に、上記のような情報処理装置のプログラムデータ記憶装置又は記録媒体1に格納される本発明に従うプログラムを、スポーツを模擬したゲームを実行するゲームプログラムとし、そのプログラムによる制御の実施の形態を以下に説明する。
【0034】
図2は、ゴルフを模擬するゲームプログラムを実行する図1に示す情報処理装置に付属する図示しない制御卓に備えられるコントローラ8の一例である。
【0035】
コントローラ8は、トラックボールA、スタートボタンSTR、ショット方向調整ボタンBR,BL、及びカメラ位置移動ボタンC1,C2を有する。
【0036】
トラックボールAは、図3に示すように、球形のボールであって、これを回転することにより、その回転された方向及び回転量に対応するX,Y軸に沿って±X、±Yの大きさのアナログ信号を入力する周知の機構を有する。また、トラックボールAの代わりに図4に示すような周知の十字キーを用いて、押下している方向及び時間に対応してX,Y軸に沿っての±X、±Yの大きさのアナログ信号を入力するようにする事も可能である。
【0037】
スタートボタンSTRは、入力設定をリセット状態にするボタンキーである。スタートボタンSTRの押下により、入力値設定が解除され、再度の入力が可能になる。
【0038】
ショット方向調整ボタンBR,BLは、遊戯者によりディスプレイモニタ6に表示されるゴルフコースにおいて、遊戯者が操作するゴルフプレイヤーに相当するキャラクタ像の向きとゴルフコースの方向との関係を設定し、ゴルフボールをショット(打ち出し)する方向を左右に調整するためのボタンキーである。
【0039】
ディスプレイモニタ6には、仮想3次元空間で表されるゴルフコースにカメラ視点を配置し、このカメラ視点を原点として二次元平面に投影される画像が表示される。したがって、前記カメラ視点を移動すると、二次元平面に投影されるゴルフコースの画像も変化する。
【0040】
カメラ位置移動ボタンC1が押下されている間、カメラ視点が所定距離だけ前方に移動する。カメラ視点の前方移動により、コースに沿ってホールの方向を確認することが可能である。カメラ位置移動ボタンC1の押下を止めるとカメラ視点が元の位置に復帰する。
【0041】
また、カメラ位置移動ボタンC2が押下されている間、カメラ視点が所定距離だけ上方に移動する。カメラ視点の上方移動により、コースを鳥瞰的に確認することが可能である。カメラ位置移動ボタンC2の押下を止めるとカメラ視点が元の位置に復帰する。
【0042】
さらに、カメラ位置移動ボタンC1または、C2が押下されている間にトラックボールを回転すると、カメラ位置が固定され、前記トラックボールの回転量に応じた角度分、カメラ視点を回転する制御が行われる。
【0043】
上記の様にカメラ位置移動ボタンC1または、C2の操作によりコントローラ8から入力される信号に基づき、カメラ視点の移動及び、カメラ視点の回転に対応するように、DSP(デジタルシグナル・プロセッサ)4において座標変換が行われる。これにより上記の様なカメラ視点の移動、回転に対応する表示画像における変化を与えることが可能である。
【0044】
あるいは、カメラ視点と注視点としてのグリーン101上のホールとの間の距離がほぼ一定となるように注視点を固定したまま前記カメラ視点位置を連続して変更するように制御する場合、グリーン101の周囲を前方向から観察することが可能である。
【0045】
上記の様なプログラムによる制御により遊戯者は、ゴルフコースのレイアウトを、ボールをショットする前に確認することが可能になる。
【0046】
このような、コントローラ8を用いて、遊戯者の操作に対応して、プログラムにより実行が制御されるゴルフゲームが実行される。
【0047】
図5は、ディスプレイモニタ6に表示されるゴルフコースの一例である。図5において、ティーグランド100と、グリーン101が示されている。ゲームの実行の課程で、遊戯者は表示されるコースに適したゴルフクラブを選択する。図5において、遊戯者が選択したゴルフクラブ102が表示されている。ゴルフクラブ102の表示とともに、該当クラブの飛距離能力(200yd)が表示されている。
【0048】
このゴルフクラブの選択入力は、実施例としてトラックボールAを用いて行うことが可能である。すなわち、+X方向または−方向に回転して、入力される±Xの大きさをゴルフクラブの番手に対応させて表示するようにプログラムで設定することが可能である。
【0049】
ついで、遊戯者により表示されたゴルフクラブを用いて、ボールをショットする処理が行われる。遊戯者によるボールのショット処理に対しプログラムによりCPU2において、条件を演算して、ボールの飛行方向(スライス及びフック等の飛行モード)及び飛距離を設定する。
【0050】
図6、図7は、かかるプログラムによるCPU2におけるボールの飛行方向及び飛距離の設定処理手順を示す図である。
【0051】
図6において、まずボール打ち出し強さの設定手順の一例が説明される。初めに−Y方向の操作量を検出する(処理工程P1)。−Y方向の操作量は、遊戯者がトラックボールAを−Y方向に回転した量である。図5において、表示される選択したクラブ102による飛距離能力に対し、遊戯者により設定される前記−Y方向の操作量に対応して、目標とする飛距離が表示される(図5では150ydとして示されている)。
【0052】
選択したクラブ102による飛距離能力に対応する距離まで飛距離を得ようとする時は、目標飛距離表示103の位置が、選択したクラブ102の表示に一致するまでトラックボールAを−Y方向へ回転し、設定する。
【0053】
次に、図6において、−Y方向への操作の際にX方向の操作量が存在したか否かが判断される(処理工程P2)。ここで、X方向の操作量は、目標飛距離設定を行うために図3に示すトラックボールAを−Y方向へ回転操作する際に、Y軸方向と垂直な+Xまたは−X方向成分を有するように回転することにより生じる。
【0054】
図8のA〜Iは、トラックボールAの−Y方向への回転と、その際のX方向の操作量、及び後に言及するボールの打ち出し方向を説明する図である。ここで、図8A〜図8Iの各々において示される楕円形は、トラックボールAを表す。
【0055】
図8A〜図8Iにおいて、矢印200及び300は、それぞれ−Y方向及び+Y方向の回転を表している。また、矢印201は−Y方向と+X方向成分の合成された回転を表し、矢印202は−Y方向と−X方向成分の合成された回転を表している。さらに、矢印301は+Y方向と+X方向成分の合成された回転を表し、矢印302は+Y方向と−X方向成分の合成された回転を表している。
【0056】
例えば、図8Aは、トラックボールAの−Y方向への回転に際し、X方向の操作量がゼロの場合(200)である。図8Bでは、トラックボールAの−Y方向への回転に際し、+X方向の操作量が与えられる場合(201)である。図8Fでは、トラックボールAの−Y方向への回転に際し、−X方向の操作量が与えられる場合(202)である。
【0057】
図6において、処理工程P2でX方向の操作量があると判断されると(処理工程P2,Yes)、X方向の操作量が−であるか+であるかを判断し(処理工程P3)、それぞれに操作量の大きさを検出する(処理工程P4,P5)。
【0058】
この課程で、前記のボールの打ち出し操作量を決める動作としてトラックボールAを+Y方向に回転操作をすると、CPU2においてプログラムに従いスイングしたと判断される(処理工程P6,P7,Yes)。なお、処理工程P2でX方向の操作量がないと判断されると(処理工程P2,No)、X方向への操作量の検出なしに、スイングしたか否かが判断される(処理工程P8)。
【0059】
スイングした場合(処理工程P6,P7,P8,Yes)、スイング量即ち、+Y方向への操作量を検出する(処理工程P9)。ついで、検出されたスイング量と先に処理工程P1で検出した−Y方向の操作量からCPU2において飛距離を演算する(処理工程P10)。
【0060】
この飛距離は次のように演算される。すなわち、図5に示したように−Y方向の操作量で目標飛距離表示103が設定される。これに対しP9で検出されるスイング量の大きさにより、実施例として図9に示すように目標飛距離表示103の5%内において、距離が調整されて飛距離が決定される。
【0061】
さらに、図6において、スイングの際にX方向の操作量があるか否かが判断される(処理工程P11)。X方向の操作量がある場合、更に操作量が−X方向か、+方向かが判断され(処理工程P12)、それぞれの操作量が求められる(処理工程P13,P14)。
【0062】
ここで、スイング時のX方向の操作量は、図8に示すようにスイングの方向が真直な方向300に対し、方向301あるいは方向302に向くことにより+Xあるいは、−X方向の操作量が生じる。
【0063】
さらに図7に続き、処理工程P4又はP5で検出される−X又は+X方向の操作量と処理工程P11で判断されるX方向の操作量0を合成する(処理工程P15)。この場合の状態は、図8において、図8A、図8B、図8Fが相当する。
【0064】
また、処理工程P4又はP5で検出される−X又は+X方向の操作量と処理工程P13で検出される−X方向の操作量を合成する(処理工程P16)。この場合の状態は、図8において、図8G、図8H、図8Iが相当する。
【0065】
さらに、処理工程P4又はP5の−X又は+X方向の操作量と処理工程P14で検出される+X方向の操作量を合成する(処理工程P17)。この場合の状態は、図8において、図8C、図8D、図8Eが相当する。
【0066】
さらに、処理工程P15、P16,P17のそれぞれで得られたX方向の合成値で、処理工程P10で決定される飛距離に対する飛行モードが修正される(処理工程P18)。
【0067】
具体的には、図8に示す例で説明すると、図8Gではフックショット(左カーブ)、図8Dでは右方向へのショット、図8Cでは右方向へスライスショット(右カーブ)等の飛行モードとなる。
【0068】
さらに、図7において、スイング時点から所定時間内にバックスピン又はトップスピンの操作がなされたか否かを判断する(処理工程P19)。図3に示すトラックボールAを−Y方向に追加的に回転することによりバックスピン操作が行われる(処理工程P19,Yes1)。反対に、トラックボールAを+Y方向に追加的に回転することによりトップスピン操作が行われる(処理工程P19,Yes12)。
【0069】
バックスピン操作が行われると(処理工程P19,Yes1)、バックスピン操作の操作量が検出される(処理工程P20)。そして、処理工程P20で検出される操作量に応じてボールの着地後に−Y方向の回転が付与され、図10に示すように、バックスピン動作が行われる(処理工程P21)。
【0070】
一方、トップスピン操作が行われると(処理工程P19,Yes2)、トップスピン操作の操作量が検出される(処理工程P22)。そして、処理工程P22で検出される操作量に応じてボールの着地後に+Y方向の回転が付与され、図11に示すように、トップスピン動作が行われる(処理工程P23)。
【0071】
本発明は更にゴルフゲームにおいて、グリーン上の画像表示に特徴を有する。実際のゴルフではパッティング動作の際に、カップ穴に対しグリーンの傾斜度合いを判断することが重要である。
【0072】
図12、図13は、本発明に従うグリーン上の画像表示の一例である。図において、黒丸はボールカップ穴である。画面上の濃淡表示により高低差を表している。図12では、下方から上方に向かって濃く表示されている。濃く表示されるほど、低い状態を示している。したがって、図12の例ではカップに向かって下り坂に傾斜していることが示される。
【0073】
また、図13に示す例では、図面の斜め上方に向かって下り坂に傾斜していることが示される。プログラムにより同じ強さのパッティング動作に対し、傾斜度合いに応じてボールのスピードを異なるように制御する。これにより遊戯者は画面上の濃淡により傾斜度合いを判断しパッティング動作を行うことにより、仮想現実的なパッティング感覚をゲームにおいて得ることが可能である。
【0074】
また、図12,図13では図示省略しているが、遊戯者への情報としてグリーン上のボール位置とカップ位置(図において黒丸で示される)との高低差がカップ近傍に数値表示される。これにより、遊戯者は傾斜度合いをより正確に把握してパッティングの適正な強さを予想することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上実施の形態を図面に従い説明したように、本発明により実際のゴルフを実施する際と同様の感覚を遊戯者に与えうるゲームの実行を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の適用される情報処理装置の構成例ブロック図である。
【図2】 ゴルフを模擬するゲームプログラムを実行制御する情報処理装置に付属される制御卓に備えられるコントローラ8の一例である。
【図3】 トラックボールAを説明する図である。
【図4】 トラックボールAの代わりに十字キーを用いる場合を説明する図である。
【図5】 ディスプレイモニタ6に表示されるゴルフコースの一例である。
【図6】 プログラムによるボールの飛行方向及び飛距離の設定処理手順を示す図(その1)である。
【図7】 プログラムによるボールの飛行方向及び飛距離の設定処理手順を示す図(その2)である。
【図8】 トラックボールAの−Y方向への回転とX方向の操作量、及び後に言及するボールの打ち出し方向を説明する図である。
【図9】 目標飛距離表示103において、距離を調整して飛距離が決定することを説明する図である。
【図10】 バックスピン動作に対する処理を説明する図である。
【図11】 トップスピン動作に対する処理を説明する図である。
【図12】 本発明に従うグリーン上の画像表示の一例である。
【図13】 本発明に従うグリーン上の画像表示の他の一例である。
【符号の説明】
1 プログラムデータ記憶装置または記録媒体
2 CPU
20 ブートROM
3 システムメモリ
4 DSP
5 グラフィックメモリ
6 ディスプレイモニタ
7 サウンドプロセッサ
70 サウンドメモリ
71 スピーカ
8 コントローラ

Claims (4)

  1. 情報処理装置により読取り可能の記憶媒体に記録されるプログラムであって、前記プログラムの実行により前記情報処理装置内の制御手段を、
    遊戯者の操作により±Y方向及び±X方向の操作量を入力する入力手段を用いて設定される,−Y方向の操作量の入力の際に,前記−Y方向の操作量の大きさからゴルフボールが着地するまでの目標飛距離設定値と,±X方向の操作量の大きさから第1の±X方向のスイングの方向を検出する手段と
    前記遊戯者により前記入力手段を用いて設定される,+Y方向の操作量の入力の際に,前記+Y方向の操作量の大きさからスイング量と,±X方向の操作量の大きさから第2の±X方向のスイングの方向を検出する手段と
    前記検出される目標飛距離設定値に対し,前記検出されるスイング量の大きさにより、所定の範囲内で距離を調整して飛距離を決定する手段と,
    前記遊戯者により入力手段を用いて入力された前記−Y方向の操作量の入力の際における前記第1の±X方向のスイングの方向と,前記+Y方向の操作量の入力の際における前記第2の±X方向のスイングの方向を合成して前記ゴルフボールの飛行方向を設定する手段として
    機能させるためのプログラム。
  2. 請求項1において,
    さらに,前記制御手段を、前記遊戯者による前記+Y方向の操作量の入力の時点から所定時間内に,前記入力手段により入力される+Y方向もしくは−Y方向の追加の操作量を検知する手段として機能させ、
    前記検知される前記+Y方向もしくは−Y方向の追加の操作量に対応して前記ゴルフボールが着地した地点から前記+Y方向もしくは−Y方向に回転するトップスピン又はバックスピンを与える手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  3. ゴルフを模擬するゲームの実行を制御するプログラムを格納する記憶装置と,
    遊戯者の操作により±Y方向及び±X方向の操作量を入力する入力手段と,
    前記プログラムにより実行制御される制御手段とを有し,
    前記制御手段は、
    前記プログラムの実行により、遊戯者の操作により±Y方向及び±X方向の操作量を入力する入力手段を用いて設定される,−Y方向の操作量の入力の際に,前記−Y方向の操作量の大きさからゴルフボールが着地するまでの目標飛距離設定値と,±X方向操作量の大きさから第1の±X方向のスイング方向を検出する手段と
    前記遊戯者により前記入力手段を用いて設定される,+Y方向の操作量の入力の際に,前記+Y方向の操作量の大きさからスイング量と,±X方向の操作量の大きさから第2の±X方向のスイング方向を検出する手段と、
    記検出される目標飛距離設定値に対し,前記検出されるスイング量の大きにより、所定の範囲内で距離を調整して飛距離を決定する手段と
    前記遊戯者により入力手段を用いて入力された前記−Y方向の操作量の入力の際における前記第1の±X方向のスイング方向と,前記+Y方向の操作量の入力の際における前記第2の±X方向のスイング方向を合成して前記ゴルフボールの飛行方向を設定する手段、
    とからなることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3において,
    前記入力手段にトラックボールを備え,前記トラックボールにより前記±Y方向及び±X方向の操作量が入力されることを特徴とする情報処理装置。
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