JP4068938B2 - 開繊糸の開繊幅安定化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維強化複合材料の強化材などとして用いる高強度繊維の開繊糸の開繊幅安定化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、FRP(Fiber Reinforced Plastic)などの繊維強化複合材料には、炭素繊維などの有機繊維、またはウィスカなどの金属繊維が強化材として用いられている。特に炭素繊維は、軽量で高強度を有するので、強化材として広く用いられている。特開平7−300739号公報の[従来の技術]欄には、強化材として使用する繊維は、複数の繊維を薄くて幅の広い扁平な状態で使用することが好ましい旨記載されている。
【0003】
複数の繊維束を扁平な状態に広げる処理は開繊と呼ばれている。炭素繊維などの開繊糸を使用して織物を製造する方法や装置については、特許第2983531号公報に開示されている。炭素繊維などの開繊方法や装置については、特許第3049225号公報や特許第3064019号公報に開示されている。これらの特許文献には、炭素繊維束を撓ませながら空気流を作用させて、幅広く薄く広がる状態にする開繊方法が開示されている。特許第3049225号公報では、繊維束に予め付着しているサイジング剤を熱で軟化させ、冷却後に開繊された状態を安定化させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−300739号公報
【特許文献2】
特許第2983531号公報
【特許文献3】
特許第3049225号公報
【特許文献4】
特許第3064019号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
炭素繊維などの開繊糸を使用して織物などを製造する際には、開繊幅が一定に保たれていることが必要である。特に、特許第2983531号公報で開示されているような開繊糸織物の製造方法では、開繊糸自体には幅方向のストレスがかからないように、通常の織機で行われる緯糸に対する杼口での筬打ちを避けて、開繊糸の幅だけ緯糸を広げた状態で送込むようにしている。開繊幅に変動があると、送込むピッチと合わず、織物に局部的な隙間や重なりが生じ、均一な製織状態が得られなくなってしまう。
【0006】
しかし、開繊糸を送込むためには、張力をかけて引張っている状態で取扱う必要がある。開繊糸は張力をかけることで、開繊幅が狭くなってしまう。織物を製造する場合、経糸側にも張力をかける必要がある。製織する際に開繊幅が狭くなると、低目付化が妨げられ、開繊糸を使用する意味が無くなってしまう。開繊幅が狭くなって、繊維束と繊維束との間に隙間ができないようにするために、張力を小さくすると、製織などの加工速度を上げることができなくなってしまう。また開繊糸の取扱いも困難になる。
【0007】
開繊糸に合成樹脂を含浸させて固めることなどで、幅自体を安定化させることは可能である。しかしながら、開繊糸全体を固化させてしまうと、糸としての柔軟性が失われ、織物の製造などの加工に使用することができなくなってしまう。
【0008】
本発明の目的は、開繊糸としての柔軟性などを保持したまま、開繊幅を安定化させることができる開繊糸の開繊幅安定化方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、繊維の束を扁平な形態に広げる開繊処理後に、開繊糸の開繊幅を連続的に安定化させる方法であって、
予め調合される安定化処理液を槽に貯留し、
前記槽中には、開繊糸と接触しながら方向を変える曲面部材を、間隔をあけて複数配置しておき、
開繊処理された開繊糸を、前記複数の曲面部材に順次接触して方向を変えるように、前記槽中に浸漬させ、
前記槽外に引出された開繊糸を、前記安定化処理液の液面から予め定める距離以下の範囲内に設置されるガイドローラに這わせてから、
安定化処理液が付着している開繊糸を乾燥させ、
前記ガイドローラは、相互に接触しながら回転する上下2段のローラからなり、
前記ガイドローラの上流には、前記槽外に引出された開繊糸を前記ガイドローラの下段側ローラに半周以上巻付けられるように案内する出側ローラが設けられ、
前記ガイドローラの下流には、乾燥された開繊糸を引張った状態で巻取機に案内する支持ローラが設けられ、
前記ガイドローラに這わせる開繊糸は、
前記出側ローラを介して下段側のローラに、下側から半周以上巻付けられて上段側のローラとの接触部まで案内され、
前記接触部から上段側のローラに半周以上巻付けられ、
乾燥された後前記支持ローラを介して巻取機に案内されることを特徴とする開繊糸の開繊幅安定化方法である。
【0010】
本発明に従えば、安定化処理液を、複数の曲面部材が間隔をあけて配置される槽に貯留しておく。開繊処理された開繊糸は、安定化処理液に浸漬され、複数の曲面部材に順次接触しながら、安定化処理液中で方向を変えて、液面外に引出される。一般に、開繊糸を液中から引出すと、液の表面張力などの影響で、繊維同士が収束する方向に力が作用し、開繊幅が減少してしまう。安定化処理液の液面から予め定める距離以下の範囲内にはガイドローラが設置され、安定化処理液が付着している開繊糸がガイドローラに這わせられるので、幅の減少が開始される前にガイドローラの表面との接触で開繊幅を保持させることができ、柔軟性を失うことなく、安定化処理液を乾燥させて開繊状態を安定化させることができる。
【0012】
さらに、ガイドローラを上下2段のローラで構成し、安定化処理液の槽から引出した開繊糸を下段側のローラおよび上段側のローラに半周以上ずつ巻付ける。開繊糸が ローラの表面に巻付けられているので、開繊状態を確実に保つことができる。開繊糸が上下のローラの接触部を通る際には、上下のローラ間に挟まれるので、余 分に付着している安定化処理液を絞って減少させることができる。安定化処理液の付着量を減少させ、開繊幅方向について繊維間の付着に必要なだけを残して、 柔軟性を損わないようにすることができる。また、合成樹脂などを含浸させる際に支障が生じないようにすることができる。
【0013】
また本発明で、前記繊維は炭素繊維であり、
前記安定化処理液は、エポキシ樹脂液を水に分散させたエマルジョン液であり、
前記乾燥は、熱風吹きつけによって行うことを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、炭素繊維の開繊糸を、エポキシ樹脂液を水に分散させたエマルジョン液の状態で付着させ、乾燥によって水分を蒸発させて、エポキシ樹脂で炭素繊維間を付着させ、開繊状態を安定化させることができる。開繊状態の安定化と柔軟性の確保とは、エマルジョン液中でのエポキシ液の濃度でも調整することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態としての開繊糸の開繊幅安定化方法の概要を示す。開繊糸1は、浸漬槽2を経てガイドローラ3に這わせられ、熱風ブロワ4からの熱風で乾燥させられる。開繊糸1は、供給ボビン5から供給される。供給ボビン5には、たとえば前述の特許第3049225号公報や特許第3064019号公報に開示されている方法で開繊した状態の開繊糸1が巻付けられている。乾燥させられた開繊糸1は、巻取機6で一定の張力をかけながら巻取られる。
【0016】
浸漬槽2は、予め調合されている安定化処理液10で所定の液位まで満たされている。安定化処理液10の液面下には、第1曲面部材11および第2曲面部材12が間隔をあけて配置される。浸漬槽2の安定化処理液10に浸漬された開繊糸1は、液面から引出された直後にガイドローラ3に這わせられる。ガイドローラ3は、下側ローラ15と上側ローラ16とからなる。供給ボビン5から供給される開繊糸1が安定化処理液10内への浸漬を開始する直前には、入側ローラ17を経て方向を変え、液中に入り込む。液中から引出された開繊糸1は、一旦出側ローラ18に巻付けられて方向を変え、ガイドローラ3の下側ローラ15に向う。ガイドローラ3の上側ローラ16から引出される開繊糸1は、熱風ブロワ4で乾燥させられた後で、支持ローラ19で方向を変え、巻取 機6に向う。なお、開繊糸1は、一旦供給ボビン5に巻取らず、開繊装置から直接供給するようにすることもできる。
【0017】
すなわち本発明では、繊維の束を扁平な形態に広げる開繊処理後に、開繊糸1の開繊幅を連続的に安定化させるために、予め調合される安定化処理液10を浸漬槽2に満たしておく。浸漬槽2中には、開繊糸1と接触しながら方向を変える第1曲面部材11および第2曲面部材12を、間隔をあけて配置しておく。開繊処理された開繊糸1を、第1曲面部材11および第2曲面部材12に順次接触して方向を変えるように、浸漬槽2中に浸漬させ、浸漬槽2外に引出された開繊糸1を、安定化処理液10の液面から予め定める距離以下の範囲内に設置されるガイドローラ3に這わせてから、安定化処理液10が付着している開繊糸1を乾燥させる。開繊処理された開繊糸1は、安定化処理液10に浸漬され、第1曲面部材1および第2曲面部材12に順次接触しながら、安定化処理液10中で方向を変えて、液面外に引出される。
【0018】
一般に、開繊糸1を液中から引出すと、液の表面張力などの影響で、繊維同士が収束する方向に力が作用し、開繊幅が減少してしまう。安定化処理液10の液面から予め定める距離以下の範囲内にはガイドローラ3が設置され、安定化処理液10が付着している開繊糸1がガイドローラ3に這わせられるので、幅の減少が開始される前にガイドローラ3の表面との接触で開繊幅を保持させることができる。柔軟性を失うことなく、安定化処理液10を乾燥させて、開繊糸1の開繊状態を安定化させることができる。
【0019】
図2は、図1に示す開繊糸1が開繊幅の安定化処理を受けるために、連続的に引張られて移動する経路を示す。浸漬槽2内に配置される第1曲面部材および第2曲面部材2は、同一の外径を有する円柱または円筒である。開繊糸1が第1曲面部材11および第2曲面部材12の外周面に沿って引張られる方向を変える際に、繊維束は第1曲面部材11および第2曲面部材12の外周面の軸方向に広がって、開繊幅を維持することができる。第1曲面部材11および第2曲面部材12は回転する必要はなく、図1に示すように、安定化処理剤10中に浸漬される部分に回転などの可動部を有しなくてもよいので、構成を簡略化することができる。また、第1曲面部材11および第2曲面部材12は、開繊糸1と接触する部分だけ曲面が形成されていればよい。さらに、第1曲面部材11および第2曲面部材12との外にも、同様な曲面部材を配置し、より長い時間、開繊糸1が安定化処理液10中に浸漬されるようにすることもできる。
【0020】
浸漬槽2の外部に出る入側ローラ17および出側ローラ18は、図示を省略している軸線方向の両側から、回転自在に回転軸受で支持されている。出側ローラ18は、液面から引出された開繊糸1を引上げ、ガイドローラ3の下側ローラ15に向けて進路を変えさせることができる。
【0021】
ガイドローラ3は、相互に接触しながら回転する上下2段の下側ローラ15および上側ローラ16からなる。ガイドローラ3に這わせる開繊糸1は、下側ローラ11に、下側から半周以上巻付けられて上側ローラ16との接触部まで案内される。開繊糸1は、下側ローラ15と上側ローラ16との接触部から上段側のローラ16へは、半周以上巻付けられる。下側ローラ15および上側ローラ16は、図示を省略している軸線方向の両側から、それぞれ回転自在に回転軸受で支持されている。ガイドローラ3を上下2段の下側ローラ15および上側ローラ16で構成し、安定化処理液10の浸漬槽2から引出した直後に開繊糸1を下側ローラ15および上側ローラ16に半周以上ずつ巻付けるので、安定化処理液10の表面張力などによって開繊糸1の開繊幅が減少する前に、開繊状態を確実に保つことができる。開繊糸1が下側ローラ15と上側ローラ16との接触部を通る際には、上下のローラ間に挟まれるので、余分に付着している安定化処理液10を絞って減少させることができる。安定化処理液10の付着量を減少させ、開繊幅方向について繊維間の付着に必要なだけを残して、柔軟性を損わないようにすることができる。
【0022】
本実施形態では、開繊糸1を炭素繊維の束であり、たとえば直径7μm程度の原糸を12000本程度束ねる12K、および24000本程度束ねる24Kと呼ばれるものを、25mmおよび36mm程度の開繊幅を目標として、それぞれ開繊処理しているものを使用する。安定化処理液10は、たとえばジャパンエポキシレジン社からエピレッツ3520の商品名で提供されている水分散系エポキシ樹脂を、必要濃度に希釈して使用する。この水分散系エポキシ樹脂は、常温では固体であり、融点(m.p.)は65℃程度であるエポキシ樹脂を主成分としている。水分散系エポキシ樹脂を水で、1%ows〜5%ows程度に希釈し、安定化処理液10とする。水分散系エポキシ樹脂としては、他にも市販されているものを使用することができる。安定化処理液10の乾燥は、たとえば200℃程度の熱風吹きつけによって行う。
【0023】
すなわち、炭素繊維の開繊糸1を、水分散系エポキシ樹脂液を水にて希釈した状態で付着させ、乾燥によって水分を蒸発させて、エポキシ樹脂で炭素繊維間を付着させ、開繊状態を安定化させることができる。
【0024】
以上のような方法で、安定化処理を行うと、図1の入側ローラ17、出側ローラ18、上側ローラ16、および支持ローラ19の位置で、それぞれ開繊幅が次の表1に示すように得られている。入側ローラ17の位置では、安定化処理液10に浸漬する前の開繊幅が測定される。出側ローラ18の位置では、安定化処理液10から出た直後の開繊幅が測定される。上側ローラ16の位置では、ガイドローラ3によって安定化処理液10が絞られた後の開繊幅が測定される。支持ローラ19の位置では、乾燥後の開繊幅が測定される。
【0025】
【表1】
【0026】
以上の説明では、開繊糸1として炭素繊維によるものについて説明しているけれども、ポリアラミド繊維などの他の有機繊維や、ガラス繊維、金属繊維などのなどの無機繊維についても、同様に本発明を適用することができる。また開繊系1は複数本を幅方向に間隔をあけて並べるような状態で安定化処理を施すことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、開繊処理された開繊糸を、安定化処理液に浸漬しながら、複数の曲面部材に順次接触させて方向を変え、液面外に引出し、予め定める距離以下の範囲内に設置されるガイドローラに這わせる。安定化処理液外に開繊糸を引出して、幅の減少が開始される前にガイドローラの表面との接触で開繊幅を保持させることができ、柔軟性を失うことなく、安定化処理液を乾燥させて開繊状態を安定化させることができる。
【0028】
また本発明によれば、安定化処理液の槽から引出した開繊糸を上下2段のローラにそれぞれ半周以上ずつ巻付け、開繊糸が上下のローラの接触部を通る際に、余分に付着している安定化処理液を絞って減少させることができる。安定化処理液の付着量を減少させ、開繊幅方向について繊維間の付着に必要なだけを残して、柔軟性を損わないようにすることができる。た、合成樹脂などを含浸させる際に支障が生じないようにすることができる。
【0029】
また本発明によれば、炭素繊維の開繊糸を、エポキシ樹脂液を水に分散させたエマルジョン液の状態で付着させ、乾燥させて、開繊状態を安定化させることができる。エマルジョン液中でのエポキシ液の濃度で、柔軟性も調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である開繊糸の開繊幅安定化方法の概要を示す簡略化した側面断面図である。
【図2】図1の浸漬槽2およびガイドローラ3付近での開繊糸1の経路を示す簡略化した側面断面図である。
【符号の説明】
1 開繊糸
2 浸漬槽
3 ガイドローラ
4 熱風ブロワ
5 供給ボビン
6 巻取機
10 安定化処理液
11 第1曲面部材
12 第2曲面部材
15 下側ローラ
16 上側ローラ
17 入側ローラ
18 出側ローラ
19 支持ローラ
Claims (2)
- 繊維の束を扁平な形態に広げる開繊処理後に、開繊糸の開繊幅を連続的に安定化させる方法であって、
予め調合される安定化処理液を槽に貯留し、
前記槽中には、開繊糸と接触しながら方向を変える曲面部材を、間隔をあけて複数配置しておき、
開繊処理された開繊糸を、前記複数の曲面部材に順次接触して方向を変えるように、前記槽中に浸漬させ、
前記槽外に引出された開繊糸を、前記安定化処理液の液面から予め定める距離以下の範囲内に設置されるガイドローラに這わせてから、
安定化処理液が付着している開繊糸を乾燥させ、
前記ガイドローラは、相互に接触しながら回転する上下2段のローラからなり、
前記ガイドローラの上流には、前記槽外に引出された開繊糸を前記ガイドローラの下段側ローラに半周以上巻付けられるように案内する出側ローラが設けられ、
前記ガイドローラの下流には、乾燥された開繊糸を引張った状態で巻取機に案内する支持ローラが設けられ、
前記ガイドローラに這わせる開繊糸は、
前記出側ローラを介して下段側のローラに、下側から半周以上巻付けられて上段側のローラとの接触部まで案内され、
前記接触部から上段側のローラに半周以上巻付けられ、
乾燥された後前記支持ローラを介して巻取機に案内されることを特徴とする開繊糸の開繊幅安定化方法。 - 前記繊維は炭素繊維であり、
前記安定化処理液は、エポキシ樹脂液を水に分散させたエマルジョン液であり、
前記乾燥は、熱風吹きつけによって行うことを特徴とする請求項1記載の開繊糸の開繊幅安定化方法。
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