JP4068735B2 - 網制御ユニット切替制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報センタから警報信号を受信し、また、情報をリクエストして情報センタから所望の情報を得る為に回線を切り替える網制御ユニット切替制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
河川の水位、降雨量等の情報のリクエスト(送信要求)を目的とする防災端末装置において、情報センタから電話回線を介して送られてくる情報信号を受信して、その情報を表示する機能の他、警報信号の受信機能を搭載したものがある。このような防災端末装置は、警報発生時に情報センタからの電話呼び出しの着信を受ける警報網制御ユニット(以下、警報NCUという)と、受信された警報信号を検出する警報信号検出回路および受信された該当信号の表示回路と、電話回線を介して情報センタに情報リクエストをして所望の情報を得る為のダイヤル接続機能を有する網制御ユニット(以下、NCUという)と、情報信号を変復調する変復調ユニット(以下、モデムという)とを有している。
【0003】
防災端末装置において、警報信号とは、河川の水位・降雨状況から情報センタが判定して発令する段階的な信号であり、発令時には、警報信号を必ず受信し、その受信状況の表示を行う必要がある。また、発令される信号は、情報センタからの一方向的な通信方式となっている。従って、警報NCUは、通常は着信可能な回路構成、すなわち、電話回線と警報NCUとが接続された状態にある。
【0004】
しかし、1つの電話回線のみを使用する場合は、警報受信と情報リクエストとを同時にはできない為、警報信号を受信する警報NCUと、情報リクエストをするNCUとを切り替えて接続する方式となる。この場合、通常は警報NCUに電話回線が接続されるが、情報リクエストをするときには、警報受信が行われていないことを確認してから電話回線をNCUに接続している。このとき、情報の受信中に警報信号を受信することは不可能となるが、情報センタは提供するリクエストされた情報ともに警報が発令されたことを示す情報を送信し、防災端末装置は警報発令のテロップを表示する等の方法で警報発令を知らせている。
【0005】
一方、最近では防災情報のきめ細かい収集の為に、特定の情報センタからの情報受信のみならず関連情報センタから広く情報収集が行われるようになってきている。しかしながら、各関連情報センタはそれぞれ独自に運営されている為に従来の情報センタと最近の情報センタとでは接続方法や通信方式が異なっているのが現状である。この為、警報信号を発令する情報センタに対応したNCUとモデムの他に、関連情報センタに対応したNCUとモデムが必要となり、接続毎に回線接続を手動で切り替えるか、電話回線とモジュラジャックとを繋ぎ替えるか、あるいは別の端末と電話回線を用意して情報を入手している。
【0006】
このような従来技術に係る網制御ユニット切替制御装置10を、図2に示す。
【0007】
この網制御ユニット切替制御装置10は、警報受信の際には情報センタ12から電話回線網14を介して電話回線16に接続され、呼出音信号が回線切替回路18に入力される。回線切替回路18は、切替制御回路として機能する切替判定回路20からの切替制御信号がないときには、電話回線16と警報信号用接続端子22とを接続している。この為、回線切替回路18に入力された呼出音信号は、警報信号用接続端子22を経由して警報NCU24に入力される。警報NCU24に信号が入力されると呼出音検出回路26で呼出音信号を検出し、直流閉結回路28を閉じてオフフックする。このようにして警報信号受信装置30と情報センタ12とが接続され、警報信号用直流検出回路32はこの接続を検出して切替判定回路20にこれを示す信号を出力する。警報信号受信装置30に警報信号が入力されると、警報信号検出回路34によって警報信号が検出され、警報表示LED36が点灯される。
【0008】
一方、防災情報端末である情報端末装置38を使用して情報センタ12から降雨量等の情報を得るときには、情報端末装置38の端末受信判定回路40から切替判定回路20に接続要求信号を送信する。切替判定回路20は警報信号用直流検出回路32からの信号により、警報NCU24がオンフックである、すなわち、電話回線16が使用されていないと判断した際に、情報端末装置38に接続許可信号を送信する。同時に、切替判定回路20は回線切替回路18を電話回線16と情報用接続端子42とが接続されるように切り替える。次いで、情報端末装置38はNCU44を動作させて接続先の情報センタ12にダイヤルをして接続した後、モデム46を動作させて情報センタ12と情報の送受信を行う。情報通信が終了するとNCU44をオフフックして情報センタ12との接続を切断し、回線切替回路18を切り替えて電話回線16と警報信号用接続端子22とが接続された状態にする。
【0009】
警報信号受信中に情報センタ12から情報を受信しようとすると、切替判定回路20は電話回線16が使用中である為、情報端末装置38に接続許可信号を送信せず、回線切替回路18の切り替え制御を行わない。従って、警報信号の受信に支障をきたす懸念がない。
【0010】
情報端末装置38によって情報センタ12から情報を受信しているときには、電話回線16から警報信号を受信することができない。この為、NCU44と電話回線48とを接続するように構成すると、情報端末装置38と情報センタ12とを電話回線48を介して接続して情報の受信をすることができ、しかも、このときに情報センタ12から警報信号が送信されたときには前述と同様に受信される。
【0011】
情報センタ12と接続方法や通信方式が異なる関連情報センタから情報を得る場合には、情報センタ12と接続するモデム46、NCU44とは別に、接続される関連情報センタに適応するモデム、NCUを用意し、接続毎に回線接続を手動で切り替えるか、電話回線とモジュラジャックとを繋ぎ替えるか、あるいは別の端末と電話回線を用意して情報を入手している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このように、接続される関連情報センタに適応するモデム、NCUを接続する際に、接続毎に回線接続を手動で切り替える為、回線接続の変更等の作業が繁雑である。さらに、通信中に誤って回線の接続を変更してしまうおそれがあり、情報通信が中断されて、正確な情報を得ることができなくなるという欠点がある。
【0013】
また、関連情報センタと接続して情報を入手する為に、情報端末装置と電話回線とを別途用意すると、多くの回線が必要となり、装置のコストが高騰するという問題がある。
【0014】
本発明は前記の課題を解決すべくなされたものであり、回線の接続を容易且つ確実に行うことが可能な網制御ユニット切替制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成する為に、本発明は、警報信号および(または)サービス要求に応じた一般情報信号を出力する複数の情報センタにそれぞれ接続される複数の回線と、一方側が、前記複数の回線に接続され、他方側が、前記警報信号に係る回線の接続を制御する警報網制御ユニットと前記一般情報信号に係る回線の接続を制御する通信方式の異なる複数の一般情報網制御ユニットに接続されるとともに、前記警報網制御ユニットと前記複数の一般情報網制御ユニットの回線接続状態をそれぞれ検出する接続状態検出回路に接続される回線切替回路と、前記複数の一般情報網制御ユニットに接続されて、前記サービス要求を前記情報センタに送る情報端末装置と、前記情報端末装置から前記一般情報のサービス要求に係わる回線の接続要求信号が出力されたときに、前記全ての接続状態検出回路の出力に基づいて、前記回線切替回路内の接続配線を決定する切替判定回路とを備え、前記回線切替回路は、前記複数の回線のいずれも使用されていないときに前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続する第1のスイッチと、前記第1のスイッチが前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続していないときに他の前記回線を前記警報網制御ユニットに接続する第2のスイッチと、を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、情報端末装置と複数の回線のいずれか1つとを接続して情報の送受信をする際、回線に接続された情報センタの接続方法や通信方式に応じたモデム、NCUを選択することができ、また、回線切替回路によって、複数の回線と、複数の網制御ユニットおよび警報網制御ユニットとを接続させる為、回線の接続を容易かつ確実に行うことができる。そしてさらに、前記回線切替回路が、前記複数の回線のいずれも使用されていないときに前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続する第1のスイッチと、前記第1のスイッチが前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続していないときに他の前記回線を前記警報網制御ユニットに接続する第2のスイッチと、を備えているので、警報網制御ユニットは常に前記複数の回線のいずれか1つに接続され、常に警報信号が受信可能な状態にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る網制御ユニット切替制御装置について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、前述した従来技術と同一の構成要素には同一の参照符号を付す。
【0019】
図1において、参照符号100は、本実施の形態に係る網制御ユニット切替制御装置を示す。この網制御ユニット切替制御装置100は、第1種通信事業者から提供される電話回線16、48、警報信号受信装置30、パーソナルコンピュータ等の情報端末装置38に接続される。この場合、電話回線16と48とは同一の第1種通信事業者から提供されてもよく、あるいは、それぞれ異なる第1種通信事業者から提供されてもよい。電話回線16、48は電話回線網14に接続される。
【0020】
網制御ユニット切替制御装置100は回線切替回路102を有し、回線切替回路102はモジュラジャック104、106を介して電話回線16、48に接続される。回線切替回路102にはモジュラジャック104に接続されるスイッチ(第1のスイッチ)108が設けられ、スイッチ108は、回線切替回路102に切替制御信号が入力されていないとき、モジュラジャック104と警報信号用接続端子110とを接続する。回線切替回路102にはスイッチ(第2のスイッチ)112が設けられ、スイッチ112の一方の端子はモジュラジャック106に、他方の端子は端子114に接続される。モジュラジャック106にはスイッチ116が接続され、スイッチ116はスイッチ118を介して第1の情報用接続端子120または第2の情報用接続端子122に接続される。
【0021】
回線切替回路102の警報信号用接続端子110および端子114は警報NCU(警報網制御ユニット)24に接続される。警報NCU24は電話回線16または電話回線48と警報信号受信装置30との接続、遮断を制御する直流閉結回路28と、電話回線16または電話回線48から受信される呼出音信号を検出する呼出音検出回路26と、電話回線16または電話回線48が使用されているか否かを検出する警報信号用直流検出回路(接続状態検出回路)32とを有する。直流閉結回路28の出力信号は警報信号受信装置30の警報信号検出回路34に入力され、警報信号検出回路34の出力は警報表示LED36に入力される。
【0022】
警報信号用直流検出回路32の出力信号は切替制御回路として機能する切替判定回路124に入力される。また、切替判定回路124には第1の情報用接続端子120、第2の情報用接続端子122にそれぞれ接続された接続状態検出回路である第1の直流検出回路126、第2の直流検出回路128の出力信号が入力される。切替判定回路124の出力信号は回線切替回路102に入力され、スイッチ108、112、116および118を制御する。
【0023】
第1の情報用接続端子120、第2の情報用接続端子122にはそれぞれダイヤル接続機能を有する第1のNCU(網制御ユニット)130、第2のNCU(網制御ユニット)132が接続され、第1のNCU130、第2のNCU132にはそれぞれ変復調ユニットである第1のモデム134、第2のモデム136が接続される。第1のNCU130、第2のNCU132、第1のモデム134および第2のモデム136は情報端末装置38の端末受信判定回路40に接続される。第1のNCU130、第1のモデム134は警報信号を発令する情報センタ12に対応した接続方法および通信方式(例えば、ITU−Tの規格V27ter)に設定され、第2のNCU132、第2のモデム136は、例えば、ホームページを開設している気象協会等、他の関連情報センタ140に対応した接続方法および通信方式(例えば、ITU−Tの規格V42)に設定される。
【0024】
本実施の形態に係る網制御ユニット切替制御装置100は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0025】
情報センタ12は、河川の水位、降雨量等の情報を収集しており、これらの情報から必要に応じて電話回線網14、電話回線16を経由して警報信号を発令する。警報信号は、発令時には必ず受信し、その受信状況の表示を行う必要がある。そこで、情報センタ12はこの網制御ユニット切替制御装置100が接続されている電話回線16をダイヤルする。すると、電話回線16から呼出音信号がモジュラジャック104、回線切替回路102のスイッチ108、警報信号用接続端子110を経由して警報NCU24に送付される。警報NCU24の呼出音検出回路26によりこの呼出音信号が検出されると、直流閉結回路28を閉結してオフフックする。この為、警報信号受信装置30が情報センタ12と接続され、通話状態となる。そこで、情報センタ12は警報信号を送信する。警報信号検出回路34はこの警報信号を検出すると警報表示LED36を点灯させる。この為、警報信号受信装置30のオペレータは警報が発令されたことを検知することができる。
【0026】
このとき、警報信号用直流検出回路32は警報信号用接続端子110にかかる電圧を検出して切替判定回路124に出力しており、情報端末装置38は切替判定回路124から入力される信号により、電話回線16が通話中であることを検出することができる。
【0027】
一方、情報端末装置38を使用して情報センタ12から河川の水位、降雨量等の情報(一般情報)を得る場合、先ず、情報端末装置38の端末受信判定回路40は切替判定回路124に接続要求信号を送信する。切替判定回路124は警報信号用直流検出回路32、第1、第2の直流検出回路126、128から入力される信号に基づいて電話回線16、48が使用中か否かを判断し、使用していない電話回線16または48を選択する。例えば、電話回線16が使用されていない場合、切替判定回路124は回線切替回路102のスイッチ108、116、118を制御して電話回線16と第1の情報用接続端子120とを接続する。そして、切替判定回路124は端末受信判定回路40に接続許可信号を送信する。このとき、スイッチ108により電話回線16と警報信号用接続端子110とが遮断される為、スイッチ112を閉結して電話回線48と警報NCU24とを接続しておく。
【0028】
次に、端末受信判定回路40は情報センタ12に対応する接続方法、通信方式に設定された第1のNCU130を動作させ、電話回線16を経由して情報センタ12にダイヤルし、情報端末装置38と情報センタ12とを接続する。次いで、第1のモデム134を動作させて情報センタ12にサービス要求である情報リクエストをし、所望の情報の受信を行う。この為、情報端末装置38は河川の水位、降雨量等の情報を得ることができる。
【0029】
情報通信が終了すると第1のNCU130をオフフックして情報センタ12との接続を切断し、回線切替回路102を切り替えて電話回線16と警報信号用接続端子110とが接続された状態にする。
【0030】
情報端末装置38が電話回線16を介して情報センタ12から情報を受信しているときに、情報センタ12から警報信号を受信する場合、情報センタ12は電話回線16が通話中である為、電話回線48にダイヤルする。このとき、前述のように、回線切替回路102のスイッチ112は電話回線48と警報NCU24とが接続された状態となっている為、情報センタ12からの呼出音信号が電話回線48、スイッチ112を経由して警報NCU24に入力される。そして、呼出音検出回路26によって呼出音信号が検出され、直流閉結回路28が閉結されて警報信号が警報信号受信装置30に入力される。従って、警報表示LED36が点灯する。
【0031】
このように、電話回線16と情報端末装置38との接続が妨げられることなく警報信号が受信される為、通信が中断したり欠損することがなく、正確な情報を得ることができる。
【0032】
情報センタ12とは別の関連情報センタ140から情報を得る場合には、端末受信判定回路40は切替判定回路124に接続要求信号を送信すると、切替判定回路124は使用していない電話回線16または48を選択する。例えば、電話回線48が使用されていない場合、切替判定回路124は回線切替回路102を制御して電話回線48と第2の情報用接続端子122とを接続する。このとき、電話回線16はスイッチ108によって警報信号用接続端子110に接続される。次いで、切替判定回路124は端末受信判定回路40に接続許可信号を送信する。そして、端末受信判定回路40は関連情報センタ140に対応する接続方法、通信方式に設定された第2のNCU132、第2のモデム136を使用し、前述と同様にして、関連情報センタ140に接続して情報を得る。
【0033】
情報端末装置38が電話回線48を使用して関連情報センタ140と情報の送受信をしているときに、情報センタ12から警報信号を受信する場合、電話回線16は回線切替回路102のスイッチ108によって警報NCU24に接続されている為、前述と同様にして、警報信号受信装置30は電話回線16を経由して情報センタ12から警報信号を受信する。
【0034】
警報信号受信装置30が電話回線16を使用して警報信号を受信しているときに情報センタ12または関連情報センタ140から情報を得る場合、切替判定回路124は警報信号用直流検出回路32から入力される信号により、電話回線16が使用されていることを検知する。そこで、電話回線48を選択して情報センタ12または関連情報センタ140と情報端末装置38とを接続して情報を得る。この為、電話回線16から受信される警報信号が妨げられることがなく、正確な情報を得ることができる。
【0035】
上述したように、本実施の形態によれば、警報信号および(または)サービス要求に応じた一般情報信号を出力する複数の情報センタ12、140にそれぞれ接続される複数の電話回線16、48と、一方側が、複数の電話回線16、48に接続され、他方側が、警報信号に係る回線の接続を制御する警報NCU24と一般情報信号に係る回線の接続を制御する接続方法や通信方式の異なる第1、第2のNCU130、132に接続されるとともに、警報NCU24および第1、第2のNCU130、132の回線接続状態をそれぞれ検出する直流検出回路32、126、128に接続される回線切替回路102と、第1、第2のNCU130、132に接続されて、サービス要求を情報センタ12、140に送る情報端末装置38と、情報端末装置38から一般情報のサービス要求に係わる回線の接続要求信号が出力されたときに、全ての直流検出回路32、126、128の出力に基づいて、回線切替回路102内の接続配線を決定する切替判定回路124とを備えている。これにより、接続される情報センタ12または140に対応して第1のNCU130、第1のモデム134と第2のNCU132、第2のモデム136とを変更する際に、警報信号用直流検出回路32、第1、第2の直流検出回路126、128の出力信号に基づいて、空いている電話回線16または48を選択して自動的に切り替える為、回線接続の変更等の作業を容易且つ確実に行うことができ、情報通信中に誤って同一の電話回線16または48を選択してしまうことがなくなり、情報の送受信が中断したり欠損する懸念が払拭される。
【0036】
また、回線切替回路102が、複数の電話回線16、48のいずれも使用されていないときに電話回線16と警報NCU24とを接続するスイッチ108と、スイッチ108が電話回線16と警報NCU24とを接続していないときに他の電話回線48を警報NCU24に接続するスイッチ112とを備えることにより、電話回線16または48のいずれかが使用されている場合であっても警報信号受信装置30によって情報センタ12から送信される警報信号を受信することが可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係る網制御ユニット切替制御装置によれば、以下のような効果並びに利点が得られる。
【0038】
接続される情報センタに対応して網制御ユニット、変復調ユニットを変更する際に、複数の接続状態検出回路の出力信号に基づいて使用されていない回線を選択して自動的に切り替える為、回線接続の変更等の作業を容易且つ確実に行うことができ、情報通信中に誤って同一の回線を選択してしまうことがなくなり、情報の送受信が中断したり欠損する懸念が払拭される。また、複数の回線のいずれかが使用されている場合であっても警報網制御ユニットは常に他の回線に接続されている為、常に警報信号が受信可能な状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る網制御ユニット切替制御装置を示すブロック図である。
【図2】従来技術に係る網制御ユニット切替制御装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
12、140…情報センタ 16、48…電話回線
24…警報NCU 30…警報信号受信装置
32、126、128…直流検出回路
38…情報端末装置
100…網制御ユニット切替制御装置
102…回線切替回路
108、112、116、118…スイッチ
124…切替判定回路 130、132…NCU
134、136…モデム
Claims (1)
- 警報信号および(または)サービス要求に応じた一般情報信号を出力する複数の情報センタにそれぞれ接続される複数の回線と、
一方側が、前記複数の回線に接続され、他方側が、前記警報信号に係る回線の接続を制御する警報網制御ユニットと前記一般情報信号に係る回線の接続を制御する通信方式の異なる複数の一般情報網制御ユニットに接続されるとともに、前記警報網制御ユニットと前記複数の一般情報網制御ユニットの回線接続状態をそれぞれ検出する接続状態検出回路に接続される回線切替回路と、
前記複数の一般情報網制御ユニットに接続されて、前記サービス要求を前記情報センタに送る情報端末装置と、
前記情報端末装置から前記一般情報のサービス要求に係わる回線の接続要求信号が出力されたときに、前記全ての接続状態検出回路の出力に基づいて、前記回線切替回路内の接続配線を決定する切替判定回路とを備え、
前記回線切替回路は、前記複数の回線のいずれも使用されていないときに前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続する第1のスイッチと、
前記第1のスイッチが前記複数の回線のいずれか1つと前記警報網制御ユニットとを接続していないときに他の前記回線を前記警報網制御ユニットに接続する第2のスイッチと、
を備えることを特徴とする網制御ユニット切替制御装置。
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