JP4066686B2 - 電磁制御弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スプールとソレノイドとの間に圧力制御室を設け、該圧力制御室へ流入する油を調整する制御オリフィスを含む第2供給ポートと前記圧力制御室内の油を排出する第2ドレインポートの2ポートで構成される弁室を有して、前記圧力制御室内から排出される油のリーク量を低減できるように構成された電磁制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用自動変速機の油圧回路において、シート部からの洩れ流量を調整して制御オリフィスとシート部間の圧力を調整する2ポートの電流比例式電磁弁(いわゆるブリード式の電流比例式電磁弁)を使用するシステム構成がとられることがある。
【0003】
この方式の電磁弁は、ステータコアとコイルの通電によりステータコアに対して摺動可能なムービングコアとを有する。ムービングコア先端にはブリード弁体が配置され、シート部材のブリード弁座を当接している。コイルへの通電によりムービングコアが動き、ブリード孔を開閉し、シート部からの洩れ流量を変化させることにより制御オリフィス以後の圧力制御室の油圧を調整する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このタイプの電流比例式電磁弁は、圧力制御室内の圧力を下げるため、シート部を全開状態にした場合、制御オリフィスを通過していることから、ドレインポートから排出される油のリーク量が大きく、油圧を供給する油圧ポンブにかかる負担が大きくなって燃費を悪化させるという問題点を生じていた。従って、上記の電流比例式電磁弁は、このままでは1システム内に数多く使用することができないことから、制御オリフィス自体を小径に形成して、シート部全開時のリーク量を低減する方法、もしくは、比較的リーク流量が少ないスプール弁式の電流比例式電磁弁を使用する方法がとられていた。
【0005】
しかし、制御オリフィスを小径に形成する場合、油のリーク量は低減できるものの、特に低温時においては、油の流れを疎外することとなり油圧の応答性を悪化させるという課題が残されていた。
【0006】
また、スプール弁式の電流比例式電磁弁を使用する場合、コストが高価であるという課題が残されていた。
【0007】
さらに、このタイプの電磁制御弁では、ソレノイド部において、コイルの通電により摺動可能なムービングコアが、ステータコアに内嵌されている。この際、ムービングコアは、電磁吸引力の効率向上のために、ステータコア内を微小なクリアランスで摺動を行なうように構成されている。しかし、ソレノイドを組み付ける際に、ステータコアに無理な軸力あるいは曲げ方向に応力が掛かると、ステータコアの変形が生じ、ムービングコアの摺動性を阻害する虞れがあった。
【0008】
この発明は、上述の課題を解決するものであり、その目的は、廉価に形成してしかも低温時における油の流れを阻害することなく、リーク量を低減できる電磁制御弁を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかわる電磁制御弁は、上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、ソレノイドとソレノイドの作動で調整される油圧により摺動可能に配置されるスプールとソレノイドの作動で開閉可能な油通路を有するシート部材とを有し、前記シート部材と前記スプールとの間に圧力制御室を有して前記圧力制御室からの油のリーク量を低減可能に構成した電磁制御弁において、スプールがシート部材に当接した状態で、つまり圧力制御室内の油圧を最小限まで下げた状態で制御オリフィスと前記圧力制御室間に、前記スプールと前記シート部材とにより構成される前記制御オリフィスより小径の第2オリフィス部を形成している。
【0010】
圧力制御室は、ソレノイドの作動によりシート部材の油通路を閉じると、制御オリフィスから供給される油が充填され、これによって制御オリフィスへ供給する油圧と同一の圧力となるためにスプールを移動させることができる。
【0011】
また、ソレノイドに電流が印加されてシート部材の油通路を解放させると、圧力制御室内の油が徐々に油通路から第2ドレインポートに排出されて、圧力制御室内の圧力が低下する。圧力制御室内の圧力の低下に伴って、スプールはシート部材側に移動し、スプールがシート部材と当接する位置まで達すると、制御オリフィスと圧力制御室との間には、スプールとシート部材により第2オリフィスが形成されることから、油は制御オリフィスから第2オリフィスを通って圧力制御室内に入り、さらにシート部材の油通路を通って第2ドレインポートに排出される。このため、シート部材の油通路が全開となっている際、第2ドレインポートから排出される油のリーク量は小径の第2オリフィスを通ることから低減されることとなり、また、2ポートの弁室を有する構成は廉価に形成できることから、廉価でリーク量の少ない電磁制御弁を提供することができる。
【0012】
又、請求項2記載の発明では、制御オリフィス、つまり第2供給ポートがシート部材付近に設けられている電磁制御弁では、前記第2オリフィスを、前記シート部材にスリットを形成して前記圧力制御室と前記制御オリフィスとに連接するように設けていることから、シート部材に小径のスリットを形成するだけで、第2オリフィスを形成することができる。また、シート部材を焼結するプレス等の型物とすれば、型の寸法によりスリット形状を管理できるため、安易にリーク流量が管理でき、廉価に構成することができる。
【0013】
さらに、請求項3記載の発明では、制御オリフィス、つまり第2供給ポートがシート部材から離隔する位置に設けられている電磁制御弁では、制御オリフィスと圧力制御室との間にスプール内を通る流路を設けるとともに、前記シート部材を、第1シート部材と第2シート部材とに軸方向に分割して配置している。そして、前記第2シート部材に、前記スプールの流路と対向するようにスリットを形成している。そのために、圧力制御室の油の圧力が低下してスプールが第2シート部材の端面に当接する位置に移動すると、スプールと第2シート部材との間にスリット状の第2オリフィスが形成され、第1シート部材の油通路が全開となった時に、制御オリフィスから供給された油が第2オリフィスを通って第2ドレインポートに排出される。従って、第2供給ポートがシート部材から離隔された位置に配設された電磁制御弁であっても、第2ドレインポートから排出される油のリーク量を低減することが可能となる。
【0014】
また、請求項4記載の発明では、ソレノイドとソレノイドの作動で調整される油圧により摺動可能に配置されるスプールとソレノイドの作動で開閉可能な油通路を有するシート部材とを有し、前記シート部材と前記スプールとの間に圧力制御室を有して前記圧力制御室からの油のリーク量を低減可能に構成した電磁制御弁において、前記スプールが前記シート部材に当接した状態で、前記スプールが前記制御オリフィスの一部を塞ぐことによって、前記制御オリフィスより小径の第2オリフィス部を形成している。
【0015】
圧力制御室は、ソレノイドの作動によりシート部材の油通路を閉じると、制御オリフィスから供給される油が充填され、これによって制御オリフィスへ供給する油圧と同一の圧力となるためにスプールを移動させることができる。この際、制御オリフィスはスプールの移動により圧力制御室に対して全開状態にある。また、ソレノイドに電流が印加されてシート部材の油通路を解放させることによって、圧力制御室内の油が徐々に油通路から第2ドレインポートに排出されて、圧力制御室内の圧力が低下する。この際、スプールはシート部材側に移動されるとともに制御オリフィスを徐々に塞ぐこととなる。そして、スプールがシート部材と当接すると制御オリフィスはスプールによってその一部を塞ぐことになり、制御オリフィスが小径の第2オリフィスとして形成されることとなる。
【0016】
従って、油は制御オリフィスから第2オリフィスを通って圧力制御室内に入り、さらに油通路を通って第2ドレインポートに排出される。このため、シート部材の油通路が全開となっても第2ドレインポートから排出される油のリーク量は小径の第2オリフィスを通ることから低減されることとなり、また、特に第2オリフィスを形成するにあたって、シート部材を特に加工することがないことから、廉価でリーク量の少ない電磁制御弁を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の電磁制御弁は、例えば、一例として自動車の自動変速機に適用される電磁弁について説明するものであるが、これに限定するものではない。
【0020】
第1の実施形態の電磁制御弁1は、図1に示すように、磁気回路を構成するヨーク14とステータコア11とステータコア11の内径部を摺動可能なムービングコア12と通電により磁場を発生する中空状のコイル13を有して構成されるソレノイド10と、ムービングコア12の移動先端側(図1中、左側)で当接可能に配置されたシート部材21と、シート部材21の先端側で、スリーブ31内に配置されて油圧によって摺動可能なスプール32とを有するコントロールバルブ30とを有して構成されている。
【0021】
ステータコア11は内部を中空にして円筒状に形成され、内部には、ムービングコア12が摺動可能に配置されている。ムービングコア12の先端部(スプール側)には小径の突起状のブリード弁体121が形成され後述のシート部材21のブリード弁座に当接可能に形成されている。また、コイル13はステータコア11の外周側に配置されるとともにヨーク14の内周部に内嵌されている。
【0022】
ヨーク14は、外円環部14aと内円環部14bとを有して二重円環状に形成され、外円環部14aと内円環部14bとは、ヨーク14の後部でフランジ部14cにより連接されている。図13に示すように、内円環部14bは、ステータコア11の内周面11aに対して、その片側部において、通常の嵌合より緩めのクリアランスH(約0.1〜0.2mm)で嵌合するとともに、後部の第2固定子11bに対して軸方向における通常より長めの長さL(約6〜8mm)で内挿されるようにフランジ部14cから突出して形成されている。ステータコア11の内周面11aとヨーク14の内円環部14bとの径方向片側におけるクリアランスと、内円環部14bのステータコア11の第2固定子11bに対する内挿長さとは、ヨーク14から流れる磁束を確保するために相関関係にあり、その相関関係を示す数値は、実験データを示す図14のグラフで明らかなように、例えば、片側のクリアランスHが、0.05〜0.25mmの範囲において、片側のクリアランスHが0.1mmでは、内円環部14bの内挿長さLが約6mm、また、片側のクリアランスHが0.2mmでは、内円環部14bの内挿長さLが約8.5mmとなり、この範囲内であれば、ヨーク14の内円環部14bとステータコア11の第2固定子11bとの間には所定の磁束が流れることとなっている。
【0023】
つまり、内円環部14bにおけるステータコア11の第2固定子11bに対する内周面との径方向片側に対するクリアランスHと軸方向に対する内挿長さLとが、片側のクリアランスが0.05〜0.25mmの範囲において、約1:40〜60の範囲にあるように設定される。
【0024】
なお、図14に示すグラフは、ムービングコア12が摺動する際の磁気吸引力を予め設定し、それに伴って、ヨーク14からステータコア11に流れる磁束を算出して、片側クリアランスHに対する内挿長さLを実験により表したものであり、グラフは、片側クリアランスが0.15mmにおいて屈折する直線を示しているが、このグラフに近似的な曲線を有する放物線として表されることもあり得る。
【0025】
さらに、ソレノイドを組み付ける際に、ステータコア11に軸方向の応力を発生させないようにするために、ステータコア11の後部端面11cとヨーク14のフランジ部14cの内壁面14dとの間に空間部を設けて、ステータコア11の後部端面11cを、ヨーク14のステータ受け部14eからフランジ部14cの内壁面14dとの距離より短く設定している。
【0026】
これによって、ソレノイド10の組付の際、ヨーク14はステータコア11に対して無理な応力(軸方向応力及び曲げ方向の応力)を発生させずに挿入することができる。
【0027】
ヨーク14の内円環部端面141は、ムービングコア12におけるブリード弁体121と反対側の端面と対向するように配置している。さらに、ヨーク14に内蔵するようにスプリング17のセット荷重を調整するアジャスタ16が配置されている。
【0028】
なお、ステータコア11とムービングコア12との間には、ステータコア11とムービングコア12との接触を妨げる非磁性のスペーサ18が配置されている。
【0029】
ヨーク14の先端側(図1における左側)は、ステータコア11の先端部より延設して形成され、スプール32を摺動可能に内蔵するスリーブ31の後端部(図1中右側)に形成された嵌合部311を外周側から内嵌している。
【0030】
シート部材21はスリーブ31のソレノイド10側端部内周面に嵌合して配置され、スリーブ31の段差部と遮蔽板22で位置決め固定されている。また、シート部材21は、軸心中央部に油の流通するブリード孔211が形成されるとともに、ブリード孔211の回りの一方の端面には、ムービングコア12のブリード弁体121と当接するブリード弁座212が形成され、他方の端面にはスプール32端面が当接するスプール受け面213が形成されている。また、シート部材21のスプール32側内部は凹部に形成されてブリード制御圧室23を形成している。
【0031】
さらに、シート部材21のスプール32側端面の外周縁部の一部に、図2〜4に示すように、外周端からブリード制御圧室23に向かって小径のスリットが形成され、スプール32の端面がシート部材21のスプール受け面213に当接したときの第2オリフィス214を形成している。第2オリフィス214の一端は、スリーブ31の外周面の一部に形成された第2供給ポート39に連接する制御オリフィス33に連接されている。そして、シート部材のソレノイド10側には、油を排出するための複数のドレイン孔24が形成され、スリーブ31の第2ドレインポート40に連接されている。従って、第2供給ポート39、制御オリフィス33、第2オリフィス214、ブリード制御圧室23、シート部材21、ドレイン孔24、第2ドレインポート40で2ポートのブリード弁室20を構成している。
【0032】
コントロールバルブ30は、円筒状のスリーブ31内に段付円柱状のスプール32が摺動可能に配置されている。スリーブ31の内周面には先端側が小径部312に形成され元部側が大径部313に形成され、大径部313には2か所に円環溝部314A・314Bが形成されている。一方の円環溝部314Aには、油圧が供給される供給ポート35が円環溝部314Aに連通するように形成され、他方の円環溝部314Bには、油圧が排出されるドレインポート37が円環溝部314Bに連通するように形成されている。また、供給ポート35とドレインポート37の間には、油圧が出力される出力ポート36が配置されている。そして外周面の元部側(ソレノイド10側)のシート部材21付近には、前述の制御オリフィス33に連接する第2供給ポート39と1ドレイン孔24に連接する第2ドレインポート40が形成されている。
【0033】
また、スリーブ31の外周元部は、前述のようにソレノイド10のヨーク14先端部に内嵌する嵌合部311が形成され、ステータ11の先端面とダイアフラム19を間にして連結されている。なお、ダイアフラム19の内周面はムービングコア12に係合されてムービングコア12とともに移動され、ブリード制御圧室23内の油がソレノイド10内に浸入しないようにしている。
【0034】
スプール32は、スリーブ31の小径部312に摺動可能に嵌合する小径部321とスリーブ31の大径部313内を摺動可能に嵌合する弁部322とを有し、弁部322の中間部には全周にわたって凹状溝323が形成されている。そして、シート部材21側端面はシート部材21のスプール受け面213に当接する当接面324が形成され、さらに小径部321にはスプール32をシート部材21側に付勢するスプリング38が嵌入する嵌入孔325が形成されている。
【0035】
また、凹状溝323から先端側の小径部321に向かってスプール32の内部を貫通するように、フィードバック通路326が形成され、フィードバック通路326の小径部321への出口付近にはフィードバック通路326より小径のフィードバックオリフィス327が形成されている。
【0036】
上記のように形成されたスリーブ31にスプール32を収納することによって、スリーブ31の環状溝部314Aはスプール21の弁部322との間で第1環状油室L1を形成し、環状溝部324Bは弁部322との間で第2環状油室L2を形成している。また、スプール32の凹状溝323は、スリーブ31の大径部313との間で第3環状油室L3を形成することとなる。さらに、スリーブ31の大径部313とスプール32の小径部321との間にフィードバック圧力室L4を形成してスプール32をシート部材21側に移動するように圧力をかけることになる。
【0037】
次に、上記のように構成された電磁制御弁1の作用について、図1〜6に基づいて説明する。
【0038】
電磁制御弁1は、図1〜2に示すように、ソレノイド10のコイル13が通電されていないときには、ムービングコア12がスプリング17の付勢力で、図中左方に移動してブリード弁体121がシート部材21のブリード弁座212に当接してブリード孔211を塞いでいる。ブリード孔211が塞がれていることによって、油圧供給源から供給された油は第2供給ポート39から制御オリフィス34を通ってブリード制御圧室23内に流入されている。ブリード制御圧室23内に流入された油は外部に排出されるところがないことから、ブリード制御圧室23に第2供給ポート39の供給圧力と同等の圧力を発生させてブリード制御圧室内の圧力を高め、スプリング38の付勢力に打ち勝って、スプール32を図1中左方に移動させている。
【0039】
一方、スプール32の左方への移動によって、スプール32の凹状溝323、つまり第3環状油室L3が供給ポート35、及び出力ポート36を連通する位置に移動して供給ポート35と出力ポート36とを連通させ、出力ポート36とドレインポート37との連通を遮断させている。このときのスプールにかかる力の大きさは、スプール32の弁部322の断面積にブリード制御圧室23の供給圧を乗じたものが、スプリング38の付勢力と、スプール32の弁部322と小径部321との面積差にフィードバック圧力室L4の圧力を乗じたものとを加算した大きさより大きく設定されている。これによって、油圧供給源から供給された油は、例えば自動車の自動変速機の場合では、常時クラッチ側に流入されていることとなる。
【0040】
また、ソレノイド10のコイル13が通電されると、図5〜6に示すように、ムービングコア12はスプリング17の付勢力に打ち勝って、図中、右方向に移動する。すると、ムービングコア12のブリード弁体121が右方に移動することによってシート部材21のブリード孔211が解放されて、ブリード制御圧室23内の油がブリード孔211を通って出力側に流入してドレイン孔24から第2ドレインポート40を通って外部に排出される。
【0041】
一方、スプール32はブリード制御圧室23内の油が排出されることによってスプール32を押圧する圧力が低下される。従って、スプリング38の付勢力とフィードバック圧力室L4の圧力によって、スプール32は徐々に右方に移動される。スプール32の右方への移動に伴って、第3環状油室L3は、供給ポート35を遮断して供給ポート35から出力ポート36への連通を閉鎖し、ドレインポート37を解放することから、出力ポート36とドレインポート37とを連通させて、例えば自動車の自動変速機におけるクラッチに供給していた油を排出させることとなる。
【0042】
スプール32の当接面324がシート部材21のスプール受け面213に当接すると、第2供給ポート39から供給された油は制御オリフィス33を通って第2オリフィス214に流入され、第2オリフィス214からブリード制御圧室23内に流入される。そして、ブリード孔211からドレイン孔24及び第2ドレインポート40に排出される。
【0043】
従って、第2ドレインポート40から排出される油は、制御オリフィス33を通過して排出(リーク)されることから大量の油がリークされることになるが、シート部材21にスリットを形成していることから、スプール32をシート部材21の端面に当接した状態で第2オリフィス214が形成され、第2オリフィス214から流入された油が排出される状態になると、そのリーク量は極めて少量となる。
【0044】
従って、上記形態の電磁制御弁1では、シート部材21の端面にスリットが形成されていることから、第2供給ポート39がシート部材21付近に設けるように形成されたコントロールバルブ30に好適に使用されることとなる。
【0045】
次に、シート部材21に第2オリフィスを形成する第2の形態について説明する。この形態では、第2供給ポートがシート部材から離隔して配置するように形成されたコントロールバルブを有している。そして、ソレノイドとコントロールバルブとの連結は前述の形態と同様であり、図7に示すように構成されている。なお、以下の説明では、前述の形態と同様の部位、特にソレノイドついては同符号を付記するものとする。
【0046】
すなわち、この形態の電磁制御弁5は、ソレノイド10と、スリーブ61にスプール62を摺動可能に内蔵したコントロールバルブ60とを有して構成され、ステータコア12とスプール62との間にはシート部材51が配置されている。第2供給ポート63及び制御オリフィス64はスリーブ61の先端側(図中左方)に配置されていて、スプール62の内部には、油流路621が、第2供給ポート63に対向する位置からスプール62のシート部材51との当接面622に至るまで延設して形成されている。
【0047】
そしてシート部材51は、ブリード制御圧室53・ブリード孔521とを有して形成する第1シート部材52と、第1シート部材52とスプール62との間に配置されて円板状に形成された第2シート部材54とに分割して形成されている。さらに、第1シート部材52には第2シート部材54と反対側に複数のドレイン孔55が形成されている。
【0048】
第2シート部54は、図8に示すように、円周方向に沿って、複数の油通し孔541が軸方向に貫通して形成され、そのうちの対称位置に配置されている2個の油通し孔541・541を軸心を通って連接するように、スプール62側にスリット542が形成されている。そして、このスリット542が、スプール62が第2シート部材54の端面に当接する際に、第2オリフィス542として形成されることとなる。
【0049】
従って、第2供給ポート63から供給された油は、制御オリフィス64から油流路621を通り、第2オリフィス542から油通し孔541・541を通ってブリード制御圧室53内に流入されることとなる。そして、第2供給ポート63から制御オリフィス64、油流路621、第2オリフィス542、ブリード制御圧室53、ブリード孔521を通って第2ドレインポート69を流れる油圧回路で2ポートの弁室50を構成することとなる。
【0050】
一方、コントロールバルブ60のスリーブ61には、前述の形態と同様に供給ポート65、出力ポート66及びドレインポート67とが並設して形成され、供給ポート65の前方に第2供給ポート63が配置されて、シート部材21付近に1ドレイン孔68に連通して第2ドレインポート69が配置されている。
【0051】
上記の電磁制御弁5は、ソレノイド10のコイル13が通電されていないときには、ブリード弁体121が第1シート部材52のブリード弁座522に当接してブリード孔521を塞いでいる。そのため、油圧供給源から供給されて第2供給ポート63に供給された油は制御オリフィス64から第2シート部材54の油通し孔541を通ってブリード制御圧室63内に流入されて、スプール62を左方に移動させている。
【0052】
この状態では、スプール62は供給ポート65と出力ポート66とを連通させ、出力ポート66とドレインポート67との連通を遮断させている。
【0053】
また、ソレノイド10のコイル13が通電されると、ムービングコア12は右方向に移動する。すると、第1シート部材52のブリード孔521が解放されて、ブリード圧力室63内の油がブリード孔521を通って出力側に流入してドレイン孔55から第2ドレインポート69を通って外部に排出される。
【0054】
一方、スプール62は徐々に右方に移動され、供給ポート65を遮断して供給ポート65から出力ポート66への連通を閉鎖し、ドレインポート67を解放することから、出力ポート66とドレインポート67とを連通させる。
【0055】
スプール62の当接面622が第2シート部材54のスプール受け面513に当接すると、第2供給ポート63から供給された油は制御オリフィス64・油流路621を通って第2オリフィス542から油通し孔541・541を介してブリード制御圧室53内に流入される。そして、第1シート部材52のブリード孔521からドレイン孔55及び第2ドレインポート69に排出される。
【0056】
従って、この形態においても、第2ドレインポート69から排出される油は、制御オリフィス64を通過して排出(リーク)されることから大量の油がリークされることになるが、第2シート部材54にスリットを形成していることから、スプール62を第2シート部材54の端面に当接した状態で第2オリフィス542が形成され、第2オリフィス542から流入された油が排出される状態になると、そのリーク量は極めて少量となる。
【0057】
次に、第3の形態による電磁制御弁7について説明する。この形態では第2供給ポートはシート部材付近に配置するように形成されたコントロールバルブを有しており、ソレノイドとコントロールバルブとの連結は前述の形態と同様であり、図9〜12に示すように構成されている。なお、以下の説明では、前述の形態と同様の部位、特にソレノイドついては同符号を付記するものとする。
【0058】
すなわち、この形態の電磁制御弁7は、ソレノイド10と、スリーブ81にスプール82を摺動可能に内蔵したコントロールバルブ80とを有して構成され、ステータコア12とスプール82との間にはシート部材71が配置されている。そしてシート部材71は、軸心中央部に油の流通するブリード孔711が形成されるとともに、ブリード孔711の回りの一方の端面には、ムービングコア12のブリード弁体121と当接するブリード弁座712が形成され、他方の端面にはスプール82端面が当接するスプール受け面713が形成されている。また、シート部材71のスプール82側内部は凹部に形成されてブリード制御圧室73を形成している。また、シート部材71のソレノイド10側縁部には、複数のドレイン孔74が形成されている。
【0059】
コントロールバルブ80は、円筒状のスリーブ81内に段付円柱状のスプール82が摺動可能に配置されている。スリーブ81の内周面には先端側に小径部812、元部側に大径部813に形成され、大径部813には2か所に円環溝部814A・814Bが形成されている。さらに、一方の円環溝部814Aには、油圧が供給される供給ポート85が円環溝部814Aに連接するように形成され、他方の円環溝部814Bには、油圧が排出されるドレインポート88が円環溝部814Bに連通するように形成されている。また、供給ポート85とドレインポート87との間には、油圧が出力される出力ポート86が配置されている。そして外周面の元部側(ソレノイド10側)のシート部材71付近には、第2供給ポート89と第2供給ポート89の内側で連接される制御オリフィス83が第2供給ポート89より小径に形成され、さらに、シート部材71直下にはドレイン孔74に連接する第2ドレインポート90が形成されている。
【0060】
スプール82は、スリーブ81の小径部312に摺動可能に嵌合する小径部821とスリーブ81の大径部813内を摺動可能に嵌合する弁部822とを有し、弁部822の中間部には全周にわたって凹状溝823が形成されている。そして、シート部材71側端面はシート部材71のスプール受け面713に当接する当接面824が形成され、さらに小径部821にはスプール82をシート部材71側に付勢するスプリング88が嵌入する嵌入孔825が形成されている。
【0061】
また、凹状溝823から先端側の小径部821に向かってスプール82の内部を貫通するように、フィードバック通路826が形成され、フィードバック通路826の小径部321への出口付近にはフィードバック通路826より小径のフィードバックオリフィス827が形成されて、第1の形態の電磁制御弁1と同様の作用を行なう。
【0062】
そして、スプール82の当接面824付近に、図10に示すように、制御オリフィス83に連接する環状油室828が形成され、スプール82の当接面824から軸方向に形成された油流路829に連接している。制御オリフィス83の内周面口は、スプール82の弁部822が移動することによって第2オリフィス830を形成することとなる(図12参照)。そして、第2供給ポート89から制御オリフィス83、ブリード制御圧室73、ブリード孔711を通って第2ドレインポート90を通る油圧回路で2ポートの弁室70を構成することとなる。
【0063】
上記のように形成されたスリーブ81にスプール82を収納することによって、スリーブ81の環状溝部814Aはスプール81の弁部822との間で第1環状油室L1Aを形成し、環状溝部824Bは弁部822との間で第2環状油室L2Bを形成している。また、スプール82の凹状溝823は、スリーブ81の大径部813との間で第3環状油室L3Cを形成することとなる。さらに、スリーブ81の大径部813とスプール82の小径部821との間にフィードバック圧力室L4Dを形成してスプール82をシート部材71側に移動するように圧力をかけることになる。
【0064】
次に、第3の形態の作用について図9〜12に基づいて説明する。
【0065】
電磁制御弁7は、図10に示すように、ソレノイド10のコイル13が通電されていないときには、ムービングコア12がシート部材71のブリード弁座712に当接してブリード孔711を塞いでいる。油圧供給源から供給された油は第2供給ポート89から制御オリフィス83を通って環状油室828・油流路829からブリード制御圧室73内に流入され、スプール82を図1中左方に移動させている。
【0066】
一方、スプール82の左方への移動によって、第3環状油室L3Cが供給ポート85、及び出力ポート86を連通する位置に移動して供給ポート85と出力ポート86とを連通させ、出力ポート86とドレインポート87との連通を遮断させている。
【0067】
また、ソレノイド10のコイルが通電されると、図11に示すように、ムービングコア12は、図中右方向に移動する。すると、ムービングコア12のブリード弁体121が右方に移動することによってシート部材71のブリード孔711が解放されて、ブリード制御圧室73内の油がブリード孔711を通って出力側に流入してドレイン孔74から第2ドレインポート90を通って外部に排出される。
【0068】
一方、スプール82は徐々に右方に移動される。スプール82の右方への移動に伴って、第3環状油室L3Cは、供給ポート85を遮断して供給ポート85から出力ポート86への連通を閉鎖し、ドレインポート87を解放することから、出力ポート86とドレインポート87とを連通させる。
【0069】
スプール82の当接面824がシート部材71のスプール受け面713に当接すると制御オリフィス83は一部を残して閉鎖される。制御オリフィス83の一部開口されている部位が第2オリフィス830(図12参照)となる。第2供給ポート89に供給された油は、制御オリフィス83から第2オリフィス830に流入され、第2オリフィス830からブリード制御圧室73内に流入される。そして、ブリード孔711からドレイン孔74及び第2ドレインポート90に排出される。
【0070】
上記のように、ブリード制御圧室73は、ソレノイド10の作動によりブリード孔711を閉じると、制御オリフィス83から供給される油が充填され、これによってスプールを移動させることができる。また、ソレノイド10に電流が印加されてブリード孔711を解放させることによって、ブリード制御圧室73内の油が徐々に第2ドレインポート74に排出されて油がリークされる。この際、スプール82はシート部材71側に移動されるとともに制御オリフィス83を徐々に塞ぐこととなる。そして、スプール82がシート部材71と当接すると制御オリフィス83はスプール82の弁部822によってその一部を塞ぐことになり、制御オリフィス83の内周面口部が小径の第2オリフィス830として形成されることとなる。
【0071】
従って、油は制御オリフィス83から第2オリフィス830を通ってブリード制御圧室73内に入り、さらにブリード孔711を通って第2ドレインポート90に排出される。このため、スプール82がシート部材71側に移動して当接しても、第2ドレインポート90から排出される油のリーク量は小径の第2オリフィス830を通ることから低減されることとなり、また、特に第2オリフィス830を形成するにあたって、シート部材71を特に加工することがないことから、廉価でリーク量の少ない電磁制御弁を提供することができる。
【0072】
また、ソレノイド10におけるステータコア11は、ヨーク14に形成される内円環部14bを内嵌する第2固定子11bを備え、このうち円環部14bのステータコア11の第2固定子11bの内周面に対する径方向片側のクリアランスHと、軸方向出に突出する内挿長さLとの関係が、片側のクリアランスが0.05〜0.25mmの範囲において、前記円環部における前記ステータの内周面との径方向片側に対するクリアランスと軸方向に対する内挿長さとを、約1:40〜60の範囲としていることから、内円環部14bからステータコア11に流れる磁束を充分に確保することができる。
【0073】
つまり、ソレノイド10を組み付ける際に、ステータコア11にヨーク14の内円環部14bとの嵌合を緩くしても、内挿長さLを長くすることによって、ヨーク14からステータコア11に流れる磁束を充分に確保することができる。
【0074】
なお、このソレノイド10の構成は、コントロールバルブの構成が、図1に示すコントロールバルブ30に限るものではなく、図7に示す第2の形態によるコントロールバルブ60、あるいは、図9に示す第3の形態によるコントロールバルブ80であってもよく、また、シート部材21,51,71の有無にかかわらず、電磁制御弁として構成するものであれば、すべてに適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態による電磁制御弁を示す正面断面図である。
【図2】図1における弁室を示す拡大図である。
【図3】第2オリフィスを示す拡大図である。
【図4】図3におけるA矢視図である。
【図5】図1の電磁制御弁におけるスプールが移動した状態を示す作用図である。
【図6】図5における弁室を示す拡大図である。
【図7】本発明の第2の形態による電磁制御弁を示す正面断面図である。
【図8】図7における電磁制御弁の第2オリフィスを示す拡大図である。
【図9】本発明の第3の形態による電磁制御弁を示す正面断面図である。
【図10】図9の電磁制御弁の弁室を示す拡大図である。
【図11】図10の電磁弁におけるスプールが移動した状態を示す拡大図である。
【図12】図11におけるB矢視図である。
【図13】図1における要部拡大図である。
【図14】図1におけるステータコアとヨーク内円環部との径方向クリアランスと内挿長さとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1、5、7…電磁制御弁
10…ソレノイド
11…ステータコア
11b…第2固定子
12…ムービングコア
121…ブリード弁体
13…コイル
14…ヨーク
14b…内円環部
20、50、70…弁室
21、51、71…シート部材
211、521、711…ブリード孔(油通路)
214、542、830…第2オリフィス
23、53、73…ブリード制御圧室(圧力制御室)
24…ドレイン孔
30、60、80…コントロールバルブ
32、62、82…スプール
33、64、83…制御オリフィス
35、65、85…供給ポート
36、66、86…出力ポート
37、67、87…ドレインポート
39、63、89…第2供給ポート
40、69、90…第2ドレインポート
52…第1シート部
54…第2シート部
621…油流路(流路)
H 径方向片側クリアランス
L 内挿長さ

Claims (4)

  1. 供給ポートから出力ポートへの流通、出力ポートからドレインポートへの流通の切替えを行なうスプールと、電磁吸引力により摺動可能に配置されるムービングコアを有するソレノイドと、前記ムービングコアの先端部の弁体により開閉可能に形成される油通路を有するシート部材と、前記シート部材と前記スプール端面との間に形成される圧力制御室とを有して構成され、前記圧力制御室へ流入する油を調整する制御オリフィスを含む第2供給ポートと前記圧力制御室内の油を排出する第2ドレインポートとの2ポートで構成される弁室を有する電磁制御弁であって、
    前記スプールが前記シート部材に当接した状態で、前記制御オリフィスと前記圧力制御室との間には、前記スプールと前記シート部材により前記制御オリフィスより小径の第2オリフィス部が形成されることを特徴とする電磁制御弁。
  2. 前記制御オリフィスが前記シート部材付近に配設され、前記第2オリフィスが前記シート部材に形成されるとともに、一端が前記圧力制御室に連接されて他端が前記制御オリフィスに連接するスリット状に形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁制御弁。
  3. 前記制御オリフィスが前記シート部材から離隔された位置に配設され、前記シート部材が前記ソレノイド側に配置される第1シート部材と前記スプール側に配置される第2シート部材とから構成され、前記制御オリフィスが前記スプール内に形成された流路を介して前記圧力制御室に接続され、前記第2オリフィスが、前記第2シート部材に前記流路と対向するようにスリット状に形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁制御弁。
  4. 供給ポートから出力ポートへの流通・出力ポートからドレインポートへの流通の切替えを行なうスプールと、電磁吸引力により摺動可能に配置されるムービングコアを有するソレノイドと、前記ムービングコアの先端部の弁体により開閉可能に形成される油通路を有するシート部材と、前記シート部材と前記スプール端面との間に形成される圧力制御室とを有して構成され、前記圧力制御室内へ流入する油を調整する制御オリフィスを含む第2供給ポートと前記圧力制御室内の油を排出する第2ドレインポートとの2ポートで構成される弁室を有する電磁制御弁であって、
    前記スプールが前記シート部材に当接した状態で、前記スプールが前記制御オリフィスの一部を塞ぐことによって、前記制御オリフィスに前記制御オリフィスより小径の第2オリフィス部が形成されることを特徴とする電磁制御弁。
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