JP4066066B2 - ニーエアバッグモジュール取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車等の車両において車両衝突時の安全対策として採用される、特に乗員の膝まわりを拘束して安全を図るためのニーエアバッグモジュール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両には、車両衝突時にフロントシートの乗員の膝まわりを拘束することで特に胸部の傷害値を低減させるために、シートベルトの補助拘束装置としてニーエアバッグモジュールが座席前方のインストルメントパネルロアの裏側に取り付けられている。
【0003】
図4は従来のニーエアバッグモジュール取付構造例を示しており、インストルメントパネルロア10は、各種の操作スイッチなどが取り付けられるスイッチ取付パネル10aと、エアコンやオーディオなどが設置されるセンターコンソールパネル10bと、内部を遮蔽するカバーパネル10cとを備えており、このインストルメントパネルロア10の裏側にニーエアバッグモジュール11が配設されるようになっている。
【0004】
ニーエアバッグモジュール11にはニーパネル12が連結され、衝突時における衝撃荷重を吸収するようになっている。ニーエアバッグモジュール11およびニーパネル12はそれらの適所で相互に結合し、ブラケット21を介してボディ側のリインフォース20に取付支持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のニーエアバッグモジュール11の取付構造において、インストルメントパネルロア10のカバーパネル10cの縁部10eとスイッチ取付パネル10aの縁部10eにニーエアバッグモジュール11のエアバッグドア11aが閉合するように形成されている。しかしながら、ニーエアバッグモジュール11の取付まわりは、カバーパネル10cとスイッチ取付パネル10aとが横架材10dにて連結されているだけであるので、必ずしも十分な剛性を確保し得るものではなかった。そのため装着されたニーエアバッグモジュール11は、図5のようにエアバッグドア11aの左右の見切り部11bにおいて建付品質を確保するのが難しかった。
【0006】
本発明は以上の点に鑑み、高い剛性を具備し、建付品質等を有効に向上し得るニーエアバッグモジュール取付構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ニーパネルと、ニーパネルに連結されたニーエアバッグモジュールと、ニーエアバッグモジュールが配設されるインストルメントパネルとを備えたニーエアバッグモジュール取付構造であって、インストルメントパネルはニーエアバッグモジュールを収容可能な収容凹部を有し、ニーパネルは、乗員の膝幅長を有するパネル部材と、パネル部材の中間の開口部から箱状に形成された覆いと、を備え、収容凹部は底壁部と3つの側壁部とを備えてニーエアバッグモジュールを囲繞するように橋渡し状に形成され、上記覆いが収容凹部を覆っていることを特徴としている。
【0008】
本発明のインストルメントパネルにおいて、前記収容凹部には、前記エアバッグモジュールに接続されるハーネス類を挿通させるための結線穴が開設されたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明のインストルメントパネルにおいて、前記収容凹部におけるエアコンディショナのダクト対応部位が斜面状に形成されていて、送風路を確保するようにしたことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、インストルメントパネルにおけるエアバッグモジュールを収容する収容凹部は、エアバッグモジュールを囲繞するように橋渡し状に成形されることで、剛性が強化されるとともに建付品質等が有効に向上されることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0012】
図1は本発明の実施形態におけるニーエアバッグモジュールの取付構造例を示している。
樹脂製のインストルメントパネルロア10は、各種の操作スイッチなどが取り付けられるスイッチ取付パネル10aと、エアコンコンディショナーやオーディオ装置などが設置されるセンターコンソールパネル10bと、内部を遮蔽するカバーパネル10cとを備えている。
カバーパネル10cとスイッチ取付パネル10aとは離隔配置されるようにそれらの縁部間に樹脂製の横架材10dが介装されており、また、このカバーパネル10cとスイッチ取付パネル10aとの間はニーエアバッグモジュール11を収容する領域として用いられる。
【0013】
このため、インストルメントパネルロア10には収容凹部13が形成されており、この収容凹部13はニーエアバッグモジュール11を囲繞するように橋渡し状に形成されている。この収容凹部13は、カバーパネル10cの縁部とスイッチ取付パネル10aの縁部との間に架設されており、図2に示すように、概略直方体形状のニーエアバッグモジュール11の側面、すなわちエアバッグドア面を除く3面を囲む側壁部13a,13a,13aとその底面部に位置する底壁部13bとで構成され、ニーエアバッグモジュール11は点線矢印(図1)のように収容凹部13内に収容される。
【0014】
また、収容凹部13の適所には、ニーエアバッグモジュール11に接続されるワイヤーハーネス類などを挿通させるための結線穴14が開設され、図2に示す例では結線穴14が収容凹部13の入隅に開設されている。これにより、その結線穴14にハーネス類等を挿通させることで結線作業等を円滑に行なうことができる。
【0015】
また、図3に示すように、ニーエアバッグモジュール11が収容される収容凹部13に隣接してエアコンディショナーのダクト15が配置される。このため、収容凹部13のダクト15配置側の側壁13aと底壁部13bとの間には、ダクト15の傾斜面に対応した斜面13cが形成され、送風路を確保するようにしている。
【0016】
次に、金属製のニーパネル12は、乗員の膝幅長を有する板状のパネル部材12aとその中間の門型に切り欠かれた開口部12bから後方に向かって箱状に形成された覆い12cとで構成されている。この覆い12cは、収容凹部13を上方から覆うように、収容凹部13の側壁部13aを囲む側壁部12c1,12c1,12c1とその上面部に位置する上壁部12c2とで構成されている。
なお、覆い12cは概略箱型を呈するが、薄鋼板材料等を用いてプレス加工によりニーパネル12に一体にしぼりとして形成されることができる。
また、ニーパネル12には、ニーエアバッグモジュール11と締結用の一対の孔12dが設けられており、これらの孔12d,12dにニーエアバッグモジュール11の上面に設けられたブラケット11cを挿通したボルト等が嵌合し、ニーパネル12とニーエアバッグモジュール11とが連結される。
【0017】
このように構成された本発明の実施形態に係るニーエアバッグモジュール取付構造によれば、上記のようにインストルメントパネル10におけるニーエアバッグモジュール11の収容凹部13がニーエアバッグモジュール11を囲繞するように橋渡し状に成形されることで、収容凹部13まわりにおけるインストルメントパネルロア10の高い剛性強度を確保することができる。
このように剛性を強化することで、エアバッグドア11aの見切り部11bにおける建付品質を確保し、良好な外観見栄えを得ることが可能になる。
【0018】
さらに、ニーエアバッグモジュール11の組付けに際して、結線穴14にハーネス類等を挿通させることで結線作業等を円滑に行なうことができ、組付性を向上することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のニーエアバッグモジュール取付構造において、インストルメントパネルロアにおける特にニーエアバッグモジュール収容凹部まわりの剛性を強化し、建付品質等を有効に向上することに加え、組付性を向上することができる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるニーエアバッグモジュールの取付構造例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるニーエアバッグモジュール収容凹部まわりを示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるエアコンディショナーのダクト対応部位まわりを示す正面図である。
【図4】従来のニーエアバッグモジュールの取付構造例を示す斜視図である。
【図5】従来のエアバッグドアの見切り部を示す正面図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネルロア
10a スイッチ取付パネル
10b センターコンソールパネル
10c カバーパネル
10d 横架材
11 ニーエアバッグモジュール
11a エアバッグドア
11c ブラケット
12 ニーパネル
12a パネル部材
12b 開口部
12c 覆い
12c1 側壁部
12c2 上壁部
12d 孔
13 収容凹部
13a 側壁部
13b 底壁部
13c 斜面
14 結線穴
15 ダクト
16 ダクト対応部位

Claims (3)

  1. ニーパネルと、該ニーパネルに連結されたニーエアバッグモジュールと、該ニーエアバッグモジュールが配設されるインストルメントパネルと、を備えたニーエアバッグモジュール取付構造であって、
    上記インストルメントパネルは上記ニーエアバッグモジュールを収容可能な収容凹部を有し
    上記ニーパネルは、乗員の膝幅長を有するパネル部材と、該パネル部材の中間の開口部から箱状に形成された覆いと、を備え、
    上記収容凹部は、底壁部と3つの側壁部とを備えて、上記ニーエアバッグモジュールを囲繞するように橋渡し状に形成され
    上記覆いが上記収容凹部を覆っていることを特徴とする、ニーエアバッグモジュール取付構造
  2. 前記収容凹部に、前記ニーエアバッグモジュールに接続されるハーネス類を挿通させるための結線穴が開設されたことを特徴とする、請求項1に記載のニーエアバッグモジュール取付構造
  3. 前記収容凹部におけるエアコンディショナのダクト対応部位を斜面状に形成し、送風路を確保するようにしたことを特徴とする、請求項1または2に記載のニーエアバッグモジュール取付構造
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