JP4065254B2 - 管理機 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪またはクローラを外側に傾斜させた管理機、特に鎮圧型の畝整形用の管理機に関し、詳しくは、前部のロータリでかき上げた土をその後方の鎮圧部で叩き整形し、その鎮圧部の後方に推進用の車輪またはクローラを備えた管理機において、車輪またはクローラを外側に傾斜させて車輪またはクローラの接地部の左右の間隔を狭めることで、鎮圧部で整形された畝を車輪またはクローラで踏み壊さないようにした管理機に関する。

鎮圧型の畝整形用の管理機は、への字型のいわゆるロータリ及び駆動一体型ミッションの前部にロータリを配置し、その後方に推進用の車輪またはクローラを配置し、そのロータリと車輪またはクローラとの中間の位置にミッションにより駆動されるPTO軸を配置し、そのPTO軸により鎮圧部を駆動するように構成されている。作業時には、前方のロータリでかきあげた土をその後方の鎮圧部で叩き整形し、鎮圧部の直後の車輪またはクローラで推進する。この管理機では、鎮圧部で左右に形成された畝と畝の間の空間(溝)は、底の部分の幅が狭いため、その狭い幅の間を左右対の車輪またはクローラで踏みしめていくため、車輪またはクローラの幅を最も狭い間隔に調節した場合でも、畝の裾の部分を崩してしまうことが避けられなかった。これらの問題の対策として、車輪またはクローラを、本来の性能を発揮する幅よりも狭いものに交換することも試みられているが、車輪またはクローラの幅を狭くすると、必要な推進力が得られないという新たな問題がひきおこされた。なお、従来、車輪を連結ピンを介して車軸に取り付ける管理機としては、特許文献1に記載のものが知られている。
特開平08−116715号公報
そこで、本発明は車輪またはクローラを、必要なときのみ、上方が外側に開くように斜めに取り付けて、車輪またはクローラの接地部の間隔を狭くして、整形された畝の裾部分を踏み崩すことがないようした管理機を提案することを目的とした。
上記課題を解決するために、本発明は、本体から垂設されたミッションケースの下端から左右両側に突設された車軸に連結ピンを介して左右一対の車輪またはクローラが取り付けられる管理機において、前記車軸に直径方向に形成された孔に挿入された車軸ピンと、軸芯が斜め下方に傾斜した筒状の本体部の一端が前記車軸の周囲の前記ミッションケース部に着脱自在に締結されるとともに他端の内側にベアリングの外輪の嵌合部が形成された傾斜ブラケットと、該傾斜ブラケットの嵌合部に外輪が嵌着されたベアリングと、該ベアリングの内輪に一端の外周部が嵌着されるとともに一端の内側に前記車軸の端部が挿入される挿入部が形成されかつ該挿入部に前記車軸ピンの端部が係合される凹部が形成されさらに他端側に直径方向にピン孔が形成された延長車軸とから構成されるアタッチメントを備え、車輪またはクローラを傾けて取り付ける場合は、前記アタッチメントを前記ミッションケースに締結した後、前記延長車軸に車輪またはクローラのハブを嵌挿して前記ピン孔に連結ピンを装着することを特徴とした。

なお、前記管理機は、ロータリの後方に鎮圧板を配置しその後方に車輪またはクローラを配置した管理機であることが好ましい。
以上述べたように本発明によれば、車軸を斜め下方に傾斜させるアタッチメントをミッションケースに着脱自在に取り付けることで、車輪またはクローラを、必要なときのみ、上方が外側に開くように斜めに取り付けることが可能となる。その結果、鎮圧型の畝整形用の管理機における車輪またはクローラの接地部の間隔を狭くすることが可能となり、車輪またはクローラが畝を崩すことが解消される。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。

図1は本発明を鎮圧式畝整形管理機に適用した場合の管理機の側面図を示す。管理機1は、前部に前輪2が配置され、その後方にロータリ3が配置され、さらにその後方に車輪4が配置されている。ロータリ3と車輪4の間には、鎮圧板5が配置され、ロータリ3でかき上げた土を鎮圧して畝を形成する。この形成された畝を車輪4が踏み崩すことがないように、本発明では車輪4の車軸部分に車軸を傾斜させるアタッチメントを着脱自在に取り付けて、車輪4の上方が外側に開くように斜めに取り付けて、車輪4の接地部の間隔を狭くしたものである。

図2は、図1の管理機1の車軸部分に取り付けられたアタッチメントの構成を示す断面図である。図において、6は管理機1の本体から垂設されたミッションケースであり、内部に車軸7,8を駆動するスプロケットやチェーンが収納されている。ミッションケース6から突出されている車軸7,8には、直径方向の孔が形成され、車軸ピン11,12が挿入されている。車軸7,8の周囲のミッションケース6には、取付フランジ13,14を介して、傾斜ブラケット15,16がボルト(図示せず)により締結されている。傾斜ブラケット15,16は、軸芯の外側が下降するように傾斜した円筒により形成され、円筒の外側の端部内周側に、嵌合部が形成されてベアリング17,18の外輪が嵌着されている。

ベアリング17,18の内輪は、延長車軸21,22の基端側のフランジ部23,24に嵌着されている。フランジ部23,24の内周側は、車軸7,8の端部が接触しないように中空に形成されるとともに、車軸ピン11,12の両端が係合される凹部9,10が直径方向にそれぞれ2箇所形成されている。延長車軸21,22の先端側には、車輪25,26のハブ27,28が嵌合されて、直径方向に挿入された連結ピン29,30により固定されている。ここで、車軸ピン11,12、傾斜ブラケット15,16、ベアリング17,18、延長車軸21,22によりアタッチメントが構成される。

このようにミッションケース6に着脱自在にアタッチメントを取り付けたことで、延長車軸21,22は、軸芯が傾斜した傾斜ブラケット15,16に、ベアリング17,18を介して接続され、同様に軸芯が傾斜した状態で回転自在に支持される。同時に、延長車軸21,22は、車軸ピン11,12と凹部9,10を介して、車軸7,8に連結されているため、車軸7,8により回転駆動される。その結果、延長車軸21,22に装着された車輪25,26は、上部が外側に開いて、その分、下部の接地部の間隔が狭く支持された状態で、車軸7,8により回転駆動される。それにより、管理機が鎮圧式畝整形管理機である場合は、車輪25,26の前方で鎮圧板により整形された畝の間を、接地部が狭まった車軸7,8が走行していくことで、畝を崩すことが解消される。

なお、上述したアタッチメントは、着脱自在であるため、管理機を畝整形以外に使用する場合は、アタッチメントを外して、車軸7,8に直接、車輪25,26を取り付けて、車輪25,26を平行な状態にして使用することが可能である。このとき、車輪25,26のハブ27,28の内径は、車軸7,8よりも一回り大きいので、その間に筒状のスペーサを介在させることは言うまでもない。図2では、アタッチメントの傾斜角を5度としたが、これは、図1の鎮圧板5の下端幅方向寸法と車輪25,26の外形寸法とから決定されたものであり、鎮圧板5がより小さい場合は、さらに、アタッチメントの傾斜角を大きくする場合もある。
本発明は、車輪を備えた鎮圧式畝整形管理機以外には、クローラを備えた鎮圧式畝整形管理機にも利用可能である。
本発明を鎮圧式畝整形管理機に適用した場合の管理機の側面図である。 図1の管理機の車軸部分に取り付けられたアタッチメントの構成を示す断面図である。
符号の説明

1 管理機

2 前輪

3 ロータリ

4 車輪

5 鎮圧板

6 ミッションケース

7,8 車軸

9,10 凹部

11,12 車軸ピン

13,14 取付フランジ

15,16 傾斜ブラケット

17,18 ベアリング

21,22 延長車軸

23,24 フランジ部

25,26 車輪

27,28 ハブ

29,30 連結ピン

Claims (2)

  1. 本体から垂設されたミッションケースの下端から左右両側に突設された車軸に連結ピンを介して左右一対の車輪またはクローラが取り付けられる管理機において、

    前記車軸に直径方向に形成された孔に挿入された車軸ピンと、

    軸芯が斜め下方に傾斜した筒状の本体部の一端が前記車軸の周囲の前記ミッションケース部に着脱自在に締結されるとともに他端の内側にベアリングの外輪の嵌合部が形成された傾斜ブラケットと、

    該傾斜ブラケットの嵌合部に外輪が嵌着されたベアリングと、

    該ベアリングの内輪に一端の外周部が嵌着されるとともに一端の内側に前記車軸の端部が挿入される挿入部が形成されかつ該挿入部に前記車軸ピンの端部が係合される凹部が形成されさらに他端側に直径方向にピン孔が形成された延長車軸と、

    から構成されるアタッチメントを備え、車輪またはクローラを傾けて取り付ける場合は、前記アタッチメントを前記ミッションケースに締結した後、前記延長車軸に車輪またはクローラのハブを嵌挿して前記ピン孔に連結ピンを装着することを特徴とした管理機。
  2. 請求項1に記載の管理機において、

    前記管理機は、ロータリの後方に鎮圧板を配置しその後方に車輪またはクローラを配置したことを特徴とする管理機。
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