JP5501455B2 - 無限軌道システム - Google Patents

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Description

本特許出願は、参照によりその内容が本明細書に援用されている、2009年6月30日に米国特許商標局に出願した、「Limited Encroachment Track System」という名称の、本発明の譲受人に譲渡された米国仮特許出願第61/221821号の優先権の利益を主張するものである。
本発明は、一般に、通常は車輪付車両での車輪交換として使用される無限軌道システムに関する。より詳細には、それには限定されないが、本発明は、建設、産業、森林、農芸及び農業用車両など(これらに限定されない)の大型車両での車輪交換のための無限軌道システムに関する。
粘着摩擦及び浮遊性能は、農業及び建設用車両にとっては常に重要な問題である。車両を無限軌道システムの上に取り付けることにより、より低い地圧、より良好な粘着摩擦及び利用可能な動力のより良好な使用が保証される。車両を軟らかい地面状態で走行させる場合、或いは大きい粘着摩擦力を必要とする場合、これはとりわけ重要である。
車輪の代わりに無限軌道システムを取り付ける場合の課題の1つは、無限軌道システムをその前の車輪の利用可能空間外皮内に嵌合させることである。旋回運動を特徴とする典型的な無限軌道システムには、フェンダ、燃料タンク又はオイル・タンク、車両シャシー、三点ヒッチ、等々などの周囲の設備と干渉しがちである。
従来技術による無限軌道システムで提案されている解決法の1つは、スプロケット・ホイールの回転軸より低い旋回点を有することである。このようなより低い旋回点を有する無限軌道システムは、一般的により安定であり、また、車両及びその周囲の設備との干渉がより少ない。しかしながら、より低い旋回点を有しても、無限軌道システムへの車輪の交換に関連するすべての問題に対処することにはなっていない。
したがって、無限軌道推進の利点のすべてではないとしても、好ましくはそのほとんどを提供することができ、且つ、それらが取って代わる車輪の空間外皮内に嵌合させることができる無限軌道システムが必要である。
したがって本発明によれば、車両及びその付属品との干渉を防止するためにその運動が制限される無限軌道システムを提供することにより、従来技術の欠点に対する解決法が提供される。
本発明の原理によれば、無限軌道システムは、通常、車両の車輪軸又はホイール・ハブのうちのいずれかに取り付けられるように構成されたスプロケット・ホイールと、支持部材を介してスプロケット・ホイールに接続された支持フレームであって、支持部材がスプロケット・ホイール及び支持フレームの両方に旋回自在に取り付けられた支持フレームと、長手方向に延在している継目なし粘着摩擦バンド、又はその周りに取り付けられた無限軌道とを備えている。支持フレームは、通常、前部及び後部に取り付けられたアイドラー・ホイール、及びその長さに沿って取り付けられたロード・ホイールなどの車輪を旋回自在に支持している。
本発明によれば、無限軌道システムは、さらに、支持部材に取り付けられ、且つ、車両フレームに取り付けられるように構成された運動制限リンクを備えている。運動制限リンクは、例えば無限軌道システムと車両の間の接触等を防止するために無限軌道システムの運動を制限する。このリンクは、支持部材に対して支持フレームが旋回することを許すが、支持部材に対する支持フレームの長手方向の運動(つまり前方及び/又は後方の運動)及び横方向の運動(つまり側方向の運動)を防止する。
無限軌道システムは、複数の車両サイズに適合させることができることが好ましく、実際、リンクの長さ及び構成を適合及び/又は修正することができる。一実施例では、リンクは、リンクの構成を修正するためにねじで取付け又は取外しすることができる2つのセクションを備えている。また、無限軌道システムを特定の車両に適合させるために、或いは車両の構成を変更するために、リンクの第1の末端及び第2の末端を支持部材上及び/又は車両のフレーム上の異なる場所で接続することも可能である。
本発明は、農業向け及び農芸全般向けの車両上で使用される無限軌道システムのためにとりわけ有用であるが、本発明は、他の産業、例えば建設産業或いは森林産業などに使用される車両上で使用することも可能である。
本発明の他の利点及び新規な特徴は、以下で説明する、或いは特許請求の範囲で示されることになる実施例を理解することによって明らかになり、また、本明細書においては言及されていない様々な利点は、実際に本発明を使用することによって当業者には明らかになるであろう。新規であると思われる本発明の特徴は、とりわけ特許請求の範囲に示されている。
本発明の上記及び他の目的、特徴並びに利点は、添付の図面を参照して行う以下の説明から容易に明らかになるであろう。
本発明による一例示的無限軌道システムの外部つまり外側の正面図である。 粘着摩擦バンドがない図1の無限軌道システムの内部つまり内側の正面図である。 図1の無限軌道システムの内側の斜視図である。 図3のAで識別されている円で囲まれた部分の拡大詳細図である。 粘着摩擦バンドがない図1の無限軌道システムの内側の他の斜視図である。 図4のBで識別されている円で囲まれた部分の拡大詳細図である。 粘着摩擦バンドがない図1の無限軌道システムの外側の斜視図である。 粘着摩擦バンドがない図1の無限軌道システムの内側の斜視図である。 粘着摩擦バンドがなく、また、部分的に示されている車両軸/ハブに取り付けられた図1の無限軌道システムの内側の斜視図である。 図1に示されている無限軌道システムの分解図である。 車両軸/ハブ及びフレームの一部を示す、図1の無限軌道システムの内側の斜視図及び部分分解図である。 粘着摩擦バンドがない、図1に示されている無限軌道システムの他の分解図である。
以下、新規な無限軌道システムについて説明する。本発明は、特定の実施例に関して説明されているが、本明細書において説明されているこれらの実施例は単なる一例にすぎないこと、また、本発明の範囲は、これらの実施例によって制限されることは意図されていないことを理解されたい。
最初に図1及び図2を参照すると、本発明の原理を組み込んだ一例示的無限軌道システム10が示されている。無限軌道システム10は、通常、車両(図示せず)の車輪軸又はハブ600(図8及び図10参照)に取り付けられるように構成されたスプロケット・ホイール100、支持フレーム200、スプロケット・ホイール100及び支持フレーム200の両方に旋回自在に接続された支持部材300、支持部材300に接続された運動制限リンク400、並びにスプロケット・ホイール100及び支持フレーム200の周囲に配置された継目なし粘着摩擦バンド500を備えている。
図2、図5、図6及び図8を参照すると、スプロケット・ホイール100は、通常、その周囲に概ね一様に間隔を隔てて配置された複数のスプロケット歯110を備えている。スプロケット歯110は、粘着摩擦バンド500の駆動突起534と駆動自在に係合するように構成されており、これについては以下でより詳細に説明する(図8参照)。
この実施例では、スプロケット・ホイール100は、取付けプレート124及び126並びにボルト及びナットなどの適切な固定具を介して一緒に取付けられるように構成される2つのほぼ半円形のセクション120及び122からなっている。
さらに図2、図5、図6及び図8を参照すると、スプロケット・ホイール100は、さらに円板130を備えており、この円板130には、以下でより詳細に説明するように、円形状に配置された第1の開口132であって、その取付けボルト610を受け取るために車両軸/ハブ600のボルト・パターンを反映するように構成された第1の開口132(特に図8及び図10を参照されたい)と、円形状に配置された第2の開口134であって、スプロケット・ホイール100及び軸312のフランジ316の締付けボルトを受けるように構成された第2の開口134が形成されている。
理解されるように、いくつかの他の実施例では、スプロケット・ホイール100の2つのセクション120及び122は単一にすることも可能であり、或いは3つ以上のセクション120及び122をスプロケット・ホイール100に持たせることも可能である。また、さらに他の実施例では、円板130は、スプロケット・ホイール100と一体にすることができ、或いは、例えば車両軸/ハブ600の構成及び/又はスプロケット・ホイール100の構成がスプロケット・ホイール100への軸312の直接ボルト締めを許す場合、円板130を省略することも可能である。
もう一度図1、図2、図5、図6及び図8を参照すると、支持フレーム200は、通常、複数の車輪、例えば、それぞれ支持フレーム200の前端202及び後端204に取り付けられたアイドラー車輪210、及び前部アイドラー車輪210と後部アイドラー車輪210の間の支持フレーム200の中央部分203の長さに沿って取り付けられた主車輪220などが旋回自在に取り付けられた概ね長手方向に延在する構造として構成されている。図5及び図10に最も良好に示されているように、この実施例では、アイドラー車輪210及び主車輪220は、(アイドラー車輪210のための)カンチレバー軸212及び(主車輪220のための)軸222を介して支持フレーム200の両側に取り付けられている。
理解されるように、いくつかの他の実施例では、車輪210及び220は、支持フレーム200内に旋回自在に取り付けられた軸に取り付けることができる。また、他の構成も可能である。
次に図8及び図10を参照すると、支持フレーム200は、さらに、支持フレーム200を横方向に貫通して延在している横方向開口230を備えており、この横方向開口230は、支持部材300の下部軸352及び1つ又は複数の軸受並びにシール・アセンブリ232を旋回自在に受けるように構成されている。
図1及び図2に最も良好に示されているように、開口230は、支持フレーム200の長さに対して実質的に中央に配置されている。さらに、いくつかの他の実施例では、開口230は、前端202の近傍又は後端204の近傍に配置することも可能である。
次に図1、図2、図5、図6、図8及び図10を参照すると、支持部材300がより詳細に示されている。
これらの図に示されているように、支持部材300は、通常、概ね垂直方向に延在する構造として構成され、この構造は、通常、上部部分310、中央部分即ち中間部分330及び下部部分350を備えている。また、この実施例では、支持部材300は、さらに、中央部分330及び下部部分350に固着された、図2及び図6に最も良好に示されているバック部材即ちプレート370を備えている。
上部部分310は、スプロケット・ホイール100と駆動自在ではなく、旋回自在に係合するように構成されている。その意味では、上部部分310は、軸受又はローラアセンブリを介して横方向開口314(図10に最も良好に示されている)内に旋回自在に取り付けられた軸312を備えている。図8及び図10に最も良好に示されているように、軸312は、スプロケット・ホイール100に隣接しているその末端に、半径方向に延在している、上で説明したスプロケット・ホイール100の円板130に固着されるように構成されたフランジ316を備えている。その意味では、フランジ316は、円板130の開口134のいくつか、又はすべてと整合する開口317を備えている。理解されるように、いくつかの他の実施例では、円板130を必要とすることなく、フランジ316を直接スプロケット・ホイール100に取り付けることができる。
軸312は、円板130を介してスプロケット・ホイール100に固定接続されるため、スプロケット・ホイール100が回転すると、軸312が支持部材300の上部部分310の開口314内で回転することになることは当業者には理解されよう。しかしながら、軸312は開口314内に旋回自在に取り付けられているため、軸312が回転しても支持部材300の回転は誘起されない。
支持部材300の中央部分330は、前部即ち前方突起332及び後部即ち後方突起334を備えている。前部突起332は、その末端に前部アーム336(図6及び図8に最も良好に示されている)を備えており、また、同様に後部突起334もその末端に後部アーム338(図5に最も良好に示されている)を備えている。前部及び後部アーム336及び338は、無限軌道システム10の内側に向かって横方向に延在している。
この実施例では、前部及び後部アーム336及び338は実質的に平行である。
前部及び後部アーム336及び338は2つの目的を果たしている。第1に、前部及び後部アーム336及び338は、軸352の回転軸353(図5及び図6参照)の周りの支持フレーム200の回転運動を制限するためのストッパとして作用している。したがって支持フレーム200が軸353の周りに旋回すると、前端202の上向きの運動又は後端204の上向きの運動が前部及び後部アーム336及び338のうちのいずれか一方によって制限又は停止される。理解されるように、前部及び後部アーム336及び338、或いは支持フレーム200のいずれかに対する損傷を防止するために、前部及び後部エラストマー・ストッパ206及び208は、図1、図8及び図10に示されているように、支持フレーム200の頂部表面に提供されることが好ましい。
第2に、図5、図6、図8及び図9に示されているように、前部及び後部アーム336及び338は、支持部材300の中央部分330をバック・プレート370に剛直に結合している。その意味では、図6に示されているように、バック・プレート370は、前部及び後部アーム336及び338にボルト締めされることが好ましい。以下で最も良好に説明されるように、運動制限リンク400は、支持部材300の運動を防止するためにバック・プレート370及び車両の両方に接続される。
また、いくつかの他の実施例では、バック・プレート370は、他の機能的に等価の構造(例えばバック部材)によって具体化することも可能であり、及び/又はアーム336及び338と一体にすることも可能である。
当業者には、前部アーム336がスプロケット・ホイール100の前を通過し、一方、後部アーム338がスプロケット・ホイール100の後ろを通過していることに留意されたい。
支持部材300の下部部分350は、通常、無限軌道システム10の内側に向かって横方向に延在している、既に紹介済みの軸352を備えている。
上で説明したように、軸352は、支持部材300に対する支持フレーム200の旋回運動を許すために、支持フレーム200の横方向開口230の中に受けられている。
図8に最も良好に示されているように、軸352の自由端は、追加支持のためにバック・プレート370に接続されることが好ましい。理解されるように、バック・プレート370を支持フレーム200に接続することができたとしても、その接続は剛直ではない。
ここで、この実施例では、軸352の回転軸353は、スプロケット・ホイール100の回転軸101に対してわずかに前方にシフトしていることに留意することが重要である(図1参照)。
軸352の回転軸353とスプロケット・ホイール100の回転軸101の間の長手方向のシフト354を有することには、いくつかの利点があると思われる。例えば車両の重量分布を無限軌道システム10の支持フレーム200の前端202又は後端に向かってシフトさせることができる。また、例えば車両の安定性を改善するためにそのホイールベースを修正する(つまり長くしたり、或いは短くしたりする)ことも可能である。
理解されるように、これらの2つの回転軸353と101の間の長手方向の距離354は変更が可能である。また、回転軸353は、図1の場合のように必ずしも常に前方にシフトさせる必要はない。例えば前部ローダの後部車輪を無限軌道システム10に置き換えることにより、その回転軸353を回転軸101に対して後方にシフトさせることができる。さらに、車両のホイールベースを広くするために車両の前部車輪を無限軌道システム10に置き換えることによって前方シフトを有することができ、一方、同じ車両の後部車輪を無限軌道システム10に置き換えることによって後方シフトを有することができる。
さらに、いくつかの他の実施例では、距離354がゼロになるよう、回転軸353と回転軸101とを垂直方向に整列させることも可能である。
さらに、これらの2つの回転軸353及び101は平行であることが好ましいが、 いくつかの実施例ではそれらを互いに対して若干の角度をつけることも可能である。これらの2つの軸353と101の間の小さな角度は、例えば無限軌道システム10を予め反らせることができ、それにより無限軌道システム10が運転中にこうむることになる撓みの一部を考慮することができる。
次に図3、図4及び図6〜図9を参照すると、運動制限リンク400がより詳細に示されている。
この実施例では、リンク400は、図3A、図4A及び図9に示されているように一緒にボルト締めされる2つのセクション410及び430を備えている。理解されるように、いくつかの他の実施例では、これらのセクション410及び430は、溶接又はさもなければ一緒に剛直に締め付けることができる。さらに他の実施例では、リンク400は一体にすることも可能である。
この実施例では、第1のセクション410は、支持部材300のバック・プレート370に溶接又はさもなければ固定取付けされることが好ましく、一方、第2のセクション430は、無限軌道システム10が取り付けられる車両のフレーム650にボルト締めされ、或いはさもなければフレーム650に好ましくは取外し可能に固定取付けされるように構成される(図7参照)。その意味では、この実施例では第2のセクション430は、少なくとも部分的に車両のフレーム650と外接するように構成されたC形クランプ部分432を備えている。
理解されるように、クランプ部分432のサイズ及び形状は、無限軌道システム10が取り付けられる車両のフレーム650の構成で決まる。
運動制限リンク400は、バック・プレート370を介して支持部材300と、無限軌道システム10が取り付けられる車両の両方に剛直に接続されるため、リンク400は、車両に対する支持部材300の長手方向及び横方向の運動を防止する。
長手方向の運動に関して、リンク400は、スプロケット・ホイール100の回転軸101の周りの支持部材300の前方及び/又は後方回転運動を防止する。
横方向の運動に対しては、リンク400は、無限軌道システム10が横方向の荷重を受けた場合に(例えば車両が回転した場合に)、支持部材300の横方向の運動、延いては無限軌道システム10の横方向の運動を防止する。さらに、リンク400は、さもなければ軸/ハブ600及び/又は車両のフレーム650に直接伝達されることになる横方向の荷重を小さくする。したがって軸/ハブ600及び/又は無限軌道システム10が取り付けられるフレーム650を損傷する可能性が防止され、或いは少なくとも低減される。
しかしながら、運動制限リンク400は、支持部材300に対する支持フレーム200の旋回運動は防止しないことを理解されたい。実際、バック・プレート370は支持フレーム200に剛直に結合されないため、たとえバック・プレート370が固定状態を維持している場合であっても、支持フレーム200は自由な旋回を維持することになる。特に、支持フレーム200のこれらの旋回運動は、無限軌道システム10が走行する地形の形状の追従を無限軌道システム10に許すため、大きさが限られてはいるが支持フレーム200のこれらの旋回運動は歓迎される。
次に図1、図3、図8及び図9を参照すると、実質的に概略的に示されている粘着摩擦バンド500は、強化エラストマー材料でできた、内部車輪係合表面530及び外部地面係合表面550を画定しているメイン・ボディ510を備えている。
内部表面530は、長手方向に整列した複数行の駆動突起534及び案内突起532、536を備えている。案内突起532及び536は、駆動突起534から横方向に間隔を隔てており、支持フレーム200の車輪210及び220のための車輪経路533及び535を画定している。駆動突起及び案内突起532、534及び536は、粘着摩擦バンド500のピッチ・セクション515に沿って横方向に整列していることが好ましい。
駆動突起534は、スプロケット・ホイール100から粘着摩擦バンド500に動力を伝達するためにスプロケット・ホイール100のスプロケット歯110と係合するように構成されており、一方、案内突起532及び536は、車輪210及び220の周りに粘着摩擦バンド500を案内し、且つ、概ね粘着摩擦バンド500の横方向の運動を防止するように構成されている。
図には示されていないが、粘着摩擦バンド500の外部表面550は、通常、一連の地面係合粘着摩擦突起からなる踏面パターンを備えている。本発明の譲受人に譲渡された、WO2010/066043の番号で公告された国際特許出願第PCT/CA2009/001795号に、粘着摩擦突起の一例示的パターンが示されている。他の踏面パターンも可能である。
無限軌道システム10のこの実施例は、通常、一般的には車輪付車両の車輪と交換するように構成され、且つ、使用される。例えば一対の無限軌道システム10を使用して農業用トラクタの後部車輪と交換することができる。さらに他の実例では、4つの無限軌道システム10を使用して、連結ステアリングを使用した建設前部ローダの4つの車輪と交換することができる。
理解されるように、無限軌道システム10の一般的な構成は、ほとんどの車両に対して同じように構成することができるが、個々の車両は独自のフレーム650構成を有しているため、運動制限リンク400の構成は、多少なりとも重要な適合又は修正の対象になる。さらに、すべての構成において、運動制限リンク400は、必ずしもその必要はないが一般的にはバック・プレート370を介して支持部材300と、車両フレーム650の両方に剛直に取り付けられる。理解されるように、いくつかの他の実施例では、運動制限リンク400は、軸352及び/又はアーム336及び338に直接接続することも可能である。
使用に際しては、一般的には車輪車両が無限軌道システム10を搭載すると、無限軌道システム10は、車両に大きな粘着摩擦及び沈下抵抗力を提供する。さらに、その長手方向及び/又は横方向の移動が防止されるため、無限軌道システム10は、通常、無限軌道システム10に交換される車輪の空間外皮内に嵌合される。その意味では、運動制限リンクのため、無限軌道システム10は、車両及びその周囲の設備(例えばフェンダ、タンク、車両シャシー、三点ヒッチ、等々)との接触又は干渉が防止される。
以上、本発明の、例示的な、且つ、現時点における好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明の概念は、その他の形で様々に具体化して使用することができること、また、特許請求の範囲は、従来技術によって制限されている限りにおいてを除き、そのような変形形態を包含するように解釈されるべきであることが意図されていることを理解されたい。

Claims (38)

  1. a)車両の車輪ハブに取り付けられるように構成されたスプロケット・ホイールと、
    b)前端及び後端を有する、実質的に長手方向に延在している支持フレームであって、前記前端及び後端に旋回自在に取り付けられたアイドラー車輪、及び中間に旋回自在に取り付けられた主車輪を備えた支持フレームと、
    c)実質的に垂直方向に延在している支持部材であって、前記支持部材が、上部部分、中央部分及び下部部分を備え、前記上部部分が前記スプロケット・ホイールに非駆動的に取り付けられ、前記中央部分が、前方に延在している第1の突起、及び後方に延在している第2の突起を備え、前記第1の突起が、横方向に内側に向かって延在している第1のアームを備え、前記第2の突起が、横方向に内側に向かって延在している第2のアームを備え、また、前記下部部分が、横方向に内側に向かって延在している第1の軸を備え、前記支持フレームに旋回自在に取り付けられている、支持部材と、
    d)前記支持部材の前記中央部分の前記第1及び第2のアーム、並びに、前記第1の軸に剛直に結合された第1の末端、及び前記車両に剛直に取り付けられるように構成された第2の末端を備えたリンクと、
    e)前記スプロケット・ホイール、前記アイドラー車輪及び前記主車輪の周囲に配置された継目なし粘着摩擦バンドと
    を備える無限軌道システム。
  2. 前記スプロケット・ホイールが、そこから横方向に延在している第2の軸をさらに備え、前記上部部分が、前記第2の軸に非駆動的に取り付けられている、請求項1に記載の無限軌道システム。
  3. 前記第の軸が、半径方向に延在している、前記スプロケット・ホイールへの取付けのために構成されたフランジを備えている、請求項2に記載の無限軌道システム。
  4. 前記フランジが前記スプロケット・ホイールの外側への取付けのために形状付けられている、請求項3に記載の無限軌道システム。
  5. 前記スプロケット・ホイールの内側及び前記車両の前記車輪ハブへの取付けのために形状付けされた円板をさらに備えている、請求項4に記載の無限軌道システム。
  6. 前記フランジが第1のセットの開口を備え、前記円板が第2のセットの開口及び第3のセットの開口を備え、前記第1及び第2の開口が実質的に整列している、請求項5に記載の無限軌道システム。
  7. 前記第1及び第2のアーム、並びに、前記第1の軸に固着された部材をさらに備え、前記リンクの前記第1の末端が、前記部材に剛直に結合されている、請求項に記載の無限軌道システム。
  8. 前記第1及び第2のアームが実質的に平行である、請求項に記載の無限軌道システム。
  9. 前記スプロケット・ホイールが第1の回転軸を画定し、前記第の軸が第2の回転軸を画定し、前記第2の回転軸が前記第1の回転軸より低い、請求項に記載の無限軌道システム。
  10. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して長手方向に変位されている、請求項に記載の無限軌道システム。
  11. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行である、請求項に記載の無限軌道システム。
  12. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行ではない、請求項に記載の無限軌道システム。
  13. 前記リンクが第1のセクション及び第2のセクションを備えている、請求項1に記載の無限軌道システム。
  14. 前記支持フレームが、両側から横方向に延在している複数の軸を備え、前記軸の各々が前記アイドラー車輪及び主車輪のうちの少なくとも一方を旋回自在に支持している、請求項1に記載の無限軌道システム。
  15. 車両上での使用に適した無限軌道システムであって、
    a)前記車両の車輪ハブに接続されるように構成されたスプロケット・ホイールと、
    b)前部部分、後部部分及びそれらの間の中央部分を有する、実質的に長手方向に延在している支持フレームであって、前記前部及び後部部分に旋回自在に取り付けられたアイドラー車輪、及び前記中央部分に旋回自在に取り付けられた主車輪を備えた支持フレームと、
    c)実質的に垂直方向に延在している支持部材であって、前記支持部材が、上部部分、中央部分及び下部部分を備え、前記上部部分が、前記スプロケット・ホイールに非駆動的に接続され、前記中央部分が、前方に延在している第1の突起、及び後方に延在している第2の突起を備え、前記第1の突起が、横方向に内側に向かって延在している第1のアームを備え、前記第2の突起が、横方向に内側に向かって延在している第2のアームを備え、また、前記下部部分が、第1の軸を備え、前記第1の軸が、横方向に内側に向かって延在し、前記支持フレームに旋回自在に取り付けられている、支持部材と、
    d)前記支持部材の前記中央部分の前記第1及び第2のアーム、並びに、前記支持部材の前記下部部分の前記第1の軸に剛直に接続され、且つ、前記車両に剛直に接続されるように形状付けられたリンクと、
    e)前記スプロケット・ホイール、前記アイドラー車輪及び前記主車輪の周囲に配置された継目なし粘着摩擦バンドと
    を備える無限軌道システム。
  16. 前記スプロケット・ホイールが、そこから横方向に延在している第2の軸をさらに備え、前記第の軸が、半径方向に延在している、前記スプロケット・ホイールに接続されたフランジを備えている、請求項15に記載の無限軌道システム。
  17. 前記フランジが前記スプロケット・ホイールの外側に接続されている、請求項16に記載の無限軌道システム。
  18. 前記スプロケット・ホイールの内側に接続された、前記車両の前記車輪ハブへの接続のために形状付けされた円板をさらに備えている、請求項17に記載の無限軌道システム。
  19. 前記フランジが第1のセットの開口を備え、前記円板が第2のセットの開口及び第3のセットの開口を備え、前記第1及び第2の開口が実質的に整列している、請求項18に記載の無限軌道システム。
  20. 記無限軌道システムが、前記第1及び第2のアームに接続されたバック部材をさらに備えている、請求項15に記載の無限軌道システム。
  21. 前記リンクが前記バック部材に剛直に接続されている、請求項20に記載の無限軌道システム。
  22. 前記スプロケット・ホイールが第1の回転軸を画定し、前記第の軸が第2の回転軸を画定し、前記第2の回転軸が前記第1の回転軸より低い、請求項15に記載の無限軌道システム。
  23. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して長手方向に変位されている、請求項22に記載の無限軌道システム。
  24. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行である、請求項22に記載の無限軌道システム。
  25. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行ではない、請求項22に記載の無限軌道システム。
  26. 前記支持フレームが、両側から横方向に延在している複数の軸を備え、前記軸の各々が前記アイドラー車輪及び主車輪のうちの少なくとも一方を旋回自在に支持している、請求項15に記載の無限軌道システム。
  27. フレーム及び少なくとも1つの車輪ハブを備えた車両と組み合わせた無限軌道システムであって、
    a)前記車両の前記少なくとも1つの車輪ハブに接続されたスプロケット・ホイールと、
    b)前部部分、後部部分及びそれらの間の中央部分を有する、実質的に長手方向に延在している支持フレームであって、前記前部及び後部部分に旋回自在に取り付けられたアイドラー車輪、及び前記中央部分に旋回自在に取り付けられた主車輪を備えた支持フレームと、
    c)実質的に垂直方向に延在している支持部材であって、前記支持部材が、上部部分、中央部分及び下部部分を備え、前記上部部分が、前記スプロケット・ホイールに非駆動的に接続され、前記中央部分が、前方に延在している第1の突起、及び後方に延在している第2の突起を備え、前記第1の突起が、横方向に内側に向かって延在している第1のアームを備え、前記第2の突起が、横方向に内側に向かって延在している第2のアームを備え、また、前記下部部分が、第1の軸を備え、前記第1の軸が、横方向に内側に向かって延在し、前記支持フレームに旋回自在に取り付けられている、支持部材と、
    d)前記第1及び第2のアーム、前記支持部材の前記第1の軸、並びに、前記車両の前記フレームに剛直に接続されたリンクと、
    e)前記スプロケット・ホイール、前記アイドラー車輪及び前記主車輪の周囲に配置された継目なし粘着摩擦バンドと
    を備える無限軌道システム。
  28. 前記スプロケット・ホイールが、第2の軸をさらに備え、前記第2の軸は、そこから横方向に延在しており、半径方向に延在している、前記スプロケット・ホイールに接続されたフランジを備えている、請求項27に記載の組合せ。
  29. 前記フランジが前記スプロケット・ホイールの外側に接続されている、請求項28に記載の組合せ。
  30. 前記スプロケット・ホイールの内側及び前記車両の前記少なくとも1つの車輪ハブに接続された円板をさらに備えている、請求項29に記載の組合せ。
  31. 前記フランジが第1のセットの開口を備え、前記円板が第2のセットの開口及び第3のセットの開口を備え、前記第1及び第2の開口が実質的に整列している、請求項30に記載の組合せ。
  32. 記支持部材が、前記第1及び第2のアームに接続されたバック部材をさらに備えている、請求項27に記載の組合せ。
  33. 前記リンクが前記バック部材に接続されている、請求項32に記載の組合せ。
  34. 前記スプロケット・ホイールが第1の回転軸を画定し、前記第の軸が第2の回転軸を画定し、前記第2の回転軸が前記第1の回転軸より低い、請求項27に記載の組合せ。
  35. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して長手方向に変位されている、請求項34に記載の組合せ。
  36. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行である、請求項34に記載の組合せ。
  37. 前記第2の回転軸が前記第1の回転軸に対して平行ではない、請求項34に記載の組合せ。
  38. 前記支持フレームが、両側から横方向に延在している複数の軸を備え、前記軸の各々が前記アイドラー車輪及び主車輪のうちの少なくとも一方を旋回自在に支持している、請求項27に記載の組合せ。
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