JPH10119502A - 移動作業機の車輪装置 - Google Patents

移動作業機の車輪装置

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Publication number
JPH10119502A
JPH10119502A JP8297234A JP29723496A JPH10119502A JP H10119502 A JPH10119502 A JP H10119502A JP 8297234 A JP8297234 A JP 8297234A JP 29723496 A JP29723496 A JP 29723496A JP H10119502 A JPH10119502 A JP H10119502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lug
wheel
lug body
outer periphery
lugs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8297234A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujimoto
本 賢 一 藤
Yasuhiro Hashimoto
本 康 弘 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP8297234A priority Critical patent/JPH10119502A/ja
Publication of JPH10119502A publication Critical patent/JPH10119502A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のラグ体を車輪外周に有するセグ
メント形タイヤによって、ラグ体に付着する土の脱落排
除を容易に可能とさせる。 【解決手段】 車輪外周(3)に複数のラグ体からな
るセグメント形タイヤ(18)を装備させた移動作業機
の車輪装置において、ホイルディスク(26)外周に回
動支点軸(22)を介しディスク(26)の左右外側方
向に回動自在にラグ体(17)を取付けると共に、ラグ
体(17)の接地位置近傍にラグ体(17)の回動を規
制するラグ姿勢保持部材(23)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農業用機械或いは建
設用機械などにあって、走行車の車輪外周に複数のラグ
体からなるセグメント形タイヤを用いた移動作業機の車
輪装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種セグメント形タ
イヤは、通常リム外周に複数のラグ体がボルト止め固定
されていて、ラグ体や隣接のラグ体間に土などが付着し
た場合には、この除去が容易に行えないという不具合が
あった。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、車
輪外周に複数のラグ体からなるセグメント形タイヤを装
備させた移動作業機の車輪装置において、ホイルディス
ク外周に回動支点軸を介しディスクの左右外側方向に回
動自在にラグ体を取付けると共に、ラグ体の接地位置近
傍にラグ体の回動を規制するラグ姿勢保持部材を設け
て、ラグ体や隣接のラグ体間に土などが付着した場合で
も、前記支点軸を中心としたラグ体の自由回動によっ
て、土などの脱落を助長させて、常に良好なラグ効果を
発揮可能とさせると共に、ラグ体が接地面近傍まで移動
するときラグ体を適正姿勢に保って走行性能を安定維持
させるものである。
【0004】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は後輪の説明図、図2はトラクタの
全体側面図であり、図中(1)は走行機体であるトラク
タ、(2)(3)はトラクタ(1)の車輪である前後
輪、(4)は前輪(2)を装設する機台であるシャー
シ、(5)は前記シャーシ(4)に搭載するエンジン、
(6)は前記後輪(3)を装設する動力伝達ケース、
(7)は前記ケース(6)の後部上面に取付ける運転
席、(8)は操向ハンドルである。
【0005】そして、トラクタ(1)の前部にフロント
ローダ(9)を、また後部に耕耘ロータリ作業機(1
0)を必要に応じ装備させるもので、フロントローダ
(9)のバケット(11)をトラクタ(1)の前部の取
付フレーム(12)に左右一対のリフトアーム(13)
を介し昇降自在に支持させて、堆肥などの積込み或いは
整地などの圃場装備或いは除雪など各種バケット作業を
行うように構成している。
【0006】また、トラクタ(1)後部に3点リンク機
構(14)を介し耕耘ロータリ(15)を有する耕耘ロ
ータリ作業機(10)を昇降自在に支持させて、走行中
耕耘ロータリ(15)の駆動でもって圃場の耕耘を行う
ように構成している。
【0007】図3乃至図5にも示す如く、前記後輪
(3)はホイルディスク(16)の外周に複数のゴム製
ラグ体(17)を等間隔に取付けてセグメント形タイヤ
(18)を装備させるもので、ラグ体(17)を固設す
る受台(19)の下面に軸筒(20)を形成させ、ホイ
ルディスク(16)外周に固設する軸受(21)に縦方
向の回動支点軸(22)を介して軸筒(20)を支持さ
せて、前記支点軸(22)を中心としてラグ体(17)
をホイルディスク(16)の左右両側方向に回動自在に
設けている。
【0008】また前記隣接の受台(19)と受台(1
9)との間には一定の隙間(T)を形成させて、ラグ体
(17)の左右回動時に相互の干渉を回避させるように
設けている。
【0009】また前記ラグ体(17)の接地位置近傍に
は、ラグ体(17)の左右回動を規制して適正接地姿勢
にラグ体(17)を保つラグ姿勢保持部材である固定用
カム(23)を設けるもので、前記後輪(3)の上部及
び左右両側を覆うフェンダ(24)を、後輪(3)の車
軸(25)の車軸ケース(26)にボルト(27)を介
し固定させ、フェンダ(24)のホイルディスク(2
6)を挾んだ左右下部を前記カム(23)に形成してい
る。前記フェンダ(24)の下端面であるカム面(23
a)は、該カム面(23a)と対向する各受台(19)
の内側面との間に、一定の小さな隙間(t)を形成し
て、後輪(3)の回転中にラグ体(17)が左右に回動
するとき、受台(19)と前記カム面(23a)との接
触によってラグ体(17)が左右に大きく傾くのを防止
し、ラグ体(17)を軟地盤などに有効に作用させて、
走行性能を安定維持させるように構成している。
【0010】而して、前記ラグ体(17)が接地位置か
ら上方位置に移動するとき、前記支点軸(22)を中心
としてラグ体(17)は左右方向に自由回動状態となっ
て、振動などでラグ体(17)が左或いは右に傾くと
き、ラグ体(17)や隣接のラグ体(17)間に付着す
る土の脱落を助長させる。またこの場合隣接の受台(1
9)と受台(19)との間の隙間(T)によって、隣接
のラグ体(17)相互の回動時の干渉が回避されると共
に、これらラグ体(17)間に土詰まりが生じてもラグ
体(17)の回動を容易とさせることができるものであ
る。
【0011】図5に示すものは、接地位置近傍の受台
(19)の内側面に転接させるガイドローラ(28)
を、前記フェンダ(24)のカム(23)に設けて、ラ
グ体(17)の左右回動規制時の摺動抵抗を大巾に低減
させるように構成したものである。
【0012】図6乃至図9は後輪(3)のリム(29)
外周に複数配設するブロック状のラグ体(17)をタイ
ヤ(18)の巾方向にオフセットさせる構成例を示すも
ので、リム(29)の巾内に配置する中央のラグ体(1
7a)を、リム(29)の巾方向に設ける3つのボルト
孔(30)に3本のボルト(31)によって固定させ、
且つ1つ毎の間隔をあけてリム(29)の円周面上に配
設すると共に、左及び右にオフセットさせる左及び右オ
フセット位置のラグ体(17b)(17c)を交互に、
リム(29)のラグ体(17a)間に2本のボルト(3
1)で固定させて、これらラグ体(17a)(17b)
(17c)で接地巾を拡大させることによって、接地圧
を低減させてこの後輪(3)での沈下を防ぐとともに、
牽引性能を向上させるように構成している。
【0013】また図8は前記ラグ体(17)の全てを左
或いは右にオフセットさせると共に、リム(29)外周
にラグ体(17d)(17e)を傾斜状に設ける構成例
を示すもので、後輪(3)の横すべりを防止し、より牽
引性能を向上させるように構成したものである。
【0014】さらに前記ラグ体(17)のオフセット
時、リム(29)の左右両側に補強輪体(32)を固定
して、この剛性を向上させるもので、前記リム(29)
にラグ体(17)を固定するボルト(31)を利用し
て、リム(29)より左右外側に突出するオフセット位
置のラグ体(17b)(17c)(17d)(17e)
の突出部に前記輪体(32)を固定させて、中央のリム
(29)と左右の輪体(32)とでラグ体(17)オフ
セット時の剛性を向上させるように構成している。
【0015】このようにラグ体(17)の取付位置の変
更や取付数の変更で、畑作や水田用など各種用途に対応
させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、車輪外周(3)に複数のラグ体からなるセグメント
形タイヤ(18)を装備させた移動作業機の車輪装置に
おいて、ホイルディスク(26)外周に回動支点軸(2
2)を介しディスク(26)の左右外側方向に回動自在
にラグ体(17)を取付けると共に、ラグ体(17)の
接地位置近傍にラグ体(17)の回動を規制するラグ姿
勢保持部材(23)を設けたものであるから、ラグ体
(17)や隣接のラグ体(17)間に土などが付着した
場合でも、前記支点軸を中心としたラグ体の自由回動に
よって、土などの脱落を助長させて、常に良好なラグ効
果を発揮可能とさせることができると共に、ラグ体(1
7)が接地面近傍まで移動するときラグ体(17)を適
正姿勢に保って走行性能を安定維持させることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】後輪の説明図である。
【図2】トラクタの全体側面図ある。
【図3】後輪の断面説明図である。
【図4】後輪の側面説明図である。
【図5】ガイドローラの説明図である。
【図6】ラグ体のリム取付説明図である。
【図7】ラグ体のオフセット取付説明図である。
【図8】ラグ体の傾斜取付説明図である。
【図9】補強輪体の取付説明図である。
【符号の説明】
(3) 後輪(車輪) (17) ラグ体 (18) タイヤ (22) 支点軸 (23) カム(ラグ姿勢保持部材) (26) ホイルディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪外周に複数のラグ体からなるセグメ
    ント形タイヤを装備させた移動作業機の車輪装置におい
    て、ホイルディスク外周に回動支点軸を介しディスクの
    左右外側方向に回動自在にラグ体を取付けると共に、ラ
    グ体の接地位置近傍にラグ体の回動を規制するラグ姿勢
    保持部材を設けたことを特徴とする移動作業機の車輪装
    置。
JP8297234A 1996-10-18 1996-10-18 移動作業機の車輪装置 Pending JPH10119502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8297234A JPH10119502A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 移動作業機の車輪装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8297234A JPH10119502A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 移動作業機の車輪装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10119502A true JPH10119502A (ja) 1998-05-12

Family

ID=17843911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8297234A Pending JPH10119502A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 移動作業機の車輪装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10119502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998041411A1 (fr) * 1997-03-14 1998-09-24 Komatsu Ltd. Pneu muni de barrettes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998041411A1 (fr) * 1997-03-14 1998-09-24 Komatsu Ltd. Pneu muni de barrettes

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