JP4065248B2 - ズームレンズ - Google Patents

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JP4065248B2 JP2004110603A JP2004110603A JP4065248B2 JP 4065248 B2 JP4065248 B2 JP 4065248B2 JP 2004110603 A JP2004110603 A JP 2004110603A JP 2004110603 A JP2004110603 A JP 2004110603A JP 4065248 B2 JP4065248 B2 JP 4065248B2
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本発明は、ビデオカメラ等に用いるズームレンズに関するものである。
CCD等の固体撮像素子の微細化に伴い、ビデオカメラに用いられるズームレンズは、結像性能のより高性能化が要求されている。その一方、ビデオカメラ本体の小型化に対する要求からレンズ系においても、一層の小型軽量化が望まれている。一般に、ビデオカメラに用いるズームレンズにおいて、高性能化および小型化を達成する手段として非球面を用いることが知られている。このように非球面を用いて高性能、小型化を目的とした従来例として例えば特開平4−301612号公報に記載されたレンズ系が知られている。このレンズ系は、物体側より順に正の第1群、負の第2群、正の第3群、正の第4群、負の第5群からなり、変倍時に第2群と第4群が可動であるズームレンズである。しかし、この従来例は変倍時に可動である第4群中に非球面を用いているため、公差が厳しいことによる製作コスト高の原因となる。
又、変倍時に可動である群に非球面を用いないズームレンズの従来例として例えば、特開平4−78809号公報、特開平4−13109号公報や特開平4−60509号公報等に記載されたレンズ系が知られている。これら従来例は、物体側より順に正の第1群、負の第2群、正の第3群、正の第4群、負の第5群からなり、変倍時に第2群と第4群が可動であり、変倍時に固定の第3群あるいは第5群に非球面を用いたズームレンズである。しかし、いずれの従来例もレンズ系の小型化を達成するために各群の屈折力を強めていることから各群で発生する諸収差が大きく、レンズ全系においてもこれらを良好なレベルに補正しきれず、CCD等の固体撮像素子の微細化に伴い求められる高性能な結像性能を達成してはいない。
本発明は変倍比が8倍程度、Fナンバーが2.0程度で諸収差が良好に補正され、製作性に優れたズームレンズを達成することを目的としている。
本発明は、物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(4)を満足することを特徴とするズームレンズである。
(4) 0.08<fW /f3 <0.2
ただし、fW は広角端におけるレンズ全系の焦点距離、f3は第3群の焦点距離である。
又、本発明は、物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(3”)を満足することを特徴とするズームレンズである。
(3”) 0.05<fW /f1 ≦0.127
ただし、fW は広角端におけるレンズ全系の焦点距離、f1 は第1群の焦点距離である。
又、本発明は、物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(5’)を満足することを特徴とするズームレンズである。
(5’) 4.009≦ft /f4 <5.0
ただし、f4は第4群の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。
本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、変倍時に固定の第3群あるいは第5群に少なくとも1面が非球面であるレンズを少なくとも1枚用い、変倍時に可動である第4群を構成するレンズが全て球面であり、以下の条件(1)を満足することを特徴としている。
(1) −0.85<fW /f2 <−0.25
ただし、fW は広角端におけるレンズ全系の焦点距離、f2 は第2群の焦点距離である。
ビデオカメラに用いるズームレンズにおいて、小型、高性能かつ製作性に優れたレンズ系を達成するには、物体側より順に正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群の構成とし、第2群が条件(1)を満足し、変倍時に固定の第3群あるいは第5群に少なくとも1面が非球面形状であるレンズを少なくとも1枚用いることが望ましい。
一般に、上記構成の5群ズームレンズを小型化するには、変倍に最も寄与する第2群の屈折力を強めて変倍時の第2群の移動距離を短くするか、あるいは第3群以降の各群の屈折力を強めてこれらの群のレンズ間隔を狭める方法が考えられる。しかし、前者の方法、つまり第2群の屈折力を強めた場合は、この負の群で発生する諸収差の発生量が大となり高性能なレンズ系の達成が困難となってしまう。
本発明のレンズ系について更に詳細に説明する。まず本発明の第1の構成は、コンパクトで高性能なレンズ系を達成するため、諸収差を悪化させない程度に第2群の負の屈折力を強め、さらに第3群以降の各群の屈折力を強めてレンズ全長を短縮化することを考えた。条件(1)は本発明のレンズ系で諸収差を良好に補正し高性能なレンズ系を達成できる第2群の屈折力の範囲を定めたものである。もし、条件(1)の下限値の−0.85を超えてしまうと第2群で発生する諸収差が大となり、高性能なレンズ系を達成することが困難となる。また、上限値の−0.25を超えてしまうと、第2群の屈折力が弱くなり変倍時の移動量が大きくなりレンズ全系の小型化を達成することが困難となるため好ましくない。
また、第3群以降の各群トータルでは第2群からの発散光束を結像する正レンズの作用を有するので、これらの群の屈折力を強くしていくと特に負の球面収差の発生量が大になり高性能なレンズ系を達成することが困難になる。そこで、負の球面収差を良好に補正するために第3群以降の群に非球面を用いることが考えられる。第3群以降のレンズの少なくとも1枚のレンズの少なくとも1面を非球面とすれば球面収差を良好に補正することが可能となる。しかし、本発明の如く高性能なレンズ系の達成に加えて製作性までをも考慮すると、第3群以降の群のうち変倍時に可動の第4群は非球面を用いず全て球面レンズで構成し、変倍時に固定の第3群および第5群の少なくとも一方の群の少なくとも1枚のレンズの少なくとも1面を非球面とすることが望ましい。通常、非球面は高い収差補正効果を持つ一方、偏心による性能劣化が大きくなる。このため、特にズームレンズの可動群に非球面を用いると、非球面形状作製の偏心および鏡枠へ組み込む際のレンズ単体の偏心に加えて可動機構による偏心が影響するため、この群の作製公差を非常に厳しくすることが必要となり、コスト高や作製時間の増加など、製作性を著しく悪化させることになる。したがって、本発明のレンズ系のように変倍時に固定の群に非球面を用いれば、可動機構による偏心の影響を除くことができるため、レンズ系作製公差を緩くでき、コスト削減、作製時間短縮等製作性を向上させることが可能である。
また、本発明のレンズ系は5群構成とし第4群に変倍の際の像面位置のずれを補正させるいわゆるコンペンセータの作用を持たせているが、第4群だけではなく第4群と第5群を一体で可動させることも可能である。しかし、正の屈折力の第4群と負の屈折力の第5群を一体とすると、第4群のみの場合と比べてコンペンセータの持つ正の屈折力が弱くなり像面位置の補正のためこれら群の移動量が増し、レンズ全長が長くなる欠点が生ずる。さらに、第4群と第5群を一体化するとコンペンセータのレンズの重量が増すため、レンズの駆動機構への負担が増し、カメラ全体の重量増の原因となるなど小型軽量化には望ましくない。つまり、本発明のレンズ系の如く、4群構成とはせずに5群構成とすることは、前述したように、公差を緩くして製作性を向上させることに加えて、小型軽量化の点においても優れている。
また、本発明の第2の構成は、物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群とから成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面レンズで構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成されたことを特徴としている。
小型で高性能かつ製作性に優れたズームレンズを達成するには、前述した様に、変倍時に可動である第4群は球面レンズのみで構成することが望ましい。もし、第4群に非球面を用いると、公差が厳しくなり製作性に優れた高性能なレンズ系を達成することが困難となるため好ましくない。
また、第3群以降の各群の屈折力を強めてレンズ全長の短縮化を図ると、球面収差に加えて特に第3群で発生する軸上色収差の値が大きくなる。そこで、これを良好に補正するには第3群を少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成することが望ましい。正レンズと負レンズを用いることによりこの群で発生する軸上色収差を良好に補正することが可能である。もし、第3群が正レンズ1枚のみの構成では軸上色収差を良好に補正することが困難となる。
さらに、第3群を構成する少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズが以下の条件(2)を満足することが望ましい。
(2) νP /νn >1.1
ただし、νP は第3群の少なくとも1枚の正レンズのアッベ数、νn は第3群の少なくとも1枚の負レンズのアッベ数である。
条件(2)を満足すれば、第3群で発生する軸上色収差を良好に補正することが可能となる。もし、条件(2)を満足しないと第3群で軸上色収差が補正不足となるため好ましくない。
また、本発明の上記各構成(第1、第2の構成)のレンズ系においては、軸外光線高が比較的高くなる像面側に近い第4群あるいは第5群で発生するコマ収差の値が大きくなる傾向にある。そこで、これを良好に補正するために、本発明のレンズ系では第5群を凹面を像側に向けたメニスカス形状の負レンズ1枚にて構成することにより第5群で発生するコマ収差の値を小さくし、さらにこのレンズに非球面を用いて第4群で発生するコマ収差を補正するようにした。収差補正のみを考えれば第4群に非球面を用いることもできるが、前述したように、レンズ系の作製公差を緩くするためには変倍時に固定の第5群を非球面とすることが望ましい。
また、本発明のレンズ系の上記各構成においてレンズ全長をコンパクトに保ったまま良好な結像性能を有するレンズ系を達成するには、第1群の屈折力が条件(3)を満足することが望ましい。
(3) 0.05<fW /f1 <0.22
ただし、f1 は第1群の焦点距離である。
本発明のレンズ系において、レンズ全長を短縮するために正の屈折力の第1群の屈折力を強くすると、広角端における軸外収差および望遠端における軸上色収差の値が大きくなる傾向にある。そこで、これを良好に補正するには第1群が条件(3)を満足することが望ましい。もし、条件(3)の上限値の0.22を超えてしまうと第1群の屈折力が大きくなり、この群で発生する軸上色収差等を良好に補正することが困難になるため好ましくない。又、下限値の0.05を超えてしまうと第1群の屈折力が弱くなり、レンズ全系をコンパクトな構成とすることが困難となるので好ましくない。
また、本発明のレンズ系の上記各構成において、第3群あるいは第5群に非球面を用いる場合、少なくとも1面の非球面形状は光軸から周辺に行くに従い正の屈折力が弱くなる、又は負の屈折力が強くなるような形状であることが望ましい。第2群以降の各群では特に、正の屈折力が強いために発生する負の球面収差が大きくなる傾向にあり、これを非球面を用いて補正するには正の屈折力を弱くする様な形状とすることが必要である。もし、光軸から周辺に行くに従って正の屈折力を強くするような非球面形状であると、負の球面収差をさらに助長させてしまうため好ましくない。
また、本発明のレンズ系では諸収差を良好に補正するためには条件(1)を満足することが望ましいが、特にペッツバール和およびディストーションをさらに良好に補正することを考えると条件(1)の代りに条件(1’)を満足することが望ましい。
(1’) −0.65<fW /f2 <−0.35
もし、条件(1’)の上限値の−0.35を超えると、第2群の負の屈折力が弱くなり過ぎレンズ系をコンパクトにすることが困難となる。また、下限値の−0.65を越えると第2群で負のペッツバール和の発生量が大になり像面が物体から遠ざかる方向に倒れ、また樽型のディストーションが大きくなるため好ましくない。
また、本発明のレンズ系において高い結像性能を達成するためには、第3群で発生する軸上色収差を良好に補正することが望まれる。そのためには条件(2)を満足することが望ましいが、特に、変倍比が3倍程度以上の高変倍比を達成する場合は、条件(2)の代りに条件(2’)を満足することが望ましい。
(2’) νP /νn >1.3
条件(2’)を満足すれば、第3群で発生する軸上色収差を良好に補正出来、高い結像性能を達成することが可能である。もし、条件(2’)を満足しないと第3群で軸上色収差が補正不足となるため好ましくない。
また、本発明のレンズ系をコンパクトにするために第1群の屈折力を強くし過ぎると、特に、広角端で発生する倍率の色収差の補正が困難になる。条件(3)を満足することによりある程度は補正可能であるが、焦点距離を広角端側にのばす場合はさらに良好にこれを補正する必要が生じる。そこで、本発明のレンズ系において、広角側の画角が2ω=40°程度以上である場合は条件(3)の代りに条件(3’)を満足することが望ましい。
(3’) 0.07<fW /f1 <0.16
条件(3’)を満足すれば、第1群で発生する倍率の色収差を良好に補正することが可能である。もし、条件(3’)の上限値の0.16を超えてしまうと第1群の屈折力が強くなり過ぎこの群で発生する倍率の色収差を良好に補正することが困難となる。条件(3’)の下限値の0.07を超えると、第1群の屈折力が弱くなり過ぎレンズ全長をコンパクトにすることが困難となるため好ましくない。
また、本発明のレンズ系の公差を緩くして製作性を向上させるには変倍時に可動の第4群を均質球面レンズで構成することに加え、変倍時に可動の第2群をも均質球面レンズで構成することが望ましい。
また、第2群からの発散光束が入射する第3群では、特に負の球面収差の発生量が大になる傾向にある。そこで、これを良好に補正するには下記の条件(4)を満足することが望ましい。
(4) 0.08<fW /f3 <0.2
ただしf3は第3群の焦点距離である。
もし、条件(4)の上限値の0.2を超えてしまうと第3群の正の屈折力が大きくなりすぎ、負の球面収差を良好に補正することが困難となるため好ましくない。また、下限値の0.08を超えてしまうと第3群の屈折力が弱くなり過ぎレンズ全長をコンパクトにすることが困難となるため好ましくない。
また、第4群は第3群からの光束を結像させる作用を持つために、比較的強い正の屈折力を持ち、さらに、軸外光線高が比較的高いのでコマ収差の発生量が大となる傾向にある。そこで、これを良好に補正するには下記の条件(5)を満足することが望ましい。
(5) 3.2<ft /f4 <5.0
ただし、f4は第4群の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。
もし、条件(5)の上限値の5.0を超えてしまうと第4群の正の屈折力が大きくなり過ぎ、コマ収差を良好に補正することが困難となるため好ましくない。また、下限値の3.2を超えてしまうと第4群の屈折力が弱くなり過ぎレンズ全長をコンパクトにすることが困難となるため好ましくない。
また、本発明の光学系は第3群以降の各群の正の屈折力を強めてレンズ全長の短縮化を達成していることに加え、第2群の負の屈折力がさほど大きくないことから、ペッツバール和が正の方向に発生し、像面が物体側に倒れてくる傾向にあるが、第5群を負レンズ1枚で構成し、下記の条件(6)を満足したことでこれを良好に補正している。
(6) −5.0<ft /f5 <−1.0
ただし、f5は第5群の焦点距離である。
もし、条件(6)の上限値の−1.0を超えると第5群の屈折力が弱くなり、ペッツバール和を良好に補正することが困難となる。また、下限値の−5.0を超えると第5群の屈折力が大きくなり過ぎペッツバール和が補正過剰となるため好ましくない。
本発明によれば、ビデオカメラやスチルビデオカメラ等に適した小型で高い光学性能を有する製作性に優れたズームレンズを実現することができる。
次に本発明のズームレンズの実施の形態を実施例をもとに説明する。下記は、本発明ズームレンズの各実施例のデーターである。
実施例1
f=8.97〜25.03 〜72.00 ,F/2.0 〜2.0 〜2.0
2ω=50.6°〜17.8°〜6.2 °
1 =77.1073 d1 =1.8000 n1 =1.85504 ν1 =23.78
2 =48.6092 d2 =5.4000 n2 =1.62032 ν2 =63.39
3 =-550.6664 d3 =0.1000
4 =45.2570 d4 =3.8000 n3 =1.45720 ν3 =90.31
5 =131.6894 d5 =D1 (可変)
6 =529.1017 d6 =1.0000 n4 =1.62032 ν4 =63.39
7 =14.4314 d7 =5.3395
8 =-22.5219 d8 =1.0000 n5 =1.62032 ν5 =63.39
9 =62.6280 d9 =0.2000
10=33.9831 d10=2.0000 n6 =1.84281 ν6 =21.00
11=233.4402 d11=D2 (可変)
12=絞り d12=1.1000
13=23.0027 (非球面)d13=5.4399 n7 =1.49845 ν7 =81.61
14=-12.8087 d14=1.0000 n8 =1.65425 ν8 =58.52
15=-56.9198 d15=D3 (可変)
16=85.7734 d16=3.5883 n9 =1.59446 ν9 =68.30
17=-42.5755 d17=0.1000
18=21.1073 d18=1.3831 n10=1.81264 ν10=25.43
19=10.1527 d19=4.0868 n11=1.67340 ν11=47.25
20=-316.4787 d20=D4 (可変)
21=9.4073(非球面) d21=1.5087 n12=1.57366 ν12=50.80
22=6.5254 d22=3.3484
23=∞ d23=5.0000 n13=1.51825 ν13=64.15
24=∞
非球面係数
(第13面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =-0.31280×10-4
6 =0.43217 ×10-7,A8 =0.23724 ×10-9
(第21面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =0.26769 ×10-4
6 =0.37020 ×10-6,A8 =0.11006 ×10-7
f 8.97 25.03 72.00
1 1.500 24.957 42.069
2 42.566 19.116 2.000
3 4.703 2.891 4.795
4 0.306 2.132 0.229
W /f2 =-0.547,νP /νn =1.39,fW /f1 =0.125
W /f3 =0.188 ,ft /f4=3.412 ,ft /f5 =-1.569
実施例2
f=8.13〜25.0〜80.0,F/2.0 〜2.0 〜2.0
2ω=56.9°〜17.8°〜5.5 °
1 =88.2065 d1 =1.8000 n1 =1.85504 ν1 =23.78
2 =59.7838 d2 =5.8000 n2 =1.57098 ν2 =71.30
3 =-550.2590 d3 =0.1000
4 =56.1090 d4 =3.8000 n3 =1.45720 ν3 =90.31
5 =155.1498 d5 =D1 (可変)
6 =819.7789 d6 =1.0000 n4 =1.62032 ν4 =63.39
7 =22.0124 d7 =6.3499
8 =-29.6409 d8 =1.0000 n5 =1.69979 ν5 =55.53
9 =29.6976 d9 =0.2000
10=29.0354 d10=2.0000 n6 =1.84281 ν6 =21.00
11=146.0070 d11=D2 (可変)
12=絞り d12=1.1000
13=33.5424 (非球面)d13=6.9327 n7 =1.57098 ν7 =71.30
14=-14.2380 d14=1.0000 n8 =1.76651 ν8 =40.10
15=-43.0482 d15=D3 (可変)
16=31.0185 d16=5.1700 n9 =1.57098 ν9 =71.30
17=-45.9716 d17=0.1000
18=15.5957 d18=1.0000 n10=1.88814 ν10=40.78
19=10.1763 d19=4.5724 n11=1.60520 ν11=65.48
20=18506.0000 d20=D4 (可変)
21=10.7535 (非球面)d21=1.2335 n12=1.88814 ν12=40.78
22=6.3488 d22=7.3568
23=∞ d23=5.0000 n13=1.51825 ν13=64.15
24=∞
非球面係数
(第13面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =-0.38676×10-4
6 =0.16576 ×10-7,A8 =-0.40075×10-10
(第21面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =0.14712 ×10-4
6 =0.16441 ×10-6,A8 =-0.19954×10-9
f 8.13 25.0 80.0
1 1.500 33.071 54.549
2 55.052 23.480 2.000
3 2.707 1.397 1.977
4 0.100 1.416 0.844
W /f2 =-0.451,νP /νn =1.78,fW /f1 =0.091
W /f3 =0.169 ,ft /f4 =4.685 ,ft /f5 =-3.980
実施例3
f=7.52〜20.0〜60.0,F/2.0 〜2.0 〜2.0
2ω=59.1°〜22.0°〜7.3 °
1 =137.6711 d1 =1.8000 n1 =1.84281 ν1 =21.00
2 =66.4571 d2 =5.6000 n2 =1.57098 ν2 =71.30
3 =-271.6983 d3 =0.1000
4 =48.4907 d4 =4.0000 n3 =1.75844 ν3 =52.33
5 =131.0602 d5 =D1 (可変)
6 =126.7542 d6 =1.0000 n4 =1.62032 ν4 =63.39
7 =15.7517 d7 =6.9076
8 =-49.1898 d8 =1.0000 n5 =1.57098 ν5 =71.30
9 =49.7962 d9 =0.2000
10=25.1187 d10=2.0000 n6 =1.85504 ν6 =23.78
11=92.7708 d11=2.9512
12=-31.6994 d12=2.0000 n7 =1.62032 ν7 =63.39
13=85.3332 d13=D2 (可変)
14=絞り d14=1.1000
15=22.2995 (非球面)d15=4.1553 n8 =1.57098 ν8 =71.30
16=-20.1628(非球面)d16=1.0629
17=-15.8936 d17=1.0000 n9 =1.82017 ν9 =46.62
18=-79.7583 d18=D3 (可変)
19=62.6218 d19=3.7459 n10=1.82017 ν10=46.62
20=-31.3011 d20=0.1000
21=18.4299 d21=1.0000 n11=1.81264 ν11=25.43
22=10.3448 d22=4.9146 n12=1.62032 ν12=63.39
23=-169.8183 d23=D4 (可変)
24=9.5808(非球面) d24=1.4502 n13=1.69417 ν13=31.08
25=6.0393 d25=5.3543
26=∞ d26=5.0000 n14=1.51825 ν14=64.15
27=∞
非球面係数
(第15面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =-0.45410×10-4
6 =0.10984 ×10-7,A8 =-0.15415×10-8
(第16面)P=0 ,A2 =0 ,A4 =-0.17051×10-4
6 =-0.33448×10-10 ,A8 =-0.21172×10-8
(第24面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =-0.44752×10-7
6 =-0.14270×10-7,A8 =-0.39118×10-8
f 7.52 20.0 60.0
1 1.500 22.830 39.341
2 39.842 18.512 2.000
3 3.039 1.601 1.713
4 0.100 1.535 1.423
W /f2 =-0.523,νP /νn =1.53,fW /f1 =0.106
W /f3 =0.118 ,ft /f4 =4.009 ,ft /f5 =-2.122
実施例4
f=8.16〜20.07 〜56.0,F/2.8 〜2.8 〜2.8
2ω=55.5°〜22.2°〜7.9 °
1 =98.8042 d1 =1.6000 n1 =1.85504 ν1 =23.78
2 =54.8396 d2 =5.5000 n2 =1.57098 ν2 =71.30
3 =-213.9098 d3 =0.2000
4 =37.2379 d4 =4.0000 n3 =1.57098 ν3 =71.30
5 =95.3887 d5 =D1 (可変)
6 =148.7751 d6 =1.0000 n4 =1.62032 ν4 =63.39
7 =15.5841 d7 =5.6681
8 =-55.3588 d8 =1.0000 n5 =1.59446 ν5 =68.30
9 =49.9381 d9 =0.2000
10=23.8741 d10=2.0000 n6 =1.85504 ν6 =23.78
11=92.6110 d11=2.9929
12=-27.3377 d12=1.0000 n7 =1.62032 ν7 =63.39
13=73.8028 d13=D2 (可変)
14=絞り d14=1.0000
15=19.7703 d15=3.8956 n8 =1.59446 ν8 =68.30
16=-23.0023(非球面)d16=0.7798
17=-15.3244 d17=1.0000 n9 =1.83945 ν9 =42.72
18=-85.7764 d18=D3 (可変)
19=63.9107 d19=3.3787 n10=1.79196 ν10=47.38
20=-25.2681 d20=0.2000
21=20.3710 d21=3.8509 n11=1.62032 ν11=63.39
22=-12.0220 d22=1.0000 n12=1.70605 ν12=30.11
23=-93.5290 d23=D4 (可変)
24=9.8017(非球面) d24=1.8000 n13=1.67158 ν13=33.04
25=5.8851 d25=5.1300
26=∞ d26=5.0000 n14=1.51825 ν14=64.15
27=∞
非球面係数
(第16面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =0.43220 ×10-4
6 =-0.15285×10-7,A8 =-0.35514×10-8
(第24面)P=1 ,A2 =0 ,A4 =0.13948 ×10-4
6 =-0.18048×10-6,A8 =0.11347 ×10-8
f 8.16 20.07 56.0
1 1.500 18.955 33.529
2 34.022 16.570 2.000
3 2.545 1.301 1.662
4 0.200 1.436 1.065
W /f2 =-0.592,νP /νn =1.60,fW /f1 =0.127
W /f3 =0.116 ,ft /f4 =4.061 ,ft /f5 =-2.082
ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n1 ,n2 ,・・・ は各レンズのe線の屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・ は各レンズのアッベ数である。
上記実施例中、実施例1は図1に示す通りの構成のもので変倍時に固定で正の屈折力を持つ第1群G1と、負の屈折力を持ち変倍時に光軸上を前後に移動することで変倍作用を持つ第2群G2と、変倍時に固定で正の屈折力を持つ第3群G3と、正の屈折力を持ち変倍時に可動であり変倍にともなう像面位置のずれを補正する作用を持つ第4群G4、負の屈折力を持ち変倍時に固定の第5群G5とよりなる。
第1群G1は物体側より順に負レンズ、正レンズ、正レンズから成り、軸上物点に対する光束を狭める作用と軸外物点から出た光束を第2群G2に導く作用を持つ。第2群G2は、物体側より順に負レンズ、負レンズ、正レンズから成り広角端から望遠端への変倍に際して物体側から像側に移動することにより変倍作用を有する。第3群G3は、物体側より順に正レンズ、負レンズから成り、変倍時に固定で第2群からの発散光束を略アフォーカルな光束にする作用を持つ。第4群G4は物体側より順に正レンズ、負レンズ、正レンズからなり変倍時に可動で変倍にともなう焦点位置のずれを補正する作用を有する。第5群G5は変倍時に固定で凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成されている。
また、第1群G1に負レンズと正レンズの接合レンズを用いたことにより、広角端における倍率の色収差および望遠端における軸上色収差を良好に補正している。
また、第3群G3に条件(2)を満足するような正レンズと負レンズの接合レンズを用いたことによって、この群で発生する軸上色収差を良好に補正している。
また、変倍時に固定の第3群G3の最も物体側のレンズの物体側の面に、光軸から周辺に行くに従い正の屈折力が弱くなるような非球面を用いて、この群で発生する負の球面収差を良好に補正することを可能としている。さらに、第4群G4はすべて球面レンズで構成し、変倍時の群偏心による性能劣化を小さくする点で有利な構成となっている。また、変倍時に固定で、軸外光束の光線高が比較的高い第5群G5の物体側の面を非球面形状とし、特に、軸外収差を良好に補正することを可能としている。
なお、各実施例中で用いた非球面形状は以下の式で表わされるものである。
Figure 0004065248
ただし、上記式はx軸を光軸方向にとり、y軸を光軸と直角方向にとったもので、rは光軸上の曲率半径、A2iは非球面係数、pは円錐定数である。
また、この実施例1のズームレンズにおいて至近距離物点へフォーカシングする場合は第4群G4を移動させて行うことが望ましい。本発明のレンズ系で第4群G4は変倍時に可動であり、偏心による性能劣化を防ぐため非球面を用いていない。この群をフォーカシング群とすれば、フォーカシングの際の群偏心による性能劣化を小さくできる。さらに、新たな駆動機構を設ける必要もないので、小型軽量化の点でも有利な構成となる。
実施例1の収差状況は図5、図6、図7に示す通りで本発明のレンズ系が非常に高い光学性能を達成していることがわかる。
実施例2は図2に示す構成のレンズ系で、物体側より順に正の第1群G1と、負の第2群G2と、正の第3群G3と、正の第4群G4と、負の第5群G5からなり、変倍時に第2群G2と第4群G4が可動であり、各群の作用は実施例1とほぼ同様である。実施例2は変倍比が10倍と実施例1と比較してさらに変倍比を高くした例である。
第1群G1は物体側より順に負レンズ、正レンズ、正レンズから成り、第2群G2は、物体側より順に負レンズ、負レンズ、正レンズから成り、第3群G3は、物体側より順に正レンズ、負レンズから成り、第4群G4は物体側より順に正レンズ、負レンズ、正レンズから成り、第5群G5は変倍時に固定で凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成されている。非球面は変倍時に固定の第3群G3と第5群G5に用いている。
この実施例2は変倍比が10倍と高変倍比であるにも拘わらず、本発明の各条件を満足することにより諸収差を良好に補正することを可能としている。
実施例2の収差状況は図8、図9、図10に示す通りで、本発明のレンズ系が非常に高い光学性能を達成していることがわかる。
第3図は、本発明によるズームレンズの第3実施例のレンズ断面図である。
実施例3は図3に示す通りの構成で、物体側より順に正の第1群G1と、負の第2群G2と、正の第3群G3と、正の第4群G4と、負の第5群G5からなり、変倍時に第2群G2と第4群G4が可動であり、各群の作用は実施例1とほぼ同様である。実施例3は実施例1、実施例2と比較して広角端の焦点距離をさらに短くして広画角化を達成した例である。
第1群G1は物体側より順に負レンズ、正レンズ、正レンズから成り、第2群G2は、物体側より順に負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから成り、第3群G3は、物体側より順に正レンズ、負レンズから成り、第4群G4は物体側より順に正レンズ、負レンズ、正レンズから成り、第5群G5は変倍時に固定で凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成されている。広角端の焦点距離を短くした場合は特に広角端で発生する負のディストーションが問題となる。この実施例3では、第2群G2に負レンズを3枚用いた構成としたことで、負の屈折力を各レンズに分散しこの群で発生する負のディストーションを良好に補正することを可能としている。また、非球面を変倍時に固定の第3群G3と第5群G5に用いているが、第3群G3は実施例1とは異なり、接合レンズにせずに正レンズと負レンズを分離し、両面を非球面にしてさらに良好に諸収差を補正することを可能としている。
実施例3の収差状況は図11、図12、図13に示す通りで本発明のレンズ系が非常に高い光学性能を達成していることがわかる。
実施例4は図4に示すようなレンズ系で、物体側より順に正の第1群G1と、負の第2群G2と、正の第3群G3と、正の第4群G4と、負の第5群G5からなり、変倍時に第2群G2と第4群G4が可動であり、各群の作用は実施例1とほぼ同様である。実施例4は各群の屈折力を強めてレンズ全長の小型化を図った例である。
第1群G1は物体側より順に負レンズ、正レンズ、正レンズから成り、第2群G2は、物体側より順に負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから成り、第3群G3は、物体側より順に正レンズ、負レンズから成り、第4群G4は物体側より順に正レンズ、正レンズ、負レンズから成り、第5群G5は変倍時に固定で凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成されている。また、非球面を変倍時固定の第3群G3と第5群G5に用いている。
各群の屈折力を強めてレンズ全長の短縮化を図ったために、各群の収差の発生量は大きくなるが、本発明の各条件を満足することで諸収差を良好に補正することを可能としている。
実施例4の収差状況は図14、図15、図16に示す通りで、本発明のレンズ系が非常に高い光学性能を達成していることがわかる。
本発明において、特許請求の範囲に記載するズームレズのほか次の各項に記載するズームレンズも本発明の目的を達成するものである。
(1)特許請求の範囲の請求項2に記載されているレンズ系で下記の条件(1)を満足するズームレンズ。
(1)−0.85<fW /f2 <−0.25
(2)特許請求の範囲の請求項1又は2あるいは前記(1)の項に記載されているレンズ系で、下記条件(2)を満足するズームレンズ。
(2) νp /νn >1.1
(3)特許請求の範囲の第1項又は第2項あるいは前記(1)又は(2)に記載されているレンズ系で、下記条件(3)を満足するズームレンズ。
(3) 0.05<fW /f1 <0.22
(4)特許請求の範囲の第1項又は第2項あるいは前記(1)、(2)又は(2)の項に記載されているレンズ系で、条件(1)の代りに下記条件(1’)を満足するズームレンズ。
(1’) −0.65<fW /f2 <−0.35
(5)前記(2)の項に記載されているレンズ系で、条件(2)の代りに下記条件(2’)を満足するズームレンズ。
(2’) νp /νn >1.3
(6)前記(3)の項に記載されているレンズ系で、条件(3)の代りに条件(3’)を満足するズームレンズ。
(3’) 0.07<fW /f1 <0.16
(7)前記(3)の項に記載されているレンズ系で、下記条件(4)を満足するズームレンズ。
(4) 0.08<fW /f3 <0.2
(8)前記(7)の項に記載されているレンズ系で、下記条件(5)を満足するズームレンズ。
(5) 3.2<ft /f4 <5.0
(9)前記(8)の項に記載されているレンズ系で、下記条件(6)を満足するズームレンズ。
(6) −5.0<ft /f5 <−1.0
本発明の実施例1のレンズ構成を示す図 本発明の実施例2のレンズ構成を示す図 本発明の実施例3のレンズ構成を示す図 本発明の実施例4のレンズ構成を示す図 本発明の実施例1の広角端における収差図 本発明の実施例1の中間焦点距離における収差図 本発明の実施例1の望遠端における収差図 本発明の実施例2の広角端における収差図 本発明の実施例2の中間焦点距離における収差図 本発明の実施例2の望遠端における収差図 本発明の実施例3の広角端における収差図 本発明の実施例3の中間焦点距離における収差図 本発明の実施例3の望遠端における収差図 本発明の実施例4の広角端における収差図 本発明の実施例4の中間焦点距離における収差図 本発明の実施例4の望遠端における収差図

Claims (3)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(4)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (4) 0.08<fW /f3 <0.2
    ただし、fW は広角端におけるレンズ全系の焦点距離、f3は第3群の焦点距離である。
  2. 物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(3”)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (3”) 0.05<fW /f1 ≦0.127
    ただし、fW は広角端におけるレンズ全系の焦点距離、f1 は第1群の焦点距離である。
  3. 物体側より順に、正の屈折力を有し変倍時に固定の第1群と、負の屈折力を有し変倍のために光軸上を前後に移動する第2群と、正の屈折力を有し変倍時に固定の第3群と、正の屈折力を有し変倍に伴う焦点位置の移動を補正するために光軸上を前後に移動する第4群と、負の屈折力を有し変倍時に固定の第5群から成り、第3群が少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズで構成され、第4群が全て球面で構成され、第5群が少なくとも1面が非球面形状である凹面を像側に向けた負のメニスカスレンズ1枚で構成され、条件(5’)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (5’) 4.009≦ft /f4 <5.0
    ただし、f4は第4群の焦点距離、ftは望遠端における全系の焦点距離である。
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