JP4064309B2 - 浄水器 - Google Patents
浄水器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4064309B2 JP4064309B2 JP2003182515A JP2003182515A JP4064309B2 JP 4064309 B2 JP4064309 B2 JP 4064309B2 JP 2003182515 A JP2003182515 A JP 2003182515A JP 2003182515 A JP2003182515 A JP 2003182515A JP 4064309 B2 JP4064309 B2 JP 4064309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- water purifier
- water
- trihalomethane
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浄水器に関する。さらに詳しくは、(a)比表面積が1000〜1800m 2 /gの繊維状活性炭100重量部に対し、(b)中心粒子径が10〜70ミクロンでベンゼン吸着能が25〜40重量%の粉末状ヤシ殻又はフェノール樹脂系活性炭10〜300重量部及び(c)繊維状バインダー3〜30重量部を混合して得た混合物をスラリー吸引方法により一体成型せしめてなるトリハロメタン除去用活性炭成型体をカートリッジとして充填した浄水器に関する。本発明の活性炭成型体をカートリッジとして充填した浄水器は、水中の遊離残留塩素、黴臭及びトリハロメタン類の吸着除去性能に優れており、とくにトリハロメタン類の吸着除去性能の持続性に優れている。
【0002】
【従来の技術】
活性炭は各種汚染物質の吸着能に優れているので、水の浄化用途に多く使用されている。近年、飲料水、とくに水道水の水質に関する安全衛生上の関心が高まってきており、飲料水中に含まれる遊離残留塩素、トリハロメタン類、黴臭などの有害物質を除去することが望まれている。これらの要求に対しては、従来から粒状の活性炭をハウジングに充填した浄水器が主として検討されてきたが、通水時の圧損が大きくなるため、活性炭として繊維状の活性炭を使用することが多くなっている。
【0003】
ところで、水道水中に微量溶存しているトリハロメタンは、発ガン性物質であることが疑われており、近年の健康志向の高まりの中で、トリハロメタンを除去できる浄水器の重要性はますます高まっている。トリハロメタンとは、メタン分子の4個の水素原子の内、3個がハロゲンによって置換された化合物の総称であり、クロロホルム、ジクロロブロモメタン、クロロジブロモメタン、ブロモホルムなどがその代表例である。
【0004】
水道水中のトリハロメタンの内、半量近くはクロロホルムであると言われている。このトリハロメタンは、水道水原水中に含まれるフミン質と、殺菌剤として使用される塩素化合物との反応により生成することが知られている。水道水を塩素化合物で殺菌することが義務付けられている現状では、その発生を防ぐことは全く困難である。そのため、水道水中のトリハロメタンの除去は、重要な課題になっている。
【0005】
トリハロメタンの除去に関しては、従来より粒状活性炭、粉末活性炭、繊維状活性炭又はこれらを複合した成型体などが使われることが多いが、近年、浄水器の小型化、大流量化に伴い、繊維状活性炭を主体にしてバインダー繊維で成型し、小型カートリッジを製造し、ハウジングに充填した浄水器が使用されている。
【0006】
例えば、特開平6−99064号公報に、比表面積が1300m2/g以上で、細孔半径9〜16Åの細孔の占める累積細孔容積が0.25cc/g以上であり、かつ細孔半径9〜16Åの細孔の占める累積細孔容積が細孔半径100Å以下の細孔の占める累積細孔容積の50%以上の繊維状活性炭からなる浄水器用充填材が開示されている。
【0007】
また、特開平6−99065号公報に、比表面積が800m2/g以上で、細孔半径9Å以下の細孔の占める累積細孔容積が0.20cc/g以上であり、かつ細孔半径9Å以下の細孔の占める累積細孔容積が細孔半径100Å以下の細孔の占める累積細孔容積の50%以上の繊維状活性炭からなる浄水器用充填材が開示されている。さらに、特開平8−26711号公報には、1200〜1700℃で熱処理したトリハロメタン類の吸着能に優れた繊維状活性炭が開示されている。
【0008】
このような成型体からなるカートリッジは、小型でありながら大流量、すなわち高空間速度に対応可能な優れた浄水材であり、実際、浄水器の最大目標である遊離残留塩素の除去において極めて優れた特性を発揮する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、繊維状活性炭はトリハロメタンの除去能力において、同じ比表面積を持つ粒状活性炭と比較すると、かなり劣ることがわかっている。とりわけ、トリハロメタン中の大半を占めるクロロホルム除去性能が低く、トリハロメタン除去能の持続性に劣るという大きな欠点を有しており、トリハロメタン除去性能に優れ、しかもトリハロメタン除去能の持続性に優れる浄水器が待望されている。
【0010】
一方、粒状活性炭と繊維状活性炭とを吸着剤として併用したトリハロメタンの吸着に優れる浄水器も知られており、特開平6−106161号公報には、水蒸気含有率約15容量%以下の雰囲気で比表面積300〜1500m2/gとなるまで賦活した後、そのままの雰囲気又はそれより酸素、水蒸気の含有率が低い組成のガス中で約300℃以下まで冷却して得られる粒状活性炭、及び比表面積1400m2/g以上の繊維状活性炭を吸着剤とする浄水器が開示されている。
【0011】
しかしながら、これらに開示された浄水器においてもトリハロメタン除去能の持続性という点ではまだ不十分である。すなわち、従来の浄水器においては、通水初期にある程度のトリハロメタン除去能を示すものの、時間の経過とともに低下してくるのが一般的であり、トリハロメタン除去性能に優れ、しかもトリハロメタン除去能の持続性に優れる浄水器が要望されていた。したがって本発明の目的は、トリハロメタン除去性能に優れ、しかもトリハロメタン除去能の持続性に優れる一体成型された活性炭成型体からなるカートリッジを用いた浄水器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討を重ね、(a)繊維状活性炭、(b)粉末状活性炭及び(c)繊維状バインダーからなる混合物を一体成型せしめてなる活性炭成型体からなるカートリッジを用いた浄水器により上記目的を達成することができることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明は、(a)比表面積が1000〜1800m 2 /gの繊維状活性炭100重量部に対し、(b)中心粒子径が10〜70ミクロンでベンゼン吸着能が25〜40重量%の粉末状ヤシ殻又はフェノール樹脂系活性炭10〜300重量部及び(c)繊維状バインダー3〜30重量部を混合して得た混合物をスラリー吸引方法により一体成型せしめてなるトリハロメタン除去用活性炭成型体をカートリッジとして充填した浄水器である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に使用される繊維状活性炭としては、ピッチ系、フェノール系、セルロース系などの繊維を炭化した後、水蒸気、ガス又は薬品で賦活して調製された比表面積1000〜1800m2/gのものが使用される。例えば、フェノール系樹脂繊維などの原料繊維を、約600〜1400℃の高温下で、窒素気流中で水蒸気及び/又は炭酸ガスで処理するか、又は燃焼ガスで賦活処理する方法をあげることができる。
【0015】
繊維状活性炭は、フェルト状、チョップ(カットファイバー)状、フィラメント状、トウ状などの繊維形態で、好ましくはチョップ状などの形態で他の配合原料と共に、円筒状、円柱状、角柱状、板状などの各種形状に成型して成型体とし、かかる成型体からなるカートリッジをハウジングに充填して浄水器として使用することができる。
【0016】
本発明における最大の特徴は、粉末状の活性炭を用いて成型体を得ることにあり、繊維状活性炭、粉末状活性炭及び繊維状バインダーからなる混合物を成型せしめてなる活性炭成型体によりトリハロメタン除去能の持続性に優れた浄水器を得ることができる。本発明に使用される粉末状活性炭は、活性炭を任意の方法で粉砕又は細粒化したものである。
【0017】
粉末状活性炭の中心粒子径は100ミクロン未満のものが好ましいが、あまり小さいと通水抵抗が上昇したり、微粉が処理水に混入するおそれがあり、また、あまり大きいと必要な流速で通水した場合に接触効率が低下し、性能が低下することがあるので、本発明では10〜70ミクロンのものが使用される。20〜50ミクロンのものが好ましい。
【0018】
粉末状活性炭の原料としては、ヤシ殻、石炭、木質、合成樹脂など、賦活することによって活性炭となる任意の原料を使用することができるが、ヤシ殻系活性炭又はフェノール樹脂系原料が好ましい。これらの原料は通常、含有する不純物が少なく、粉末状であっても良好な吸着性能を保持している。
【0019】
粉末状活性炭の吸着容量としては、あまり小さいと十分な吸着能力を保持しているとは言えず、また、あまり大きいと過賦活状態で細孔径が増大しており、トリハロメタンの吸着保持力が低下する傾向にあるので、JIS−K1474で定められたベンゼン吸着量が20〜50重量%とするのが好ましい。25〜40重量%とするのがさらに好ましい。
【0020】
本発明に使用される繊維状バインダーは、フィブリル化させることによって、繊維状活性炭及び粉末状活性炭を絡めて賦形できるものであれば、特に限定されるものではなく、合成品、天然品を問わず幅広く使用可能である。このような繊維状バインダーとしては、例えば、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアクリロニトリル繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維などを挙げることができる。繊維長は4mm以下のものを使用するのが好ましい。
【0021】
本発明の浄水器に用いられる活性炭成型体を製造するには、先ず、繊維状活性炭、粉末状活性炭及び繊維状バインダーをよく混合し、固形物濃度が1〜5重量%となるように水中に分散させ、スラリーを調製する。これらの混合割合は、トリハロメタンの吸着効果、成型性などの点から、繊維状活性炭100重量部に対し、粉末状活性炭10〜300重量部、バインダー3〜30重量部で実施される。なお、本発明の成型体には、本発明の効果が阻害されない限りこれ以外の成分が含まれていても何ら問題がない。例えば、溶解性鉛を吸着除去できるゼオライト系粉末、あるいは抗菌性を付与するために銀イオン及び/又は銀化合物を含んだ吸着材などを任意の量加えることは全く差し支えない。
【0022】
次いで、例えば、200メッシュのステンレス製の金網で通水性の円筒形容器を予め作製しておき、この中に同じ長さの金網で小径の円筒形容器を作製して挿入することによって二重管状容器とし、該二重管状容器の内管と外管との間にスラリーを流し込むことによって成型することができる。
【0023】
成型体を作製する方法としては、繊維状バインダーを用い、スラリー吸引方法によると効率よく作製することができる。スラリー吸引方法によれば、(a)繊維状活性炭、(b)粉末状活性炭及び(c)繊維状バインダーをスラリー状に混合し、例えば、特開平10−5580号公報に記載されているように、多数の吸引用小孔を設けた二重管状の成形型を準備し、中心部からスラリーを吸引することによって円筒型の成型体を作製することができる。
【0024】
活性炭成型体をカートリッジに作製し、所望の大きさ、形状に切断し、ハウジングに装填して浄水器として使用することができる。活性炭成型体を浄水器用のカートリッジとして使用する場合は、円筒状の容器とするのが通水抵抗を低下することができ、しかもカートリッジの装填・交換作業が簡単であり、好ましい。
【0025】
カートリッジはハウジングに装填し、通水に供されるが、通水方式としては、原水を全量濾過する全濾過方式や循環濾過方式が採用される。濁り、微細物などを除去する目的で、さらに中空糸膜分離装置と組み合わせて使用することもできる。また、セラミックフィルターなど公知のフィルターと併用することも可能である。
【0026】
原水及び透過水中の遊離残留塩素、トリハロメタン類などの濃度は、公知の分析方法によって測定することができ、例えば遊離残留塩素の濃度はDPD(ジエチル−p−フェニレンジアミン)比色法などにより測定することができる。トリハロメタン類の濃度は、試料を容器に採取し、密閉して気相部分をサンプリングし、ガスクロマトグラフで分析するなどの方法によって測定することができる。
【0027】
浄水器への通水条件は特に限定されないが、圧力損失が極度に大きくならないように100〜5000hr−1の空間速度(SV)で実施され、原水及び透過水中の遊離残留塩素、トリハロメタン類などの濃度から計算される各除去率と、通水開始から流した水量(L)とカートリッジの容積(cc)の比(累積透過水量L/cc)との関係をプロットすることにより、浄水器の性能を確認することができる。
【0028】
本発明において、通水方法はJIS S 3201(1999)に定められた家庭用浄水器試験方法に準拠して行い、80%を下回った点を除去能とした。本発明の成型体を浄水材として使用すると、吸着速度が大きいので、SVが1000hr−1を超える流速においてもその性能を十分に発揮することができ、容器を大幅に小型化することができる。浄水器において、トリハロメタン除去能は、空間速度1000hr−1において、カートリッジ1ccあたり10リットル以上であることが好ましい。
【0029】
本発明の浄水器に用いられる活性炭成型体は、カートリッジとしてそのまま容器に充填して浄水器として利用できる他、公知の不織布フィルター、各種吸着材、ミネラル添加材、セラミック濾過材、中空糸膜ろ過材などと組合せて使用することができる。とくに、本発明の浄水器に用いられる活性炭成型体を中空糸膜フィルターと併用すれば、さらに浄水効果が高まり好ましい。以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0030】
実施例1
繊維状活性炭として、クラレケミカル株式会社製FR−15(BET比表面積1500m2/g)3mmチョップ品30重量部と、粉末状活性炭として、クラレケミカル株式会社製RP−13(フェノール樹脂原料、BET比表面積1300m2/g、ベンゼン吸着量28%)粉砕品(中心粒子径20ミクロン)65重量部、繊維状バインダーとして、日本エクスラン工業株式会社製アクリル繊維R56Fを5重量部の割合で混合し、直径3mmの多数の小孔を設けた、外径24.5mm、内径12mm、高さ91mmの金型を用いて350mmHgで吸引し、外径25mm、内径12mm、高さ90mmの中空型円筒状成型体を得た。
【0031】
この成型体を直径28mm、長さ90mm、内在量55ccの透明なプラスチック製ハウジングに装填し、外側から内側に通水し、家庭用浄水器試験方法に準拠して、総トリハロメタン(クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロエタン、ブロロホルムの混合溶液で総濃度0.100±0.020mg/L)、及び遊離残留塩素濃度が2.0±0.1mg/Lとなるように次亜塩素酸ナトリウムを加え、20℃、SV=1000hr−1で通水した。図1に示すように、総トリハロメタンの除去率が80%を下回った点での総トリハロメタン除去能は900Lであった。なお、遊離残留塩素の除去能は全く問題がなかったので、図では総トリハロメタン除去能についてのみ示し、塩素除去能は図示省略した。
【0032】
実施例2
繊維状活性炭として、クラレケミカル株式会社製FR−15(BET比表面積1500m2/g)3mmチョップ品60重量部と、粉末状活性炭として、クラレケミカル社製YP−13(ヤシ殻原料、BET比表面積1300m2/g、ベンゼン吸着量30%)粉砕品(中心粒子径25ミクロン)35重量部、繊維状バインダーとして、日本エクスラン工業株式会社製アクリル繊維R56Fを5重量部の割合で実施例1と同様にして吸引成型し、外径25mm、内径12mm、高さ90mmの中空型円筒状成型体を得た。実施例1と同様にして総トリハロメタンの除去能を測定したところ、630Lであった。
【0033】
参考例
繊維状活性炭として、クラレケミカル株式会社製FR−15(BET比表面積1500m2/g)3mmチョップ品65重量部と、粉末状活性炭として、クラレケミカル株式会社製GW60/150(ヤシ殻原料、BET比表面積1200m2/g、ベンゼン吸着量30%、中心粒子径150ミクロン)30重量部、繊維状バインダーとして、日本エクスラン工業株式会社製アクリル繊維R56Fを5部の割合で実施例1と同様にして吸引成型し、外径25mm、内径12mm、高さ90mmの中空型円筒状成型体を得た。実施例1と同様にして総トリハロメタンの除去能を測定したところ、290Lであった。
【0034】
比較例1
粉末状活性炭に代えて、クラレケミカル株式会社製GW 32/60(ヤシ殻原料、BET比表面積1200m2/g、ベンゼン吸着量33%、中心粒子径350ミクロン)の粒状活性炭を使用する以外は実施例3と同様にして中空型円筒状成型体を作製し、総トリハロメタンの除去能を測定したところ、90Lであった。
【0035】
比較例2
実施例1において粉末状活性炭を使用せずに成型体を作製し、同様にして総トリハロメタンの除去能を測定したところ、50Lであった。
【0036】
【発明の効果】
本発明により、繊維状活性炭、粉末状活性炭及び繊維状バインダーからなる混合物を成型した成型体を得ることができる。本発明の成型体は、トリハロメタン類の除去性能に優れているので、カートリッジに作製し、ハウジングに装填して浄水器として好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の浄水器におけるトリハロメタンの除去性能を示すグラフである。
【図2】実施例2の浄水器におけるトリハロメタンの除去性能を示すグラフである。
【図3】 参考例の浄水器におけるトリハロメタンの除去性能を示すグラフである。
【図4】比較例1の浄水器におけるトリハロメタンの除去性能を示すグラフである。
【図5】比較例2の浄水器におけるトリハロメタンの除去性能を示すグラフである。
Claims (3)
- (a)比表面積が1000〜1800m 2 /gの繊維状活性炭100重量部に対し、(b)中心粒子径が10〜70ミクロンでベンゼン吸着能が25〜40重量%の粉末状ヤシ殻又はフェノール樹脂系活性炭10〜300重量部及び(c)繊維状バインダー3〜30重量部を混合して得た混合物をスラリー吸引方法により一体成型せしめてなるトリハロメタン除去用活性炭成型体をカートリッジとして充填した浄水器。
- 該粉末状活性炭の使用量が10〜90%である請求項1記載の浄水器。
- トリハロメタン除去能が、空間速度1000hr−1において、カートリッジ1ccあたり10リットル以上である請求項1又は2記載の浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182515A JP4064309B2 (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003182515A JP4064309B2 (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005013883A JP2005013883A (ja) | 2005-01-20 |
JP4064309B2 true JP4064309B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=34182878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003182515A Expired - Lifetime JP4064309B2 (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4064309B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150068977A (ko) | 2012-10-19 | 2015-06-22 | 구라레 케미칼 가부시키가이샤 | 수처리 필터 및 그 제조 방법 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2021289B1 (en) | 2006-03-22 | 2011-12-14 | 3M Innovative Properties Company | Use of a filter medium |
KR100785686B1 (ko) | 2006-08-02 | 2007-12-14 | (주)한독크린텍 | 고성능 카본블럭 필터의 제조방법 |
JP2010269225A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Kuraray Chem Corp | 陰イオン吸着剤成型体およびそれを用いた浄水器 |
TWI485107B (zh) * | 2009-08-06 | 2015-05-21 | Kuraray Chemical Kk | 活性碳成型體及使用其之淨水器 |
CN102550024B (zh) | 2009-09-04 | 2015-08-19 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 可伸缩图像编码和解码 |
JP5775038B2 (ja) * | 2012-07-26 | 2015-09-09 | トクラス株式会社 | 活性炭又は活性炭原料を含む筒状炭素質体の製造方法 |
CN104010966B (zh) * | 2012-07-26 | 2016-01-06 | 托客乐思股份有限公司 | 含有活性炭或活性炭用原料的管状碳质材料、管状碳质材料组件、过滤筒、净水器、水龙头及其制造方法 |
JP6489735B2 (ja) * | 2013-08-09 | 2019-03-27 | フタムラ化学株式会社 | 濁度低減フィルター体の製造方法 |
JP2016022399A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | フタムラ化学株式会社 | 浄水フィルター体 |
JP6599888B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2019-10-30 | 株式会社クラレ | 吸着フィルター |
CN106999902A (zh) * | 2014-11-19 | 2017-08-01 | 株式会社可乐丽 | 吸附过滤器 |
JP6872442B2 (ja) * | 2017-07-03 | 2021-05-19 | 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社 | 水処理方法および水処理装置 |
JP6586482B2 (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-02 | ユニチカ株式会社 | 浄水フィルター |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003182515A patent/JP4064309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150068977A (ko) | 2012-10-19 | 2015-06-22 | 구라레 케미칼 가부시키가이샤 | 수처리 필터 및 그 제조 방법 |
US10023475B2 (en) | 2012-10-19 | 2018-07-17 | Kuraray Co., Ltd. | Water processing filter and manufacturing method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005013883A (ja) | 2005-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6283435B2 (ja) | 活性炭成型体およびそれを用いた浄水器 | |
JP4064309B2 (ja) | 浄水器 | |
KR102039506B1 (ko) | 정수기용 활성탄 및 이것을 사용한 활성탄 카트리지 | |
JP6902536B2 (ja) | 活性炭、並びにそれを用いた吸着フィルターおよび浄水器 | |
EP1426104A1 (en) | Composite particulate article and method for preparation thereof | |
JP6726520B2 (ja) | 活性炭成形体及び浄水カートリッジ | |
JP4043634B2 (ja) | 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器 | |
TW202039073A (zh) | 淨水用過濾器及具備過濾器之淨水器 | |
JP6182819B2 (ja) | 浄水カートリッジ、浄水器 | |
KR20220129675A (ko) | 탄소질 재료 및 그 제조 방법, 그리고 정수용 필터 및 정수기 | |
JP3915597B2 (ja) | 浄水カートリッジ | |
JP2003334543A (ja) | 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器 | |
WO2020195116A1 (ja) | 活性炭及び浄水カートリッジ | |
JP7301591B2 (ja) | 残留塩素除去フィルター体の製造方法 | |
JP2005001681A (ja) | カートリッジの保存方法及び浄水器 | |
JP2003334544A (ja) | 活性炭成型体、カートリッジ及び浄水器 | |
JP2010269225A (ja) | 陰イオン吸着剤成型体およびそれを用いた浄水器 | |
KR101765236B1 (ko) | 이온수기 정수필터 | |
WO2020027147A1 (ja) | 浄水カートリッジ及び浄水器 | |
JPH07222971A (ja) | 浄水器用カートリッジ | |
JP2023147952A (ja) | 残留塩素除去フィルター体 | |
JP2022017611A (ja) | 水処理カートリッジ及び浄水器 | |
JP2003024723A (ja) | 珪酸チタニウムを含む浄水器用濾材及びこれを用いた浄水器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070918 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071211 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4064309 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120111 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130111 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140111 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |