JP2003334543A - 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器 - Google Patents

活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器

Info

Publication number
JP2003334543A
JP2003334543A JP2002140965A JP2002140965A JP2003334543A JP 2003334543 A JP2003334543 A JP 2003334543A JP 2002140965 A JP2002140965 A JP 2002140965A JP 2002140965 A JP2002140965 A JP 2002140965A JP 2003334543 A JP2003334543 A JP 2003334543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
activated carbon
water purifier
molding
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002140965A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tajima
康宏 田島
Kiyoto Otsuka
清人 大塚
Hiroe Takatori
寛枝 鷹取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Chemical Co Ltd filed Critical Kuraray Chemical Co Ltd
Priority to JP2002140965A priority Critical patent/JP2003334543A/ja
Publication of JP2003334543A publication Critical patent/JP2003334543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料水中の遊離残留塩素、黴臭、トリハロメ
タン類及び重金属を除去することのできる浄水器を提供
する。 【解決手段】 繊維状活性炭、重金属吸着性能を有する
粒径0.1μm〜90μmの微粒子無機化合物及びバイ
ンダーからなる混合物を成型して成型体とし、カートリ
ッジに作製してハウジングに装填し、浄水器とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は活性炭成形体、その
製造方法及びそれを用いた浄水器に関する。さらに詳し
くは、繊維状活性炭、重金属吸着性能を有する粒径0.
1μm〜90μmの微粒子無機化合物及びバインダーか
らなる混合物を成型した活性炭成型体、その製造方法及
びそれを用いた浄水器に関する。本発明の活性炭成型体
は、水中の遊離残留塩素、黴臭及びトリハロメタン類の
吸着除去性能に優れているだけでなく、鉛などの重金属
の吸着除去性能に優れているので、カートリッジに作製
してハウジングに装填し、浄水器として好適に使用され
る。
【0002】
【従来の技術】活性炭は各種汚染物質の吸着能に優れて
いるので、浄水用に多く使用されている。近年、飲料
水、とくに水道水の水質に関する安全衛生上の関心が高
まってきており、飲料水中に含まれる遊離残留塩素、ト
リハロメタン類、黴臭などの有害物質を除去することが
望まれている。これらの要求に対しては、従来から粒状
の活性炭をハウジングに充填した浄水器が主として検討
されてきたが、通水時の圧損が大きくなるため、活性炭
として繊維状の活性炭を使用することが多くなってい
る。
【0003】ところで、水道配管としては鉛含有材が使
われている例がまだ多く、世界的な上水水準に合わせる
ように日本での鉛濃度規制値が今後厳しくなることを受
けて、水道水から鉛などの重金属を極力除去する要求が
強くなってきている。水道水基準によると、現在は水道
水中の溶解性鉛の許容量は50ppb以下と規定され、
浄水器協議会の基準でも同様であるが、近い将来許容量
が10ppb程度に強化される見通しであることから、
最近では飲料水の味については勿論、遊離残留塩素、黴
臭の除去性能に加え、トリハロメタン類や重金属イオン
の除去性能にも優れる浄水器が要望されている。
【0004】重金属を除去するための浄水器としては、
例えば特開平6−63545号公報に、鉛成分の吸着濾
過層が設けられた浄水器が知られており、鉛成分の吸着
濾過層に用いられる吸着材として、イオン交換樹脂、含
水酸化鉄、非イオン性吸着剤のキレート高分子処理物な
どの吸着材が開示されている。また、特開平8−132
026号公報には、アルミノケイ酸塩系無機イオン交換
体を吸着剤として使用する浄水器が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、重金属イ
オンを吸着する性質を有する化合物としては種々のもの
が知られているが、そのほとんどは100μm以下の微
粒子状である。しかも、大きな流速で通水したときにも
優れた重金属除去能を示すためには、ある程度の量以上
を配合する必要がある。このような粒度範囲の微粒子無
機化合物を必要量配合し、さらに粒状活性炭と併用して
使用する場合には、粒状活性炭自身の粒度は100μm
〜300μm程度とするのが通常であるので、最近のコ
ンパクトで高性能な浄水器に使用するには、通水抵抗が
高すぎて使用できない場合が多々見られる。
【0006】上記公報に開示された浄水器においても同
様であり、吸着剤として粒状体又はそれに近い形態を有
するものを使用するため、通水時の圧損が大きくなるこ
とは避けられず、したがって、浄水器に充填する吸着剤
の量は制限されている。一方、先に述べた繊維状の活性
炭を使用すると、通水時の圧損を低くできることが期待
される。繊維状の活性炭を使用し、鉛などを除去するこ
とのできる浄水器として、例えば、特開平8−8994
4号公報に、粒状及び/又は繊維状の活性炭と粒状及び
/又はリン酸カルシウム系セラミックスを使用する浄水
器が開示されている。
【0007】この浄水器によれば、通水時の圧損を低く
できることは期待されるが、鉛などの重金属の除去能に
優れ、通水時の圧損が低い浄水器としてはまだまだ十分
満足できるものではない。したがって、本発明の目的
は、水中の遊離残留塩素及び黴臭の除去性能に優れ、し
かもトリハロメタン類や重金属の除去性能にも優れた、
通水抵抗が低い浄水器を提供することにある。なお、本
発明では、主として重金属として鉛について述べるが、
その他、Fe、Cr、Co、Cu、Au、Sn、Zn、
Cdなどの密度4〜5g/cm以上の金属について広
く適用することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ね、繊維状活性炭、重金属吸着性能を有する粒径0.
1μm〜90μmの微粒子無機化合物及びバインダーか
らなる混合物を成型せしめてなる活性炭成型体により上
記目的を達成することができることを見出し、本発明に
到達した。すなわち本発明は、繊維状活性炭、重金属吸
着性能を有する粒径0.1μm〜90μmの微粒子無機
化合物及びバインダーからなる混合物を成型せしめてな
る活性炭成型体である。
【0009】本発明の別の発明は、このような活性炭成
型体からなる浄水器用カートリッジであり、本発明のさ
らに別の発明は、このようなカートリッジをハウジング
に装填してなる浄水器である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に使用される繊維状活性炭
としては、ピッチ系、フェノール系、セルロース系など
の繊維を炭化した後、水蒸気、ガス又は薬品で賦活して
調製されたものが使用される。これらの繊維状活性炭は
3〜5mm程度に切断して使用する方が成型体に成型し
やすく、好ましい。水道水中の遊離残留塩素をよく除去
するには、ヨウ素吸着量が1200〜3000mg/g
の繊維状活性炭を使用するのが好ましい。
【0011】本発明に使用される重金属吸着性能を有す
る粒径0.1μm〜90μmの微粒子無機化合物(以
下、単に微粒子化合物と略記する)としては、イオン交
換能を有し、水中の重金属イオンを吸着保持できるもの
であれば、広く使用可能であり、例えば、イオン交換樹
脂、アルミノケイ酸系などのゼオライト、ヒドロキシア
パタイト、骨炭などを挙げることができる。なかでも、
とくにアルミノケイ酸系ゼオライトが、単位重量あたり
のイオン交換能が大きく好ましい。アルミノケイ酸系ゼ
オライトとしてさらに具体例を挙げると、商品名モレキ
ュラーシーブ3A、4A、5A、13Xを挙げることが
できる。粒径は大きい方が通水抵抗を軽減する意味では
好ましいが、あまり大きいと通水性能が低下するので、
1μm〜50μmのものを使用するのが好ましい。
【0012】微粒子化合物は、あまり少ないと効果の発
現に乏しく、またあまり多くてもそれほどの効果が発現
しないばかりでなく、いたずらに通水抵抗を上げるの
で、繊維状活性炭100重量部に対し、5〜100重量
部で使用される。
【0013】バインダーは、繊維状活性炭と微粒子化合
物を成型するのにバインダー効果を発揮するものであれ
ばとくに制限はないが、本発明の成型体は飲料水の浄水
用に好ましく使用される点で、ミクロフィブリル化繊
維、熱融着繊維、熱融着樹脂粉末又は熱硬化性樹脂粉末
を使用するのが好ましい。
【0014】ミクロフィブリル化繊維としては、ミクロ
フィブリル化ポリエチレン、ミクロフィブリル化ポリプ
ロピレン、ミクロフィブリル化ナイロン、ミクロフィブ
リル化セルロースなどを例示することができる。熱融着
繊維としては、例えば、ポリエチレン繊維、ポリプロピ
レン繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリル系繊維、ポ
リエステルーポリエチレン芯鞘繊維などをあげることが
できる。また、熱融着性の樹脂粉末としては、例えば、
ポリエチレン粉末、ポリプロピレン粉末などをあげるこ
とができる。粉末の中心平均粒子径は1〜50μmのも
のが活性炭を固定化する効果が大きく、好ましい。
【0015】本発明の活性炭成型体を製造するには、先
ず、繊維状活性炭、微粒子化合物及びバインダーをよく
混合する。これらの混合割合は、好ましくは、繊維状活
性炭100重量部に対し、微粒子化合物5〜100重量
部、バインダー5〜50重量部で実施される。次いで、
該混合物を、固形物濃度が1〜5重量%となるように水
中に分散させ、スラリーを調製する。そして、予め作製
しておいた所望の形状の通水性容器に該スラリーを流し
込んで乾燥し、成型体とする。
【0016】バインダーとして熱融着繊維又は熱融着樹
脂粉末を使用する場合は、上記のようにして成型し、乾
燥した後、さらに加熱処理することにより、成型物が強
固に融着され、一層成型物の形状安定性及び強度を高め
ることができる。熱融着する方法は、特に限定されず、
例えば遠赤外線を照射して熱融着繊維又は熱融着樹脂粉
末を溶融する方法、単に乾燥機などに成型体を静置して
熱処理する方法などを採用すればよい。熱処理の温度
は、通常80〜140℃程度で実施され、熱処理時間は
8〜16時間程度で実施される。
【0017】容器の形状はとくに限定されず、種々の通
水性のものを成型して使用することができる。活性炭成
型体をカートリッジに作製し、所望の大きさ、形状に切
断し、ハウジングに装填して浄水器として使用すること
ができる。活性炭成型体を浄水器用のカートリッジとし
て使用する場合は、円筒状の容器とするのが通水抵抗を
低下することができ、しかもカートリッジの装填・交換
作業が簡単であり、好ましい。
【0018】円筒状のカートリッジは、例えば200メ
ッシュのステンレス製の金網で通水性の円筒形容器を作
製しておき、この中に同じ長さの金網で小径の円筒形容
器を作製して挿入することによって二重管状容器とし、
該二重管状容器の内管と外管との間にスラリーを流し込
むことによって成型することができる。
【0019】カートリッジはハウジングに装填し、通水
に供されるが、通水方式としては、原水を全量濾過する
全濾過方式や循環濾過方式が採用される。濁り、微細物
などを除去する目的で、さらに中空糸膜とを組み合わせ
て使用することもできる。また、セラミックフィルター
など公知のフィルターと併用することも可能である。
【0020】原水及び透過水中の遊離残留塩素、溶解性
鉛、トリハロメタン類などの濃度は、公知の分析方法に
よって測定することができ、例えば遊離残留塩素の濃度
はDPD(ジエチル−p−フェニレンジアミン)比色
法、溶解性鉛の濃度は原子吸光光度法などにより測定す
ることができる。トリハロメタン類の濃度は、試料を容
器に採取し、密閉して気相部分をサンプリングし、ガス
クロマトグラフで分析するなどの方法によって測定する
ことができる。また、2−メチルイソボルネオール(2
−MIB)は、濃縮してガスクロマトグラフー質量分析
によって測定することができる。
【0021】浄水器への通水は4000(Hr−1)以
下、好ましくは1000〜3000(Hr−1)の空間
速度(SV)で実施され、原水及び透過水中の遊離残留
塩素、トリハロメタン類、溶解性鉛などの濃度から計算
される各除去率と、通水開始から流した水量(L)とカ
ートリッジの容積(cc)の比(累積透過水量L/c
c)との関係をプロットすることにより、浄水器の性能
を確認することができる。本発明において、通水方法は
JIS S 3201(1999)に定められた家庭用
浄水器試験方法に準拠して行ない、除去率が80%を下
回るまで継続して行ない、80%を下回った点を各種の
除去性能とした。
【0022】本発明の浄水器は、とくに溶解性鉛の除去
性能に優れており、SVが2000(Hr−1)以下で
累積透過水量が160(L/cc)のときに80%以上
の溶解性鉛除去率を示す。本発明の活性炭成型体を中空
糸膜フィルターと併用して浄水器カートリッジとすれ
ば、溶解性鉛の他、コロイド状の不溶性鉛も除去可能で
ある。浄水器に装填するカートリッジは、繊維状活性
炭、重金属吸着性能を有する微粒子無機化合物及びバイ
ンダーからなる混合物を成型せしめてなる活性炭成型体
を使用するのが好ましい。以下、本発明を実施例によっ
て具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0023】実施例1 ヨウ素吸着量1500mg/g、平均繊維径15μmの
繊維状活性炭(クラレケミカル株式会社製FR―15)
を長さ3mmにカットし、これと、粒径2〜4μmのN
a−A型ゼオライト(モレキュラーシーブ4A)、及び
バインダーとしてのポリアクリル繊維とを、繊維状活性
炭:4A型ゼオライト:バインダー=100:25:7
(重量比)の割合で混合した後、固形物濃度が3重量%
になるように水中に分散し、スラリーを調製した。
【0024】200メッシュのステンレス金網で、直径
49mm、長さ22mmの円筒状の容器を作製し、この
中に同じ金網で作製した直径10mm、長さ22mmの
円筒状の容器を挿入して、二重管状の容器を作製した。
該二重管状容器の内管と外管との間に上記スラリーを注
入し、乾燥して外径49mm、内径10mm、長さ22
mmの円筒状の活性炭成型体を作製した。
【0025】該活性炭成型体(容積40cc、重量8
g)をカートリッジとしてハウジングに装填し、浄水器
とした。水道水に次亜塩素酸ナトリウムとトリハロメタ
ン類および硝酸鉛を加えて、遊離残留塩素濃度が2pp
m、総トリハロメタンが100ppb、鉛イオンが50
ppbになるように調整した原水をカートリッジの外側
から1.0L/分の割合で全濾過式に通水し、試験を行
った。このときのSVは1500(Hr−1)であっ
た。
【0026】透過した水について、遊離残留塩素をDP
D比色法により分光光度計で測定し、トリハロメタン類
をガスクロマトグラフ法で、鉛イオンを原子吸光光度法
により分析した。試験開始から流した水量とカートリッ
ジの容積の比を累積透過水量(L/cc)とし、遊離残
留塩素、総トリハロメタン及び溶解性鉛除去率(%)と
の関係を調べ、図1に示した。また、原水を1.0L/
分で通水したときの初期通水抵抗は0.8Paであっ
た。
【0027】実施例2 アルミノケイ酸系ゼオライトとして粒径2μm〜4μm
のNa−X型ゼオライト(モレキュラーシーブ13X)
を使用し、繊維状活性炭:13X型ゼオライト:バイン
ダー=100:30:7(重量比)の割合で混合する以
外は実施例1と同様にして活性炭成型体を作製し、同様
に通水試験を行った。通水抵抗は1.0Paであった。
結果を図2に示す。
【0028】実施例3 アルミノケイ酸系ゼオライトとして粒径6μm〜10μ
mのCa−A型ゼオライト(モレキュラーシーブ5A)
を使用し、繊維状活性炭:5A型ゼオライト:バインダ
ー=100:20:7(重量比)の割合で混合する以外
は実施例1と同様にして活性炭成型体を作製し、同様に
通水試験を行った。通水抵抗は0.8Paであった。結
果を図3に示す。
【0029】実施例4 アルミノケイ酸系ゼオライトとして粒径40μm〜50
μmのNa−A型ゼオライト(モレキュラーシーブ4
A)を使用し、繊維状活性炭:4A型ゼオライト:バイ
ンダー=100:25:7(重量比)の割合で混合する
以外は実施例1と同様にして活性炭成型体を作製し、同
様に通水試験を行った。通水抵抗は0.9Paであっ
た。結果を図4に示す。
【0030】比較例1 アルミノケイ酸系ゼオライトとして粒径100μm〜2
50μmのCa−A型ゼオライト(モレキュラーシーブ
5A)を使用し、繊維状活性炭:5A型ゼオライト:バ
インダー=100:25:7(重量比)の割合で混合す
る以外は実施例1と同様にして活性炭成型体を作製し、
同様に通水試験を行った。結果を図5に示すが、溶解性
鉛の除去能力が実施例の50%程度にとどまった。その
時の通水抵抗は0.4Paであった。
【0031】
【発明の効果】本発明により、繊維状活性炭、微粒子化
合物及びバインダーからなる混合物を成型した成型体を
得ることができる。本発明の成型体は、遊離残留塩素及
び黴臭の他、トリハロメタン類や鉛などの重金属の除去
性能に優れているので、カートリッジに作製し、ハウジ
ングに装填して浄水器として好適に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の浄水器における遊離塩素、2−MI
B、トリハロメタン及び鉛の除去性能を示すグラフであ
る。
【図2】実施例2の浄水器における遊離塩素、2−MI
B、トリハロメタン及び鉛の除去性能を示すグラフであ
る。
【図3】実施例3の浄水器における遊離塩素、2−MI
B、トリハロメタン及び鉛の除去性能を示すグラフであ
る。
【図4】実施例4の浄水器における遊離塩素、2−MI
B、トリハロメタン及び鉛の除去性能を示すグラフであ
る。
【図5】比較例1の浄水器における遊離塩素、2−MI
B、トリハロメタン及び鉛の除去性能を示すグラフであ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA07 HA01 HA91 KA01 KB11 KB12 KD09 KD19 MA01 PB06 PC52 4D024 AA02 AB11 AB16 BA02 BA03 BA07 BA11 BB05 CA04 CA11 DB05 4G066 AA05B AA50B AA61B AC17D BA09 BA16 BA20 BA50 CA31 CA33 CA46 FA21 FA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状活性炭、重金属吸着性能を有する
    粒径0.1μm〜90μmの微粒子無機化合物及びバイ
    ンダーからなる混合物を成型せしめてなる活性炭成型
    体。
  2. 【請求項2】 該微粒子無機化合物が、アルミノケイ酸
    系ゼオライトである請求項1記載の活性炭成型体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の活性炭成型体から
    なる浄水器用カートリッジ。
  4. 【請求項4】 該カートリッジをハウジングに装填して
    なる浄水器。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の活性炭成型体から
    なる吸着材と中空糸膜とを組み合わせた浄水器。
JP2002140965A 2002-05-16 2002-05-16 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器 Pending JP2003334543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140965A JP2003334543A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140965A JP2003334543A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003334543A true JP2003334543A (ja) 2003-11-25

Family

ID=29701684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002140965A Pending JP2003334543A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003334543A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039494A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Kuraray Chemical Co.,Ltd. 複合吸着材とその製造方法、並びに浄水材及び浄水器
JP2008149267A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Unitika Ltd 有機ハロゲン系化合物除去フィルター
WO2011132705A1 (ja) * 2010-04-21 2011-10-27 株式会社神戸製鋼所 重金属類を含有する汚染水の処理剤および処理方法
US8205755B2 (en) 2006-03-22 2012-06-26 3M Innovative Properties Company Filter media
WO2012124222A1 (ja) 2011-03-11 2012-09-20 日立化成工業株式会社 アルミニウムケイ酸塩、金属イオン吸着剤及びそれらの製造方法
JP2017123865A (ja) * 2017-03-03 2017-07-20 アサヒビール株式会社 非発酵ビールテイスト飲料及びその製造方法
JP2019107023A (ja) * 2019-03-05 2019-07-04 アサヒビール株式会社 非発酵ビールテイスト飲料及びその製造方法
KR20200125933A (ko) 2019-04-26 2020-11-05 주식회사 쿠라레 탄소질 재료 및 그 제조 방법, 그리고 정수용 필터 및 정수기
KR20210138744A (ko) 2019-03-29 2021-11-19 주식회사 쿠라레 흡착재, 중금속 제거제, 그리고 그것들을 사용한 성형체 및 정수기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07256239A (ja) * 1992-06-26 1995-10-09 Kuraray Chem Corp 浄水器用カートリッジ
JP2000256999A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Kuraray Chem Corp 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器
JP2002066312A (ja) * 2000-08-31 2002-03-05 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水器用吸着剤およびこれを用いた浄水器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07256239A (ja) * 1992-06-26 1995-10-09 Kuraray Chem Corp 浄水器用カートリッジ
JP2000256999A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Kuraray Chem Corp 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器
JP2002066312A (ja) * 2000-08-31 2002-03-05 Mitsubishi Rayon Co Ltd 浄水器用吸着剤およびこれを用いた浄水器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004039494A1 (ja) * 2002-10-29 2004-05-13 Kuraray Chemical Co.,Ltd. 複合吸着材とその製造方法、並びに浄水材及び浄水器
US8205755B2 (en) 2006-03-22 2012-06-26 3M Innovative Properties Company Filter media
US8206627B2 (en) 2006-03-22 2012-06-26 3M Innovative Properties Company Systems and methods of making molded composite blocks
JP2008149267A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Unitika Ltd 有機ハロゲン系化合物除去フィルター
WO2011132705A1 (ja) * 2010-04-21 2011-10-27 株式会社神戸製鋼所 重金属類を含有する汚染水の処理剤および処理方法
JP2011240329A (ja) * 2010-04-21 2011-12-01 Kobe Steel Ltd 重金属類を含有する汚染水の処理剤および処理方法
WO2012124222A1 (ja) 2011-03-11 2012-09-20 日立化成工業株式会社 アルミニウムケイ酸塩、金属イオン吸着剤及びそれらの製造方法
US9782749B2 (en) 2011-03-11 2017-10-10 Hitachi Chemical Company, Ltd. Aluminum silicate, metal ion adsorbent, and method for producing same
JP2017123865A (ja) * 2017-03-03 2017-07-20 アサヒビール株式会社 非発酵ビールテイスト飲料及びその製造方法
JP2019107023A (ja) * 2019-03-05 2019-07-04 アサヒビール株式会社 非発酵ビールテイスト飲料及びその製造方法
KR20210138744A (ko) 2019-03-29 2021-11-19 주식회사 쿠라레 흡착재, 중금속 제거제, 그리고 그것들을 사용한 성형체 및 정수기
KR20200125933A (ko) 2019-04-26 2020-11-05 주식회사 쿠라레 탄소질 재료 및 그 제조 방법, 그리고 정수용 필터 및 정수기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6283435B2 (ja) 活性炭成型体およびそれを用いた浄水器
US5082568A (en) Method for removing low concentrations of metal contaminants from water
US5024764A (en) Method of making a composite filter
JP4361489B2 (ja) 複合吸着材とその製造方法、並びに浄水材及び浄水器
WO2002053262A1 (en) Purification media
US20040180190A1 (en) Composite particulate article and method for preparation thereof
JP4043634B2 (ja) 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器
WO2003080518A1 (fr) Extracteur de metaux lourds contenus dans l'eau
JP2003334543A (ja) 活性炭成型体、その製造方法及びそれを用いた浄水器
JP4064309B2 (ja) 浄水器
JP4540938B2 (ja) 水道水中の重金属除去剤
JP2008080315A (ja) 浄水器用カートリッジおよび浄水器
US7229552B1 (en) Water purification apparatus and system
JP6182819B2 (ja) 浄水カートリッジ、浄水器
JP2002273417A (ja) 水処理用フィルター
JP2003334544A (ja) 活性炭成型体、カートリッジ及び浄水器
JP3693544B2 (ja) 活性炭およびそれを備えた浄水器
JPH07256239A (ja) 浄水器用カートリッジ
JP2003010614A (ja) 浄水器フィルター
JP2003190942A (ja) 浄水器用吸着材及びその製造方法、並びにこれを用いた浄水器
JP2002066312A (ja) 浄水器用吸着剤およびこれを用いた浄水器
JP2003190941A (ja) 浄水器用吸着材及びその製造方法、並びにこれを用いた浄水器
JPH07222971A (ja) 浄水器用カートリッジ
JP2010269225A (ja) 陰イオン吸着剤成型体およびそれを用いた浄水器
JP2004074114A (ja) 浄水フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071218