JP3915597B2 - 浄水カートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は家庭や事務所で使用し、水道水等を浄化する浄化器における浄水カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水源の汚染に伴い、水道水は浄水器を通した後に利用されることが多い。浄水器は内部に浄水カートリッジを有しており、浄水カートリッジによって水は浄化される。浄水カートリッジには、通常、活性炭が使用されており、活性炭の触媒作用により水中の残留塩素は分解され、また、有機物は活性炭の吸着作用により吸着され水中から除去される。これらの作用により浄水カートリッジを通した水は臭気成分などが除かれるのである。
【0003】
また、活性炭に菌などが繁殖するのを抑制するために、活性炭に銀を添着する場合もある。そして、浄水性能が低下すると活性炭を含む浄水カートリッジを新しいものに取り替える構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の浄水カートリッジは、通常、1種類の活性炭のみを使用していた。活性炭は、細孔に有機物などを吸着するのであるが、細孔の大きさにより有機物の吸着性能が大きく異なる。
【0005】
例えば、トリハロメタンのような小さな分子サイズの有機物は小さな細孔を有する活性炭によく吸着されるのであるが、2メチルイソボルネオール(以下かび臭物質と言う)のような大きな分子サイズの分子は大きな細孔に吸着されやすいと言うものである。
【0006】
よって、1種類の活性炭を使用した浄水カートリッジでは、小さな分子サイズと大きな分子サイズの物質のいずれも良く除去できないと言うことがあった。また、通常、活性炭は水蒸気雰囲気により賦活されるため表面に水酸基やカルボン酸基が残留し、親水性を示すが、有機物は通常疎水性であるので、従来の浄水カートリッジは有機物の吸着性が低く寿命が短いと言う課題があった。
【0007】
また、水質によって大きな分子サイズの有機物が多い場合や少ない場合があるので、水質によっては活性炭寿命が非常に短いと言う課題もあった。また、活性炭は吸着性能をまだ有していても、1つの臭気成分などが除去できなくなると全部を交換しなければならず、非経済的な構造の浄水カートリッジとなっていた。
【0008】
また、活性炭に銀を添着する場合は、活性炭の一部を分離し、これに銀を添着させ、元の活性炭に一定の割合で混合するという複雑な工程が必要であった。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、小さな分子サイズの物質と大きな分子サイズの物質の両方を有効に除去することができ寿命の長い浄水カートリッジを実現することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の浄水カートリッジは、平均細孔半径が0.5nm〜1nmの活性炭を80〜90%、平均細孔半径が1〜2nmの活性炭を10〜20%の割合で混合させた活性炭を有するものである。
【0011】
これにより、小さな分子サイズの物質と大きな分子サイズの物質の両方を有効に除去でき寿命の長い浄水カートリッジを実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、平均細孔半径が0.5nm〜1nmの活性炭を80〜90%、平均細孔半径が1〜2nmの活性炭を10〜20%の割合で混合させた活性炭を有する浄水カートリッジとすることにより、小さな分子サイズの物質と大きな分子サイズの物質の両方を有効に除去でき寿命の長い浄水カートリッジが実現できる。
【0013】
さらに、各活性炭を有効に利用できるようになり、除去性能が高く寿命の長い浄水カートリッジが実現できる。
【0014】
さらに、トリハロメタンなどの比較的小さな分子サイズの物質が多い水でも除去寿命の長い浄水カートリッジが実現できる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、平均細孔半径が0.5nm〜1nmの活性炭は、活性炭表面の酸化物量を活性炭1gあたり0.15ミリ当量以下となるように加熱処理した請求項1に記載の浄水カートリッジとすることにより、より高い有機物の除去性能を有する浄水カートリッジが実現できる。
【0016】
請求項に記載の発明は、通過する水の空間速度(SV)は、活性炭に対して1000/h以下である請求項1〜のいずれか1項に記載の浄水カートリッジとすることにより、除去寿命の長い浄水カートリッジが実現できる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
【0018】
(実施例1)
図1は実施例1における浄水カートリッジを示し、1は外ケースであり、直径が91mmで、長さが147mmの浄水カートリッジの外筐体を形成している。外ケース1の内部には、浄水材料である活性炭層2と、中空糸膜モジュール3を有している。活性炭層2は外ケース1内で円筒状に形成され、活性炭4により構成されており、活性炭層2から活性炭4がこぼれ出さないように不織布5a、5bで保持されている。
【0019】
円筒状の形状をした活性炭層2の内側には、直径が40mmで、長さが125mmの中空糸膜モジュール3が配置されている。中空糸膜モジュール3は中空糸膜6を有している。7は入水口であり、ここから外ケース1内に水が進入する。8は出水口であり、外ケース1内で浄化された水は出水口8から外部に排出される。9は入水空間であり、10は活性炭―モジュール空間である。
【0020】
ここで、浄水カートリッジにおける水の流れを説明する。まず、水は入水口7から外ケース1内に進入する。浸入した水は入水空間9で広がり、不織布5aを均等に通過する。不織布5aを通過した水は、活性炭層2の内部を通過する。活性炭層2内で活性炭4と接触することにより、水中に含まれる残留塩素が分解除去され、有機物等は活性炭4の吸着作用により吸着され、除去される。
【0021】
活性炭層2を通過した水は不織布5bを通過し、活性炭―モジュール空間10で再び広がり、中空糸モジュール3に流れ込む。中空糸モジュール3に流れ込んだ水は中空糸膜6を透過する。水が中空糸膜6を透過するときに、水に含まれる菌や微細な粒子および濁り成分をろ過し、除去されるのである。中空糸膜6を透過した水は出水口8から外ケース1外に排出される。
【0022】
浄水材料としては、活性炭の他にも、シリカゲルなどの吸着物質、炭酸カルシウムや硫酸カルシウム等のミネラル溶出物質、イオン交換樹脂やキレート樹脂等のイオン調整物質および亜硫酸ナトリウムなどの塩素反応物質を使用しても良い。活性炭4としては、少なくとも2種類の活性炭を用いた。
【0023】
この実施例では、粒状の活性炭4aとこれとは異なる粒状の活性炭4bをそれぞれ8:2の割合で均一に混合させたものを約400ml使用した。本実施例では活性炭4aとしてクラレケミカル社製のYP−10HTを、活性炭4bとしてクラレケミカル社製のGW−Hを使用した。
【0024】
活性炭4aの細孔分布を図3に、また活性炭4bの細孔分布を図4に示している。活性炭4aは平均細孔半径が1nm以下と小さい細孔が多い特徴を有し、活性炭4bは平均細孔半径が1nm以上と大きい細孔が多い特徴を有している。
【0025】
また、活性炭4aは活性炭の作成後、窒素雰囲気で300℃以上に加熱処理を行い、活性炭表面の酸化物量を活性炭1gあたり0.15ミリ当量以下としたものを使用した。また、活性炭4bには銀を添着した。添着量は活性炭の重量に対して約1%とした。不織布5としては、ポリエステル製でスポンジ構造を持ち、弾力性を有するフォームを使用した。
【0026】
次に実験例を示す。試験水には、水道水に次亜塩素酸ナトリウム、総トリハロメタンおよび2−メチルイソバルネオールを添加し、残留塩素濃度を2.0mg/L、総トリハロメタン濃度を100mg/Lおよびかび臭濃度を50ng/Lに調整した水を使用した。これは浄水器の寿命試験を行うJISにより定められた濃度であり、最も一般的なバランスの水質であると言える。入水口7から試験水を流し込み、活性炭層2や中空糸膜6を通過した後、出水口8より出てきた透過水を分析し、原水に対する除去率を求めた。除去率は(式1)に従い計算した。
【0027】
【式1】
Figure 0003915597
【0028】
ここで、c0は各成分の試験水中の濃度を表し、c1は各成分の透過水中の濃度を表す。除去率が80%を下回るまでの総ろ過水量を寿命とした。
【0029】
実験条件1は、活性炭4は活性炭4aを80%、活性炭4bを20%とし均一に混合した。
【0030】
実験条件2は、活性炭4として活性炭4aのみ(100%)とした。
【0031】
実験条件3は、活性炭4として活性炭4bのみ(100%)とした。
【0032】
実験条件4は、活性炭4として活性炭4aを90%、活性炭4bを10%とし均一に混合した。
【0033】
実験条件5は、活性炭4として活性炭4aを50%、活性炭4bを50%とし均一に混合した。
【0034】
実験条件6は、活性炭4として活性炭4aを80%、活性炭4bを20%とし均一に混合したが、活性炭4aとしては加熱処理を行っていない、または加熱処理による活性炭表面の酸化物量が0.15ミリ当量/g以上のYP−10HT活性炭を使用した。
【0035】
実験条件7は、活性炭4として活性炭4aを80%、活性炭4bを20%としたが、均一に混合するのではなく、活性炭4aを充填した後、活性炭4bを充填し、均一に混合していない状態とした。
【0036】
上記各実験条件1〜7の浄水カートリッジに2L/分のろ過流量で試験水を流したときの除去率を求め、除去率が80%を下回るまでの総ろ過水量(寿命)を(表1)に示す。ここで浄水カートリッジ寿命とは、トリハロメタンまたはかび臭の除去寿命の短い方の寿命とした。
【0037】
【表1】
Figure 0003915597
【0038】
これから明らかであるが、実験条件1のように、活性炭4として活性炭4aを80%、活性炭4bを20%とし均一に混合したものは、トリハロメタンおよびかび臭除去の寿命はいずれも10000Lと長く、バランス良く除去ができている。
【0039】
実験条件2のように、活性炭4として活性炭4aのみとした場合は、トリハロメタンの除去寿命は長いが、かび臭の除去寿命は短い。小さな細孔の多い活性炭のみでは小さな分子サイズのトリハロメタンは吸着除去する性能は高いが、大きなかび臭物質は吸着性能が低いため除去できず、大、小の分子サイズの混合する水ではバランス良く除去することはできないのである。
【0040】
実験条件3のように、活性炭4として活性炭4bのみとした場合は、かび臭の除去寿命は長いが、トリハロメタンの除去寿命は短い。大きな細孔の多い活性炭のみでは大きな分子サイズのかび臭物質は吸着除去する性能は高いが、小さなトリハロメタンは吸着性能が低いため除去できず、大、小の分子サイズの混合する水ではバランス良く除去することはできないのである。
【0041】
実験条件4のように、活性炭4aを90%、活性炭4bを10%とし均一に混合したものは、トリハロメタンの除去寿命の方が長い結果となった。標準的な水質の水の場合は、活性炭4aと4bの割合はそれぞれ80%と20%のバランスが良いが、トリハロメタンなどの物質の割合が多い場合は、平均細孔半径が1nm以下の活性炭が80%以上、1nm以上の活性炭が20%以下の混合割合とした方が大きい分子サイズと小さい分子サイズの除去寿命のバランスが良くなり、浄水カートリッジの寿命を長くすることができるのである。
【0042】
実験条件5のように、活性炭4として活性炭4aを50%、活性炭4bを50%とし均一に混合したものは、かび臭の除去寿命の方が長い結果となった。標準的な水質の水の場合は、活性炭4aと活性炭4bの割合はそれぞれ80%と20%のバランスが良いが、かび臭などの物質の割合が多い場合は、平均細孔半径が1nm以下の活性炭が80%以下、1nm以上の活性炭が20%以上の混合とした方が大きい分子サイズと小さい分子サイズの除去寿命のバランスが良くなり、浄水カートリッジの寿命を長くすることができるのである。
【0043】
実験条件6のように、活性炭4として活性炭4aと活性炭4bをそれぞれ80%と20%の割合で混合したが、活性炭4aとして加熱処理を行っていないYP−10HT活性炭を使用したものは熱処理を行ったものに比べて、トリハロメタンおよびかび臭の除去寿命がいずれも短くなった。トリハロメタンやかび臭などの有機物のように多くの有機物は疎水性が強いので、活性炭を熱処理することにより表面の親水基を焼き飛ばし、親水性を弱めるので、有機物の除去性能が向上するために、寿命の長い浄水カートリッジが実現できたのである。
【0044】
実験条件7のように、活性炭4として活性炭4aと活性炭4bをそれぞれ80%と20%の割合で使用するのであるが、均一に混合するのではなく、活性炭4aを充填した後、活性炭4bを充填し、均一に混合していない状態としたものは、均一に混合したものに比べて短い除去寿命となった。均一に混合すると、異なった種類の活性炭が近傍に存在するため、大きな分子サイズの吸着性能が高い活性炭には大きな分子が、小さな分子サイズの吸着性能が高い活性炭には小さな分子が吸着しやすくなる。
【0045】
よって、活性炭の特性が有効に発揮できるようになるために、異なった特性の活性炭を均一に混合することにより、長い寿命の浄水カートリッジが実現できるのである。
【0046】
本実施例のように、活性炭4として活性炭4aと活性炭4bを用い、活性炭4bに銀を添着した活性炭を用いた場合の製造行程を図5に示し、活性炭4として活性炭4aを用い、一部に銀を添着した場合の製造工程を図6に示す。図5に示した工程では、異なった種類の活性炭が利用できることに加え、分離工程が無くなるなどの効果があり、簡単な工程で抗菌性を有する浄水カートリッジが実現できるのである。
【0047】
また、浄水カートリッジに通過する水の空間速度(SV)と除去率の関係を図7に示す。図7で明らかなように、SVを1000h−1以下にすると、高い除去性能が発揮できるが、1000h−1以上の場合には低くなる。これは被吸着物質の大きさとほぼ一致する活性炭の細孔には非常に大きな吸着性能が発揮できるが、大きさがほぼ一致するため、細孔内での拡散速度が遅くなる。よって、異なる細孔や性能の活性炭を複数組み合わせて使用する場合は、SVを1000h−1以下にすることにより、寿命の高い浄水カートリッジが実現できるのである。
【0048】
(実施例2)
以下、図2に基づき本発明の実施例2について説明する。実施例1と異なる点についてのみ説明する。
【0049】
図に示すように、活性炭4aと活性炭4bは不織布5cで分離されており、活性炭4aと活性炭4bを個々に交換することが可能になっている。他の構成は実施例1と同じである。
【0050】
ここで、水の流れを説明する。まず水は、入水口7から外ケース1内に進入する。進入した水は入水空間9で広がり、不織布5aを均等に通過する。不織布5aを通過した水は、活性炭4bを通過する。水は活性炭4bと接触することにより残留塩素が分解除去されるとともに、活性炭4bの細孔に適する有機物等は活性炭の吸着作用により吸着され、除去される。活性炭4bを通過した水は不織布5cを通過し、活性炭4aに流れ込む。水は活性炭4aと接触することにより活性炭4aの細孔に適する有機物等は活性炭の吸着作用により吸着され、除去される。活性炭4aを通過した水は不織布5bを通過し活性炭―モジュール空間10で再び広がり、中空糸モジュール3に流れ込む。
【0051】
中空糸モジュール3に流れ込んだ水は中空糸膜6を透過する。水が中空糸膜6を透過するときに、水に含まれる菌や微細な粒子および濁り成分をろ過し、除去されるのである。中空糸膜6を透過した水は出水口8から外ケース1外に排出される。
【0052】
浄水材料および不織布の具体材料、その他は、実施例1と同様であるが、この実施例では、除去性能の低下した活性炭のみを個別に交換することができるので、非常に効果的な浄水カートリッジが実現できるのである。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明の浄水カートリッジは、平均細孔半径が1nm以下の活性炭と、平均細孔半径が1nm以上の活性炭との少なくとも2種類の活性炭を有することにより、小さな分子サイズの物質と大きな分子サイズの物質の両方を有効に除去でき寿命の長い浄水カートリッジが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における浄水カートリッジの断面図
【図2】 本発明の実施例2における浄水カートリッジの断面図
【図3】 本発明の実施例1における浄水カートリッジに用いる一活性炭の細孔分布図
【図4】 同浄水カートリッジに用いる他の活性炭の細孔分布図
【図5】 同浄水カートリッジにおける活性炭の製造工程図
【図6】 同浄水カートリッジにおける活性炭の比較製造工程図
【図7】 同浄水カートリッジに通過する水の空間速度(SV)と除去率の関係の特性図
【符号の説明】
1 外ケース
2 活性炭層
3 中空糸膜モジュール
4 活性炭
5 不織布
6 中空糸膜
7 入水口
8 出水口

Claims (3)

  1. 平均細孔半径が0.5nm〜1nmの活性炭を80〜90%、平均細孔半径が1〜2nmの活性炭を10〜20%の割合で混合させた活性炭を有する浄水カートリッジ。
  2. 平均細孔半径が0.5nm〜1nmの活性炭は、活性炭表面の酸化物量を活性炭1gあたり0.15ミリ当量以下となるように加熱処理した請求項1に記載の浄水カートリッジ。
  3. 通過する水の空間速度(SV)は、活性炭層に対して1000/h以下である請求項1、2のいずれか1項に記載の浄水カートリッジ。
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