JP4063790B2 - 金属リング検査方法及び金属リング検査装置 - Google Patents

金属リング検査方法及び金属リング検査装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車等車両に搭載されるVベルト式無段変速機のベルト(以下「CVTベルト」という。)を構成する部品の一つである金属リングの欠陥検査を行う金属リング検査方法及び金属リング検査装置に関する。
従来より、CVTベルトとして、厚さ0.2mm程度の薄い金属リングを多数枚重ねたものに、スチール製のエレメントを連続して嵌め込んで一体化した構造のものが知られている(たとえば、非特許文献1参照。)。
図11(a)は、CVTベルトの外観図であり、CVTベルト1は、多数枚(たとえば、12枚程度)の金属リング2aを積み重ねて構成された二連のベルト積層体2に、多数個(たとえば、400個程度)の金属エレメント3aからなるエレメント積層体3を担持させて組み立てられている。
このような構造のCVTベルト1は、次の手順で製造される。
(1)まず、マルエージング鋼等の超強靱鋼の薄板の端部同士を溶接してリング状のドラムを形成する。
(2)次に、そのドラムを所定幅ずつ輪切り状に裁断して圧延し、基本周長の金属リング2aを作成する。
(3)次に、上記の金属リング2aに溶体化処理等を施した後、周長補正装置を用いて、CVTベルト1の積層場所に対応した所要の周長を与える。ここで、“周長”とは、金属リング2aの一周の長さのことをいう。金属リング2aの周長はCVTベルト1の積層場所毎に微妙に異なる。たとえば、最外周層では若干長く、最内周層では若干短い。
(4)次に、周長測定装置を用いて、積層場所毎の適正な周長が与えられているか否かを検査すると共に、金属リング検査装置を用いて、金属リング2aの表面欠陥の有無を検査する。
(5)最後に、検査をパスした金属リング2aに時効処理や窒化処理などを施して表面硬度を高めた後、各層毎に適正な周長差が付けられた金属リング2aを順次に積層し、その積層体に金属エレメント3aを嵌め込んで一体化して、CVTベルト1を完成する。
先に説明したとおり、CVTベルト1のベルト積層体2は、12枚程度の金属リング2aを積み重ねて構成されている。
図11(b)は、ベルト積層体2の積層状態図である。この図において、金属リング2aの積層枚数をnとすると、2a(1)はもっとも内側(以下「最内周層」という。)に位置する金属リング、2a(n)はもっとも外側(以下「最外周層」という。)に位置する金属リングであり、2a(2)〜2a(n-1)はそれらの間に位置する金属リングである。
図11(c)は、金属リング2aの外形図である。各々の金属リング2aはリングの内周面を若干撓ませた、いわゆるクラウニング形状となっており、且つ、熱処理でもある時効処理を経てバネ性が与えられている。
図11(d)は、金属リング2aの端面形状を示す図であり、この図に示すように、各々の金属リング2aの端面は角が落とされた滑らかな形状になっている。
「金属リング検査装置」は、積層前の金属リング2aの表面欠陥の有無を検査する装置である。そして、欠陥を有する金属リング2aは不良品として破棄される一方、無欠陥又は無視し得る程度の小さな傷や浅い傷を負った金属リング2aは良品として積層され、CVTベルト1に組み付けられる。
図12は、上記の「金属リング検査装置」に適用可能な従来技術、たとえば、特許文献1に記載された「欠陥検出装置」(以下、従来装置という。)の概念構成図である。この従来装置は、検査用光源4からの照射光を、一定方向に移動する被検査面5の真上に導くための複数本の光ファイバーからなる照明用導光路6a〜6cと、この照明用導光路6a〜6cの間に交互に配置され、被検査面5からの反射光Pa、Pbを受光部7a、7bに導くための少なくとも2本の光ファイバーからなる受光用導光路8a、8bとを備えるというものであり、2本の受光用導光路8a、8bを、僅かな距離Lを隔てて離隔配置した点がポイントである。
このように構成すると、被検査面5に傷等の欠陥がない場合には、2本の受光用導光路8a、8bによって導かれた反射光Pa、Pbはほぼ同等の強さで受光部7a、7bに与えられる一方、被検査面5に欠陥があった場合には、当該欠陥部位の反射光が低下(乱反射による光量低下)し、2本の受光用導光路8a、8bよって導かれた反射光Pa、Pbに差が生じ、その差分の大きさから欠陥の有無を判別できる。したがって、上記の被検査面5を金属リング2aの表面とすることにより、CVTベルト1の金属リング2aの検査装置、すなわち、金属リング検査装置とすることができる。
宮地知巳著"理想の変速機CVTの性能を最大限に引き出す"、[online]、[平成14年8月25日検索]、インターネット<URL: http://www.idemitsu.co.jp/lube/cvt/cvtbody2.html> 特開平11−248637公報
しかしながら、従来の「金属リング検査装置」は、検査対象物である金属リング2aを1本ずつしか検査できないため、検査効率が悪かった。
ここで、金属リング2aの“端面”の欠陥に着目すると、リングの端面は積層状態においても外部に露出しているので、この露出面を上記の被検査面5とすることにより、積層状態の金属リング2aの端面欠陥を一括検査することができ、検査効率の改善を図ることができると考えられるものの、実際には、期待した検査精度が得られないため、効率を改善できない。
図13は、従来技術の不都合説明図である。この図において、視線9は金属リング2aの端面の観察方向を示しており、この観察方向は前記の従来装置(図12参照)における受光部7a、7bへの反射光Pa、Pbの入射方向に相当する。既述のとおり、金属リング2aの端面は角のない滑らかな形になっている。このため、同図(a)に示すように、端面を斜めから観察した場合、積層状態の金属リング2aの端面の一部に影(破線円)が生じ、影の部分の欠陥を見落としてしまう。また、同図(b)に示すように、積層状態の金属リング2aの端面が不揃いになっている場合には、より大きな影(破線円)が生じるため、さらに広い範囲の欠陥を見落としてしまう。
このように、単に前記の従来装置を利用して積層状態の金属リング2aの端面欠陥を一括検査したたけでは、充分な精度が得られず、意図した検査効率の改善を図ることができなかった。
そこで、本発明の目的は、積層状態の金属リングの端面欠陥を一括して効率よく検査できる金属リング検査方法及び金属リング検査装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数の金属リングを積み重ねて構成されたリング積層体の端面欠陥を検査する金属リング検査方法において、前記リング積層体の外周面を両側から挟み込み内周面同士を強く接触させて前記金属リングのクラウニングを取り去る第1の工程を実行しつつ、前記リング積層体を構成する各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させる第2の工程を実行し、次いで、段違い状に露出させられた前記リング積層体の端面欠陥を検査する第3の工程を実行することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、複数の金属リングを積み重ねて構成されたリング積層体の端面欠陥を検査する金属リング検査装置において、前記リング積層体の外周面を両側から挟み込み内周面同士を強く接触させて前記金属リングのクラウニングを取り去るクラウニング除去手段と、クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させる端面露出手段と、段違い状に露出させられた前記リング積層体の端面欠陥を検査する検査手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記クラウニング除去手段は、前記リング積層体が掛け渡される複数のローラを含んで構成されたものであり、各ローラの位置を移動させて、前記リング積層体の外周面に加えられる圧を増加させることによって、前記金属リングのクラウニングを取り去ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記クラウニング除去手段は、前記リング積層体を間に挟み込んで回転する少なくとも一対のローラを含んで構成されたものであり、一対のローラ間の挟持力を増加させることによって、前記金属リングのクラウニングを取り去ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記端面露出手段は、前記ベルト積層体の両端面に当接する少なくとも一対のリング端面押さえ棒を含んで構成されたものであり、該リング端面押さえ棒の角度を調節することによって、クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記端面露出手段は、前記リング積層体を間に挟み込んで回転する少なくとも一対のローラに形成されたテーパを含んで構成されたものであり、テーパの相対的移動によって、クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ベルト積層体を指先で挟み込み、両側から圧(図1のPa、Pb参照)を加えてクラウニングを取り去りつつ、幅方向へのずらし力(図3のPc、Pd参照)を加えることにより、そのベルト積層体の各々の端面を段違い状態で大きく露出させることができる。したがって、この段違い状態においては、端面の影になる部分(図13の破線円参照)が少なくなるので、ベルト積層体の目視による端面検査を一括して効率的に行うことができる。
また、請求項2〜6記載の発明によれば、ベルト積層体のクラウニング除去、端面の段違い状の露出、及び、その端面の欠陥検査の各工程を自動化することができる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
<第1実施形態>
図1〜図3は、本発明に係る「金属リング検査方法」の実施形態(以下、第1実施形態という)を示す図である。これらの図において、第1実施形態では、以下の工程で、積層状態の金属リングの端面検査を実行する。
まず、第1の工程では、検査対象となるn枚の金属リング2aを積層したベルト積層体2を準備し(図1(a))、そのベルト積層体2の外周面を両側から指先で挟み込み、圧Pa、Pbを加えて内周面同士を強く接触させる(図1(b))。
ここで、金属リング2aは、冒頭でも説明したとおり、クラウニング形状を有しているので(図2(a)参照)、積層状態では“横ずれ”しにくくなっているが、上記のように、内周面同士を強く接触させながら圧Pa、Pbを加える(図2(b)参照)ことによって、一時的にクラウニングを取り去ることができ、ほぼ平らに変形させることができる(図2(c)参照)。しかも、金属リング2aはバネ性を有しているため、その変形は金属リング2aの全周に及ぶことになる。
したがって、全周にわたってほぼ平らに変形した金属リング2aは、たとえ、積層状態であったとしても、容易にずらし得る(図2(d)参照)から、図3(a)に示すように、第2の工程で、指先でベルト積層体2を両面から挟み込んで幅方向へのずらし力Pc、Pdを加え、そして、そのずらした状態を維持したまま、第3の工程で、そのずらした状態の端面に光源10からの光を当ててその反射具合を観察して端面欠陥の有無を一括して検査することができる。
このように、第1実施形態では、ベルト積層体2を指先で挟み込み、両側から圧Pa、Pbを加えてクラウニングを取り去りつつ、幅方向へのずらし力Pc、Pdを加えることにより、そのベルト積層体2の各々の端面を段違い状態で大きく露出させることができる。したがって、この段違い状態においては、端面の影になる部分(図13の破線円参照)が少なくなるので、ベルト積層体2の目視による端面検査を一括して効率的に行うことができる。
<第2実施形態>
図4〜図6は、本発明に係る「金属リング検査装置」の実施形態(以下、第2実施形態という)を示す図であり、図4は、その上面図、図5及び図6は、その側面図である。
図4において、金属リング検査装置11は、n枚の金属リング2aの積層体であるベルト積層体2の内周面を保持して回転する図面に向かって左右一対の内周ローラ12、13(クラウニング除去手段)と、同ベルト積層体2の外周面を保持して回転する図面に向かって上下一対の外周ローラ14、15(クラウニング除去手段)とを備える。
内周ローラ12、13の各々の回転軸の位置は固定であり、その軸間距離Lは、内周ローラ12、13にベルト積層体2を掛け渡すことができる適当な距離になっている。一方、外周ローラ14、15の各々の回転軸の位置は、初期位置と検査位置の二つの位置の間を移動できるようになっている。
“初期位置”とは、内周ローラ12、13にベルト積層体2を掛け渡す際の邪魔にならない位置であり、たとえば、一点鎖線イ、ロで示す位置である。また、“検査位置”とは、内周ローラ12、13に掛け渡された状態のベルト積層体2の外周面に対して両方向から所要の圧を加えることができる位置であり、たとえば、実線で示されている外周ローラ14、15の現在の位置である。
図示のように、外周ローラ14、15が検査位置にあるとき、ベルト積層体2の図中上方の外周面には一方の外周ローラ14によって圧Pa(第1実施形態における指による押圧力Paに相当)が加えられており、且つ、ベルト積層体2の図中下方の外周面には他方の外周ローラ15によって圧Pb(第1実施形態における指による押圧力Pbに相当)が加えられている。
既述のとおり、ベルト積層体2を構成する各々の金属リング2aはクラウニング形状を有しているので(図2(a)参照)、積層状態では“横ずれ”しにくくなっているが、上記のように、ベルト積層体2の外周面に対して両方向から所要の圧Pa、Pbを加えることによって、一時的にクラウニングを取り去ることができ、ほぼ平らに変形させることができる。しかも、金属リング2aはバネ性を有しているため、その平らな変形は、内周ローラ12、13に掛け渡された状態のベルト積層体2の全周に及ぶことになる。
このように、図示の金属リング検査装置11にあっては、外周ローラ14、15を初期位置から検査位置へと移動させることによって、内周ローラ14、15に掛け渡されているベルト積層体2の外周面に圧Pa、Pbを加えることができ、金属リング2aのクラウニングを取り去ることができるから、前記の第1実施形態における第1の工程の自動化を図ることができる。
さて、前記の第1実施形態においては、第1の工程によって金属リング2aのクラウニングを取り去った後、積層状態の金属リング2aをずらして端面を段違いに大きく露出させる第2の工程と、その露出した端面の欠陥を一括的に検査する第3の工程とを実行するが、図示の金属リング検査装置11においても、これらの第2及び第3の工程を実行できるようになっている。
図5及び図6において、内周ローラ12、13は内周ローラ用フレーム16に取り付けられており、この内周ローラ用フレーム16は、スプリング17、18によって本体フレーム19の基台20の方向に引っ張られている。なお、内周ローラ用フレーム16の自重が充分に大きい場合は、スプリング17、18を省略することができる。
本体フレーム19の基台20の四隅には固定柱21〜24が立設されており、各々の固定柱21〜24には、それぞれ柱1本につき二つの支軸が設けられている。すなわち、固定柱21〜24の上端付近と、上端から若干下がった位置にそれぞれ上側支軸KPu(i)と下側支軸KPd(i)が設けられている。
ここで、iは固定柱21〜24の番号である。すなわち、第1の固定柱21の上側支軸はKPu(21)、下側支軸はKPd(21)となり、同様に、第2の固定柱22の上側支軸はKPu(22)、下側支軸はKPd(22)となり、第3の固定柱23の上側支軸はKPu(23)、下側支軸はKPd(23)となり、第4の固定柱24の上側支軸はKPu(24)、下側支軸はKPd(24)となる。
これらの支軸KPu(i)、KPd(i)には、8個のプレート25〜32の一端側が揺動可能に取り付けられており、各プレート25〜32には、リング端面押さえ棒33〜40(端面露出手段)が取り付けられている。
さらに、8個のプレート25〜32の他端側は、可動柱41〜44に設けられている、それぞれ柱1本につき二つの支軸APu(j)、APd(j)に揺動可能に取り付けられている。
ここで、jは可動柱41〜44の識別番号である。すなわち、第1の可動柱41の上側支軸はAPu(41)、下側支軸はAPd(41)となり、同様に、第2の可動柱42の上側支軸はAPu(42)、下側支軸はAPd(42)となり、第3の可動柱43の上側支軸はAPu(43)、下側支軸はAPd(43)となり、第4の可動柱44の上側支軸はAPu(44)、下側支軸はAPd(44)となる。
4本の可動柱41〜44は、図面に向かって左右の対になっており、それらの対をなす可動柱(可動柱41と可動柱43、可動柱42と可動柱44)同士を連結するための横方向の角度調整用リンク45が設けられている。この角度調整用リンク45の中央部付近には、サーボ等からなる上下駆動機構46のシャフト47が連結されており、角度調整用リンク45は、図5に示すような「最上方位置」から図6に示すような「最下方位置」までの間を任意に移動できるようになっている。
図面の左側のプレート25、26の上面には、検査面を下向きにした第1の端面欠陥検査部48が取付られており、且つ、図面の右側のプレート31、32の下面には、検査面を上向きにした第2の端面欠陥検査部49が取付られている。第1の端面欠陥検査部48は、n枚の金属リング2aを積み重ねて構成されたベルト積層体2の図面に向かって上側の端面欠陥を一括して検査するものであり、同様に、第2の端面欠陥検査部49は、同ベルト積層体2の図面に向かって下側の端面欠陥を一括して検査するものであり、これらの第1及び第2の端面欠陥検査部48、49は、たとえば、前記の特許文献1に記載の技術を応用して、端面の傷等を検出するものである。また、図面の左側のプレート25、26の下面には、内周ローラ位置決め用カムローラ50が取り付けられており、この内周ローラ位置決め用カムローラ50は、ベルト積層体2の外側の最内周リング下端面の位置で内周ローラ用フレーム16の下面と接触して、内周ローラ用フレーム16の位置決めを行うものである。
さらに、8個のプレート25〜32は、二つずつの組(プレート25とプレート26、プレート27とプレート28、プレート29とプレート30、プレート31とプレート32)になっており、それらの組のプレート同士が連結部材51〜54(図4参照)によって一体化されている。すなわち、プレート25とプレート26との間が連結部材51によって一体化されており、プレート27とプレート28との間が連結部材52によって一体化されており、プレート29とプレート30との間が連結部材53によって一体化されており、プレート31とプレート32との間が連結部材54によって一体化されている。
このような構成を有する本実施形態の金属リング検査装置11において、今、図5に示すように、上下駆動機構46のシャフト47を最大に伸張すると、角度調整用リンク45が「最上方位置」へと移動する。このとき、角度調整用リンク45の両端には4本の可動柱41〜44が立設されているため、角度調整用リンク45の上方移動に伴って、これらの可動柱41〜44も同方向に移動する。
可動柱41〜44には、支軸APu(j)とAPd(j)が設けられており、これらの支軸APu(j)とAPd(j)には、フレーム25〜32の一端側が回動自在に取り付けられている。さらに、フレーム25〜32の他端側は、固定柱21〜24の支軸KPu(i)とKPd(i)に回動自在に支持されているため、結局、フレーム25〜32は、可動柱41〜44の上方移動に伴って、固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを回動することになる。
すなわち、シャフト47を延ばした場合は、図面の左側のフレーム25〜28が固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを「時計回り方向」に回動し、図面の右側のフレーム29〜32が固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを「反時計回り方向」に回動することになる。
このため、フレーム25〜32に取り付けられているリング端面押さえ棒33〜40の上下間隔をベルト積層体2の幅にほぼ一致させておけば、リング端面押さえ棒33〜40でベルト積層体2の両端面を挟む込みながら、そのリング端面押さえ棒33〜40を支軸APu(j)とAPd(j)の回りに回動させることができる。
したがって、図示のように、ベルト積層体2の端面を斜めにずらして段違い状に大きく露出させることができ(前記の第1実施形態における第2の工程)、さらに、その状態を維持したまま、第1の端面欠陥検査装置48と第2の端面欠陥検査装置49を用いて、ベルト積層体2の両端面の検査を行うことができる(前記の第1実施形態における第3の工程)。
あるいは、図6に示すように、上下駆動機構46のシャフト47を最小に縮めると、角度調整用リンク45が「最下方位置」へと移動する。このとき、角度調整用リンク45の両端には4本の可動柱41〜44が立設されているため、角度調整用リンク45の下方移動に伴って、これらの可動柱41〜44も同方向に移動する。
可動柱41〜44には、支軸APu(j)とAPd(j)が設けられており、これらの支軸APu(j)とAPd(j)には、フレーム25〜32の一端側が回動自在に取り付けられている。さらに、フレーム25〜32の他端側は、固定柱21〜24の支軸KPu(i)とKPd(i)に回動自在に支持されているため、結局、フレーム25〜32は、可動柱41〜44の上方移動に伴って、固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを回動することになる。
すなわち、シャフト47を縮めた場合は、図面の左側のフレーム25〜28が固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを「反時計回り方向」に回動し、図面の右側のフレーム29〜32が固定側の支軸APu(j)とAPd(j)の回りを「時計回り方向」に回動することになる。
このため、フレーム25〜32に取り付けられているリング端面押さえ棒33〜40の上下間隔をベルト積層体2の幅にほぼ一致させておけば、リング端面押さえ棒33〜40でベルト積層体2の両端面を挟む込みながら、そのリング端面押さえ棒33〜40を支軸APu(j)とAPd(j)の回りに回動させることができる。
したがって、図示のように、ベルト積層体2の端面を斜めにずらして段違い状に大きく露出させることができ(前記の第1実施形態における第2の工程)、さらに、その状態を維持したまま、第1の端面欠陥検査装置48と第2の端面欠陥検査装置49を用いて、ベルト積層体2の両端面の検査を行うことができる(前記の第1実施形態における第3の工程)。
以上のとおり、本実施形態の金属リング検査装置11によれば、前記の第1実施形態における三つの工程の自動化を図ることができる。
なお、上記の説明では、内周ローラ用フレーム16を最上方位置にしたときと最下方位置にしたときの二つの状態についてのみ説明したが、これに限定されない。最上方位置と最下方位置の間の任意位置であってもよい。ベルト積層体2の端面の斜め方向のずらし量は、リング端面押さえ棒33〜40の角度で決まり、この角度は内周ローラ用フレーム16の上下位置によって任意に制御できるから、所望のずらし量に応じて、内周ローラ用フレーム16の上下位置を自由に決めればよい。
また、このように、リング端面押さえ棒33〜40の角度を最上方位置と最下方位置の間で変化させた場合でも、このリング端面押さえ棒33〜40と第1及び第2の端面欠陥検査部48、49は共通のプレート25、26、31、32に取り付けられているため、第1及び第2の端面欠陥検査部48、49の検査面の角度が不適切になることはない。
なお、本発明に係る金属リング検査装置の技術思想は、この第2実施形態に限定されない。前記の第1実施形態における三つの工程の自動化を図ることができる構成となっていればよく、たとえば、以下のようにしてもよい。
<第3実施形態>
図7〜図10は、本発明に係る「金属リング検査装置」の他の実施形態(以下、第3の実施形態という)を示す図であり、図7は、その上面図、図8は、その斜視図、図9は、その要部拡大図、図10は、その端面欠陥検査図である。
図7において、金属リング検査装置61は、n枚の金属リング2aの積層体であるベルト積層体2の内外周面を保持して回転する7個のローラ62〜68(クラウニング除去手段)を備える。ローラ62、64、66、68は位置可変のローラであり、これらのローラ62、64、66、68は、一点差線で示す初期位置(ベルト積層体2を掛け渡すときの位置)と実施線で示す検査位置(ベルト積層体2の端面欠陥を検査するときの位置)との間を移動する。ローラ62とローラ63、ローラ64とローラ65、ローラ66とローラ65、及び、ローラ67とローラ68は、それぞれ検査の際に互いに外周同士を接触させながら、軸方向に相対移動するようになっている。
図8において、すべてのローラ62〜68の外周面にはテーパが施されており、このテーパは、互いに接触し合う一方のローラのテーパと他方のローラのテーパが平行な面を形成するようになっている。ここで、本明細書中の“テーパ”とは、ローラの軸方向の直径を徐々に異ならせたもののことをいう。
図9において、たとえば、ローラ62とローラ63を例にして説明すると、一方のローラ62の外周面には下方狭まり(軸方向の直径が下に向かうにつれて徐々に減少する)のテーパ62a(端面露出手段)が形成されていると共に、他方のローラ63の外周面には上方狭まり(軸方向の直径が上に向かうにつれて徐々に減少する)のテーパ63a(端面露出手段)が形成されている。これら二つのテーパ62a、63aは互いに並行している。このため、ローラ62、63の間にベルト積層体2を挟み込んだ状態で、ローラ62をローラ63の方に近づけながら圧Peを加えつつ、ローラ62の下方移動とローラ63の上方移動を行うことにより、ベルト積層体2を構成する金属リング2aのクラウニングを取り去り、それらの金属リング2aを横ずれさせることができる。なお、ローラ62の下方移動とローラ63の上方移動は、原理的には、いずれか一方だけを行えばよい。
再び、図8において、(a)は、ベルト積層体2を構成する金属リング2aのクラウニングを取り去るときの状態図、(b)は、クラウニングを取り去った後の金属リング2aに横ずれを生じさせたときの状態図である。
すなわち、(a)においては、ローラ62、63の間、ローラ64、65(ローラ65はローラ66の陰に隠れて見えない)の間、ローラ65、66の間、及び、ローラ67、68の間にベルト積層体2が挟み込まれている。この時点では、各々のローラの間に圧Peが加えられており、金属リング2aのクラウニングは取り去られている。
そして、この状態(圧Peを加えた状態)のまま、(b)に示すように、すべてのローラ対の同時上下動、すなわち、ローラ62の下方移動とローラ63の上方移動、ローラ64の下方移動とローラ65の上方移動、ローラ65の上方移動とローラ66の下方移動、ローラ67の上方移動とローラ68の下方移動を同時並行して行うことにより、それらのローラ対のテーパに挟み込まれたベルト積層体2に横ずれを生じさせることができる。なお、先にも説明したとおり、ローラ対の上下移動は、いずれか一方のみを行えばよい。
このように、テーパ形状を有する複数のローラ62〜68を用いることによっても、前記の第2実施形態と同様に、積層状態の金属リング2aのクラウニングを取り去り、金属リング2aを横ずれさせることができるので、その横ずれ状態の金属リング2aの端面欠陥を、たとえば、特許文献1に記載の技術を応用した端面欠陥検査装置により自動的に検査することができる。
図10は、その欠陥検査図であり、この図では、横ずれ状態にある金属リング2aの端面と並行に、端面欠陥検査装置69を配置し、または、白抜き矢印70で示すように、所定の角度で端面欠陥検査装置69を走査しながら、金属リング2aの端面欠陥を検査している。なお、端面欠陥検査装置69を使用せずに、目視によって端面欠陥を検査してもよい。すなわち、図示のように、所望の方向71、72から横ずれ状態にある金属リング2aの端面を観察し、光沢の違い等に基づいて端面欠陥の有無を判断してもよい。
以上のとおり、本実施形態の金属リング検査装置61においても、前記の第1実施形態における三つの工程の自動化を図ることができる。
第1実施形態の第1の工程図である。 第1実施形態の原理図である。 第1実施形態の第2及び第3の工程図である。 第2実施形態の上面図である。 第2実施形態の側面図である。 第2実施形態の側面図である。 第3実施形態の上面図である。 第3実施形態の斜視図である。 第3実施形態の要部拡大図である。 第3実施形態の端面欠陥検査図である。 CVTベルトの外観図、ベルト積層体2の積層状態図、金属リング2aの外形図及び金属リング2aの端面形状を示す図である。 従来装置の概念構成図である。 従来技術の不都合説明図である。
符号の説明
2 リング積層体
2a 金属リング
11 金属リング検査装置
12 内周ローラ(クラウニング除去手段)
13 内周ローラ(クラウニング除去手段)
14 外周ローラ(クラウニング除去手段)
15 外周ローラ(クラウニング除去手段)
33 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
34 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
35 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
36 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
37 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
38 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
39 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
40 リング端面押さえ棒(端面露出手段)
48 第1の端面欠陥検査装置(検査手段)
49 第2の端面欠陥検査装置(検査手段)
62 ローラ(クラウニング除去手段)
62a テーパ(端面露出手段)
63 ローラ(クラウニング除去手段)
63a テーパ(端面露出手段)
64 ローラ(クラウニング除去手段)
65 ローラ(クラウニング除去手段)
66 ローラ(クラウニング除去手段)
67 ローラ(クラウニング除去手段)
68 ローラ(クラウニング除去手段)

Claims (6)

  1. 複数の金属リングを積み重ねて構成されたリング積層体の端面欠陥を検査する金属リング検査方法において、
    前記リング積層体の外周面を両側から挟み込み内周面同士を強く接触させて前記金属リングのクラウニングを取り去る第1の工程を実行しつつ、
    前記リング積層体を構成する各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させる第2の工程を実行し、
    次いで、段違い状に露出させられた前記リング積層体の端面欠陥を検査する第3の工程を実行することを特徴とする金属リング検査方法。
  2. 複数の金属リングを積み重ねて構成されたリング積層体の端面欠陥を検査する金属リング検査装置において、
    前記リング積層体の外周面を両側から挟み込み内周面同士を強く接触させて前記金属リングのクラウニングを取り去るクラウニング除去手段と、
    クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させる端面露出手段と、
    段違い状に露出させられた前記リング積層体の端面欠陥を検査する検査手段とを備えたことを特徴とする金属リング検査装置。
  3. 前記クラウニング除去手段は、前記リング積層体が掛け渡される複数のローラを含んで構成されたものであり、各ローラの位置を移動させて、前記リング積層体の外周面に加えられる圧を増加させることによって、前記金属リングのクラウニングを取り去ることを特徴とする請求項2記載の金属リング検査装置。
  4. 前記クラウニング除去手段は、前記リング積層体を間に挟み込んで回転する少なくとも一対のローラを含んで構成されたものであり、一対のローラ間の挟持力を増加させることによって、前記金属リングのクラウニングを取り去ることを特徴とする請求項2記載の金属リング検査装置。
  5. 前記端面露出手段は、前記ベルト積層体の両端面に当接する少なくとも一対のリング端面押さえ棒を含んで構成されたものであり、該リング端面押さえ棒の角度を調節することによって、クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させることを特徴とする請求項2記載の金属リング検査装置。
  6. 前記端面露出手段は、前記リング積層体を間に挟み込んで回転する少なくとも一対のローラに形成されたテーパを含んで構成されたものであり、テーパの相対的移動によって、クラウニング除去後の各々の金属リングに対して幅方向のずれ力を加えて前記リング積層体の端面を段違い状に露出させることを特徴とする請求項2記載の金属リング検査装置。
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