JP4063584B2 - 流出防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流出防止装置に関し、特に自動車用空気調和装置における冷媒が車室内に流出するのを防止する流出防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空気調和装置において、冷凍サイクルの冷媒としてフロン系の冷媒が用いられているが、フロンがオゾン層を破壊し、破壊された部分から人体に有害な紫外線が地表にふりそそぐ危険があるという地球環境上の問題から、フロンに代わる冷媒が検討されている。
【0003】
そこで、近年、冷媒に二酸化炭素を用いた冷凍サイクルが注目されている。二酸化炭素を冷媒とする冷凍サイクルは、基本的には、フロン冷媒を使った冷凍サイクルと同じような機器にて構成される。
【0004】
すなわち、冷凍サイクルは、冷媒を超臨界域まで昇圧するコンプレッサと、昇圧された冷媒を外気との熱交換により冷却するガスクーラと、ガスクーラから送られた冷媒を減圧する膨張装置と、減圧された冷媒を車室内の空気との熱交換により蒸発させるエバポレータとを備えている。また、二酸化炭素を冷媒とする冷凍サイクルでは、エバポレータの下流側に、余剰の冷媒を溜めておくアキュムレータが設けられ、さらに、ガスクーラにて冷却された冷媒をアキュムレータからコンプレッサに送られる冷媒によって冷却するようにした内部熱交換器が設けられている。
【0005】
冷凍サイクルを構成するコンプレッサ、ガスクーラ、膨張装置、アキュムレータおよび内部熱交換器は、エンジンルーム内に配置され、エバポレータは、車室内に配置されている。冷房運転時は、膨張装置で減圧されて低温となった冷媒がエバポレータに供給されるが、そのとき、エバポレータは車室内の空気と熱交換して空気を冷やすようにしている。
【0006】
ところで、二酸化炭素を冷媒とする冷凍サイクルは、フロン系冷媒を使用した場合に比べて圧力が非常に高いので、構成部品のそれぞれは耐圧の高いものが使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車室内に設けられる熱交換器であるエバポレータも高耐圧設計となってはいるものの、破裂または漏れが発生する可能性があり、車室内に二酸化炭素が漏れ出てしまった場合には、車室内が酸欠状態となり、乗員に危害を及ぼす可能性があるという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、車室内の熱交換器が破裂しても車室内に冷媒が漏れ出てしまうのを防止する流出防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、熱交換器の破損により中を流れる流体が外部へ流出するのを防止する流出防止装置において、前記熱交換器の流体出口側に配置されて前記熱交換器から流出する方向のみ流体の流れを許容する逆止弁と、前記熱交換器の流体入口側に配置されて前記熱交換器に流入する流体の流れを前記逆止弁の開閉動作に連動して開閉制御するシャット弁と、を備え、前記シャット弁は、導入された流体を導出する通路の途中に形成された弁座と、前記弁座に対向して上流側から接離自在に配置された柔軟な材質のシール部材の第1の弁体と、前記第1の弁体に固定され導入された流体の圧力をキャンセルするように前記第1の弁体の径と同じ径にしたピストンとを有し、前記ピストンの前記第1の弁体と反対側の部屋を前記逆止弁の下流側の部屋と連通させて、前記逆止弁の前後の圧力を前記第1の弁体および前記ピストンがそれぞれ受けるようにし、前記シャット弁が開き始める開弁差圧設定値を前記逆止弁が開き始める開弁差圧設定値以下にしてあり、前記ピストンにはピストン前後の部屋を連通させる連通路を有し、前記逆止弁の前後の圧力を受けて前記第1の弁体および前記ピストンが前記弁座から離れる方向に移動したとき、前記ピストンに固定された第2の弁体によって前記連通路が閉じられるようにしていることを特徴とする流出防止装置が提供される。
【0010】
このような流出防止装置によれば、熱交換器が破損した場合、逆止弁の上流側の圧力が下流側の圧力より低くなるため、逆止弁が閉じ、それに連動してシャット弁が閉じる。これにより、熱交換器が破損して流体が外部に漏れるようなことがあっても、その直後に熱交換器の上流側および下流側にそれぞれ設けられたシャット弁および逆止弁がともに閉じるため、熱交換器から流体が流出し続けることはない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、自動車用空気調和装置の冷凍サイクルに適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明の流出防止装置を適用した冷凍サイクルを示すシステム図である。
この冷凍サイクルは、二酸化炭素の冷媒を圧縮するコンプレッサ1と、このコンプレッサ1で圧縮された高温・高圧の冷媒を冷却するガスクーラ2と、内部熱交換器3と、冷却された高温・高圧の冷媒を減圧して低温・低圧の冷媒にする膨張装置4と、冷媒の流出を防止する流出防止装置5と、低温・低圧の冷媒を蒸発させるエバポレータ6と、余剰の冷媒を溜めておくアキュムレータ7とから構成されている。流出防止装置5は、膨張装置4とエバポレータ6との間に配置されたシャット弁8とエバポレータ6とアキュムレータ7との間にてエバポレータ6からアキュムレータ7の方向にのみ冷媒を流すことができるように配置された逆止弁9とを有し、シャット弁8は逆止弁9に冷媒が流れることによってその入口と出口との間に生じる差圧を利用して開閉動作するように構成されている。ここで、コンプレッサ1、ガスクーラ2、内部熱交換器3、膨張装置4およびアキュムレータ7はエンジンルーム内に配置され、エバポレータ6は車室内に配置されている。
【0013】
以上の構成の冷凍サイクルが通常の冷凍作用を行っているときには、流出防止装置5のシャット弁8および逆止弁9は、それぞれ弁開している。このとき、コンプレッサ1で圧縮された高温・高圧の冷媒は、ガスクーラ2および内部熱交換器3によって冷却された後、膨張装置4にて断熱膨張されることで低温・低圧の冷媒となり、その冷媒は、流出防止装置5のシャット弁8を介してエバポレータ6に供給される。供給された冷媒は、エバポレータ6にて車室内の空気と熱交換して蒸発され、流出防止装置5の逆止弁9を介してアキュムレータ7に入り、ここで気液が分離される。アキュムレータ7で分離されたガス冷媒は、内部熱交換器3にてガスクーラ2から出てきた冷媒と熱交換してコンプレッサ1に戻る。
【0014】
冷凍サイクルが通常の冷凍作用を行っているときに、エバポレータ6が破裂してそのどこかに穴が開いたとする。この場合、流出防止装置5のエバポレータ6側が大気開放するため、逆止弁9のエバポレータ6側が低圧になり、弁閉する。これと同時に、逆止弁9と連動して動作するシャット弁8も弁閉する。これにより、システム内の二酸化炭素の冷媒が破損したエバポレータ6から車室内に漏れ出ることがなくなる。
【0015】
次に、流出防止装置5の具体的な実施の形態について説明する。
図2は第1の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図、図3は第1の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。
【0016】
この第1の実施の形態に係る流出防止装置5は、そのボディ10を水平方向に貫通して平行に穿設された上部通路11および下部通路12を有し、上部通路11にはシャット弁8が配置され、下部通路12には逆止弁9が配置されている。上部通路11内には、膨張装置4からの冷媒が供給されるシャット弁入口13が開口している。上部通路11の図の左端側には、エバポレータ6への配管が接続されるシャット弁出口14が形成され、図の右端開口部はキャップ15によって閉止されている。
【0017】
シャット弁入口13とシャット弁出口14との間には、ボディ10と一体に形成されたテーパ形状の弁座16を有している。この弁座16に上流側から対向して接離自在にプラグ17が配置されており、その弁座16と対向する側に弁体を構成するバルブシート18がワッシャ19を介してプラグ17端面のかしめ加工により固定されている。このバルブシート18は、弁座16への着座時に良好なシール性が得られるよう柔軟な材質を有しており、好ましくはポリテトラフルオロエチレンとするのがよい。
【0018】
上部通路11には、また、プラグ17側の端面に弁座20を有するガイド21が挿入されている。ガイド21には、その軸線方向に進退可能なピストン22が配置されており、その一端はかしめ加工によりプラグ17の端面に固定されている。ピストン22は、バルブシート18と同じ直径を有し、シャット弁8がエバポレータ6への通路を閉止しているときの閉止受圧面積とピストン受圧面積とを同じにしてある。バルブシート18およびピストン22の受圧面積が等しいことにより、この流出防止装置に供給される冷媒の圧力はキャンセルされて冷媒の圧力値に関係なくシャット弁8が開閉動作できるようにしている。
【0019】
また、プラグ17には、弁座20に対向してその弁体を構成するバルブシート23が固定されている。このバルブシート23は、たとえばポリテトラフルオロエチレンとする。ピストン22は、その側面にブリード孔24を有し、中央の開口部を介して後ろ側の部屋に連通している。そして、ピストン22とキャップ15との間には、バルブシート18を弁座16へ着座させる方向に付勢するスプリング25が配置されている。
【0020】
下部通路12では、図の左端側にエバポレータ6への配管が接続される逆止弁入口26が形成され、図の右端側には逆止弁出口27が形成されている。下部通路12の途中には、ボディ10と一体に形成されたテーパ形状の弁座28を有している。この弁座28に下流側から対向して接離自在にプラグ29が配置されており、その弁座28と対向する側に弁体を構成するバルブシート30がワッシャ31を介してプラグ29端面のかしめ加工により固定されている。このバルブシート30は、たとえばポリテトラフルオロエチレンとする。プラグ29の下流側にはシャフト32が設けられ、このシャフト32は、ガイド33によってプラグ29が軸線方向に進退可能に保持している。プラグ29とガイド33との間には、逆止弁9を弁閉方向に付勢するスプリング34が配置されている。そして、逆止弁9の下流側の部屋とシャット弁8のピストン22の後ろの部屋とがバイパス通路35によって連通されており、このバイパス通路35を穿設するときに形成されたボディ10の開口端部は、止め栓36を圧入することによって閉止されている。
【0021】
なお、シャット弁8に導入される冷媒の圧力をP1、シャット弁8および逆止弁9のエバポレータ6側の冷媒の圧力をP2(エバポレータ6での圧力損失は最悪ないものと仮定)、逆止弁9から導出する冷媒の圧力をP3とし、逆止弁9が開き始める開弁差圧設定値をΔPa、シャット弁8が開き始める開弁差圧設定値をΔPbとすると、逆止弁9は、P2−P3>ΔPaで開き、シャット弁8も、P2−P3>ΔPbで開く。ただし、逆止弁9が開いたときには、確実にシャット弁8が開くように、ΔPa≧ΔPbとなるようにしてある。また、開弁差圧設定値ΔPa,ΔPbは、逆止弁9のスプリング34およびシャット弁8のスプリング25の荷重によって設定される。
【0022】
次に、以上の構成の流出防止装置の動作について説明する。まず、シャット弁8は、そのバルブシート18およびピストン22の受圧面積を等しくしてあるので、膨張装置4から供給される冷媒の圧力P1の影響は受けることがなく、シャット弁8のエバポレータ6側の圧力P2とピストン22の後ろの部屋の圧力(すなわち逆止弁9の下流側の圧力)P3との差圧P2−P3によって開閉動作する。このシャット弁8を動かす原動力である差圧P2−P3は、逆止弁9によって生起される。
【0023】
すなわち、逆止弁9は、スプリング34によって弁閉方向に付勢されているので、コンプレッサ1に吸引されてエバポレータ6から逆止弁9を通ってアキュムレータ7に向かう冷媒の流れがあると、逆止弁9の上流側の圧力P2に対して下流側の圧力P3は低くなり、これによって、逆止弁9の前後に差圧P2−P3が発生する。この逆止弁9の上流側の圧力P2は、シャット弁8の下流側の圧力と同じであり、逆止弁9の下流側の圧力P3は、バイパス通路35を介してシャット弁8のピストン22の後ろの部屋にもかかっているので、その逆止弁9の前後差圧P2−P3と同じ差圧P2−P3がシャット弁8にかかっていることになる。したがって、シャット弁8は、逆止弁9の前後差圧P2−P3と同じ差圧P2−P3を受けて、図の右側に移動し、図3に示したように、シャット弁8および逆止弁9が開いた状態になる。このように、冷凍サイクルが正常な冷凍動作をして冷媒が正規の流れをしているときには、逆止弁9の前後に自然と圧力差が発生し、その圧力差と同じ圧力差をシャット弁8が感じて、シャット弁8も同時に弁開状態になる。
【0024】
以上の正常な動作状態にあるときに、エバポレータ6が破裂したとすると、そこからシステム内の冷媒が大気に抜けるので、エバポレータ6内の圧力が低下する。このとき、逆止弁9の下流側は、コンプレッサ1で吸引しているとはいえ、たとえば30バール程度の圧力がかかっているのに対し、上流側は大気開放なので、上流側よりも下流側の方が圧力が高い。したがって、逆止弁9は、エバポレータ6が破損して大気開放になると、直ちに閉弁し、これと連動してシャット弁8も閉弁し、逆止弁9およびシャット弁8は、図2に示したような閉弁状態になる。これにより、流出防止装置の上流側の冷媒がエバポレータ6へ流出するのを防止することができる。
【0025】
ここで、エバポレータ6が破裂して流出防止装置のシャット弁8および逆止弁9が全閉したとき、たとえばエバポレータ6の側に設けた圧力センサで冷媒圧力の低下を感知して冷凍サイクルの動作を停止する措置が取られるが、仮に、コンプレッサ1が回転し続けたとしても、この流出防止装置が冷媒の流れをせき止めることはないので、冷凍サイクル内が異常高圧になることはない。すなわち、シャット弁8が閉じると、ピストン22に設けられたブリード孔24がシャット弁入口13に連通する部屋に現れてくるので、膨張装置4から供給された冷媒は、シャット弁入口13からピストン22に設けられたブリード孔24および中央の開口部を通じてピストン22の後ろ側の部屋に流れ、そこからバイパス通路35を介して逆止弁9の下流側の部屋に流れていく冷媒通路が形成される。このように、流出防止装置のシャット弁8および逆止弁9が全閉したときには、エバポレータ6をバイパスする通路が形成されるので、冷凍サイクル内が異常高圧になることがない。
【0026】
図4は第2の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図、図5は第2の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。この図4および図5において、図2および図3に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0027】
この第2の実施の形態に係る流出防止装置5aは、ボディ10に形成されるシャット弁8のための上部通路11を貫通しない構成にしている。この構成では、プラグ17に固定されたバルブシート18に対応する弁座16は、上部通路11に挿入された別体の部品で構成され、バルブシート23に対応する弁座20は、ボディ10と一体に形成されている。また、バルブシート18は、ピストン22と同じ直径を有し、シャット弁8の閉止受圧面積とピストン受圧面積とを同じにしてある。ただし、ピストン22の側に配置されたバルブシート23については、ボディ10に形成された弁座20のテーパ部に着座させるために、バルブシート18よりも直径を大きくして大きなシール径にしてある。逆止弁9については、第1の実施の形態に係る流出防止装置5と同じ構成である。
【0028】
以上の構成においても、動作については、第1の実施の形態に係る流出防止装置5と同じである。すなわち、コンプレッサ1が起動して逆止弁9の下流側の冷媒が吸引されると、逆止弁9が開いて冷媒が流れ始め、それによって生じる前後差圧でシャット弁8が開き、図5に示した状態となって、冷凍サイクル内の冷媒が循環する。一方、エバポレータ6が破損して冷媒が車室内に漏れ出たときには、逆止弁9の上流側の圧力が下流側の圧力より低くなることで、逆止弁9が弁閉し、それによる逆止弁9の前後圧力の差でシャット弁8が弁閉して、図4の状態になり、エバポレータ6からの冷媒の流出が阻止される。
【0029】
図6は第3の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図、図7は第3の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。この図6および図7において、図4および図5に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0030】
この第3の実施の形態に係る流出防止装置5bは、第1および第2の実施の形態に係る流出防止装置5,5aと比較して、シャット弁8がピストンを持たないシンプルな三方弁構成にしてある。すなわち、シャット弁8は、ボディ10に穿設されてシャット弁入口13が開口する上部通路11の部屋にプラグ17が摺動自在に配置され、そのプラグ17の摺動方向両側にバルブシート18,23が固定され、バルブシート18に対向して弁座16を構成する部材が上部通路11に嵌着され、バルブシート23に対向する側には弁座20がボディ10と一体に形成されている。弁座20の下流側の部屋には、バルブシート18が弁座16に着座する方向にプラグ17を付勢するスプリング25が設けられている。バルブシート18,23は、直径を同じにして、シャット弁8の開閉動作がシャット弁入口13から導入される冷媒の圧力に影響されないようにしている。逆止弁9については、第1および第2の実施の形態に係る流出防止装置5,5aと同じ構成である。
【0031】
以上の構成においても、動作については、第1および第2の実施の形態に係る流出防止装置5,5aと同じである。すなわち、シャット弁8および逆止弁9のエバポレータ6側は、エバポレータ6を介して同じ圧力状態になっており、その反対側は、バイパス通路35を介して同じ圧力状態になっている。
【0032】
コンプレッサ1が起動したときには、逆止弁9の下流側およびシャット弁8のバイパス通路35に連通した部屋は、必ず低圧になるため、逆止弁9が開いて冷媒が流れ始め、それとともにシャット弁8が図の右側に移動してバルブシート23がその弁座20に着座し、図7に示した状態になる。一方、エバポレータ6が破損して冷媒が車室内に漏れ出たときには、逆止弁9の上流側の圧力が下流側の圧力より低くなることで、逆止弁9が弁閉し、それによる逆止弁9の前後圧力の差でシャット弁8が弁閉して、図6の状態になり、エバポレータ6からの冷媒の流出が阻止される。
【0033】
は第4の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す縦断面図である。この図において、図4および図5に示した構成要素と同じまたは同等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0034】
この第4の実施の形態に係る流出防止装置5cは、第2の実施の形態に係る流出防止装置5aと膨張装置とを一体に構成したものである。ただし、この膨張装置一体型の流出防止装置5cは、断面の切断位置の関係で、逆止弁9は示していない。この例では、逆止弁9は、図の面に垂直な上向きの方向に配置されている。
【0035】
この膨張装置一体型の流出防止装置5cにおいて、ボディ10には、膨張装置4の膨張作用を行う主弁と、この主弁の開度を制御するパイロット弁とが内蔵され、ボディ10の上部にパイロット弁の開度を制御するソレノイド40が設けられている。
【0036】
ボディ10には、膨張装置入口41が設けられ、ストレーナ42を介して主弁の上流側に連通している。主弁は、ピストン43と一体に形成された主弁体44とボディ10と一体に形成された主弁座45とからなり、スプリング46によって弁閉方向に付勢されている。ピストン43には、その前後の部屋に連通する絞り通路が形成され、主弁の上流側に供給された冷媒をその絞り通路を介してピストン43の図の下部の部屋に微少漏れするようにしている。
【0037】
ピストン43の下部の部屋は、パイロット通路47を介して主弁の下流側の部屋、すなわち、シャット弁8が収容されている部屋に連通しており、その開口端部がパイロット弁座を構成している。そのパイロット弁座に図の上方から対向してパイロット弁体が配置されている。このパイロット弁体は、ソレノイド40のシャフト48と一体に形成されている。シャフト48にはプランジャ49が固定されており、コア50から離れる方向、すなわちパイロット弁の弁閉方向にスプリング51によって付勢されている。プランジャ49およびコア50の外周には電磁コイル52が配置されている。
【0038】
このよう膨張装置一体型の流出防止装置5において、まず、電磁コイル52が通電されていなく、膨張装置入口41に冷媒が導入されていないときには、主弁はスプリング46によって閉じた状態にある。パイロット弁体もまた、ソレノイド40に内蔵されたスプリング51によって閉じた状態にある。
【0039】
ここで、膨張装置入口41に高圧の冷媒が導入されると、その冷媒は、ストレーナ42を介してピストン43の上部の部屋に導入される。この冷媒は、ピストン43の絞り通路を介してピストン43の下部の部屋に導入され、さらにボディ10に形成されたパイロット通路47を介してパイロット弁に供給される。パイロット弁の前後差圧がソレノイド40のスプリング51の荷重によって決まるある値を越えると、冷媒がパイロット弁体を押し開き、シャット弁8が収容された部屋に流れる。これにより、ピストン43の下部の部屋が低圧になるので、ピストン43が図の下方へ移動し、主弁体44が主弁座45から離れて主弁が開き、膨張装置入口41に導入された冷媒が主弁を通ってシャット弁8が収容された部屋に流出するようになり、この主弁を通過するときに、冷媒は断熱膨張して低温・低圧になる。このとき、コンプレッサ1の吸引によってエバポレータ6内の冷媒が逆止弁9を通って流れており、それにより生じる逆止弁9の前後差圧でシャット弁が開いているので、主弁から供給された冷媒は、シャット弁8を通ってエバポレータ6へ流れる。
【0040】
シャット弁8が収容された部屋への冷媒の流出により、主弁の上流側の冷媒圧力が下がると、パイロット弁に供給される冷媒の圧力も低下するので、パイロット弁体は、閉弁方向に移動する。これにより、ピストン43の下部の部屋に導入される冷媒の圧力が上昇するため、ピストン43は図の上方へ移動し、これに伴って、主弁体44は弁閉方向へ付勢されるため、主弁は冷媒の流量を絞り、主弁の上流側の冷媒圧力を上げる。以上の動作を繰り返すことで、主弁の前後差圧が一定に制御される。
【0041】
また、電磁コイル52に通電すると、プランジャ49がコア50の方へ吸引され、パイロット弁体を弁閉方向に付勢しているスプリング51のばね力が減少して、パイロット弁の設定差圧を小さくする。電磁コイル52の通電電流値を増加すると、プランジャ49のコア50への吸引力が増加し、パイロット弁の差圧、すなわち差圧弁の前後差圧をさらに小さく設定することができる。
【0042】
ここで、エバポレータ6が破裂して膨張装置一体型の流出防止装置5のエバポレータ6側の圧力が異常低下した場合は、逆止弁9が圧力低下を感知して弁閉し、それによる逆止弁9の前後圧力の差でシャット弁8が弁閉して、エバポレータ6からの冷媒の流出が阻止される。
【0043】
図9は第5の実施の形態に係る流出防止装置を適用した冷凍サイクルを示すシステム図である。
この第5の実施の形態に係る流出防止装置5dは、逆止弁9の上流側にチャージ弁53を備えている。このチャージ弁53は、冷媒をシステム内に充填するときに使用されるもので、流出防止装置をシステムに組み込んだ後、あるいは、システム内の冷媒量が減少した場合に、そのチャージ弁53を介して冷媒が充填される。
【0044】
このような冷媒充填用の弁は、従来では、一般に、アキュムレータ7に設けられていた。しかし、本発明の流出防止装置5dをシステムに組み込んだ場合には、冷媒充填用の弁が流出防止装置5dよりもアキュムレータ7の側にあると、冷媒充填時に逆止弁の下流側が高圧になるため、逆止弁が閉じてしまい、それとともにシャット弁8も閉じてしまって、エバポレータ6の中に冷媒が充填されなくなる。
【0045】
そこで、この流出防止装置5dでは、チャージ弁53を逆止弁9の上流側に設けてある。したがって、チャージ弁53から冷媒を充填すると、逆止弁9は充填された冷媒によって押し開けられ、アキュムレータ7の方へ流れていく。これとともに、シャット弁8も開くので、充填された冷媒が流出防止装置5dの高圧側にも流れていき、システム全体に冷媒が充填されることになる。
【0046】
なお、この実施の形態では、チャージ弁53を逆止弁9の上流側に設けたが、シャット弁8の下流側に設けてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、逆止弁と、この逆止弁の開閉動作に連動して開閉するシャット弁とを備える構成にした。これにより、エバポレータが破損した場合に、逆止弁の前後の圧力関係が逆転することで逆止弁が全閉し、これに連動してシャット弁も全閉するため、エバポレータから車室内へ冷媒(二酸化炭素)が流れ込むのを防止することができる。
【0048】
また、シャット弁は、逆止弁を冷媒が流れることによって自然に発生する差圧に応動して動作するため、外部から電気信号による制御が不要である。
シャット弁の正流れ閉止受圧面積とピストン面積とを同じにしたので、高圧側の圧力の影響を受けず、逆止弁の前後差圧だけで開閉動作することができる。
【0049】
シャット弁のピストンにピストン前後の部屋を連通する連通路を設けたことで、エバポレータ破損時にコンプレッサを作動させてもエバポレータをバイパスして冷媒を流すことができるため、高圧の異常上昇を防ぐことができる。
【0050】
シャット弁を三方弁の構成にすることで、弁構造をシンプルにすることができ、コストを低減することができる。
また、膨張装置と一体に構成したことにより、構成部品をコンパクトにすることができ、車両への搭載性をよくすることができる。
【0051】
さらに、冷媒充填用のチャージ弁をシャット弁の下流側または逆止弁の上流側に一体に構成したことにより、冷媒充填時にエバポレータ内にも冷媒を充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流出防止装置を適用した冷凍サイクルを示すシステム図である。
【図2】第1の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。
【図4】第2の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。
【図6】第3の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す水平断面図である。
【図7】第3の実施の形態に係る流出防止装置の弁開状態における構成を示す水平断面図である。
【図8】第4の実施の形態に係る流出防止装置の弁閉状態における構成を示す縦断面図である。
【図9】第5の実施の形態に係る流出防止装置を適用した冷凍サイクルを示すシステム図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ
2 ガスクーラ
3 内部熱交換器
4 膨張装置
5,5a,5b,5c,5d 流出防止装置
6 エバポレータ
7 アキュムレータ
8 シャット弁
9 逆止弁
10 ボディ
11 上部通路
12 下部通路
13 シャット弁入口
14 シャット弁出口
15 キャップ
16 弁座
17 プラグ
18 バルブシート
19 ワッシャ
20 弁座
21 ガイド
22 ピストン
23 バルブシート
24 ブリード孔
25 スプリング
26 逆止弁入口
27 逆止弁出口
28 弁座
29 プラグ
30 バルブシート
31 ワッシャ
32 シャフト
33 ガイド
34 スプリング
35 バイパス通路
36 止め栓
40 ソレノイド
41 膨張装置入口
42 ストレーナ
43 ピストン
44 主弁体
45 主弁座
46 スプリング
47 パイロット通路
48 シャフト
49 プランジャ
50 コア
51 スプリング
52 電磁コイル
53 チャージ弁

Claims (4)

  1. 熱交換器の破損により中を流れる流体が外部へ流出するのを防止する流出防止装置において、
    前記熱交換器の流体出口側に配置されて前記熱交換器から流出する方向のみ流体の流れを許容する逆止弁と、
    前記熱交換器の流体入口側に配置されて前記熱交換器に流入する流体の流れを前記逆止弁の開閉動作に連動して開閉制御するシャット弁と、
    を備え
    前記シャット弁は、導入された流体を導出する通路の途中に形成された弁座と、前記弁座に対向して上流側から接離自在に配置された柔軟な材質のシール部材の第1の弁体と、前記第1の弁体に固定され導入された流体の圧力をキャンセルするように前記第1の弁体の径と同じ径にしたピストンとを有し、前記ピストンの前記第1の弁体と反対側の部屋を前記逆止弁の下流側の部屋と連通させて、前記逆止弁の前後の圧力を前記第1の弁体および前記ピストンがそれぞれ受けるようにし、
    前記シャット弁が開き始める開弁差圧設定値を前記逆止弁が開き始める開弁差圧設定値以下にしてあり、
    前記ピストンにはピストン前後の部屋を連通させる連通路を有し、前記逆止弁の前後の圧力を受けて前記第1の弁体および前記ピストンが前記弁座から離れる方向に移動したとき、前記ピストンに固定された第2の弁体によって前記連通路が閉じられるようにしていることを特徴とする流出防止装置。
  2. 熱交換器の破損により中を流れる流体が外部へ流出するのを防止する流出防止装置において、
    前記熱交換器の流体出口側に配置されて前記熱交換器から流出する方向のみ流体の流れを許容する逆止弁と、
    前記熱交換器の流体入口側に配置されて前記熱交換器に流入する流体の流れを前記逆止弁の開閉動作に連動して開閉制御するシャット弁と、
    を備え、
    前記シャット弁は、導入された流体を導出する通路の途中に形成された第1の弁座と、前記第1の弁座に対向して上流側から接離自在に配置された第1の弁体と、流体が導入される部屋と前記逆止弁の下流側の部屋に連通する部屋との間に形成された第2の弁座と、前記第2の弁座に対向して上流側から前記第1の弁体と一体となって接離自在に配置されていて前記第1の弁体と同じ径にした第2の弁体とを有し、前記逆止弁の前後の圧力を前記第1および第2の弁体がそれぞれ受けるようにし、
    前記シャット弁が開き始める開弁差圧設定値を前記逆止弁が開き始める開弁差圧設定値以下にしたことを特徴とする流出防止装置。
  3. 液体を絞り膨張させる膨張装置が一体に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の流出防止装置。
  4. 前記シャット弁の下流側または前記逆止弁の上流側に流体充填用のチャージ弁が一体に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の流出防止装置。
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