JP4063401B2 - 船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造 - Google Patents

船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型船舶等で使用される船外機は、その上部に、下端がガイド部材で画定されたエンジン室を備え、該エンジン室内に、クランク軸が上下方向となるようにエンジンを搭載し、該エンジンのクランク軸の下端に下方に延長する駆動軸を連結して、その下部に設けられたプロペラをエンジンの動力で回転駆動するように構成されている。
前記エンジンの各部に潤滑オイルを圧送するオイルポンプ構造としては、シリンダヘッドに設けたカムシャフトの下端に連結して、カムシャフトで駆動する構造や、エンジンの下面に直接設けて、クランク軸で駆動する構造等が従来から提案されていたが、前者はカムシャフトの回転数がクランク軸の1/2に減速されている関係上、オイルポンプの駆動力が弱くなってしまうという問題があり、また、後者は、オイル溜めからオイルポンプに至るオイル通路をエンジンにも形成しなければならなくなり、製造が困難になるという問題があった。
上記した従来のオイルポンプ構造に関する問題点を解決するものとして、出願人は、平成8年特許願第343997号で、オイルポンプを、エンジン室を画定するガイド部材におけるエンジンのクランク軸の鉛直下方位置にオイルポンプを固定し、このオイルポンプをクランク軸に連結される駆動軸で駆動させるオイルポンプ構造を提案した。
図12は、上記したオイルポンプ構造を示す概略縦断面図である。この図に示すように、上記したオイルポンプ構造は、トロコイド式オイルポンプ200をガイド部材203上に固定し、オイルポンプ200のインナーギヤ201に筒状の位置決め部材205を装着し、この位置決め部材205の内側及びクランク軸207の連結孔208の内側に各々スプライン係合部(雌)205a及び208aを形成し、駆動軸209に形成されたスプライン係合部(雄)209aを前記スプライン係合部(雌)205a及び208aに係合させることで、エンジンの動力をオイルポンプ200に伝達する。
このようなオイルポンプ構造によれば、エンジンの動力をクランク軸209を介してオイルポンプ200に伝達でき、また、ガイド部材203の下方に位置するオイル溜め(図示せず)からオイルポンプ200に至るオイル通路(図示せず)をガイド部材203に形成するだけでよくなるので、従来の駆動力に関する欠点や構造の複雑化に関する欠点は解消される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したオイルポンプ構造は、駆動軸209に形成されたスプライン係合部209aが一つしかないため、組立時に、図13に示すように、駆動軸209のスプライン係合部209aに、クランク軸209及び位置決め部材205とスプライン係合している部分X及びYと、スプライン係合していない部分Zとができてしまう。
このような構造では、区同軸209aのスプライン係合部209aにおけるスプライン係合している部分X又はYと、スプライン係合しないない部分Zとの境目W1及びW2にかかる負荷が、他の部分に比べて大きくなり、この部分W1及びW2が局所的に磨耗してしまうという問題が生じる。
本発明は、上記した問題点を改善し、駆動軸におけるオイルポンプ及びクランク軸との連結部分に係る負荷を均等にし、駆動軸の局所的な磨耗を避けることができる船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明係る船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造は、少なくとも底部がガイド部材で画定されたエンジン室を備えた船外機の前記エンジン室内に、クランク軸が上下方向となるようにエンジンを配置した船外機であって、ポンプケースの内部にインナーギヤとアウターギヤとを回転自在に設けてなるトロコイド式オイルポンプを前記エンジン用のオイルポンプとして、前記ガイド部材の上面におけるエンジンのクランク軸の鉛直下方位置に固定し、前記オイルポンプに、インナーギヤに回転一体に連結すると共に、ポンプケースに回転可能に支持される筒状の位置決め部材を設け、前記筒状の位置決め部材の内面に、駆動軸と係合させるためのスプライン係合部を形成し、クランク軸の先端部分に、前記駆動軸が挿入可能な連結孔を形成し、該連結孔の内面に、クランク軸の軸線方向に伸びるスプライン係合部を形成し、先端がクランク軸に連結され、下端がプロペラ等を備えた推進手段に連結される駆動軸に、前記クランク軸の連結孔に形成されたスプライン係合部と係合可能な第1スプライン係合部と、前記位置決め部材のスプライン係合部係合可能な第2スプライン係合部とを間隔を開けて別々に形成すると共に、前記駆動軸のスプライン係合部の軸線方向の長さを、位置決め部材のスプライン係合部の軸線方向の長さより短くして、組立時に駆動軸のスプライン係合部全体が、位置決め部材のスプライン係合部に係合するようにし、かつ、前記駆動軸における第1スプライン係合部と第2スプライン係合部との間の部分及び第2スプライン係合部の下方部分に、少なくとも第1及び第2スプライン係合部よりも細い細径部を形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示した実施例を参照して本発明に係る船外機におけるオイルポンプ構造の実施の形態について説明していく。
図1は、本発明に係る船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造(以下、単にオイルポンプ構造と称する。)を適用した船外機を右舷側から見た外観図である。
この船外機1は、トップカウリング3、アッパーケース5、及びロアケース7により構成されるハウジングを備え、このハウジング内にエンジン等の各部品を収納している。トップカウリング3は、アッパーカウル3a、ボトムカウル3b、及びエアダクトカバー3cから構成され、それらで内部にエンジン室9を形成している。またアッパーケース5は、ボトムカウル3bの下端に連結され、その上部がエプロン11により覆われている。ロアケース7にはプロペラ13を備えた推進手段15が収納されており、トップカウリング3内のエンジン室に収納されたエンジン20で前記推進手段15を介してプロペラ13を右回り又は左回りの何れかに回転駆動させることにより、前後方向の推進力を得るように構成されている。
また、前記トップカウリング3とアッパーケース5との境には、ガイド部材17が設けられている。このガイド部材17は、前記エンジン室9の下端を画定しており、エンジン室9内に収納されるエンジン20は、このガイド部材17に固定されている。また、ガイド部材17には、懸架ユニット19が取り付けられており、船外機1は、該懸架ユニット19を介して、船体2の船尾板2aに対して上下及び左右に回動可能に取り付けられる。
【0006】
次に、船外機1の内部に設けられた各部材について説明する。尚、以下の説明において、上下、左右、及び前後の各方向については、船外機1が取り付けられた船体2を基準とする(図2及び図3参照)。
図2〜図4は、図1の船外機1のハウジング内部における各部品の設置状態を示す図であり、図2は、右舷側から見た船外機1の上部の部分断面図、図3は、船体2の進行方向前方から見た船外機1の上部の部分断面図、及び図4は、上方から見た船外機1の部分断面図を各々示している。
【0007】
図2〜図4に示すように、船外機1のエンジン室9には、4サイクル4気筒の直列エンジン20が、そのクランク軸21が上下方向を向き、従って、各気筒が縦方向に配置されるように収納されている。エンジン20は、その下部がエンジン室9の下端を画定するガイド部材17の上面に固定されており、また、その上部がカバー部材23によって覆われている。
前記エンジン20の本体部分は、ヘッドカバー25、シリンダヘッド27、シリンダボディとクランク室の一部とを構成するシリンダブロック29、及びクランクケース31を積層締結して構成されている。船外機1のエンジン室9内では、これらの部材は、前後方向に順に配置され、クランクケース31が前方に位置し、ヘッドカバー25が後方に位置する。
【0008】
図4を参照すると分かるように、シリンダヘッド27には、各気筒の吸・排気バルブ33,35が装着されている。また、各バルブ33,35を駆動するためのカム軸37,39が各々、その回転軸線方向が上下方向となるように、カムキャップ41とシリンダヘッド27とにより構成される軸受け部分に支持されている。また、図2及び図4を参照すると分かるように、各カム軸37,39の上部はヘッドカバー25及びシリンダヘッド27から突出して上方に延びており、これら突出部には各々カムプーリ43,45が回転一体に固定されている。
【0009】
シリンダブロック29の前部とクランクケース31とによって画定されるクランク室47内には、クランク軸21が、その回転軸線が上下方向を向くように配置されている。
このクランク軸21は、その上部がシリンダブロック29及びクランクケース31から突出して上方に延びており、該突出部にはタイミングプーリ49及びフライホイール51が各々回転一体に固定されている。前記タイミングプーリ49と各カム軸37,39に固定されたカムプーリ43,45とには、タイミングベルト53が掛け渡されており、このタイミングベルト53でクランク軸21の回転を吸・排気バルブ33,35のカム軸37,39に伝達している(図2及び図4参照)。尚、図4中、符号55はアイドラーを示している。このアイドラー55は、ガスを封入したガスシリンダによるテンショナー(図示せず)により、常にタイミングベルト28を内側に押圧する方向に付勢され、タイミングベルト53の緩みを防ぐよう機能している。
【0010】
シリンダヘッド27の左側面には、各気筒の吸気ポート59が上下方向に間隔を開けて開口しており、この吸気ポート59には、途中にスロットル部61が介在する吸気通路63が接続されている。各気筒毎の吸気通路63は、各々エンジン20の左側を通って前方に延び、エンジン20の前方に設けられたサージタンク65に接続されている。
【0011】
また、シリンダヘッド27の右舷側部分には、各気筒の排気ポート67が上下方向に間隔を開けて形成されており、これら排気ポート67は、シリンダブロック29の右舷側部分に形成された一本の排気通路69に連通されている(図2及び図4参照)。前記排気通路69は、シリンダブロック29内を上下方向に延び、その下端が、ガイド部材17に形成された排気通路17aに接続されている(図2参照)。
【0012】
(エンジンの水冷構造関係の説明)
エンジン20の本体部分の内部には、シリンダ及び燃焼室等の周囲を通るウォータジャケット(図示せず)が形成されている。シリンダブロック29の上部には、シリンダ及び燃焼室周りの温度に応じてウォータジャケットに流れる冷却水の流量を制御するためのサーモスタットバルブ(図示せず)が設けられており、また、シリンダブロック29の右側面下部には、ウォータジャケット内の水圧が所定値以上にならないように、ウォータジャケットから冷却水を逃がすためのプレッシャーバルブ71が設けられている(図2参照)。このプレッシャーバルブ71には、排水パイプ73が連結されており、該排水パイプ73は、トップカウリング3の下方に位置するアッパーケース5に形成された水溜め部75に連結されている(図2参照)。
さらに、アッパーケース5の内部には、水溜め部75と隔離された、駆動軸貫通室77が形成されており、この駆動軸貫通室77を駆動軸79が上下方向に貫通している。駆動軸79のロアケース7近傍には、駆動軸79の回転に連動して駆動されるウォータポンプ(図示せず)が設けられており、このウォータポンプでロアケース7から外部の水を吸い上げ、吸い上げた水を冷却水としてエンジン20の前記ウォータジャケットに供給する。
【0013】
(オイル潤滑系の説明)
エンジン20には、そのクランク軸21の各ジャーナル軸受部21a及び各シリンダのピストンに潤滑オイルを供給するオイル通路81が形成され、また、ガイド部材17の上面におけるクランク軸21の鉛直下方にはオイルポンプ100が設けられており、該オイルポンプ100でアッパーケース5に設けられたオイルパン83から潤滑オイルを吸い上げ、前記オイル通路81を介してクランク軸21の各ジャーナル軸受部21a等の必要個所に潤滑オイルを供給するよう構成されている(図5参照、本図は、エンジン20におけるオイル通路81、オイルポンプ100、及びオイルパン83の関係を示す概略図である。)。
【0014】
(オイル通路の説明)
図2〜図5に示すように、前記オイル通路81は、一端が前記オイルポンプ100の吐出口113aと連通し、他端がシリンダブロック29の略中央付近に設けられたフィルタ82に接続されたオイル導入路81aと、フィルタ82からシリンダブロック29の上端及び下端までクランク軸21に沿って延びるメイン通路81bと、メイン通路81bから分岐して各クランク軸21のジャーナル軸受部21aまで延びる供給通路81cと、前記メイン通路81bから分岐してシリンダ等の各摺動面まで延びる複数の分岐路(図示せず)とから成る。
【0015】
(オイルポンプ構造)
図6は、前記オイルポンプ100の構成を示すオイルポンプ20付近の部分拡大断面図、図7は、オイルポンプ100の展開図、図8は、オイルポンプを含むガイド部材の概略上面図を各々示している。
これらの図面に示すように、オイルポンプ100は、アウターギヤ101の内側にインナーギヤ103を嵌め合わせ、これらギヤ101,103をポンプケース105内に回転自在に配置したトロコイド型ポンプである。前記ポンプケース105は、ギヤ101,103が回転自在に挿置できるロアケース107と、ロアケース107の上面を閉鎖するアッパープレート109とから成り、ガイド部材17の上面におけるクランク軸21の鉛直下方にボルト等の適当な固定手段を用いて固定されている。
また、図6及び図8に示すように、ロアケース107には、吸込通路111と吐出通路113とが形成されている。これらの吸込通路111と吐出通路113は、各々その吸入口111a及び吐出口113aがロアケース107の下面に開口しており、ガイド部材17には、吸込通路111の吸入口111aとオイルパン83に設けられた後述する吸込管115とを連通する吸込連通路17bと、前記吐出通路113の開口端と前記オイル通路81aとを連通させる吐出連通路17cとが各々形成されている。
上記したように構成されたオイルポンプ100は、筒状の位置決め部材117を備えている。この位置決め部材117は、上側部分117aより下側部分117bが縮径された段付き形状であり、その上側部分117aの内径は、クランク軸21の先端部分が挿入可能な大きさに寸法決めされ、その下側部分117bの内径は、駆動軸79が挿入可能な大きさに寸法決めされており、組立時に、上側部分117aがポンプケース105のアッパープレート109に、また、下側部分117bがポンプケース105のロアケース107に各々密閉的に、かつ、回転可能に支持される。また、位置決め部材117の下側部分117bの外周面には二面幅係止部117cが形成されており、インナーギヤ103に回転一体に挿入される。
上記した構成により、ポンプ組立時に、インナーギヤ103は、前記位置決め部材117によってポンプケース105に対してその径方向位置が固定され、インナーギヤ103とアウターギヤ109との偏心率が確実に確保できるようになる。
また、特に図7を参照すると分かるように、この位置決め部材117の下側部分117bの内面上部には軸線方向に伸びるスプライン係合部(雌)117dが形成されており、かつ、下側部分117bの内面下部にはOリング118を装着可能な環状溝117eが形成されている。前記Oリング118は、駆動軸79が位置決め部材117に装着された後に、位置決め部材117のスプライン係合部117d及び後述する駆動軸79のスプライン係合部(雄)79bに塗布されたグリス等の潤滑剤が下方に漏れるのを防止するシール部材として機能すると共に、駆動軸79の回転軸線と位置決め部材117の回転軸線とが、ずれないように位置決め部材117に対する駆動軸79の径方向位置を固定する駆動軸保持手段としても機能する。
【0016】
(クランク軸及び駆動軸の説明)
クランク軸21の先端部分には、駆動軸が挿入可能な連結孔21bが形成されており、この連結孔21bの内面には、軸線方向に伸びるスプライン係合部(雌)21cが形成されている。
駆動軸79には、クランク軸21の連結孔21bに形成されたスプライン係合部(雌)21cと係合可能な第1スプライン係合部(雄)79aと、位置決め部材117のスプライン係合部(雌)117dと係合可能な第2スプライン係合部(雄)79bが間隔を開けて別々に形成されている。
図7に示すように、駆動軸79における前記第1スプライン係合部79a及び第2スプライン係合部79bの軸線方向の長さA及びBは、各々対応するスプライン係合部(雌)21c及び117dの軸線方向の長さa及びbより短く形成され、組み立てた時に、第1スプライン係合部79aがクランク軸21のスプライン係合部21c内に完全に収まり、第2スプライン係合部79bが位置決め部材117のスプライン係合部117d内に完全に収まるようにされる(図9参照)。これにより、駆動軸79における各スプライン係合部79a及び79bにかかる負荷が均等になり、局所的に負荷が大きくなることが防止される。
また、駆動軸79における前記第1スプライン係合部79aと第2スプライン係合部79bとの間の部分及び第2スプライン係合部79bの下方部分には、少なくともスプライン係合部79a及び79bよりも細い細径部79c及び79dが形成されている(図7参照)。このように、各スプライン係合部79a及び79bに隣接して細径部79c及び79dを形成することにより、例えば、走行時にプロペラに藻が絡まる等して駆動軸79に外部から急激な制動力がかかり、駆動軸79に対して過剰な衝撃力が加えられた時に、前記細径部79c及び79dが捻られるようになる。本実施例におけるオイルポンプ構造では、駆動軸79に、二つの別々の部材(クランク軸21及び位置決め部材117)をスプライン係合しているため、駆動軸79に対して過剰な衝撃力が加わった時に、各スプライン係合部79a及び79bが捻られてしまうと、分解が困難になる可能性があるが、
上記したように各スプライン係合部79a及び79bに隣接して細径部79c及び79dを形成して、駆動軸79に対して過剰な衝撃力が加わった時にこれらの細径部79c及び79dが捻られるように構成することによりスプライン係合部79a及び79bが捻られることがなくなる。
上記したように、駆動軸79に対して過剰な衝撃力が加わり、細径部79c及び79dが捻られると、第1スプライン係合部79aと第2スプライン係合部79bとの位相がずれるが、前記したように各スプライン係合部79a及び79b自体が捻られているわけではないので、駆動軸79を回転させれば、簡単に駆動軸79をオイルポンプ100及びクランク軸21から取り外すことができるようになり、分解修理が容易にできるようになるという効果を奏する。
【0017】
(クランク軸、オイルポンプ及び駆動軸の組み立てについて)
次に、上記したように構成されたオイルポンプ100、エンジンのクランク軸21及び駆動軸79の組み立てについて説明する。
図10に示すように、始めに、オイルポンプ100をガイド部材17にボルト等の適当な固定手段で固定し、その後、駆動軸79を下方からオイルポンプ100の位置決め部材117に、その第2スプライン係合部79bが位置決め部材117のスプライン係合部117d内に完全に収まる位置まで挿入する。尚、この時、オイルポンプ100のインナーギヤ103は位置決め部材117によって、ポンプケース105に対してその径方向位置が固定されているので、駆動軸79を挿入した時に、駆動軸79の位置ずれ等により、インナーギヤ103の回転軸線がアウターギヤ109の回転軸線からずれた状態で固定されることはなく、インナーギヤ103とアウターギヤ109との偏心率が確実に確保でき、ポンプ性能を確実に確保することができる。
次に、図11に示すように、エンジンを上方から駆動軸79に向けて降ろし、エンジンのクランク軸21に形成された連結孔21bに駆動軸79の先端部を挿入させ、連結孔21bのスプライン係合部21cと駆動軸79の第1スプライン係合部79aを係合させる。
尚、この時、駆動軸79は、位置決め部材117に設けられたOリング118によって、その径方向位置が固定されているので、エンジンを装着した時に、エンジンの位置ずれ等により、駆動軸79が径方向に移動して、駆動軸79の回転軸線と位置決め部材117の回転軸線とがずれることがなく、その結果、位置決め部材117のスプライン係合部117dの各溝と、駆動軸79の第2スプライン係合部79bの各突起とが均等に係合するようになるので、使用中にスプライン係合部117d及び第2スプライン係合部79bの各溝及び各突起にかかる負荷に偏りがなくなり、係合部の耐久性を向上させることができる。また、上記したように、駆動軸79の各スプライン係合部79a及び79bは、その軸線方向長さA及びBがクランク軸21のスプライン係合部21c及び位置決め部材117のスプライン係合部117dの軸線方向長さa及びbより短くされているので、組み立て時に各スプライン係合部21c及び117d内に完全に収まり、スプライン係合していない部分が生じなくなり、局所的に負荷が増大することを防止できる。また、前記Oリング118は、シール部材としての機能も果たすので、オイルポンプ100のロアケース107に設けられたシール部材107aと共に二重シール構造となり、駆動軸79と位置決め部材117と連結部分に塗布されたグリス等に対する漏れ出し防止がより確実になるという効果も奏する。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造は、少なくとも底部がガイド部材で画定されたエンジン室を備えた船外機の前記エンジン室内に、クランク軸が上下方向となるようにエンジンを配置した船外機であって、ポンプケースの内部にインナーギヤとアウターギヤとを回転自在に設けてなるトロコイド式オイルポンプを前記エンジン用のオイルポンプとして、前記ガイド部材の上面におけるエンジンのクランク軸の鉛直下方位置に固定し、前記オイルポンプに、インナーギヤに回転一体に連結すると共に、ポンプケースに回転可能に支持される筒状の位置決め部材を設け、前記筒状の位置決め部材の内面に、駆動軸と係合させるためのスプライン係合部を形成し、クランク軸の先端部分に、前記駆動軸が挿入可能な連結孔を形成し、該連結孔の内面に、クランク軸の軸線方向に伸びるスプライン係合部を形成し、先端がクランク軸に連結され、下端がプロペラ等を備えた推進手段に連結される駆動軸に、前記クランク軸の連結孔に形成されたスプライン係合部と係合可能な第1スプライン係合部と、前記位置決め部材のスプライン係合部係合可能な第2スプライン係合部とを間隔を開けて別々に形成すると共に、前記駆動軸のスプライン係合部の軸線方向の長さを、位置決め部材のスプライン係合部の軸線方向の長さより短くして、組立時に駆動軸のスプライン係合部全体が、位置決め部材のスプライン係合部に係合するようにし、かつ、前記駆動軸における第1スプライン係合部と第2スプライン係合部との間の部分及び第2スプライン係合部の下方部分に、少なくとも第1及び第2スプライン係合部よりも細い細径部を形成しているので、位置決め部材によってポンプケースに対するインナーギヤの回転中心の径方向位置を固定することができ、オイルポンプのインナーギヤに駆動軸を連結する時に、駆動軸のずれ等によってインナーギヤの回転中心がずれて、インナーギヤの回転中心とアウターギヤの回転中心とがずれることがなくなり、インナーギヤとアウターギヤの偏心率が確実に確保できるようになり、ポンプ性能を最大限に生かすことができるという効果を奏すると共に、組立時に駆動軸のスプライン係合部全体が、位置決め部材のスプライン係合部に係合し、駆動軸のスプライン係合部に、スプライン係合していない部分がなくなり、その結果、スプライン係合部に局所的に負荷が増大する部分が生じることがなくなるという効果を奏する。
また請求項2に係るオイルポンプ構造によれば、前記筒状の位置決め部材の内面に、スプライン係合した後に駆動軸が位置決め部材に対して径方向に動くことを防止する駆動軸保持手段を設けているので、駆動保持手段によって係合した後の駆動軸が位置決め部材に対して径方向に動くことが防止されるので、最後にエンジンのクランク軸を駆動軸に連結する時に、エンジンの位置のずれ等によって、駆動軸が位置決め部材に対して径方向に動き、駆動軸と位置決め部材とのスプライン係合に偏りが生じることがなくなるという効果を奏する。
さらに、請求項3のオイルポンプ構造によれば、駆動軸保持手段がOリングで構成されているので、簡単に、また安価に上記した請求項2の効果を奏しするオイルポンプ構造を得ることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造を適用した船外機を右舷側から見た外観図である。
【図2】 図1の船外機1のハウジング内部における各部品の設置状態を示す右舷側から見た船外機1の上部の部分断面図である。
【図3】 船体の進行方向前方から見た船外機1の上部の部分断面図である。
【図4】 上方から見た船外機1の部分断面図である。
【図5】 エンジン20におけるオイル通路81、オイルポンプ100、及びオイルパン83の関係を示す概略断面図である。
【図6】 オイルポンプ100の構成を示すオイルポンプ20付近の部分拡大断面図である。
【図7】 オイルポンプ100の展開図である。
【図8】 オイルポンプ100を含んだガイド部材17の概略上面図である。
【図9】 駆動軸のスプライン係合部と、クランク軸及び位置決め部材のスプライン係合部との係合状態の詳細を示す図6の部分拡大図である。
【図10】 オイルポンプと駆動軸との組み立て行程の一部を示す図である。
【図11】 オイルポンプとクランク軸との組み立て行程の一部を示す図である。
【図12】 従来のオイルポンプ構造を示すオイルポンプ付近の部分拡大断面図である。
【図13】 (a)は、従来のオイルポンプ構造における駆動軸のスプライン係合部と、クランク軸及び位置決め部材のスプライン係合部との係合状態の詳細を示す図12の部分拡大図、(b)は(a)における円Pで囲まれた部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 船外機
3 トップカウリング
3a アッパーカウリング
3b ボトムカウリング
3c エアダクトカバー
5 アッパーケース
7 ロアケース
9 エンジン室
11 エプロン
13 プロペラ
15 推進手段
17 エキゾーストガイド部材
17a 排気通路
17b 吸込連通路
17c 吐出連通路
18 懸架ユニット支持部材
18a 弾性部材
19 懸架ユニット
19a 取付用棒状部材
19b 取付用棒状部材
20 エンジン
21 クランク軸
21a ジャーナル軸受部
21b 連結孔
21c スプライン係合部(雌)
23 カバー部材
25 ヘッドカバー
27 シリンダヘッド
29 シリンダブロック
31 クランクケース
33 吸気バルブ
35 排気バルブ
37 カム軸
39 カム軸
41 カムキャップ
43 カムプーリ
45 カムプーリ
47 クランク室
49 タイミングプーリ
51 フライホイール
53 タイミングベルト
55 アイドラー
57 サージタンク
59 吸気ポート
61 スロットル部
63 吸気通路
65 サージタンク
67 排気ポート
69 排気通路
71 プレッシャーバルブ
73 排水パイプ
75 水溜め部
77 駆動軸貫通室
79 駆動軸
79a 第1スプライン係合部(雄)
79b 第2スプライン係合部(雄)
79c 細径部
79d 細径部分
81 オイル通路
81a オイル導入路
81b メイン通路
81c 供給通路
82 フィルタ
83 オイルパン
83a 排気管挿通部
85 膨張室形成管
85a 排気出口
87 排気管
100 オイルポンプ
101 アウターギヤ
103 インナーギヤ
105 ポンプケース
107 ロアケース
109 アッパープレート
111 吸込通路
111a 吸込口
113 吐出通路
113a 吐出口
115 吸込管
115a 吸込口
115b 管部分
115c 取付部分
117 位置決め部材
117a 上側部分
117b 下側部分
117c 二面幅係止部
117d スプライン係合部(雌)
117e 環状溝
118 Oリング
(従来技術)
200 オイルポンプ
201 インナーギヤ
203 ガイド部材
205 位置決め部材
205a スプライン係合部(雌)
207 クランク軸
208 連結孔
208a スプライン係合部(雌)
209 駆動軸
209a スプライン係合部(雄)

Claims (3)

  1. 少なくとも底部がガイド部材で画定されたエンジン室を備えた船外機の前記エンジン室内に、クランク軸が上下方向となるようにエンジンを配置した船外機であって、
    ポンプケースの内部にインナーギヤとアウターギヤとを回転自在に設けてなるトロコイド式オイルポンプを前記エンジン用のオイルポンプとして、前記ガイド部材の上面におけるエンジンのクランク軸の鉛直下方位置に固定し、
    前記オイルポンプに、インナーギヤに回転一体に連結すると共に、ポンプケースに回転可能に支持される筒状の位置決め部材を設け、
    前記筒状の位置決め部材の内面に、駆動軸と係合させるためのスプライン係合部を形成し、
    クランク軸の先端部分に、前記駆動軸が挿入可能な連結孔を形成し、該連結孔の内面に、クランク軸の軸線方向に伸びるスプライン係合部を形成し、
    先端がクランク軸に連結され、下端がプロペラ等を備えた推進手段に連結される駆動軸に、
    前記クランク軸の連結孔に形成されたスプライン係合部と係合可能な第1スプライン係合部と、
    前記位置決め部材のスプライン係合部係合可能な第2スプライン係合部
    を間隔を開けて別々に形成すると共に、
    前記駆動軸のスプライン係合部の軸線方向の長さを、位置決め部材のスプライン係合部の軸線方向の長さより短くして、組立時に駆動軸のスプライン係合部全体が、位置決め部材のスプライン係合部に係合するようにし、かつ、
    前記駆動軸における第1スプライン係合部と第2スプライン係合部との間の部分及び第2スプライン係合部の下方部分に、少なくとも第1及び第2スプライン係合部よりも細い細径部を形成した
    ことを特徴とする船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造。
  2. 前記筒状の位置決め部材の内面に、スプライン係合した後に駆動軸が位置決め部材に対して径方向に動くことを防止する駆動軸保持手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造。
  3. 前記駆動軸保持手段がOリングから成る
    ことを特徴とする請求項2に記載の船外機におけるエンジン用オイルポンプ構造。
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