JP4062460B2 - スライスベース除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスライスベース除去装置に係り、特にウェーハが剥離されたスライスベースをワークプレートから除去するスライスベース除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤソーでインゴットを切断する場合、インゴットは、その切り終わり部分の欠損を防止するためにスライスベースを接着して切断している。
また、ワイヤソーにインゴットを装着する場合は、ワイヤソーに接着したスライスベースに更にマウンティングプレートを接着し、このマウンティングプレートをワイヤソーのワークテーブルに装着するようにしている。
【0003】
ところで、前記のごとくインゴットにスライスベースを接着してワイヤソーで切断すると、ウェーハは全てスライスベースに接着された状態で切り出される。このため、切断終了後は、スライスベースからウェーハを剥離して枚葉化する必要がある。
また、ワークプレートは繰り返して使用するものであるため、ウェーハを全て剥離した後は、スライスベースをワークプレートから取り除く必要がある。従来、このスライスベースを取り除く作業は、オペレータが手作業で行っていた。すなわち、ワークプレートに接着されているスライスベースを熱水中に浸漬させ、そのスライスベースを接着している接着剤を十分に熱軟化させたのち、スライスベースの側面部をハンマ等で打撃して取り除くようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、ワークプレートは熱水中に浸漬されて高温となっているため、オペレータが手作業でスライスベースを取り除くことは極めて危険なものであった。
また、ワークプレートは重量物であるため、オペレータが手作業でスライスベースを取り除くことは極めて重労働であった。
【0005】
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、ウェーハが剥離されたスライスベースをワークプレートから自動で除去することができるスライスベース除去装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、ウェーハが剥離されたスライスベースをワークプレートから除去するスライスベース除去装置において、熱水が貯留された熱水槽と、前記スライスベースが接着されたワークプレートを保持する保持手段と、前記保持手段を所定の受取位置から前記熱水槽内の所定のスライスベース除去位置に搬送する搬送手段と、前記熱水槽内に設けられ、前記スライスベース除去位置に搬送されたワークプレートに接着されているスライスベースの側部を押圧して、該スライスベースを前記ワークプレートから除去するスライスベース押圧手段と、からなることを特徴とする。
【0007】
本発明でスライスベースをワークプレートから除去する場合は、まず、受取位置に位置した保持手段にスライスベースが接着されたワークプレートを保持させる。次いで、搬送手段によってワークプレートを保持した保持手段をスライスベース除去位置に搬送する。このスライスベース除去位置は熱水槽内に設定されているため、ワークプレートに接着されたスライスベースは熱水中に浸漬され、この結果、ワークプレートとスライスベースを接着している接着剤が熱軟化する。接着剤が十分に熱軟化したところで、スライスベース押圧手段によってスライスベースの側部を押圧してワークプレートから除去する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るスライスベース除去装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係るスライスベース除去装置の第1の実施の形態の全体構成を示す側面図である。
【0009】
同図に示すように、前記スライスベース除去装置10は、ワークプレートWを保持するワークプレート保持ユニット12と、ワークプレートWからスライスベースSを除去するスライスベース除去ユニット14及びワークプレートWから除去されたスライスベースSを廃棄するスライスベース廃棄ユニット16から構成されている。
【0010】
まず、ワークプレート保持ユニット12の構成について説明する。図1に示すように、本体フレーム10Aの天井部には、水平にガイドレール18が敷設されている。このガイドレール18にはリニアガイド20を介してスライドテーブル22がスライド自在に支持されている。スライドテーブル22は図示しない駆動手段に駆動されてガイドレール18上を移動する。
【0011】
前記スライドテーブル22の下部には鉛直下向きに昇降用ベースフレーム24が立設されている。この昇降用ベースフレーム24には、図2及び図3に示すように、一対のガイドレール26、26が敷設されている。ガイドレール26、26にはリニアガイド28、28を介して昇降テーブル30がスライド自在に支持されており、該昇降テーブル30は図示しない駆動手段に駆動されてガイドレール26、26上を昇降移動する。
【0012】
図2〜図4に示すように、前記昇降テーブル30には支持プレート32が垂直に立設されており、該支持プレート32には一対の支持アーム34、34が水平に固着されている。この一対の支持アーム34、34の先端部には、それぞれ揺動フレーム36、36がピン38、38によって揺動自在に支持されている。
前記揺動フレーム36、36の先端両側には、それぞれバネ支持ピン42、42が植設されており、該バネ支持ピン42、42には圧縮バネ44、44の一方端が固定されている。この圧縮バネ44、44の他方端は、前記支持プレート32に植設されたバネ支持ピン46、46に固定されており、この結果、前記揺動フレーム36、36は時計回りの方向に付勢される。
【0013】
ここで、前記揺動フレーム36、36には、ストパー48、48が固着されており、該ストッパー48、48が前記支持アーム34、34に係合することによって揺動フレーム36、36の時計回り方向の回転が規制される。この結果、揺動フレーム36、36は、図4に示すように、無負荷の状態においては、常に垂直な状態を維持する。
【0014】
前記揺動フレーム36、36の下端部には、ワークプレートWを保持するワークプレート保持ハンド50が水平に固着されている。このワークプレート保持ハンド50はコ字状に形成されており、その両端部に張り出したアーム部50A、50Aには、ワークプレートWの両端部が嵌合する溝50a、50aが形成されている。ワークプレートWは、この溝50a、50aに両端部を嵌め込むことにより保持される。
【0015】
前記ワークプレート保持ハンド50の中央部には、押さえ部材52が固着されており、該押さえ部材52は、後述するスライスベースSの除去時又は廃棄時にワークプレートWの上端部に係合して、ワークプレートWが落下するのを防止する。
また、前記ワークプレート保持ハンド50の下部には、スライスベース受皿54が設けられており、該スライスベース受皿54は後述するスライスベースSの除去時に、ワークプレートWから除去されたスライスベースSを受け取る。このスライスベース受皿54は、矩形状に形成されたパンチングプレート54aをワークプレート保持ハンド50に固着された六本の支持金具54b、54b、…で支持して構成されている。
【0016】
前記のごとく構成されたワークプレート保持ユニット12は、スライドテーブル22をスライド移動させることにより、ワークプレート保持ハンド50が水平移動し、昇降テーブル30を昇降移動させることにより、ワークプレート保持ハンド50が昇降移動する。そして、揺動フレーム36、36を圧縮バネ44、44の付勢力に抗して傾斜させることにより、ワークプレート保持ハンド50が傾斜する。
【0017】
次に、スライスベース除去ユニット14の構成について説明する。図5及び図6に示すように、架台56上には熱水槽58が設置されており、該熱水槽58には熱水60が貯留されている。
熱水槽58の側面部には、支持プレート62が固定されており、該支持プレート62にはシリンダブラケット64固定されている。このシリンダブラケット64には押圧用シリンダ66が水平に支持されている。
【0018】
押圧用シリンダ66のロッド先端部にはジョイント用プレート68が水平に固着されており、該ジョイント用プレート68には所定の間隔をもって一対の押圧用ロッド70、70が水平に固着されている。この一対の押圧用ロッド70、70は、共に前記支持プレート62に配設された一対のブッシュ72、72に軸支されており、該ブッシュ72、72は前記熱水槽58の壁面部を貫通して設置されている。
【0019】
押圧用ロッド68、68の先端部には、更にスライスベース押圧部材74が固着されており、このスライスベース押圧部材74でスライスベースSの側面部を押圧することにより、スライスベースSをワークプレートから取り除く。このスライスベース押圧部材74は、ワークプレートWとスライスベースSとの接着部に力が集中するように先端の断面形状がテーパ状に形成されている(図5参照)。また、スライスベースSと点で接触して集中荷重を作用させるために、先端の平面形状がV字状に形成されている(図6参照)。
【0020】
前記のごとく構成されたスライスベース除去ユニット14は、押圧用シリンダ66を駆動してスライスベース押圧部材74をスライスベースSの側面部に押圧させてスライスベースSをワークプレートWから取り除く。
次に、スライスベース廃棄ユニット16の構成について説明する。図1に示すように、架台76上には、ワークプレートWから除去されたスライスベースSを廃棄するスライスベース廃棄箱78が設置されている。
【0021】
スライスベース廃棄箱78の上方位置には、ストッパーピン80が配設されており、該ストッパーピン80はブラケット82を介して本体フレーム10Aに固定されている。ストッパーピン80は、前記揺動フレーム36に固着されたレバー84と係合し、このレバー84がストッパーピン80に押されることにより、揺動フレーム36が圧縮バネ44の付勢力に抗して傾斜する。そして、この揺動フレーム36が傾斜することにより、スライスベース受皿54も連動して傾斜し、この結果、スライスベース受皿54に受け取られたスライスベースSがスライスベース受皿54から落下する。スライスベース受皿54から落下したスライスベースSは、そのままスライスベース廃棄箱78に廃棄される。
【0022】
次に、前記のごとく構成された第1の実施の形態のスライスベース除去装置10の作用について説明する。
初期状態において、ワークプレート保持ハンド50は受取位置、すなわち、図1に実線で示す位置に位置して待機している。オペレータは、この受取位置に位置したワークプレート保持ハンド50にスライスベースSが接着されたワークプレートWを保持させる。ワークプレート保持ハンド50にワークプレートWが保持されたところで装置が稼働される。
【0023】
まず、昇降テーブル30が図示しない駆動手段に駆動されて下降する。この昇降テーブル30は、ワークプレート保持ハンド50が所定のスライスベース除去位置に到達すると停止する。
前記スライスベース除去位置は、図5に示すように、熱水槽58内に設定されており、このスライスベース除去位置にワークプレート保持ハンド50が位置すると、ワークプレートWに接着されているスライスベースSが熱水60中に浸漬される。この結果、ワークプレートWとスライスベースSを接着している接着剤が熱軟化する。
【0024】
また、前記ワークプレート保持ハンド50がスライスベース除去位置に位置すると、スライスベースSとスライスベース押圧部材74が互いに対向するように位置する。
スライスベースSが熱水中に浸漬されてから所定時間(接着剤が熱軟化するのに十分な時間)経過すると、押圧用シリンダ66が駆動されてスライスベース押圧部材74がスライスベースSに向かって前進する。前進したスライスベース押圧部材74は、ワークプレートWに接着されたスライスベースSを押圧し、この結果、スライスベースSがワークプレートWから除去される。
【0025】
除去されたスライスベースSは自重で落下して、スライスベース受皿54に受け取られる。一方、スライスベースSを除去したスライスベース押圧部材74は、再び押圧用シリンダ66に駆動されることにより後退する。
前記スライスベース押圧部材74が後退すると、昇降テーブル30が図示しない駆動手段に駆動されて上昇する。昇降テーブル30は、ワークプレート保持ハンド50が、再び前記受取位置に到達すると停止する。
【0026】
ワークプレート保持ハンド50が受取位置に到達すると、次いで、スライドテーブル22が図示しない駆動手段に駆動されて水平移動する。このスライドテーブル22は、ワークプレート保持ハンド50が所定の廃棄開始位置(図1においてワークプレート保持ハンドを二点破線で示す位置(上側))に到達すると停止する。
【0027】
スライドテーブル22の停止後、再び昇降テーブル30が図示しない駆動手段に駆動されて下降し、この結果、ワークプレート保持ハンド50がスライスベース廃棄箱78に向かって下降する。
ここで、前記ワークプレート保持ハンド50がスライスベース廃棄箱78に向かって下降すると、ワークプレート保持ハンド50に備えられたレバー84が、本体フレーム10Aに固定されたストッパーピン80に当接する。
【0028】
ワークプレート保持ハンド50は、前記レバー84がストッパーピン80に当接した後も下降を続け、この結果、レバー84がストッパーピン80に押圧されて傾斜する。
ここで、前記レバー84は揺動フレーム36に固定されているので、このレバー84が傾斜することにより、揺動フレーム36も圧縮バネ44の付勢力に抗して傾斜する。そして、この揺動フレーム36が傾斜することによりスライスベース受皿54も傾斜し、この結果、スライスベース受皿54からスライスベースSが落下する。スライスベース受皿54から落下したスライスベースSは、そのままスライスベース廃棄箱78内に入り、これにより、スライスベースSの廃棄が終了する。
【0029】
昇降テーブル30は、ワークプレート保持ハンド50が所定の廃棄終了位置(図1においてワークプレート保持ハンドを二点破線の位置(下側))まで下降すると停止し、停止後、再び上昇する。そして、初期の受取位置に復帰する。オペレータは、この受取位置に復帰したワークプレート保持ハンド50からスライスベースSが除去されたワークプレートWを取り外し、次に処理するワークプレートWが有れば、それをセットし同様の操作でスライスベースSを取り除く。
【0030】
このように、第1の実施の形態のスライスベース除去装置10では、ウェーハが剥離されたスライスベースSを自動でワークプレートWから除去して廃棄することができる。したがって、オペレータがスライスベースSの除去作業を行う必要がなくなり処理効率が向上する。また、オペレータが危険にさらされることもなくなる。
【0031】
なお、本実施の形態では、ワークプレート保持ハンド50へのワークプレートWのセッティングは、オペレータが手作業で行っているが、本装置をウェーハ剥離枚葉装置(スライスベースからウェーハを剥離する装置)に組み込み、ウェーハの剥離後、搬送装置で自動的にワークプレートWをワークプレート保持ハンド50に搬送してセッティングするように構成してもよい。これにより、更に処理効率が向上する。
【0032】
次に、本発明に係るスライスベース除去装置の第2の実施の形態について説明する。
図7は、第2の実施の形態のスライスベース除去装置の要部の構成を示す側面断面図である。なお、上述した第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付している。
【0033】
同図に示すように、第2の実施の形態のスライスベース除去装置では、熱水槽58内にワークプレートWを洗浄するワークプレート洗浄ユニット90が設けられている。以下、このワークプレート洗浄ユニット90の構成について説明する。
熱水槽58内には、一対の支柱92A、92Bが垂直に立設されており、該支柱92A、92Bには、それぞれ上下一対の洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 が設けられている。この洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 は、ワークプレートWとほぼ同じ長さの噴射口94a1 、94a2 、94b1 、94b2 を有しており、該噴射口94a1 、94a2 、94b1 、94b2 から所定の洗浄位置に位置したワークプレートWに向けて高圧洗浄液を噴射する。
【0034】
また、前記熱水槽58には、熱水槽58内に貯留された熱水60及び前記洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 から噴射された洗浄液を廃棄するための排水口96を有しており、該排水口96は電磁弁98によって開閉自在に構成されている。
ワークプレート洗浄ユニット90は、以上のように構成される。
【0035】
次に、前記のごとく構成された第2の実施の形態のスライスベース除去装置の作用について説明する。
上述した第1の実施の形態において説明したように、ワークプレート保持ハンド50は、ワークプレートWから除去したスライスベースSをスライスベース廃棄箱78に廃棄すると、再び受取位置に復帰する。
【0036】
ここで、前記熱水槽58内に貯留された熱水60は、ワークプレート保持ハンド50がワークプレートWから除去したスライスベースSをスライスベース廃棄箱78に廃棄し、再び受取位置に復帰するまでの間に排水口96から排水されている。
受取位置に復帰したワークプレート保持ハンド50は、昇降テーブル30が図示しない駆動手段に駆動されて下降することにより、再び熱水槽58に向かって下降する。そして、昇降テーブル30は、図7に示すように、ワークプレート保持ハンド50が所定の洗浄位置に位置すると停止する。
【0037】
前記昇降テーブル30が停止すると、各洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 に連結された図示しない洗浄液供給手段が駆動され、各洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 からワークプレートWに向けて高圧洗浄液が噴射される。ワークプレートWは、この洗浄液噴射ノズル94A1 、94A2 、94B1 、94B2 から噴射された高圧洗浄液によって洗浄され、周囲に付着しているスラリ等が除去される。
【0038】
洗浄液の噴射開始から所定時間経過すると、洗浄液供給手段の駆動が停止され、次いで、昇降テーブル30が図示しない駆動手段に駆動されて上昇する。昇降テーブル30は、ワークプレート保持ハンド50が所定の受取位置に位置すると停止し、これにより、ワークプレートWの洗浄が終了する。オペレータは、受取位置に位置したワークプレート保持ハンド50からワークプレートWを取り外す。
【0039】
このように、第2の実施の形態のスライスベース除去装置によれば、ワークプレート洗浄ユニット90を備えることにより、スライスベースSが除去されたワークプレートWを別途オペレータが洗浄する必要がなくなるので、更に処理効率が向上する。
なお、本実施の形態では、スライスベース除去ユニット14とワークプレート洗浄ユニット90が一つの熱水槽58を併用することにより一体化されているが、スライスベース除去ユニット14とワークプレート洗浄ユニット90は、別々の槽を用いて個別に設置してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ウェーハが剥離されたスライスベースをワークプレートから自動的に除去、廃棄することができる。これにより、処理効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライスベース除去装置の第1の実施の形態の全体構成を示す側面図
【図2】ワークプレート保持ユニットの要部の構成を示す正面図
【図3】ワークプレート保持ユニットの要部の構成を示す平面図
【図4】ワークプレート保持ユニットの要部の構成を示す側面図
【図5】スライスベース除去ユニットの構成を示す側面断面図
【図6】スライスベース除去ユニットの構成を示す平面図
【図7】ワークプレート洗浄ユニットの構成を示す側面断面図
【符号の説明】
10…スライスベース除去装置
12…ワークプレート保持ユニット
14…スライスベース除去ユニット
16…スライスベース廃棄ユニット
36…揺動フレーム
50…ワークプレート保持ハンド
54…スライスベース受皿
58…熱水槽
60…熱水
66…押圧用シリンダ
74…スライスベース押圧部材
78…スライスベース廃棄箱
80…ストッパーピン
84…レバー
90…ワークプレート洗浄ユニット
94A1 、94A2 、94B1 、94B2 …洗浄液噴射ノズル
S…スライスベース
W…ワークプレート

Claims (3)

  1. ウェーハが剥離されたスライスベースをワークプレートから除去するスライスベース除去装置において、
    熱水が貯留された熱水槽と、
    前記スライスベースが接着されたワークプレートを保持する保持手段と、
    前記保持手段を所定の受取位置から前記熱水槽内の所定のスライスベース除去位置に搬送する搬送手段と、
    前記熱水槽内に設けられ、前記スライスベース除去位置に搬送されたワークプレートに接着されているスライスベースの側部を押圧して、該スライスベースを前記ワークプレートから除去するスライスベース押圧手段と、
    からなることを特徴とするスライスベース除去装置。
  2. 前記保持手段に設けられ、前記ワークプレートから除去されたスライスベースを受け取るスライスベース受け部材と、
    所定のスライスベース廃棄位置に設けられ、前記ワークプレートから除去されたスライスベースが廃棄されるスライスベース廃棄箱と、
    前記スライスベース受け部材を傾斜させることにより、該スライスベース受け部材に受けられたスライスベースを該スライスベース受け部材から落下させて、前記スライスベース廃棄箱に廃棄する廃棄手段と、
    を備え、前記スライスベースの除去後、前記搬送手段で前記保持手段を前記スライスベース廃棄位置に搬送し、該スライスベース廃棄位置で前記スライスベース受け部材に受け取られた前記スライスベースを前記廃棄手段によって前記スライスベース廃棄箱に廃棄することを特徴とする請求項1記載のスライスベース除去装置。
  3. 前記熱水槽内に設けられ、前記スライスベースが除去されたワークプレートに向けて洗浄液を噴射して洗浄する洗浄手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライスベース除去装置。
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