JP4062109B2 - プラズマディスプレイ装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイ装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大画面で薄型、軽量の表示装置として知られているプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体層を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された放電セルが設けられており、放電セルに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動形式にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、AC型で3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上にスキャン電極とサステイン電極とで対をなす表示電極を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極および隔壁と、隔壁間に形成された蛍光体層とを有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体層によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイ装置では、基板上に形成された表示電極とアドレス電極は、表示駆動とその制御を行うための電気回路にフレキシブルプリント配線板(以下FPCという)を用いて接続されており、そして表示電極またはアドレス電極を基板端部に引き出して形成した端子とFPCの配線パターンとは異方導電性部材を介して熱圧着することにより電気的導通をとるように接続され、さらにその接続部分に接着材を塗布することにより密着性や気密性を確保している(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−16502号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのようなプラズマディスプレイ装置において、FPCと基板との接続部分に接着材を作業性よく適切に塗布できるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置の製造方法は、複数の辺を有し、前記複数の辺のうち少なくとも2つの辺のそれぞれに複数の端子を形成したパネルと、前記複数の端子に接続される複数の配線板とを有し、前記複数の端子が形成された辺が、所定の間隔で前記配線板が配置された辺と、前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺とからなるプラズマディスプレイ装置の製造方法において、前記配線板の表面側および裏面側に接着材を塗布するとき、前記所定の間隔で前記配線板が配置された辺に接着材を塗布した後、前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺に接着材を塗布するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の製造方法について、図1〜図14を用いて説明する。
【0010】
まず、プラズマディスプレイ装置におけるプラズマディスプレイパネルの構造について図1を用いて説明する。図1に示すように、ガラス基板などの透明な前面板(第1基板)1上には、スキャン電極2とサステイン電極3とで対をなすストライプ状の表示電極が複数形成され、そしてその表示電極を覆うように誘電体層4が形成され、その誘電体層4上には保護層5が形成されている。
【0011】
また、前面板1に対向配置される背面板(第2基板)6上には、スキャン電極2およびサステイン電極3と交差するように、絶縁体層7で覆われた複数のストライプ状のアドレス電極8が形成されている。このアドレス電極8間の絶縁体層7上には、アドレス電極8と平行に複数の隔壁9が配置され、この隔壁9の側面および絶縁体層7の表面に蛍光体層10が設けられている。
【0012】
そして、スキャン電極2およびサステイン電極3とアドレス電極8とがほぼ直角に立体交差するように前面板1と背面板6とを微小な放電空間を挟んで対向配置するとともに、周囲を封止し、放電空間に例えばネオンとキセノンの混合ガスを放電ガスとして封入している。放電空間は、隔壁9によって複数の区画に仕切られており、区画毎に赤色、緑色および青色の蛍光体層10が順次配置されている。また、スキャン電極2およびサステイン電極3とアドレス電極8との交差部は放電セルを形成し、赤色、緑色および青色の蛍光体層10を有する隣接した3つの放電セルがカラー表示を行う1つの画素を構成する。
【0013】
このようなプラズマディスプレイパネルを用いれば、アドレス電極8とスキャン電極2との間で選択的に書き込みパルスを印加してアドレス放電を行った後、周期的な維持パルスをスキャン電極2とサステイン電極3との間に印加して維持放電を行うことで、所定の表示を行うことができる。
【0014】
図2に上記パネルを用いたプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。パネル11を収容する筐体は、前面枠12と金属製のバックカバー13とから構成されている。前面枠12の開口部には光学フィルターおよびパネル11の保護を兼ねたガラスなどからなる前面カバー14が配置されており、この前面カバー14には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。また、バックカバー13には、パネル11などで発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔13aが設けられている。
【0015】
パネル11は、アルミニウムなどからなるシャーシ部材15の前面に熱伝導シート16を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材15の後面側には、パネル11を表示駆動させるための複数の回路ブロック17が取り付けられている。熱伝導シート16は、パネル11で発生した熱をシャーシ部材15に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック17はパネル11の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、電気回路とパネル11の縁部に形成された電極引出部とは、シャーシ部材15の四辺の縁部を越えて延びる複数のFPC(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0016】
また、シャーシ部材15の後面には、回路ブロック17を取り付けたり、バックカバー13を固定するためのボス部15aがダイカストなどによる一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材15は、アルミニウム平板に固定ピンを固定することにより構成してもよい。
【0017】
図3はこのような構成のプラズマディスプレイ装置において、バックカバー13を外して内部の配置構造を示す平面図であり、図3においてスキャンドライバ回路ブロック18はパネル11のスキャン電極に所定の信号電圧を供給し、サステインドライバ回路ブロック19はパネル11のサステイン電極に所定の信号電圧を供給し、アドレスドライバ回路ブロック20はパネル11のアドレス電極に所定の信号電圧を供給するものである。そして、スキャンドライバ回路ブロック18、サステインドライバ回路ブロック19はシャーシ部材15の幅方向の両端部(左端部および右端部)にそれぞれ配置され、またアドレスドライバ回路ブロック20はシャーシ部材15の高さ方向の両端部(上端部および下端部)に配置されている。
【0018】
制御回路ブロック21は、テレビジョンチューナなどの外部機器に接続するための接続ケーブルが着脱可能に接続される入力端子部を備えた入力信号回路ブロック22から送られる映像信号に基づき、画像データをパネル11の画素数に応じた画像データ信号に変換してアドレスドライバ回路ブロック20に供給するとともに、放電制御タイミング信号を発生し、各々スキャンドライバ回路ブロック18およびサステインドライバ回路ブロック19に供給し、階調制御などの表示駆動制御を行うものであり、シャーシ部材15のほぼ中央部に配置されている。
【0019】
電源ブロック23は、前述した各回路ブロックに電圧を供給するものであり、制御回路ブロック21と同様、シャーシ部材15のほぼ中央部に配置され、電源ケーブル(図示せず)が装着されるコネクタ24を有する電源入力ブロック25を通して商用電源電圧が供給される。
【0020】
ブラケット26はスタンドポールに装着されるものであり、シャーシ部材15の高さ方向の下端部の位置に取り付けられている。据置用のスタンドに取り付けたスタンドポールの先端部をブラケット26の孔に挿入し、ビスなどによりスタンドポールをブラケット26に固定することによりスタンドが取り付けられ、これによりパネルを立てた状態で保持することとなる。
【0021】
FPC27(第1配線板)は、パネル11のスキャン電極2、サステイン電極3の電極引出部とスキャンドライバ回路ブロック18、サステインドライバ回路ブロック19のプリント配線板とを接続し、FPC28(第2配線板)はパネル11のアドレス電極8の電極引出部とアドレスドライバ回路ブロック20のプリント配線板とを接続するものであり、パネル11の外周部を通して、前面側より背面側に180度湾曲させて引き回して配置されている。
【0022】
図4はFPC27、28を取り付ける前のパネル11を示す平面図である。図4(a)はパネル11を背面側から見た図であり、図4(b)はパネル11を前面側から見た図である。パネル11の前面板1および背面板6はほぼ矩形状であり長辺と短辺を有している。図4(a)に示すように、前面板1の短辺である左右両端部には、水平方向に伸びて形成されたスキャン電極2またはサステイン電極3それぞれにつながる端子を所定の数だけ並べて形成することにより電極引出部29を設けている。この電極引出部29は複数のブロックに分かれて配置されており、各々の電極引出部29にFPC27が接続される。また図4(b)に示すように、背面板6の長辺である上下両端部には、垂直方向に伸びて形成されたアドレス電極8につながる端子を所定の数だけ並べて形成することにより電極引出部30を設けている。この電極引出部30は複数のブロックに分かれて配置されており、各々の電極引出部30にFPC28が接続される。ここで、上端部と下端部ともに電極引出部30が設けられているのは、アドレス電極8が背面板6の上下方向の中央部で切れている、すなわちアドレス電極8がパネル11の上半分の領域と下半分の領域とに分かれて形成されているためである。したがってこのパネル11は、上半分の領域と下半分の領域のそれぞれにおいてスキャン電極2をほぼ同じタイミングで順次スキャン動作を行うという、いわゆるデュアルスキャン方式のパネルである。
【0023】
図5はFPC27を前面板1に取り付けた部分の断面図であり、図示していないがFPC28を背面板6に取り付けた部分も同様な構造である。図5に示すように、FPC27は、ポリイミドなどの絶縁性と可とう性を備えた樹脂のベースフィルム31に、銅箔などからなる複数本の配線パターン32を形成し、両端の接続部のみを露出させてその他の配線パターン部分を同じくポリイミドなどの樹脂のカバーフィルム33で覆った構造であり、配線パターン32は異方導電性部材34を介して電極引出部29に設けた端子35に接続されている。異方導電性部材34は絶縁材料の中にニッケルなどの導電性粒子が分散されたものであり、そのままでは導電性を有しないが、前面板1とFPC27との間に介在させて熱圧着により異方導電性部材34を押しつぶすことにより、端子35と配線パターン32との間の導電性粒子が結合され、端子35と配線パターン32との間でのみ導通が得られるというものである。
【0024】
また、図5に示すようにFPC27の先端部と背面板6の端部との間に所定の領域36を設けてFPC27を固定している。この領域36の端子35および異方導電性部材34を覆うようにFPC27のベースフィルム31側に接着材37を塗布している。すなわち、FPC27の表面側に接着材37を塗布している。また、FPC27のカバーフィルム33側に異方導電性部材34を覆うように接着材37を塗布している。すなわち、FPC27の裏面側に接着材37を塗布している。
【0025】
図6はFPC27が接続された部分の平面図であり、接着材37を省略して示している。図6に示すように、各電極引出部29に設けた端子35は所定の間隔で形成されており、その間隔をaとする。また、各電極引出部29に取り付けたFPC27間は所定の間隔を有しており、その間隔をbとする。図示していないが同様に、各電極引出部30に設けた端子間の間隔をcとし、各電極引出部30に取り付けたFPC28間の間隔をdとする。なお、電極引出部29または電極引出部30をそれぞれ等間隔で配置してもよいし、不等間隔で配置していてもよい。不等間隔で配置した場合、FPC27間の間隔bおよびFPC28間の間隔dは一定値とはならず、ある範囲の値をとる。パネルの構造上、アドレス電極8につながる端子間の間隔cは、スキャン電極2およびサステイン電極3につながる端子間の間隔aよりも狭くなっていることが多い。また、背面板6の長辺に取り付けられたFPC28間の間隔dは、前面板1の短辺に取り付けられたFPC27間の間隔bに比べて狭くなっていることが多い。例えば42型パネルの一例では、端子間の間隔はa=300μm、c=160μmであり、FPC間の間隔はb=33〜34mm、d=15〜22mmである。
【0026】
次に、FPC27、FPC28をそれぞれ前面板1、背面板6の端子に接続する方法について図面を用いて説明する。
【0027】
まず始めにパネルの洗浄工程を行う。すなわち、図4に示したパネル11を水洗浄してパネル11に付着しているよごれや異物を除去した後、パネル11を乾燥させる。
【0028】
次にFPCの熱圧着工程を行う。すなわち、FPC27、28の配線パターン32と電極引出部29、30の端子35とを異方導電性部材34を挟んで接続するが、このとき、端子35の配置間隔が狭い方が異物などの影響を受けやすいため、端子間隔の狭い電極引出部30の方を先に熱圧着する。
【0029】
まず、前面板1に対して背面板6が下側に位置するようにパネル11をほぼ水平に配置し、UV(紫外線)洗浄により有機物を除去した後、図7に示すようにパネル11の辺38、39に設けた各電極引出部30の上に異方導電性部材34を配置する。続いて異方導電性部材34上にFPC28を配置し、電極引出部30の端子35とFPC28の配線パターン32との接続部を60℃程度に加熱することによりFPC28を仮固定(仮圧着)する。その後、端子35と配線パターン32との接続部を180℃程度に加熱して熱圧着する。以上により、図8に示すように、電極引出部30の端子35とFPC28の配線パターン32とが異方導電性部材34を挟んで接続される。
【0030】
続いて、パネル11を裏返してほぼ水平に配置し、パネル11の2つの辺40、41についても同様な方法でFPC27を熱圧着することにより、電極引出部29の端子35とFPC27の配線パターン32とが異方導電性部材34を挟んで接続される。
【0031】
こうして、図9に示すように、FPC27が前面板1の端子35に接続され、FPC28が背面板6の端子35に接続されて、FPC27、28の熱圧着工程が終了する。
【0032】
次に、接着材の形成工程を行う。すなわち、前面板1、背面板6に取り付けたFPC27、FPC28のベースフィルム31側およびカバーフィルム33側に接着材塗布用ノズルを用いてUV硬化型の接着材37を塗布し、硬化させる。
【0033】
前の工程であるFPCの熱圧着工程の終了時には、パネル11は背面板6に対して前面板1が下側に位置するようにほぼ水平に配置されているので、まずこの状態で、接着材を塗布する領域にUVを照射することにより、有機物を除去するとともに表面ぬれ性を向上させ接着材が密着しやすくかつ広がりやすくなるようにする。
【0034】
次に、パネル11の辺38、39(図9参照)に沿って接着材を吐出しながらノズルを移動させることにより、図10に示すようにFPC28の裏面側に接着材37を塗布する。接着材37をFPC28の裏面側に塗布する際、背面板6の端部に沿って直線的に塗布するとFPC28の間においては接着材37が垂れてしまうので、図10に示すようにFPC28の間では背面板6上に接着材37が塗布されるようにノズルの動きを制御する。ここで、背面板6上に塗布される接着材37は実質的には不要であるので、接着材37を背面板6上に塗布する際のノズルの移動速度をFPC28の裏面側に塗布する際に比べて大きく設定することにより、背面板6上に塗布される接着材37の量を減らすか、あるいは塗布されないようにしてもよい。
【0035】
続いて、パネル11の辺40、41に沿って接着材を吐出しながらノズルを直線的に移動させることにより、図11に示すようにFPC27の表面側に接着材37を塗布する。
【0036】
このように、背面板6に対して前面板1が下側に位置するようにパネル11をほぼ水平に配置した状態で、前述した所定の部分に接着材37を塗布する第1の接着材塗布工程を行った後、辺38〜41において塗布した接着材37をUV照射により硬化させる。
【0037】
次に第2の接着材塗布工程を行う。すなわち、パネル11を裏返してほぼ水平に配置した状態で、パネル11の辺38、39に沿ってノズルを直線的に移動させることにより、図11に示したものと同様にFPC28の表面側に接着材37を塗布する。続いて辺40、41に沿ってノズルを移動させることにより、図10に示したものと同様にFPC27の裏面側に接着材37を塗布する。このような第2の接着材塗布工程を行った後、辺38〜41において塗布した接着材37をUV照射により硬化させる。
【0038】
ここで、第1および第2の接着材塗布工程において接着材37を塗布する際、2つのノズルを用いて辺38、39に同時に接着材37を塗布してもよいし、1つのノズルを用いる場合は辺38、39について順次接着材37を塗布すればよい。辺40、41についても同様である。
【0039】
こうして、FPC27の配線パターン32とスキャン電極2あるいはサステイン電極3につながる端子35とが電気的に接続され、FPC28の配線パターン32とアドレス電極8につながる端子35とが電気的に接続されるとともに、接着材37によってFPC27、FPC28がそれぞれ前面板1、背面板6に固定される。以上で接着材の形成工程が終了する。
【0040】
ところで、FPC27、28はそれぞれ所定の間隔b、dをあけて配置されているため、接着材37を塗布してから硬化させるまでの時間が長くなると、接着材37が塗布された面からFPC27、28の反対側の面に回り込んだり接着材37が垂れるようになる。例えば、FPC27の表面側に接着材37を塗布して所定の時間が経つと、図12に示すように接着材37がFPC27の裏面側に回り込んで突部42が形成されることがある。この状態で接着材37を硬化させた後、FPC27の裏面側に接着材37を塗布すると、突部42があるために接着材37の流れが悪くなって空気を押し出すことができず、その結果、接着材37中に気泡が残ることになる。FPC27の裏面側に回り込む接着材37の量が多くなると垂れ落ちることもある。また、FPC27の裏面側に接着材37を塗布する際、FPC27の裏面側から表面側にかけてFPC27と前面板1との接続部分を確実に覆うことができるように十分な量の接着材37を塗布しているため、FPC27の裏面側に接着材37を塗布して所定の時間が経つと、FPC27の側面から接着材37が垂れ落ちて製造装置などに付着してしまい、垂れた接着材37の拭き取り作業が必要になることもある。このような接着材37が回り込んだり垂れたりする現象は、FPC間の間隔が狭い辺に比べてFPC間の間隔が広い辺において発生しやすく、FPC27間の間隔bがFPC28間の間隔dよりも広くなっている前述の42型パネルでは、FPC28間に比べてFPC27間において、接着材37の回り込みや垂れが明らかに発生しやすいことがわかった。
【0041】
そこで、本実施の形態においては、パネル11に接着材37を塗布する際、狭い方の間隔でFPC28が配置された辺38、39に接着材37を塗布した後、広い方の間隔でFPC27が配置された辺40、41に接着材37を塗布している。このため、辺38、39においてはFPC28間の間隔が狭いので接着材37の垂れや回り込みが発生しにくく、辺40、41においては接着材37を塗布してから硬化させるまでの時間が短いので、接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みが発生する前に接着材37を硬化させることができる。したがって、いずれの辺においても接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みの発生を抑制することができる。
【0042】
なお、1つのノズルで接着材37を塗布する際、例えば、辺40に配置されたFPC27間の間隔と辺41に配置されたFPC27間の間隔との差がわずかであり、接着材37の垂れや回り込みの発生しやすさが同程度である場合には、接着材37を塗布する順序は辺40と辺41でどちらが先になってもよい。辺38と辺39についても同様である。
【0043】
このように、FPCの表面側および裏面側に接着材を塗布するとき、FPC間の間隔が狭い辺に接着材を塗布した後、FPC間の間隔が広い辺に接着材を塗布することにより、接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みの発生を抑制することができる。
【0044】
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。前述した実施の形態ではデュアルスキャン方式のパネルについて説明したが、以下では全てのスキャン電極を順次スキャンする、いわゆるシングルスキャン方式のパネルの場合について説明する。
【0045】
図13はFPC27、28を取り付ける前のパネル11を示す平面図である。図13(a)はパネル11を背面側から見た図であり、図13(b)はパネル11を前面側から見た図である。パネル11の前面板1および背面板6はほぼ矩形状であり長辺と短辺を有している。図13(a)に示すように、前面板1の短辺である左右両端部には、水平方向に伸びて形成されたスキャン電極2またはサステイン電極3それぞれにつながる端子を所定の数だけ並べて形成することにより電極引出部29を設けている。この電極引出部29は複数のブロックに分かれて配置されており、各々の電極引出部29にFPC27が接続される。また図13(b)に示すように、背面板6の長辺の1つである下端部には、垂直方向に伸びて形成されたアドレス電極8につながる端子を所定の数だけ並べて形成することにより電極引出部30を設けている。この電極引出部30は複数のブロックに分かれて配置されており、各々の電極引出部30にFPC28が接続される。
【0046】
電極引出部29に設けた端子間の間隔a、電極引出部29に取り付けたFPC27間の間隔b、電極引出部30に設けた端子間の間隔cおよび電極引出部30に取り付けたFPC28間の間隔dはそれぞれ前述したものと同様であり、例えば42型パネルの一例では、端子間の間隔はa=300μm、c=160μmであり、FPC間の間隔はb=33〜34mm、d=15〜22mmである。
【0047】
次に、FPC27、FPC28をそれぞれ前面板1、背面板6に固定する方法について図面を用いて説明する。
【0048】
パネルの洗浄工程およびFPCの熱圧着工程については前述した方法と同様に行う。すなわち、パネル11を水洗浄して乾燥させた後、端子間隔の狭い電極引出部30にFPC28を熱圧着し、次に電極引出部29にFPC27を熱圧着する。こうして、図14に示すように、FPC27が前面板1の左右両端部に取り付けられて前面板1の端子35と接続され、FPC28が背面板6の下端部に取り付けられて背面板6の端子35と接続される。
【0049】
次に、接着材の形成工程を行う。すなわち、前面板1、背面板6に取り付けたFPC27、FPC28のベースフィルム31側およびカバーフィルム33側に接着材塗布用ノズルを用いてUV硬化型の接着材37を塗布し、硬化させる。
【0050】
前の工程であるFPCの熱圧着工程の終了時には、パネル11は背面板6に対して前面板1が下側に位置するようにほぼ水平に配置されているので、まずこの状態で、接着材を塗布する領域にUVを照射することにより、有機物を除去するとともに表面ぬれ性を向上させ接着材が密着しやすくかつ広がりやすくなるようにする。
【0051】
次に、パネル11の長辺である辺39(図14参照)に沿って接着材を吐出しながらノズルを移動させることにより、図10に示したようにFPC28の裏面側に接着材37を塗布する。続いて、パネル11の短辺である辺40、41に沿って接着材を吐出しながらノズルを直線的に移動させることにより、図11に示したようにFPC27の表面側に接着材37を塗布する。
【0052】
このように、背面板6に対して前面板1が下側に位置するようにパネル11をほぼ水平に配置した状態で、前述した所定の部分に接着材37を塗布する第1の接着材塗布工程を行った後、辺39〜41において塗布した接着材37をUV照射により硬化させる。
【0053】
次に第2の接着材塗布工程を行う。すなわち、パネル11を裏返してほぼ水平に配置した状態で、パネル11の長辺である辺39に沿ってノズルを直線的に移動させることにより、図11に示したものと同様にFPC28の表面側に接着材37を塗布する。続いてパネル11の短辺である辺40、41に沿ってノズルを移動させることにより、図10に示したものと同様にFPC27の裏面側に接着材37を塗布する。このような第2の接着材塗布工程を行った後、辺39〜41において塗布した接着材37をUV照射により硬化させる。
【0054】
ここで、第1および第2の接着材塗布工程で接着材37を塗布する際、2つのノズルを用いて辺40、41に同時に接着材37を塗布してもよいし、1つのノズルを用いる場合は辺40、41について順次接着材37を塗布すればよい。
【0055】
また、第1の接着材塗布工程で1つのノズルを用いて接着材を塗布する場合、図14において例えば、最初に辺39に沿ってノズルを右端から左端へ移動させることにより接着材37をFPC28の裏面側に塗布し、続いて辺40に沿ってノズルを下端から上端へ移動させることにより接着材37をFPC27の表面側に塗布し、次に辺38に沿ってノズルを左端から右端へ移動させた後、辺41に沿ってノズルを上端から下端へ移動させることにより接着材37をFPC27の表面側に塗布すればよい。このように、背面板6のFPC28を取り付けた辺39に最初に接着材37を塗布するとともに、パネル11の周囲を1周するように前面板1のFPC27を取り付けた辺40、41に接着材37を塗布することにより、ノズルの不要な動きを少なくすることができるので効率よく接着材37を塗布することができる。第2の接着材塗布工程で1つのノズルを用いて接着材を塗布する場合においても同様に、背面板6のFPC28を取り付けた辺39に最初に接着材37を塗布するとともに、パネル11の周囲を1周するように前面板1のFPC27を取り付けた辺40、41に接着材37を塗布することにより、ノズルの不要な動きを少なくすることができるので効率よく接着材37を塗布することができる。
【0056】
こうして、FPC27の配線パターン32とスキャン電極2あるいはサステイン電極3につながる端子35とが電気的に接続され、FPC28の配線パターン32とアドレス電極8につながる端子35とが電気的に接続されるとともに、接着材37によってFPC27、FPC28がそれぞれ前面板1、背面板6に固定される。以上で接着材の形成工程が終了する。
【0057】
この実施の形態においては、パネル11に接着材37を塗布する際、狭い方の間隔でFPC28が配置された辺39に接着材37を塗布した後、広い方の間隔でFPC27が配置された辺40、41に接着材37を塗布している。このため、辺39においてはFPC28間の間隔が狭いので、接着材37の垂れや回り込みが発生しにくく、辺40、41においては接着材37を塗布してから硬化させるまでの時間が短いので、接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みが発生する前に、接着材37を硬化させることができる。したがって、いずれの辺においても接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みの発生を抑制することができる。
【0058】
このように、FPCの表面側および裏面側に接着材を塗布するとき、FPC間の間隔が狭い辺に接着材を塗布した後、FPC間の間隔が広い辺に接着材を塗布することにより、接着材37の垂れや気泡発生の原因になるような接着材37の回り込みの発生を抑制することができる。また、1つのノズルを用いる場合、FPC間の間隔が狭い辺に最初に接着材を塗布するとともに、パネルの周囲を1周するように接着材を塗布することにより、ノズルの不要な動きを少なくすることができ、効率よく接着材を塗布することができる。
【0059】
なお、上記それぞれの実施の形態において使用する接着材37の材料としては、変性アクリレートを主成分とするアクリル系UV硬化型接着剤などを用いればよく、その粘度はパネル11の大きさやFPC間の間隔に応じて適宜調整すればよい。例えば、FPC27間の間隔b=33〜34mm、FPC28間の間隔d=15〜22mmである42型パネルにおいて、室温で16000〜24000cpの粘度を有するアクリル系UV硬化型接着剤を用いることにより、接着材の垂れや回り込みが発生することなく接着材を塗布して硬化させることができる。
【0060】
また、接着材37の材料としてシリコーン樹脂を用いてもよい。この場合、シリコーン樹脂を塗布した後、例えば50℃程度に加熱することによりシリコーン樹脂を硬化させればよい。室温硬化型シリコーン樹脂を使用する場合には、シリコーン樹脂を塗布した後、室温で放置して自然乾燥させるだけでよい。シリコーン樹脂の粘度は、パネル11の大きさやFPC間の間隔に応じて適宜調整すればよい。
【0061】
また、上記それぞれの実施の形態では、接着材37を塗布する際、背面板6に対して前面板1が下側になるようにパネル11をほぼ水平に配置した状態で接着材37を塗布した後、パネル11を裏返してほぼ水平に配置した状態で接着材37を塗布している。すなわち、第1の接着材塗布工程を実施した後で第2の接着材塗布工程を実施しているが、これはパネルを裏返す作業をなるべく行わないように、前の製造工程であるFPCの熱圧着工程の終了時におけるパネルの配置状態で接着材の形成工程に移ったからであり、第1および第2の接着材塗布工程の順序が逆の場合でも本発明を適用することができる。すなわち、先に第2の接着材塗布工程を実施し、その後で第1の接着材塗布工程を実施した場合でも同様の効果を得ることができる。
【0062】
また、上記実施の形態においては、パネルの3つの辺(2つの短辺と1つの長辺)または4つの辺(2つの短辺と2つの長辺)のそれぞれに複数の端子を形成した場合について説明したが、例えば、シングルスキャン方式またはデュアルスキャン方式のパネルであってスキャン電極とサステイン電極をともに同じ1つの短辺に引き出して端子を形成したパネルに対しても本発明を適用することができる。すなわち、複数の辺のうち少なくとも2つの辺のそれぞれに複数の端子を形成したパネルの場合に本発明を適用することができる。また、長辺および短辺を有し、長辺のうち少なくとも1つの辺および短辺のうち少なくとも1つの辺のそれぞれに複数の端子を形成したパネルの場合に本発明を適用することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるプラズマディスプレイ装置の製造方法によれば、FPCとパネルとの接続部分に接着材を作業性よく適切に塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置のパネルの概略構成を示す斜視図
【図2】同プラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す分解斜視図
【図3】同プラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す平面図
【図4】(a)、(b)はフレキシブルプリント配線板を取り付ける前の同プラズマディスプレイ装置のパネルの平面図
【図5】同パネルの前面板にフレキシブルプリント配線板を取り付けた部分の断面図
【図6】同パネルの前面板にフレキシブルプリント配線板を取り付けた部分の平面図
【図7】同パネルに設けた電極引出部の端子上に異方導電性部材を配置した状態を示す平面図
【図8】同パネルの背面板にフレキシブルプリント配線板を取り付けた状態を示す平面図
【図9】同パネルの前面板および背面板にフレキシブルプリント配線板を取り付けた状態を示す平面図
【図10】フレキシブルプリント配線板の裏面側に接着材を塗布した状態を示す平面図
【図11】フレキシブルプリント配線板の表面側に接着材を塗布した状態を示す平面図
【図12】塗布した接着材がフレキシブルプリント配線板の裏面側に回り込んで突部が形成された状態を示す斜視図
【図13】(a)、(b)はフレキシブルプリント配線板を取り付ける前における本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイ装置のパネルの平面図
【図14】同パネルの前面板および背面板にフレキシブルプリント配線板を取り付けた状態を示す平面図
【符号の説明】
1 前面板
6 背面板
11 パネル
27、28 フレキシブルプリント配線板(FPC)
35 端子
37 接着材
Claims (6)
- 複数の辺を有し、前記複数の辺のうち少なくとも2つの辺のそれぞれに複数の端子を形成したパネルと、前記複数の端子に接続される複数の配線板とを有し、前記複数の端子が形成された辺が、所定の間隔で前記配線板が配置された辺と、前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺とからなるプラズマディスプレイ装置の製造方法において、前記配線板の表面側および裏面側に接着材を塗布するとき、前記所定の間隔で前記配線板が配置された辺に接着材を塗布した後、前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺に接着材を塗布することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 対向配置した第1基板および第2基板のそれぞれに複数の端子を形成したパネルと、前記第1基板の端子に接続される複数の第1配線板と、前記第2基板の端子に接続される複数の第2配線板とを有し、前記第2配線板間の間隔が前記第1配線板間の間隔よりも狭くなるよう構成したプラズマディスプレイ装置の製造方法において、前記第2配線板の裏面側に接着材を塗布した後、前記第1配線板の表面側に接着材を塗布する第1の接着材塗布工程と、前記第2配線板の表面側に接着材を塗布した後、前記第1配線板の裏面側に接着材を塗布する第2の接着材塗布工程とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 第1の接着材塗布工程を行った後、第2の接着材塗布工程を行うことを特徴とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 複数の辺を有し、前記複数の辺のうち少なくとも2つの辺のそれぞれに複数の端子を形成したパネルと、前記複数の端子に接続される複数の配線板とを有し、前記複数の端子が形成された辺が、所定の間隔で前記配線板が配置された辺と、前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺とからなるプラズマディスプレイ装置の製造方法において、前記配線板の表面側および裏面側に接着材を塗布するとき、前記所定の間隔で前記配線板が配置された辺に最初に接着材を塗布するとともに、前記パネルの周囲を1周するように前記所定の間隔よりも広い間隔で前記配線板が配置された辺に接着材を塗布することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 対向配置した第1基板および第2基板のそれぞれに複数の端子を形成したパネルと、前記第1基板の端子に接続される複数の第1配線板と、前記第2基板の端子に接続される複数の第2配線板とを有し、前記第2配線板間の間隔が前記第1配線板間の間隔よりも狭くなるよう構成したプラズマディスプレイ装置の製造方法において、前記第2配線板の裏面側に最初に接着材を塗布するとともに、前記パネルの周囲を1周するように前記第1配線板の表面側に接着材を塗布する第1の接着材塗布工程と、前記第2配線板の表面側に最初に接着材を塗布するとともに、前記パネルの周囲を1周するように前記第1配線板の裏面側に接着材を塗布する第2の接着材塗布工程とを有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置の製造方法。
- 第1の接着材塗布工程を行った後、第2の接着材塗布工程を行うことを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプレイ装置の製造方法。
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