JP4061469B2 - 自動車のシステムアームレスト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は乗用車等の車両において、着座シートに取り付けられるアームレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗用車等の車両において、たとえば図7に示されるように、シートクッション2およびシートバック3からなる着座シート1にアームレスト100を備えたものが知られている。アームレスト100はヒンジ部101を介して、シートバック3の所定部位に回動可能に取り付けられる。この例では、図示のようにフタ体もしくはカバー102によって開閉される収納スペース103が形成され、収納スペース103を適宜物入れ等として利用し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、上述の例のような収納スペース103あるいはカップホルダ(図示せず)等が付設されてはいるものの、いずれの場合も単一機能を備えるに過ぎない。また、使い勝手としても使用する際の方向性等の制約があり、必ずしも利便性に優れたものではなかった。
【0004】
本発明は以上の点に鑑み、多機能性を有し、利便性に極めて優れた自動車のシステムアームレストを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車のシステムアームレストは、フロントシートのシートバックの側部に回動可能に取り付けられたアームレスト本体と、アームレスト本体内に回転軸を介して支持された複数の機能ユニットと、アームレスト本体に回動可能に基端側を支持された前蓋及び後蓋と、を備え、機能ユニットは、前蓋もしくは後蓋を開いて機能ユニットをアームレスト本体から展開し、前後に回動することで、フロントシート側及びリアシート側のいずれからも使用が可能であることを特徴とする。
【0006】
本発明の自動車のシステムアームレストにおいて、各機能ユニットは、好ましくは、前記回転支軸にまわりに回動するアームと、アーム先端に付設された機能部品とからなり、単独または複合的に使用し得る。
【0008】
また、本発明の自動車のシステムアームレストにおいて、機能部品として、好ましくは、グリップ、テーブル、傘立て兼用カップホルダおよびライトスタンドを含む。
【0009】
本発明によれば、アームレスト本体内に回転支軸に支持された複数の機能ユニットが格納される。実使用に際して、所望の機能ユニットをアームレスト本体から展開することで、その機能ユニットをシステム的に利用することができる。本システムアームレストは複数の機能ユニットを持つことで機能性に富み、それらの機能がユニット回転支軸のまわりに回動することで方向性の制約を受けずに前後方向からの使用が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、従来例と実質的に同一または対応する部材には同一符号を用いて、本発明による自動車のシステムアームレストの好適な実施の形態を説明する。
図1は、この実施形態におけるシステムアームレスト10の全体構成例を示している。システムアームレスト10はヒンジ部101を介してシートバック3の所定部位、例えば、シートバック3の側部に回動可能に取り付けられる。なお、着座シート1(フロントシートであってよい)はシートクッション2およびシートバック3からなり、シートバック3の側部に標準装備のアームレストを支持するためのヒンジ部101が備えられ、このヒンジ部101にシステムアームレスト10を後付けし得るようになっている。
【0011】
アームレスト本体11内に回転支軸12が設けられていて、この回転支軸12に回動自在に支持された複数の機能ユニット13,14,15および16がアームレスト本体11から展開可能に構成されている。各機能ユニットはアームレスト本体11に格納され、アームレスト本体11に取り付けられた前蓋17および後蓋18によって覆われるようになっている。
【0012】
図2は本発明の具体的構成例を示しており、アームレスト本体11は、両側に配置されたフレーム部材あるいはカバー部材19,20の間に前蓋17および後蓋18を挟むかたちで、中空匡体として構成される。なお、フレーム部材あるいはカバー部材19の外側には、アクリルカバー19aが被着されている。アームレスト本体11はボルト21によってヒンジ部101のボルト穴22(図4参照)に軸支され、ヒンジ部101のまわりに回動する際には係合部材23により回動角度が規制されるようになっている。なお、ボルト21の頭部にはキャップ27を被着するようにしてもよい。
【0013】
前蓋17および後蓋18は、それぞれ基端側がアームレスト本体11に回動可能に支持され、上端が相互に閉合するように構成されている。この場合、前蓋17および後蓋18の上端には鉄片17a,18aが設けられ、各鉄片17a,18aがアームレスト本体11に設けたマグネット24に吸着されることで前蓋17および後蓋18が閉合保持される。また、前蓋17の内側にはカードホルダ25が、後蓋18にはポケット26(図5(d)参照)が付設されている。
【0014】
各機能ユニット13,14,15および16は、図3に示すように、回転支軸12のまわりに回動するアーム13a,14a,15aおよび16aと、これらアーム先端に付設された機能部品13b,14b,15bおよび16bとからなり、単独または複合的に使用し得るようになっている。この実施形態では、機能部品13b,14b,15bおよび16bとして、グリップ、テーブル、傘立て兼用カップホルダおよびライトスタンドが描かれている。アーム13a,14a,15aおよび16aのそれぞれ基部には、回転支軸12に回転自在に嵌合するように形成された孔13c,14c,15cおよび16cが設けられる。なお、機能ユニット15は、伸縮可能なカップホルダリング15dを含む。
【0015】
上記構成において、実使用に際しては、図4に示すように、標準装備のアームレスト200を取り外し、ボルト21によってアームレスト本体11をシートバック3のヒンジ部101に軸支する。その際、アクリルカバー19aあるいはキャップ27が嵌め込まれる。これによりシステムアームレスト10がヒンジ部101を介して、シートバック3の所定部位に回動可能に取り付けられる。この場合、システムアームレスト10はその本来の機能であるアームレストとして使用することができるのは勿論である。
【0016】
図5(a)〜(d)および図6(a),(b)は、この実施形態におけるシステムアームレスト10の使用形態の例を示している。
図5(a)において、例えば、アームレスト本体11から機能ユニット13を展開することにより、後席用グリップが構成される。
図5(b)において、アームレスト本体11から機能ユニット14を展開することによりテーブルが構成される。この場合、アーム14aを前後に回動することで、フロントシート側あるいはリヤシート側にテーブルを配置構成し、前後いずれの方向からも使用可能である。
【0017】
図5(c)において、アームレスト本体11から機能ユニット15を展開することにより傘立て兼用カップホルダが構成される。この場合、機能ユニット15の傘立てとしての機能部品15bに傘300を挿入支持することができる。
なお、図5(d)に示すように、後蓋18のポケット26からカップホルダリング15dを取り出し、このカップホルダリング15dを引き伸ばして機能部品15bに装着することができる。このようにして、カップホルダリング15dにカップ400を保持することができる。
【0018】
図6(a)において、アームレスト本体11から機能ユニット16を展開することによりライトスタンドが構成される。この場合、アーム16aを前後に回動することで、フロントシート側あるいはリヤシート側いずれの方向からも使用可能である。
なお、図6(b)のように、前蓋17を開いてその内側のカードホルダ25を適宜使用することができる。
【0019】
上記のように、アームレスト本体11内に回転支軸12に支持された複数の機能ユニット13,14,15および16が格納され、所望の機能ユニットをアームレスト本体11から展開することで、その機能ユニットをシステム的に利用することができる。その場合、各機能ユニットは単独で使用してもよく、適宜の組合せで使用してもよい。このように複数の機能ユニット13,14,15および16を持つことで極めて機能性に富んだシステムアームレストとすることができる。そして、それらの機能ユニットが回転支軸12のまわりに回動することで方向性の制約を受けずに、フロントシート側あるいはリヤシート側からの使用を可能にし、使い勝手も極めて優れたものとなる。
【0020】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で適宜変更等が可能である。
たとえば機能部品13b,14b,15bおよび16bとしてグリップ、テーブル、傘立て兼用カップホルダおよびライトスタンドを含む例を説明したが、必要に応じてその他の機能部品を付加構成することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種のアームレストにおいて複数の機能ユニットを持つことで極めて機能性に富み、使用時に方向性の制約を受けずに使い勝手も極めて優れている。自動車のシステムアームレストは、このように多機能性を有し、利便性に極めて優れているとともに、不使用時にはコンパクトに格納可能であり、使い易く取扱性がよい等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるシステムアームレストの全体構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるシステムアームレストの具体的構成例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施形態における機能ユニットの構成例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるシステムアームレストの取付方法を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態におけるシステムアームレストの使用形態の例を示すそれぞれ斜視図である。
【図6】本発明の実施形態におけるシステムアームレストの使用形態の例を示すそれぞれ斜視図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
10 システムアームレスト
11 アームレスト本体
12 回転支軸
13,14,15,16 機能ユニット
17 前蓋
18 後蓋
21 ボルト
24 マグネット
25 カードホルダ
26 ポケット

Claims (3)

  1. フロントシートのシートバックの側部に回動可能に取り付けられたアームレスト本体と、
    前記アームレスト本体内に回転軸を介して支持された複数の機能ユニットと、
    前記アームレスト本体に回動可能に基端側を支持された前蓋及び後蓋と、を備え、
    前記機能ユニットは、前記前蓋もしくは前記後蓋を開いて前記機能ユニットを前記アームレスト本体から展開し、前後に回動することで、フロントシート側及びリアシート側のいずれからも使用が可能であることを特徴とする、自動車のシステムアームレスト。
  2. 前記複数の機能ユニットは、前記回転支軸のまわりに回動するアームと、アーム先端に付設された機能部品とからなり、単独または複合的に使用し得ることを特徴とする、請求項1記載の自動車のシステムアームレスト。
  3. 前記機能部品として、グリップ、テーブル、傘立て兼用カップホルダおよびライトスタンドを含むことを特徴とする、請求項に記載の自動車のシステムアームレスト。
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